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11月23日日曜日。またしても早朝出発して東京駅発7時02分のひかりに乗って一路名古屋へ。名古屋からガイドの車で岐阜県美濃加茂市にある里山・高木山へ向かった。これが中々遠くて途中、犬山市を通過して更に田舎に入っていき、およそ2時間は要した。高木山はクライミング専門誌ロック&スノウで旧知の松原尚之ガイドによって紹介された「里山でアルパインクライミング」で最近知られるようになった地方の岩場である。彼のタイトルでは「より高くなく より困難でもない岩稜」高木山南稜とある。関東地方のマルチはあらかた経験してしまったので「知らない場所を訪ねてみたい、どこか遠くに行きたい」とばかりNガイドとともに初めて訪れたのだった。初日の今日はまず北尾根に昇る。草むらの中の駐車場から徒歩10分もかからない超便利な取り付きから開始。クライミングシューズは履くがチョーク不要という気楽なスタイルである。ほんと、岩のルートというよりほとんど岩稜なので斜度も低くスイスイと昇れてしまう。 手前 高木山南稜 奥 北尾根 眼下すぐに道路何の困難もなく昇れるのでグングン昇って先行者も追い抜いて快調に進んだ。小さなピークをいくつもいくつも超えて最後に終了点に到着した。標高400mにも満たないのだが山頂からの展望は抜群で穏やかな田園地帯の温かい風景が広がっていてとてもよかった。 そこからはせっかく来たのだから高木山をぐるりと一回りしようということになり、縦走路をたどった。落ち葉を踏み、オレンジ色の紅葉を見ながらのんびり歩いた。途中で愛宕神社もあり、そこが山頂のようだった。下山途中に770段の階段があり、驚いた。私たちは下りだからよいが、登ってくる皆さんは大変そうだった。下った地点がみのかも健康の森で紅葉が真っ赤で見事だった。 名物770段階段 みのかも健康の森 暑くてアンダー1枚になっている!!」こうして美濃加茂市の初日が穏やかに終わった。晴天でとても暖かく、無風、人も少なくて今回も恵まれた。
2025年11月23日
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11月22日土曜日。天気が良いので毎日遊んでいる。今日は娘に誘われて上野の国立西洋美術館に「印象派 室内をめぐる物語」展を観にいった。娘も美術が好きなのでこの秋は何度か一緒に上野に出かけられて嬉しい。オルセー美術館所蔵の作品で印象派の室内を描いた作品が中心となっている作品展だが、やはり観覧者が多く、ごった返す中を人と人との隙間から観なければならないような場面もあった。家族の肖像、読書、編み物、楽器演奏、園芸などとても身近な室内での行動を印象派の光と影を駆使して描いた親しみ深い作品が多かった。 会場の国立西洋美術館は文化遺産に指定されている。フランスのル・コルビュジェの建築作品で非常にシンプルで堅固かつ安定感のある建物である。この建物をみると大きな安堵感に包まれる。 国立西洋美術館上野公園は休日とあって多くの人で賑わっていた。サンタクロースも登場し、飲み物やシュニッツェルなどの食べ物やクリスマス用品の店が林立していてクリスマスマーケットのような雰囲気だった。数年前、ドイツのザルツブルグで観た本物のクリスマスマーケットの華麗で豪華な景色を思い出した。あの時は寒さに震えてホットワインを呑んだなあ。懐かしい思い出だ。 賑やかな上野公園
2025年11月22日
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11月21日金曜日。今日も青空が惜しみなく広がる素晴らしい天気に恵まれた。久しぶりの何もイベントのない平日。出勤して仕事をし、昨日のクライミングの疲れが筋肉に残っているのでカーブスには行かず、ゆったりと街を散歩して帰宅した。どこの道も紅葉がとても美しく見ごろになっている上、冬を告げる花や木も観られてとても心豊かに歩けた。 紅葉と落ち葉 晩秋の風景 ピラカンサス クロガネモチ サザンカ晩秋の紅葉と初冬の山茶花やクロガネモチが一緒に街を彩るのもあと数日だろう。今年秋の一番美しい時かもしれない。
2025年11月21日
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11月20日木曜日。安曇野アート旅に日数を費やしてきましたが、今日からはその日の出来事です。山梨県石和温泉から近くにある兜岩という小さな山の岩場でクライミングをした。どういう回り合わせか今回は受講者が私一人だったのでNインストラクターとマンツーマンで講習を受けられた。中央線沿線も石和温泉駅付近もどこも紅葉が見ごろで山全体がオレンジ色になって景色が明るく、天気もよくて青空がひろがり、最高に気持ちよい一日だった。兜岩の駐車場から急登30分ほどで岩場に到着。平日なのにかなりのクライマーが既に岩に取り付いていてコールが響いていた。 私は以前ここには数回来たことがあるが、今日の岩場は初めてだった。初めての人が昇るルートから開始した。岩は乾き、風は心地よい微風、辺り一面の紅葉で実に快適な一日になった。昇ったルートはげん直し5.10a 二度あることは三度ある5.9 薫風5.10a 青とブドウ色5.10a ヴァン君5.9 など。今日は数日後のマルチも考慮したのかあまり困難はルートは手を出さず、5.10a主体に5本昇って終わりにした。マンツーマンだったのでのんびりゆったり昇れて優雅なクライミング日和だった。 岩の終了点からはるかに輝く富士山 石和温泉駅のストリートピアノ
2025年11月20日
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11月19日水曜日。松本市立美術館をあとにして、連絡を取り合っていた友人のOさんと落ちあい、彼女のマンションにお邪魔した。Oさんとは数年前、厳冬期の北八ヶ岳縦走登山の時に同じ部屋になり、意気投合してしまった。私よりずっと若く、NTTでずっと仕事をしてきた有能な女性である。登山の話、親との関わりなど話が盛り上がった。ものすごく頭の回転が良い人で打てば響く展開で本当に楽しい一夜だった。その後もSNSでの交流が続いていたのだが、今年退職したのを機会にかねてよりの願いだった松本市への移住を果たしたのだった。案内されて新築マンションは松本市にしては珍しい15回建てで外観も目立つ造りだったし、内部の造りも機能的なうえ、独り暮らしには広すぎるほどだった。何より彼女が望んだ北アルプスの眺めが広々と広がる14階からの眺望が抜群で、丁度夕暮れ時にはるかかなたに乗鞍岳を観ながらオレンジ色の夕暮れの景色が見えて、最高だった。これを毎日観ているわけだから山好きにとっては最高の住居だ。お部屋を見せてもらいながら積もる話を沢山した。独り暮らしできままで自由を満喫してるけど、慣れてくるとちょっと寂しいとも語っていた。そりゃ、当然だろう。こんな広い部屋で女一人で暮らしていたらどんなにあちこち旅したり登山したりしたとしても夜になると寂しい気がする。誰が茶飲み友達ができるといいねと話してお別れしたのだった。 沢山ご馳走になりました。これで今回の安曇野アート一人旅は無事終了した。千葉からの日帰りで信州北部の三つの美術館を回り、友人にも再会してものすごく濃密な1日だった。松本発5時20分のアズサで帰路に着いた。
2025年11月19日
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11月18日火曜日。安曇野アート一人旅の続きです。碌山美術館を後にして穂高駅に戻った。駅前には双体道祖神があってとても微笑ましい。駅員さんがとても親切で切符をうまく買えるよう調べてくれた。松本駅で途中下車して松本市美術館まで松本市の中心街を歩いて行った。松本市美術館は市の美術館で常設展以外にもいくつか展示があったが、時間を考えて好きな草間彌生だけを観ることにした。 特別の入口から入ると彼女独特の世界が広がっていて、すぐ彌生ワールドに引き込まれた。水玉模様や精密に書き込まれた無限の反復も必ず出てくる。新しい巨大な作品もあって目を見張った。電飾なのだろうが、無限に光や水玉が四方八方見える限り広がっている。無限の光の拡大に圧倒された。どうやってこれを造るのだろう。一通り観た後は外の作品も観た。巨大なリューリップが曲がりくねって咲いている。赤い水玉模様は美術館壁面一面に飛び散り、自販機も水玉模様である。草間彌生さんは松本市出身だからこんな派手な模様にも違和感はない。いつもの人に会ったような気分で美術館を後にした。
