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自分の身内が被災したわけではないが、地震の被害があまりにもひどすぎて、今回は母と娘の悲しい別れのはずだったのにそんなに悲しく感じられなかった。小谷城が落ちた時はまだ憎いとはいえ、兄信長の元だし、三人娘もまだ小さいから生きることに決めた市だけど、猿の側室は絶対に嫌だったんだね。勝家との結婚生活は半年しか経ってないとはいえ、長政を思い出すのもちょっとなんだかなあと思ってしまった。天地人に続き今回も石田三成はなんだかいい人系。秀吉だけ妙に悪く描かれすぎ。夫は江の秀吉はふざけすぎで嫌いみたいだけど、私は動きが猿っぽく、滑稽でまあ好き。江達が城を離れ、攻撃の合図の時に言葉も無く軍配を振るったシーンはいいなあと思った。鈴木保奈美の演技、迫力あったなあ。今後の活躍が楽しみ。
2011年03月22日
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今回も面白かった。ラスト江が「父上~」と叫ぶところは泣けた。いかにも制作者が泣かせようとしているのがみえみえだったので、頑張って抵抗してみたんだけど。叫ぶまえの想い余った樹里ちゃんの表情も良かった。 今回のドラマ長政と市、勝家と市の夫婦関係が上手く描かれていると思う。ここで天下布武の印が出てくるとは。でも割れたものを渡すのは不吉なような気がするけど。「私はあなた様の妻ですよ」は少し赤名リカ入っていたような。美女と野獣も来週で見おさめか~。 羲父と娘の関係も良かった。刺繍とか。大地康雄勝家は娘を見る時のまなざし、声が本当に優しそうで。娘に戦は嫌と言われ本気で悩んでしまったり。 三姉妹と夫婦食事のシーンの編集が不自然だった気がした。 解ってはいるんだけど来週も泣かされそう。
2011年03月07日
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ホームドラマとして面白かった。景色が美しい。料理、お菓子が美味しそう。宋易と秀吉の衣装の色の組み合わせが好きだった。御道具がステキ。これからが楽しみ。 勝家いい人だ。大地康雄のとぼけた演技がいい。「多少なりともそれがしに想いを寄せて欲しい。爪の先ほどでも好いていただければ」かわいい~。うるっときた。江がいなくなって寝ずに探したり、すでに良い父だ。「ご安心あれ。それがしの命に代えても探してくる」ってかっこいいし。ちょっとめりはりつけすぎ、ころころ変わりすぎ?。 秀吉の落ち着きのなさは猿ぶりがいい。大げさすぎるような気もするが。柱の周りをぐるぐる回って動きはまさに猿。 家康の髪型が変わった。いよいよ狸モードか。 「許しておくれ、与助」の江がすごく綺麗だった。恐ろしいことに時々上野江が10歳に見える。これが上野樹里のすごさか。 「妻を大切にしないと角が生える」その通り! 江の髪型も変わり、せっかく得た家族の幸せは長く続かない。なんだか韓流ドラマのよう。あっでもこっちは史実か。
2011年02月28日
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1年越しでようやく読み終わった。新装版上巻は結構面白かったんだけど中巻途中で飽きてしまって。下巻は関ヶ原の戦いという山場もあり面白かった。前田慶次郎と兼続の最後のやり取りがかっこいい。潔く散ることよりも生きることを選んだ景勝・兼続も良かった。 大河ドラマ「天地人」で妻夫木くんが演じた直江兼続は小説のイメージ(さわやか)とかなりマッチしていると思った。先にドラマを見たのでそう感じるだけかもしれないけれど。背が高くてハンサムで頭脳明晰。仕事もでき、性格も良くて男子にも女子にもモテモテ。ここまで完璧な人って歴史上なかなかいないのでは。主人公が完璧すぎて感情移入できなかったからあきちゃったのかな。
2011年02月26日
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今回はホームドラマ風時代劇。笑えました。軽いノリが物足りなく感じるけど。 会議で秀吉が三法師を披露するためにふすまを開けるとそこには江が。秀吉「えっ?」。 「こちらはおわします方は三法師様でござるぞ。頭が高い!」水戸黄門?子役ちゃんを振り回す秀吉。子役ちゃん堂々としてるなあ。庄司龍成くんなんて名前もいい。サザエさん、サラ金に出演していたのか。ふてぶてしく見える笑顔が良かった。 「猿が天下を治めるなど聞いたことない」とか「武将の心で嫁ぐ」とか面白いせりふも時々あり、秀吉、官兵衛、秀長のふざけたしぐさ、やりとりなど笑えるシーンなど楽しめた。市母娘と勝家の対面シーンは大地康雄のキャラクターと勝家の恐縮ぶりがマッチしていた。「冬は雪深くなるので姫様には風邪などひきませぬよう」手紙?しかも茶々「私は嫌でございます」、勝家「えっ?」 勝家と市母娘、来週はどうなっちゃうのかお楽しみってところ?疑問はいろいろあるけど江が大人になるまで我慢して見ようと思ってますが。。。
2011年02月21日
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なんとか主人公を史実とからませるためかなりびっくりな展開ばかりでいろんな意味で感心する。 母、姉妹との再会。りえちゃんの本泣きに驚いた。 なぜ信長を殺したのかという江の問いに即答で「わからない」というせりふは江が信長へ以前何かを問いかけた時と同じパターンでどうかと思った。その後の脚本、特に「後がなかった」というのはそうだよね~とすごく納得できたし、市村正親のシンシンと語りかけるような演技が良かったのに。 「姫様との約束を果たせなんだ」光秀の優しい人柄が最後のせりふにこもってた。 上野樹里は不思議な女優さんだ。普段は普通の女の子という印象だがシーンによってはすごく美しく輝いて見える。江のポスターも別人かと思った。泣くシーンやお辞儀がぎこちないのは子供らしさを演じてるから?ちょっと子供の江は飽きてきたので早く大人の江が見たい。
2011年02月15日
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カトリーヌ・ドヌーヴと「雨傘」がずっと気になっていたこの映画。「レンタルでもいいかな」思っていたが友人が日記に良かったとコメントしていたのを読み、久しぶりに劇場へ。1970年代ブルジョア階級の専業主婦が病気を患う夫の代わりに雨傘工場の社長として労使問題を解決し、それをきっかけに社会進出するというお話。大爆笑ではないもののクスッ、ニヤリという笑いを誘う場面が多く、起承転結がまとまっていて楽しめた。男女間の問題も労使問題も深刻に考えすぎず、うまく受け止め解決してしまう主人公のしなやかさ。最初は傲慢な夫のいいなりで「飾り壺」(原題の"Potiche")と娘に非難されるがラストしおれた夫とは対照的にまぶしく輝く主人公はカトリーヌ・ドヌーヴにぴったり。人生甘苦味わった貫禄がかっこいい。「8人の女たち」と同じ監督でこの映画も色彩が綺麗。登場する女性達の衣装が好み。映画の始まりでジャージ姿のドヌーヴが美しい森の湖畔を軽快にジョギングするのだがその足取りのように軽やかな映画だった。
2011年02月10日
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トヨエツ信長最終回。おろし髪、白装束、銃弾の傷、返り血。死ぬのに褒め言葉もないけれど、最後まで素敵だった。 今回奇天烈なストーリーだったがなんだか面白かった。 光秀に向かって「謀反でも起こして見るか?」と挑発したり、自分がいなくなった後任せられるのは光秀しかいないと蘭丸に話をしたり。 宗易に「天下でもとってやるくらいの気持ちになったらよろし」と言われ、ムキになって否定してみたものの、信長を討つという考えが浮かぶと光秀の右手の震えがおさまる。本能寺を襲撃し必死になって首を探す光秀のあせりみたいなものが見えた。 「是非にも及ばず。今更騒いだところでどうにもならん」ニヤッ。「人間50年。潮時かもしれんな」ニヤッ。自分の最後を迎えるに当りクールな信長。光秀に対する恨みごとも言わない散り様がかっこいい。 直接会うことはできなかったが、江と信長の想いは通じ合ったのか、信長は最後江の姿を見て充分に生きたと伝え、江は馬上で立ち往生していたが、信長に生きよと言われ、苦手を克服し馬を走らせ前に進む。 秀吉、いきなり怖い。前回までのおちゃらけキャラから全くの別人へ。ホッペの赤みも薄くなった? 同じ登場人物、同じ歴史的事件なのに描く人によって違ってくるのが面白い。こんなに楽しいなんてもっと早くから大河を見ていれば良かった。 司馬遼太郎の「国盗り物語」を丁度読み終わっていたおかげで今回はさらに楽しめた気がする。この小説を読むと光秀贔屓になるのは私だけ?織田信長を語るには明智光秀は必須なんだけど小説途中の作者コメントにもあるように司馬遼太郎は明らかに光秀に肩入れしている。斉藤道三、織田信長、明智光秀、三人とも好きになった。それに比較すると足利家の書かれようはひどい。秀吉、家康と読み進みたいところだけど、室町時代より前も気になる。
