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♪思い出が多すぎて( 高木麻早 )いま、自分自身に言ってあげられますか?「あなたを誇りに思います」と。だって、ずっと一緒に励まし支えあって、誰よりもあなたの努力、悔しさ、苦しみ、悲しみ、辛さのすべてを知っているのだから。そして、誰よりもあなたの喜びを知り、幸せを思うのだから。 ≪出典≫ 96の質問で気づく「ほんとうの私」が夢と奇跡を引き寄せる/大林まみ 著
2012.07.14
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♪ほんの短い夏 (伊勢正三) 久々の「似て非なるもの」シリーズ 「マラカス」と「マスカラ」 (注)マラカの複数形がマラカスって知ってた? 「ケンタッキー」と「洗濯機」 (注)カーネルおじさんを見ると阪神の優勝を思い出す 「EXCEL」と「EXILE」 (注)娘がファンでよく聴かされる 「ウェンディーズ」と「ウィンドウズ」 (注)ウェンディーズバーガー好きだったのに 「上戸 彩」と「綾戸 智恵」 (注)スマップの中居くんも間違えてた 「阿藤 快」と「加藤 あい」 (注)これは定番か おあとがよろしいようで・・・
2011.10.09
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僕が尊敬する、中部大学の武田先生が、こんなことを言っています。以下、引用。≪天気予報を聞かない生活≫このところ10年以上、天気予報というものを聞いたことはない。時々、大型台風が来るようなときにはニュースで進路予報を聞かないこともないが、毎日の天気予報を見たことはない。 天気予報を見ない理由は簡単でバッグの中に超小型の傘が入っているからだが、それも時々、忘れることがある。そんな時でも急な雨に遭うことといえば1年に1度ぐらいだが、その時には「ずぶ濡れ」になることにしている。「酔えば吐く」と同じように「驟雨はずぶ濡れ」と決めている。 ずぶ濡れになるもっとも良い季節は11月だ。少し肌寒く、雨も冷たい。そんな時、駅から暫く歩くとだんだん靴がぬれてきて、そのうちにはズブズブになる。背広もぐっしょりと重くなり「ああ、これもこの背広も終わりか」と今月の残りのお金を思い浮かべる。 家に帰ると、まずはすっかり冷たくなった手でお風呂を沸かし、濡れた服を脱いで暫く待つ。体は冷え、傍らには無残に下着やシャツが積まれている。 20分ほど経って風呂が沸きそこに体を沈めると、冷えていた体が徐々に温まり、指先までジーンとしてくる。私が「ああ、生きていて良かった!」と思う瞬間だ。 ・・・・・・・・・ 平凡な毎日が続いている。朝、ニュースや天気予報を見るとすべての情報が提供され、今日もまた昨日と同じ時間が流れる。生きているようで生きていない。喜びがあるようで本当にうれしくない。 でも、たまにずぶ濡れになるとその日は非日常になり、私に生きている実感を与えてくれる。 そして、これはおまけだが、その後しばらくは友人とお酒を飲むとずぶ濡れは格好の酒の肴になる。「いや、もうムチャクチャ、全部ダメになったよ」といいながら飲む酒はまた格別だ。 毎日が同じように流れる現代。あまりに整った日常で、感激は故意に「すべきこと」を外すことによってのみ与えられるような気がする。それは物にあふれると心を失うのに似ている。 (平成23年8月25日) 武田邦彦
2011.09.07
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♪月のランプ (平松愛理) 「 “いいこと” を考えると、歯を食いしばって頑張らなくても、 ピンチを抜け出すことができる。」 (和田秀樹/精神科医・作家)
2011.06.26
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♪ Lonely Girl ( 中山美穂 )僕の仕事の基本は「プロデュース」すること。つまり、世の中にいろんな人やモノ、夢といったものを「伝える」ことを生業としています。いま、大阪で開業医をされている、あるお医者さんをプロデュースしようとしているのですが、この先生が一風変わっている。西洋医学の医者なのにとてもスピリチュアルな人で、できるだけ化学物質を使わない自然医療にこだわったり、医学以外のさまざまな分野にやたら詳しい。先生曰く「人間は社会的な生き物だから、人との関わり方、接し方、そして人生の考え方を改善することによって、かなりの病気や苦しみから解放される」とのこと。そんな先生が自身のブログに書いておられる「いつも心がけておくべきこと」は、人生訓として、とても印象深い。 たとえば・・・ ★何でも大切にすること 人でも、物でも、夢でも、愛でも、法律でも、 大切にしないと、大切にしなかったものから、必ずシッペ返しを食らう。 ★感謝を忘れると、必ず不幸がやってくる 今の自分が、何のおかげ、誰のおかげで存在しているのか知ること。 エネルギーの流れを知らず、それに逆らうと、必ず不幸になる。 しあわせは、宇宙のエネルギーの流れに沿うこと。 ★人は、愛を食べさせてあげて、はじめて愛を食べさせてもらえるのだ そこにハッピーがある。 一人ではラッキーになれるが、一人ではハッピーにはなれない。 ★調子に乗り過ぎてる時に思え!! 「何か忘れている大切なことがなかったか」まだまだあるけど、きょうはこのくらいにしといたろ!
2010.05.22
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♪ドュユーリメンバーミー (キタキマユ) 「私は、人生の岐路に立った時、いつも困難なほうの道を選んできた」 岡本太郎(芸術家)
2010.02.21
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♪秋の思い出 (ジローズ) 「どんな人生でも、意識の持ち方次第で先に起こることを変えていける」 浅見帆帆子(エッセイスト)
2009.11.22
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「どんな選択の先にも、必ずいい結果が待っている」 小山薫堂 (放送作家) 38mm f4.8 1/25秒
2009.11.13
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♪SOUTHBOUND #9 (山下達郎)飲食店の評価をする方法の一つに「ミシュラン」というのがあります。いわゆる「星いくつ」というヤツですね。僕は、その評価の方法に「感謝」というコンセプトはどうかな、と思っています。「あのお店に行ったら、とても親切な店員さんに感動した」とか「こぼれんばかりの笑顔でもてなされて、いい気分だった」とか・・・。そんなお便りの数によって、感謝のマークが増えていく、という仕組みです。それをインターネットのサイトの地図上に展開していったら面白いかな、と思っています。サイトの名前は「アリガト!」と勝手に決めています。街で体験した「アリガト!」という感謝の思いを、このサイトに伝えてもらう。飲食店に限らず、親切な駅員さんがいる駅 とか 素敵な笑顔の花屋さんとか・・・、いろんな生活のシーンで出逢った「アリガト!」が集まって、それが地域のポータルサイトとして活用されるイメージです。とかく誹謗中傷が多いインターネットの世界。そろそろ他人の批判ばかりするのはやめて、感動の体験を共有しませんか。暗い話題が先行しがちな今の世の中ですが、視点をちょっと変えてみれば、まだまだ、「街には、感謝があふれてる」と、僕は思うのです。
2009.10.04
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♪海を見ていた午後 (荒井由美)「本来、強みとは自分では弱みと思っているものの中にある」(栗原幹雄) 以前からずっと気になってはいたけれど、一度も入ったことのなかった「フレッシュネスバーガー」へ 最近行き出しました。きっかけは、栗原幹雄氏の『面白いことをとことんやれば、「起業」は必ずうまくいく。』という本。栗原氏は、お弁当のほっかほっか亭を立ち上げた一人で、役員時代に半ば趣味的にフレッシュネスの事業を始めたという。(現在、株式会社フレッシュネス 取締役社長)たしかにハンバーガーはおいしいが、とりわけ気に入っているのはオーガニックコーヒー。そこらのシアトル系よりずっとおいしいと僕は思っています。で、この本の中で印象に残ったのが、このことば。最近、実感することがありました。意外と自分では気づいていないのですが、人から指摘されると目からウロコです。
2009.05.05
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♪オリビアを聴きながら (尾崎亜美)脳機能学者の苫米地英人(とまべち ひでと)氏の本に、興味深いことが書いてありました。2005年10月、世界ゴルフ選手権の最終日のこと。タイガー・ウッズとジョン・デーリーが優勝争いをしていました。プレーオフの2ホール目、ウッズが先にパーパットを決め、デーリーが1メートルのパーパットを外せばウッズの優勝が決まるというシーン。普通なら、「外してくれ」と思うところを、ウッズは「絶対入れろ」と思ったそうです。そこでデーリーが入れてしまえば、また次のホールを争わなければならないわけですから、入ってくれ、と願うのはおかしいですよね。でも、ウッズは自分の能力をもっと高く評価していたのです。「外せ」と思えば、無意識に自分の力を相手と同じか下だと評価していることになる。つまり、相手が外さないと自分は勝てない、という意識をもっていることになってしまう。ウッズは、自分の能力は高いレベルにあり、ここでパットを外すような選手と優勝争いをするような低いレベルではない、と考えていたわけです。結果は、デーリーがパーパットを外して、タイガー・ウッズが優勝しました。この「自分の能力に対する自己評価」のことを専門用語で「エフィカシー」というそうです。エフィカシーを高めることで、仕事のスキルを高めたり、年収をアップしたりすることが可能になると苫米地氏は語っています。
2009.01.23
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♪川景色 (松任谷由美)☆「ギャフン」と言った人 「ちくしょー、今度会ったらギャフンと言わせてやる」などと言っている人がいます。 最近の若い人は、あんまり言わないかもしれませんが・・・。 でも、実際に「ギャフン」と言っている人を、僕は見たことがありません。 何か仕返しをされたとき、「ギャフン」と言えるのは、よっぽど心に余裕のある人では ないでしょうか。 一度見てみたいなぁ、といつも家族で話し合っています。 ☆「財布のひも」 最近、不景気なので、よくこの言葉を耳にします。 「消費者の財布のひもはかたいようです」などとニュースキャスターが言っていますが、 ひもで縛るタイプの財布は今、ネットかなにかで売っているのでしょうか。 江戸時代ならいざ知らず、現代の日本でひもの付いた財布を持っていて、「不景気なので かたく縛っているんです」と言っている人がいたら、取材してみたい気がします。☆「冬将軍」 毎年、冬になると忘れずにシベリアからやって来られます。 テレビの天気予報などではイラストつきで紹介されたりもします。 でも、ロシアからやって来るのに、その恰好が日本の武将だったりするのです。 テレビ屋としては、そのあたりの時代考証も考えてイラストを描いてほしいなぁ、と 家族に話しているのですが、どうでもいいのに、といような視線を浴びています。