2025年11月18日
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11月17日月曜日。安曇野アート一人旅の続き。碌山美術館のすぐ隣に穂高東中学校がある。ここは公立中学校なのだが私は若い時から大好きな学校なので、今回も立ち寄ってみた。数十年前、初めてこの学校を見た時は総木造建築で古色蒼然としてまるで白髪の仙人みたいな風格が漂っていて、ものすごく感銘を受けた。こんな学校作るなんてさすがは信州教育だと思ったりもした。10年後くらいに再び訪ねたら何と近代建築に変わっていた!!。仕方のないことだけど、時の流れを感じさせられた。 穂高東中学校正面 植栽と校舎 庭園の像ここの最大の特色は庭園が見事なことである。とても公立中学校とは思えないよく手入れされた庭園がある。その中に荻原守衛の「坑夫」の像などが配置され素晴らしいのだ。しかし私が必ずここを訪れるのは別の理由がある。庭園の中に尾崎喜八の詩「田舎のモーツアルト」のレリーフがあるからだ。これを見ないではいられない。 尾崎喜八 詩 「田舎のモーツアルト」 中学校の音楽室でピアノが鳴っている。 生徒たちは、男も女も 両手を膝に、目をすえて、 きらめくような、流れるような、 音の造形に聴き入っている。 外は秋晴れの安曇平。 青い常念と黄ばんだアカシア。 自然にも形成と傾聴のあるこの田舎で、 新任の若い女の先生が孜々として モーツアルトのみごとなロンドを弾いている。今回もこの詩を読んだ。若い時ほどではないが、やはり胸が熱くなった。
2025年11月17日
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11月16日日曜日。今日も晴天でさわやかな11月の陽射しに恵まれた。昨日は朝4時起きで帰宅したのは夜9時という激務だったので、今朝はのんびり8時頃に起きた。洗濯をし布団を干し、冬物の寝具カバーを出したりして家事に励んだ。昨日の続き。安曇野山岳美術館で歌子さんの原画をじっくり味わったあとはタクシーで穂高駅に戻り、近くの碌山美術館に足を運んだ。紅葉が赤オレンジに色づいてものすごく美しかった。何度も訪れているけどここまで彩り豊かなのは初めてで喜びに溢れた。荻原守衛の作品や生涯についての展示をゆったりと観て回った。 碌山美術館 青空に鐘と尖塔 美術館側面も美しい 荻原守衛 作 「女」 同 「坑夫」 同 「戸張孤雁像」とにかく色づいた紅葉に囲まれてどの展示室に行くのも楽しかった。資料室には昔の足踏み式オルガンが置かれていたので、こっそり弾いてみたらちゃんと音が出たので嬉しかった。 荻原守衛 作「労働者」像の横で 足踏み式オルガンいつもの数倍の喜びに満たされて穂高駅に戻り、道祖神を観て、大糸線に揺られて松本駅に出た。穂高駅の駅員さんがものすごく親切に切符の買い方をくれたので、松本駅で途中下車できたのだった。
2025年11月16日
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11月15日土曜日。絶好の晴天に恵まれたこの日、かねてからの計画通り長野県安曇野市にある安曇野山岳美術館に出かけた。友人でイラストレーターで登山ガイドの橋尾歌子さんが雑誌「山と渓谷」に連載していた「それゆけ避難小屋」の原画展が行われているのでそれを観るためである。あさイチのアズサ1号で新宿を出て松本に出、大糸線に乗り換えて穂高まで。この先は交通手段がないのでタクシーを奮発。15分ほどですぐに白壁のこじんまりした瀟洒な安曇野山岳美術館に到着した。 安曇野山岳美術館 橋尾歌子さん 展示室の壁いっぱいに歌子さんのイラスト原画が展示されていた。「山と渓谷」で観る時は雑誌がA4版なので小さいのだがこの原画はずっと大きくて緑や赤・オレンジの色がとても鮮やかで美しいので目を見張った。そして細かいところまでよく描き込まれている。40数点の原画が並んでいて壮観だった。じっくり目を凝らして見せてみらった。 展示室の外には可愛い椅子が置かれていて、落ち葉が降り落ちていてとても秋らしいテラスになっていた。コーヒーを注文してゆったりと美術館の雰囲気に浸った。スタッフの女性がとても親切で色々お世話になった。 この美術館は私設かつ山岳風景に特化した珍しい世界でも美術館である。素晴らしい作品と安曇野の美しい自然の中で過ごせて満足した。
2025年11月15日
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11月14日金曜日。今日も朝から青空が輝く気持ちよい日に恵まれた。このところ、心を入れ替えて朝の出勤はwalkingで職場まで行き、帰りはまずカーブスまで10分ほど歩いてカーブスで軽い筋トレ、その後は再び歩いて帰宅すると言う超健康的生活を送っている。数年前の今日あたりは丁度オーストリアのウイーンに演奏旅行のため渡欧していた。懐かしい写真が出てきたのでアップしますね。まず自分が若いのに驚いた。数年前はこんなに若かったんだ!!。老化は加速するとは聞くがその通りになっていてがっくりきた。 憧れのクリムトの「接吻」を生で観て感激 美術史博物館にて 中央公園のモーツアルト像 金色に輝くシェーンブルン宮殿 ヨハン・シュトラウスの像ウイーンの11月初めはものすごく寒くて、この写真でも登山用のダウンを着ている。とにかく寒かった印象が強い。シューベルトの傑作歌曲に「冬の旅」がある。私はこの冬を日本の冬の感覚でとらえていたが、実際に体験したウイーンの冬は日本とはくらべものにならない寒さだった。それでやっとシューベルトの「冬の旅」のもつ真の冬を知った。ウイーンの冬の寒さの中で旅するのは相当辛い。やはりその地に赴かないと本当のことはわからないと実感したのだった。
2025年11月14日
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11月13日木曜日。昨日、銀座1丁目に行った帰り、新宿御苑に回って菊花壇展と紅葉を見てきた。菊花壇はここの公園独特のもので、皇室とゆかりがあるため、大層格調高いのが特徴である。毎年観てるが、今年は少し規模が小さいような気がした。 いつものように外国人が多く、入園者の半数は外国からの皆さんだったような気がする。でも平日なので激混みというほどでもなく、のんびり寛いで菊の花を観賞し、園内の紅葉も楽しめた。高齢者なので入園料は250円。東京都は福祉政策などとにかく素晴らしくて、貧乏自治体に暮らす身としては羨ましい。菊の花を一通り観て回ったあとは日本庭園に行って紅葉を観た。至るところに巨木があるのだが、ユリの木の巨木の紅葉が圧倒的だった。都心の近代的ビルと和風庭園の対比もとても素敵だった。 金を売却すると言う緊張感から解放されて、一人こころゆくまで晩秋の新宿御苑を楽しんだ。
2025年11月13日
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11月12日水曜日。今日は少し緊張する事務処理をした。最近、金の値段が高騰している。そのことは知ってはいたが、貧乏人なのに経済にうとくて無頓着だから真剣に考えていなかった。でも最近、自分も金を所有していることを思い出した。30数年前に買って銀行の貸金庫にそのまましまい込んでいたのだ。何グラム買ったのかも忘却の彼方に飛んでしまっている。経済に詳しい知り会いに「今が売り時だ」と言われ、もう残りの人生も限られてきたから確かにそうかもしれないと思い、決断した。東京銀座の田中貴金属の場所と交通手段を調べ、金、マイナカード、振り込みのための口座を準備して出発した。銀座1丁目なんてお江戸の真ん中に行くことなどまずないので、ちょっと緊張したものの何とか田中貴金属にたどり着いた。 銀座1丁目の景色 田中貴金属1階 待合室店は工事中で外観はわからなかったが、入口には守衛さんが立っている。調べておいた通り、受付をして番号をもらい、待合室で待つ。かなりの人数の人が待っていた。1時間ほど待って自分の番になり、個室に入って金を売却した。丁寧な対応をして下さったので何も心配はなかった。すずめの涙ほどの金を売却して終活が一歩進んだ。
2025年11月12日
