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いよいよ大詰め。二月の勝者 -絶対合格の教室ー(13) (ビッグ コミックス) [ 高瀬 志帆 ]価格:650円(税込、送料無料) (2021/11/24時点)楽天で購入内容紹介(出版社より)連続ドラマ化!中学受験のリアルに大反響!「残りの50日は、人生で5本の指に入るくらい熱い50日です!!」ついに12月に入り、激動の一年が暮れてゆく……受験本番まで、あと50日!「もうやることなくね?」早いうちに合格判定80%を取って慢心する生徒の“まさか”を防ぐフェニックス灰谷の手法とは?12月の模試には“魔物”が潜む!?受験直前期の超実践的な注意点の数々、WEB出願の落とし穴、「お守り代わり」の受験校の効能、学校は休ませる?問題……受験当日から受験終了までの過ごし方、親のやるべき仕事を黒木が徹底解説。黒木の言葉で最後の保護者会は白熱!「やってよかった」と思う、「いい入試」とは!?そしてついに黒木の二つの顔が一つに繋がる……“星を投げ返している”という黒木、その真相は?映像化も決定の今最も熱い人間ドラマ、第13集!【編集担当からのおすすめ情報】「我が子には幸せになって欲しい」「そのためには親である私が失敗してはならない」そんなプレッシャーを背負いながら戦いの日々を送る保護者達が熱くなるからこそ塾講師は常に冷静でなくてはいけない…!混乱を極める大学入試改革、高校からは受験できない中高一貫校の増加など、これまでの常識が通用しなくなっている激動の受験界。いまや首都圏では4人に1人が中学受験に参加する現在において、中学受験とはどんな仕組みなのか、そして勝利を勝ち取る戦略とは?中学受験塾を舞台に、プロフェッショナルとして臨む塾講師と生徒、保護者の、合格を勝ち取る闘いを強烈なキャラクターと圧倒的なリアリティで描く、時代の要請に応える作品です。今回は全く黒木の言う通り、としか感想がありませんでした。ほんとこれだわ。塾講師にとっては毎年の行事。でも受験生と保護者にとって中学受験は一度きりのイベント。黒木があえて金銭的なことを強調するのは、それだけの対価に見合うサービスを提供するプロだという自覚の元、本業をしてるからってことでしょうね。もう一つの顔の方は、こちらも大事にしているのは確かですが、これを一人の人間が両立するのは難しい。本人はもちろん、わかってやってることでしょうが、これって高い受講料払って塾に通わせてる保護者の耳に入ったら面倒なことになりますよね。提供しているサービスや情報量が違うのだし、必要とされているから成り立ってる受験産業なわけですが、保護者としては同じ講師が片やタダで教えているとなると絶対にクレームきますよ。黒木としてはそこはしっかり線引きをしてるつもりでも、納得しない保護者は出ます。黒木がスターフィッシュで自分ができることをやろうとする気持ちも理解できますし誰かが動かなくては救い上げることのできない教育の問題があるのも事実。本当はそこのところにも目を向けたいところですよね。でもこれは個人やボランティアでは限界があって、本来は行政とかで対処するべき案件だと思うのです。日本の教育の在り方について考えさせられます。
2021年11月24日
アニメ化決定だそうで。ダンスをアニメにするのはなかなか大変だとは思いますが、見ごたえありそう。これまでの感想はこちら。ダンス・ダンス・ダンスール(21) (ビッグ コミックス) [ ジョージ朝倉 ]価格:650円(税込、送料無料) (2021/10/27時点)楽天で購入内容紹介(出版社より)今もっとも熱いバレエコミック!!!アメリカの富豪・ゲイリーから留学の資金援助を得られることになった潤平はビザ取得の為、一旦帰国。生川を訪ねるも綾子には会ってもらえず、さらには夏姫がーー!?それから一年半後…ブランコのもと逞しく艶やかに成長した潤平が新たな地平を魅せる!!潤平進化してますね!やはりブランコたちの指導は濃厚なようで、相当な特別扱いのようです。でもブランコからはダメ出しばかり。とはいえ、ブランコは潤平の足に嫉妬してるみたいだから、ダンサーとして十分認めてますよね。潤平に魅力を感じ伸ばしたいと思ったから関わってるわけですし。久々に流鶯のダンスみて、また影響されてる潤平。ただ、身体的には潤平の方が向いていると言うブランコ。プロの目の付け所は良くわかりませんが、潤平が劣るってわけではないようで。潤平に足りないのは演技力。日本人一般が体を使った表現は苦手。腕の下ろし方ひとつでもブランコは想像力を掻き立ててくれますね。やはり技術に裏付けされた指導を受けないと身に付きにくいようです。マイムの演技が全然ダメな潤平にブランコは別ジャンルからの刺激を受けることを提案。っと、ここで流鶯のお母さんと遭遇!そっか、確か女優さんでしたよね。ここで繋がってくるとは。潤平の世界がどんどん広がっていってます。オーディションではバレエをノリノリで披露するも落ちたようです。踊り自体は感動させたみたいなのに何がいけなかったのか?役と解釈が合わなかったとかそういう理由でしょうかね。予告では潤平が流鶯のお母さんと何やら怪しい感じになりそうなんですが?これも演技指導かな?さすがにまずい関係になったりはないでしょうし。次巻では潤平は新たな武器を手に入れるようです。さらに楽しみ。現在ほとんどお中華BL専用アカになってますが・・・Twitterアカウント らいち@pon27724598
2021年10月27日
二月の勝者ー絶対合格の教室ー 11巻二月の勝者 -絶対合格の教室ー(11) (ビッグ コミックス) [ 高瀬 志帆 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)直前期必勝マニュアル&絶対合格カレンダー「最終仕上げです。生徒としての。そして、受験生の親としての」本番まで残すところ約2か月……黒木が配布する「直前期必勝マニュアル」の中身とは?入学金の二重払い?移動のためにお昼ご飯が食べられない?「絶対合格カレンダー」が導く超実践的な本番スケジュールとは!併願するなら知っておきたい中高一貫公立校の魅力とは?残すところわずか数回の模試、あのコツコツがんばる生徒が、気がつけば大飛躍を!?まるみに立ちはだかる調査書の壁。親のすべきことはただ「待つ」こと…その真意は?中学受験を通じて描かれる子供の成長と親の自律を描く第11集!【編集担当からのおすすめ情報】「我が子には幸せになって欲しい」「そのためには親である私が失敗してはならない」そんなプレッシャーを背負いながら戦いの日々を送る保護者達が熱くなるからこそ塾講師は常に冷静でなくてはいけない…!混乱を極める大学入試改革、高校からは受験できない中高一貫校の増加など、これまでの常識が通用しなくなっている激動の受験界。いまや首都圏では4人に1人が中学受験に参加する現在において、中学受験とはどんな仕組みなのか、そして勝利を勝ち取る戦略とは?中学受験塾を舞台に、プロフェッショナルとして臨む塾講師と生徒、保護者の、合格を勝ち取る闘いを強烈なキャラクターと圧倒的なリアリティで描く、時代の要請に応える作品です。これまでの感想はこちら。ドラマ化されるとのこと。ストーリーはドラマに向くと思うのでやはりと言ったところでしょうか。今回は結構それぞれの家庭に深く切り込んできましたね。受験スケジュール管理、受験料・手続き時納入金、厳しいですよね。都会の私立受験する家庭にとっては当然のことなんでしょうけど。地方でよかった。今時は出願もネットになってるんですね。そして、成績の状態による最終受験校選定。黒木の言う通り成績の伸びってのは一定ではなくて、グ~ンと伸びる子は本当にあのラインなんですよ。逆に安定してたこの方が直前にダメになることもよくあること。親は自分の子供をしっかり見ることが大切なんですよね。見守ることも含め、見極めることも、客観視することも。クライマックスに向かって踏ん張りどころですね。ダンス・ダンス・ダンスール 20巻ダンス・ダンス・ダンスール(20) (ビッグ コミックス) [ ジョージ朝倉 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)神回連発ドラマチックバレエロマン!!ブランコの元パトロン・ゲイリーから資金援助を受けるための条件をクリアーするため、潤平は『ジゼル』のアルブレヒトを踊ることに。ブランコとオルガの指導により、徐々に「己の」アルブレヒトを掴んでいく潤平!そして満を持して迎えた本番当日だったが、潤平をまさかの状況が襲う!?【編集担当からのおすすめ情報】毎巻発売の度に「前巻を超えた!」と話題騒然!男子バレエをテーマに、累計145万部突破の人気作です。今回は単行本発売と同時にビッグな発表もあり、ますます話題になること間違いなし!皆さん、ご注目ください!!!!!これまでの感想はこちら。潤平のことだからまともには踊らないと思っていたら、本当斜め上でした。アルブレヒトの心情を掴んだと思ったのに、それだけでなくそこに自分の感情モリモリに盛り込んじゃって。伝統的なジゼルではあり得なかっただろうけど、みる人に感動を与えたと言う点では素晴らしい魂の踊りだったよう。ブランコもまさかこうなるとは…って顔でしたよね。パトロンもついたし、世界が潤平に気づくまであと少しってことのようですので次巻を楽しみにしたいと思います。
2021年05月24日
やっぱり真珠がどういう人間なのかわからない。前巻の感想はこちら。夏目アラタの結婚(5) (ビッグ コミックス) [ 乃木坂 太郎 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)殺人妻・真珠が「待っていた人」の正体は?控訴審裁判で、少しずつ事件について語り始めた真珠。だがその言葉の真偽は、夫であるアラタにとってもまだわからない。最も真珠に近い存在として、彼女の過去を探るアラタ。そんな中、「真珠が父親を殺したのではないか」という疑問を持ったアラタは、弁護士の宮前を呼び出し...そしてあることをきっかけに、真珠の心が大きく動く!【編集担当からのおすすめ情報】コミックス累計90万部を突破する「結婚サスペンス」!「未だ発見されていない遺体の一部を探す」という目的から始まった、前代未聞の獄中結婚物語、、待望の最新集です!!I真珠はどこまで真実を話しているのか、もうさっぱりですわ。母親が真珠に影響を与えたのは確かでしょうが、殺人に関しては謎ばかり。アラタは真珠が真犯人だと思ってますが、真珠が父親から虐待を受けていたことに関しては信じるところからスタートすると。アラタは児相で何人も不幸な環境で育つ子供を見てきて、できることならそういう子たちを見捨てたくないという立場なんですよね。一方、弁護士の宮前は真珠の無罪は信じているけど、父親の虐待は嘘だと思っているよう。この弁護士さんもなんだかよくわからない。わからないと言えば、卓斗の行動もよくわからない。自分の父親の首のありかを探してるといっても、殺しただろう犯人を目の前にして目をキラキラさせるなんて・・・信じられないですよ。確実に真珠が犯人かは断定できないにしても、かなりの確率で犯人と思われる人間を恨みの感情なく直視できるとは思えなくて。アラタは自らでは手がかりを掴めないままですが、真珠に刺さる言葉を投げたために過去の死体遺棄の場所を教えられることに。アラタは真珠が自分に対し心を閉ざさないよう関心を引こうとしますが、真珠も自分が待っていたのはアラタだと思い、アラタの気を引くために情報を小出しにすることにしたようです。「時間を動かす」って真珠にとってどういうことなんでしょう。小学生の時の記憶と関係してるようですが・・・その時だけ真珠は瞳に光を宿し「ボクが待っていたのはアラタだ」と言ってますが、真珠が待っていたという意味がよくわからなくて・・・謎は深まるばかり、というか一向に解決の糸口も見えない(^^;真珠がいう父親とは親子関係は無さそうですが、母親の方は本物でしょう。真珠によく似た可愛い顔をしてますが、わからないことばかり。
2021年05月06日
宇宙兄弟 39巻宇宙兄弟(39) (モーニング KC) [ 小山 宙哉 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)救援物資を手に入れ、一時の安らぎを得た月面のムッタたち。その一方で、地上ではシャロン天文台の記念すべき「ファーストライト」の準備が進んでいた。さらに、ムッタたちを救うべく、月への救出ミッションも本格始動!マクシム4が着々と月へ行く準備を進める中、二度目の月行きが目前に迫るヒビトの心中はーー。ついにヒビトが月に行く時がきました。ずっとヒビトはNASAの人たちに会って区切りをつけたいと思っていたんですね。黙って勝手にロシアに行ってしまったことを。でも、あのときのヒビトにそれ以外の選択肢はなかったですよね。NASAで戦力外通告されちゃったのだから。それでも月に向かうなら、ロシアに行くしかなかった。よく頑張りましたよね。あとは無事に月に着いてムッタと再会して欲しいところですが、そんなに簡単にはいかない気がする。危険なイベントが待っていそう。怖いよぉ・・・(><)雪花の虎 10巻雪花の虎(10) (ビッグ コミックス) [ 東村 アキコ ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)女・上杉謙信の一代記、堂々終幕!宿敵・武田信玄との最終決戦、第四次川中島の戦い。苦楽を共にした家臣と共に幾度となく出兵した川中島に着陣した謙信。果たして戦の神はどちらに軍配をあげるのかーーー女と男。大胆と慎重。義理と冷酷。常に真逆、相対する二人の長きに渡る戦い、遂に決着!降る雪のように優しく、舞う花のように美しく、哮る虎のように勇ましくーーー戦国を駆け抜けた姫武将、その終幕を見届けよ。【編集担当からのおすすめ情報】『東京タラレバ娘』『美食探偵 明智五郎』の東村アキコが描く、本格大河ロマン、堂々完結!今回の見所はまさに謙信と信玄の“一騎打ち”!本作では戦前と戦中、二度の“一騎打ち”が描かれます。伝説の川中島での直接対決をどう描くのか…女・上杉謙信ならではの勝負シーンは必見です!!完結記念のおまけエッセイも収録!川中島の戦いきましたよ。6年かかりましたか・・・上杉謙信が女性だったのではということで描かれたこの作品。もう今では謙信は女だったことが私の中ではほぼ事実状態。武田信玄と二回も温泉バッタリは創作だけど盛り上がりますよね。生娘だった謙信が川中島の時には信玄を誘惑してみせるとか心踊りますわ。絶対にそんなことはなかったでしょうが、面白いイベントかなと。謙信が茶臼山に陣を敷いたのではないかという考察も作者ならでは。ティータイムでのざっくり歴史説明も楽しかったですよ。上杉方に親しみを覚えましたね。武田信玄は映画になってたり、小説とかで風林火山と色々有名ですが、謙信については毘沙門天とか敵に塩を送るとかのかっこいい逸話しか知らなくて・・・なので史実とは多少違っていたとしてもドラマチックで面白かったです。またぜひ歴史物をお願いしたいです。鎧の描けるアシスタント様方のためにも。
2021年03月31日
アルテ(14) (ゼノンコミックス) [ 大久保圭 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)罪人に仕立て上げられ、フィレンツェから亡命するアルテ。 しかし、師であり、秘かに想いをよせるレオに別れを告げられず、 アルテは深く心を痛めてしまう…。 レオへの恋心を知るイレーネは、一縷の望みを託し、自分たちの居場所を記した手紙を届けようとするのだが…。 迫る刻限、離れていくふたりの距離。もう間に合わないかと思われたその時、 アルテを慕う者たちが手を差し伸べる。 二人の再会の行方は。全然感想書いてなかったようですね(^^;せっかくフィレンツェに戻り、レオと良い感じになれるかと思っていたのにアルテに全く非がないのに罪人にさせられて、ひぃ~~~~どうするんの!?っと思ってたらイレーネたちが上手く脱獄させてくれて・・・ホッとしたもののレオと会えないまま、またも離れ離れになってしまうのかと絶望。そんなことってある!?って感じでしたが、またもイレーネが頑張ってくれました。奇跡のようにレオに再会することが出来て、自分の気持ちも伝えることができて、本当によかった。生きていればまた会えるでしょうが、フィレンツェでは難しいかも(><)アルテが宮廷画家になれば、レオを食べさせることができそうだけど、それはレオもアルテも望まないでしょうね。かといって、アルテはフィレンツェには戻れませんよね?会えたとしても一緒には暮らせないってことでしょうか・・・それはちょっと哀しいよ。フィレンツェでアルテへの疑いが晴れるかしないと無理だと思うのですが・・・でも、あんまりのんびりやってると年齢が・・・レオさんもwアルテの成功は望みたいけど、早くレオさんと一緒になって欲しいなと思いますよ。今回、実母との再会もあり、こちらはアルテが思っていたのとは随分と違いましたね。アルテは実母が自分に呆れてしまっていると思っていたようですが、事実はそうではないようです。娘を信じ毅然とした態度の母に感動。そう、親は子の成したことに責任をとる腹づもりでいるんですよ。それくらいの覚悟で育ててますからね。はぁ・・・アルテよりも母心に共感してしまう今日この頃w手紙を出さなかったことにも何か訳がありそうですね。強い女って感じでアルテのお母さん、好きですわ。今は身分を明かせないイレーネですが、いずれそれが適えばアルテへの評判も変わって来そうですし、今後に期待です。頑張れアルテ!