2011年02月07日
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今回も信長は素敵だった。馬揃えでの槍の大まわし。実物はさぞ圧巻だっただろうなあ。ラスト光秀との対面シーンも前に進みでて腰かける動作など登場シーン全てが絵になる。 叔父様大好きだった江は神になろうとしている信長を一旦は嫌いになるが、よく考えたら言いすぎた自分が悪い「やっぱり会いたい」って。残念ながらその想いはかなえられない。作ってもらった洋服はいつ着るんだろう。 信長、光秀がとことん気に食わないらしい。「その分別ヅラが鼻につくのじゃあ」。もともと性格が合わないのかもしれないし、光秀の優秀さを警戒していたのかもしれない。男の嫉妬。それとも正妻との関係を疑っていたのか?(本能寺の変は光秀と濃姫の陰謀だったという他局番組を見てしまったので)ここで光秀を隠居させておけば良かったのに。 太平の世を作るため、信長にとっては大勢の命が失われるのは仕方がないし、どうでもいいこと。誰かがやらなければならなかった。そうだったとしても少し殺しすぎなんじゃないだろうか。市の「なぜ兄上が」という疑問は別の意味で心に残った。歴史はそこにある事実(嘘もあるけど)なので「if」はご法度だけがもし信長がいなければどうなっていたんだろう。とりあえず兄妹の距離が少し縮まって良かった。 たまが美しかった。早く成人した三姉妹の正装が見たい。 光秀の右腕が震えてた。なんだか良くわからない会話もあるけど、来週はいよいよ本能寺の変。
2011年01月31日
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信長がかっこいい、上野樹里ちゃんはあんみつ姫っぽくて可愛い。トヨエツはスタイルがいいからどんな衣装も似合う。信長ポルトガル語もペラペラ。フロイスは宣教師というよりただのいやらしいOYAJI。手の甲にキスとかウインクは変な演出、品がない。 筑山事件後家臣の信頼が失われるのではと心配する市。光秀はそんなことはないと答える。そして信包の鋭いつっこみ「明智様は?」微妙な間、気になる市の視線。 千宋易の登場シーンは異人の残り香とかやり取りがしゃれてて好き。千に怒られる信長が江と顔を見合わせていたずらっ子のように肩をすくめたり可愛らしい。 大竹しのぶのおねが登場するだけでお芝居がしまる。すごい。表情とか身のこなしとか笑顔とか。同じ天然系同士。樹里ちゃんも将来大竹しのぶのような大女優になるのかな。 信長の孤独と稀なる才能を語る宋易。とても納得。 おね、宋易など信長が一目おく人物と出会い、いろんな物の見方を少しずつ学んでいく江。 信長は来週見おさめ? 阿部ちゃんの謙信公、トヨエツの信長が共演する戦国ドラマが見てみたい。
2011年01月24日
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新=豊川悦司、旧=吉川晃司。NHK大河ドラマの「江」と「天地人」で信長役、かっこいい二人の立ち回りを見ることができる映画。テレビで見た予告編で藩主の愛妾を刺すシーンが印象的だったので借りてみました。始まりの能が美しかった。全体的に静かな流れ。立ち回りも動きは激しいけど音は抑えめ。回想シーンのモノクロの使われ方などスタイリッシュな時代劇。対決の緊迫した場面で、吉川がトヨエツに「大きな男」と言うせりふがあるのだが、「あなたも充分大きいでしょ」と笑いながらつっこんでしまった。(ウィキによると吉川182センチ、トヨエツ186センチ)愛妾を演じる女優さんがいかにも根性悪そうな顔で役柄にぴったり。入浴シーンでトヨエツの背中がつるっつる、綺麗だったので見とれてしまった。
2011年01月23日
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耐震性に問題があるため1年前に取り壊しが決まった築50年近く経つ前のアパート。期限が来ても引っ越しをせず居座り続けた迷惑親子の部屋から一昨日の午前中男2人女1人が段ボール箱を運び出していた。取り壊しが決まって喜んでいたのになかなか出て行かなかったのでこのままなのではないかと思っていたら今回は本当に強制退去だった。絶対に入れないようドアを釘で打つ音が夕食の支度をしている時に聞こえた。 この親子、積極的に話しをしようとは思わないが、隣の部屋の住人と時々怒鳴りあいをやっていたのを除いてずっと普通だった。3年位前から息子が部屋の前、うちの隣の駐車場、通りなどでほぼ毎日夜昼かまわず大声で話したり、アパートの金属の外階段をモールス信号のように叩いたり、少し離れたところのごみを持ってきて玄関脇に積み上げたり奇行がどんどんエスカレートしていた。 近所の大学生の息子さんが夜眠れなくなるので、始まるとすぐに警察に電話していたそうだ。私も1度電話したことがある。だが警察官が来るころにはすっかり静か。頭がおかしいふりをしているが確信犯。通報されないように大声で話しながら近所を1周移動している時もあった。1人2役で声色を変え、時々ワーとかギャーとか叫ぶ。夜中や朝早くに起こされ本当に迷惑だった。母親はそうやって練り歩く40代の息子を「○○(息子の名前)どこ行ったの~」と探しアパートの前で叫ぶ。 同じアパートの2階に住む60代の男が何度も静かにしろと怒鳴りこんでもやめない。その勢いもすごかった。「このやろう静かにしろ!」といいながら自分が使っている杖でドアをガンガン叩き1度は街灯を1度はドアの上のガラスを壊した。ドアが壊された後はずっと新聞紙が貼ってある。激怒していたのでいつか傷害事件になってしまうのではないかと心配だった。 何はともあれこれで夜中や早朝に騒音で起こされることはないと思うと安心だ。ご近所トラブルで殺人事件に発展することがあるがその気持ち解るような気がする。殺人まではもちろんいかないが本当にストレスがたまった。ここだけの話夫が酔って帰ってきた時に1度だけその部屋のドアに向かって小石を投げたことがある。うちだってあのまま続いていたら小石じゃなくもっと大きなものを投げていたかもしれない。 思えばこの昭和の長屋アパート、めぞん一刻のような楽しい雰囲気は全くなく奇妙な住人ばかりだった。怒鳴りこんでた60代位の男はごみ収集所に捨てられた他人の電話の請求書をひろっていた。(ごみを捨てる時は本当に気をつけないといけない)塵ひとつないのに地面を掃く男。家族が一度も会いに来ない介護を受けている老女。(私がいない時に来ていたのかもしれないが)娘の夫を横恋慕して2階に同居し、元夫は同じアパートの1階に一人住まい。迷惑親子の隣家族のところには夜パトカーが何回か来ていた。舅が産婦人科を営んでいる時に出産費用を踏み倒したその家の女が数年前に酔っぱらって姑に「クソババア出てこい!」と夜中ドアをガンガン叩いたことがあったらしい。たぶん費用の取り立て時に何かあったんだと思うけど出産は20年も前のこと。自分に非があっても逆恨みでずっと根に持っている人もいる。 市役所にも電話したが全く何もしてくれなかった。インターネットで調べると最終的には大家さんが問題を処理するしかないらしいが、何がきっかけで逆恨みされるか解らない。地域住民が困っているんだから市役所が対応すべき。少なくとも相談窓口位は作って欲しい。
2011年01月22日