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11月11日火曜日。最近、音楽に深くはまっている。もともと音楽は自分自身の半分を占めているような人生を送ってきている訳だから大好きなのだが、この15年ほどは登山に熱中して登山の次の座を余儀なくしていたような感もある。でも最近は再び音楽至上主義になってきた。きっかけは娘がアンカーのイヤホンをプレゼントしてくれたことにある。このワイヤレスイヤホンの音質がものすごく良いので、瞬く間に再び音楽を聴く喜びを取り戻した。通勤やwalkingなどで歩く時、電車に乗って移動する時は必ずこのイヤホンを耳につけ、FM放送の聞き逃し配信で好きな番組を聴いている。穏やかな景色を観ながら好きな音楽を素晴らしい音質で聴きながら歩く、もう最高で至福感に包まれて、人生の幸福感に浸ってしまう。こんな小さなことで人生が幸福に感じられるなんてシンプルすぎるが素晴らしい。今日もベートーベンの交響曲第七番の第二楽章から終わりまでを聴いた。朝比奈隆さん92歳の時の演奏で傑作だ。これを私の葬儀の音楽にしようと真面目に考えている。
2025年11月11日
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11月10日月曜日。今日は職場の行事の都合で出勤が朝8時になった。そのため終了も早く13時半には退勤できた。その足でKカメラに行って、年賀状を注文してきた。この2年ほど前から年賀状を注文して作るようになっている。それまでは自分でデザインし自分で印刷していたので、ものすごく手間がかかった。そんなに苦労するほど手間のかかった年賀状を作らねばよいのに、どうしてもあちこち昇った岩や山の写真を取り込むため、手間暇を要したのだ。3年ほどまえ年末が多忙で年賀状作りがメチャクチャストレスになったので、思い切ってKカメラに見にいった。そしたら何てことはない、テンプレートが用意されていて、自分は好きな写真をえらべばよいだけだった。その残PCの前でどの写真にしようかとあれこれ散々考え、悩んでも90分ほどあればできる。ただ多額の費用がかかる。せっかくの山岳写真なので枚数も4枚くらいは挿入し、外部発注の高画質の印刷にするとけっこうな値段になるうえ、昨今はハガキ代そのものが高い。同世代からは「年賀状仕舞い」の年賀状も多くきている。しかしだ。私が登山できるのはあと数年だろう。だからできる間はその雄姿を写真に残して年賀状を出すべきではないか。と、考えて結局その後からはKカメラの印刷で年賀状を作成している。今年も割引の効く早期にでかけて作成・発注してきた。完成が早いのでゆっくり年末を過ごせるのが一番嬉しい。
2025年11月10日
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11月9日日曜日。朝から雨が降ってとても寒い。すっかりやる気をくじかれてしまい、家の中でウジウジ過ごしていたが、一日雨だとしたらこの休日の過ごし方はあまりにももったいないと思い、先日公開されたばかりの話題作「盤上の向日葵」を観にシネプレックス幕張まで出かけた。雨のせいか観客はものすごく少なかった。この映画については「国宝のあとに観る映画はこれだ」というキャッチコピーにつられて内容は全く知らないままに、渡辺謙が出演してることに信頼を置いて観にきたという程度だった。映画はとても濃密で通常では経験できないような将棋の世界の話だった。タイトルが「盤上の向日葵」だから将棋の盤上で将棋と人間の運命を巡る話がミステリー仕立てで進み、とても面白かった。山中で白骨死体が発見され、手がかりは遺体とともにみつかった希少な将棋の駒。その駒の持ち主である天才棋士と賭け将棋の裏社会に生きた男の生きざまと過去が刑事の捜査と並行してえがかれている。悲惨すぎる生い立ちの主人公だったが彼を育てた温かい校長先生夫婦というほっとする設定もあった。なるべくしてなった結末にはいいようのない感動に胸を揺すられた。天才棋士を演ずる坂口健太郎がきれいごとではない世界を熱演し、渡辺謙はやはりすごいとしか言いようがない。裏社会に生きるの賭け将棋の天才の迫力を全身から感じさせた。 天才的な棋士二人の男と男の将棋に取り付かれた生き方と二人の緊迫した演技に圧倒された。この他の配役では校長先生役の小日向文世や妻の木村多江はとても温かい人間味を感じさせたし、恋人役の土屋太鳳、刑事役の佐々木蔵之介と高杉真宙も良かった。ただ「国宝」のあとに観る映画かと問われればそれはどうだろう。そうかもしれないし、そうでないかもしれないな。
2025年11月09日
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11月8日土曜日。木・金と2日間のクライミングで筋肉が張っているがそれほど疲労困憊している訳でもない。ここは積極的休養しなくちゃと思ってウォーキングに出かけた。途中に通った公園で派手に音楽を流して人が集まっているので、私もなんだろうと寄ってみたら、この町内会の防災フェアだった。お揃いの服装を着た皆さんや町内会の役員のような皆さんがイベントの担当部署について仕事をしている。そのうち、市長さんの挨拶もあった。 会場を歩いてみると子供向けのボールすくいや焼き鳥、焼きそば、綿あめなども屋台を出していてちょっとしたお祭りだ。婦人会みたいな皆さんによる芋煮汁の無料ふるまいがあったので、遠慮なくご馳走になった。里芋にごぼうや油揚げなど具沢山で美味しかった。 芋煮汁と賑わう会場感謝してその場から離れ、藤崎方面にwalkingした。
2025年11月08日
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またしても楽天ブログが全く接続できなくなってしまい、アップできませんでした。やっとつながったので大巾遅れたけど、アップします。11月7日金曜日。小川山2日目。今日は水晶スラブで昇った。美しい紅葉の森を昇って水晶スラブに着く手前の岩でまず肩慣らしした。所が肩慣らしというからには易しいと思っていたがとんでもない、のっぺりしたスラブでけっこう苦労させられた。そのルート名も「象の牙」と「象の鼻」 青空に白い岩肌が映える小川山 「象の牙」をリードするNガイド 「象の鼻」を昇る私 次に水晶スラブまで昇り、お上手な方は「やじろべえ」5.11bにチャレンジ、このルートはハングしてる上、リーチがないと困難なので低身長の私には無理すぎる。一目みてファイトが湧かなかったのでそれはパス。身の丈にあったツイストから開始。すべてのルートがドスラブなのでスラブ昇りに足と手を慣らすのに多少に時間がかかったが、そのうち思い出して昇れた。皆さんが「やじろべえ」で苦労してる間に私「あばたもえくぼ」と「無名ルート」を昇った。「あばたもえくぼ」は二重ダイクみたいなところが核心で今まで一度としてうまく昇れたことがなかったのに、今日はどういう訳か一度も滑らずクリアできてしまった。Nガイドに誉められて気を良くした。例えお世辞でもけなされるよりは心地よい。 ツイスト やじろべえを昇るMさん 無名ルート最高のコンディションに恵まれた今年最後の小川山クライミングが無事終了した。 終了点から俯瞰する錦秋の小川山
2025年11月07日
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楽天ブログの接続がとても悪くて使えなかったのですが、やっと接続できたので続けますね。11月6日木曜日。今日から二日間で小川山にクライミングに出かけた。参加者は0さん、Mさん、IさんにSさん、お上手な方ばかりの中にあまり昇れない私が混入している。小川山は今、まさに錦秋の時、紅葉が美しく、心が潤う感じだった。この美しい紅葉の景色を観れただけでも有難かった。 2日ともスラブが主体で初日の今日はまずソラマメスラブへ。いつもの「生木が倒れたよ」でアップし、定番の「スラブの逆襲」へと進む。他の皆さんは「甘食」も昇ってたが私は機会がなくてパス。経験も身長も異なる中で皆さん、それぞれの方法で「スラブの逆襲」を攻略してとても参考になった。私と言えばどういう訳かこれまで昇れなかったダイクまで苦しまないで上がってしまっていて、我ながら不思議な気がした。「あれっ、ひょっとしたら私、上達したのかも」と錯覚しそうだった。だってこれまで何度やってもどうしても上げれなかった所まで昇っていたのだから。 0さん次は少し移動して屋根岩2峰セレクションへ。顕著な割れ目が特徴のクラックがある。何だか昔、観たような気がすると思ったら「セレクション」の第一ピッチだ。Sガイドと昇った記憶がある。Nガイドが月末にマルチに出る私のために特別に練習させてくれた。クラックそのものは特別難しいものではなく、終了点から望む小川山の紅葉の絶景が最高に素晴らしかった。 セレクション他の皆さんはその上にある「PTA」という5.11bのルートを攻略していた。私はこのルートを観たのも触るのも全く初めてで珍しかった。5.11というグレードなんかできる筈はないのだが、経験することがチャンスと思う私は体験させてもらった。皆さんが手こずる通り、難しかった。でもいい勉強になた。 PTAを昇るOさん一日快適な天気で紅葉の中、気持ちよくクライミングできた。その後は再び韮崎まで戻って、今夜の宿・いせやさんに泊まった。