2008.12.21
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♪月夜に気をつけて! (中原めいこ)ダメ社員と自覚しているAくんは、上司からペンをもらいました。さっそく使ってみると、そのペンは何も書けません。どうして書けないペンをくれたのか、不思議に思いながらも捨てるのもどうかと思って、そっと引き出しの中にしまっておきました。しばらく、もらったペンのことなど忘れてしまっていたA君はある時、ふと思い出し、黒い紙の上にペンを走らせました。すると、ペンは白いきれいな弧を描いたのです。 ☆僕もそうなのですが、人は他人のいいところよりも、至らないところに目がいきがちです。特に、仕事の能力が劣っていると、それだけで周りから人格を否定されたりもします。でも、違う角度から見てみると、皆それぞれ、どこかしらいいところがあるものです。たとえば、いつも笑顔で職場の空気を和ませてくれたり、誰かがミスをしたとき、いつも励ましてくれたり・・・。自分のいいところって、自分ではなかなか気づかないものです。こんな風にさりげなく気づかせてあげられる上司がいたら、素敵ですよね。人を育てることの難しさを思うとき、いつも思い出すお話です。
2008.11.09
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♪あめりか通り (ネーネーズ)人はみな、バースデープロミスをもって生まれてくる、という考え方があります。「何のために生きてるのだろう」とか「何のために生まれてきたのだろう」と思うことがあると思いますが、その答えがバースデープロミスなのです。つまり、生まれ落ちる前に神様と約束した生きる目的のことです。でも、生まれた瞬間にどんな約束をしたのか、人は忘れてしまいます。いや、よく小さなこどもがお母さんのお腹にいたときのことを覚えていたりするので、ひょっとしたら、小さいうちは覚えているのかもしれません。この、忘れてしまった自分のバースデープロミスがどんなことなのか、知る方法があります。それは、自分がやっていてワクワクすること、楽しくてしょうがないこと、お金を払ってでもしたいこと、ご飯を食べるのも忘れて没頭してしまうこと、が何なのかを考えてみることです。それは、仕事かもしれないし、趣味やボランティアでやることかもしれません。仕事でも何でも、楽しくなければ続きません。気が向かないことは、ちょっとした壁に行き当たると、すぐにくじけてしまいます。でも、好きなことだったら、苦労を苦労とも思わずやれるのではないでしょうか。魂がやりたがっていること、それが何なのか。ふと考えてみると、新しい人生の発見があるかもしれません。バースデープロミスに気づくことが、楽しく愉快な人生につながっていくと僕は信じています。さて、あなたのバースデープロミスは何でょう?ちなみに、僕が約束したのは、たぶん「感動を伝える」ことなんじゃないかな、と今は思っています。そう思って、いま、新しい感動を伝える事業を模索しているところです。
2008.10.12
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♪GIFT (Mr.Children)江戸時代に「節食開運説」を唱えた観相家・水野南北は、「食べ物が人の運命に影響する」と言っています。彼は、あるとき人相見に自分の人相を見てもらったところ「険難の相であと1年の命」と宣告されてしまいました。助かる方法はあるかと聞くと「唯一の方法は出家」とのこと。そこで、禅寺を訪ねて入門を乞うと、住職に「1年間麦と大豆だけの食事を続けることができたら入門を許す」と言われてしまいました。それから1年間、忠実にその食生活を実行した南北が、再び人相を見てもらうとあれほどの険難の相がすっかり消えてしまっていました。麦と大豆の食生活を1年間貫き通したことが、功徳を積んだことになって、彼の凶相を変えてしまった、というのです。その後南北は、髪結い床で人相を研究、湯屋の三助をやって人の体形を調べ、火葬場の隠亡(作業員)をして死者の骨相を観察して、人と運命との関連を調べ、南北相法を完成させました。水野南北は観相学を研究した結果、このようなことに気づいたそうです。人相がよく、手相も家相も墓相もいいのに運が衰退していく人がいるかと思えば、逆に人相が悪く、家相や墓相、さらに手相も悪い、そういう人であってもとても幸運な人がいる。それはどうも、お金が入ってきたときの食事によるらしい。お金が入ってきたとき、贅沢華美な食生活になるという人は、落ちて衰運になり、どんなにお金が入ってもまったく生活態度や食べるものがかわらない人は、運が上がっていくというのです。水野南北はひどい凶相で、短命の相の持ち主であったにもかかわらず、食を慎んだことで運が開け、78歳まで健康に生きて大きな財を成したとさ。夏バテぎみのわりには、「ごはん大盛りで」とか言ってる僕の耳に痛いお話でした。ちなみに、水野南北が言う、食以外に強運をもたらす秘訣とは・・・ ・毎朝、朝日を拝む ・早寝早起き ・夜に仕事をするのは大凶 ・衣服や住まいも贅沢は大凶 ・倹約は吉だが、ケチは凶 『日本霊能者伝』より
2008.08.09
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♪ペパーミントの香り (あみん)「自分が避けているものに突破口がある」 犬飼ターボ (小説家・コンサルタント)好んでは行きたくない街があります。避けているといっても過言ではありません。去年の暮、その街に毎週行かなければならない仕事の話がきました。待遇も仕事の環境も、お世辞にもいいとは言えないものでしたが、とりあえず引き受けました。結果、そこで知り合った人たちとの仕事の輪が広がり、僕自身も大きく成長できたなぁ、と思える仕事となりました。日々の暮らしのなかで避けているものは何かありますか?「どんなに最悪の事態を迎えても、いいことだけを考えつづける」 和田秀樹 (精神科医)きのうテレビを見ていたら、昔、萩本欽一さんの欽ちゃんバンドでコニタンと呼ばれ人気を博していた俳優の小西博之さんが久々に出ていました。小西さんには1986年の夏に、阪神タイガースの中継のゲストとして放送席に来ていただいたことがあります。なつかしいなぁ、と思って見ていたら、末期ガンから奇跡的に回復したとのこと。彼は、末期ガンであることを知って以来、ひたすらガンが治ってみんなに挨拶をしているシーンを思い浮かべた、といいます。脳は、自分が思っていることや言っていることを、今現在のこととして受けとめます。うまくいった後の自分が笑っているシーンをありありと思い浮かべることができたら、奇跡は起きるのかもしれません「楽しみながら頑張っていれば、人生なんとかなる」 澤 昌克 (プロサッカー選手)澤選手は高校時代まったくの無名の選手で、Jリーグから声もかからず、卒業後、単身南米はアルゼンチンに飛びました。そこでも泣かず飛ばずで、練習でパスももらえない、という時期があったそうです。それでも夢をあきらめず、日本を出て5年目、ペルーのプロリーグでプロになる夢をつかみ、2007年度には最優秀外国人選手賞を獲得しています。そんな彼の夢は、いつか日本代表として戦うこと。その夢に近づくには、「近くにある目標を達成すること」と彼は言います。成功法則の本に書いてある先人の教えを、弱冠25歳の彼が実践していることに、僕はとても驚きました。25歳の青年に52歳のオッサンは、人生の教訓を学んでいるのです。 と、書いていたら、今日、澤選手の柏レイソル入りが正式に決まったようです。 彼は確実に近くにある目標を達成していってますね。これからの活躍に期待します。
2008.08.02
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♪ 距離(へだたり) 小椋 佳ある学校で生徒に「ゆで卵は何分でできるか」という質問をしたら、学年で成績トップの子が「60分!」と答えたそうです。ほかの子にも聞いたら、ほとんどの子が「60分が正しいと思う」と答えました。その理由を聞くと、「学年でトップの○○君が言うから間違いない」という反応。つまり、彼らは自分で卵をゆでたことがないのです。なんでもお母さんがやってしまうのでしょう。モンスターペアレントというドラマも受けているようですが、料理研究家の坂本廣子先生は、現代の親たちのことを「カーリング」にたとえて、おもしろい表現をしています。カーリングとは、氷の上をあの丸い石を転がしていくスポーツですね。トリノオリンピックでチーム青森の美女たちが活躍して注目されました。カーリングで転がっていく石の前を、ほうきみたいなので掃いていくように、親がこどもに降りかかる障害を全部取り除いていく、というわけです。「危ないから」「かわいそうだから」「勉強が忙しいから」といって全部親がやってしまうと、こどもは体験がないから、正確な判断ができなくなってしまいます。僕らのこども時代にくらべると、いまのこどもは塾とかに行って、とても長い時間勉強しているように思いますが、昔に比べて優秀な人が増えたという実感はありません。その理由は、「体験」が減っているからです。いくら勉強時間を増やしても、経験のないものは言葉にできないので表現のしようがありません。道草をしたことがないこどもに道草の意味はわからないのです。レモンのフラッシュカードが読めても、食べたことがなければ酸っぱいかどうかはわかりません。5本の指を使う体験がないから、コンパスで円が描けなかったり、定規で線が書けなかったりするこどもがたくさんいるそうです。こどもの食育の第一人者である坂本先生は、料理を通してこどもたちやその親に、体験の大切さを教えています。「豆腐を手のひらにのせて包丁で切る」体験をすると、一瞬にしてこどもは成長するのだそうです。一見困難にみえる体験を成功させた、という達成感を味わって自信がつくのでしょうね。人間の脳のハードウエアーとしての機能は、6歳までに90%が出来上がるといわれているので、6歳までにいろんな体験をさせることが重要だと、坂本先生はおっしゃっています。
2008.07.19
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♪Timing (BLACK BISCUITS)一流の経営者は、おしなべて数字に強いといいます。その人なりの経営哲学を数字に置き換えて具体化するので、業績が上がるというわけです。日本マクドナルドの創業者、藤田田氏が拠りどころとした数字は「78対22」というユダヤ商法の法則にあったそうです。マクドナルドの日本1号店を出すとき、富裕層が集う銀座のど真ん中、三越百貨店の1階に決めたのは、「22%の富裕層がもつ78%の金を対象に商売すべし」という経営哲学からだとか。微妙に数字が違うのですが、経済の話でよく出てくる「パレートの法則」というのがあって、これは、「売上の80%を20%の上位顧客で稼ぐ」というものです。商売の世界で、「売上の80%は、20%の売れ筋商品が占める」ともいいますね。ほかにも、会社の売り上げの80%は20%の優秀な営業マンがつくり出す、と聞いたことがあります。これに対して、ネットビジネスではアマゾン以降、「ロングテール」という正反対の考え方があります。マイナーな商品の総売り上げが全体の8割になる、という一般の商店とは逆の、ネットの世界ならではの法則です。まだあります。人間のからだは、水分が78%で残り(ほとんどタンパク質)が22%だそうです。(僕は水分が60%から70%と覚えていましたが)そうそう、二八蕎麦というのもあります。なんか不思議な数字のめぐりあわせですね。宇宙はすべてこの比率で成り立っているのでしょうか?ちなみに、我が家は8対2で、嫁さんが権力をもっています。(ウソ?)