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信長の部屋に一人で訪ねて行ったり、茶々が懐剣を抜いたり、三姉妹の年齢がよく解りませんでしたが普通に見ました。 今回も信長はかっこ良かった。髷をおろした姿も良く似合っている。でもどんなに素敵にでも、切れやすい人物に描かれなければならないんですね。残念。秀吉をいきなり殴る様子は病的。ちょっとKYな秀吉。冷静に分析する家康。この3人が一緒に登場するシーンが面白い。 「女の戦は生きること」市も凛としててかっこいい。 龍馬伝のような熱さはなく、次回も絶対見る!という訳ではないけれどついつい見てしまうドラマになりそうです。 知人お勧めの「美女いくさ」早速図書館で借りて読みました。 信長の姪である美しい三姉妹は、その生涯を天下人達と歴史の表舞台に立ち続けた。物語にならない訳がない。特に興味深かったのは頂点に立つ男達とその取り巻きを身近で見続けた女の目を通して語られている点。自分の意にそぐわぬ環境の中でも精一杯自分を活かそうとする女のしなやかな強さ。 江の最初の夫、佐治一成への一途な想いを描いたロマンス部分もあったが、それよりもラスト近くの茶々の秘めた想いが想定外でインパクトがあり自分好みだった。そして太平の世となり、竹千代の乳母お福(春日局)との戦いは「大奥」につながっていくわけですね~。
2011年01月18日
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日記をまめに書くと決めたのに1週間以上間が開いてしまいました。いけません。 さてほとんど予備知識のないまま今年の大河ドラマが始まりました。 第1回の感想はメロドラマ仕立てで非情に面白かったです。初回から泣けました。市は兄信長を尊敬し、兄の役に立つために政略結婚も喜んで受け入れるんだけど、嫁ぎ先の浅井長政が優しい思いやりのあるさわやかな人物ですぐに心奪われてしまい、苦渋の決断で兄ではなく夫を選ぶ。そして最後の別れ。あの門が閉まる瞬間がなんとも切なかった。ずっと気丈にふるまっている市だけど、最後何も知らない赤子の江の笑顔を見て号泣。 登場人物の年齢と比較して役者さんの年齢が若干(どころではなく)高めですが、その分演技が安定しており安心して観ることができました。配役もマッチしていて、特にトヨエツの信長がかっこ良かった。「敵はわしじゃー」 時代劇の中では信長=クール、すらっとした2枚目、秀吉=猿、すこしおどけた感じ、家康=狸おやじというキャラクターが出来上がっているのかしら。秀吉、全然醜くない、むしろかっこいい。家康も古狸っぽくない、かっこいいけど、これから狸に化けていくのか。 和泉元彌の足利義昭が異色な雰囲気で良かった。日本の伝統芸能をやっている人達というのは当たり前なんだけど時代劇の衣装を完璧に着こなす。日ごろの慣れや立ち振る舞いなんでしょうね。後は姿勢。ぴしっとしている。そして舞台なので腹から声が出てる。 前日に江放送直前、大河ドラマの名場面集を見た。やっぱり長身阿部謙信を前にした清四郎くんの「わしはこんなところにきとうはなかった」は最高。改めて見直すとGacktの謙信公もかっこ良かった。 「江」原作者の田渕氏は素敵な女性だなあ。題字も副題のイメージとマッチして女らしく柔らかで綺麗。 来週からもあまり期待値をあげずに見ようと思います。
2011年01月11日
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我が家では緊縮財政が続いておりますが、お正月くらいはということで毎年恒例横浜高島屋にておせちを調達。今年は高島屋オリジナルおせち 和三段です。今時めずらしく味がかなりしっかりついています。これに御雑煮(かつお&こんぶだしに醤油、鳥肉、小松菜、丸餅、お好みで細かくちぎった海苔とかつおぶし)と鯛。今年は日記を小まめに書こうと思います。仕事が暇なので鑑賞したDVDの感想ばかりになってしまうかもしれません。そしてなるべくポジティブな言葉を使うように心がけたいと思います。なんとか生活を変化させようと今年は元日より例年しないことをしてみました。苦手と思っていることなど少しは挑戦してみたいと思います。今年もお付き合いの程宜しくお願いいたします。
2011年01月01日
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戦争が始まったというのに、マリア祭のダンスパーティが行われている様子がとても皮肉に感じられた。攻撃の砲弾を祝砲と勘違いするなんて。戦争が始まるまでのリアルな政治的な駆け引き、面白かった。 広瀬が死ぬ時にボートごと全員死ぬと予測していたが、広瀬だけがいなくなっていたなんて。その後遺体を見つけたロシア軍に手厚く葬ったという話は広瀬だったからなのか、それとも当時の軍人は紳士的だったのか。どちらにしてもいい話。お前が立てた戦術なら信じると死んでいった広瀬に対して、昔の思い出だけでなく、真之にはもっと後悔の念があったと思うんだけど。 前回の感想を書いてないが、家族の集まりで兄好古が真之に家族全員が死んだとしても立派に戦いぬく、みたいなメモをこっそり渡すシーンはすごく良かったが、さらに追い打ちをかけるように開戦後真之あての好古の手紙に「命をかけて戦う」ようなことが書いてあって、当時は軍人は命をかけて国を守らなければならなかったのだろうが、そんなに簡単に国のために命を捨ててもいいものだろうか。 律と希子の関係が奇妙でいい。律は真之に気があると思っていたが、結局は身を引いた。だけど子規と真之が友人だったということもあり、子規の死後も秋山家と関わりがある律。愛する人が戦争に行き、毎日泣いているのではと希子を心配して秋山家を訪ねる。女同士の友情。このドラマはどこまでさわやかなんだろう。 第2部終了。丁寧な作りなので安心して観れるドラマ。第3部も楽しみ。そして年明けからは江が始まる。豪華女優陣の共演が楽しみ。
2010年12月28日
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ワンセグの入りが悪く前半30分はよく見れませんでした。横浜はワンセグ入りにくいのかな。 子規、亡くなってしまいました。病床にありながら、だから尚更だったのかもしれませんが命を削りながら作品を作る子規。一体何につき動かされたのか。香川照之の熱演。(ただ弥太郎のイメージが強すぎて変な感じもする)そんな兄に最後まで献身的につくした律。あまりにも大変そうで、私だったら看病を放棄してしまうかも。 真之が子規の死を新聞で知り、葬式には参列せず側で見送るというところはなんとも言えず切なかった。 真之と律は結ばれるのかと思っていた。真之が病院で季子に戦術の話を熱心に話す様子は可笑しいのと同時に、恋愛に不器用な男性をうまく表現していてほほえましかった。 好古はずっと海外在住かあ。連合国の中で一番貧乏。大佐自ら土木工事。悲しいなあ。 来週はいよいよ日露戦争が始まる。
2010年12月16日
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せっかくの超大作ドラマで真剣に見たいのに、夫の知人が冒頭のシーンに出演していたため、そっちばかりに気をとられ、開始数分せりふほとんど聞いてませんでした。 アメリカからイギリスに渡った真之が広瀬と供にロンドンの王立海軍大学を訪れ、食事をするシーン。イギリス人に馬鹿にされるが、きちんと言い返す真之はりりしく、昔と変わらず芯の強さを感じた。軍隊など組織に長くいると自分の意思で考えたり、自分の言葉で語れなくなる人が多くなると思う。海外に留学していたおかげというのもあるかもしれない。まだ偉くなったと言っても大尉だから。 「イギリスと対等」というのは実際はわからない。ロシアと戦争というのも無謀としかいいようがない。ただ戦争以外であれば時に身の程をわきまえない行動も必要だと思う。 伊藤博文が優れた政治家だったのかどうかはわからないが、戦争を避けるためにロシアに行き交渉をしたことは失敗だったとしても、素晴らしいことだと思う。エカテリーナ宮殿での撮影。すごい! 正岡子規役の香川照之、すごく痩せてる。弥太郎もこんなに痩せてたっけ?