2025年11月06日
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11月5日水曜日。今日は雨は降らなかったがイマイチすっきりと晴れない日だった。定刻に出勤し、自宅のアメジストセージを大量に持参して、皆さんに自由に使ってもらえるよう配置した。連休明けだけどclientは一人もいなくてカウンセラー室は静かだった。エアコンを暖房にして室温を適正にし、自分の部屋にもアメジストセージを生けた。帰宅後はジムに行く気にもなれなかったので、いつもの道をのんびり歩いた。ホトトギスの花があちこちでとても美しく咲いていた。花そのものはホトトギスの胸毛に似ているからホトトギスと名前が付けられたと言われる位だから地味な色あいなのだが、それが集まると落ち着いた華やかさがあって私はとても好きだ。 ホトトギスの花また初夏に真っ白い花を咲かせてくれたヤマボウシに可愛い赤い実がなっていた。こちらも大好きだ。 ヤマボウシの実家の外にはいろんな発見があって気持ちを潤してくれる。
2025年11月05日
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昨日11月3日文化の日に成田山新勝寺に出かけて雅楽演奏会で感銘を受けたことは昨日報告した。雅楽と舞楽で刺激と興奮を受けたあとは、光輪閣の外に出て、成田山の境内を歩いた。祝日で沢山の人がお参りに来ていたが、アジア系外国人の皆さんが圧倒的に多く、その勢いに押されそうな気分だった。でも気を取り直して好きな寺院を観て回った。三重塔は相変わらず美しく、今日は青空をバックに一段と整った姿を見せてくれた。一日中でも観ていたいような壮麗な建築物だ。 成田山山門に下がる大きな提灯 三重塔 不動様の持ち物の刀次は平和大塔だ。こちらは外からの姿より下から見上げて朱塗りの柱の見事さにいつも驚嘆している。 平和大塔の朱塗りの柱最後は菊花展を観て歩いた。でもまだ最盛期でないのか既に終わってしまったのか鉢数も少なくイマイチだった。 厚物 細物 懸崖菊でもいつも思うことだが成田山は巨大な経済力を持っている。全国の信者からのお布施が莫大なのだろう。そもそも拝観料も不要だし、昨日の舞楽演奏会だって無料、菊花展も無料である。都内に出てこの内容のものを観るとけっこうな拝観料やコンサート代が必要だと思うけど、成田山は無料だ。すごい。莫大なお布施で経営できてるので庶民からチマチマ拝観料など取る必要がないということだ。こんな寺院が近くにあって実に有難い。
2025年11月04日
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11月3日月曜日。文化の日。天気が良さそうなのでハイキングに行くつもりで支度していたところ、前夜になって不安定な天気になるとの急遽予報変更になってしまったので中止した。その代わりに成田山雅楽演奏会に出かけた。これが大当たりでものすごく感激し、刺激も受けた。会場は成田山の光輪閣という大きな建物の4階の大広間だった。ここに入るのは初めてだった。とても立派で豪華な建物だった。入口から既に見事な絵画が掛けられている。成田山は実に美術品の宝の山である。 鳥居清光 画 成田三代混雑すると思って1時間前に会場に着き、前から2列目に席を確保した。丁度13時から開演となり、まず雅楽の演奏があった。 管弦 ひちりきやしょうなどの雅楽独特の楽器が会場に響いて何とも非日常の世界が広がった。すごく雅やかで別世界だった。賀殿急(かでんのきゅう)と武徳楽(ぶとくらく)の2曲が演奏された。休憩の後、舞楽「陵王」左方舞が披露された。舞楽には左方と右方の二種類があり、左方舞はオレンジ色系の装束、右方の舞は緑色系の装束を着けて舞うとこの程度の知識はあったのだが、実際に生で舞楽を観るのは初めてだったのですごく楽しみだった。雅楽の皆さんはずーと後の席に移動し、緑の床の上にオレンジ色の鮮やかで装飾が美しい装束をまとい、顔にはお面をつけた人が登場し、美しい舞を舞った。何と言えばいいのか、能とも歌舞伎とも異なる様式に思われた。装束が韓国を思わせる大陸系なので日本の伝統の能より更に古いのだと予想した。 これまで全く観たことのない舞に興奮し、刺激されて一生懸命見入った。素晴らしかった。良いものを見せてもらった。こんな貴重な芸術を拝観して無料である。成田山新勝寺には感謝しかない。意義ある文化の日になり、満足して帰宅した。
2025年11月03日
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11月2日日曜日。晴れ予報の割には雲が多く、青空は少なくてすっきりしない一日だった。でも雨は降らないのでまあ、良しとしよう。午前中は家事をし、ウォーキングもした。体調がよくないので無理しないでのんびり歩行だ。午後は友人のコンサートに谷津に出かけた。車で15分程度ととても近いので助かる。コンサートはリラ・ライアーハープアンサンブルコンサートという珍しいものだ。リラ・ライアーハープというのは簡単にいうと竪琴らしい。ドイツが発祥の地と知った。音色は天上の音楽のように繊細で美く、その音量はものすごく小さい。まるで風に乗って遠くからかすかに聴こえてくる妙なる響きみたいだった。 リラ・ライアーハープ演奏者は青木美咲さんを中心とする女性ばかり5人のアンサンブルで演奏曲目は知っている有名な曲が多く、とてもしっとりと落ち着いて聴けた。青木さんのお宅の一角をレッスン室に作った会場は木造で音響的にも優れていて快適だった。ご近所の方や出演者の知り合いの方など10名前後の聴衆でこじんまりとしたホームコンサートだった。 初めて見て聴いたリラ・ライアーハープの音色にものすごく癒された。音量がかそけく繊細なので耳をすましてきかないと聴けない。そのため会場は静寂とハープの音だけだった。聴いているうちに心の内部の緊張が取れて眠りに誘われてしまうほどだった。素晴らしい楽器だ。
2025年11月02日
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11月1日土曜日。波乱の10月が終わり、遂に11月に突入した。昨夜からの雨は朝方には上がり、午前中はお日様も顔を出して久しぶりに晴天を感じた。毎日疲れていて朝起きるのも徐々に遅くなってきている。今朝も休みということもあって起きたのは7時半頃だった。食欲もあまりなかったのでリンゴだけをかじって終わり。夫をデイケアに送り出し、洗濯や掃除をするともうmustの用事はない。天気も良いので久しぶりにウォーキングに出た。いつもの藤崎方面をマイペースでのんびり歩いた。どこも晩秋の風情で裏さびれ、紅葉はまだ始まったばかりだった。 晩秋の三点セット ワレモコウ・ススキ・コスモス大きく一回りして森林公園に戻った。もう曇り空になってすっきりしない天気ではあったが、森林公園の安定感は抜群でなにかほっとする。新しい花も見つけた。 森林公園とナンバンサイカチの花更にぐるりと回って八幡公園まで戻ってきてもまだ12時半だったので、ここで再び「ねじまき鳥クロニクル」を取り出して読書。昨日から一挙に話が展開していてなかなか面白くなってきた。静かな公園で一人読書して落ち着いた。ひょっとしたらこういう生活が心豊かな生活なのかしらね。 遊具があり、ハゼの紅葉が始まった八幡公園
2025年11月01日
