木は大地、そして幹、枝、葉の順序
ありのままに、その成長する様を現すように描いてゆく
二日目からは美術の授業
言われてみればそうだな、そして、そう描いていないことが多いことに気づく
空と海を描くとき
地平線として線で描くときがあるけど実際は線って無い
私たちは普段
目にしてるもの、どれだけ正確に捉え
ありのままを表現することが出来ているのだろう
授業の合間、
近くを散策して大きな木に出会いました。
「大木」と「背景(草木)」を描くとき
その境目は、大木と背景の草木があって現れる
境目は線でなく、それぞれの存在で生じる
背景ばかり丹念に描くと大木の存在が薄くなる
逆に大木だけを描いたら周囲の存在が分かりにくくなる
大木、周りの存在
両方それぞれ描くことで
リアルに、ここに存在してゆく
そしてまた
幼い木は環境の変化を受けやすく
大きく成長すると変化の影響を受けにくくなる
たとえば、
自宅近所に二階建ての家ほどの高さの木がありますが
支えは無く、冬に雪囲いもされてません。
しかし傍らの幼い木は支えで守られてます
写真のような森の中では周りの木々が代わりになってゆくのでしょう
ある程度、成長するまでは支えとなるものがあると
健やかに育ちやすい。
まずは自己形成が大切なこと
自然の中から垣間見ることができます。
さて私たちで置き換えると、
このことは皆さんにはどう映るのでしょうか…
3日間を終えた後
小金湯温泉に立ち寄りました。
とってもきれいな施設、お湯は、ほんのり硫黄の匂いのする無色透明
湯上りは肌がさらりと滑るような感じでした。
ここでも大木に出会いました。
樹齢700年の桂の木(樹高約23m、幹周りは10m以上)
その昔、定山渓を開いた美泉定山が根元で仮眠した際、
樹霊が夢枕に現れ、霊泉が湧くことを告げたという言い伝えも残る
守り神のような存在だそうです。
大木には結構逸話があったりしますね
温泉建設などにより伐採された木も多かったでしょうに
その存在から逸話が生まれたのか、逸話で守られたのか、または…
人はこのように長生きは出来ませんが
周りの環境に対応しながら存在してゆくとき
際立つ個の存在になってゆく
そのように私には映りました。
温泉でリラックスできて
札幌中心部に入っても車の流れはスムーズ
ラッキーです♪
PS:
美術の授業で使った例のパステル
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