2010年12月07日
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47回は感想をスキップしてしまいました。 暗殺シーンが迫力だった。今まで殺害シーンをリアルに見せないドラマという印象があったので、特別ショッキングに感じた。中岡と近藤勇の刀を交えるシーンもスピードがあって良かった。近藤が中岡に噛みついて、「痛い」というところはなんだか笑えたが、お前はどうするつもりだという中岡の問いに「解らん」と答えた近藤の気持ちはわかる気がしたし、哀れな感じだった。 ドラマの終盤、誰が龍馬を暗殺するのかという推理仕立てに一瞬なったが、最終的には地位を失うことになった武士を代表して今井など見廻組が龍馬を殺したという点は納得いった。(ただ事実としては龍馬は別に)市川亀治郎(「風林火山」をレンタルで見てからファンになりました)の返り血を浴びた化粧がすごく怖かった。 最後まで龍馬を本当は好きなんだけど「大嫌いだ」と言い続けた弥太郎が私は一番好きだった。嫌いな龍馬を信じて儲けた金を要らないと言って龍馬に上げようとするところも変でいい。それでも龍馬は弥太郎はずっと友達だと思っていたし、「お前はその金で日本一の会社を作れ」というセリフは印象的だった。 最終回に後藤様が出てこなかった。ドラマ上前回でお役御免になってしまったのか。47回もすごい勢いだったからなあ。 浜辺にいるお龍は龍馬暗殺の知らせを聞き、泣き崩れたりするのかと思ったが、そうではなく、龍馬の幻がお龍に語りかけるのは土佐の浜辺で、涙なしで「うみ」と笑顔を作ろうとするところも良かった。 なんと言っても一番は役者さん達の熱演を見ることができたことだ。でもそれもシナリオ、演出、舞台装置、衣装など全てがそろっていたからこそのことだったのだろう。面白いドラマだった。 来週から「坂の上の雲」が始まる。こちらも楽しみ。
2010年11月30日
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龍馬は涙腺ゆるいような。後藤様ももらい泣き。このシーン、私はドラマに感動というより出演者全員の熱演にすこし感動しながらも、昔の男がお殿様の前で泣くのはどうなのかなあとちょっと不満。シェイクハンドは爽やかだった。後藤様と龍馬が一緒だと部屋が狭く見える。 容堂公はつかみどころが全くない。面白い。最終的に土佐を守るために大政奉還を選んだリーダーとしての決断力はやはりすごいと思う。 なぜ乙女ねいやんが龍馬が孤立してると感じたのかよく解らなかったが、姉として弟を気遣っているということだったんだろう。 弥太郎の実績を実は評価している同僚がいて、一緒に働きたいと頼むシーン。いつもつっぱしりすぎて孤立した感があった弥太郎に仲間ができて良かった。 あと2回で終わってしまうのは残念。でも坂の上の雲も楽しみ。
2010年11月15日
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おばちゃんと呼ばれ、すごむお龍。ドスが効いていた。銃の腕前すごすぎ。 ドラマでは龍馬が長州を救ったのになんだかつれない木戸。ちょっと不義理な感じ。お龍は「誰も味方がいない」と心配していたが、龍馬には海援隊もあるし、後藤様がいる。確かにそれぞれ異なる意見を持つ人たちをまとめあげるのは難しいだろうが。 龍馬酔って寝てしまい、朝帰り。多くの家庭で見られる光景。妻が夫に平手打ち。夫の友人に妻にこぶしで殴られた人がいる。。。 お龍がみた龍馬が殺される夢。また夢かあ。目覚めた時が畳にもみじを並べられた映像は綺麗だった。 弥太郎は藩のお金を使って銃を9000丁も余分に買っちゃって。そのことが発覚すると土佐商会をやめ自分でカンパニーを作ると決意。全く儲けにならないことばかりやっている龍馬とあくまでも利潤を追求する弥太郎。対照的。
2010年11月09日
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お元が無事日本を脱出できて良かった。雨の降る長崎の町中を逃げる様子は良かった。(龍馬とのシーンを作るため浜辺に行くのはなんだか安易だったような気がする)蒼井優はあんなに細いのに放出するエネルギーがものすごく力強い。 そして気になったのは弥太郎の龍馬決別宣言。そもそもイギリス流のビジネスを学べるのは龍馬のおかげなのに。それまで低姿勢だったのに最後朝比奈に「ご自分で」と言い放った態度は今までの弥太郎には無かった大胆さ。何が変わったのか。 パークス公使の元に乗り込む龍馬のシーンは全体的に違和感があった。イギリスは幕府と結びついているフランスを追い出し日本を独占したい。龍馬はイギリスを大政奉還に向けて利用したい。お互いもくろみを持ちながら話をしているのになんだかさわやかな空気になってしまっていて。 余談:英国人アーネスト・サトウを演じる米国人パックンを見て、 夫「外国人だれでもいいならジローラモさん出せばいいのに」 私(さすがにジローラモさんはないよ)「当時イタリア人は日本に来てないんじゃない?」 夫「こんな辛気臭い国に陽気なイタリア人が来るはずない」 私「・・・」 交渉相手が超陽気なイタリア人だったら別のドラマになっていそう。
2010年11月01日
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ミッチー大久保利通でした。敵?味方?西郷も大政奉還を気持ち良く受け入れているようではあるけど、本心はどうなのか。 最後は龍馬が進める大政奉還を良く思わない人物達が映し出され、犯人は誰だ?的な感じで終わる。この中に龍馬を暗殺した人物がいるのだろうか。さすがに弥太郎はないよね。 後藤様は体格がいいから存在感が圧倒的。テレビ画面に大写しになるとすごい迫力。龍馬の船中八策をすぐに受け入れ容堂公を説得しようとする。ドラマでは断片しか伺えないが能力の高いNo.2だったんだろうなあ。 グラバーが龍馬達の信念に動かされ、考えを変えたというせりふが良かった。戦争が一大ビジネスというのは今も昔も変わらない。 容堂公、会議より虫歯が気になる。 龍馬伝も残すところあと5回。
2010年10月25日
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「ただの脱藩浪士ですから」と不敵な笑みを浮かべる龍馬。キマッた。 その他見所は最後の龍馬とお元のシーン。お金はいらない、龍馬が自分の希望だからというお元のセリフが良かった。 最終回が近づくにつれ役者さん達の演技に力が入っているためか回をおうごとに声が大きくなって怒鳴ってばかりいるように聞こえてきた。紀州との談判の時もなんだか荒れた国会みたいになっていた。 徳川御三家の紀州は権力をかさにきてしらっと嘘をつく。弱い者が泣き寝入りというのは今でもあること。権力と戦うため自分の命をかけた勇気と知恵。海援隊が紀州に勝ったことが一般市民に勇気をそして容堂公を動かした。 来週はミッチー登場。
2010年10月18日
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最後を迎えようとしている高杉が海辺で膝を落とし泣いている様子が切なかった。やっぱり泣くよね。悔し泣き。長崎奉行所の御調べで早速後藤様は龍馬をかばっている。カステラほおばりすぎ。このドラマの各地(でもないけど)の名菓が時々使われていてそのシーンを見るのが好き。木戸は死にゆく高杉が説得してもなかなか大政奉還にうんと言わない。私が勝手に同士だと思っていた中岡も武力で幕府を倒すという。中岡の陸援隊の話は取ってつけたようなシーンに見えた。弥太郎はいよいよその能力を発揮し始めた。大洲藩との交渉はノリノリすぎだたけど面白かった。あの舌出しは一体?「龍馬暗殺まであと○か月」ってなんだか宇宙戦艦ヤマトの地球滅亡まであと○日みたいな。
2010年10月12日
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面白かった。 お元が弥太郎に酔ってため口状態。可笑しい。そしていきなり龍馬の登場が現代ドラマのようで良かった。 象二郎と対面する龍馬は本当にすごみが増した。「御断りします」と龍馬が言った時はどうなるかと思った。象二郎が龍馬の申し出を受け入れた時の龍馬の涙、それとも汗?涙だったらすごく意味深。友を失った哀しみ、自分の思いが受け入れられた喜び、なんだろう。 福山雅治は二枚目すぎる。そのせいでせっかくの熱演がルックスに負けてしまっているというのは個人的な見解。 高杉さん、血が~。来週は高杉さん主役の回のよう。
2010年10月04日
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明治の弥太郎も血を吐いた。大丈夫なんだろうか。母が出てきたということは今後裕福になった岩崎一家全員が登場するのだろうか。 後藤様の命を受け土佐製品の売り込みに長崎に来た弥太郎。行くところ行くところで「坂本龍馬をとおせ」と言われ面白くない。綺麗事を言わず、嫉妬心をあらわにする弥太郎がいい。その弥太郎のすさまじい演技にものおじせず対等にやりあっている蒼井優もすごい。溝渕さん再登場でうれしかった。 お元をここまで力強いキャラクターにするんだったらお龍もただ心配顔をしているだけでなく何かやらかして欲しかった。 船の上で指揮する龍馬はりりしい。高杉さん結局着流しで最後まですすむのか。飛びかう銃弾の中、一人涼しい顔で三味線を弾きながら歩くシーンは映画などで見たことがあるが悪くはなかった。太刀シーンはなんとなくヒーロー物を意識?医者にはちゃんと診てもらっていて余命が短いと宣告されちゃったんだね。 登場人物それぞれきっちりキャラクターが出来上がっている気がするが、木戸だけがどうしても解らない。薩摩との同盟の時は坂本がいないとダメと言ったのに、今回は龍馬の言うことは一笑して武力で幕府を攻めるという。ん~、なぞだ。 第4部に入り少し肩すかしを食らった感じ。37、38回が面白すぎたのか。とりあえず来週は一番楽しみな後藤様との再会、和解。