2021年03月18日
二月の勝者 -絶対合格の教室ー 10巻二月の勝者 -絶対合格の教室ー(10) (ビッグ コミックス) [ 高瀬 志帆 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)「ついに、2月入試本番を迎えます……!」いよいよ直前期、どんな保護者にも訪れる三度の精神的クライシス、そして黒木の明かす2月入試本番までにやるべき親にしか出来ない大量のマネジメントミッションとは!?冬期講習・年末特訓・正月特訓に、個別指導塾に家庭教師…直前期は課金が止まらない!?高まってゆく緊張の中で、育つ友情。家庭の事情にめげず受験を続ける島津 順君に上杉海斗君が打ち明けた“本当の志望校”とは?過去問の合格点に届かない、あと数ポイント足りない…「ランクを下げたい」保護者に佐倉が説く、第一志望を諦めてなくていい理由とは。中学受験の隠された裏側、合格への戦略を圧倒的なリアリティーでえぐりだす話題作、第10集!黒木が言ってる内容はごもっとも。普通によく面談で話す内容ですよね。ただ違うのは私は大学入試を目指す高校生や浪人生相手だったのに対し、黒木たちは小学生相手ってことですね。保護者対応は同じだけど、受験生が小学生という事でメンタル面のケアはより重要。さぁ具体的な各家庭の状況が見えてきましたね。個別指導や家庭教師をつける家も出てきてます。ただし、個別指導の学習塾に関してはこちらも商売なので客取ろうとしてきますよね。そりゃ直前講習は絶対自分とこで受講させたいわな。黒木の言うように橘の保護者対応は塾講師としては最悪です。学校の先生なら別ですけどね。元々は女子間の対処を間違え対処をことが大きいですよね。一度保護者の不信感をかってしまったらそう簡単には覆せないし、だからこそ対応は慎重にすべきなんですよ。簡単に考えちゃいけない。それを含めて塾の学習環境ですからね。で、保護者側もその辺は客観視していかないといけませんね。あまり期待しすぎては・・・所詮、塾は客商売なのだということも頭に入れておかないと。小学生なら上手に乗せれば走ることはあっても、キャパが小さいのだから無理をさせてはいけません。そこはよく見極めないと。ということで、そろそろ本番が近づいてきました。上杉兄弟はどうなるのでしょうね。非常に気になるところです。JJM 女子柔道部物語 10巻JJM 女子柔道部物語(10) (イブニングKC) [ 恵本 裕子 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)早くも累計100万部突破!日本女子柔道初の五輪金メダリストを迎え、あの『柔道部物語』小林まことが再び柔道を描く!新人戦を総なめし勢いに乗る、神楽えも達カムイ南柔道部の女子たち。「カムイ南高校女子は、7名がエントリーしてなんと6名がベスト4入り。しかも1人除けば全員高校から柔道を始めた初心者!! こんなことがあるのでしょうか!!」実況も大興奮。伝説の全道大会を見届けよ!!相変わらず面白いし、サクサク進む。男子柔道界の先輩後輩は厳しそうですね。それなのに頂点は女子というカムイ南が6人決勝進出!凄いことですよね。同門で決勝に当たるとか、嬉しいのか嫌なのか・・・さぁ、えもは勝てるのか?和泉とはこの先もずっと戦っていくみたいですね。
2021年03月05日
前巻の感想はこちら。やっと潤平始動。ダンス・ダンス・ダンスール(19) (ビッグ コミックス) [ ジョージ朝倉 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)新天地で始まる熱きバレエロマン!YAGP終了後、生川バレエ学校を飛び出しN.Yへ残った潤平…しかし、ブランコは何も指導してくれず、時間だけが過ぎて行く。楽観的な潤平はN.Y滞在の資金をストリートパフォーマンスで稼ごうとするも思わぬトラブルに…見かねたブランコが、自分の元パトロンだった人物を紹介するが…そこで出された条件が!?やっと潤平の真骨頂って感じですね。生川の生徒として優等生でいる潤平は全く彼らしくなくて、アメリカに無茶して残ろうとする潤平こそが潤平らしいですよね。綾子先生からはほぼ勘当扱いですけど、彼女も潤平を生川に繋ぎ止めておくことは無理だと薄々はわかっていたことですよね。真のダンサーなら。彼が求めるものが何か感じ取れなかったはずがない。経営者としては囲い込みたかったでしょうけど。潤平の類い稀な才能と情熱がついにブランコを動かしましたね。熱意だけではどうにもならなかったでしょうが、潤平の躍りが可能性を見せたってことで。オルガも潤平の才能を認めてますが、それ以上にブランコを再起させたい思いが強そうですね。もちろん、潤平を磨くのも興味ありでしょうけど。ブランコによってパトロンを見つけられるかもしれないチャンスを掴んだ潤平。ゲイリーの前で踊るのはドン・キではなく、『ジゼル』のアルブレヒト。流鶯が踊る正解のアルブレヒトを見ている潤平はそっちに引きずられて自分の中にアルブレヒトを降ろせないようです。内面を理解しないとその役は踊れないってことでこれからプロフェッショナルな二人にしごかれるみたいですね。技術的なこともそうだけど、潤平がアルブレヒトを掴み切れなけれ彼の踊りを見せることは出来ませんからね。それにしても凄い師匠をつけちゃいましたねwさぁ潤平がたくさんのセレブたちの前でどういう躍るのか。日本には収まりきれない潤平の活躍が始まりそうです。世界を舞台にしてこそ潤平らしいですよね。楽しみです。
2021年03月04日
作画いいし、面白いです。北北西に曇と往け 5 (ハルタコミックス) [ 入江 亜季 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)北欧アイスランドを駆け巡る、探偵・御山慧(みやま・けい)のジュヴナイル・ミステリ第5巻! 殺人事件の容疑がかけられた弟・三知嵩は無実を訴えた。いま、慧は走り出す。……真実を知るために!ジャックが連れていってくれたラキは火山?火口が続く丘みたいなとこですね。相変わらずアイスランドの空気感の描写がすごいです。リリヤはひたすらよそ様の胸をみてますね。これは相当痛かったんだろうな。本人は否定してますけどね。リリヤはよそ様より余程美人さんだし、スタイルだってバランスいいのだから慧の言うことなんて気にしなければ良いのに。慧の言ったことだから気になっちゃうのかなー慧は慧でリリヤの歌声にすっかり嵌ってしまったようですね。予想外に堕ちてますよ。そりゃリリヤ、かっこよくて素敵でしたもんね。歌声はわからないけど、慧の感動っぷりをみればわかるというものです。慧が自分の歌声に完全に魅了されてしまったと知ってリリヤはご機嫌。かわいいですよね。この二人の関係がどうなっていくのか進展を楽しみにしたいところ。で、三知嵩ですよ。慧の前では素直で純真な弟、って感じだからますます謎だし怖いんですよね。警察に連れていかれましたが警察では犯行の立証は難しいのでは?無罪ってことにはならないと思いますが、かといって犯罪の証拠は得られないとなると三知嵩はどうなるのか?それに三知嵩自身のことがわからなすぎて・・・この先、わかることになるんでしょうかね。はぁ・・・それにしても美形ばかりで目の保養。
2021年03月03日
セブンティドリームズ 4 (バンチコミックス) [ タイム 涼介 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)定年からの子育てはやっぱり大変!? 5才になったみらいちゃんは幼稚園年中に。成長してくると新たな問題が出てくるもので……。大人気☆超高齢子育てコミック『セブンティドリームズ』最新第4巻!毎回子育てで懐かしいなと感じることがありますが、この年齢で親になるというファンタジーだからこそ角が立たずに表現できているところもあるのでしょうね。子育ては体力勝負のところもありますが、親が多くの経験を経て精神的に安定しているからこそ落ち着いた子育てができるとも言えて。昔であれば兄弟姉妹も多く、ご近所さんや大家族みんなで子育てしていたから親に掛かる負担は今よりも少なかったのかもしれません。多くの目があって子供が育っていたというか。今のご時世、不審者が多く、また子供に対してのクレームも多くなっておおらかに子育てするには向かない環境になってしまってますよね。それにしても毎回読む度にやはり年齢が気になってしまいドキドキします。うちの親はこの漫画の親たちの年齢で認知症発症してますので。今は未來ちゃんがおねしょの話ですが、あと数年で親に介護が必要となったとき、子供に掛かる負担ははかり知れず…ここも漫画の世界だからファンタジーで進んで欲しいと思います。世の中、子育てが辛くしんどいような話題が持て囃されがちですが、私は「趣味は自分の子供」というくらい楽しく愉快に子育てをしてきたので、この漫画のように明るく、前向きに子育てを取り上げてくれる作品は大いに期待したいです。子育ては謎が多く不思議がいっぱいだから面白いのですよ。それを楽しめる余裕は夫婦間がうまくいってることが前提になりますけど。まずは二人の関係からですね。順番を違えると後々面倒ですからね。ストレスなく生活できることが何より幸せなことです。
2021年02月28日
これまでの感想はこちら。 3巻感想4巻は書いてなかったようですね。ここは今から倫理です。 5 (ヤングジャンプコミックス) [ 雨瀬 シオリ ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)自己とは何か──。自分をみつけられず、もがく生徒達に寄り添い語りかける倫理教師・高柳──。生徒達は彼の言葉に何を見出すのか──。倫理を通し、“自己"を探す教師物語第5巻!!思春期特有の自分しか見えてない面倒くさい生徒が多い中で春山くんが断トツ!応援してあげたくなった。自宅での介護って大変だよ。家族がしんどくなったらいくら本人が家に居たいって言っても限界があると思う。他の友達は遊んだり自分のしたいことやってるのに春山くんは大好きなおじいちゃんのために介護やってるんだよ。なんて優しい子なんだろう。おじいちゃんとおばあちゃんの愛情が彼をそうさせてるんだろうけど、でもね、介護される側は甘えちゃいけない。家族の時間を自分のために使わせて、喧嘩の種まで撒いちゃいけない。愛情や善意に甘えちゃいけないんだよ。介護する側が上手くストレス発散させて、心からその人のためにしてあげたいって思うのならありだけど。負担になってるんだったら家族を潰しちゃいけないよ・・・みんなが不幸になっちゃう。愛情をもらったのに憎悪に変わっちゃうかもしれない。でも、やっぱり溢れんばかりの愛情を与えてもらっていたら、その人のためにしてあげたいって気持ちになるんだろうなぁ。決して強制ではダメだけど。春山くんは気持ちの切り替えを学んだし、自分の気持ちを口にすることで話し相手ができたり、自分の気持ちを整理することができたり、本当によかった。切っ掛けを作ってあげたのは高柳センセ。介護に関しては経験者じゃないし、具体的なアドバイスは無理ってものだけど、介護者の気持ちを楽にしたり軽くしてあげられることはできた。春山くん、頑張って欲しい。でもしんどいときはしんどいっていって欲しいよ。で、家族で考えてあげて欲しい。介護は大変だもの。この方の作品、こっちも気になってます。吉田松陰のお話です。試し読みしたら続きが気になる!!!松かげに憩う 1 (ヤングチャンピオン・コミックス) [ 雨瀬シオリ ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)TVアニメ化作品「ALL OUT!!」や、TVドラマ化が決まっている「ここは今から倫理です。」の雨瀬シオリが、待望の新作を発表! 描かれるのは幕末の器才・吉田松陰!幕末という狂乱の時代の中で、教育とは何か、人とはどう生きるべきなのかを説く。今まで描かれていなかった伊藤博文のやりのこした想い。高杉晋作がなぜ、狂乱のカリスマとなれたのか。そして、なぜ吉田松陰という幕府転覆の核が生まれ、その男の目に日本の未来がどう映っていたのか。全日本人必読の美麗ヒストリーコミック。時代を越えて?狂″のレクイエムが鳴るーー。「狂うた男は美しいぞ」ゾクッとしましたわ。
2021年02月04日
どこへ着地するのだろうと思って読み進めて来ましたが、なんとも自然な形に。これまでの感想はこちら。私の少年(9) (ヤンマガKCスペシャル) [ 高野 ひと深 ]価格:726円(税込、送料無料) (2020/12/20時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)月日が流れ、成長した真修と聡子は静かで穏やかな時間を過ごしていた。だが二人の関係はやがて波紋を生み、周囲の人たちを傷つける。そんな中聡子は、真修との関係を真っ向から見つめる覚悟をするーー。「このマンガがすごい!2017」<オトコ編>第2位「第3回次にくるマンガ大賞」第3位ほか各メディアで話題沸騰の『私の少年』最終9巻。聡子と真修、二人がたどり着いた場所ーー。真修との関係のたどり着いた先はこれまでと特には変わらず。離れるという選択でも何か形のある関係にもしないで、会いたいときに会い、楽しむという感じ。真修の男の子としての変化は特に描かれなかったですね。別に聡子が相手であろうとなかろうと意中の異性がいたら、性的な欲が芽生えるのは普通だと思うのですが・・・。聡子に対してというより真修はそういう欲は持たないタイプ?もうちょっとリアリティを感じるゾクッとするイベントがあってもよかったのではと思ってみたり。別に関係を持つとかそういうことではなくて、年齢は離れてるけどお互いが異性を感じる瞬間が直接的にあってもよかったかなぁ~っと。自然な形でふわ~りとまとまっていたのでふーんそうなのか・・・って。別に悪いとかではないですよ。聡子が抱えていた問題を自分自身で向き合って折り合いをつけていくのは彼女の成長だったと思いますし、昔のマイナスの感情を持ち続けて生きることは楽しくないので手放していくのは良かったなぁと。でも真修とはもう少し何らかの踏み込んだ進展があっても面白かったのではと。真修を好きだと思う気持ちがあるのなら、それは伝えてもいいんじゃないかなと。言わないと決めることがそもそも窮屈だなぁと感じた次第です。好きであること愛していることと、すがり付いて束縛することは同列じゃないのだから、たくさん真修に好きだと言えばいいし、愛してると言えばいいのにと。それに対して真修がどう対応するかは真修の問題だから。ま、あと何年かすればまた、違う形になるのかもですが。真修の世界を狭めてしまうのは嫌だという聡子の思いがそうさせたのでしょうが。ただ確かに真修には色んな人と付き合って色んな人を見て欲しいと思いますね。で、その先に聡子と生きる選択があるかもしれないし無いかもしれない。真修が選べばいいこと。聡子もそんな感じでしょうかね。おっさんと若い女の子のパターンは割とよくあるのでその逆があってもいいよね、って思うのですよ。とても純粋な恋の延長、男女が逆転してるのも素敵じゃないですか。女性は出産の適齢期があるけど、それに縛られず人生のパートナーとしてお互いを選ぶ・・・出来ればみてみたかったかな。女の子が年上の男性に憧れるのと同様に男の子も年上の女性に憧れることもあると思いますし。いつしか対等になって、その先にお互いを選ぶのに年齢は関係ないって。少し前なら女性側の聡子のような状態は社会的には受け入れられにくいかもですが本気の恋なら今のご時世、ド~ンと突き抜けちゃっていいんじゃないでしょうかね。とはいえ、無難な落としどころではありますが(^^;美少年真修の成長を十分楽しませていただきました♪
2020年12月20日
真珠がどういう人間なのか・・・夏目アラタの結婚(4) (ビッグ コミックス) [ 乃木坂 太郎 ]価格:650円(税込、送料無料) (2020/12/15時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)法廷で妻を知る。最怖の結婚次なる舞台へ!ついに籍を入れ、正式な夫婦となったアラタと真珠。そんな中、真珠の控訴審が始まり、黙秘から一転、真珠は事件の真犯人は父親である、と証言する。一方アラタは真珠という人間の過去を解く鍵は「母親」にあると直感し、独自にその足跡を追うが...!?【編集担当からのおすすめ情報】大ヒット! 「医龍」乃木坂太郎の挑戦的新境地!!ついに結婚という一線を越えた真珠とアラタ。最も謎多く恐ろしい妻である真珠の深層へひた走るアラタにより、事件の全貌が少しずつ明らかに!この結婚は、愛?は、裁判はどこへ向かうのか。最も先の読めない結婚物語、最新集です!!!!話が動いてきてますね。桃ちゃん、真珠に入れ込んでるようで意外に冷静だし、アラタも真珠に翻弄されてるようでちゃんと真珠の本心を探ろうとしてるし。だけど、やっぱり真珠は謎。どこまでが演技でどれが本心で何が真実なのかさっぱり。真珠が嘘をついてるのは確かでしょうが、何のために?真犯人を庇うためなんかじゃないですよね。父親が現れた件は事実でしょうが、実際は真珠が話したこととは違いそうだし、アラタが予想した通り既に殺されてる可能性が高そう。はぁ…わからへんわ。ただ、裁判官が感情に流されず冷静なのが救いですね。「あの怪物の、心をのぞき込まないよう─注意してくださいね。」さすが。
2020年12月15日
BLUE GIANT SUPREME 11巻BLUE GIANT SUPREME(11) (ビッグ コミックス) [ 石塚 真一 ]価格:682円(税込、送料無料) (2020/12/9時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)BLUE GIANT欧州編、完結巻!!!イギリスのロックフェスで奇跡的な演奏をした「NUMBER FIVE」にオランダで行われる欧州最大級ジャズイベント「ノースシー・ジャズフェスティバル」から、しかもメガステージでの演奏というオファーが来る。カルテットが完全に波に乗る中、大は別なことを考えていた。解散ーーーーーーーーーーーーー新しい戦いに挑もうとする大に対し、メンバーたちは!?すべてを懸け、すべてを包む演奏が始まる!!ヨーロッパ編、堂々完結!!【編集担当からのおすすめ情報】シリーズ累計650万部突破の大人気作、ヨーロッパ編堂々完結です!今までにないほど、カルテットの調子が上がっているなか、解散を切り出した大。彼らが下す決断、そして最後に魅せる演奏は必見です。『BLUE GIANT SUPREME』完結巻、お見逃しなく!ヨーロッパ編が完結ですね。凄くいいバンドに育ってヨーロッパで評価されるようになったのに、その最高のところで解散とは。ダイの向上心はここでは終わらないってことですね。ヨーロッパで繋がりを持った人たちがステージを見に来てくれていい感じの締めでした。ブルージャイアント 1巻BLUE GIANT EXPLORER(1) (ビッグ コミックス) [ 石塚 真一 ]価格:682円(税込、送料無料) (2020/12/9時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)舞台はジャズの聖地へ!アメリカ編開幕!!「世界一のジャズプレーヤーになる」日本で運転免許を取得し、テナーサックスだけを手に、アメリカに旅立つ宮本大。その耳に飛び込んできたのは、かつての仲間・雪祈もアメリカにいるという情報大が降り立つ地は、西海岸のシアトル。全米の街と土地と人を知り、新しい音を生み出そうとする大の実験的冒険が始まる!【編集担当からのおすすめ情報】世界一のジャズプレーヤーを目指す宮本大の物語は、仙台から始まり、東京、ヨーロッパを経て、ついにジャズの本場・アメリカに突入しました!仲間と別れ、一人新天地に旅立った大を待ち受けている新たな出会いとはーー!?累計650万部突破の大人気シリーズ、いよいよ新章開幕です!アメリカ編、始まりましたね。東海岸ではなく西からスタートとは。しかも隅っこ北西のシアトルからとは。早速、地元ステージだけど、演奏してますね。聞く人が聞けば、ここに留まるべき人物ではないと評価してくれるよう。ダイ本人はわかってないようですが、目標がはっきりしてるからどんどん突き進んでいくつもりのようです。
2020年12月10日
太陽と月の鋼 1巻太陽と月の鋼(1) (ビッグ コミックス) [ 松浦 だるま ]価格:650円(税込、送料無料) (2020/12/9時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)『累』の松浦だるまが描く新たなる世界!時は天保。うだつの上がらぬ下級武士、竜土鋼之助。亡き父母の願いは、ただ立派な“武士”として生きることーーしかし鋼之助には、それができぬ“ある理由”が……「累」の松浦だるま先生の作品。どんなかなぁーと思ったらめっちゃ良い。江戸時代ですかね?金属に触れることの出来ない鋼之助。武士なのに刀が握れないとは致命的。怖いのかと思ったらそうではなく、刀が触れられないように反発するという。だから、刀で斬られることもできないのですね。ある意味、最強だとも思うのですが…鋼之助のところに突然嫁いできた謎の女性、月。どうも彼女も特殊な人間のようですが…鋼之助とは生まれ変わっても何度も出会ってるような感じですよね?陰陽師に連れていかれてしまいましたが、この後どんな展開になるのかさっぱり見当もつきませんが、めっちゃ気になります。今回もコンプレックスが描かれることになりそうですが、これはコンプレックスでいいのか?それとも別の主題があるのか?これは期待大。信長を殺した男 9巻(完結)信長 を殺した男〜本能寺の変431年目の真実〜 8 (ヤングチャンピオン・コミックス) [ 藤堂裕 ]価格:693円(税込、送料無料) (2020/12/9時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)累計160万部突破の歴史的ヒット作・明智光秀伝、最終巻!幼き頃から絶え間なく戦い続けた。愛する妻を喪い、「本能寺の変」で誰よりも敬愛する織田信長を討った。戦いに明け暮れたその男は、羽柴秀吉との天下分け目の決戦へと辿り着く。最期の時は迫っている。明智光秀。その男とは何者だったのか。そして、その男が伝えたかった本当の想いとは。現代に生きるすべての人々へ捧げる、戦国歴史ドキュメント。--堂々完結。ついに完結ですね。少し光秀のことを知っていたら、一時の感情に流されて謀反を企てるような人物ではないことはわかりますよね。彼なら緻密な計画を立て、正当な義を持って主君殺しを行ったのでしょう。歴史は勝者によって作られるので、現在広く行き渡っている説が本当かどうかは怪しいものです。光秀の願いは虚しく彼が天下を獲ることはありませんでしたが、今、注目されてる時ですからね、彼に光が当たることを願います。
2020年12月09日