2008.07.06
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♪ガラス越しに消えた夏 (鈴木雅之)ラジオのディレクターがやりたくて、放送の世界を志した人間なのに、テレビの世界で30年。そういえば、近頃ずいぶんとラジオを聴かなくなってしまいました。僕らはラジオの深夜放送が始まったころ中学生で、パーソナリティの話を聴きながら勉強する、いわゆる「ながら族」のハシリなのです。関西では当時、朝日放送の「ヤンリク」(ヤングリクエスト)と毎日放送の「ヤンタン」(ヤングタウン)が人気を二分していて、翌日学校へ行くと、「きのうのヤンタンのあのハガキ、メッチャ面白かったなぁ」といった話でもちきりでした。僕の印象では、どちらかというと真面目な人がヤンリクを聴いていて、そうでもない人がヤンタンを聴いていたような気がします。(気がするだけですよ)僕は何を隠そう(何も隠す必要はないのですが・・・)、「ヤンタン」派でした。ヤンタンの魅力は、語り尽くせないほどありますが、なかでも、ペンネームは傑作なのがたくさんありました。といっても、いまでは何も覚えていませんが・・・。先日、車に乗ったときに久しぶりにラジオ(AM)のスイッチを入れると、なかなか笑わせてくれるペンネームが僕のハートを捕えました。(そんなたいそうな)前節が長くなりましたが・・・、あっ、前節(マエセツ)というのは番組や舞台などで本番が始まる前に、お客さんのテンションを上げるために、ADさんや若手の芸人さんたちが、しゃべって場を温めることをいいます。よけいな説明でさらに長くなってしまいました。すんません。それでは本番です。はりきって参りましょう。お気に入りのペンネームは!!え~、おハガキをいただきました、大阪市城東区のペンネーム「寝グセですベンツ」さん。もう一枚、神戸市東灘区のペンネーム「犬か猫でいえば、猿」さん。最後に、西宮市のビール大好きさんのお友達で「バドワイザー好きのアドバイザー」さん。・・・う~む、どうでしょう?
2008.06.30
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♪サマーソングfor you (杉田二郎) JR大阪駅近くの横断歩道のそばに、時々編み笠をかぶった托鉢の僧が立っているのを見かけます。「托鉢」(たくはつ)とは、仏教などの出家者の修行のひとつで、信者の家々を巡り生活に必要な最低限の食糧などを乞い、信者に功徳を積ませる修行のこと。托鉢の本質について、興味深い話があります。ある時、お釈迦さまは弟子たちに托鉢を命じたあとに付け加えて、こう言ったそうです。「ひとつ大切なことを言い忘れていた。托鉢をする時に、金持ちの家を回ってはいけない。貧しい人の家を回ってしてきなさい」不思議に思った弟子たちは「言い間違えられたのではないですか?」と質問しました。けれども、お釈迦さまは「貧しい人々の家を回って、喜捨をしてもらいなさい」と言います。「なぜですか?」と弟子たちが聞くと、お釈迦さまはこう言いました。「貧しい人たちは、今まで貧しいからと、他の人に施しをしてこなかった人たちです。だから貧しさという苦界の中に沈んでいる。私たちが貧しい人たちから喜捨をいただくのは、その方々を苦界から救ってあげるためなのです。」「喜捨」というのは金額の大小ではありません。お金持ちにとっての1万円と、貧しい人にとっての1万円はまったく価値の違うものです。貧しい人が懸命に工面して出した千円は、お金持ちの100万円より重みをもつかもしれません。人間の生きる目的は「人に喜ばれる」ことだと、小林正観さんは言います。施しをする人は、施しをすることによって「喜ばれる」お釈迦さまは、そういう機会のない人たちに施しの機会をつくろうとしたのです。 出典 「宇宙を解説◆百言葉」 小林正観 著
2008.06.21
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♪聞こえてくるラプソディ (岩崎宏美)五臓六腑(ごぞうろっぷ)というのは中国の医学書からきている言葉らしいのですがその「五臓」とは何々だか、パッと言えますか?「心臓」に「肺臓」に、え~と「肝臓」、「腎臓」? あと一つが出てこない・・・。もう一つは「脾臓」(ひぞう)です。(東洋医学的には「すい臓」とする説もある)最近、この覚え方を教えてもらいました。「心配(心肺)しないことが肝心(肝腎)、これがひぞう(脾臓)に大事」最後のほう、ちょっと苦しい気がしないでもないですが。で、この五臓のうち、ガン細胞を生まない臓器はどれでしょう?正解は「心臓」と「脾臓」です。そういえば心臓ガンとかって聞いたことないですよね。この二つの臓器の共通点は、約37℃のぬるま湯に浸かっている、ということ。つまり、血液に満たされている、ということなのです。体を温めるということが、健康を保つひとつの条件なのかもしれませんね。体を内側から温めて、ガンになりにくくする方法を二つ。一つは、「天然温泉に入る」こと。遠赤外線効果によって、ちょうど温泉卵が真ん中の黄身から固まるように、体の芯から温まるのでいいようです。もう一つは、「笑う」こと。それも身をよじっての大笑い。内臓を震わせて、命がけで笑うととても体が温まります。う~ん、そんなに面白いことって、そうそう無いけどなぁ。
2008.03.08
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♪もう一度夜を止めて (崎谷健次郎)「ホスピタリティ」という言葉を聞いて連想するのは、リッツカールトンホテルとディズニーランド。どちらもマニュアルを超えるおもてなしに定評があります。その、ディズニーランドで伝説となっているお話。あるとき、最愛の娘さんを亡くした若い夫婦が、その一周忌にディズニーランドを訪れました。でも、とてもつらくなって、やっぱり帰ろうと思ったそうです。ご主人が、お昼ご飯を食べて帰ろう、というので二人は園内のレストランンに入りました。亡くなった娘に、ミッキーマウスのお子様ランチを食べさせてあげたいと思って注文したら、テーブルにやってきたウエイターの若い男の子は夫婦を見て「お子様ランチは9歳以下のお子様にしかお出しできません」と言いました。夫婦はがっかりしました。娘の命日に、彼女が一緒ならきっと注文したであろうお子様ランチを二人で食べようと思ったのです。あまりにがっかりした様子の夫婦に、彼は聞きました。「どなたが食べられるのですか?」「実は、ちょうど1年前にまだ幼い娘を亡くして、きょうはその子の命日なんです。きっと娘はこんなのを食べたかったんでしょうねぇ。でも、無理だったらいいです。」彼は、ハッ、としました。「申し訳ございません。お子様とご一緒なんですね。こちらのお席へどうぞ」そう言って、夫婦を4人がけのテーブルへ誘いました。「きょうは、ご家族で来ていただいて、ありがとうございます」ほどなく彼は、3人の前にお子様ランチを運んできました。夫婦は、目の前のお子様ランチが涙で曇って見えなかったそうです。彼は、その日のうちに手紙を書きました。「きょうは、ありがとうございました。愛と魔法の世界へ、また来年もご家族でお子様ランチを食べにお越しください」
2008.03.01
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Nikon D40 45mm 1/30秒 F5.3 ISO 200去年、世の中は「幸運ブーム」だったのかな、と思います。金と銀のペンで手相を書くと幸運になる、とか、革の長財布を買って、はじめに大金を9日間入れておくとお金に困らない、とか、“ありがとう”と25000回言う、とか・・・。なかでも一番の話題になったのは、「掃除をする」ことでした。僕も去年の初めから「トイレ掃除」だけは欠かさずやっています。掃除の目的はもちろん「きれいにする」ということですが幸運に結びつくキーポイントは、やっぱり「捨てる」ことでしょう。僕も「捨てたら必要になる」という強迫観念からなかなか抜け出せず、いまだに本やら昔の思い出の品やら、捨てきれずに押入れを占領しています。風水の本によく 「捨てることによって、そこに幸運が入ってくるスペースができる」と書いてあります。モノを捨てることもそうですが、目に見えない「こころ」とか「出会い」とか「仕事」といったものにも、そういう考え方が当てはまる気がします。「とても愛していた人を失って絶望していたら、もっと素敵な人に出会った」「過去にばっかりとらわれていた自分を捨てて前向きに生きていく決心をしたら、天職にめぐり会った」「どうしても入りたかった会社に落ちて、泣く泣く入った第2志望の会社で社長になった」捨てたり、失ったりすることは、ときに悲しみや後悔を伴ないます。「捨てたのは失敗だった」「あのとき、こうしていれば・・・」でもね、僕は最近、それは偶然ではなく、やっぱり必然だと思うんです。人はそのときそのとき、常にベストな判断を下している、はずなんです。ただ、結果が悪かったということで、間違っていたと思い込んでいるだけで、考え方、ものの捉え方次第で、それでよかったんだ、と思える結果をもたらすことができるはずです。起こっている現象は同じでも、捉え方次第で幸運にも不幸にもなります。やりたかった仕事が突然キャンセルになったとき、僕は「神様がやらないほうがいいと判断したんやな」と思います。「神様が決めたんやから、しょうがない。縁がなかったということで」と思うのです。それは「過去はすべて予定どおり」(中野裕弓)「人生はよくなるようにできている」(本田健)と考えているからです。捨てたり、失ったりしたときは、「やったぁ、これで幸運が入ってくるスペースができた」と思うと少しこころが軽くなります。(偉そうに言ってますが、実はけっこう過去を引きずりますねん)そういえば、最近こんな言葉をもらいました。「運命が酸っぱいレモンをくれたなら、それを嘆くのではなく、美味しいレモネードを作ってしまおう」(D・カーネギー)
2008.01.12
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♪素敵な夢を叶えましょう (サザンオールスターズ)ツイてないときも、こう言うことにしています。言霊(ことだま)の力は偉大なもので、絶好調とは程遠い状況でもそう言っていると、なんとなく力が湧いてくる気がします。「思考は現実化する」と、かのナポレオン・ヒルも言っています。ダメだと思うと、ほんとうにダメになってしまいます。逆に、何とかなると思って行動を起こせば、実際、何とかなるものです。途方もない夢を語ると、たいてい人は馬鹿にしたように笑います。でも、ほんとに、心の底からそうなりたいと思い、そうなると確信し、そうなるべく行動を続けていれば、人間は奇跡を起こす可能性があると思うのです。幼いころ、クリスマスイブの夜、サンタさんにプレゼントをお願いしてワクワクして眠りについたように、どんな状況にあっても 「絶好調!」と言って、ワクワクして暮らすことが幸せへつながっているのだと、あらためてそう思う聖夜でした。
