山への情熱　音楽への愛

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2025年11月27日

村上春樹再読とフランスへのあこがれ

カテゴリ：本

11月26日木曜日。本日は仕事は休み。今日も天気が良かったので朝から洗濯・掃除・花のお届けなど家事を沢山頑張った。更に病院に行って膝のヒアルロン注射も打ってきた。
午後は図書館に出かけた。最近の私は山に行かない時は音楽と文学で至福の時を過ごすことが多い。
読書は視力の低下とともに遠ざかっていたが、最近、また読書の楽しみが復活した。
特に村上春樹を読み返している。初めて読んだのは村上春樹が華々しく文壇に登場してベストセラー作家になった頃である。その時も面白くて読むのを中断することができなかったが、再び読んでもそれだけは同じである。しかし若い日に読んだ時とは読み方・感じ方・観方が大きく異なっていると自覚している。
これまでに読んだ春樹作品は「ノルウェーの森」「１Q84」「海辺のカフカ」「ねじまき鳥クロニクル」などでこれから「羊をめぐる冒険」を読もうとしている。私も遅ればせながらハルキストの仲間入りしたかも。

何度読んでも彼の世界はあいまいで明瞭なものはあまりない。しかし現実と幻想が入り混じり、いつも音楽があり、極限ともいえる暴力や直接的な性描写などが総合されて村上ワールドが形成されているのでどういう訳が惹かれてしまって、止められないのだ。

そしてフランスに行ってルーブル美術館とオルセー美術館をゆったりと鑑賞し、エッフェル塔の彼方に沈む月や太陽を見たいという思いも湧き出てきてしまい、それにはまず学習とばかりガイドブックと殊勝なことにフランス語の本まで借りてきてしまった。