終わっちゃいましたね…終わらないで欲しかった…ホントにいい作品でしたわ。30巻の感想はこちら。31巻の感想は書いてなかったようです。コウノドリ(32) (モーニング KC) [ 鈴ノ木 ユウ ]価格:704円(税込、送料無料) (2020/12/5時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)すべての母子に贈る産科医漫画、ついに完結!ベテラン助産師・小松に人生の岐路が訪れる。そして、ペルソナを訪れた妊婦に、サクラはどこか母の面影を感じて…。辛い選択を迫ることになったサクラが自らに問いかける「出産は誰のものだ?」という問いに、答えは出るのか。2度のドラマ化も話題になった7年半の長期連載、ペルソナメンバーが未来へと歩き出す!妊産婦だけじゃなくて経産婦もだし、子育て中の人たちにも、これから親になる人たちにも、もう子供の手が離れた人にも、すべての人に知って欲しい内容が満載の濃い濃い作品でした。ドラマ化されて良かったと思うし、見てないけど。どんなドラマ化だったとしても様々な問題提起になってただろうし、出産や育児だけでなく、医療の抱える問題についても扱ってくれてたし、素晴らしいとしか言えなくて…個人的には小松さんにはパートナーと一緒の生活も望んで欲しいなと思ったけど、それは今のタイミングではなかったということですよね。彼女には後輩を育てると共に出産も経験してますます妊婦と寄り添える助産婦になって欲しいと思いましたが、それは自身の経験が有ろうと無かろうとそれまでの彼女のキャリアが語ってくれてますよね。はぁ…院内助産院ってのも素敵だわ。高度な医療体制と一人一人の妊婦に寄り添う助産院の併設。妊婦の願うお産が出来たら最高ですよね。なかなかそんな風にはいかないのでしょうが。私も助産院へ行ったり、公立の大病院や個人医院でお産を経験しましたけどなかなか願う通りにはいかないものなのですよね。でも、産まれてからが本番なので、今は無事に産まれさえくれたらいいんじゃないかなぁ~~なんて思ってみたり(^^;ラストらへんでは、もしやサクラに恋が芽生えるか?とちょっとワクワクしましたが、そこまでには発展しませんでした。でも、全く関わりがなくなりそうでもないですし、もしかしたらどこかで交わる運命かもですよね。私はそう思っておこうと思います。サクラにもパートナーが出来て家族が増えたらいいなと。実家も家族もどちらもサクラを支えてくれて、サクラもどちらも支える存在でいて欲しいですよ。はぁ…終わっちゃいましたね。終わっちゃいましたけど、これからも多くの人に読み継がれる作品ですよね。鈴ノ木先生、お疲れさまでした!こんな素敵な作品を世に送り出してくださりありがとうございました。息子さんもありがとう。
2020年12月07日
とうとう完結ですよ・・・寂しいけど、見届けた感で大満足。部活してましたね!!前巻の感想はこちら。あさひなぐ(34) (ビッグ コミックス) [ こざき 亜衣 ]価格:750円(税込、送料無料) (2020/11/17時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)“またね”。9年半の連載、堂々完結!!インターハイ団体決勝・VS.熊本東戦、1勝2敗1分け、本数3対4--ギリギリつないだ大将戦、旭は因縁の相手・島田との対決へ!!「私でも、あんなふうになれますか…?」かつて強き女・真春に憧れ、薙刀部へ入部した少女は会場中・日本中が固唾を飲んで見守る、第1コートの中央に立つ。小さくても、弱くても、才能がないと断罪されても傷ついても、うまくいかなくても、人より歩みが遅くても。眩しいほどのひたむきさ。周囲を掻き乱すほどの貪欲さ。“野心”を胸にただ走り抜けてきた彼女が身体と心以外何も持ち込めないコートの中、目の前の相手と真っ直ぐに向い合うーー!!ここから見えるのは、歩んできた道程と、これからも続いていく道程。9年半に及ぶ連載、遂にグランドフィナーレ。強くなりたいと願うあなたへ贈る。堂々完結、34集!!【編集担当からのおすすめ情報】何も持たなかった少女が、見知らぬ場所に自ら赴き、憧れたり傷つけ合ったりしながら出会った人々の中に家族も知らない居場所を築き、努力と挫折の先に新しい自分を知っていく。このとてもシンプルで、とても強く、とても美しい物語は多くの皆様のご声援をいただき、9年半にわたり「ビッグコミックスピリッツ」誌上で連載されました。この第34集で遂に完結いたします。最終巻は大増量の全264ページ、特別読切も収録。時折、旭たちの歩んできた道を振り返っていただきながら、これからも皆様の人生の隣に、この作品が在りますように。私が「あさひなぐ」を読むようになった切っ掛けは「このマンガがすごい2012」かな?で紹介されていたからのようです。あさひなぐ」1~2巻感想ほぼ最初からずっと追いかけていたんですよね。単行本でだけど。感想もほぼ全ての巻で書いてきてたんじゃないでしょうかね。カテゴリー青年誌で検索かけたら出てきますけど、あさひなぐのカテゴリー作っておけばよかった。旭の成長をずっとずっと見てきて、最後こんなとこまで成長したかと感無量。旭だけでなく、部員全員が輝いてて面白かったなぁ。本当、部活してましたよ。熱かった。個人戦では勝ち上がることは出来なかったけど、団体戦で二ツ坂が勝ち進んだのが良かったですよね。個人戦も面白いけど団体戦にこそ部活の物語があるわ。旭が2-0で二本勝ちすれば二ツ坂が優勝できるけれど、先に一本取られてしまい優勝はなくなってしまうってハラハラさせられますよね。これで終わりなのか???そんなわけはない。あの旭が真春の後ろを追ってここまで大きくなるとは・・・ここ一番で頭が冷え切ってる旭。それってゾーンに入ってる時のような集中をしてる状態ってことですよね。これまでの対戦相手が旭を応援してるのも胸熱ですよ。それでも一本取られてしまい、自分の手で優勝を逃してしまったことにショックを受けるばかりか足首を負傷。ここでか・・・(><)が、熊本東の島田も足の裏から出血。それを知った旭は彼女もまた自分と同じく高校から薙刀を始めた人なのだろうと。ここで旭と島田が繋がりました。旭の足を心配する真春は旭にもう十分だと棄権を促し、熊本東の戸井田は島田に「誇りのないお前に守られるようなら熊本東は消えるべき」であり島田の戦いに「意味がない」と声をかけます。対照的に描かれる2人。でも2人とも偉大な先輩に憧れ追いかけてきて・・・今、各々独り立ちしましたね。タイトルは反抗だけど、自分で立った感じかな。2人とも闘いたくて試合を続けることを選択。先輩たちにはわからなくても、例え誰にも望まなくても「この勝負は私たちだけのもの」そこに立っている者だけが分かち合える世界のようです。取られたけれど取り返し、ひょっとして旭が勝てば代表戦???ってところまで。残り時間がない状況で、真春が「薙刀らしくてキレイでしょ」っと言っていた技を旭が決めました!遠くから踏み込んで 大きな弧を描くお見事!審判全員の旗が上がりました。鳥肌!!!これで代表者戦。ここは旭に行って欲しいところだけれど、旭は負傷。熊本東は当然、戸井田が出てきます。この状況で二ツ坂からは誰が出るのか??って真春か!?うわぁ~~~~~再び鳥肌!!補欠の真春が代表戦に出ることは前代未聞のようですが、高体連の申し合わせ事項にダメだとは書いてないと強行するやす子。二ツ坂のみんなもそれが当然とばかりに真春を送り出します。ここでやす子もきっちり仕事してくれてます。って顧問は何してるのよぉ~~~~幼女の踏み台になってるし。幼女、せめて靴は脱いであげてぇ~~~真春自身も今の状態でこの舞台に立つことは考えてなかったと思いますが、旭が後押ししたようですね。真春も彼女なりにメンタル鍛えられ成長したようです。彼女が一番辛かったと思うのよ。戸井田に勝てるとしたら二ツ坂には真春しかいない。足は万全ではないけれど、それでも例え何があっても薙刀を続けるという真春。弱くてかっこ悪い姿を見せることになるかもしれないけれど・・・この試合が描かれることはありませんでしたが、優勝したのは二ツ坂!!!真春が勝ったんですね!!故障さえなければ、真春はIHで華々しく勝ち進み団体戦でも活躍したことでしょう。それが適わないと思っていたけれど、最後にこんなドラマが用意されていたとは。みんなで真春に繋いだ感じ。はぁ・・・素晴らしい そして真春たちは卒業して行きました。格好いいなぁ。文乃もえりもいい先輩だったし、魅せてくれましたよ!!次の年はどうなっているのかはわからないけれど、鮮やかな時間を切り取り私たちに感動を与えてくれました。部活一筋でほぼ恋愛要素はなかったけれど、旭と夏之くんとも良い感じになってるようですね。やす子もまた薙刀やるようだし、良かった!!はぁ・・・本当に面白かったです。部活の様々な葛藤があり、苦悩があり、努力があり、成長があり・・・普通の女の子たちが光り輝くドラマをみせていただきました。あとがきまで楽しめました。作者さんも連載当初は藻掻きながらこの作品を生み出していたんですね。旭の頑張りに説得力があったのは作者さんの想いともリンクしてたからでしょうね。末巻の名セリフ総選挙も納得の数々。そうそう、幾度となく感動し、心奮わされたのですよ。いやぁ~~~旭達を見届けさせていただき本当に感謝、感謝です。どうかこれから先も多くの方に読み継がれていきますように。
2020年11月18日
クライマックスですね!そっか 次巻で終わりなんだ。熱かったなぁ薙刀!前巻の感想はこちら。あさひなぐ(33) (ビッグ コミックス) [ こざき 亜衣 ]価格:650円(税込、送料無料) (2020/7/23時点)楽天で購入【内容情報】(出版社より)二ツ坂VS.熊本東ーー遂に頂上決戦!!インターハイ団体戦、二ツ坂は遂に決勝の舞台へーー!!対するは戸井田奈歩率いる絶対王者・熊本東。先鋒、紺野さくらVS.戸井田奈歩。次鋒、八十村将子VS.荻 久子。中堅、大倉文乃VS.木庭 遥。副将、野上えりVS.吉里百合音。大将、東島 旭VS.島田十和。一生向き合っていく“武道”と、つかの間の青春の“部活”。チームとしての在り方も薙刀との付き合い方も歴史も背負っているものも何もかもが違う二校。死力を尽くし、想いを繋ぐ団体戦、コートの中でそれぞれの“生き方”が激突するーー!!将子が根性みせましたね。やっぱり強いんだ。負けたら死ぬって思ってる熊本東の荻から二本取りました!これには文乃も鳥肌。文乃は最後の試合だったけど、そうは簡単に勝たせてもらえるような世界ではなくやっぱり実力差かな。体力的にも体重を支える膝も結構キツかったようで。それでも一本で押さえたのは良かったのかも。百合音は負けた味方に対し「‘‘中の人’’が聞いて呆れる」 と嫌み言ってますね。素人相手に当然二本勝ちするはずなのに、がっかりだね~ってとこでしょうか。これでチームですからね。二ツ坂とは大違い。そして副将はえり。対する熊本東の百合音は最初からえりを相手にしてなくて、遊んでる風。おちょくってるって感じ。ホント嫌な子。なんで熊本東はこんなのばかりなんでしょね。奈歩への歪んだ愛でまともな試合ができなくなってます。薙刀は武道でもあるし、正々堂々と戦うことなんて基本中の基本だと思うのですけどね。審判受けの悪い汚い技ばかりで。見てる人らもイラついてますね。大人しか使えない柄スネをわざと出して反則。1回反則取られたくらいで勝敗が覆るわけがないという余裕からの行動でしょう。完全に舐めてますし、試合自体を冒涜してるようなものですよね。強い相手にいろいろと抗ってみるっていうのはありだと思うのですが、ちょっと本気をだせばすぐに一本取れるだけの実力差があるのに・・・百合音に一本取られて、ああ これで終わりだわ・・・と思ったら、なんとえりは百合音がもう一度反則を取られるように薙刀ばかり狙ってたとは。薙刀は落としたら反則取られるんですね。百合音の反則2回で、えりに一本。えりも地味にやる子だわwここでえりは守りに入って勝負を旭に託しました。下手に出て負けたら即終わりですしね。団体戦だから自分より可能性のある次に繋げるって考えもあり。自分ではどうすることも出来なかったけど旭なら何とかするかも・・・そんな思いを持たせるほど旭の成長は目覚ましかったってことで。いつからこんなに信じるようになってんだろうと思うえり。真春も旭に「見ていてください」と言われ「分かった」と。以前まだ薙刀を初めて間もない頃、同じように旭に声をかけられたときは「いいよ」と答えてた真春でしたが、あのときは後輩の頑張りを見守るよーってくらいだっだろうに、今はしっかりと旭を二ツ坂の選手として送り出してます。3年に信じてもらって試合に臨む旭。旭を信じ送り出す先輩たち。これが二ツ坂ですよね。旭の心は落ち着いているようです。部を牽引していた真春のいない団体戦。これを勝ち進んでの決勝。最後の勝負は旭に託されました。旭、成長しましたよね。長いこと見守らせてもらいましたわ、私も。はぁ・・・いよいよ次巻で完結か。奈歩と勝負しないで二ツ坂が優勝ってことはないと思うので、代表戦までもつれ込むのではないかと。熱い戦いに遂に終止符か・・・旭がどれだけ強くなったか、二ツ坂は勝てるのか?さすがに真春ですら勝てるかどうか、って奈歩が相手ですからね。旭が最後に勝つことはないと思いますが、それでもどんな試合になるのか楽しみです。熊本東には一泡吹かせて欲しいものです。ってまずは、大将戦ですよね(^^;
2020年07月23日
帝王児さすが、なかなか一筋縄ではいかないようです。これまでの感想はこちら。神様のバレー 22 (芳文社コミックス) [ 渡辺ツルヤ ]楽天で購入帝王児の女帝はやはり強かです。お隣のコートは阿月の予想通り下道が勝ったようです。倉木を使った騙し攻撃で岡島以外のメンタルを揺さぶろうとしたのに、岡島は揺らがないし、女帝の早々の第一セットは捨てて様子見に徹するという作戦によって大して幸大は帝王児にダメージを与えることは出来なかったよう。それにしても倉木のわざとらしい演技にこっちの方がハラハラ。ショボい控え選手を演じることには成功してましたが、あまりに完璧なオーバーハンドによるボールコントロールで女帝には実力を見破られてしまいました。そりゃ、まぐれで出来ることではないしね。控えでショボくて思い出作りで出してもらうような選手なら精々狙ったとしてもコーナーまでは届かず中途半端なチャンスボールになるのがオチですもんね。予想と違う攻撃で不意を突かれたってことで帝王児は反応できませんでしたけどそう何度も使えるものでもなく。倉木の演技は既にフェイクだと女帝には見抜かれてますしね。その上、倉木の煽りによって後手で策を打ってくると踏んでいた阿月らでしたが女帝は全く動きを見せず、空振り。動く素振りを見せただけで、実は考えてることは全く別。敢えて対策をせず、1セット目は捨て2セットめ頭から仕掛けるつもりのよう。岡島にボールを触らせないようにすることで他のメンバーのメンタルを潰すという幸大の作戦に対し、2セット目からはそれを出し抜く策もあるようで。絶対に勝つ自信があるからこその余裕ですね。阿月も女帝に倉木の演技が見破られていることも途中から帝王児が1セット目を捨てたことも気づいてます。幸大としては2セット目はツーセッターで攻撃を増やしていくつもり。すると帝王児は予想に反し、2年のレフトではなくセッターを外してきて。これは阿月も想定外だったようですね。岡島が去年まで正セッターだったとは・・・!確かに上級生にいいアタッカーが揃っていれば何でも出来る岡島をセッターにするのはありですもんね。選手層が厚くなければできませんが、何とも贅沢な布陣だったようです。エイトのジャンプサーブも解禁となり帝王児は本気モード。エイトのジャンプサーブで崩され、チャンスボールしか返せない幸大。チャンスばかりが返ってくるのだから帝王児としてはやりたい放題。セッターの岡島がコンビを回し倉木の裏を読んで決めさせてます。ブロックを外すのがセッターの醍醐味だから岡島は気分良さげ。さすがに岡島がセッターではボールを触らせないという策は取れませんよね。ボールを触りまくりという意味がわかりました。7対0ではこのセットはもう取り返せないのでは(^^;2セット目はスタートから帝王児の攻撃が止まりません。サーブで崩せると楽なんですよね~~~ここはタイムアウトだろうってことで立ち上がる鷲野でしたが、倉木がそれを制しました。むむ???どゆこと?岡島の真似ではないですよね。倉木には考えがあるようですが・・・というか、帝王児に先制されているこの状況が倉木の想定内?ってことは、倉木は幸大ベンチも騙しの対象としてるってことのようです。阿月ですら倉木の企てが読めてないとは。シリアスな顔も倉木の演技だと言うんでしょうかね。倉木は「もう少しで岡島の仮面にヒビが入るところを見せられる」と。つまり、倉木の裏を読むことが出来ていると岡島に思わせておいて、実は、倉木がその先の手を打ってるってことですよね。阿月もここは倉木に任せるつもりのよう。まさに騙し合いですね。さぁこの騙し合戦を制するのはどっちか?う~~~ん、真面目に努力してきた岡島を応援したくなる気持ちもあるんですがやはり幸大が勝つことになりますよね。
2020年06月30日
今回は元彼の文貴と真修の攻防が見所でしたね。真修にマウントを取ろうとする文貴に対し、真修の方も無意識だろうけど文貴にダメージを与えてる。真修なかなかやりおる。これまでの感想はこちら。私の少年(8) (ヤンマガKCスペシャル) [ 高野 ひと深 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)月日が流れ、成長した真修と聡子は静かで穏やかな時間を過ごす。だが二人の関係はやがて周囲に波紋を生むーー。真修、大人になりましたね。もう「少年」と呼ぶには微妙な歳になってきてます。高校生になって周りも真修を放っておかなくなりましたね。他校の女子の目を引いてるよう。写真を一緒に撮るくらいはいいのだろうけど、自分の顔には修正入れるのに、真修の方はそのままでSNSにUPするのはあかんやろう。自慢したいのはわかるけど真修は一般人でアイドルではないのだからネットに上げるなら真修の承諾を取らないとね。怖いわぁ~~それに真修も都会に住んでる子にしては疎すぎ。無闇に知らない人と写真を撮らない方がいいし、どう利用されるのかもわからないんだし、だいたいプライバシーの保護をしてもらえない時点でおかしいと思ってるならそこはしっかりお断りをしないと・・・自分に好意を向けてくれる子がいたとしても応えられない場合は気を持たすようなことをせず、はっきりした態度を取るのが賢明。みんながみんな良識のある子ではないのだから悪意を向けられることもあるし面倒ごとに巻き込まれることもあるからね。奈緒ちゃんがそうだとは思わないけど、早めに覚えておいた方が安全だよ~文貴は最初、真修が気軽に聡子と会っていることで聡子を「その気」にさせているのではと思ってたようですが、真修にきっぱりと聡子には「その気」などないと否定されて真修の方が聡子に執心であることに気づいたよう。でも文貴には聡子と真修の関係は理解しがたいようです。真修は確かに聡子のことが好きだけど、それは「女」として好きから始まったのではなくて、関わるうちに人として惹かれていったのだと思うのですよね。ま、リアルではこの年代の子が性を意識しないなんてあり得ないと思うので文貴のように感じるのが一般的だとは思いますが。自分が昔、聡子と付き合っていたということで真修からマウントを取ろうとする文貴の矮小さが残念wその上、本人としてはマウント取ったつもりが、真修から反撃されてるし。2人が付き合っていたということは、聡子は文貴が好きだったのかとショックを受ける真修。普通ならここで勝ち誇れるはずなのに真修の様子は逆に文貴を動揺させてます。真修はそんなつもりで言葉にしたわけではないでしょうが、文貴には本当に聡子が文貴のことを好きだったのかと疑問を投げたように感じたのでしょうね。聡子を「女」としてみてることを自覚しろ、みたいな言い方をする文貴に真修は苛つきますが、それ以上に文貴にカウンターが入りましたね。真修、やるやんvって元々その心当たりがあったから真修に対する聡子の思い入れが気に障ったんでしょうね。あのキーホルダーの件といい・・・。仙台に移動になったのも会社の処分ではなく、文貴が気に入らないから聡子にそう伝えただけだったよう。まぁわかりやすい子です。そのお陰でどれだけ聡子が悩み苦しんだか・・・とは言え、聡子の方も文貴と付き合ったのは文貴が好きだったからではなく父親を重ねていただけだったよう。文貴としては兄の真似ではない自分自身を聡子が認めてくれたと思っていたのにそうではなかったことや、別れも聡子から切り出したらしいことが傷になっていたようです。なんか聡子も聡子だし、変な付き合い方をしてたんだなぁ~~と思います。歪んだ2人が惹かれ合ったって感じだったんでしょうかね。聡子も当時のことを文貴に言われ、その時は気づけなかったけど今は文貴の指摘を認められるようになってます。文貴も聡子が以前の彼女ではないことを理解。真修との関わりが聡子を変えていったんですよね。彼女が目を背けていた親との関係にも向き合うようになったし、聡子自身の真修への思いについても。そしてその聡子が文貴にも影響を与えてます。真修も父親との関係について自分で解決していこうと考える年齢になったよう。頼もしいです。奈緒ちゃんの年齢では30過ぎたおばさんが高校生の男の子を好きになるなんてあり得ないことだし、ダメなことだと思ってるんでしょうね。世間一般的にも女子高校生が30過ぎたおっさんを好きになって恋愛関係になるってのは不道徳に思われるけど、でもいざ結婚するとなったら認めてもらえる場合多いですよね。結婚するにあたって女性の方が若いことに対して世間はそれほど冷たくないです。が、これが逆の場合、世間の目は冷たいどころではなく非難轟々では?特に年頃の男の子を持つ女性からは応援されにくいと思います。女が自分の息子と同じ年頃の子と恋愛関係になるなんて絶対許されることではないってな感じで。でもそれって本当は男女関係なくヤバいですよね。男が自分の娘と同じ年頃の子と恋愛するのもあかんでしょ。未成年はどうであれ性的関係までいくのは論外。ただし、それが本当にお互いを必要として生涯共に生きて行きたいと思うような愛のある関係ならいいのではないかと認めてもらえると思うのですよ。だったら聡子の場合も男女の関係を求めたわけではないですからね。それが自然に恋情に変わっていたとしても許されないことではないですよね。真修はまだ他の女性を知らないし、刷り込みのように聡子を思ってるだけだろうからもっと他の人とも付き合ってみるべき、って考えもあるでしょうが、初恋が生涯を掛けた唯一の恋となる可能性は否定できないですよね。それに真修は最初から聡子に母を重ねていたわけではなく、1人の女性、人として聡子をみてたわけですし。真修にとって、聡子を好きになってしまったことはその後の彼の人生を左右するほどのできごとなのだと思うのですよ。例え聡子とこの先が無かったとしても、多分、彼は一生聡子の面影を追い求めずにはいられないくらいに。光源氏が藤壺を追い求めてしまったみたいな感じで。真修があそこまで拗らせて女遍歴を重ねるとは思えませんがwもし2人がお互い生涯を共にしたいと思うのであれば、世間の目は冷たいかもですが2人のあり方を選択して欲しいなと思います。ちょっと前までは、おいおい、大丈夫か?このまま進んでいって???っと思ってましたが、ここまで人として成長を促してくれる関係でお互いが必要とし合っているのであれば他人が口を挟むことではないなと。誰も幸せになれない、なんてのはわからないことだと思いますわ。正しいとか間違ってるとかではなく。奈緒は真修の好きな女性が聡子で、聡子もまた真修が好きだと知って「早見くんがすきだった」と過去形で泣いてます。無自覚でしょうが、この恋は実らないからと諦めて過去のものにしたようです。本当に好きなら相手が誰を好きであろうと簡単に気持ちを手放せないし、真修の幸せを願うと思うのですが、彼女の恋心は自分が報われないなら手放せる程度だったようですね。彼女こそ若いし、まだまだこれからですからね。彼女が大人になったら真修へ向けた一途な想いはいい思い出となることでしょう。さぁいよいよ聡子も腹をくくらなくてはならない状況になりそうです。って言っても真修はまだ高校生だから、彼がどんな選択をしても受け入れるつもりなんだと思います。当分は真修との関係は変わらず見守るのだろうと思いますし。真修がもう少し大人になった時、聡子を選ぶのであればその時は聡子も受け入れるのではないかなと。聡子の年齢で真修に委ねるというのは覚悟がいることだと思いますが。それでも真修を見守っていくのではないでしょうかね。正直、背徳感も覚えますが、私は色々悩み考え今に至る聡子を応援しますよ。次巻も期待。