2010年09月27日
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あらすじ allcinemaより失恋のショックで声を失った倫子は、疎遠だった母ルリコが暮らす田舎へと戻る。昔から自分勝手で今も小さなブタをペットとしてかわいがるような自由奔放なルリコのことが、倫子は子どもの頃から好きになれなかった。そんな彼女は自慢の料理の腕を活かして小さな食堂を始める。客は一日一組だけ。決まったメニューはなく、客のリクエストからイメージを膨らませて独創的な料理へと仕上げていく。やがて、倫子の作る料理は幸せをもたらすと噂が広まり、彼女の食堂は評判となっていくのだが…。感想すごく面白かった。たぶんメルヘンと60、70年代風衣装が私のツボにぴったりはまったんだと思う。倫子の料理レシピがスクラップですごく可愛くまとめられていたり、それぞれの街人のそれぞれの逸話も良かった。一番好きだったのはネオコン(田中哲司)のただのお茶漬けで自分でも作れると言っていたのに食べ終わって黙って出ていった後に1万円が置いてあったエピソード。おっぱい山や倫子の出生の秘密、飼っていたブタを食べるところ。突拍子もないけどメルヘンチックだからか全部面白いと思うことができた。嫌いだった母親だけど最後倫子のことを本当に大切に思ってくれていたというところも良かった。私は100点満点で2010年の映画ではイチオシ。
2010年09月22日
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とうとう戦に出る決意をした龍馬。薩長同盟は幕府への抑止力となると踏んでいたが、逆に態度を硬化させてしまった。ドラマを見て英仏の代理戦争という印象を受けた。それにしても亀山社中のメンバーはあっさり龍馬の意見を聞きすぎなのでは?日本の新婚旅行の初めてが龍馬とお龍の薩摩訪問だそうだが、当時二人は「新婚旅行」なんて意識はなかったんだろうけど。それともグラバーからハネムーンについて話を聞いていたのか。池内=名字 蔵太=名前だと思っていた。「池」さんなんだ。お元への告白は結構唐突な印象。これからの龍馬とお元の関係はどう描かれるのだろうか。象二郎、弥太郎、万次郎。濃い組み合わせだ。高杉の吐く血が気になる。どうして病院にいかないのか?クライマックスを迎えるにあたり一休みという感じの回でした。
2010年09月21日
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15日と16日、久しぶりの東京。涼しくて助かった。 15日渋谷で打ち合わせ後、マークシティにある「デカダンス ドュ ショコラ」でマカロンとボンボンショコラなどを購入。マカロンのバニラ味がすごく美味しかった。オレンジのチョコレートがけも。 その後自由が丘の「パティスリー パリセヴェイユ」でムシュアルノーを食べる。美味しかった。自由が丘はそんなによくくるわけではないので、できれば2個食べようと目論んでいたのだが、1個の半分位食べたところで結構満足感。またぜひ行きたい。 16日は銀座へ。行きに三越を通ったがリニューアルオープンで賑わっていた。 書道教室の展示会(写真)2丁目メルサ6階のかなり広いスペースで行われていた。同じ教室に通う女子大生(2段)は作品に圧巻されたと言っていた。私ももちろん素晴らしいとは思ったが、私はまだ書道技のすごさが解る程経験も知識も無いため、どこがどう違うのか明確に表現できない。精進しなければ。 メルサにあった「みかわや」に行くのを楽しみにしていたのだが、閉店してた。ショック。本店も再開発にともない22年に再開だなんて先の話だ。 帰りにチョコレートショップ「クリスチャン・コンスタント」でショコラを購入。カカオが濃厚。1粒370円はちょっと。この2日間スイーツ食べすぎ。 ようやく普通に過ごせる気温になりほっとしている。昨年この時期に体調を崩したので今年は気をつけよう。 今年の夏は厳しかったので皆さんも季節の変わり目お気をつけて。
2010年09月17日
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NYを舞台とした10人の監督による、男と女、男と男、女と女の出会いにまつわるオムニパス。 (感想)あらすじは書きにくいので感想のみ。 面白かった。それぞれのストーリーに意外なオチがあったり。ラストプロジェクターでビルに街角の映像を映し出すビジュアルがいい。 一番好きだったのは「イヴァン・アタル監督のソーホー」。一番ひねりが効いているラストだと感じた。 「シェーカル・カプール監督のアッパー・イースト・サイド」は出演者二人の姿が鏡に映し出されるシーンがある。まるで西洋絵画のように美しかった。ラストもいい。 ミーラー・ナーイル監督のダイヤモンド街はダイヤモンドのビジネスを通してイスラム教徒の男がユダヤ教の女に恋をするという話。9.11以前はニューヨークも寛容な街だったはずだからこんなこともあったかもしれない。 俳優陣では体の不自由なホテルマンを演じたシャイア・ラブーフと中国茶店のスー・チーが印象的だった。
2010年09月14日
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今回も面白かったです。盛りだくさん。 「時が無い。急がなきゃいけない」龍馬の死が近づいてきた。 今回は恋愛ドラマの要素もバッチリ盛り込まれて。キスは大河ではないと思っていたがお龍が口うつしで龍馬に薬を飲ませてた!「お前じゃないといかんがじゃき」なんてベタすぎる。そして期待していたお龍とお元の顔合わせ、火花。新婚さんなのに。「武家のお嬢様と夫婦になると思っていた」なんてお元皮肉たっぷり。モテる夫を持つと大変なんだろうなあ。まあ約束どおり亀山社中のメンバーにも会えたし。 弥太郎も薩長を結びつけた龍馬に刺激され覚醒したようだ。後藤様と弥太郎のシーンはいつ見ても面白い。早く龍馬と象二郎の対面シーンが見たい。 余談1:薩長同盟文書の字が美しかった。余談2:龍馬が「希」の札をお龍に渡すシーン。真木ようこの瞳の演技。米国ドラマのラブシーンでよく使われる。日本人の役者さんでやっているの初めて見た。
2010年09月13日
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あらすじ allcinemaより 「JUNO/ジュノ」「サンキュー・スモーキング」のジェイソン・ライトマン監督がウォルター・カーンの同名小説を基に、現代人を取り巻く様々な問題をスマートに描き出すハートフル・ヒューマン・ストーリー。リストラ宣告人として全米を飛び回り、煩わしい人間関係を回避して身軽で気ままな人生を送ってきた主人公が、2人の女性との出会いをきっかけに、それまでの生き方や人とのつながりについて見つめ直していく姿を、シニカルな中にも優しい眼差しを込めて綴る。主演は「フィクサー」のジョージ・クルーニー、共演に「ディパーテッド」のヴェラ・ファミーガ、「トワイライト~初恋~」のアナ・ケンドリック。 企業のリストラ対象者に解雇を通告する“リストラ宣告人”の仕事で年間322日間も出張しているライアン・ビンガム。自らの講演でも謳っている“バックパックに入らない人生の荷物はいっさい背負わない”をモットーに人間関係も仕事もあっさりと淡泊にこなし、結婚願望も持たず家族とも距離を置いたまま、ただマイレージを1000万マイル貯めることが目下の人生目標となっていた。だがそんな彼も、2人の女性と出会ったことで人生の転機が訪れる。ひとりは、ライアンと同様に出張で飛び回っているキャリアウーマンのアレックス。同じ価値観を持つ彼女とはすぐに意気投合し、互いに割り切った関係を楽しむことに。もうひとりは、将来を有望視され入社してきた典型的現代っ子の新人ナタリー。彼女は、ネット上で解雇通告を行い出張を廃止する、というライアンの立場を脅かす合理化案を提案、さらには彼女の教育係に当てられてしまう。しかしライアンは、そんな彼女たちと接していくうち、これまでないがしろにしていた人との“つながり”の大切さに気付かされていく…。 感想面白かった。主人公ライアン・ビンガムにとても好感を持った。年間のほとんど出張に費やしているのにそれに文句も言わず、むしろ定住先のない生活を好み、きちんとした身なりできっちり仕事をこなす。家も整理整頓されている。だらしない自分には憧れだ。人生の目標はマイレージ1000万マイルを貯めることとか。家族とめったに顔を合わさないが、妹のためにフィアンセとツーショットのボードを出張先に持ち歩く。割り切った関係ということだったのに本気になった相手に家族があった。(会話で予測はついたと思うけど恋愛経験が少ないから誤解したのか)。なまいきで自分の立場をおびやかしたナタリーに協力的な推薦状を書くところも。とてもきちんとしていて、うぶで、本当は家族思いの信頼できる人物だ。 全てを手に入れようとする現代っ子優等生ナタリー・キーナーも、割り切った不倫をするアレックスもなんとなく憎めないのは二人も一生懸命な姿が伺えるからか。ライアンの姉、妹、そのフィアンセ、ライアンの上司、部下も登場時間は短いけどみなキャラがたっている。俳優それぞれと演技力と監督の演出がすごい。 「リストラ宣告人」という仕事はいかにもアメリカらしいし、それをオンラインでやってしまおうという考えもアメリカ的。この仕事、人生でたくさんのものを背負い込まないライアンだからこそプロとして成功していると思う。その面談風景では感情は表れないが、厳しい宣告を受ける相手を尊重しているし、彼が持っているもの全てをその場で与えてくれているので冷淡な感じは受けない。 セリフなどから先の展開が簡単に予想できる。解雇宣告を受け自殺してしまった女性は冷静な態度だったが自殺するだろうなと思った。ストーリーとは関係ないけど、まだ若いのに自殺しなくてもいいのに。この女性にはぜひ映画「ヴィヨンの妻」を見てもらいたいたかったと思った。 見終わった後元気が出る。使われている英語が良かったので英語の勉強にもお勧めの1本。