2007.12.24
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♪花いちめん 夢いっぱい ( 須藤 薫 )最近、巷では脳を鍛えることがブームになっています。その脳の機能に「直感する」というものがありますが、「直感」に従って行動したことが、良い結果に結びつくということが、多々あるような気がします。「直感」に関するエピソードで、アメリカに こんな実話があるそうです。ある大学の研究員Aさんが、持っている拳銃を点検していたとき、突然、ある「何か」を感じた、というのです。彼は、「何か」の正体がはっきりとは分からないもののたいへんな不安を覚えたので、直感的に拳銃から弾倉を取り除きました。二週間後、彼は狩のために山小屋へ出かけ、婚約者の両親とそこに泊まることになっていました。その晩、不幸なことに婚約者の両親は、些細なことで口論を始めました。喧嘩はどんどんエスカレートしていき、しまいに婚約者の父はそばにあったAさんの銃を手に取り、自分の妻に発砲しようとしました。Aさんは両者の間に割って入りましたが、時すでに遅し、父はAさんに向かって引き金を引いてしまったのです。賢明にも二週間前、自分の直感的な不安を信じ、拳銃の弾倉を抜いておいたおかげで、彼は命拾いしたというわけです。ほかにも「予知夢」といって、夢に出てきたことが現実におこるという話も良く聞きます。脳がどういうシステムになっているのかはよく知りませんが、現実に起こることを私達に知らせてくれる、という予知機能をもっているのではないかと、僕は思うのです。
2007.12.15
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♪未来予想図 2 (ソット・ボッセ)僕の、座右の銘です。「てんもうかいかい そにしてもらさず」と読みます。天の網は広大で、網目が粗いように見えるけれども、決して悪いことを見逃すというようなことはない という意味。有り体にいえば、「必ずバチはあたる」 「神様は見ている」 ということです。 そういえば、バチがあたる、で思い出したけれど・・・、僕らの時代に「11PM」という深夜の草分け的番組で一世を風靡した、大橋巨泉さんの話。昔、初めて自宅を建てることになったとき、土地代を支払う段になって、約四千万円ほどあるはずの預金がカラになっていることが発覚しました。当時の四千万といえば、いまの何億円かになるらしいです。調べてみると、事務所の経理を任せていたTさんが、ギャンブルやクラブの女性に貢いでいたことが分かり、Tさんは消えてしまいました。後日、Tさんは奥さんに連れられて現れましたが、警察に突き出しても一銭も返ってこない、というので巨泉さんは毎月三万円ずつ返済ということで、示談にしました。計算上、百年以上かかるこの返済は、長年事務所の経理をやってくれた人を縄付きにしても後味が良くない、という巨泉さんの温情だったといいます。数ヵ月後、風の便りに、Tさんが「巨泉なんて言っても、甘っちょろいもんだ」と言っていたと聞いても 巨泉さんは 「もう済んだこと」 と取り合いませんでした。・・・それから2年ほど経って、Tさんは交通事故で亡くなりました。しかも、車に四人乗っていて、亡くなったのは彼だけだったそうです。天網恢恢 疎にして漏らさず・・・。最近の不祥事のニュースを見るにつけ、いつも、この言葉をつぶやいています。(注)ローマ数字が使えなかったので、曲名には、しかたなく算用数字の(2)を使っています。
2007.12.08
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♪ささやかな喜び (椎名 恵)神戸出身のエッセイストで、恋愛や夢をかなえるカウンセラーとしても活躍中の佳川奈未さんの本に お金に関する開運アトラクションというのが載っています。例えば・・・ ☆蛙の小物をお財布に入れておく ☆ゴールドの紙を1万円札と同じ大きさにして財布に入れる ☆100万円の札束の帯封を財布に入れるこんなことがお金を引き寄せるきっかけになる、ということらしいのですが・・・僕がいま、とても気になっているのが、末尾が9番の1万円札の新札をお財布に忍ばせるとそのお財布に「富気」がつく、というものです。「富気」とは、金運を呼び込むもとになる豊かさの波動のことだそうです。まず、末尾が9番の1万円札(新札)を縦に3つ折りにします。次に、それを横に1回折ります。すると、正方形になる、と書いてあるのですが、どう考えても正方形にはならないのですが、なんか間違ってますでしょうか?とりあえず、先に進みます。これを半紙に包むか、小さな袋(ポチ袋とか)に入れて、お財布に入れておくと、どんなにすってんてんになっても、種銭の富気がお金を呼んできてくれるそうです。(ほんまかなぁ?)とりあえず、やってみようと思いますが、どうも「正方形」というのが引っかかりますねぇ。ちなみに、この種銭は自分よりお金持ちの人に交換してもらうと、さらにいいらしいですよ。ただし、みんなに好かれるいい仕事で儲けている人、という但し書きつきです。佳川さん自身 「その効果たるや恐るべし」ということですが・・・。ほんまかいな?千円札の「358」もあんまり効果なかったしなぁ。・・・いやいや、まず面白がってやってみる、ということが大事でしたね。
2007.11.24
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♪琥珀色の想い出 (あみん)たとえば、商談で・・・できるかどうか自信のないことを頼まれたとき、どう答えるか・・・。「持ち帰って、検討してみます。」「やったことがないので、自信はありません。」「それは無理だと思います。」アメリカのソース王、吉田ソースの会長である吉田潤喜氏は、1秒で、こう答えるそうです。「できます!」そして、会社へ帰って 「そんなん無理でっせー」(アメリカなのに関西弁?)という社員にハッパをかけ、何とかしてできる方法を考え出そうとします。脳みそに汗をかいて、知恵を絞れば、「絶対に方法はある」と吉田氏は言い切ります。そうやって、彼は四度にもわたる破産の危機を乗り越え、アメリカンドリームをつかんできたのです。先日、大阪で行われた吉田氏の講演は、とてもエネルギッシュで熱気にあふれたものでした。2時間あまりの講演のなかで、盛んに出てきた言葉は・・・「パッション/Passion」(熱意)。困難なことに直面しても、絶対にできると自分を信じて、「絶対に、これをやりたいんや」という熱意があれば、必ず道は開ける。だから、 「まず、バスを動かせ。ガソリンはそのうち入ってくる。」という言葉が胸に刺さりました。熱意を持った人のエネルギーに呼び寄せられ、応援してくれる人が集まってくる。これを「アトラクションの法則」というそうです。人間一人でできることなど、高が知れています。いろんな人の協力があってはじめて夢を実現できるのですね。以前にも書いた吉田氏のことば ・・・「Keep on dreaming」講演の最後に、彼はしみじみと語っていました。「夢を徹底的に追うか追わないかで、人生は分かれる」
2007.11.17
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♪いつの日か君がいる (伊豆田洋之)「地球が温暖化してるっていうのに、人間が体温をなくしてると思うな」 (写真家 荒木経惟)テレビを見ていると、毎日のようにスーツ姿の偉い(?)方が、頭を下げて謝っている姿を目にします。政治家は国民のことを考えていないし、企業はお客さんのことを考えていないようです。誤解を恐れずに言うと、テレビも視聴者のことを考えていない節があります。「何のために生きるのか」(五木 寛之・稲盛 和夫)という素晴らしい本がありますが、日本の企業は、何のために仕事をするのか、という根本を考えたほうがよさそうですね。物質の時代といわれた20世紀を経て、21世紀は「心の時代」といわれています。あたたかい心で仕事をして欲しいものです。「やるべきときに、やるべき場所にいて、やるべきことをする」(京都市立堀川高校 校長 荒瀬克己)京都の公立高校改革のモデル高として、日々理想の高校を模索している荒瀬先生。教師にできることは、ただ全身全霊で生徒に向き合うことだけ、だと言います。目に見える改革の成果として、京大をはじめとする大学合格者の急激な伸びが注目される堀川高校ですが、一番の実績は、生徒自身が自分たちで考え実行するちからをつけたことなのです。荒瀬先生たちは、社会に出て役に立つちからの一つが「段取りを組むちから」だと考え、学校行事のほとんどを生徒たち自身が企画・運営しているそうです。とかく指示待ち人間が増えていると揶揄されますが、堀川高校出身の人が社会で活躍するようになったら、日本も安心なんじゃないかと思いますね。ちなみに、この成果は荒瀬先生だけでなく、教育委員会を含め多くの人たちの努力と熱意のたまものであることを付け加えておきます。「あなたの能力は、今日のあなたの行動によって、開花されるのを待っています」(作家 喜多川泰)前作「君と会えたから・・・」という本を読んでとても感動しました。いわゆる自己啓発の本なんですが、その趣旨をうまく物語(小説)にして伝えています。娘にも読ませたのですが、めずらしく感動してました。(たいていは、いまいちだと言われます)前作が「せつない恋愛」をモチーフにしているのに対して、今回の「手紙屋」は、就職(仕事を選ぶこと)をテーマにしています。仕事をする、ということはどういうことなのか、とても考えさせられます。いくら知識があっても、頭の中で理解していても、言葉にできても、実際にやってみなければ何も変わらない、ということ。 「百の言葉より、ひとつの行動」ですね。あぁ、耳が痛いわぁ。
2007.11.10