2020年06月28日
本編の外伝ってことでベリアル側からのお話。これまでの感想はこちら。この愛は、異端。-ベリアル文書ー (ヤングアニマルコミックス) [ 森山 絵凪 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)天涯孤独の少女・淑乃。そして彼女が生きる為に契約をした悪魔・ベリアル。「一つの願いと引き換えに一つの対価を支払う」、18歳になった事で対価はより激しい口づけへと変化していく。さらなる美しさを纏っていく淑乃。だがその修学旅行先、それはかつて両親を事故で亡くした“あの場所"であった。ベリアルのみが知る淑乃に迫る危機。悪魔と少女の官能譚。ベリアル視点で見た淑乃18歳、その記録ーー。ベリアルが一生懸命淑乃に尽くしてるところが相変わらずいじらしい。今回は本編の二年前と言うことでまだキス止まりの対価。でも18は過ぎたということで舌あり。何とも口付けだけで十分濃厚というか楽しめさせていただけますね。淑乃が可愛いから。今回は淑乃の両親の事故に関わるちょっとハラハラする内容でした。ま、いつも結構ハラハラはしてますけどね。三輪山の神様は異国の悪魔の献身的な愛を見逃してくれましたね。本来なら滅多切ったにされててもおかしくないくらいだったようですが、さすが日本の神様は寛容であられます。そこに愛があるなら仕方ないね、多めに見てあげましょうってことのようで。まだベリアル自身が自分の気持ちにも気づいてないこともお見通しで、何とも寛容通り越して寛大な神心。そしてベリアルは相変わらず執拗に淑乃に付きまとう粘着ぶり。女体に姿を変えても目立つ目立つw今回それほどエロはありませんでしたので、また第二部に期待したいと思います。ベリアル頑張れ~~~~
2020年05月17日
今回は一言感想で。これまでの感想はこちら。コウノドリ(30) (モーニング KC) [ 鈴ノ木 ユウ ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)【新しいNICU<後編>】ペルソナに戻って来た新井恵美。彼女は、自分の経験をもとに、NICUの変えるべきところは変えるため、祖父母・きょうだい面会の実施を主張する。だが、それをよく思わない者もいた。NICUは変わるのか?今回はNICUのお話。新井先生がペルソナのNICUに戻ってきて新しく色々改革していってます。安全面は当然考慮されなくてはいけないけど、それだけでは足りないってことで精神面や日常でのサポートも考慮していくことに。自分が体験したからこそ必要と思われることを取り入れていこうとしてます。助かった命が家庭に戻っていってもそこでの生活と上手く折り合いをつけることが大事なようです。誰かに負担がいく形ではなく、日常として受け入れられる体勢への手助け。なるほど。新しい形に変えていくことはそんなにすぐには出来ないでしょうし簡単に進むものではないと思いますが、まだまだ制度も補助も不充分なのでしょうから声をあげていかなくてはですね。これが現在の医療の現場でのリアルなんだと思います。Twitterでも時々、当事者の声が上がってることありますもんね。普段関わりがないと問題として考える機会すらないのですが、そういう場をお借りして私も情報収集させてもらっています。みんなで考え、支え合えるシステム作りをしていかなくては、ですよね。毎回とても重要な問題提起や情報提供をしてくれた本作品ですが、ついに完結なのだそうで・・・ショックですわ。ずっとずっと永遠に続いて欲しい作品だったのに。鈴ノ木先生には本当に感謝感謝です。素晴らしい作品を世に出してくださいましたよ!!!また先生がその後とか描いてみようかな~~~~なんて思われたらぜひぜひ続編お願いしたいなぁと思います。次巻で最終になってしまうのでしょうか。最後までしっかり読ませていただきたいと思います。
2020年05月14日
「北北西に曇と往け」4巻感想これまでの感想はこちら。北北西に曇と往け 4 (ハルタコミックス) [ 入江 亜季 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)北欧アイスランドを駆け巡る、探偵・御山慧(みやま・けい)のジュヴナイル・ミステリ第4巻!アイスランドに暮らす17歳の音楽家、リリヤには悩みごとがあった。それは、日本からやってきた同い年の探偵・御山慧が何度もちょっかいをかけてくること……。仕返しを試みるリリヤは、慧にギャフンと言わせることが出来るのか!? 一冊まるごとヒロインのリリヤに焦点を当てます!リリヤと慧はいい感じなのにいい感じにならない。まさか、慧がリリヤのお尻を真顔でぎゅっと掴むとは思いませんでしたわ。ガン見すらしないタイプだと思ったけどそうでもなく普通の子でしたね。さすがに胸掴んで感触がなかったは失礼過ぎますけどね。リリヤはちゃんとあるし。ま、この二人はそのうちうまくいくのでしょう。しばらくはケンケンしててくれた方が面白そうですけどね。それにしても三知嵩が怖すぎる。彼もしたくてやってるってよりは、感情と能力が勝手にリンクしてしまって殺してしまうのかなーとか思いましたけど。ただ、最初はそうでも今は確実に自分の意志でやってますよね。三知嵩は謎が多過ぎて怖すぎる。ジャックはリリヤのご機嫌を直すためにドライブしてるんでしょうかね。なんか、他にも理由がありそうなんですけどね。相変わらずアイスランドの風景とか壮大で、空気感も好きです。「BLUE GIANT SUPREME」10巻感想これまでの感想はこちら。9巻の感想は書いてなかったようです。BLUE GIANT SUPREME(10) (ビッグ コミックス〔スペシャル〕) [ 石塚 真一 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)ロックのビッグフェスに大のジャズが挑む!英国最大級のロックフェスに、異例の出演を果たすことになった「Dai Miyamoto NUMBER FIVE」。ロックファンの数万の群衆、ロック界のメジャーアーティスト達、すべてがアウェイの状況下で大の緊張も高まっていく…通じるのか? 伝わるのか!?そして終演後、大に思わぬオファー!?アーネストがロックの大御所に啖呵を切って不穏な空気があったもののダイたちのジャズは観客を魅了。ロックフェスというアウェイでしっかり実力発揮できたようで。ますます進化するダイ。終演後にはロックのスーパースターからのオファーがダイに。が、ダイは対等を要求し、流れてしまったよう。それがどれほどのチャンスだったかみんなはわかってたのにダイはちと疎かった???それでもダイに力があれば何れ周りが放っておかなくなりますよね。その時期がいよいよ来てるのかなぁ~~とか。他の3人もダイとバンドを組んだことで成長がみられてるようです。ダイとのNUMBER FIVEが解散した後もそれぞれが活躍してるってことがアーネストのインタビューからもわかって良かったです。
2020年04月06日
ついに完結ですね。衝撃的な作品でしたわ。繊細な作画とびっくりするような演出が印象的でした。これまでの感想はこちら。11巻の感想は書いてなかったんでしたっけ?確か国王一家の逃亡が失敗してパリに連れ戻されて国王が処刑されて子どもたちと離れ離れにされるって展開でしたよね。フェルゼンはなんか変態チックに磨きが掛かってて大丈夫か?って感じでしたが彼なりの貴族としての誇りとかウッと来たところもあったような。イノサン Rouge ルージュ 12 (ヤングジャンプコミックス) [ 坂本 眞一 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)恐怖政治を推し進めるロベスピエール──。連日続く処刑の嵐にシャルルは苦悩の日々を送る…。アントワネットを処刑し、自分の生き方を貫くマリーに恐怖を感じたロベスピエールは、マリーに反革命分子として、処刑命令を出し──!? シャルルとマリー、一途な願いを貫いた兄妹の運命は──!? そして、二人の夢の結末は──!? 無垢なる兄妹の革命物語、クライマックス!!ゼロの存在は私には良く理解ができなかったんですが、ゼロは女の子?男の子?色んな制約やら観念的なものに縛られない存在ってことでよかったんですかね。人間は完璧な存在では無い、完璧な人間などあり得ない全ての人間は、不完全な存在のまま、ありのまま生きる権利があるゼロはそれを体現してたってことですよね。過剰歯だったから仮面を被らされていた?マリーだったら隠すことはしないような気がしましたけど、マリーですらそれはどうにも出来ないほどのハンデだったってことですかね。取りあえず、ゼロの仮面には意味があったようでよかったです。私は意味なく被らされているのではと思ってしまってまして(^^;最後の方はやや駆け足に感じましたがしっかり描き切ったってところでしょうか。残酷な史実の描写と死刑執行人の無垢な心の内。サンソン家とフランスという国の苦悩の歴史に触れさせていただきました。とにかく演出が秀逸で面白かったです。マリー・アントワネットが現代のJKになるところは賛否が分かれるところかなとは思われますが、彼女の置かれた立ち位置と無邪気さがよくわかる演出だと思います。まさに閉ざされた世界しか知らない者、自分の世界が全てで他者の世界とは無縁で知ろうともしない。他者に対して鈍かったことが罪。ま、あの時代の王妃の立場で何ができただろうかとは思いますけど、あまりにも民衆の生活に無知で自分の贅沢を支えている者の存在を知ろうともしなかったことはまずかったのでしょうね。特に母親はそれをずっと戒めていたのにスルーでしたしね。汚物のようなセーヌ川の水を一度は子どもたちのため、生き延びるために飲み干そうとしたものの王族としての誇りを捨てず、王家の人間として死ぬことを選んだところは見事でした。史実と絡め、そう持ってくるかと。処刑執行人のマリーの足を踏んだのがわざとだったというのも何ともこの作品のマリー・アントワネットらしいと思いましたわ。この作品では当時のフランスの一般民衆の生活がいかに厳しいものであったかを嫌というほど感じることができました。そして、死刑執行人であるサンソン家がおかれていた立場というものも。代々人を殺し続けていく家庭が受継いでいく呪い。シャルルはずっと死刑廃止を願い続けていましたが、フランス革命は彼の願いとは裏腹に処刑される人間の数は増えるばかり。ギロチンによって拷問は無くなったものの人間の憎しみというのは際限がないようで。恐怖政治を行ったロベスピエールもまた犠牲者のひとり。彼はマリーに恐怖を抱き、惨い制裁を与えましたよね。あんなのよくマリーは耐えたなと・・・マリーの処刑にはヒヤヒヤしましたが、裏があったと知ってホッとしました。アンドレはずっとマリーに付いていったんですよね。その後、どうだったのかはちと気になるところ。デュ・バリー夫人とシャルルとの関わりは以前描かれていましたが、彼女の最期は描かれませんでしたね。処刑に抵抗を示すところは死刑に鈍くなってしまっていた市民の感覚に影響を与えたようですし、触れてもよかったのではないかなと思ったり。恐怖政治からナポレオン台頭までは意外にサクッと終わってしまいましたが、この作品はサンソン家の兄妹が主人公であったということを改めて感じました。仲違いをした時期もありましたが、シャルルはなんだかんだと言っても優しいですし、最後はお互いを認め合って受け入れてましたね。マリーが歩み寄りさえすればいつでもシャルルはマリーの味方でしたけど、いつもマリーが激しく抵抗してましたもんね。彼女にしたらありのままの自分でいることが何より優先事項でしたから。マリーの夢とシャルルの夢は彼らが生きている時代にはとても非現実的で叶うことはないと思われるようなものでしたがその後に共に叶うことになりました。「イノサン」というタイトルも今更ながら染みいりますね。それにしても作中、一番の衝撃はジャンですよ!!!!なんだ、あの詐欺師はww途中、突然現れたイケメンに面食らいましたよ。が「マリーしゃん!!」って・・・お前だったのかぁあああああああってひっくり返りそうになりましたわw現実が受け入れられないとはこういうことかとwあのデブはこの回までの仕込みだったのかwまさか作中一と言って良いほどのイケメンに変体するとは思いませんでした。それまでの重苦しい陰鬱とした空気を全てジャンに覆されましたよ。全部持っていかれた確かにゼロがあんなに可愛いのだから、父親も美形ですわな。はぁ・・・物腰まで素敵で何がどうなったのやらですwとにかく強烈な印象を叩きつけてくる作品で終始痺れました。
2020年04月05日
将子ちゃんすごい!やる時はやる女だったよ前巻の感想はこちら。あさひなぐ(32) (ビッグ コミックス) [ こざき 亜衣 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)決勝の舞台。そこに立つ資格のある者は!?インターハイ団体準決勝、後がない状態にまで追い込まれたVS.沖縄光明戦、残すは副将・将子と大将・旭の二人!!“日本一”それは半年前、突然に降ってきた夢物語ーー“この道は、どこまで続くんだろう”一歩ずつ積み重ねてきたその先。指先が、夢に触れる距離まできた。最後まで追い求めた者にしか届かない場所、誰もが闘うことを夢見た場所……さあ、そこに立つ資格はあるか。薙刀にかける少女たちの長い夏、遂に最終局面へーー!!準決勝、勝ち数も本数も負けていたのに将子ちゃんがきっちり挽回。最初は面を取られたけど、その後の巻き返しがみごと。まさかえりの真似をするとは思いませんでしたが、有効でしたね。特に二ツ坂の場合は相手が油断してることが多いから使えるんでしょうね。“始め”直後の攻撃、鮮やかでした。そのまま引き分けに持ち越すかと思ったけど勝ちたい気持ちで強く押しましたね。残り時間5秒で決めるとは。かっこよかったです。それにしても熊本東の態度の悪いこと・・・特に島田は本当にどうしようもない。他校の生徒に「気に入らない」から絡むって、武道の片隅にも置けない。部活だからいいの?残念が過ぎる子です。旭が頭に来るのも当然。かといって、怒りに任せているとろくな結果にはならないことは目に見えてる。島田相手に冷静に行かなくてはとても戦えるとは思えません。将子との大将争奪戦じゃんけんゲームは旭が制したようですが、落ち着いて対戦しなくてはいけない場面だけど大丈夫なんか?とはいえ、ここは見せ場だと思うので旭には是非とも一矢報いてもらいたい。まだ二人とも2年なのできっと島田が勝つのではないかと思われますが、旭はしっかり島田に自分の存在を刻むのではないかと。来年は絶対に倒す!と誓ってIH終了かなぁ。案外、熊本東は優勝したのにその手応えを感じなくてモヤる・・・とかになったりしいて。彼女たちもまた二ツ坂と再戦して納得のいく勝ち方をしないと満足できないとかね。さてどうなるでしょ。戸井田によってさくらは早々に瞬殺。でも、さくらなりによく健闘しました。みんながそれぞれの今できる精一杯の役割をこなすことが大事ですよね。それが上手く嵌って二ツ坂が勝っちゃうなんてことはまさかないとは思いますが万が一でも熊本東に勝ったら嬉しい。次鋒、将子ちゃん、いつにも増してワクワクで試合に臨んでます。半年前はまるで歯が立たなかったのにちゃんと闘えてる自分の成長を感じながら萩との対戦。いつもより冷めているという萩相手に脛を取ったかな?気になるところです。将子ちゃんが勝ったら嬉しいな。番狂わせで熊本東の調子が狂うかも?次巻に期待です。
2020年04月03日
今回も読み応え十分というか納得。前巻の感想はこちら。二月の勝者 -絶対合格の教室ー(7) (ビッグ コミックス) [ 高瀬 志帆 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)「2月1日の本番その日まで、学力は伸びます…!!」いよいよ10月に突入し、ついに志望校を決める面談がスタートーー「ここから親子ともに皆 極まっていきます」上位クラスに上がったことでレベルの差に萎縮してしまった生徒が……自信回復の秘策とは?自習室でトラブルが発生。「小学生女子は人間関係で簡単に成績が落ちます」解決に導く方法は?志望校・併願パターン決定には、偏差値だけでない様々な要件が……自分で目標を見つけ始めた生徒達、我が子を思う保護者達の千差万別の希望に応え、最良の選択に導く黒木の面談とは!?中学受験の隠された裏側、合格への戦略を圧倒的なリアリティーでえぐりだす話題作、第7集!【編集担当からのおすすめ情報】混乱を極める大学入試改革、高校からは受験できない中高一貫校の増加など、これまでの常識が通用しなくなっている激動の受験界。いまや首都圏では4人に1人が中学受験に参加する現在において、中学受験とはどんな仕組みなのか、そして勝利を勝ち取る戦略とは?中学受験塾を舞台に、講師と生徒、保護者の、合格を勝ち取る闘いを強烈なキャラクターと圧倒的なリアリティで描く、時代の要請に応える作品です。黒木の保護者対応は完璧ですw黒木は間違ったことは言っていませんし、かといって絶対とか確実とかいう責任の持てないような言葉も使いません。ほんと、見事ですわ。これこそが予備校、及び進学塾の保護者面談。綺麗ごととも取れますけど、結果、それが保護者に適切な行動を促したり、生徒のやる気を引き出すことになるのなら万々歳ですよ。ある程度は上手くコントロールしていくものなのです。そして、保護者もそれを望んでますし。全く最初から聞く耳持たないのなら予備校や塾の面談に顔なんて出しませんし何らかの期待を持っているから子どもを預けてるわけですし。塾としては出来るだけよい結果を出したいので可能性のある子には途中で挫折することのないようメンタルに気を配り、本人の力で向上するのが一番なのでそれが出来る環境作りを目指します。黒木は小学生女子の面倒くさい関わりにも適切な対応してますv話合いで解決とかそういう問題じゃないのですよね。物理的に離すのが一番。苛めなどのトラブルもクラス替えによって落ち着くこともありますし。もちろん、そんな簡単でないことの方が多いですが。ここは塾なので目的は成績を上げること。この一点だけなので楽なものです。黒木は女子にありがちなトラブルを小学生と高校生では違うということもしっかり認識してますね。そう、大学受験ともなれば、もう子どもではないので他人の影響を受けているようではそもそも無理。それを割り切れて自分に集中できることがまず第一条件のようなものです。が、小学生女子にはそれはまだ難しく・・・。友達によっていくらでもズルズルいくし、良い影響も受ける。ということで黒木の策は見事にハマりました。ま、現実はそんなには・・・ってこともありますが、結構解決したりするものだったりも・・・橘のような時代遅れの感覚では子どもはついて来ないですよね。良く観察する、良く見るということはとても大切なことだと思います。自分の予測とか思い込みで動いては危険なこと多いですよね。黒木は橘については何も指摘しませんでしたね。どうするのかな。保護者が子どもの受験校を決めてしまうのも考えものですよね。子どもの実力と釣り合っているのならともかく、全くそうでない場合、その選択は子どもを潰しかねないですよ。最愛の我が子を親が潰す。実力とかけ離れた志望校しか頭にない保護者に黒木はどんな対応をみせるのでしょうか。もちろん、否定はしないと思いますよ。ただ、その場合、確率的にどうなるかの提示はすると思いますわ。親が子どもに期待するのは当然のことですが、その子の実力以上のものを期待するのはね・・・親が良く出来たから子どもも同じように出来るはず、っと思ってしまうのが結構子どもを苦しめるのではと思ったり。自分が出来なかったくせに子どもは出来るはずと思い込むパターンもありますよね。自分が勉強嫌いだったのに、どうして子どもは勉強が好きになるでしょうか。そんな突然変異は稀で大体親に似ると思うのですよね。なので、自分が苦手だったことは子どもも苦手と思った方がいいです。その上で、子どもが出来たのなら大いに褒める!この作品に出てくる生徒や保護者はテンプレのようなタイプなのでとてもわかりやすいです。さぁ陸斗くんも実力付いてきてますし、ここでやる気スイッチが入ったようなので今後の伸びが楽しみです。地頭の良い子は勉強することの動機付けが出来れば後は一目散に走るだけですから。目標が定まればより効率的に勉強が進みますし、息切れしないよう一気に駆け抜けて欲しいものです。この息切れって奴が結構曲者だったりするんですけどね。今まで順調だった子が伸び悩み(実際は他の子の成績が伸びてきたから相対的に伸びがみられないように見えるだけなんですが)メンタルやられたり、体力が続かなくなったり、色々あるんですよね(^^;
2020年04月01日
いよいよ全中始まりました!緊張するわーこれまでの感想はこちら。神様のバレー 21 (芳文社コミックス) [ 渡辺ツルヤ ]楽天で購入下道と薬丸の試合は阿月は下道が勝つと考えてるんですね。薬丸はこれまでも対戦してますし、わざわざ全中で当たることはないでしょうね。叩き潰しがいがあるとか言って余裕ですね。いつものことですがw渕井と折呉の試合は全国大会の雰囲気と相手の応援団に飲まれてしまい折呉敗退。でも、敗者復活があるようなのでここで上がってきそうですね。渕井の方はほとんど描かれてないので対戦することはないのでしょう。そして、幸大の初戦の相手は滋賀の帝王児。ふふ地元が強豪校ってのはちと嬉しい。ここのチームで注意すべきなのは選手よりも監督の方とは。監督の采配対決になりそうです。監督勝負なら願ってもないというか、阿月が負ける気がしないwでも、帝王児の“滋賀の女帝”と呼ばれる火野暁音も相当 強かな監督のよう。“関西の悪夢”はやはり部活の時間短縮でしたね。震災で中学生が荒れたことが原因になってるとは思いませんでしたが。教育委員会の方針に従いつつも練習時間を確保する。どんな荒業を使ったのかと思えば、保護者を巻き込んでのことだったとは。勝利を願わば穴二つ横断幕に随分と物騒な言葉を入れたなと思ったら本当に穴二つで。まさか、ベルトの穴だとは思いませんでした熱心な保護者の協力のもと、親はダイエット、子供は練習時間を確保。ベルトの穴が二つもサイズダウンするってことは相当動くってことで、確かに健康に良さそうだし、市の教育委員会も文句のいいようがなく。阿月に負けないくらいの策士ですね。同じ匂いを感じますよ。選手もブロックを騙す踏み込みで攻撃を仕掛けてくるし、侮れないです。これを阿月はどうやって攻略するのか。阿月からのアドバイスは帝王児は「必ず得点に結び付くワンプレーを仕掛けてくる」ことを念頭に置いて対処するというもの。常に相手の根底にある意図を忘れずにいれば自ずと対応できる。早速、森がアンテナを働かせて動きましたね!岡島が安易にアンダーでチャンスボールを返してくるとは考えず、相手を油断させておいて敢えてラストボールを打ってくると予想したんですね!ブロック成功!見事です。阿月が言いたかったことはこういうことだったんですね。相手がどうゆう攻撃を仕掛けてくるかを読めていたらその上をいけますからね。こここから幸大お得意の頭脳戦が始まるようです。阿月は騙し合いだと捉えてるようですが。帝王児も一つ攻撃が止められたからといって崩れるようなチームではないでしょうしこれは楽しくなってきました!