2010年09月12日
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ティーン向けヴァンパイア・コメディ。「オペラ座の怪人」のジョエル・シュマッカー監督 あらすじ母の離婚をきっかけにアリゾナから祖父の住むカリフォルニアのサンタ・カーラに引っ越してきたサム。祖父は山の上の一軒家に住み、動物のはく製作りを趣味とし、TVガイドは毎週読んでいるがテレビを持ってない変わり者。行方不明者の多いサンタ・カーラには何か秘密がある。 兄のマイケルと供に夜の遊園地に出かけたサムはコミックショップで風変わりなエドガーとアラン兄弟と出会い、この街に住んでいるならこれを読めとヴァンパイアについてのマンガ雑誌を渡される。一方マイケルはコンサート会場で見かけた美しい少女スターに心奪われ、彼女の後をつけるとそこには街の問題児ディヴィッドとその仲間がいた。 感想20数年前にテレビで放映されているのを見て、とても面白かったのでもう一度見たいとずっと思っていた1本。ディスカスのレンタル候補に入れたままになっていた。80年代の雰囲気がとっても懐かしい。 やはり笑える作品だった。サム、エドガー、アラン役のローティーン達が大活躍。キーファー・サザーランドはこの映画で当時初めて知ったが、危ない「目」がヴァンパイアにぴったりだと思った記憶がある。 続きがあるなんて知らなかった。見たいようなみたくないような。
2010年09月08日
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通っている書道教室の会長や役員の作品展示会の案内です。 時間がある方よろしければお立ち寄り下さい。 棧敷東石書展及び日月書道会役員選抜展 ・9月14日(火)~19日(日) ・10:00~18:00(最終日は16:00まで) ・東京銀座画廊美術館 銀座2丁目メルサ2 7階 棧敷 東石(博)日月書道会会長プロフィール 日本大学卒 全日本書道連盟評議員 毎日書道会かな部審査会員 かな書道作家協会常任理事 神奈川県美術展書部門審査員 横浜書道連盟副会長 日月書道会会長 日本の伝統文化を学ぼうと始めた書道ですが、日月書道会では大もとの起源である中国の文章も書くので、中国文化を学ぶきっかけとなりかなり面白いです。 例えば私自身はそうとう無知なため、三蔵法師は西遊記からフィクションだとばかり思ってたんですが、実在の人物で法律を犯してインドを訪ね仏教の教えを持ち帰り翻訳したとか。その翻訳された教えを初唐の三大書家の一人?遂良が書いた「雁塔聖教序」(西安の慈恩寺)もお手本の一つとなっています。ここまでで漢字の読み方を覚えるのも大変。 かなは「高野切一種」という古今和歌集の写本で藤原行成の子供藤原行経が書いたとされている(定かではない)ものです。かなは本当に繊細である程度太い線と極細の線を見事に操らなければならないので苦手ですが歌の内容は面白いです。漢字をここまで変化させてしまった平安時代の人々はすごい。文字は中国からの輸入だったという点もかなり興味深いし、少しずつ勉強していきたいと思っています。
2010年09月07日
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面白かった!先週末地デジがつながったので画面も綺麗。アナログや携帯のワンセグではそんなに解らなかったが、いろんな人が言っているように埃がすごい。 屋根で血が止まらず意識が遠のいて行く福山雅治の演技が迫力で暗殺される最終回への期待がさらに高まった。 そしてお龍。弥太郎に龍馬といると事件に巻き込まれると注意されても「そんなもの怖くない」と言いきったり、取り方に囲まれた時に「一緒に戦います」と言ったり。薩摩藩邸までの走りも見事。 弥太郎と香川照之が一体化している。龍馬から薩長同盟の話を聞いている時の驚きの表情が演技のお手本のよう。 脱藩からたったの4年で歴史の表舞台に躍り出た坂本龍馬という人物はただのフィクサーだったとしても、その場にいることができる嗅覚の鋭い人だったんだろうなあ。 来週も楽しみ。
2010年09月06日
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西郷と桂が待つ会談現地まで行く途中、新撰組が龍馬を血眼になって探している緊迫感の中、隠密であるはずの弥太郎が拷問にあいペラペラとしゃべっている様子と弥太郎一家の様子がおかしかった。 土佐の一介の下士がなぜ「日本を守る」と約束できるのか納得できない三吉に対し、何者でもないただの日本人だが力のないものでも本気で動いたら必ず国を変えることができるという龍馬の言葉は力強くまっすぐだ。その強さに幕府側も恐ろしさを感じ始めるんだろう。 惚れてはいけない男に惚れてしまったために、危険を犯して京を走るお龍。「これでお終いなんて嫌!」なんてベタなせりふなんだ。。。綺麗な女性にそんなことを言われ、ほっておくわけにはいかない。 大事な会談へいく途中新撰組の頓所に寄るところは少しハラハラ。拷問を受け瀕しの状態の弥太郎の口をふさぐ龍馬も可笑しかった。 幕府が同盟締結の裏に坂本龍馬がいることを近藤の訴えで知り、これで正式に追われる身となり、暗殺までの序章となった。
2010年09月05日
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ジェシカ・アルバ主演のダンス青春映画。あらすじNYに住むハニー(ジェシカ・アルバ)は昼はレンタルビデオ店夜はクラブでアルバイトをしながらプロのダンサーになることを夢見ている22歳。市民センターでヒップホップを教えており、ある日出会ったダンスが上手いベニーとその弟をダンス教室に誘う。ベニー達の母親はドラッグ中毒でその恋人に虐待を受けていた。クラブで踊る映像を見たビデオディレクターマイケル・エリスにスカウトされ、ダンサーとして振付師としても活躍する。しかしマイケルが男女の関係を迫ってきたのを拒んだため、ベニーは仕事を奪われるばかりかオーディションに落とされてしまう。古くなった市民センターが使えなくなってしまい、自分で物件を購入し子供たちのためにダンス教室を始めようと決心したハニーは資金集めのチャリティダンスライブを計画し、成功させたのだった。感想ジェシカ・アルバ、ダンスが上手い。笑顔が可愛い。そして映画の振りつけを指導したアン・ギブソンもカトリーナ役で出演。そのダンスを披露している。キッズ達のダンスが半端じゃない。私はとても面白いと思ったけど、YahooやRotten Tomatoesの評価は良くなかったらしい。ハニーが振りつけしたビデオ収録の見学に行ったベニーのセリフ"There's people good things happen to, and there's people good things don't happen to. That's just the way it goes."(世間にはついているヤツとそうでないヤツがいる。それが現実)というせりふが印象的でした。ジェシカ・アルバが言っている通りリル・ロミオは子供なのにすごくCool。
2010年08月25日
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あらすじ allcinemaより「レオン」のリュック・ベッソン監督が、自ら著わした原作を実写と3Dアニメーションを融合させた斬新な映像で銀幕へ昇華したファンタジー・アドベンチャー。冒険を夢見るひとりの少年が愛する家族を守るため、不思議な小世界への冒険に挑む。主演は「ネバーランド」「チャーリーとチョコレート工場」のフレディ・ハイモア。 好奇心旺盛な10歳の少年アーサーは、4年前に失踪した冒険家の祖父が残した古い書物を読み漁り、冒険家を夢見ていた。だがある時、家の借金返済期日が2日後に迫っており、立ち退きの危機にあることを知らされる。祖父がアフリカから持ってきて裏庭に埋めたはずのルビーを借金の返済に充てれば助かるようだが、それも見つからない。そんな中、アーサーは裏庭に宝物が隠されていることを示す地図を発見。そこには体長2ミリの民族“ミニモイ族”が住む地下世界があり、宝物を得るには“7つの王国”に行かなければならないようだ。さらに、祖父がその世界で行方不明になったことを知ったアーサーは、祖父と家族の危機を救うため、自らその未知なる世界に入っていくのだが…。 感想リュック・ベンソン監督ということで借りてみた。お子さま向けだけど結構楽しめた。 主人公アーサーの祖父の冒険に対する入れ込みようがすごい。子供の頃にこれだけ探究心があれば一廉の人物になれる。子供だからこそ祖父の妖精の話が信じられる。 祖父の資料がそろった屋根裏部屋は子供にとっては好奇心を掻き立てられるしなものばかり。子供の頃海外の小説を読んで屋根裏部屋にすごく興味があった。祖父母の家というのもなんだかわくわくする要素。(自分の祖父の家も自分の家にないものがあったので、探検するのが楽しみだった。祖父母の家には折りたたみ式はしごがついた部屋があり、祖母がそこから何かを出していたし)おじいちゃんの資料が絵本みたいで素敵。私も欲しい。可愛らしいおばあちゃんも魅力的(ミア・ファロー、美しすぎておばあちゃんに見えなかった) アーサーの両親は仕事で旅にでており、誕生日でさえも電話ですましてしまう。だから祖父への思いが強まったんだろう。 ミニモイの世界はCGで一人一人の動き、表情から妖精って本当にいるんじゃないと思わず信じてしまいそうになる。妖精自体のデザインはなんとなくどこかで見たことあるような感じで目新しさはない。蚊との戦いはスピード感あり。 エンディングの妖精、妖精になった監督のCGがお辞儀する様子が可愛かった。 2がもうすぐDVD化されるようなので楽しみ。