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♪トワイライト・アベニュー (スターダスト・レビュー)講談社の基礎を築いた創業者、野間清治の伝記に 「雨の日風の日は、訪問日和」 ということが書いてあります。元「女性自身」の編集長の櫻井秀勲(さくらい・ひでのり)さんは、若い頃その教訓に学び、31歳という若さで創刊間もない女性自身の編集長に抜擢されたそうです。新米編集者の櫻井さんは、名前だけでも覚えてもらいたいとの一心で、大雨の日にわざと遠方の作家を尋ねて、思わぬ歓待を受けました。でも、そうそう大雨の日や大風の日があるわけではありません。そこで、日曜日にも押しかけたのですが、これまた大成功だったそうです。運命の神様はよく見ていて、人が嫌がるときに働く人間にはご褒美を与えてくれます。そのことに気づいた櫻井さんは、それ以来、人がぐっすり寝ている間に働くことを、まったく苦にしなくなったのです。会社の幹部は、夜が強そうで、日曜に働くことを苦にしない彼の様子を見て、週刊誌をやらせようと思った、ということです。戦国時代、九州は薩摩の大名「島津氏」は、いざ出陣の日を決めるとなると、必ず雨の日を選んだそうです。どの武将も大雨の日に戦うのは苦手で、家来達の意気も上がらないところへ、雨を味方につけた軍隊が攻めてくるのですから、結果は推して知るべしです。一地方大名だった島津氏は、躍進を続け、のちに明治維新の立役者となりました。幸運を手にする人に共通しているのは、「人が嫌がること」を「楽しんでやる」ことなのではないかと僕は思います。人生のあらゆる場面で「楽しめる」かどうかが、これからの時代を生き抜くキーワードではないでしょうか。
2007.10.21
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♪あっという間の夢のTonight (サザンオールスターズ)ある四柱推命の先生の体験談。お彼岸に近いある夜のこと、寝入っていると、ふいに枕元にかなり年配の見知らぬおばあさんが現れたそうです。どことなく品のいいそのおばあさんに、どこかで出会ったという記憶はありませんでした。誰だろうと思案していると、おばあさんはにっこり微笑んで、「きょうは孫がお世話になると思いますので、よろしくお願いします。」と話しかけてきました。そんな夢か現(うつつ)か定かでない出来事のことなど忘れ、先生はその日の午後、お寺の近くのとある場所で鑑定の仕事をしていました。相談者が一段落したころ、20歳代とおぼしき一人の女性がフラっとやってきました。「そこのお寺にお参りに来た帰りに、何となく引き寄せられるように入ってきました。」 と彼女は言いました。先生がうなづくと彼女は続けて、「実は、きょうは祖母の命日なんです。祖母には随分かわいがってもらったので、こうしていつも写真を持ってるんです。」彼女が見せてくれた写真のなかで、にっこり微笑んでいたのは、まさに先生が今朝夢うつつのなかで見た、あの品のいいおばあさんだったのです。それもまったく同じ姿で・・・。やっぱり、人間は「生かされている」のですね。
2007.10.13
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♪あめりか通り (ネーネーズ)「自分がハッピーかどうかの分かれ目は、思い出し笑いのネタがあるかどうか、にかかっている」と作家の中谷彰宏氏は語っています。そういわれてみれば、ここ最近、思い出し笑いをした記憶がないですねぇ。箸がころげてもおかしい年代ならいざしらず、オジサンがいつもニヤニヤしてるのも何だかなぁ、と思いますが、それだけサプライズのない生活になっているのでしょうか。夜寝る前、ベッドに入って今日一日のおもしろかったことを思い出しながら笑顔で寝ると、明日の幸せにつながるようです。イヤなことはすぐ思い出すのですが、おもしろいことはそんなにないので、なかなか思い出しません。でも、毎日寝る前に思い出し笑いをするぞ、と決めると、失敗したことでも、普段ならイヤな気分になることでも、きょう寝る前の思い出し笑いのネタが一つできたと、失敗を財産にしていくことができます。やった!ということが毎日あるわけでもなく、ほめられたり喜ばれたりすることも、そんなにないでしょう。だから、失敗を笑ってネタにできれば、思い出し笑いのネタも尽きることがないと思うのです。・・・と書きましたが、失敗を笑いに変えるのって案外むずかしいかもしれませんね。そんなときは、過去の出来事で笑えるネタをひっぱりだしてきて、毎夜思い出すというのはどうでしょう。何回思い出してもあの時はおもしろかった、という出来事は誰しもあるはずです。僕の場合は、「学生時代にニュージーランドで日本に帰る飛行機に乗り遅れた事件」というものですが・・・、あっ、これも失敗を笑いに変えてますね。
2007.10.06
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♪あの頃のように (障子久美)僕らのこどもの頃に比べると、いまの世の中、随分便利になりました。小学校のころ、家の前の道はまだ舗装していなくて、車が走ると砂けむりが舞い上がった。中学のころ、はじめてカップヌードル(日清)というものを食べた。おいしかった。高校のころ、部活の帰りに口のなかを真っ赤にして飲んだ「チェリオ」はビン入りだった。大学生のころ、はじめて京都でマクドナルドを食べた。猫の肉を使っているという噂が広まった。でも、不便だったけど、こんなに自殺のニュースはなかったような気がするし、登校拒否の生徒も少なくとも僕の記憶にはありません。夏になると蚊が多くて大変だったけど、蚊帳にもぐり込むのは、けっこう楽しかったものです。いまで言うところの「スローライフ」ってヤツですかね。便利になってよかったことも、もちろんいっぱいあるけど、現代人はその「便利」に苦しめられている、と世界的な免疫学者の安保徹氏がその著書「老けない人の免疫力」のなかで語っています。24時間開いているコンビニは確かに助かる面もありますが、せめて深夜は休んでもいいんじゃないか、と思うのです。そうすれば、夜中の電気代が節約されて省エネルギーにつながるし、深夜の強盗の心配もなくなります。あの青白い蛍光灯の下で、深夜に立ち働くのは、どうみても健康的ではなさそうです。携帯電話にしても今やなくてはならないものですが、メール中毒になっている人をみると、貴重な人生をムダにしているような気がします。不便だけどストレスの少ない社会が、便利だけどストレスいっぱいの社会になってしまった感がありますね。これもまた、現代の閉塞感を演出している大きな原因のひとつだと思います。こうやってパソコンを打って情報を発信できるのも便利なもんですが、目も疲れるし、目に見えない電磁波にさらされて、からだには良くないと思うんですよねぇ。なので、きょうはこのへんで・・・。
2007.09.30
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♪コバルトの季節の中で (沢田研二)最近、月曜の休日が増えましたが、果たしてきょうは何の日だろう、と考えないと分からないことが多々あります。きょうは、昨日の秋分の日の振り替え休日ですね。国民の祝日は年間15日あるのですが、そのうちの5日が特定の日と決まっておらず、建国記念日以外の4日が月曜日として、連休になるよう設定されています。(春分と秋分の日を除く)もともと祝日にはそれぞれ「いわれ」があって、そのことをみんなで考えたり、こどもたちに伝えたりすることが大切だったのではないか、と思います。例えば「体育の日」は、10月に東京オリンピックの開催が決まり、開会式の日程を決めるにあたって過去30年で一番晴れる確率の高い日はいつか、と調べたら10日だったということで決まった、とか。そして、その日を記念して体育の日として語り継ぐ、はずだったのでは?それに、月曜の休みが増えて経済効果的にはいいのかもしれませんが、週の半ばに休日があってホッとひと息つく、そんな楽しみを奪われたような気もします。地名にしてもそうです。お役所のご都合で、歴史を感じさせる古きよき地名が姿を消していっています。大阪に「鰻谷(うなぎだに)」という地名がありました。その高低差の連なる地形が、うなぎのクネクネした形に似ていたのでつけられた、とものの本に書いてありましたが、街の成り立ちやそこに育った経済や文化によってできた名前を、区画整理や管理の簡便さのために、簡単に消してしまうのはちょっと悲しい気がします。昔、ここにはこんな歴史があってなぁ・・・、と語るおじいちゃんも見かけなくなりましたけどね。世の中のモノや出来事にはすべて意味があり、それが歴史や文化になっています。いわば、日本という国のアイデンティティーそのもの、ともいえます。それを消してしまうということは、日本を否定することにもなりかねません。いまの日本、豊かになったのに、いじめやうつ病、自殺者の急増など、どうも精神的閉塞感が漂うのは、このあたりに原因があるのではないかと思うのですが・・・。そういえば、先の世界陸上大阪大会に来ていた外国人選手が大阪城を見学して、こんな文化が残っているなんて素晴らしい、と語っていましたが、どれだけの人が日々そう感じて暮らしているでしょう。何を隠そう、実は僕も小学生の頃以来、大阪城へ行ったことがありません。人のこと言えまへんなぁ。
2007.09.24
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♪せぷてんばぁ (クレイジーケンバンド)「家には7人の神様がつく」 といわれているらしい。家を新築すると、7人の神様が走ってきて(誰か見たんかいな)到着した順番に、それぞれの担当の部屋を決める、というのです。お金がかかっていて見栄えがいいところから順番に決めるのですが、一番最初に着いた神様は「応接間」、2番目は「玄関」、3番目は「居間」、4番目は「寝室」5番目は「台所」、6番目は、汚れたところを洗い流す、という意味で「洗面所」と「お風呂」を一人で、そして、7番目の神様が着いたときには、もうトイレしか残っていないのです。どうしてこんなに順位に差がつくのかというと、それは「持ち物が違う」からだそうです。1番目の神様は「手ぶら」、2番は「小さな紙袋」にお土産を入れて、3番は「セカンドバッグ」 4番は「ナップサック」、5番は「リュックサック」、6番は「リュックの中に大きなかたまり」を入れて、 7番目の神様は、山男が背負うような「大きなザックに大きなかたまり」を入れて・・・。大きなかたまりとは「金銀財宝」のことなのです。その家を裕福にしてあげようと考える、やさしくて心のあたたかい神様は、たくさんの金銀財宝が入った重い荷物を背負って、大汗をかきながら歩いてやって来たので、ほかの神様に遅れをとってしまいました。その神様の名は 「うすしま明王」神様がやる気になる言葉は 「おんくろだのう うんじゃくそわか」この呪文を唱えながらトイレを掃除すると、臨時収入があるといわれています。僕も今年の5月に、経営コンサルタントの阪本啓一さんからこの呪文のことを聞いて、意味も分からず唱えながらトイレ掃除をしていましたが、そういうことだったんですね。最近、トイレ掃除をすると金運がアップする、という本が話題になっていますが、なかには半年以上トイレ掃除をしても臨時収入がない、と文句を言う人もいるそうです。でも、そういう人はいつまでやってもお金は入ってきません。神様は、文句を言うことまでお見通しなんですねこの話だって、本当かどうか定かではありませんが、そんなことを詮索するより、へぇ~そうなんだぁ とおもしろがって今日からさっそくやってみる、という人にきっと神様は微笑むのでしょう。ちなみに、風水とかで「水周り」をきれいにしなさいというのは、この6番目の神様も金銀財宝を背負って来ているからだそうです。信じるものこそ、救われる・・・合掌。