2020年03月07日
相変わらず面白いです。というか、衰え知らず。津田さんの動画も素晴らしい出来だし実写にしたらいいんじゃないかと。ショートがいいかな。これまでの感想はこちら。極主夫道 4 (バンチコミックス) [ おおの こうすけ ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)早くも累計120万部突破!! タピオカを飲んだり、絵本を読み聞かせたりーー。元ヤクザ、主夫が板についてきた第4巻!今回も美久が凄すぎるんですけど。運動神経もいいけど、力有りすぎ成年男子持ち上げるだけでなく、キャッチまで。これは惚れるわ。主婦友達とお茶してる龍の社交性も素晴らしいけど、子供らに絵本の読み聞かせまでやっちゃうとは。しかも桃太郎がいつのまにか極道の話になってて興味深いし 。子供らの関心惹きまくりw私も是非とも続きが知りたい。今回は牧場やら海やらイベントが多くてまた龍の可愛い一面をみることができましたね。可愛いといえば猫ちゃん。とんだ泥棒猫だと思ったらお母ちゃん猫で、しかもその「母性愛を温かく見守る怖い人たち」ってのが 表情緩んで微笑ましいです。猫は平和を生むわ。ラストの銀の散歩もよかったです。銀、賢い。この作品はますます売れるでしょうね。毎回腹筋崩壊間違いなしv
2020年02月25日
ジャンルは青年誌なんですね。そこはかとなく漂うBL臭って感じがしないでもないですが、癒やされます。新しい上司はど天然(1) (ヤングチャンピオンコミックス) [ いちかわ暖 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)「この新しい上司もパワハラ上司だったらどうしよう…」前の職場の上司に精神と胃をやられ、転職してきた桃瀬(26歳)。新上司・白崎主任を前に不安で胃痛が再発! !だが、そんな桃瀬の不安も思わず吹っ飛ぶほどに、新しい上司は まさかのど天然で…! ?Twitter発の、ど天然上司コメディついにコミックス化! !第1巻には「桃瀬の転職秘話」「主任と桃瀬の出会いの話」など、ここでしか読めない描き下ろし新作エピソードを30P以上収録! !いやー和むわ。こんなど天然で仕事やっていけるんやろか?とか、さすがにここまで天然だと無理やろーとか思ってしまいますが、こんな上司がいたら癒されるわーって希望の気持ちのが勝って、有りです。理想の上司ってよりありがたい上司って感じではありますが。拾ってきたツンデレ猫の白桃ちゃんも飼い主に負けないくらい可愛いですよね。新しく転職してきた金城くんといい、構ってちゃんでちとメンドクサイ青山課長といい、平和な環境でほんと心がほぐれていきますわ。例え「こんな会社あるわけない」のファンタジーだとしても、あったらいいなーを具現化してくれててほっこりします。次巻も楽しみです。
2020年02月13日
相変わらず重要案件が続きますね。これまでの感想はこちら。コウノドリ(29) (モーニング KC) [ 鈴ノ木 ユウ ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)【ソーシャルワーカー】再婚した妻の連れ子との距離を測りかねる夫。ある日、その連れ子が友達に暴力をふるってしまう。【NICU part 3】かつてペルソナで「鉄の女」と呼ばれていた新井恵美。彼女が、新たなフィールドで見たものとは?今回は出産に直接関係する問題は少なかったですが、私たちが考えていかないといけないなぁと感じる内容でした。ソーシャルワーカーの向井さんが携わる案件は多岐に渡ります。出産に関するもの、認知症のご老人、中でもDVの前の夫と別れ再婚した松井さんのお話は印象的でした。再婚相手が自分の連れ子と上手くいくかは生活してみないとわからないですよね。最初は大丈夫と思っても問題が起きれば拗れる可能性は実の親子以上に高くなりやすいですから。前の父親に首を絞められる虐待を受けていたため、友達とケンカしたときに同じようにしてしまうというのはいたたまれなかったです。でも、向井さんが松井さんを支えてくれて、新しいご主人もちゃんと話を聞いて自分の非を認められる人で、しかもご近所に対し謝ることもできるけど、正して欲しいことはきっちり言える人で良かったです。これで子供との信頼関係が築けるかどうか決まるところですよね。血が繋がっていなくてもパパと認められなくても家族としてやっていける、一番の味方でいたいと思ってくれる人で本当に良かったです。新生児医療についてはこれもまた問題が難しいですよね。簡単に答えなど出せない。新井先生が直面した在宅医療の必要な子供の介護在り方は当事者だけではどうにもならない問題だと思います。たまにSNSで実際に介護をされてる人の声が流れてきたりしますが、多くの人が問題認識を持つことで行政を動かし、介護の在り方を変えていく道もあるのではないかと思います。介護者が孤立することだけは避けなくてはいけませんね。森元さんのようにご主人と上手くいかなくなるのは辛いですよね。ご主人も実家に入り浸りとか、介護の必要な子を産んだ嫁が悪いと言い出す姑には目眩がしそうなほど悲しく情けなくなりましたわ。実際にあるのでしょうね。この作品が様々な問題を取り上げることで今まで考えたこともなかったり、全く情報すらなかった人たちが関心を持ち考える切っ掛けになるといいなと毎回思いながら読んでいます。うちの子らや旦那も知らないことが多いので色々と勉強させてもらってます。もちろん、私も情報を得て問題意識を持ち続けなくてはと思っています。
2020年02月02日
ついに最終巻。これまでの感想はこちら。響〜小説家になる方法〜(13) (ビッグ コミックス) [ 柳本 光晴 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)響、大きな世界に向け新たなる道へ…!!デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。常に己の信念を曲げない響は、その行動で世間の価値観を揺さぶってきた。そしてそんな彼女も高校生活の最後を迎える。『お伽の庭』のコミカライズを目論む天才マンガ家との対決や、50年ぶりに文芸誌が創刊される中、響は自分の将来に向け大きな一歩を踏み出そうとする…!!相変わらずのブレ無さぶりでしたね。クリエイティブではあるけど、まるで協調性がないというか一切の妥協をしない響の書く小説は一体どんな内容なのだろうと最後に思いましたわ。これで人間描けるのかしらん?と。現実には苦悩する人間やウダウダやりながら生きてる人間が多いわけで響のようには生きられない。響はそういう人間たちをどう描いているのだろうと。作中、響の小説が凄い!!ってことは語られてますが、文体が優れている他具体的に響がどのように人物描写をしているとかはあまり描かれてなかったですよね。ま、漫画だからこそできるストーリーであり、面白さってことですけどね。ラスト、涼太郎も全くブレてなくて安心しました。一番響に近くて響の理解者でもある彼が、これまでのストーカー生活を一時休止して、未来の響のために動き出してました。響と常に一緒にいたいという自分の気持ちを優先するのではなく、これからの響のことを考えて、自分ができる最善の選択をしたようです。さすが涼太郎ですね。しかも結婚するとか、そういうことではなくてずっと一緒にいるつもりで40過ぎたらドイツでパン屋をやらないかって提案してるのも、これから先も響の一番近くにいるってことは絶対で、響もそれを否定しないという何とも独特な関係。この二人なら有り得るよね、って思えちゃうのですよね。むしろ、二人にとっては自然って感じで。それにしても約束だとはいえ、紫の原稿を響が燃やしてしまうのはさすがにしんどかったですわ。そこに至るまでの多くの人の努力が一瞬で葬りさられるのは辛過ぎる。響には関係のないこととはいえ、非情だよなと改めて思いましたね。ま、元々は響の許可を得ずに進めていたことが問題だったわけですけど。結局、紫の作品自体は響も面白いと認めたし、約束通り原稿は焼いたのだからコピーを掲載したというのは有りでしょうね。さすが、大人はあざとい。とはいえ、ホッとしましたわ。人が精魂込めて作り上げたものが無にされるのは気持ちよいものではないですし。これまで響と衝突したり、響から危害を受けた人たちはもれなく響をかっこいいと思ってしまって、最終的には惹かれていってますよね。自分には出来ないことをしていく人間や、自分の信念を曲げずに貫く人間に人は憧れを持ったり、認めたりしてしまうわけです。あまりに響は傍若無人ですけどね。紫も響と同類のようでしたが、より上位互換が響だったってことでしょうかね。明らかに体格差があるものだから油断をしてしまったのが徒になりましたね。油断するところに響よりずっと人間味を感じましたけど。一度くらい響が負けても面白かったかなと思ってみたり。今後はイギリス留学しながら執筆活動も続けていくようですが、響の世界が広がることでまた彼女の作り出す世界も幅が広がりそうですね。狂人的な響の行動が刺激的で楽しめたので、もう少し読みたい気持ちもありますが卒業によって、現役高校生の小説家ではなくなりますし、ちょうどよい区切りだと思います。ラストは描き下ろしでしょうか。響が「高校生はこうでなきゃね」って言ってますが、10年後の響も相変わらずのように見えますけど、ちょっと変化もあったんでしょうかね。綺麗に纏まってました。オススメ作品ですv
2020年01月16日
今回は聡子側に大きく動きが。というか聡子と真修のお家事情がより鮮明に。これまでの感想はこちら。私の少年(7) (ヤンマガKCスペシャル) [ 高野 ひと深 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)東京で再会し、新たな関係を構築しようととする聡子と真修。周囲の人々の思いと、二人の気づき。「このマンガがすごい!2017」<オトコ編>第2位「第3回次にくるマンガ大賞」第3位ほか各メディアで話題沸騰中。繊細なタッチで思いを紡ぐ第7集!聡子のお母さん強烈ですね・・・別に酷い親ともいうほどでもないと思いますけど、じわじわと娘の心を蝕んでいく質の悪い親だと思いますわ。本人、自分の言葉の何が娘を傷つけているのか無自覚というのが怖い。娘が自分に反発していくのが自分の発してる言葉や行動のせいだと言うことも自分が娘を追い詰めたのだとも思っていないようで・・・あまりに子供過ぎて・・・でも、母親だけかと思ったら父親までもが・・・こりゃ、いたたまれないですよね。まゆにとってそれほど母親を悪く思わずにこれたのは聡子がずっとまゆにはわからないようにしてたからでしたよね。今のまゆはそれも理解してて尚且つ姉が癒やされることを願ってるから頼りになりますよね。中学生の聡子は自分の感情を押し殺したまま大人になってて、今も母親と向き合うことができないほど傷が残ったまま。母親を親としてではなく1人の人間として客観視できるようになったら苦しむこともなくなると思うのですけど、自分が辛かった時の感情を抱えたままで吐き出すことができなかったんですよね。それが真修と一緒に仙台から東京へ帰る新幹線の中で解放された??真修も真修なりにこれからどういう風にしていけばいいのかと悩んでましたけど、真修の素直な行動が聡子を助けることになったようで。大人になろうと思わなくていいし、なんでも話して真修を救いたいと思っていた聡子でしたが、真修に救われた形ですよね。思いの外、真修が成長してますね。元々賢い子、聡い子って感じでしたけど。真修もいち早く自分の父親を1人の人間として俯瞰して見ることができたよう。真修の父親が思っていたよりずっと子供っぽくてびっくりしましたわ。以前は神経質そうな人に思えたんですが、今じゃ真修の方が余程しっかりしてますよね。「大人」であること「子ども」であることに捕らわれず、向き合いたいという真修の思いがこれからの2人の関係を作っていくんでしょうね。真修のところは弟と真修でお母さんが違うようで。遼一くんは真修には似てないけど、お父さんには似てましたよね。亡くなったのは真修のお母さんで、おばあちゃんはその親で、真修のお母さんがまだ一緒に居られたときに遼一くんもいるから・・・どゆこと??父親と遼一くんには親子関係があるようだし、養子ってことでもなく写真の感じでは浮気相手の子供ってわけでも無さそうだし・・・謎です。そうそう、私も牛乳に限らず食品は賞味期限の切れそうなモノから買うようにしてます。廃棄になるの勿体ないですし、2,3日賞味期限が切れてるからといって問題になるほどのものは日本には売ってないと思いますので。どうせすぐ食べちゃいますしね。
2019年12月09日
今回もリアリティに溢れてます。これまでの感想はこちら。二月の勝者 -絶対合格の教室ー(6) (ビッグ コミックス) [ 高瀬 志帆 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)NHKほか各メディアで話題の大注目作!生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人!この夏をどう過ごしたかが問われる9月模試、それぞれの生徒の結果は…そしてその要因は!?試験を経た子ども達の思わず涙がこみ上げる成長…!Rクラスの子ども達の「今回はできた!」に隠された事実とは?そして「夏の成果」はいつ出る?Ωクラスの島津君と父親に更なる問題が…そしてまるみとジュリの関係にも変化が…?「“情報”も“塾”にお金を払って買うものです」志望校決定に必須の学校見学、その心構えと気を付けるべきポイントとは?合格の前に立ちはだかる様々な壁を生徒達が乗り越えるために黒木が施す“秘策”とは!?今もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作第6集!夏期講習が終わって、講師達もホッと一息。新人たち相手に色々とぶっちゃけ話を披露。進学塾にとって難関校に何人合格を出したかの実績が全て。お給料にダイレクトに反映されるよう。でも、校舎ごとに実績に差が出るのは指導力の差よりもぶっちゃけ「運」わかる、わかるw地頭の良い子が入って来てくれるかどうかは大きいのですよね!そして夏期講習が終わって最初に9月模試。そう、夏頑張ったからといってここではそんなに成績は伸びないのです。みんなも頑張っているから当然母集団自体の学力が上がっているのもあるし実際に覚えたことが使いこなせる段階にいくのには1,2ヶ月は最低かかるのので夏の結果が反映されるのは10月以降の模試なんですよね。保護者や生徒はすぐに出ると期待しちゃいますけどね。10月辺りでしっかり伸びが見られると、その後も落ち着いて学習し続けられるわけですが、ここでも結果が伴わないと方針を変えるか、何か考えないといけなくなるのですよね。で、夏期講習直後の模試ですぐに成績が上がる子も中にはいるのですが、そういう子はそもそもこれまでも出来てたはずの子なんですよね。それが何らかの理由によって学習が上手く進んでなかったために結果が出てなかっただけで、単に元々の力が出せるようになっただけなのですわ。だから、適切な学習方法を体得し、さらにペースを上げていくと思いも寄らないほどぐーんと伸びるのです。海斗くんあたりは地頭が良い子だったはずなのでこれから一気に伸びるはず。逆に陸斗くんの方が伸び悩みにならないか心配。秋から冬にかけての特別講習は確かに生徒にとっての追い込みの時期でもありますが、進学塾にとっても囲い込み、集金の時期であります。黒木の拝金主義は清々しいほど。言ってることは的を得てますし、保護者対応も見事です。碧山くんは黒木と繋がりがあるようで、こちらも気になるところですね。
2019年11月25日