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10月31日金曜日。天気予報では晴れだったのに一日中雲が低く垂れこめて、すっきりしない日だった。朝から気分が重く、何事にも意欲が湧かなかった。年取るごとに心や意欲が気象条件に大きく影響されるようになった気がする。若い時には雨でも雪でもしたいことはガンガンしていた気がするが、今は曇り空や雨が続くと気分があがらず、メランコリックになってしまう。今朝もこの重い曇り空に支配されてしまった。せっかくの休みなのにこれでは後悔が残る。頑張って掃除やかたずけなどをしてコメダ珈琲店に出かけた。モーニングを注文しサラダもつけて、のんびり朝食にした。その後はアンカーのイヤフォンを耳にセットして、ラジルラジルの聞き逃し配信でブラームスのクラリネット五重奏を聴いた。この曲は大好きな曲で、毎年晩秋のこの時期には必ず聴く名曲なのだが、曲調が深い哀愁を秘めているので、おのずと自分の気持ちも深く沈潜してしまう。自分の人生や父母、弟など冥界に去った人のことを思い出したり、自分のどうしようもない人生の哀しさについて思わざるをえない気持ちになってしまう。努力では解決しない不条理の人生の哀しさに浸ってしまった。そんな気持ちを打ち明ける人もわかってくれる人もいない。黙ってこの現実を見つめ、受け入れるしかない。そういう気分に浸っていたがこれでは哀しすぎると気分転換に読書することにした。図書館で借りた村上春樹の「ねじ巻鳥クロニクル」を取り出し、小一時間読みふけった。このところ、「海辺のカフカ」を読み直すなど少しハルキストになっている。彼の本は軽い中毒性があるので読み止められなくなってしまう。彼の特徴である音楽・暴力性・性・幻想などがすぐ登場してきていつもの世界に引き込まれた。何しろ冒頭からロッシーニ作曲の「泥棒かささぎ」序曲がクラウディオ・アバド指揮のロンドンフィルハーモニーで登場するんだからクラシック好きにはたまらない。午前中の気持ちよい時間をコメダコーヒーで一人で自分の時間を過ごせ、小さな幸せを感じた。
2025年10月31日
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10月30日水曜日。久しぶりに青い空が広がった。放射冷却で朝はこの秋一番の冷え込みだった。東側の庭に咲いているアメジストセージの勢いが止まらない。フェンスから大きくはみ出している。夏に一度刈り込んだのだが勢いは止まらず、結果的に上下二段になって紫色の花が咲き乱れている。今日は行きつけの美容院に行ってパーマをかけ、カットしてもらってスッキリする予定なので、このアメジストセージを持って行った。この花を切るのもそう簡単ではない。枝が強く大きく長いので頑張って切り、あらかじめ準備しておいた深い容器に水を入れたものに入れていく。これも簡単ではない。花の重量が大きいので容器が倒れて道いっぱいに水が流れてしまったりする。何とか粘って上部の花を大量に切り取って容器に押し込み、倒れないように車にねじ込んだ。容器が車中で倒れないよう慎重に運転して、美容院に届けた。毎年やっていることではあるが、美容院の主はサロンが明るく華やかになると喜んでくれる。 大きくはびこるアメジストセージいつもお世話になっているので秋にアメジストセージの花、年末に千両の赤い花を届けるようにしている。
2025年10月30日
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10月29日水曜日。今日は仕事を休んで夫を船橋医療センターに連れていった。先週受診した耳鼻咽喉科の甲状腺癌の続きだ。今日は前回と同じきびきびした女性ドクターで喉から穿刺した膿胞を調べてみたが、何も悪い物はなかったとの有難い言葉だった。これから喉に再び何か溜まることもあるかもしれないので、その時はまた受診してくださいということで薬の処方もなく、スムーズに終了した。9時半の予約で11時には全て終了して帰路につけたのでとても有難かった。 船橋医療センター玄関前帰宅後は午後2時からいきつけの美容院に行ってパーマをかけ、ヘアカットしてもらって気持ちよくなった。さあ、あすからまた仕事を精いっぱいやろう。
2025年10月29日
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10月25日土曜日。朝から雨がぽつぽつ降っていたが、娘が谷津バラ園に秋バラを観にいきたいと言うので、雨の中、訪ねてきた。天気も雨模様なので来園者は少なく、傘をさしてのんびり散策して秋バラを観て歩いた。つるバラは全く咲いてなくて一般的な大輪・中輪のバラばかりだった。香りがとてもよいのだが、やはり種類や花数は少ない。止むをえないことではある。でもけっこう綺麗に咲いていたので満足だった。 園の中程にはハロウインのディスプレイもあって季節感を感じた。雨もやまないので程ほどの時間でバラ園の外に出た。外は公園になっていて、バラとは異なる花が咲いていて気分が変わった。特に銀木犀の大木がある。白い木犀は地味で目立たず珍しい。季節外れのアジサイや萩の花も咲いていた。 銀木犀の白い花 季節外れのアジサイ 萩短い時間ではあったが、雨の中のバラもちょっとした気分転換になってよかった。
2025年10月28日
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10月27日月曜日。新しい週・10月最後の週が始まった。このところ3日連続で冷たい雨がシトシトと降り続いた。今朝、北側の金木犀を見てみると花びらが落下して地面が一面オレンジ色になっていた。 花の命は短い。ついこの間咲いたばかりなのに。オレンジ色の絨毯になっているのが美しいが残念な気になっている。もうちょっと香しい香りを漂わせていて欲しかった。でも東側の日当たりの良いフェンスに咲いているアメジストセージは花期が長く、伸び伸びと大きな勢力を伸ばして咲き誇っている。そろそろ刈り取らなくてはご近所の迷惑になるほど咲き広がってきた。
2025年10月27日
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10月25日土曜日。夜7時から市ヶ谷のルーテル市ヶ谷ホールで友人のコンサートがあったので、雨が降り冬のような寒さの中、電車に乗って市ヶ谷まで出かけた。私のような田舎者は都会に出るだけで緊張してしまう。夜は特にそうだ。以前来た事がある教会なのに記憶があいまいになっていて情けなかった。 雨に煙る市ヶ谷界隈 ルーテル市ヶ谷教会外観 小さく素敵なパイプオルガンルーテル市ヶ谷教会は小さな教会で内部がホールになっている。友人のKさんご夫妻が出演された。ご主人はドライフルーツという3人のフルーティストのアンサンブルでものすごく上手だった。フルート3人のアンサンブル曲なんてのは初めて聴いたが、3人とも力量が揃っていて見事な演奏だった。奥様のKさんはホルン奏者で木管五重奏で演奏された。女性ばかりで穏やかな響きの曲でこちらも初めて聴く曲だったが、とても心地よい響きだった。 ドライフルーツ フルート三重奏 きまぐれクインテット Kさんご夫妻といつもは大きな編成のオーケストラを聴いているので、今回のような小さな編成の室内楽はとても落ち着いて身構えず聴けた。音楽の流れに身を任せて寛げた。とても楽しく癒された。
2025年10月26日
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10月25日土曜日。今日も朝から冷たい雨が降っている。今日は地域主宰の絆祭りというイベントがあったので雨の中、会場の二中まで出かけた。既に大勢の皆さんが会場に集まっていて、雨の中ではあったが賑わっていた。この主催者は地域なのだがその熱気が感じられた。内容は盛りだくさんで外には消防車の乗車体験、焼きそば、唐揚げなど多くの屋台が並び、大人向けのビール販売などもあった。 皆さんに挨拶し、一通り外の会場を歩いて楽しんだ。次はアリーナの中に入ってみた。そこも様々な企画がされていた。まず手作り用品の販売がされている所で食事用のナプキンを5枚、カトラリー用品を2枚、きんちゃく袋を2個買った。大盤振る舞いだ。更に進むと東洋美容利用学校生徒のボランティアでハンドマッサージサービスがあったので、それをしてもらった。20歳くらいの若い女子のきゃぴきゃぴしたお喋りを聞きながら快適なマッサージをしてもらった。また理科部の南極の展示もあったので見せてもらった。次はアリーナで演奏を聴いた。千葉工大のアカペラサークルで若い皆さんのエネルギーを感じるアカペラだった。 私は屋台でジャガバタ明太子や焼きそばを食べて、お祭りの雰囲気を味わった。内容が多岐にわたっていてとても良かった。これを企画実行した皆さんの熱意と努力をすごく感じた。今年が初めてということだけどずっと続いてほしい。
2025年10月25日
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10月24日金曜日。秋の長雨というかこのところ雨の日が続いて困っている。なにしろ洗濯物がしっかり乾かないので何日分もの洗濯物が私の部屋の窓にかかっていて、鬱陶しい。仕事から戻っても雨の日では散歩にも出れないのでテレビでも観るしかなくなる。最近は寒いので息子の部屋では炬燵を出している。そこに私も足を入れるが、猫たちもちゃっかり入っている。体をまるめてぬくぬくとしている。何とも平和で愛らしい。猫の毛をなでなでし、肉球を触っていると何とも穏やかな気持ちになる。猫に癒されている。