2007.09.14
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♪夏の終りのハーモニー (井上陽水&玉置浩二)「自分が大好きな“気になっていたあのこと”を問い合わせてみると、驚くような展開があり 人生が一瞬で幸運パターンに変わることがある。」 と神戸出身の作家 佳川奈未(よしかわなみ)さんが書いています。あるイベント制作会社の社長さんで、畑違いの飲食店の経営もしている男性の話。そそもそ彼は、ロックシンガーを目指して音楽の世界へ進んだものの、なかなかヒットが出ませんでした。そこで、自分達でコンサートを企画、会場を借り、募集をかけ、チケットを販売する、ということをくり返していきました。そうこうするうちに、ほかの人たちのイベントも手伝うようになり、それが大盛況。そこで、音楽は趣味にして、イベント会社を立ち上げました。そして、仕事は順調、お金も入り、自由な生活になっていったのです。そんなある日、彼は高級外車で1時間もかけて、あるお店にしゃぶしゃぶを食べに行きました。そのしゃぶしゃぶは安くておいしい感動モノで、彼はその味の虜になり、それから週に何度も食べに行くようになったそうです。でも仕事をしながら、そのお店に行くためだけに往復2時間以上かけるのは大変です。とうとう彼は、ずっと“気になっていたあのこと”を伝えるために、そのお店の本社を調べ電話をかけました。「僕は、このお店のしゃぶしゃぶが大好きで、いつも車で2時間以上かけて行っています。 しかし、もう限界です。お願いですから、僕の家の近くに店舗を出してください。 僕は毎日でもこれを食べたいんです。」するとその本社の人は、言いました。「そうでしたか。ではどうでしょう・・・あなたが経営されては?その場所で!」そのあとトントン拍子に事は進み、経営者になることに。いまでは念願かない、毎日食べられる環境と、おまけに億という儲けを生み出す大繁盛店を手にしたのです。気になっている“大好きなこと”ってありますか?こんな話を聞くと、どうしても打算的になってしまいますね。あわよくば・・・という。仕事でもなんでも、好きなことをやっているので、見返りを求めない、という気持ちのとき思いがけないラッキーがやってくる気がします。
2007.09.01
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♪恋はマジック (大橋純子withもんたよしのり)先日、久しぶりに東京へ出張した帰り、新幹線で隣り合わせた、人の良さそうなおじさんが僕に話しかけてきました。「私は、新大阪まで乗りますが、どちらまで?」「私も新大阪まで」「そうですか、どうぞよろしく」「こちらこそ」ということで、新大阪までの2時間半、しゃべり通しの旅となりました。そのおじさんは、尼崎の会社に勤める59歳のサラリーマンで、来年で定年とのこと。定年後の人生計画はまだ考えていないが、奥さんとのんびりお店でもやろうかな、と話していました。以前、奥さんは喫茶店を経営していて、結構流行っていたそうです。このお父さんも、会社勤めの合間によく手伝っていたそうで、僕に喫茶店経営の極意をいろいろと話してくれました。その頃の習慣で、いまでも休みの日にはいろんな飲食店を夫婦で食べ歩くそうです。(うらやましい限りですね)2時間半の話のなかで特に印象に残ったのは、つくる人の心の状態によって珈琲の味が変わるということです。朝、夫婦喧嘩をしたとか、体調が悪いとか、イライラしてるとか・・・そんな気持ちの違いで同じように入れても常連のお客さんから「いつもの味と違うけど、どうしたの?」と聞かれるそうです。これは、いったいどういうことなんでしょう?同じように入れているつもりでも、微妙に違っているのか?気持ちの波動が珈琲(のお湯)に伝わって味が変わるのか?この話で思い出すのが、江本勝氏の著書「水は答えを知っている」です。ご存知の方も多いと思いますが、簡単に言うと、水を入れたコップに「ありがとう」と声をかけたりプラスの言葉を書いた紙を貼ったりして、その水を凍らせると綺麗な結晶ができる。反対に「バカヤロー」など汚い言葉をかけると、グジャグジャの汚い結晶になる、というお話です。最近、この著書に対する批判本が出回っています。要するに、そんな実験の信憑性は疑わしい、水に言葉なんか分かるわけがないといった類のものです。僕も、情報を扱う仕事をしているので、一つの説に偏ることは公平性を欠くし、いろんな意見があって初めて情報だと思っています。ですから、反対意見が出てきても一向に構わないのですが、残念なのは、実験の結果だけを捉えて一方的に糾弾する、その論調にあります。江本さんに直接聞いたわけではないので、真偽のほどは分かりませんが、彼が伝えたかったのは 水がほんとに答えを知っているかどうかではなく、人に感謝して、人のためにどう生きるか、という人間の生き方そのものなのではないか、と思うのです。「ありがとう」という言葉の波動が綺麗な結晶をつくるかどうかは、実はたいした問題ではないのです。話の本質は「何事にも感謝する心を忘れずに」というごく当たり前のことだけど、最近みんなが忘れがちなことを今一度思い出そう、というきっかけづくりにあると僕は思います。隣の席で缶ビールを飲みながら、いい感じに歳を重ねたサラリーマンのおじさんは僕に言いました。「わざわざお店に来て、お金を払ってウチの珈琲を飲んでくれはるんやから、どんなときも感謝の気持ちで、おいしい珈琲を入れてあげないとあかんのですよ」
2007.08.06
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♪夢の時代 (谷村新司)この夏も、サマージャンボ宝くじの売り出しが始まりましたが、小林正観さんの著書によると「宝くじに当たる人」というのは、例えば、こんな人なんだそうです。佐賀県の唐津市の沖合いに浮かぶ「高島」という小島に、「宝当神社(ほうとうじんじゃ)」というおめでたい名前の神社があります。お参りした人が良く当たる、というのでたびたびマスコミに取り上げられている神社です。もともとは、何か島興しの企画はないか、ということで検討した結果、神社の名前にちなんで宝くじが当たる神社としてプロモーションすることになった、とのこと。島のおばあちゃんたちが「宝当袋」という、宝くじを中に入れられる袋をつくって開運グッズとして売り出したところ、なんと、2人のおばあちゃんに宝くじが当たったそうです。おばあちゃんは、「この神社にお参りに来てくれた人が、みんな幸せになりますように」と祈りながら、一生懸命につくったといいます。まさに「利他のこころ」ですね。他人に与えること、他人の幸せを願うこと・・・・・。分かっていてもなかなかできることではありませんが、幸運の神様はどうも、そういう心をもった人が好きなようです。僕はここ数年、まったく宝くじを買わなくなりました。当たったら何に使いたいか、と考えて浮かんでくるのは、自分のことばかり。「利他」ではなくて「利己」ですね。そんな考えの人に、宝くじの女神は微笑まないと思うんですよねぇ。以前、番組のゲストに来てくれた、みずほ銀行の宝くじの女神(キャンペーンガール)はプロデューサーの僕に微笑んでくれましたけど・・・。(当たり前か)
2007.07.23
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♪SUMMER CANDLES (杏里)初めて出会ったときの印象が「嫌な感じ」だったとしたら、その印象はまちがいなくその人の本質をついている、と作曲家の久石 譲さんは言っています。たまたま、先日、知り合いの行政書士のMさんがそんな体験をした、と言っていたので思い出して久石さんの「感動をつくれますか?」という本を引っ張り出してきて読み返してみました。たとえば、第一印象が「軽そうで、あんまり信頼できそうにない」人に出会ったとします。でも、しばらくつき合っているうちに、「意外に考え方がしっかりしていて、いい加減でもないみたい・・・」と感じるようになります。たいていの人はここで、その人の本質を見た気になってしまうのですがもっと長くつき合って、その人が土壇場に追い込まれたときを見たら「やっぱり軽かった」と、最初の印象に戻ることが多い、というのです。番組の企画にも同じようなことがいえます。スタッフが出してきた企画の説明を聞いたとき、パッと頭のなかに画が浮かぶ企画は、たいてい成功します。逆に、最初は面白くないなと思っていても、詳しく聞いていくうちにひょっとして面白いかもと思って採用した企画は、実際にやってみるとやっぱり面白くないことが多いですね。第一印象がすべて正しいとは限りませんし、それだけで、すべてを判断しているわけではありませんが、迷ったときの道しるべにはなるのかも?と思っています。
2007.07.14