団体戦が続いてます。これまでの感想はこちら。あさひなぐ(31) (ビッグ コミックス) [ こざき 亜衣 ]楽天で購入3人対5人…歪な勝負の行方は!?インターハイ団体戦ベスト8、二ツ坂が対するは、三人だけのチーム・出雲英豊!!全員の“勝利”でしか先には進めない」……二本負けの不戦敗×2のビハインドを背負った出雲相手に、圧倒的有利なはずの勝負。しかし、逃げ道を断つことで“折れない矢”となった三人に魅了され、いつしか会場中は二ツ坂アウェーの空気となりーー!?やす子と山吹、因縁を抱えた監督ふたり、チームメイトのために闘うことを決意した出雲のエース・佐来、そして、誰より底からここまで這い上がってきた旭。それぞれ負けられない物語を持つ彼女たちの、勝負の行方は。いざ、持てるすべてを尽くし合う闘いへーー!!拳握る第31集!!出雲英豊と試合は勝ち数では同じだったけど、本数で二ツ坂が勝りました。摂ちゃんが友達の学校が勝ったと喜んでいたのが嬉しかった!出雲英豊は文乃と将子を不戦勝にし、勝てると踏んだ残りの三人に当ててきたってことですよね。この試合での収穫は薙がもっと薙刀が上手くなりたいと強く思ったことと、えりが真春の薙刀に力によって一本取ったと思ったらちゃんと実力だったことですかね。二人とも負けましたけど。そして、旭が冷静に試合運びが出来たことも大きな収穫。これまでは「いけるんじゃないか?」と期待させてからの、あらら・・・ってことが多かったのですが、遂に旭が覚醒一歩手前??旭の対戦相手は真春に勝ち個人で準優勝をした佐来。さすがに勝つことは無理でしたが、引き分けにしたのは大きかったですね。一本取られてから旭はどう攻撃すべきかを考えて、時間ギリギリまで良い集中が出来ていたようです。上段の構えや脇構えも見せて出来る限りのことをして旭。周りの声援がみな出雲英豊に向けられていたのに動揺することなく冷静でいられたのは凄いことです。ついに旭が試合で実力を発揮する時がきたんじゃないでしょうかね。これを待ってたんですよね!!残り時間が無い中で佐来は守りに入ればいいだけなのに、敢えて勝負したいと思わせたのは旭の力を感じたからでしょうね。強い相手と戦いたいという本能を刺激するような。この追い込まれた状況で旭がきっちり一本取れたのは大きいです。二ツ坂としては自力では一勝もしてませんが、不戦勝があるから勝ち。ズルいようにみえますが、これは出雲英豊が三人しか選手を出せなかった結果ですから。あの時、一年が二人とも続けていたら五人揃ったんですからね。でも、試合で一年が二ツ坂に勝つのは難しそうだったので結果は同じだったのでは?二ツ坂だって真春が本調子ならもっと楽に勝ち進んだでしょうし、個人戦も佐来に負けることはなかったでしょう。という事で勝敗は仕方ないですよね。次の対戦相手は出雲英豊より強い選手は居なさそうに感じたのですが、すでに薙が負け、文乃とえりが引き分け。将子は勝つと思われるので旭の大将勝負になるんじゃないでしょうか。ついに旭が覚醒??ってな試合を期待したいです。やす子も旭は何かをやりそうって思ってるようですよね。ところで出雲英豊の天羽はやす子とのことはどうなんでしょうね。生徒にとってはとても熱心な良い先生だと思いますが、あのやす子への執着はまた来年、ってことになるのか、もういいかなってことになるのか。やす子から何か声掛けがありそうな気も。やす子も二ツ坂での指導を通し天羽の気持ちが理解できるようになってきてるようですしね。二人の因縁の行方にも注目です。天羽の執着は尋常ではなから安易な展開ではないと思いますけどね。二ツ坂にはこのまま勝ち進んで熊本東と決勝で戦って欲しいものです。さすがに全国一は厳しいんじゃないかと思いますが、是非とも旭にはさなぎが蝶へとふ化するがごとく覚醒しおお~~~!!!っと思わせるような目の覚める鮮やかな試合を見せて欲しいと思います。二ツ坂みんなが実力を出し切り、ハラハラドキドキの緊張感ある試合展開を期待します。
2019年11月15日
阿月率いるSSSチームが何をしでかすのかと思いましたが、幸大の弱点と疲れたときやピンチになったときの癖を自覚させることが目的だったようで。さすがチームのことをよくわかってはる。なんかもっと精神的にダメージを食らわしておくとかそういう正攻法ではない練習をするかと思ったのですが、ヤジを経験させる程度で済んでましたね。冷静さを欠いた状態を経験しておくのも貴重ですよね。取りあえず、追い込んだ状態を作り上げることが必要だったようなので、それには、大人チームを編成するのが手っ取り早かったってことのようです。これまでの感想はこちら。神様のバレー 20 (芳文社コミックス) [ 渡辺ツルヤ ]楽天で購入それにしても久しぶりとはいえ、グリ子も鷲野も動きますね。が、一番びっくりしたのは木下ですよ!!!え~~~~!?ってトスワークを見せてましたね。ブロックを振ったり、ブロックを利用してトスを上げたり・・・とてもあの身体からそんな動きができるとは予想もしませんでしたわw幸大は良い感じで全中準備ができてるようでしたが、全中の組み合わせが決ると阿月は警戒を強めてます。幸大の相手が滋賀の帝王児とわかってからの阿月は、どうも本気でかかっても厳しい相手だと踏んでいるよう。かなりの情報を集めようとしてます。関西の悪夢ってのは何なんでしょうね。練習のし過ぎで故障者続出とか、保護者からのクレームが来たとかで練習時間が確保できなくなったとかですかね。それとももっと大きな事件でもあったんでしょうか?う~~~~~ん、例えば死亡事故が起きたとか???それだと悪夢では済まないっぽいですが(^^;生徒のボイコットとかも考えられなくもなく・・・次巻からはいよいよ全中が始まるようです。ざっくりと今後対戦相手になりそうな強豪チームの紹介もありましたし、長い夏になるってことなので幸大が一回戦で負けることはなさそうです。それだと阿月の「呪い」を解くという計画が水の泡ですし。やはり決勝まで行って例の試合の再現がなされることでしょう。そのためには、勝ち進まなくてはならず、いよいよ阿月の本領発揮ですね。彼の本気の采配が楽しみです。
2019年10月23日
中学受験がメインの進学塾のお話ですが、某大手予備校で進路指導を十数年していた私としては非常に興味深く読んでます。ドラマ化しそうな話ですよね。二月の勝者 -絶対合格の教室ー 1 (ビッグ コミックス) [ 高瀬 志帆 ]楽天で購入【内容情報】(出版社より)中学受験界に現れた最強最悪の絶対合格講師2020年の大学受験改革を目前に、激変する中学受験界に現れたのは生徒を第一志望校に絶対合格させる最強最悪の塾講師・黒木蔵人!受験の神様か、拝金の悪魔か? 早期受験が一般化する昨今、もっとも熱い中学受験の隠された裏側、合格への戦略を圧倒的なリアリティーでえぐりだす衝撃の問題作!【編集担当からのおすすめ情報】2020年の大学受験改革(センター試験廃止・大学入試共通テスト新設)。高校からは受験できない中高一貫校の増加など、これまでの常識が通用しなくなっている激動の受験界。いまや首都圏では4人に1人が中学受験に参加する現在において、中学受験とはどんな仕組みなのか、そして勝利を勝ち取る戦略とは?中学受験塾を舞台に、講師と生徒、保護者の、合格を勝ち取る闘いを強烈なキャラクターと圧倒的なリアリティで描く、時代の要請に応える作品です。確かに塾は教育の場ではなくサービス業なんですよね。教育産業であり、営利目的。黒木が言うことは全て納得出来ますわ。塾であるなら当然のことをしているまでだし、言ってるまで。しかも指導法も悪くないし、保護者対応は完璧と言ってもいいくらい。営利目的だけど、その営利を得るためには顧客を満足させなくては成り立たないわけだから、何もむしり取ろうとか、騙そうとかしてるのではなく、結果を出すために最善の方法と選択をしているのだからむしろ頑張っていると言えます。人情的にどうかと思うことはあっても、黒木のやっていることは進学塾に通わせてる首都圏の家庭のニーズに応じた満足を引き出すための対応であり、そのためにあらゆる準備と下調べもしているのだから目先の感情論より説得力がありますよ。ただし私は黒木ほど割り切れず、また徹底もできなくて、やっぱり人情が勝ってしまったものだから大手を退職したわけですが(^^;今も教育関連の仕事をしていて、現在は基礎学力の底上げによって勉強ができるようになることで自己肯定感と達成感を得られることを目標に仕事をしてますがベースには大手に勤めていた頃のやり方を使ってますね。ま、何だかんだ言っても新しい入試制度に対応できる学力というのは基礎学力がこれまで同様に絶対的に必要なことは変わらず、後は、塾で対応できることももちろんありますが、3歳までの親の働き掛けがより重要になってくることは間違いないですね。別に親である必要はありませんが、子供の好奇心と知識欲を満たすことのできる環境を出来るだけ小さいうちから作っておくということです。魔の二歳児と言われる「なぜなぜ攻撃」を面倒だとか、鬱陶しいと思って適当にあしらい、相手をせずにおくと折角の知的好奇心の芽を摘み、後々もっと面倒なことになるのですわ。子供が賢くなるためのサインを出して来た時、見逃さずに大変だけど一々応えておくと、学習することに意欲的な子に育ちますし、親が自分の欲求を満足させてくれたことで自己肯定感も生まれてあまり手の掛らない子に育ちやすいです。また、与えるだけでなく「どうしてそう思うの?」「なぜそう考えたの?」と言葉掛けをして自分の言葉で意見を言うよう促すと思考力が育ちます。失敗した時や上手く行かなかった時に「じゃぁどうすれば良かったと思う?」とか「次はどうしたらいいと思う?」と声かけをすると対応力や判断力がつきます。もちろん絶対ではありませんが、多くの刺激を受け考えることをしてきた子は脳が鍛えられているので新しい入試で求められる力を備えることができるのです。就学前に足し算や引き算が出来るというようなことはあまり大したことではないのですが、目先のことに捕らわれたり学歴が高い親御さんほど勘違いた早期教育に精を出してしまいがちですよね。そして新しい入試改革に対応出来ない子育てをしてしまいそう・・・本質を捉える力を育てることがこれからは特に必要になると思われます。感想から内容が逸れてしまいましたが、黒木が言ってたジャイアントキリングの三人はやっぱりねって思いました。二人は分かりやすいですが、鉄オタくんもヒントはありましたもんね。考え方というか、捉え方の問題で。黒木は経営という面からみるとドライではありますが、生徒への指導という面からみるとかなりハイレベルだと思います。生徒のモチベーションの上げ方をみても多角的な視野を持っていないと気づけないところまで踏み込んでますし、一人一人を本当によく見てると思います。これってかなりの労力がいるのですよね。仕事と割りきれば出来るとはいえ、簡単なことではありません。偏差値を40→50にあげる方法は私も使ってますし、この辺は割りとすぐに結果に繋がるんですよね。結果がでなかった王羅くんも、勉強に関心がない、もしくは基礎的な計算の方法すら理解できていないからだと思ったらだいたいそんな感じでしたね。そもそも問題を解こうとする意欲がなければ好転はしませんからね。目的が違う人が集団指導にいては問題が起きるのも当然でしょう。彼自身のためにも個別の選択はありでしょう。黒木は営利目的で動いてるように見えて実はかなり子供に寄り添ってると思うのですよね。子供に対し、いい言葉掛けをしてますよね。タイミングも素晴らしいし。上杉兄にも柴田さんにも絶妙な声かけですわ。例えそれが成績上位者を増やしたいだけだけの下心からだったとしても、親にも子供本人にも塾にも良い結果をもたらすのなら3winですからね。彼の提案は一々最もだと感心。親との面談も作戦会議という言葉のチョイスによって子供にも親にもポジティブ思考を促しますよね。こんな黒木ですが、謎が多いのも気になるところ。彼の本当の姿に非常に興味があります。彼は風俗街に出入りしてるようですが、恵まれた環境ではない子供に関わることっぽいですよね。彼の出自にも関係してるのかなーとも思ったり。割りきって稼ぐ目的もそこにあるんじゃないでしょうかね。それとは別で関わっている子供の件も気になりますね。彼は何を抱えているのでしょうね。佐倉も頑張ってますし、今後の展開が楽しみです。
2019年10月10日
これまでは「今週読んだコミックスの感想」ということでざっくり感想を書いてましたが、今回は独立させてみました。これまでの感想はこちらにまとめました。 1巻2巻感想 3巻感想 4巻感想Artiste 5 (バンチコミックス) [ さもえど 太郎 ]楽天で購入クリスマスイブの夜、レストランを訪れたのは、ジルベールの過去を知る人物だった。なぜ彼は再びジルベールの前に姿を現したのか? 一方、アパルトマンでも意外な出会いとすれ違いの物語が。ジルベールが仲間たちの為に自ら動き出すーー。パリを舞台に描かれる?芸術家?たちの物語。ジルベールはルヴェルシェフに認められずクビになったと思ってるようですけど、実は全く逆のようですね。ルヴェルシェフはジルベールの成長を楽しみにしてるようですもん。今回も読み応えのある濃い内容でした。アパルトマンの人達がクリスマスイブを通して仲を深めることができたようで。これまで男を見る目の無かったクロエが小柄なアベルに興味を持ち始めたのはとても好感が持てますし(応援するよv)ヨルゴじいさんの亡くなった奧さんの話も印象深かったです。いい人見つけたのにあっという間だったんですね。奧さんとの思い出の写真が汚れてしまったことで、普段は思い出すこともなくなっていた奧さんとのことを久しぶりに思い出す・・・写真は元には戻りませんでしたけど、新たな友情によってまた違った形のものになったのがなんとも感慨深く・・・。ヤンの姉たちの話も最初はなんてわがままな姉たちっと腹が立ちましたけどその理由がわかるとじわっとくる素敵な話でした。なんだかんだとヤンが姉たちの要求を受け入れるのにも納得でした。ヤンの株がドンドンと上がっていきます。この作品は小説を読んでいるかのようにストーリーを楽しめるのがいいです。次の巻も楽しみです。オススメの作品です。
2019年10月06日
インターハイ個人戦決着。残るは団体戦。前巻の感想はこちら。あさひなぐ(30) (ビッグ コミックス) [ こざき 亜衣 ]楽天で購入絶対王者の待つ場所へ。IH個人戦編決着! インターハイ最終日、個人戦。二ツ坂・宮路真春、愛山・辻野みゆき、國陵・一堂寧々、出雲・佐来光里熊本・戸井田奈歩…全国から集った精鋭たちはトーナメントの中央へ進むに連れ、一人ずつコートから去ってゆく。すべては絶対王者・奈歩と闘うために。左ヒザに故障を抱えながら出場した真春、その激戦の行方はーー!?そして、遂に二ツ坂は団体決勝トーナメントへ!!この10人で挑む、最後の夏。目指す頂点、“日本一”まで、あと四つ……物語は、いよいよ最終局面へーー!!戸井田と一堂の試合はあっさり戸井田の勝利。もっとじっくり描くことになるかと思ったら全然そうではなくて。でも一堂がもう吹っ切れてる感があってよかったです。戸井田との決勝を目指していた真春の方は・・・準決勝で負けちゃいましたね足が動かなくなってしまうとは。恐れてたことが起きてしまいました。負けたときは一礼してコートを出るだけこれまで負けたこともなければ、自分の思う通りに体が動かないという経験もない。真春の怪我は、試合相手だった山田さんも苦しめていたんですね。 試合中の怪我だし、故意に怪我をさせようとしたのでなければ本当に誰のせいでもないのに相手が真春だったことも山田さんにとっては辛いことになったんでしょうね。怪我さえなければ、真春は決勝に残れる実力があったのは明白だし。焦りは真春にとって良くない結果をもたらすとやす子が危惧した通りになってしまいました。真春は自分のインターハイが終わってしまったショックが大きかったけれど負けても負けてもそれを糧に強くなっている旭の姿をみて、自分が思い上がっていたと感じたようです。真春はまたここから強くなれそうですね。膝の怖さを克服するのは容易ではないでしょうが、その先にあるものを手にすることができそうですね。部活ではなくなり武道としての薙刀で。それにしても何年も恨み続けてる天羽怖い。やす子への執着は愛情の裏返しなんでしょうけど・・・ ((((;゜Д゜)))なんとやす子に勝つために、天羽はこれまでのオーダーを変えたようです。これまで固定していたのはやす子を嵌めるためだったんでしょうね。そこまでするのか。まんまとやられてしまったやす子(><)さぁこの布陣で勝てるのか?薙のいいところで引きとは残念。薙にも結果を出して欲しいです。私怨だけで戦ってるような顧問の率いる学校には負けないで欲しい。っていうか、負けたらあかんやろ。なんとか薙は引き分けで、最後旭が勝利で決めるのを期待します。そして決勝に二ツ坂が出られたらいいなと。真春には団体戦で最後を飾って欲しいです。私はてっきりまだ続くものだと思っていたんですが、どうやら今が最終局面ってことなので旭たちが3年になるまで描かれるわけではないようです。ってことはここで頑張らないと!!