2010年08月24日
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大泉洋、最初から最後まで素晴らしい演技でした。せっかく亀山社中のためにユニオン号を自分達も使えるように契約したのに、龍馬が桂の立場を考え全面的に譲歩する。こういう場面て会社に勤めていた頃実際にあった。しかも亀山社中に戻ったら「ニセ侍」なんて言われて。ここまでしなくても長次郎がイギリスに留学したい気持ちが強まって密航した、ということで良かったんじゃないのかな。私利私欲無は理想だけど、それじゃあ生活できない。あまり好きではない回だった。前回グラバーとの交渉では役に立てなかったと悔しがっていた惣之丞が龍馬のいない亀山社中をとりまとめようと頑張っていた。まだカステラを作っているのか?岩崎家の場面にはあのBGMは不可欠。実際の長次郎の写真、とっても2枚目。実際に密航するにあたって考えに考え抜いた結論だったのだろうか?それとも見つかるはずはないとタカをくくっていたのか。気持ちはわかるけど、気がはやりすぎた感じ。もっと命を大切にして欲しかった。
2010年08月23日
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あらすじ allcinemaより従来のガン・プレイに東洋武術の“型”を取り入れ、より合理的な戦闘スタイルとしてカート・ウィマー監督自ら考案した<ガン=カタ(GUN-KATA)>をフィーチャーしたSF近未来サスペンス・アクション。個人の感情を強制的に抑止させ管理する警察国家を舞台に、ある時感情に目覚めた男が本当の敵へ戦いを挑む姿をダイナミックかつスタイリッシュに描く。主演は「アメリカン・サイコ」のクリスチャン・ベイル。共演に「奇跡の海」「レッド・ドラゴン」のエミリー・ワトソン。 第3次世界大戦後、生き残った指導者たちは戦争勃発の要因となる人間のあらゆる感情を抑止させるべく、精神に作用する薬プロジウムを開発。これを国民に毎日投薬することを義務づけ、徹底した管理国家体制を敷いた。反乱者は、クラリック(聖職者)の称号を持つプレストンを中心とした警察に厳しく処罰される。銃を用いた武道ガン=カタの達人でもあるプレストンは、冷徹に任務を遂行する非情の殺人マシンだった。だがある日、誤ってプロジウムの瓶を割ってしまった彼は、仕方なく薬を投与しないまま仕事を続けてしまう…。感想「ウルトラバイオレット」を借りてがっかりしていた時に、「リベリオン」は面白かったという感想を読み、クリスチャン・ベイルが主役だしと思い借りてみた。つっこみどころは満載だが面白かった。ストーリー・アクションとも飽きなかった。主人公プレストンの息子はさらに優秀そうで、薬を打たなくなったことを通報されるかと思ったが、そうではなく逆に父親をフォローする働きぶり。感情が芽生えてからのプレストンの行動がいつ見つかるかとハラハラさせられる。新しいパートナーのブラントはなんとなくニコニコしていて感情がありそうな印象を受け、実は反乱者の仲間かと最後まで思っていたが、そうではなかった。しかしラストの戦闘で弱すぎ。衣装など全体的な雰囲気はマトリックスの真似?その点デザイン的な工夫があればもっと良かった。
2010年08月21日
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あらすじallcinemaより芥川龍之介の『藪の中』に登場する盗賊“多襄丸”を主人公に、オリジナル・ストーリーで描く異色時代劇。主演は「クローズZERO」の小栗旬、共演に「真夏の夜の夢」の柴本幸。監督は「SF サムライ・フィクション」「RED SHADOW 赤影」の中野裕之。 室町末期。名門・畠山家の次男・直光には将来を誓い合った幼なじみ阿古姫がいた。ところが、阿古姫の父・大納言が急逝した際、八代将軍・足利義政が言い放ったひと言が、2人の運命を大きく狂わせる。それは、畠山家の兄弟で、阿古姫を娶ったほうに管領職を継がせるというもの。これによって、家督も次期管領職も手に入るはずだった兄・信綱は動揺し、阿古姫を力ずくで奪いに掛かる。直光は阿古姫のためにすべてを捨てる決意を固めるが、そんな時、かつてその命を救い、以来弟のように目をかけてきた家臣・桜丸の思わぬ裏切りに遭ってしまう。感想面白かったとは言えないが引きつけられた部分もあった。大河ドラマ「天地人」に石田三成役で出演していた小栗旬の時代劇ということで借りて見た。ヒロインは大河ドラマ「風林火山」の諏訪姫役が素晴らしかった柴本幸。タイトルが多襄丸で小栗旬がワイルドなかっこをしているのに、高官の家の次男から話がはじまったため、阿古と山中山賊に会い、多襄丸を倒して名前を継承するという展開には意外性があった。直光の人の良さとは対照的に桜丸の極悪非道ぶりが良かった。一方長兄の信綱は中途半端。あっという間に殺されてしまう。小栗旬はその表情からどこか冷めた感じのある俳優で、この映画のように一人の女を想い続ける熱い男には不向きのような感じがした。柴本幸の性悪女っぷりがよかったのでぜひ他のドラマでみてみたい。ベテラン勢ではショーケンの足利善政はおどろおどろしく貫禄があり、旧多襄丸の松方弘樹も面白かった。ラスト直光と桜丸が戦うセットがよかった。北野映画を意識(真似)しているように感じられたシーンが2つ。道兼らがラップを始め百姓らと踊るところは座頭市、地獄谷から直光と阿古が二人歩いてくるところはDolls。特におすすめはしない1本。
2010年08月19日
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あらすじ allcinemaよりアラスカの都市ノームに暮らす女性心理学者が体験したという衝撃のエピソードを、当時撮影されたという記録映像と再現映像で描き出す異色サスペンス。主演は「バイオハザード」シリーズのミラ・ジョヴォヴィッチ。監督は「ザ・ケイヴ」のオラントゥンデ・オスサンミ。未解決の失踪事件が多発しているアラスカ州北部の町ノーム。そこでは、不眠症に苦しむ住民も数多くいた。2000年10月、心理学者のアビゲイル・タイラー博士は、不眠症の原因を探るため、患者に催眠療法を行い、その様子をカメラに記録するのだったが…。感想面白いと言えば面白いし面白くないと言えば面白くない。ブレアウィッチのようなドキュメンタリー風でいきなりミラ・ジョヴォヴィッチが自分の名前を名乗りアビゲイル・タイラーを演じます。ショッキングな映像もあります。と説明するシーンは観客に対して実話であると説得する手法としては面白いと思った。が、当時撮影されたという記録映像と特に監督のインタビューを受けている実際のタイラー博士の芝居がいかにも芝居ですという印象で、記録映像も映画の一部として撮影されたものだと感じる。記録映像と映画として製作された映像を並べるのは新しいと思うもののポジティブな感想は残らない。ストーリーはサスペンス仕立てで面白かった。普通に映画にしても良かったのでは?保安官がタイラー博士の言うことを信じなさすぎる点に違和感がある。ノームは小さな町のようだから保安官の知り合いにも似たような体験をした人いて話は聞いたことがあるはずなのに。その点もドキュメンタリーだと信じられない部分。
2010年08月18日
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グラバーとの取引を通してイギリスの話を聞く長次郎の眼がどんどん光り輝いていくところがすごかった。あまり注目してなかったけど、大泉洋っていい役者さんだったんだ。今の時代、イギリス人は商売上手とはあまり聞かないが当時はタフな交渉だったはず。そんな中対等に張り合う長次郎に日本人の商売根性を見る。そしてお慶も龍馬とグラバーが二人パーティ会場から消えたのを目ざとく見つけて商談中に入ってくる。金の匂いを感じとる鋭い商売人。でもお慶はなんとなく龍馬のサポートっぽい感じがした。 お元と龍馬のシーンはわざわざ暗くて狭い部屋で意味深な雰囲気だったけど最後は福山雅治の爽やかな笑顔で終わってしまって。交渉成立だったが決裂だったら龍馬はお元を切ったのか。あんな可愛い芸子さんをこのドラマの優しい龍馬は切れなかっただろうなあ。 カステラをしっかり作り続けているところが良かった。武装している長州藩の中でなぜ高杉だけ着流しなのか。龍馬の武器調達の知らせを受け手放しで喜ぶ高杉をしり目に複雑な表情の桂。龍馬もそうだけどこの桂の表情もどんどん厳しくなっていく。 余談だけど、グラバー役のティム・ウェラードはグラバーの方が実物よりかっこいいと思う。 キリスト教弾圧について、現代に生きる自分にとって個人の思想を制限しようとする幕府のやり方はあり得ないと思うが、もし自分が幕府の人間だったらやはり同じことをしたんだろうと想像できる。ローマ時代もそうだろうがこれだけ人々の心をつかむキリスト教とはなんなんだろう。何度聖書を読もうと思ったか。毎回挫折。