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♪ある晴れた日に (鈴木康博)風水に興味があって、運がよくなる ということを、いろいろと試しています。ペンは高級ブランドでお気に入りのものを使う吉方位にある源泉をもつ温泉に行く(自宅から35キロ以内なら方位は関係なし)携帯がすぐに取り出せるバッグを持つトイレ掃除をする(トイレのフタは必ず閉める)玄関のタタキを雑巾で拭くお札は長財布に、小銭は小銭入れに まだまだありますが・・・最近「ガラクタ捨てれば自分が見える」(カレン・キングストン)という本に書いてあったを実践したら、劇的に効果がありました。この本は、去年の9月にライフコーチの中野裕弓さんに薦められたのですが、なんとなく読みそびれていました。たまたま、先日別の本を読んでいたら、そのなかにこの本のことが書いてあったので思い出して読んでみた、というわけです。そのとは、「家中のドアの裏側をすべてきれいにしてみる」ということ。これは、掛け金や取っ手にかかっているものや、ドアの全開を妨げているものを取り除くということです。ドアが全開しないと、家の中のエネルギーが循環できないので、何をするのも余計な苦労がかかるのだと書いてありました。僕は、ドアの裏側を雑巾できれいに拭く、ということも加えてみました。すると、その数日後から、仕事上でいろんなラッキーなことが続いたのです。(ここに詳しくは書けませんけど)まだまだ、捨てられないものがいっぱいの我が家ですが、いらないものを整理して気の流れをよくすると、とてもすがすがしい気分になります。それが結局、心のなかを整理することになり、ひいては自分を見つめる、ということにつながっていくのでしょうね。
2007.07.07
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♪-紫陽花- (TUBE) 「人間の脳は、手間がかかったものほど真剣に受け止める」 脳科学者 茂木健一郎最近は、パソコンなくしては仕事が出来ない状況になってしまいました。書類を作って送るとき、印鑑が必要な場合でも、電子印鑑という便利なものがあってパソコンのなかで捺印が完了し、そのままメールで送れてしまいます。なんとも便利な世の中になったものです。でも・・・、と中年のオッサンは反論したくなるのです書類をプリントアウトして、朱肉の匂いを嗅ぎながら思いを込めて印鑑を押す。そして、わざわざ届ける・・・というのはどうでしょう。クソ忙しいのに、そんなことしてるヒマがない・・・という声が聞こえてきそうですね。確かに効率は悪いかもしれませんが、効率だけで計れないのが人生のおもしろいところです。書類を持って行ったのが縁で、受付の彼女と結ばれる、とかわざわざ来てくれたのか、と感謝されて別の仕事の依頼を受ける、とか道すがら、偶然出会った旧友と話がはずむ、とか・・・・・いいことばかり起こるとは限りませんが、行動することによってのみ人生は開かれると僕は信じています。古い話になりますが、僕は学生のころ、ラジオ局のレコードまわし(通称、皿まわし)のアルバイトをしていました。いまはパソコンで一発検索できますが、当時は昔の図書館のように、曲名やアーティスト名があいうえお順に並んでいるカードを繰って、レコードを探していました。時間はかかるのですが、その途中で、あっこんな曲もあったな、といろんな発見があっておもしろかったことを覚えています。実際、そんななかで見つけた曲がオンエアされたこともありました。要は、文明の利器をどう使い分けるか、という人間の裁量に依る部分が大きいのではないか と思います。便利になった現代だからこそ、ひと手間かけることによって生まれるコミュニケーションを大切にしたい、と思うテレビ屋でした。
2007.07.01
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♪STAND IN THE LIGHT-愛の灯- (山下達郎 with メリサマンチェスター)仕事でもなんでも、物事をうまくいくようにする原動力は、その人の「想い」にあると思っています。自分のやっている仕事が大好きで、とても楽しそうで、それを語らせたらごはんを食べるのも忘れてしゃべっている、という人がいます。時間がないときに、そういう人に出くわすと、ちょっと困るのですが、そういう人の周りには、たくさんの応援する人が集まります。結果、その人は成功します。それに比べて、仕事に対する想いのない人は、いくら頭が良くて、お金儲けがうまく、説得力のある話ができても、一時はうまくいっても長続きせず、結局は失敗に終わります。一生懸命にやっても、応援する仲間に恵まれません。これからの時代に必要なのは、能力とか学歴とかだけではなく、ごはんを食べるのを忘れるほど好きとか、こどもたちの笑顔がみたいとか、自然を取り戻したいとか・・・、そういった「想い」を持った人なのではないか、と思います。僕が暮らす神戸に、「足に障害をもつ人のための、オシャレな靴をつくりたい」との想いでがんばっている中井松幸さんという靴職人がいます。実は、同じ区内にいらっしゃるのに、先日テレビで紹介されるまで知りませんでした。< 6月17日18時30分放送/「夢の扉」(TBS)>その中井さんが、「お客さん、とても喜んでましたね」というリポーターの質問に、「違うねん、お客さんよりワシがうれしいねん。やったーっていう感じや」と満面の笑みで答えられていたのが、とても印象的でした。自分の仕事にどれだけの想いをもってやっているか、改めて考えさせられました。
2007.06.23
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♪夢去りし街角 (アリス)「ワクワクしてやったものは 伝わる」 (装丁家 鈴木成一) その昔、ディレクターとしてお昼の情報番組をやり始めたころ、どうも違和感がありました。 主婦はこういうものを喜ぶだろう、と企画を考えるのだけれど、20代後半の、しかも独身の男に 何が受けるかなんて分かるわけがありません。やってるほうも面白くないし、反応もいまひとつ。 ・・・で、ある時から「僕らが面白がれるものをやろう」ということになりました。 それからまもなく、番組に勢いが出てきて、視聴率も上がってきました。 何より、やってるこちらが、実に楽しい。 テレビに限らず、楽しそうにやってることは、間違いなく伝わりますね。 その逆もありますけど・・・。「過ぎたことは、全部よかったこと」 (シンガーソングライター 馬場俊英 40歳) 売れなくても、売れなくても、好きな歌を歌い続け、中年と呼ばれる年齢になって、 やっと夢をかなえた馬場さん。彼がテレビで語っていたことば。 人知れぬ苦労の連続をドキュメントで見た後のことばだけに、とても感慨深いものがあります。 そういえば、アメリカンドリームをつかんだ、あのソース王、吉田ソースの吉田会長も 「成功の秘訣は?」と聞かれて、「Keep on dreaming」(夢をあきらめない)と語っていました。 「99.9%の人は、あきらめる」とも。「小さな幸せを 大きく感じることが 本当の幸せ」 (島田洋七) 去年咲かなかった花が咲いた。 雨だけど、お気に入りの傘がさせる。 嫌なヤツに「ありがとう」と言われた。 ベランダで夕日が沈むのを見た。 カタログを集めて、どれを買うか悩む。 バイキングで死ぬほど食べた。 娘が文化祭で、無事演技できた。 こぼれんばかりの笑顔の店員さんに出会った。 仕事が片付いたので、近所の温泉に入る。 きょうも、こうして元気に生きている・・・それだけで、幸せ。
2007.06.16
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♪私について (E P O)ふつう、お店に入ると「いらっしゃいませ」と声をかけられますよね。でも、「こんにちは」と言ったほうが、売上が上がるのだそうです。これは、僕の好きなマーケティング・コンサルタント 藤村正宏さんの本に書いてありました。「いらっしゃいませ」という言葉には、何かを買いにいらっしゃいましたね、という意味合いが込められているから、お客さんは構えてしまうのです。それよりも、「こんにちは」とか「おはようございます」と言ったほうが、自然な感じがしてコミュニケーションがとりやすく、よりリラックスしてお買い物ができるというわけです。言われてみれば、確かに「いらっしゃいませ」といって待ち構えられると、何か買わずにはこの店から出られないな、という気になったりしますね。特に僕らオジサンは、ファッション系のお店を覗くとき、とても緊張するのです。何を買うというあてもなく、何かいいものないかなぁ、と思ってシャツを眺めていると、すかさず「シャツをお探しですか」とくる。別にシャツということもないんだけど・・・と口ごもっていると、「この色がこの夏の新色で・・・」とたたみかけてきます。逃げ腰でジャケットのほうへ移動すると、追いかけてきて、「このジャケットは・・・」となります。この時点で、もう、僕は帰る気満々です。そうかと思えば、何か聞きたいなと思っても、なかなか来てくれないお店もあります。お客さんにとって、いちばん居心地がいいのは、自由に商品をみせてくれて、何か聞きたいなと思ったときに、すっと寄り添ってくれる、ほどよい距離感をもったお店ではないかと思います。自分がお客さんの立場になったら、この接客をどう思うだろうか・・・。このちょっとした想像力があれば、お互いにハッピーになれると思うんですけどね。
2007.06.11
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♪陽ざしに包まれて (織田哲郎)先日、何年ぶりかで 宝塚 へ行きました。再開発で、駅前はむかしの面影を失い、古きよき時代の温泉街の風情はすっかり無くなっていました。駅前再開発というのは、きれいになる反面、どこも画一的になってしまうのが、とても残念です。街には街の個性があるし、そこに暮らす人たちの想いがあるから、それを生かして開発できたらいいのに・・・。そんなことを考えながら阪急電車に乗っていたら、隣の二人の会話が耳に入ってきました。見ると、50代半ばから後半のオバサンと、それよりずっと年上のあばあさんの二人づれ。「もらってもろて、ありがとう、って思わなあかんねん」「そうかて、せっかくあげたのに、ありがとうの一言もないねんで」この二人はどうも親子らしい。お母さん(あばあさん)が、誰かに何かをあげたのにお礼の一言もない、と腹を立てている様子。それを娘さんが、「もらっていただいてありがとう」という気持ちをもたないといけないと諭しているようです。横で聞いていた僕は、思わずそのお母さんに、「娘さんの言うとおりやで」と言いそうになりました。でも、考えたら僕も「こいつ、礼のないヤツやなぁ」とよく思っていますね。どうしても、何かをしてあげたら、人間、それに応えてほしいと思うのが人情です。でもそこで、「してあげる」のではなく「させていただく」という考え方ができたら相手が無反応でも、ストレスを感じることなく過ごせるはず。(一応、理性では・・・)親子の関係でもそうだし、学校や職場でも悲惨な争いは少なくなるだろうと思います。ひいては、国と国、宗教と宗教の争いも。そういえば、日本語独特の表現である、食事をする前の「いただきます」は、食べ物に対して「あなたの命を、私の命にかえさせていただきます」という意味です。昨今、グローバル社会とやらで、謙譲の美徳が非難されることもありますが、謙譲の文化こそ日本の誇れるところだと思うのです。「○○してあげる」と思うから、見返りを求めてしまうけど、「○○させていただく」と思えば「ありがとう」という言葉しか出てこないはず。本当かどうかは知りませんが、ものの本によると、ドイツにある波動を測定する器械で日本語を調べたら、いい波動をもった言葉の第3位が「ツイてる」、第2位が「愉快」そして第1位が「ありがとう」なのだそうです。スマップの「♪ありがとう」、BIGINの「♪ミーファイユー」(石垣島の方言で、ありがとう の意味)震災後の神戸を舞台にした赤井英和主演の映画が「ありがとう」・・・・・。みんなが「ありがとう」っていう気持ちをもったら、日本もきっと「美しい国」になることでしょう。
