弥生おばさんのガーデニングノート「花と緑の365日」

2020.10.16
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カテゴリ: 10月の誕生花
春に、新枝の新緑の葉のわきに、穂状に咲く雄花と雌花が咲き、翌年の秋に、椀型の殻斗(どんぐりの帽子)に半分包まれた丸みのある大きな実が褐色に熟します。

10月16日の誕生花は、ドングリの中でひときわ大きく立派な実、クヌギ(櫟、橡、椚、栩)。

花の名は、日本書紀の伝承説話からクニキ(国木)、実が食べられることから食之木(くのき)、栗の木に似ていることから栗似木(クリニキ)などが転訛したという説があります。

ドングリはブナ科のコナラ属、シイ属、マテバシイ属の果実の総称で、クヌギのドングリは大きくてほぼ球形で、殻斗の回りには細く尖って反り返った鱗片がたくさんついています。

花言葉「母なる木」は、多くの昆虫が樹液を吸いに集まり、実が多くの動物の食料になり、木材が炭や薪などに利用されていたことからきているのでしょう。

花言葉「穏やかさ」は、クヌギのドングリが大きくて丸みがあることからつけられたのでしょう。

春の植物園で、クヌギの雄花は穂状に垂れ下がるつぼみから花が咲くまで何度も見ていますが、新葉のわきに咲くという目立たない雌花は一度も見つけられませんでした。

夏には今年の小さな実と秋に熟すドングリの実が見られ、初秋に台風が通り過ぎたあとにクヌギの木を見上げると、緑色の実と茶色の実がついていました。

ブナ科コナラ属、耐寒性落葉高木、原産地:日本、アジア東北部~ヒマラヤ


クヌギ(櫟、橡、椚、栩)の誕生花:10月16日

ドングリ(団栗)の花言葉:永遠の愛、もてなし、愛は永遠に、勇敢。
ドングリ(団栗)の誕生花:10月16日

流通時期:苗木を秋~春に見かけます。
苗木の専門店 グリーンでGO! ​、​ 苗木部 by 花ひろばオンライン ​、​ charm 楽天市場店 ​、​ 花と緑 ​、​ トオヤマグリーン ​、​ 日本花卉ガーデンセンター annex ​、​ インターフェース市 季の香(きのか) ​さんにあります。
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Last updated  2020.10.16 10:30:05
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