ろしあとナナ

ろしあとナナ

警察官、勢揃い


  『警察官、勢揃い』




  すぐ、警察官が5人ほどやってきて、部屋で事情聴取。
  次は、外に出て、共同玄関の前で 警察官に状況説明をした。

  夜中だというのに、ライトがつけられ、明るかった。
  警察関係者は10人以上いたと思う。

  ニュースやドラマなどで見るような、指紋を取っている人がいたり、
  立ち位置には、数字が書いてあるプレートを置き、私がそれを
  指でさして状況写真を撮ったりした。

  私が、どこを歩き、相手はどの辺から来たとか、
  どういうふうに歩いていたかなど聞かれ、
  実際に警察官が犯人役をしながら、一緒に歩いた。
  写真もパシャパシャ撮られていたと思う。

  ようやく終了すると、次は警察署へ連れて行かれた。
  今回の事件の調書を書いて残しておくためです。
  この時すでに 深夜でした。

  調書というのは、その日の私が起きるところから始まり、
  事件が起こっている間の詳しい説明があって、
  「こんなことがあるのが許せないので
  早く犯人がつかまって欲しいです。」という要望を書いて
  終了しました。小さな取調室?で警察官に説明した後、調書は
  全部手書きするので、とても時間がかかりました。
  終了したのは早朝6時でした。

  その日、睡眠をとらないまま、会社へ行きました。
  昼休みには、近くの交番へ、犯人のモンタージュ写真を作るために
  どういう顔で、どういう特徴があったとか、説明に行きました。
  顔は直視できなかったので、正確なものは作れませんでした。
  きっと犯人は、つかまらないだろうなと感じました。

  その日から、寄り道をせずに 車や人が通るような道を必ず歩くようにしました。
  後ろから人が来ると恐いので、ゆっくり歩いて先にいかせて後ろから
  ついていったりもしました。
  そして、早めに後ろを何度も振り返るようになりました。
  これをすることによって、相手の顔を先に見ることができるので
  事件防止になると警察の方が言ってました。




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