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2007.08.06
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カテゴリ: 日常
Glass0105DSC_1006.JPG




先日、久しぶりに東京へ出張した帰り、新幹線で隣り合わせた、人の良さそうなおじさんが
僕に話しかけてきました。

「私は、新大阪まで乗りますが、どちらまで?」
「私も新大阪まで」
「そうですか、どうぞよろしく」
「こちらこそ」




そのおじさんは、尼崎の会社に勤める59歳のサラリーマンで、来年で定年とのこと。
定年後の人生計画はまだ考えていないが、奥さんとのんびりお店でもやろうかな、
と話していました。

以前、奥さんは喫茶店を経営していて、結構流行っていたそうです。
このお父さんも、会社勤めの合間によく手伝っていたそうで、僕に喫茶店経営の極意を
いろいろと話してくれました。

その頃の習慣で、いまでも休みの日にはいろんな飲食店を夫婦で食べ歩くそうです。
(うらやましい限りですね)


2時間半の話のなかで特に印象に残ったのは、つくる人の心の状態によって珈琲の味が
変わるということです。

朝、夫婦喧嘩をしたとか、体調が悪いとか、イライラしてるとか・・・そんな気持ちの違いで


これは、いったいどういうことなんでしょう?
同じように入れているつもりでも、微妙に違っているのか?
気持ちの波動が珈琲(のお湯)に伝わって味が変わるのか?


この話で思い出すのが、江本勝氏の著書「水は答えを知っている」です。

ご存知の方も多いと思いますが、簡単に言うと、水を入れたコップに「ありがとう」と声をかけたり

反対に「バカヤロー」など汚い言葉をかけると、グジャグジャの汚い結晶になる、というお話です。

最近、この著書に対する批判本が出回っています。

要するに、そんな実験の信憑性は疑わしい、水に言葉なんか分かるわけがない
といった類のものです。

僕も、情報を扱う仕事をしているので、一つの説に偏ることは公平性を欠くし、いろんな意見があって初めて情報だと思っています。
ですから、反対意見が出てきても一向に構わないのですが、残念なのは、実験の結果だけを捉えて一方的に糾弾する、その論調にあります。

江本さんに直接聞いたわけではないので、真偽のほどは分かりませんが、彼が伝えたかったのは 水がほんとに答えを知っているかどうかではなく、人に感謝して、人のためにどう生きるか、という
人間の生き方そのものなのではないか、と思うのです。

「ありがとう」という言葉の波動が綺麗な結晶をつくるかどうかは、実はたいした問題ではないのです。

話の本質は「何事にも感謝する心を忘れずに」というごく当たり前のことだけど、最近みんなが忘れがちなことを今一度思い出そう、というきっかけづくりにあると僕は思います。


隣の席で缶ビールを飲みながら、いい感じに歳を重ねたサラリーマンのおじさんは僕に言いました。

「わざわざお店に来て、お金を払ってウチの珈琲を飲んでくれはるんやから、どんなときも感謝の気持ちで、おいしい珈琲を入れてあげないとあかんのですよ」



























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最終更新日  2007.08.06 22:02:26 コメント(8) | コメントを書く


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