2019年07月12日
いよいよ核心に迫ってきましたねvますます面白くなってきてます。これまでの感想はこちら。神様のバレー 19 (芳文社コミックス) [ 渡辺ツルヤ ]楽天で購入まだ生徒たちには一位通過を避けたかった理由を話さないと思っていたんですが、阿月は意外にあっさり教えてました。やっぱり辻実東との対戦を避けるためだったんですね。確かに抽選ではブロック一位同士がいきなり当たらないように対戦を組むことが多いので、阿月の作戦は当然と言えますね。阿月だけでなく、全中をよく知る者であればみんな辻実東は避けたいと考えているようです。さて、辻実東はどこと当たるんでしょうかね。阿月は今年は関東ブロック一位と当たる可能性が高いと考えているようですが予想通りに半田学園が当たるのか?それとも残念ことに幸大学園が当たってしまうのか???当たったら当たったで阿月が何とかしそうに思ったりもしますけど。辻実東は辻斬りといわれるほど優勝候補を悉く倒してきたようですが、優勝候補の学校は注目が集まるから情報収集しやすいでしょうし、当然対策も取りやすく、辻実東はそこだけに絞って練習をするってことでしょうか。それだけを唯一の楽しみにしてるというか。何回も対戦すれば実力通りの結果になるでしょうが、一回だけなら対策次第なのでしょうね。阿月の目的である「自分に掛けられた呪いを解く」ためには、同じ条件の被検体を使って呪いのカラクリを解き明かすことが必要になるわけですが他にも全日本監督となり世界を制するか、呪いを掛けた術者を倒すかすればクリアするようです。もし今回呪いが解けなかったとしても、幸大学園を全中で優勝させることができれば全日本男子の監督の椅子が手に入り、次の呪いを解く可能性を手にすることができますが、今回、阿月の師で児玉率いる下道中が全国大会に出場することで彼を倒して呪いを解くことも可能になったんですね。が、ここでちょっと疑問。阿月は自分たちに「呪い」が掛けられたと捉えているようですが、他の選手たちはどう思っているんでしょ。バレーに関わることが苦痛だと思っているのか??どこにいるのかさえわからないという雪村は折呉島の彼ですよね??嫌々バレーに関わってるようには思えないのですけど。おばちゃんバレーを楽しそうに監督してるように見えるんですが(^^;あの試合では、劣勢で取った2回目のタイムアウトで監督の言葉を待ったのに児玉は何も言わなかったようです。でも、その時に選手全員の肉体と精神に何かが起きたとか。阿月はそこで何が起き、なぜ逆転出来たのかが分からないようですが、仮説は持ってるようですね。それを立証するため1年掛かりで児玉監督と同じ状況を作るため、自らを“神という存在”に仕立て上げたということですが・・・そう上手くいくんでしょうかね。いずれにせよ、ついに阿月の目的が果たされるところまで来たので興味津々です。それにしてもグリ子の分析力というか解析力は凄いですね。そして人を巻き込んでいく謎の力もw歩中の片山に声を掛けていた件は、幸大学園に負けていった学校で連合チームを作ることだったようです。彼らに解析データを元にした組み立てを教授し、幸大と薬丸の弱点を突く最強チームを作り上げてしまうとは。それも自分自身が行うのではなくて、諜報部隊の中から適任者を選抜し、任せることが出来るほどに育ててしまう手腕も凄い。連合チームによって幸大も薬丸も有意義な練習が出来たようですが、それだけではなかったようで・・・まさかここで阿月を始めグリ子や鷲野が選手として相手をすることになるとは思ってもみませんでした!!木下はプレーできるんでしょうか???練習してたんかな???これは次巻がかなり楽しみになってきましたよ。
2019年06月27日
相変わらず響は響です。これまでの感想はこちら。響〜小説家になる方法〜(11) (ビッグ コミックス) [ 柳本 光晴 ]価格:638円(税込、送料無料) (2019/3/10時点)楽天で購入デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。驚異的な現役JKの存在に世間は振り回されるが、響本人は変わらず平穏な日常を送っていた。そんな中、全国高校文芸コンクールで文部科学大臣賞を受賞したことで響は世間の注目を集めてしまう。しかし、響の奇策で執拗なマスコミ攻勢はひと段落。そして高校生最後の年が始まった。響を長い目でみて高校卒業までは小説家としての仕事を入れずに見守ってくれてる花井さんがかっこいい。とはいえ、彼女にも響の新連載を条件に文芸の雑誌を新しく立ち上げると言われれば動かざるを得ないというのもわかる。響を切っ掛けにこれまで光が当たらなかった文芸が売れているとなれば何か仕掛けなくては出版業社としてはもったいない話ですもんね。でも、響のピークが今だけと言われて、またも胸ぐら掴むのは男前v今の響には小説は書かせられないけど、以前の原稿なら何とかなるかもってことで涼太郎のところへ行くも、どっちもどっちw太郎は響のことになったら見境ないし、滅茶苦茶喧嘩強くなってる感じなのに、その涼太郎を容赦なくボコる花井さんってのがまたw響は退学してマスコミの注目をそらしたと思ったら復学しましたね。ホントやりたい放題。ワイドショーの司会者が、高校生を追い回した我々マスコミ側にも響が退学したことの責任があるみたいなことを言い出して情報リテラシーを考え直さないとなんてもっともらしく自己反省してたのに、番組中に響復学の知らせが入った途端に「本人映像あるか!?」って叫んでるのには笑いましたw響がバイトするってのには驚きましたわ。印税があるだろ??って誰もが思いますよね。で、またやらかすに違いない・・・って思いますよね。その通りなんですが、またもいつもの感じで上手い具合に収まっちゃいました。バイト先の店長にもなんだかんだで気に入られちゃうし。クソ生意気だけど本音で向かってくるし、相手も本音できたらお互いに受け入れ可能ってことのようで。それにしても響の担任になった先生がお気の毒w普通の生徒だと周りも思ってた頃は問題なかったでしょうが、今は身バレしちゃって有名作家だということが周知されてますからね。進路相談っていっても(^^;印税で7億5千万なんて聞いたらやってられませんよね。好きにするしかない。というか好きにできる。響の場合はマスコミに追いかけ回されない海外で、悠々自適に小説書いて生活すればいいんじゃないでしょうかね。今は原稿なんてどこにいてもすぐ送れるし。涼太郎もどこへでもついてきて響を守ってくれるでしょうし。いいなぁ・・・
2019年03月13日
阿月が動きましたが、それはどうも優勝させない方向みたいですね。これまでの感想はこちら。神様のバレー 18 (芳文社コミックス) [ 渡辺ツルヤ ]価格:637円(税込、送料無料) (2019/2/28時点)楽天で購入第1セットはなんとか鷲野が思い描いていた通り先に24点をとりセットポイントは幸大学園に。ここで誰もが半田学園セッター佐藤は河野にあげると思われたのに鷲野は他のスパイカーにあげると確信。それは今まで佐藤は劣勢の場面では、一度も河野にトスを上げていないというデータを元にしたもの。佐藤は大事な場面でミスをして河野が自信を失うことを恐れたんですね。なるほどね。河野を思う余りにちと過保護になりすぎてるってところでしょうか。本物のスーパーエースはチャンスを確実に決めるだけでなく、劣勢の流れを断つことも要求されるのにそこを敢えて避けてきてたようで。彼らは一応、中学生ですからね。あまり非情になりきれないのもわかります。ただ、この先はこれでは河野は成長できないでしょうし、チームとしても不完全。阿月が友情ごっこというのも仕方ないですよね。鷲野の心理誘導により、幸大学園は1セット目をとりますが、勝利するのは阿月には都合が悪そうで・・・本来なら、鷲野の思うように全てを進めていれば(西浦の水分補給とかも)きっと優勝できたんだろうと思われます。でも、明らかに阿月はそれを阻止。西浦に水分補給をさせなかったこともおかしいですし、その後の彼の采配も珍しく平凡。伊藤だけは違和感を覚えたようですが、さすがにわざと負けるように仕向けたとは考えられないようです。いやいやいやいや、阿月なら有り得るって。全ての選手の身体状況を誰よりも把握してるにも関わらず、全国で勝つためとはいえ、選手の思いとは逆のことをするのが阿月なのよ。ほんと、自己中。ただ、なぜ彼がそんなことをするのかは不明。一位通過は避けなければならない理由があるんでしょうが。選手たちは優勝に手が届いていたのに逃してしまった悔しさを噛みしめてますが、結果としては手の内を全国に出場する水上に見せずに済んだよう。ここまで阿月が読んでるとは思えませんけど。水上は突然やってきたようですし。う~~~ん、でも、もしかしたら彼が来るって情報を掴んでたかもですよね。それとも彼なら来そうだと予想してたとか。取りあえず、準優勝以下の方が全中には有利なんだろうと思われます。水上率いる辻実東が面倒な相手だということで避けるための布石かどうかはわかりませんが、順位と組み合わせとに関係はありそうです。それにしても辻実東の水上が胡散臭過ぎです。負けてがっかりしてる幸大学園の選手たちに阿月はどう声をかけるんでしょうか。まだ彼らにも手の内はみせないんでしょうけど。次巻が非常に楽しみです。
2019年03月02日
なんと!2巻まではエロエロしいことばかりだったのにこの巻ではそれが一切ありませんでした。びっくりwでも、それ故に悪魔の無償の愛が際立ってますvいいわぁ~~(p≧∀≦q)〃これまでの感想はこちら。この愛は、異端。 3 (ヤングアニマルコミックス) [ 森山絵凪 ]楽天で購入魂を捧げ、人として生きる──。淑乃の決意を前にベリアルに生じた迷い。2人の関係に大きな変化が訪れる。そして明かされる契約の真相。悪魔と少女、儚く美しい異端の愛の行方は…。ちょ、これで終わり??っと思ったら第一部完ってことでした。まだまだ続くようでよかった。淑乃の両親が現れ、娘に愛撫という対価を払わせるようなことはさせずに自由にして欲しいと乞われるベリアルですが、ベリアルが居たからこそ淑乃はこれまで生きてこれたんですよね。ベリアルがいなければ、その魂に魅せられた様々なモノが寄って集って淑乃の命を狙っていたのですから、とっくに魂とられてますって。それにしても淑乃の魂の魅力ってのは凄いですね~~~~神から魑魅魍魎まで奪いにやってくるってw最初に見つけたのがベリアルでよかったですよ。それから必死に淑乃を守り、世話までしていたという・・・なんてこったい。実母よりよほど淑乃の世話をしてるじゃないですか!過保護過ぎる点は否めませんが、実の両親より親らしいかったのではないかと。まさに無償の愛!!ベリアル自身、悪魔としては認めたくはなかったけれど認めざるを得ない感情。思いっきりすれ違ってきたベリアルと淑乃ですが、ベリアルが淑乃の心を欲しいと願い、行動に移したことで未来が開かれましたね。ラファエルの妨害に遭いましたが、ちゃんとルシファーが誤解を解いてくれたというか、どれほどベリアルが淑乃に尽してきたかを説いてくれました!やるやんルシファー。ほっといたらベリアルは言わなかったでしょうし、本来の対価は魂と肉体のみであって、キスや愛撫などは対価にはならないこともルシファーがきっちり言ってくれました。しかもベリアルが定期的に触れてたことで匂いがつき、他の存在が寄りつかなくなってた事実も判明!ほらご覧なさい!!ってことですね。淑乃にとっては良いことづくしで守られてたんですよ。ベリアルなんて良い奴。今回元ルシファーのサタンがホント良い仕事してくれましたよね。サタンがいなかったらベリアルがどれだけの献身を淑乃に行ってきたかも気づかれることなく本気のラファエルに消されちゃったかもしれなかったんですから。サタンはルシファーの時より、サタンの時の方が好み。ラファエルに両翼斬られても、腕を切り落とされても、淑乃との契約書は渡さないベリアル。泣けますわ・・・(ノД`) 悪魔がこれほどまでに一人の人間の少女のために全てを投げ出せるのかと。とはいえ、愛してるかと問われても「どうでしょう?」って答えるベリアル。もう彼の行動が全てを表してるというのに。これまでの奇跡は全部ベリアルによるもので、彼が結婚も考えていたと知り淑乃は躊躇うことなく婚姻届に署名。悪魔による無償の愛を目の前で見せられたラファエルはさすがにそれ以上は手を出しませんでしたね。両親を連れて帰っていってくれました。本気のラファエル相手ではベリアルに勝ち目はありませんでしたが、淑乃が救った形に。誰よりも淑乃に愛を注いできたのはベリアルなんだから両親も受け入れるしかないですよね。それにベリアルと一緒にいることが淑乃の幸せなんですから。あんないい旦那いませんもん!瀕死だというのに最後の最後まで淑乃の心配をするベリアルがオカン過ぎwホントにヤバいってことでサタンが地獄へ強制連行。悪魔は地獄で回復するんですね~~翼も腕も再生されるものなのですね。が、半年で回復する予定が一年経っても音沙汰なくて。さすがにベリアル再生できませんでした・・・ってことにはならないだろうと思ってましたが、淑乃がずっと一人なのは見てる方が辛いので何とかならないものかと思っていると・・・やっとサタンが現れて・・・サタンは淑乃への報告を怠っていたようです。このオッサン、やってくれるわw見るからに面倒くさがりって感じですもん。でも、普通はこんなものなのかも。ベリアルの執着とまめさが異常なだけでwやっと回復したベリアルはせっせと新居を建てていたようですwさすがw寝室にシャワー室とトイレ完備。当然のように至れる尽くせりのようです。さぁこれから2部に入り、新婚生活が始まるようです。ベリアルと淑乃の夫婦生活が楽しみですwベリアルのコミカルな変態ぶりを堪能させていただきましょう。本体あんな美麗なのにw寝室は翼を広げてもいいように作ってあるってことは本体でHするつもりってことですよね??これは期待が高まります (///∇///)
2019年01月12日
まぁそうなるでしょうね。ってところでした。これまでの感想はこちら。あさひなぐ(28) (ビッグ コミックス) [ こざき 亜衣 ]楽天で購入伝統校の誇りVS.挑戦者の野心ーー!! インターハイ本選、団体予選リーグ。伝統校・弦平相手に敗北した二ツ坂はこのまま予選敗退かに思えたが、二ツ坂が崩した東陽相手に弦平が敗北、三校の勝ち数本数が並び、奇跡の三つ巴の再戦へ!!一度手放した運命、つながった希望ーーこれは、ただの“やり直し”じゃない。真価の問われる二度目の闘いは、伝統校の誇りと挑戦者の野心が激突する一進一退の攻防へ!!一方、同じく団体予選リーグでは、強豪・出雲英豊や熊本東が、そのベールを脱ごうとしていたーー二ツ坂が圧勝かと思ったらそうでもなかったですね。二度目の対戦となると実力差がはっきりするということで二ツ坂にとっても有利というわけではなかったようです。東陽相手には圧勝したものの、やはり弦平は強い。前回一本負けをした薙は“引き分け”狙い。団体戦だったらこれも戦略の一つですよね。相手の実力が自分より上ならこれしかない。先輩たちに託したってところでしょうか。凪も団体戦ということで自分の勝負は持ち越しにしたようです。文乃はただの動けるデブではなく、動ける上にペース配分が出来るデブに進化!中堅のえりは前回は引き分けでしたが、今回は負け。さすが強いですね。これで勝負は振り出しに。前回、旭は二本負けという大敗でしたが、今回は・・・最初に面を取られたものの、旭の体さばきに対応しきれていない俵に対し綺麗な面を入れましたvおお~~~なんか旭も進化してるようです。あと一本欲しいところでしたが、打ち合いは互角ってところで引き分け。前回は弦平の主将である俵に大敗したわけですから旭にしては上出来なんでしょうが、もうひと押し欲しかった~~~でも、簡単に主人公補正で勝たないところが「あさひなぐ」らしいですが。そして最後は大将、将子に託されました。弦平の中村は自分が俵にかけた呪いは自分にかけるべきだったと。なるほどね。その違いがでましたかね。実力的には中村の方が上かもしれませんが、将子は常に自分と向き合い誰かに責任を預けるようなことはしてきませんでしたから。それは将子だけでなく、二ツ坂の部員たちはみんなそうだったのでは。自分の武器を磨き、それぞれが強くなる。将子の場合は剣道経験者の速さ。将子が取り返し、1対1になったとき、弦平は代表戦に誰が出るかに意識がいってましたね。既に引き分けになると考えていたようで。これって中村の勝利を信じてないってことですよね。対して、二ツ坂は最後まで将子を信じてたんじゃないでしょうか。その差も出たかなっと。それがチームとしての強さですかね。何とか二ツ坂は強豪弦平に勝利。この簡単に手に入れたわけではない渋い勝利がいいですね。さぁ熊本東も出てきましたし、不気味な出雲英豊高校も・・・彼女らとの対戦が楽しみです。どんな試合になるんでしょうか。やっぱり試合は面白いですv
2019年01月10日
話が動きましたね!!いいんかい???って方向ではあるけれど、それしかないって方向でもあって。妹の真友子がいいポジションでいてくれそうです。これまでの感想はこちら。私の少年(5) (ヤンマガKCスペシャル) [ 高野 ひと深 ]楽天で購入聡子に会うため、仙台に来ようとする真修。恋とも母性とも友情ともいえぬ関係への「社会の目」に苦しむ聡子。しかし、二人の関係に変化が訪れようとしていた。「このマンガがすごい!2017」<オトコ編>第2位「第3回次にくるマンガ大賞」第3位ほか各メディアで話題沸騰中、待望の第5巻!! 真修が仙台に来るって言い出したものだから、それだけはさせちゃいけないと思った聡子は自分が東京へ行くと・・・ナイスなタイミングで本社に戻る話が出てきましたしね。聡子としては本社に戻る気はなかったのに真修と再会し、真修が自分に向ける眼差しに・・・負けてしまったわけではなくて、真修を放っておけない気持ちが再燃ってとこでしょうか。真修の父を警戒させるようなことはしないように、真修も中学生だからどこまでなら問題ないけど、どこからがOUTなのかということを慎重に考慮した上での付き合いならいいのではないか・・・ってことですよね。真修を出来得る範囲で守るため聡子は再び東京へ。が、聡子と真修のことを知った真友子は真修が聡子へ向ける感情と聡子が真修に向けるそれとでは相違があることを感じ取って・・・聡子も気づいてはいるようですが、それを受け入れるわけにはいかないしでも、真修の気持ちを突き放すことも本当は出来なくて。真修にとって誠実な大人であろうとしてるのに、真修は押してくるしで。聡子としては真修を恋愛の対象として考えるのは無理があっても、それと同等くらい、心を埋めてくれる存在であることは否めませんよね。その気持ちはただの母性とも言えなさそうだし・・・真修の気持ちに応えることはできないと言われ失恋したんだと思う真修。やっぱり聡子への気持ちに対し自覚してたってことですよね。とは言え、真修にとっては聡子と具体的に付き合いたいとかではなくて、ただ話をしたり一緒にいたいことなんでしょうが。憧れとかまだふんわりした感情なんでしょうね。この感情が真修の成長とともにどこまで進化していくのか。真修が自分の気持ちを聡子に伝え、聡子もそれに対して応じられないと返事をしたことで二人の関係に動きがみられましたが、それで終わりってことではないですよね。聡子は真修の気持ちを受け取らなかったとはいえ、聡子だって真修のことが頭から離れないし、真修が特別な存在なのは否定できないのですから。真友子は幼い頃からずっと聡子に守られてきたことをわかっていて、姉が大きな心の穴を埋められないまま現在に至っているのだと心配だったようですが、聡子が真修の世話を焼くことで自分がしてもらいたかったことをして埋めているのではなく、真修の存在そのものが聡子を救っているのだとわかって俄然二人の関係に興味が湧いたようですね。真友子は姉と真修とのことを見守ることにしたようです。真友子ちゃんありがとう!!出来れば、二人の間の感情のすれ違いや誤解を修正してくれるよう働いてくれると嬉しいのですが。真友子は聡子のことが大好きなようですし、聡子の幸せを誰よりも望んでますから、きっと聡子の助けになってくれるはず!真修が聡子に向けてる恋心も後押ししてくれそうですよね。聡子と真修だけではこれ以上は進みようがないと思われる関係も真友子がいることで何らかの化学反応が起きることを期待したいです。やっぱりこのまま保護者として存在してるだけではなく、真修の気持ちが変わらないのなら聡子が受け入れることも有りなんじゃないのかなと思うんですよね。せめて高校生くらいになったら・・・フランスのマクロン大統領の件もありますし(^^;どうなるんでしょ。はぁ・・・次巻が待ち遠しいです。
2018年12月21日