2025年10月24日
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10月23日木曜日。今月からカーブスという女性だけのジムに入会した。1か月無料というキャンペーンが目に入ったのとこの施設が通勤の途中にあるので仕事の帰りに寄れば効率的だからだ。トレーニング内容はマシーンの筋トレと有酸素運動を組み入れたサーキットトレーニングだ。詳しくは筋力トレーニング、有酸素運動、ストレッチで全部で30分。この手軽さもよい。ウォームアップ ボードからサーキットに入ったら最初の2分から5分、軽めの運動で体を温める。 ↓マシーンで筋力トレーニング 30秒 上半身、下半身の筋肉を鍛えるマシーン12↓ ↓チェンジの合図で隣のボードへ移動する 有酸素運動 30秒 ↓ 8分間に1回脈拍を測る クールダウン 最後の2分から5分は軽めの運動で心拍数と呼吸を整える ↓ストレッチ 12種類のストレッチトレーニングそのものは簡単なのだが、何しろ人が多い。それも同世代の女性ばかりだ。話が通じてよいのだが少しイヤにもなる。まるで自分を見ているようだからだ。何日か通って大分様子がわかってきたし、トレーニングにも慣れてきた。大した運動ではないが、とにかく通勤の途中に立ち寄って気軽にできるのがよい。しばらく続けてみよう。
2025年10月23日
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10月22日水曜日。昨夜はチェコフィルハーモニー管弦楽団のコンサートで都内まで出かけ、帰宅が遅くなってしまったが、割と元気で朝も通常通り起床して、筋トレ・ヨガもできた。日々タイトなスケジュールで行動していたので、我が家の庭をじっくり見る心の余裕がなかった。今日、北側の庭は金木犀がオレンジ色の花を沢山つけて満開になっていた。いつ咲くかとずっと楽しみにしていた。香りが遠くまで漂っている。ちょっとした幸せだ。また南側フェンスにはアメジストセージの紫色の花が盛大に咲き広がっている。この花は中々枝の形を綺麗につくることができず、咲き広がるのだが、この景色はいかにも晩秋という風情で嫌いではない。
2025年10月22日
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10月21日火曜日。午前中は船橋整形外科に行き、上野恵信先生の膝関節を受診した。若くとても爽やかかつ的確な先生で好感がもてた。現状は悪くないので6か月後に再度受診することになった。夜はチェコフィルハーモニー管弦楽団のコンサートを聴くため、文教シビックホールまで出かけた。指揮 セミヨン・ビシュコフ ピアノ独奏 チョ・ソンジン チェコフィルハーモニー管弦楽団スメタナ作曲 連作交響詩「我が祖国」よりモルダウラヴェル作曲 ピアノ協奏曲ト長調 チャイコフスキー作曲 交響曲第5番ホ短調 演奏は素晴らしかった。セミヨン・ビシュコフは外見上は中年のおじさん風なのだが、堅固な構築物のようなチャイコフスキーの第5番だった。初めて聴いたチョ・ソンジンのピアノの音色は形容しがたい美しさだった。弱い音PPが抜群に繊細でまるでシルクみたいで何とも言えない優美さと儚さを感じた。アンコールのショパンのワルツ第七番は夢まぼろしのような趣があり、魅了され陶酔した。若い魅力的なピアニストを発見した。生で素晴らしいコンサートを聴け、心が高揚した。何だかエネルギーが湧いてきたような気持ちがしている。
2025年10月21日
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10月20日月曜日。朝方は雨が降っていて、傘をさして自宅をでたが、山梨県に入ったら雨はすっかり上がり、陽射しも出てきた。岩場のある甲府幕岩は雨が降らなかったのか地面は全く湿ってなくて、快適な森だった。今日の参加者は気心知れたYさん、ベテランのOさんと私の3人で一日、とても楽しく過ごせた。森の中にクライマーは少なく、何の気兼ねもなく、ホントにのどかで好きな話題を喋り会って一日を謳歌できた。まずハイブから始めた。このルートはとても長いルートで、後半のハング気味のところでクラックに手が届かないので手こずったが何とかトップアウトできた。体が慣れない最初からここを昇るのは試練だ。次に森の唄、ちょっと難しいがまあまあ何とか昇れた。次からはお上手な二人のグレードに合わせたルートなのでどれも難しかった。キルト、ダダ、ピッコロなどすごく困難な所があってトップアウトできなかった。でもすごく勉強になった。上手な二人のムーブを見て勉強になった。
2025年10月20日
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10月19日日曜日。曇り時々雨。昨日の登山の疲れもあったが、天気が曇りなのに暑く、気圧が下がっているような重さがあって午前中気分があがらずグズグズ過ごした。午後になってやっと娘と二人で佐倉のふるさと広場にコスモスを観に出かけた。例年より植え付け面積が狭くなっていたが、それでもコスモスが満開でとても美しかった。広場中央にはオランダの風車が回っていたし、跳ね橋もあって雰囲気が良かった。跳ね橋はゴッホの「アルルの跳ね橋」の絵を思い出させてくれる。 風車と跳ね橋この他にも色々な花が咲き乱れていて広場をそぞろ歩きして花を見て回った。 その後は印旛沼に添って1時間ほどウォーキングしてのんびりした。娘と一緒に住んでいてもしっとり話す時間はあまりないので、娘と二人でいろいろ話ができてよかった。
2025年10月19日
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10月18日土曜日。久しぶりに大菩薩嶺にハイキングに出かけた。このところ芸術面で多忙でろくに山を歩いていないので、やっと自然の中で一日過ごすことができて心の浄化ができたような気がする。紅葉シーズンの晴れで休日という条件が重なり、登山口は稀にみる大勢のハイカーで賑わっていた。私は前夜3時間ほどしか眠れてなかったので、最初から頭がボーとして調子が出なかった。体調に合わせて登ろうと考え、これ以上ゆっくりできないほどゆったりと登った。結果的にはそれが奏功した。いつもの年なら紅葉が美しいのに今年はまだ一部紅葉していると言う状態だった。 落葉松尾根の紅葉 賑わう雷岩2000mの稜線はもう寒かった。ススキの群生する向こうに大菩薩湖がにぶい色で見え、背後に見えるはずの富士山は厚い雲の中で一日、全く姿をみせてくれなかった。 大菩薩嶺山頂 2056m 大菩薩湖稜線を昇り下りして大菩薩峠まで歩き、更に熊沢山に登り返して牛丸峠まで縦走した。草原が広々と広がる石丸峠は何度きても気持ちよい。ハイカーもほとんどいない。静かに自分と対話しながら歩くことができた。 大菩薩峠 石丸峠の笹原花は完全に終わってしまい、彩りに欠けたが夏の最後のリンドウと小菊がひっそりと咲いていた。小屋平付近の紅葉も一部は美しかったが、全体にはこれからという感じだった。 富士山が見えなかったのは残念だったけど、秋の雰囲気の森の中で過ごすことができて満足した。参考タイム 最寄り駅5:17→甲斐大和8:10→上日川峠9:05 9:20→福ちゃん荘9:45 10:00→ 雷岩11:05→大菩薩嶺11:20 11:48大菩薩峠12:30 12:45→石丸峠→小屋平 14:30 14:40→上日川峠15:15 15:50(バス)→甲斐大和駅
2025年10月18日
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10月17日金曜日。久しぶりに青空がひろがる秋晴れの一日に恵まれた。今日は仕事はない。これまで毎日忙しかったので気持ちも解放されて、心が寛いだ。朝はゆっくりハンドドリップでコーヒーを淹れてのんびりした。11時からジムに行って軽いサーキットトレーニングをして汗を流した。このジムは最近入会したのだが、いつ行っても混んでいるので少し辛い。その後は図書館で静かに過ごした。まずは「山と渓谷」10月号、田部井淳子さんを主人公とした映画「てっぺんの向こうにあなたがいる」が間もなく公開されることに合わせての特別企画である。執筆者は友人の柏澄子さんである。これ以外にも映画で田部井さんを演じる吉永小百合さんと田部井さんの息子さんとの対談なども掲載されていて面白かった。 今日は時間がたっぷりあったのでバンドジャーナル、音楽の友、モーストリーなど何冊も雑誌をめくって寛いだ。たまにはこんな日も大切だ。