2007.06.02
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♪遠い星を数えて (ZARD) 時々 あなたとは 合わないのかなと 感じる時もあったけど でも たわいもないことで見つめあって 笑えばすべて忘れていた そんな風にして過ごしてきたけど ある時 偶然わかったの 自分を出していたつもりが 肝心な事 Yes No を避け 逃げていた 未来より遠い星を数えて 碧い夢達 抱きしめて その時はいつか トキメキの星になる 勇気を持って 君に飛びこみたい 自分の中に いろんな自分がいて 「優しいから 苦しむのよ」と 時には前向きな自分が 弱気な自分を叱ったりする 涙より遠い星を数えて カッコいいことって カッコ悪いよ 醒めてるよりも 感情で生きてる人 熱い君を見てると 嬉しくなる 遠い星を数えて カッコいいことって カッコ悪いよ 醒めてるよりも 感情で生きてる人 熱い君を見てると 嬉しくなる もう 何年も聞いていなかった 一本のカセットテープ 初めて聞いた頃の思い出が 昨日のことのように よみがえる この曲に勇気をもらったあのころが なつかしい
2007.05.29
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♪セシル (クリスタルキング)二人の女の子がいた、とします。A子さんもB子さんも、素敵な彼と早く出逢わないかなぁ、と毎日心待ちにしています。二人とも合コンに参加したり、出逢いのチャンスがありそうなところへ出かけて行っては一生懸命アピールしています。あるとき、A子さんは友達の紹介で、K君と会うことになりました。待ち合わせの時間よりずっと早く着いたA子さんは、ドキドキしながら、友達と一緒にやって来る彼を待っていました。向こうの角から小走りにやって来る二人を見つけたとき、胸の高鳴りは最高潮に達していました。だんだんその姿が大きくなって、ついに目の前に現れたとき、A子さんは愕然としました。K君は「めちゃくちゃ不細工」だったのです。期待が大きすぎたせいもあるのでしょうが、どう見ても素敵とは言いがたい風貌なのです。その日一日何を話したのか、まるで覚えていませんが、結局、A子さんは交際を断りました。それ以来、A子さんは友達の紹介を断り続け、相変わらず出逢いを求めて走り回っています。その友達は、今度はB子さんにK君を紹介しました。B子さんんもワクワクして彼と会いましたが、同じようにがっかりしました。でも、B子さんは、せっかく紹介してくれた友達の気持ちに応えようと、一生懸命彼の話を聞きました。話してみると、けっこうおもしろく、話題も豊富なのです。それから何度か会って話をしましたが、あるとき、彼は友達のF君と二人でやって来ました。そのF君こそ、B子さんの理想のタイプだったのです。B子さんはK君に、自分の気持ちをきちんと話して、F君と交際をはじめました。B子さんは、いま彼と幸せな結婚生活を送っています。「チャンスは、チャンスの顔をしては来ない」といいます。チャンスとは思えないようなことでも、人からの頼まれ事や、たまたま自分が関わるようになった仕事や人と、嫌がらずに真摯に向き合っていると、不思議といいことが巡ってくるものです。仕事にしろ何にしろ、いかにもチャンスですよ、という出逢いは案外チャンスにつながらないことのほうが多いのです。人の嫌がること、面倒くさいこと、評価を受けにくいこと、そんなことの後ろにチャンスは隠れて、こちらの様子をうかがっているような気がします。*ちなみに、K君はその後、A子さんやB子さんに彼を紹介してくれた彼女と結ばれた ということなので、ご心配なく。
2007.05.25
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♪Once Upon a Time ( Masashi Sada) (お願い) 笑福亭 鶴光さん風に読んでみてください☆小話 その1 * 源蔵さん(80歳) & 寅吉さん(82歳) 源蔵 「最近、運動不足でなぁ、ちょっと階段上がったら、もう息ハアハアですわ」 寅吉 「そら、あきまへんなぁ。私なんか近所のスポーツクラブ行って、毎日 泳いでまっせ」 源蔵 「えらいですなぁ。けど、泳いでばっかりやったら、飽きまっしゃろ?」 寅吉 「そやさかい、たまにスクラッチしてまんねん」 源蔵 「へぇ、スポーツクラブで宝くじ売ってまんの?」 寅吉 「そんなん売ってまへんがな。スクラッチでんがな、ほれ、からだほぐすヤツ」 源蔵 「それ、ストレッチ違いますの?」 寅吉 「あんさんトコのお家では、そない言うんでっか?」 ☆小話 その2 * 小梅さん(71歳) & とめ さん(75歳) 小梅 「久しぶりに電車乗りましてんけど、結構混んでまんなぁ」 とめ 「いや、これでも空いてるほうでっせ、この時間にしては」 小梅 「そうでっかぁ。けど、こない混んでると私、気い使いまんねん」 とめ 「なんででっか?」 小梅 「そやかて、最近、みんな携帯してはりまっしゃろ?」 とめ 「はぁ、冥土、いや違う、メールいうんでっか?流行ってるらしいでんな」 小梅 「それでんがな、それがあきまへんねん」 とめ 「なんで、あきまへんの?」 小梅 「実はわたし、去年、心臓悪うして、ケースワーカーつけてまんねん」 とめ 「えっ、わざわざケースワーカーの人、雇ってまんのかいな?」 小梅 「いやいや、からだの中に入れてまんねん」 とめ 「ええっ!?(西川きよしのような顔) どないして?」 小梅 「手術して」 とめ 「それ、ペースメーカーでんがな」 お後がよろしいようで。(音・・・お囃子) 関西以外の方、ニュアンスわかりまっしゃろか? それにしても、写真と文章の内容、合ってまへんなぁ。
2007.05.11
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♪Missing (久保田利伸)人生の道すがらに、出逢うコトバたち・・・・・「すべてのことは、自分で引き寄せている」 浅見帆帆子(作家) 類は友を呼ぶ、といいますが、人はその時々の波長にあった人と巡りあうようです。 いい人と出会うときは、自分の心が安らいでいるとき。嫌なヤツと出会うときは、 イライラしていたり、余裕のないとき。出会いは自分を写す鏡、といえますね。「何のために生まれてきたのか。人を喜ばせて、それを見て喜ぶ、そんな人生でありたい」 須磨久善(心臓外科医) 歳を重ねると、自分の仕事は世の中の役に立っているのか、と考えるようになります。 テレビの番組をつくるのも、若いときは自分がキャッキャッといっておもしろがって いればよかったけど、最近は、どうやったら感動してもらえるか、が先にきます。 もちろん、作り手である自分が、まず「おもしろがる」ことが大前提ですけど。「やる前からあきらめるのは、つまらん人間だ。やってみなはれ」 西堀栄三郎(元南極越冬隊長) いろんな会議に出席しますが、やる前から否定的な意見の多い会議は疲れます。 僕はこう見えても(どう見えてる?)イラチ(短気)なので、“すぐやる”人が好きです。 「いま、決めよう」とか 「いま、電話してみよう」はいいのですが、 「今度の会議で詰めましょう」とか「前例がないから様子をみて」は時間の無駄です。 限度はありますが、やってみて、ダメだったら考えたらいいと思うんですけどね。 瓢箪からコマ、ということもありまっせ。「まちがいは、神様のおすすめ」 中谷彰宏(作家) 天ぷら定食を注文して、焼き魚定食がきても、こころよく受け入れてください。 まちがっても「ねえちゃん、ワシこんなん注文してへんで」と言ってはいけません。 そんなときは、素直に神様のおすすめに従うと、いいことがあるかも。 道をまちがったために、すてきな喫茶店に出会った、なんて経験ありませんか。 ときに、神様は粋なはからいをしてくれるものです。
2007.05.05
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♪もしかして、I Love You (シャネルズwith鈴木聖美)「彼ができたら、エステに行こう」「宝くじが当たったら、こんな会社辞めてやる」「ヒマができたら、英会話を習いにいこう」「ダイエットに成功したら、告白しよう」「お金に余裕ができたら、ホテルで食事をしよう」「○○したら、○○しよう」と、みんなよく言います。「お金があったら」と「時間があったら」というのが多いような気がしますがちょっと頑張ればできることは、“いま”したほうが、より早く夢に近づけるようです。幸運を引き寄せるコツは、目の前のことをこつこつやること。千里の道も一歩から、とはよく言ったものですね。彼ができてから自分を磨くのではなく、日頃から磨いていたらチャンスが訪れる、というわけです。準備があってはじめて、幸運の女神が微笑む、と相場が決まってるらしいですよ。これは、僕にとって耳の痛いことばです。わかっていても、ついつい怠慢になってしまいます。いつもは牛丼でも、たまにはホテルでランチを食べてみる。もったいないなぁと思いますが、そんなとき、思わぬ発想が浮かんだり意外な出会いがあったりするものです。なけなしのお金で、エイヤー!と英会話やエステに行ってみるとか宝くじを買ったつもりで、セミナーに行ってみるとか・・・。不思議とお金はなんとかなるもんです。とにかく、行動することでのみ運は開く、と僕は実感しています。考え込んで動かないとき、たいてい事態は好転しません。○○したら・・・と言っているあいだに、できることをやってみるというのはお勧めです。これ、実はいつも自分に言い聞かせていることなんです。人に偉そうに言ってる場合じゃないんですけどね。
2007.04.28
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