2010年08月17日
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宇宙人が地球に漂着し20年経った南アフリカ ヨハネスブルグを舞台にしたSF。面白かった。予告や他の人の感想など一切見ず観賞したのだが、宇宙人が地球を襲う従来のSFものとは異なるストーリー、宇宙人や宇宙人の武器のデザイン、主人公及び宇宙人クリストファーとその息子の性格など最後まで飽きずに楽しめた。エイリアンがキャットフード好きとかお金を払っている様子とか承諾書にサインをさせるとか発想が奇抜。主人公ヴィカスは普通の家庭を持つ中年男性なので、エイリアン移住の責任者に任命された時にはしゃいでいたり、エイリアンに承諾書のサインを依頼する際に気遣いを見せたりするのだが、自分が切羽詰まった状況に陥ると平気で友人を裏切り、嘘をつく様子は普通の人間の心理状態をうまく描写していたと思う。まだ人間なのに臓器など全て摘出して研究しビジネスに利用しようとするヴィカスの義父と取り巻き達など本当に怖いのは人間なのだ。宇宙船で飛び立っていったクリストファーは仲間を迎えにくるのだろうか?そして完全にエイリアンになってしまったヴィカスは元に戻れるのだろうか。そんな酸っぱい思いを残したラストも好きだ。スプラッターものはを良くみるのでそれほど血は気にならなかったが、慣れてない人には刺激が強すぎるらしいので流血ものが苦手な方にはお勧めしません。
2010年08月17日
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(あらすじ)佐藤鈴子、21歳。両親、優秀な弟と4人家族。短大卒業後正社員として就職できずアルバイト生活送る。女友達からルームシェアをしようと誘われるがなぜかそのBFと望んでない同居生活が始まり、鈴子は、拾ってきた猫を同居人が勝手に捨てたことに腹をたて、彼の荷物を全て処分してしまい刑事告訴され前科者となってしまう。とりあえず実家に戻るが弟に家族に前科者がいたら有名私立中学には合格できないと言われ「百万円貯まったら家を出る」と宣言し、実行する。海の街、山の村、そして東京近郊と百万円が貯まると次の街に移動する鈴子はゆく先々で弟拓哉に手紙を書く。最後に自分の居場所を見つけたように思えたのもつかの間また次の街へと移動するのであった。(感想)なぜこの映画を見ようと思ったのかその理由を忘れてしまう程ずっとディスカスのレンタル候補に入ったままだったので借りて見た。面白かったし作りがうまいなあと感じた。セリフや白石のマイク使いなど小ネタが面白かった。そして佐藤鈴子のキャラクター作りがとてもよくできていた。普段は言いたいことも言えず大人しそうなんだけど、いざとなるとその見た目からは想像できない程の強さ、大胆さを発揮する。人づきあいなどは不器用なんだけど、かき氷作りやもももぎなどに器用さを発揮したり。ラスト不器用な二人が初めてお茶するシーンはお芝居にはみえない程自然で、お互い好意を持っているけどなんとなくギスギスした空気がうまく表現されていた。ハッピーエンドに終わって欲しかった気もするが、さっぱりと旅立つ鈴子も良かった。
2010年08月15日
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日本で劇場公開されなかったジェラルド・バトラー出演の映画。 順調な仕事、美しい妻と可愛い娘。理想の人生を送るニール(ジェラルド・バトラー)にふりかかる最大の試練。見ず知らずの男トムに(ピアース・ブロスナン)娘を誘拐され、娘の命を守るため理不尽な要求をのまざるおえない。あやつり人形のように。 サスペンスということ以外は知らずに見たが、内容は悪くないと思うのになんだかたいくつでこのキャストにも関わらず途中で見るのをやめたくなった(実際は見続けたけど)映画。ジェリーのせっぱつまった迫真の演技は本当は演技派なんだなあと感じさせられたし、ピアース・ブロスナンの悪役も悪くなかったけど。 ストーリーとは関係ないところでひとつだけどうしても気になったのが妻のアビーが赤いドレスに着替えさせられるシーン。ボディコンのドレスでブラが結構見えていた。もちろん危機的状況で下着なんて見えていてもかまわないんだと思うんだけど、素敵なドレスだったので綺麗にきたところが見たかった。 洋題はどういう意味かわからなかったが "Who breaks a butterfly upon a wheal?"という文章からきているそうだ。1735年、アレクサンダー・ポープという詩人の著書「アーバスノット博士への手紙」の一節で車輪を使ってまで蝶を裂く=ささいなことに多大な労力を費やす例えだそうで、こちらの方が映画の内容にマッチしている。 私の中ではやはりジェリーはキャラものだなあ。
2010年08月14日
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あらすじ allcinemaより 「ラブ・アクチュアリー」のリチャード・カーティス監督が、60年代に実在した海賊ラジオ局をモデルに描く痛快青春音楽ムービー。イギリス政府の規制を逃れて公海上に停泊する船から24時間ロック音楽を流し続けるラジオ放送をめぐって繰り広げられる局側と政府の攻防を軸に、自由を求めて船に集う若者たちのラブ&ピースな青春模様を60年代後半を彩るポピュラー・ミュージックの名曲と共に綴る。主演は「カポーティ」のフィリップ・シーモア・ホフマン、共演にビル・ナイ、ケネス・ブラナー。 ブリティッシュ・ロックが世界を席巻していた1966年。民放ラジオ局の存在しなかったイギリスでは、国営のBBCラジオがポピュラー音楽を1日45分に制限していた。若者の不満が渦巻く中、イギリスの法律が及ばない領海外の北海に、24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局“ラジオ・ロック”が誕生、熱狂的な支持を集める。そんなラジオ・ロックの船に高校を退学になった青年カールが乗り込んでくる。問題を起こした彼を更正させようと、母親によって旧友でもあるラジオ・ロックの経営者クエンティンに預けられたのだった。船の中では、一番人気のDJザ・カウントをはじめ個性溢れる面々に囲まれ、自由な空気に戸惑いながらも貴重な経験を積んでいくカール。一方イギリス本国では、ラジオ・ロックの不道徳な内容に不快感を露わにするドルマンディ大臣が、何とか放送を中止させようと様々な方策に打って出るのだが…。 感想 リチャード・カーティスが監督、脚本でフィリップ・シーモア、ビル・ナイが出演しているとあっては見るしかないと思い借りて見た。 音楽がしゃれている。CMなどで聞いたことがある曲ばかり。60sファッションがかわいいくてとっても好み。真剣にロックに取り組むメンバーはばかばかしいんだけどかっこいい。当時はもっとかっこいいと思われていたんだろうな。きっとイギリス人ならもっと面白いと感じられる映画なんだろうけど、それほどでもなかったのは英語力や文化に対する知識が関係しているのかな。 「ホットなマム」役のエマ・トンンプソン。最初は誰かよく判らなかった。確かにホットだ。コートがステキ。 リチャード・カーティスと聞くと期待しすぎてしまうので、この映画はちょっと期待はずれ。そこまで音楽好きじゃあないから。
2010年08月12日
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お龍目当てで寺田屋に通う近藤の部屋に踏み込む龍馬。どうなるの?と心配したが「近藤さんでごわしたか。薩摩の西郷いさぶろうという西郷吉之助の遠縁のもんでごわす。」でいきなり笑ってしまいました。 風呂場で龍馬の裸を除くのは、重太郎先生にも笑えました。「佐那が一生嫁に行かないと坂本君君がいわせれるんだ」別の意味で熱い重太郎。妹思いのいいお兄さん。あきらめないぞという重太郎先生鼻にごはんつぶついてます。 裸の龍馬に抱きつくちょっと変な重太郎先生だけど、そこは北辰一刀流。龍馬の寝込みを襲う近藤に、剣を抜いたら別人。お龍に止められあっさり帰る近藤。福山&渡辺いっけいコンビはガリレオ以来息もぴったり。 髪が「うにょうにょ」も可笑しかった。陸奥が亀山に戻った時、メンバーはしっかりカステラ作りをしているという細かいところも思わずにやりとしてしまった。 龍馬と中岡に会いたいと行った西郷だが、桂を怒らせてしまい今更同盟には遅いと首をたてに振らないのを口説く龍馬はそうとう山師な顔で、実際の龍馬もそうだったのではと思わせる演技。 今回いつか仲間に会わせると言って龍馬とお龍の仲が深まったように見えたが来週はお元と龍馬。 武市とお元、実生活で付き合っているという噂。
2010年08月09日
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もう薩長同盟?史実かどうかは別として流れについては理解できた。提案から実際の同盟締結までの過程が楽しみ。 お元の秘密は、隠れキシリタンか。蒼井優の髪をおろした姿は「見返り美人」風で素敵だけど龍馬達の話を盗み聞きして奉行所に届けたり、かなり敵臭いんだけど、結局は龍馬の贔屓になるんだ。 余貴美子にはずれはない。さすが~。 今週の岩崎家は良いところに引っ越し、お父さんが清潔になっていた。弥太郎の一人ボケつっこみも面白かった。 確かに幕末、血気あふれる若者ばかりだから熱い演技は解るんだけど、どのメインの登場人物以外どの藩士も同じような感じがする。顔も似ているし区別が付きにくいのは自分の年齢のせいなんだろうな。
2010年07月26日
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