2025年10月17日
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10月15日水曜日。休みを取って夫を船橋医療センター耳鼻咽喉科に連れていった。先月、喉が腫れて痛いと訴えるので津田沼中央病院を受診したら、甲状腺がんだからすぐ行きなさいと言われて紹介状をもらい、予約まで取ってもらっていた。船橋医療センターは金杉台にあって、巨大な病院で地域の癌治療の中核となっている病院のようだ。紹介状を持っていたのでスムーズに進んだ。担当医はバリバリの女医さんでものすごくテキパキしていた。血液検査をした後、受診してあちこち検査してもらった。そして午後3時から喉に注射針を入れて腫れている部分の液体を出しましょうと言われ、午後3時までレストランで時間つぶしをした。そして結論から言えばどうも甲状腺がんではないようだった。夫の腫れていた喉から液体が抜き取られると痛みがなくなったというではないか。2週間後に再受診して、液体検査の結果を聞くことになった。薬も処方されず無罪放免だった。こんなことがあるとは驚いた。夫は「癌とか言って脅かしやがった」と言っていたが、この程度ですんで有難いと思わねばならない。しかし朝9時頃に病院に入って受付し、全て終わったのは午後4時頃!!。ほとんど丸1日かかったのだった。 船橋医療センター
2025年10月16日
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10月15日水曜日。先日、会津若松城を訪ねた時、城内に日新館についての展示があった。日新館は会津藩の藩校で武士はみんなここで教育を受けた。30数年前、日新館を訪れたことがあるが、その時強烈に頭に残ったのは「ならぬことはなりませぬ」の言葉だった。当時は同じ町に住む6歳から9歳までの子どもたちが10人前後で集まりを作っていて、この集まりのことを什と言っていたのです。そこでは以下のような「什のおきて」というのがあった。1.年上の人の言うことに背いてはなりませぬ。2.年長者にはお辞儀をしなくてはなりませぬ。3.嘘をいうことはなりませぬ。4.卑怯なふるまいをしてはなりませぬ。5.弱い者をいじめてはなりませぬ。6.戸外で物を食べてはなりませぬ。7.戸外で婦人と言葉を交えてはなりませぬ。これらの最後の言葉が「ならぬことはなりませぬ」なのだ。その記憶が今だに残っているのだが、観光を終えてランチをしようと飲食店に入って順番待ちをしていて、ふとそこにいる子どもをみると「日新」の字が入った体操服を着た小学生だった。思わず声をかけた。「日新小学校ですか」「はい、今日は運動会でした」とフレンドリーな返事が返ってきた。「あのう、今でもならぬことはなりませぬの教育が続いているんですか」と聞くと「はい、その掟を覚えさせられて時々試験もあるんですよ」とのこと。驚愕した。日新館の教育は延々と続いてたんだ!!。今更ながら会津という地方の凄さを感じさせらた。
2025年10月15日
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10月12日日曜日。会津若松城を後にして次は白虎隊自決の地・飯盛山に向かった。青空にこんもりと盛り上がった緑の森が飯盛山だった。土産物店が並ぶ入口から飯盛山は急坂で娘夫婦と孫たちはしんどそうだったのでエスカレーターで登った。白虎隊が自害した地は今はもう周辺は普通の民家の墓が並んでいた。その一角が自害の地である。10代の前途有望な少年たちが自害した悲劇は当時であっても衝撃的であったろう。お墓の墓標に年齢が刻まれていて17歳とか18歳である。いたたまれない気持ちになった。 飯盛山 若松城の方角を見る白虎隊の少年 お線香の絶えないお墓悲痛な気持ちに陥ってしまったが、気を取り直して近くにあるさざえ堂を見学した。名前の通りサザエのようにらせん状に巻いている不思議で珍しい建物である。中は狭く急な螺旋階段が最上階まで伸びていた。とても面白かった。誰がこんなお堂を設計したのだろう。 さざえ堂側面 急な階段 内部
2025年10月14日
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10月12日日曜日。東山温泉の宿を出て、会津若松城に向かった。若松城は30年ほど前、林間学校に引率で来た時、訪ねたことがある。それ以来の訪問なので何もかも忘れてしまっていた。駐車場から歩いていくとすぐ外堀が見え始め、見事な石垣が続く。あまりの見事さに見とれてしまった。 お濠と石垣そして天守閣入口までくると立派な五層の天守閣が目の前に巨大な姿でそびえていた。広場にはこの地方の伝統的玩具赤べこが展示してあり、外国人が盛んに写真を撮っていた。 巨大なあかべこと若松城急な階段を登って進む天守閣の中はよく整備されていて見やすかった。お城の造りや城主の歴史的変遷、時代の流れなど内容別に分けて展示されていた。 城主の兜最後に最上段まで登ってくると城下が一望のうちに見渡すことができ、磐梯山などの山々もシルエットになって見えた。上から見るとお城の造りがよくわかった。 孫たちと賑やかに天守閣の中を見て、地面まで降り、再度お城を見ると五層の重なりがとても美しかった。日本の城郭美だろう。江戸幕府に忠義を尽くした会津藩の悲劇が胸に強く残った。
2025年10月13日
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10月11日土曜日。孫のAちゃんの東日本吹奏楽大会に参加するため山形に行くことになった時、これまで実際にお会いしたことのなかったEさんとこの機会にお会いする約束をした。Eさんは山形駅から近くの左沢線沿線にお住まいの方で、数年前の朝日連峰縦走の時、左沢に下山したのがご縁でネット上だけの知り合いだった。当日は山形駅前で待ち合わせしたが、何しろ一度も面識がないのでお互いどの人だろうと改札前を探した。でも引き合うものがあったのかすぐわかってご挨拶できた。印象どおりの素朴で温かそうな女性だった。とても嬉しかった。来春3月に一緒に高尾山にハイキングする約束もできているのでとっても楽しみだ。 Eさんと大会終了後は近くの上杉神社に立ち寄ってみた。折りからの雨ですっきしりなかったが、この地における名家で名君を輩出した上杉家の概要をしることができた。 その後は車を飛ばして今夜の宿・東山温泉に投宿した。昔は芸者衆100人を要し、大繁栄していた温泉らしい。三連休で宿が取れなくて困惑していたら、娘夫婦が予約した宿に同宿してもよいと言ってくれたので有難く便乗させてもらったのだ。宿はとても素朴な老夫婦が経営していた。大人3人子ども3人の計6人の部屋ということでぶち抜きの大部屋に入り、他人に気を遣う必要がなくて楽だった。夜は子どもたちは大はしゃぎで盛んに布団の上で組体操していた。何てエネルギー!!。私は疲れてしまってぐったりしていたが、熱めの温泉に入ったら元気が出てきた。不思議だ。 久しぶりに昔ながらの温泉宿に泊まって家族の絆を深めることができた。
2025年10月12日
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10月11日土曜日。早朝に自宅を出て東京駅に向かい、孫のAちゃんが出場する東日本学校吹奏楽大会に参加するため、山形新幹線に乗車して山形へ向かった。東京駅は三連休で遠出する皆さんで大混雑。何とか7時12分発のつばさ123号に乗って出発。3時間ほどかかって山形駅に到着した。 山形新幹線会場の山銀ホールは駅前ですぐわかった。この時点で既に沢山の中学生や関係者などがゾクゾクと詰めかけていた。私は車で来る娘一家合流してホール内に入った。
2025年10月11日