フォス、ついに仲間を月へ連れていくことに。これまでの感想はこちら。宝石の国(9) (アフタヌーンKC) [ 市川 春子 ]楽天で購入月世界に降り立ったフォスは、月人の首領的存在・エクメアに対し「仕事をしなくなった」とされる先生への刺激を与えるために、「宝石たちの裏切り」を提案した。宝石たちの星に戻ったフォスは、月世界の情報を伝えて、宝石たちに月への興味を持たせていく。約束の場所には、数名の宝石が集まり、月世界へ向かった。一方、残された宝石たちに金剛先生が伝えたことはーー。また今回も衝撃の数々!!フォスと共に月へ行った者たちと残った者たち。これまで仲間だった両者がどうなっていくんでしょう。フォスは本来の目的である砂になってしまった者たちの再生をエクメアに交渉。難航だと思われましたが、割とあっさりと試みてみようってことで受けいれてくれました。結果は硬度五以上の者は再生可能。が、それ以下は不可能。つまりはフォスの頭やアンタ―クたちは無理ってことで。これには喜びとショックが半々。とはいえ、再生可能な者がいるのはよかったですし、フォスの場合は適応力が高いから現状でも何とかなりますし、アンタ―クについては残念ですが、まだ絶対に無理とも言えず、これから新技術が生まれる可能性もないわけではないようで・・・それにアンタ―クが再生できなかったとしてもカンゴームはすっかり本来の自分を手に入れることができたようなのでそれでいいのかも。カンゴームが自由が欲しいとエクメアに訴える場面は壮絶でした。硬度が弱いと簡単に崩れてしまうので身体がもげていくのは衝撃的。宝石の自壊もドキッとしますけど。自由を手にしたカンゴームは当然ですが、これまでとは別人。活き活きしてますねvまさかエクメアと良い感じになるとは思ってもみませんでしたけど。エクメアの方も意外でしたが無機質だった彼に人間味を覚え好感。なんだかちょっと寂しいですけどね(^^;フォスも呆気にとられたようで。状況がわからないから唐突に感じますよね。月へ来てパパラチアが動けるようになったのはよかったです。取りあえず、これくらいなら月の技術では全然問題ないようです。宝石たちが自壊してもさっさと修復してくれますし。ルチルはパパラチアが起きたのをみて感動すると思ったのですがフォスやイエローと共に現れたパパラチアを見ても戦うことを止めませんでしたね。躊躇ってはいましたが・・・それにしてもパパラチア強いです。シンシャにはやられてしまいましたが圧倒的。お互い話し合うことで状況が変わるようなことになるのかと思ってたのですが、月人が来て3人を回収。その月人の中心となっていたのはカンゴーム!なんかすっかりあちらの人って感じ。月人を仕切るリーダーのようになってます?彼だけは宝石の国にはいい思い出がないから何の未練もないってことなんでしょうね。フォスは月人の願いを聞き、金剛を正常に動かすことでみんなを守り以前のような日々を送りたいと思っているから、わざと金剛に強烈な刺激となる裏切りを行っているのですが、なかなか全員にはその真意を伝えることはできなくて・・・金剛が正常に動いて祈りを行えば全ては解決なのですが(^^;残った者たちは金剛との新たな関係を築くことに。金剛を指導者ではなく、平等の仲間として受け入れることにしたようですが、金剛の方がすぐには順応できないところが可愛いですwまさか完璧な指導者にみえた金剛が実はポンコツだったなんて思ってもみませんでしたから、なんだか愛嬌を感じてしまうのですよね。今まで“先生”だったのに本来は隷属する方が得意だったなんてw可愛らしいにも程がある。絶対アニメ2期みたいです。確かに生命ではなく人工物ではありますが、これまで一緒に生きてきた宝石たちにとっては、金剛を“道具”であると認識することは難しいことのようです。そりゃそうですよね。フォスのようにあれだけ懐いていたのに割り切れる方が不思議かも。ま、フォスは何度も別の鉱物で補うことを繰り返してますからそれによって成長を遂げているというか、思考力がついて視野も広くなってるってことでしょうが。この後どうなるんでしょうね。ユークはフォスに「誰も零さず進む方法を一緒に考えましょう」と声をかけてくれました。その言葉に涙するフォス。それはフォスの願いでもありますから。が、フォスたちは回収され再び月へ帰っていきました。なんでまたカンゴームはフォスの顔を潰していったんでしょうかね。潰しても元に戻すことは出来るでしょうが、わざわざ潰さなくても・・・実は意味があったのかなとか思ったり。カンゴームが今後どうなっていくのかも気になるところです。
2018年11月30日
こちらもすっかり遅くなった「累」14巻(完結)の感想です。劇場版の評判はどうだったんでしょうね。これまでの感想はこちら。累(14) (イブニングKC) [ 松浦 だるま ]楽天で購入他者の顔を奪う口紅とともに、舞台の上で輝き続けた累。累はその口紅の力を捨て、真実(ほんとう)の姿のまま舞台に立つ願いを羽生田に告げる。その提案を一笑に付した羽生田だったが、誘の手紙から己への想いを知り、素顔の累を演出することを決意する。再び始動する「宵暁の姫」、累が舞台の上で見せる演技とはーー。美醜に翻弄されし“累”の物語ーー、最終巻。ついに全てが明かされましたね。やはり累は自らの顔で舞台に立つことを選んだようです。でも、それは宵の方が理解できるという安易なことではなかったようで。宵を演じるということはこれまでの自らと向き合うことでありそれは演技を越え自分自身を晒すことだったんですね。それは累には辛い作業だったようです。台詞は入っているのに自分がどう観客に映るのかがわからなくて演じることができない累。今まで自分の顔を鏡でじっくり見ることも、怒りの表情を客観的にみることもなかったわけですからね・・・それを羽生田は強要。累なら当然完璧に演じるだろうと思っていたのに、全く演技の出来ない姿に彼も演出者として覚悟を決めたようです。が、累の演技は及第点、前よりは良くなったと言うだけで咲朱の時のような絶賛されるようなものではなく・・・“美”への執念が累に迫真の演技をさせていたのだとしたら、今のそれを棄てた累の演技が本来のものだったのかと思う羽生田。幕が上がればこれまで同様の累になるのではと期待した羽生田でしたが、かつて愛した雨野が見に来ていることに気づいた累は自分の姿がどう映っているのか不安を感じ萎縮。自分を制御することが出来ないまま演技は散々。うう・・・私も本番になったら累が迫真の演技を見せてくれるだろうと思っていたのですけど(><)あまりのボロボロ状態に驚愕。どうすんのよ?っと思ったら累は舞台衣装のまま雨野を追いかけて・・・今の累を見てもかつて自分が愛した女性の面影はあっても同一だとは思ってもらえないのに。雨野も累と話して何か感じたようではありますが・・・が、雨野に無様な演技しか見せられなかったことで累は覚醒。これまでどれだけ醜貌を嘲笑され見下されようとも感じることのなかった悔しさを累は味わったようです。累は雨野の愛よりも彼からの賞賛の方が欲しかったんですね。羽生田も累と誘は同じ顔をしていても全くの別人であったことをようやく受け止めたようで。誘は恋に生きたけれど、累は芸に生きるのだと。彼は誘の物語ではなく、累の物語として1場面をラストに追加。美しいものに光を 醜いものに闇を美しいものに光を 醜いものに それでもどうか・・・どうか 光を空へ手を伸ばし、美への執念、憎悪、深い哀しみを表現する累。渾身の演技にこれまでにないほどの喝采が。やっと累のままで認められ、賞賛を得たってことですよね。これが累が欲しかったものだったんですよね。でも、ここに至るまでの代償が大きかった。累は野菊にニナの母親にニナの日記を見せ、舞台に連れてくるよう依頼していたようです。ニナの母親はやはり自分の娘と累が入れ替わっていたのだと確信。ニナの母親は野菊にケガを負わせ、累を殺害・・・ (ノД`) ああ・・・やはり累は表の世界で幸せになることはできなかったんだ・・・人の幸せを奪った代償を払わなくてはいけなかったんだ・・・累には幸せに生きて欲しかったけど、やっぱり叶わなかったんだそう思ったのに、ニナの母親はなんと永久交換の方法を知っていて累と自分の姿を入れ替え、自らが淵かさねとして自害!これには驚きましたわ。永久交換っていうのは全身の入れ替えであることにもびっくり。最終話でわかったことですが、累は野菊にも自分がニナの母親と入れ替わったことは話さなかったんですね。ただもう全て封印するかのように。なんとも切ないです。( p_q)累がしてきたことを思えば償わなくてはならないでしょうが、誘の生き様を知ったり、野菊や羽生田との関わりの中で、ありのままの自分をさらけ出す勇気と覚悟を持った累にはなんとか幸せになって欲しかったです。でも、ラストで羽生田が丹沢の家を訪れてますね。累への執着から もしや、ニナの母親と累は永久交換したのではと考えるに至ったのでしょうか。羽生田の執念も凄まじいものがあります。歪ではありますが、もし彼の存在が累を幸せにすることが出来たらと望まずにはいられません。もう舞台に立つことは叶わなくても、忘れ去られてしまう存在にはならないで欲しいと・・・野菊と天ヶ崎も関係が続いてるようですね。はぁ・・・完結してしまいましたね。この作品、重厚でしたわ。一言では表現できない魅力があります。グイグイ引き込まれます。理解できないような行動や難解な関係があったりで、複雑な思いを持たざるを得ませんでした。累には共感しがたいと感じたり・・・。だけど、突き放せないんですよね。最後の方では累には幸せになって欲しいと願う自分がいました。一言では感想を書き表せない衝撃の強い作品です。お腹にズンと来ます。最後にある一同集合のイラストで累が花束を持っているのですが、微笑む表情に安堵です。まるで終幕かのようです。
2018年11月19日
これは非常に面白い本です!!猫好きには堪りません!続編が読みたい。取りあえずTwitterフォローしてますv俺、つしま [ おぷうの きょうだい ]楽天で購入猫あるある満載! つーさんが書籍に登場! 数ある猫漫画の中で、「とにかく猫の描写がリアル!」と絶賛される「俺、つしま」がついに書籍化! 何気ない猫のしぐさや細かな毛色の表現が抜群の画力で描かれる猫漫画の根底にあるのは、溢れんばかりの猫愛。読み進めていくうちに猫への愛情がふくらんでいきます。 主人公は、外でゴミを漁っていたところをおじいちゃん(実は女性)に保護されたキジトラの「つしま(つーさん)」。すでにおじいちゃんの家で暮らしていた先住猫の「ずん姐さん」やあとからやってきた「ちゃー」「おさむ」などとの暮らしぶりに猫あるあるが満載でニヤリとさせられます。さらに涙腺がゆるんだ読者が続出した「ただいてくれるだけでいいんだよ」のエピソードなど感動シーンも。 実話をベースに展開される猫愛あふれるストーリーは読む人の心を癒しまくります! 息子が本屋で一目惚れして買ってきました。うん、わかるwこのフォルムは息子のドストライク。子猫好きな猫好きさんにはちとハードルが高いと思われますが息子のようにややブサ猫が好みの猫好きさんにはたまらないと思われますw作者は「おぷうのきょうだい」というユニットでお兄さんが作画を妹さんが文章・ストーリーを担当されてるそうです。つしまの飼い主となったおじいちゃんは妹さんがモデルのようですが、なぜかおばちゃんではなくおじいちゃんなんですよねwしかも鼻毛ボーボーだし(^^;でも所作は、おじいちゃんというよりおばちゃんの感じ。とにかく猫に優しいし(ダメなほど溺愛)クネクネしてたりと可愛いのです。見た目は青くて細くてなんかとても残念なのですけども。で、つしまさんですが、とても描写が細かくて・・・頭がデカいんですが、そんなデカい猫いねーよwwwって思ったんですが、写真の本物つしまさんの頭、デカかったです。まんまその通りでした作者さんの猫に対する観察眼は鋭く温かいです。つしまさんだけでなく、他にズン姐さんとかちゃーとかオサムとかツキシマとか猫ちゃんたちが出てくるのですが、まぁほとんど目つきが悪くてwもうホント最高。゚+。:.゚ヽ(*´∀`)ノ゚.:。+゚まだ手にしたことのない方はぜひぜひ一度つしまさんに会ってみてくださいませ。詳しくはこちらのサイトへ → 小学館「俺、つしま」試し読みできます。
2018年11月07日
まだ阿月は動きませんね。ってことは全中を決めた今は特に自分が動くことはないってことなんでしょうね。これまでの感想はこちら。神様のバレー(17) (芳文社コミックス) [ 渡辺ツルヤ ]楽天で購入う~~~ん、阿月動いてませんけど、やっぱり何かありそうです。タイムアウトで西浦に十分水分補給をさせるのを遮ったり、これはもしかして彼がバテてもいいと思ってる??グリ子も半学は河野を休ませながら使ってるのに対し、幸大は西浦をフルで使ってるし、この差は後半に出てくるって言ってるし。この二人が何を考えているのか気になるところです。藤代台との試合は見事に鷲野の采配が嵌りましたね。確実にセットを取りたい藤代台は終盤、23対23のところで西浦を狙って来ました。ここでサービスエースを取るか崩して、米田の被せ打ちでポイント。次もサーブで崩すって作戦だったようですが、それは鷲野の思うつぼ。西浦は変化球サーブで狙われてもカット出来るように練習を重ねて来てたんですよね。なんかよく分からないけど、特訓の成果があって西浦はナイスカット。まさか西浦が上げると思わなかった藤代台は、ブロック対応を前3枚に慌てて切り替え。西浦は当然サーブを上げられずセッターを動かすからコンビは使えなくなって二段トスからの繋ぎの攻撃になると踏んでたんですよね。だから、米田の被せ打ちによって仕留めるつもりだったのに誤算。西浦にカットを任せ、即アタッカーが攻撃準備に入ったことから嵌めらたのは自分たちの方だったと気づく金田監督。鷲野は前の3人にブロックの照準が集まったところでノーマークの西浦にバックアタックを打たせます。なるほどね。しかもラスト1点で被せ打ち攻略ブロックも披露。このタイミングをずっと確認するためにタイムを計ってたんですね。わずか0.5秒ずらして飛ぶことで被せ打ちを止めましたv鷲野の采配で見事に勝利。いや~~~~思った通りに試合運びができるのは気持ちのいいものです。でもそれすら阿月には織込み済みって感じのところが不気味w決勝は半田学園。セッター佐藤くんは幸大がセッターの出来るエースとエースを任せられるセッターを作ろうとしてたことを見抜いていたようで、半学は早い段階で幸大攻略のためのシフト練習をしてたようです。が、鷲野も佐藤くんの心理を抑えているようで、序盤のトス回しを全て読んでます。凄いわ。よくわからないけど、薬丸との準決勝でのデータによるもののようです。が、本当に鷲野は佐藤くんのトス回しの法則を完全に把握してるんでしょうかね?ちょっとそこまで過信するのは鷲野の場合は危険な気がします。一方、グリ子も歩木浜の片山に接触。何か頼み事をしてます。こちらも情報提供でしょうかね??片山にとっても有益なことって何なんでしょう??グリ子もいつも行動が読めませんわ。でも、彼女の行動には残念ながら信頼が持てますw幸大は藤代台との対戦で体力を消耗しててみんなかなりバテてるようです。それに対して阿月には何か考えがあるようなのですが、彼の場合、きっと選手らのためになるようなことではないでしょうね。自分の思惑通りに進むことだけに関心があるようですし。体力を使ってしまってる今の状況がまさに阿月には好都合のようです。ここから先は理に敵った練習を反復してきたチームだけがその恩恵だけで試合を運ぶことが出来る。なるほど。阿月は幸大にはそれが出来ると考えていて、だから鷲野の指導も選手の取り組みも間違っていなかったと全中を狙う資格を有してると証明されつつあり、それがつまりは「呪いにかかる人種」だということのようです。う~~~ん、わからないw阿月としては全中に出られさえすればよかったようですが、木下と鷲野が組んだことで決勝まで残ってしまったのは想定外だったようです。この試合で貧乏くじを半田学園に押しつければ軌道を修正できると考えてますが、これはどういうことなんでしょうかね。貧乏くじって何でしょう???優勝が貧乏くじってことですかね。半学に勝たせるためにわざと水分補給を止めて幸大の体力消耗を促したんでしょうかね??鷲野は優勝に向けて絶対の自信があるようですが、どうも阿月はそれを望んでいなさそう。阿月が何を考えどうするつもりなのかさっぱりです。何か悪巧みをしてそうだってことだけは分かるんですがw阿月の思惑を理解してるのはグリ子だけっぽいですね。彼がこの先どうしようとしてるのか興味津々です。
2018年10月26日
あ~~あ、やっぱりこうなったかw花代子のアホさのお陰でついに響の正体が・・・これまでの感想はこちら。響〜小説家になる方法〜 10 (ビッグ コミックス) [ 柳本 光晴 ]楽天で購入波瀾の表彰式! 響vs.加賀美文科大臣! デビュー小説『お伽の庭』が、芥川賞と直木賞をW受賞するという快挙を成し遂げた鮎喰響。驚異的な現役JKに世間は熱狂するが、本人は特に気にすることもなく日常を過ごしていた。そんな中、文芸部は花代子の発案で全国高校文芸コンクールに参加することに!そして響は最高の賞である文部科学大臣賞を受賞してしまう。特に気にする風もない響だったが、授賞式には表彰状を渡すために文部科学大臣の加賀美が現れる。総裁選の最中、自らの野望に燃える加賀美は、響の正体を芥川・直木賞を受賞した「響」と見抜き、利用しようと画策するが……ほらね、相手が大臣だろうとなんだろうと響は変わらない。響に下手に関わると政治生命断たれることになるよ。って思ってましたが、予想より加賀美は使える奴でしたね。響を自分の総裁選に利用しようとするくらいだから、もっとダメな政治家かと思ったんですが、猫好きだし思ったよりは見所あるかも。花代子のお陰で学校名も実名も出る表彰式に参加することになりましたが大人しくしていれば、例え疑われても響だということは公にならずに済むはずだったんですが・・・そういうわけにはいきませんね。響のいるとこ問題は発生する。響のことを公表し、自分の総裁選に利用しようとする加賀美をマークしてたリカはさすが。響のことをよくわかってる。録音データを渡そうとしない加賀美を表彰の途中で殴る響がブレてないwしかも響の小説の感想をいう加賀美に対して、読んでないと見抜ぬくとばっさりですからね。痛快だわ。表に響という人間を出してはいけないことをわかってるリカは授賞を取り辞めるよう主催者側と交渉してなんとかそういう流れになりそうだったのにやっぱり響は暴走ww折角リカがマスコミが集まってくる前に響を帰らせようとしたのにわざわざ喧嘩始めてるしw確かに先に手を出してきたのは毎年受賞してる藤代ですけど、何もマスコミがいる前で騒ぎを大きくせんでも・・・って思いますが、そこは響だから仕方がないwむしろ、響がどうとか関係なく殴り合いして普通に注目浴びてるしwそんなことやってるからリカが必至に響の身バレを防いでいたというのにマスコミの知るところに。響の学校名や名前がバレただけでなく、大臣を殴るという暴挙にマスコミが食いついて大騒ぎwこれはもう今までの比ではないですね。あまりにも事が大きくなりすぎてる(><)これは学校にも家にもマスコミが殺到して家族も大変なことになるだろうと思ったら、なんと加賀美が警備や警察の手配をしてくれました。響に小説の感想を直接言いに来たってことを口実に響と仲が良いという状況証拠を作って起きたかったようで・・・なんともまぁwでも、思ったよりはやな奴ではなかったですね。翌日からやっぱり家にも学校にもマスコミ殺到。響の両親、思ったよりダメージ受けてないしw響は行方不明。涼太郎は響の行き先を知らないと言ってますが、そんなことはないですよね。彼が響の居場所を知らないのに普通に登校してくるはずが無い。本当にわからなければ当然学校は欠席し探すに決まってるし。彼が普通に登校してるってことは知ってるってことなわけで。店で本読んでるとかそんな感じだったんじゃないかと思ったり。「こうなるから表に出したくなかった」って涼太郎の台詞が身に染みます。結局、響は卒業式にも顔を出さず、4月の始業式の日に退学。ずっとマスコミが学校の周りで待ち構えてましたもんね。他の生徒にも迷惑になるし、何より鬱陶しいってことですかね。どうやら響はフィンランドへ行ったリカの所に居候させてもらってたようです。で、当然涼太郎はずっと響の居所は知ってたようです。フィンランドでも響は響のままwwいいわぁ~~~マスコミが居なくなったと聞いた途端に、響は復学するようで。なるほどね。ほとぼりが冷めるまで身を隠してたってことのようです。しかもマスコミが響を退学に追いやったってネットでは荒れてるようですし、これは使えそう。その間、文芸部は新入部員を募集せず。響目当ての部員は要らないって事ですね。ところが異色なのが二人。これはまたいいのが出てきました。てっきり10巻で終わりって流れなのかなと思って読んでましたが、まだ続くようでよかった。イケメンの天然タラシ気に入りましたw確かにこれは勘違いさせるわw今後が楽しみな二人です。響の身バレ起こしてどうすんのよ?って思いましたが、これはこれでまた新たな展開を期待できそうですv
2018年10月10日
ほら、色気づいてるからろくなことになりゃしない(><)っと思わずにはいられない展開。これまでの感想はこちら。すべては、ここで闘うために。IH開幕!! 「好き」旭から、思わずこぼれた言葉の行方はーー…夏の暑い日、少女たちは懸命に“今”を生きる。そして、遂に降り立った山口…そこはインターハイ本選開催の地!!熊本、和歌山、出雲、香川、そして東京。全国からこの場所を目指して皆、集まってきた。積み重ねてきたすべては、ここで闘うためーー高揚と緊張を胸に、いざ、開幕の時を迎えた二ツ坂一行。しかし真春抜きで挑む団体戦は、予選リーグから早くも波乱の兆しがーー!?旭たちのいちばん熱い夏が、遂に始まる!!IH本戦のリーグ戦。3校で行い二勝したチームが勝ち上がりのようで。東陽にはなんとか勝ったものの弦平には負けたためこれで二ツ坂のリーグ敗退決定。旭は東陽に引き分け、弦平には完敗。弦平はエースが相手だったとはいえ、舞い上がって全く何もできないうちに負け。今まで何してたんだろって思わずにはいられないほど情けない旭。それに引き替え、将子ちゃんのかっこええこと!確かにこれまで試合では空回りしてることもあったけど、本戦できっちり勝てるのは素晴らしい!あ~あ、もう負けかいな、それにしても酷い結果やなぁ・・・っと思っていたらなんと3校とも勝ち数も本数も並んでリーグやり直し。なんと!そういう展開できますか。代表戦ではなく、最初から全員やり直しとはこれまたびっくり。三つ巴戦となると絶対に勝たなければならないという弦平はプレッシャーが相当大きそう。本来なら1回戦のリーグなんて当然勝ち進むつもりでいたのに勝てなかったのは痛いですよね。最近優勝から遠ざかってる強豪校ならではのプレッシャー。東陽はもう一度仕切り直しになってラッキー、落ち着いていけば勝機があるよ!ってところでしょうか。二ツ坂は実力出し切れなかった旭と薙がどれだけ次に戦えるかにかかってくるでしょうね。それにしても田所先生のコメントが光ってる。IHの“ゆらぎ”説も大いにうなずけるところ。さらに、やり直しになったら同じ相手との二回目は一回目よりずっとフラットに実力差がでるというのも納得です。番狂わせは起きず、実力通りの結果が出るってことですね。確かにそうでしょうね。ということは次は二ツ坂が勝つってことも布石かも。東陽と二ツ坂では一回目はギリギリの勝利でしたが、二回目は二ツ坂の圧勝になりそうです。そうであって欲しいし、優勝候補の弦平にも圧勝してくれたら尚嬉しいんですけどね!!
2018年09月13日
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