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10月9日木曜日。台風がどこを通っていつ抜けていくかが気がかりだったが、意外と太平洋側を通過したお蔭で予定通り、甲府幕岩にクライミングに行けた。参加者は今日は大ベテランのMさんと私の二人だけだった。でも甲府幕岩の駐車場には車が沢山停まっていて、平日にもかかわらずクライマーが集まっていた。 大勢のクライマーで賑わう甲府幕岩先日月曜日の佐久の岩場で全く昇れなくて惨敗してたので、今日もあまりハイレベルなことは望まず、できる範囲でよいと考えていた。クライマーが多くていつものゲレンデが混んでいたので、最近できた無名ルートを2本昇って次に移動した。お上手なMさんが5.11のルートにチャレンジして奮戦していた。素晴らしい!!。彼女は私と同年生まれの後期高齢者なのにそんなルートが昇れるなんて尊敬しかない。私は最初なかなか思うように昇れなかったけど、最後のイエローマウンテンはしっかりステミングができて気持ちよくクリアできた。インストラクターのNさんからも「良かったよ」と言われて気を良くした。そんなこと言われたのは初めてだ。6本ほど昇って終了した。このあたり、まだ紅葉は始まってなくて緑の木々が広がっていた。次回来る時は紅葉が楽しめだろうな。
2025年10月10日
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午後3時からオペラ「フィガロの結婚」が上演された。東京文化会館大ホールは沢山の聴衆で大混雑だった。エントランスは着飾った皆さんの熱気でむんむんしていた。 私の席は5階の端っこのほうでステージが正面からは見えなかったものの鑑賞に全く支障はなかった。オペラはモーツアルトのワクワクする序曲から始まり、歌手たちの鍛え抜かれた声が劇場のすみずみまで響き渡り、あのウイーンフィルのオーケストラの音色とともにこれ以上ない豊かな音響に包まれた。全4幕のオペラは3時間半を要し、2幕が終わった所で30分の休憩があった。会場の熱気で熱くなってしまったので一旦外に出て風にあたって体を冷やした。 以前から知ってるこのオペラの衣装は貴族時代の衣装だったが、2年前から演出が変わり、現代風の衣装になったらしい。歌手たちはほとんどスリムで昔のようなデブの歌手は一人くらいだった。装置が斬新でスタイリッシュ、かつ美しくて音響だけでなく美術面でも楽しめた。 ウイーン国立歌劇場 シュターツオーパー席が遠いのでオペラグラスでも観たりした。歌手はイタリア語で歌い、日本語と英語の訳が舞台袖に表記されるのでそれも観なけらばならず、とても目が疲れた。全幕が終わるとカーテンコールがあって華やかな雰囲気で大盛り上がり、ブラボーの声があちこちから響いた。私もブラボーと叫んだ。 カーテンコールなにもかもが完璧で最高のオペラを観て感激したし、数年前ウイーンを訪れた時に見た国立歌劇場も懐かしかったし感無量だった。こんな素晴らしいものを観たらもういつ死んでも悔いはないような気分になった。
2025年10月09日
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10月7日火曜日。今日は待望のウイーン国立歌劇場の日本公演2日目、モーツアルト作曲歌劇「フィガロの結婚」を聴きに(観に)上野の文化会館まで出かけた。オペラは午後3時開演なのだが、その前にプレトークが開催されていたのでまずそちらを聴いた。ウイーン国立歌劇場来日記念特別イベント~アンサンブルとトークで贈るウイーン国立歌劇場への誘い~まず、ウイーンフィルハーモニーのバイオリン、ビオラ、チェロの3人によるモーツアルト作曲弦楽三重奏が演奏された。まさにウイーンフィルの音色でうっとりした。その後はウイーン国立歌劇場総裁のボグダン・ロシチッチさんの話を伺った。総裁、日本の音楽評論家奥田佳道さん、通訳の松田暁子さんの3人が舞台に登壇していろいろ話を聞いた。ロシチッチさんはコロナ禍の劇場をどう活用して危機を切り抜けたか、もっとオペラに親しんでもらえるよう新しい小劇場を造ったなどの話をドイツ語で熱心に話された。とても好感がもてた。 ボグダン・ 左 奥田佳道さん 中央 ボグダン・ロシチッチさん世界一のオペラ劇場の維持管理と発展には並々ならぬ努力や創意工夫が必要だろう。すごい仕事をする人がいるものだ。表からはオペラ劇場の音楽や演奏しか見えないがこれを支えるために様々な努力を惜しまないロシチッチさんに素直に敬意を表したい気持ちになった。
2025年10月08日
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10月6日月曜日。久しぶりに長野県の佐久志賀の岩場にクライミングに出かけた。参加者はいつものOさんとベテラン男性のKさんと私の3人だ。お二人とも馴染みの方だし、若いOさんとは気心がしれて話が合うので会えると楽しい。ところがこの日、私はものすごく苦労した。ゲレンデは奥の奥の院でルートもこれまで昇ったことのあるルートなのに、最初から昇れないのだ。情けなくなった。どうしてこんなにうまくできないのだろう。原因は家庭の事情などでこのところずっと外岩に来ることができなかったことくらいしかない。以前割と問題なく昇れていたルートにものすごく手こずるとめげてしまった。こんなに体力も技術も低下してしまったのか。ものすごく落ち込んだ。でもどうしようもない。昇れないものは昇れない。結果は明白だ。 奥の奥の院でくろがねなど3本ほど昇り、午後は奥の院エリアに移動した。ここはワイドクラックが広がるエリアだ。易しいクラックを何とか昇って気分直しした。他の二人は難しいルートに挑んでいた。体の動きがスムーズでどこのホールドをとるか確実に把握した昇りなので無駄がなく、体も疲れない。私とは大違いだが低身長の私は決められたホールドには手が届かないため、あれこれ届きそうなホールドを探るしかない。そのためメチャクチャ疲れて消耗してしまう。困難を乗り越えていくしかない自分の人生のようだといつも思う。宿命だ。帰りにリンゴ畑にリンゴが可愛く実を付けていたので、写真を撮らせてもらった。四国生まれでミカンの実がなってるのはいつも見てたけどリンゴの実が実際に枝になっているのは見たことがなかったので、リンゴの木があると嬉しくなってしまう。更に佐久平駅で佐久リンゴを売ってたので土産に買って帰宅した。
2025年10月07日
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10月5日月曜日。正倉院の素晴らしい体感型展覧会を観たあと、近くにある国立西洋美術館を訪ねた。この美術館はル・コルビュジェが設計したもので世界遺産に指定されている著名な建築である。実に端正ですっきりしていて堅固である。それがとても好きだ。 国立西洋美術館本館時間がなかったので美術館内部には入館せず、庭の彫刻を見て回った。ロダンの作品で遠くからでもすぐわかる有名な作品ばかりだ。何度も来ているので懐かしくそれらの彫刻を懐かしく見て回った。 地獄門 カレーの市民 考える人
2025年10月06日
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10月5日日曜日。先日上野にゴッホ展を観に行ったばかりなのに、娘が正倉院展をぜひみたいというのでお付き合いでまたまた上野に出かけた。今度は上野の森美術館だ。正倉院THE SHOW~感じる。いま、ここにある奇跡~という正倉院では初めての体感型展覧会である。あまり詳しく知らないまま入館したら、これがものすごく素晴らしかった。体感型というだけあって通常の説明を聞き、見て回ると言う形とは全く異なっていた。最先端のテクノロジーを用いた高精度な3Dデジタルデータで宝物の細部や質感をリアルに紹介されている。 更に再現模造という方法で宝物本来の姿が再現されて目の前にあるのには超驚いた。 再現模造の琵琶 お面更に更に蘭奢待という摩訶不思議な香木が陳列されていた。娘はこの蘭奢待の香りをどうしても嗅ぎたいというのでこの展覧会を熱望したのだった。蘭奢待は正倉院の奥深くに置かれている高貴な香りのする香木で、予想よりはるかに大きかった。織田信長はこれの一部を勝手に切り取っていたという話も伝わっている。この蘭奢待の香りを再現したものがあり、香りの体験として嗅ぐことができた。ものすごく高貴な香りがした。 蘭奢待 香りの体験 当時の楽器の音色体験また1300年前頃、シルクロードから流れ伝わってきた琵琶などの楽器の音色を聴く体験コーナーもあったので聴いてみた。琵琶は平家琵琶とは異なってビイーンと低く渋い音色だった。日本的なものとは異なっていた。笛も聴くことができた。その他ものすごく盛沢山の展示だった。単に見るだけでなく体験・体感できるのでとにかく納得がいくことが多かった。あまりに素晴らしかったのでしばらくその感動の余韻に浸ってぼんやりしていたのだった。こんな企画をした人はほんとに卓越した人だ。
2025年10月05日
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