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2007年01月25日
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カテゴリ: てんかん


ルーち編でも書きましたが、私の知っている事は私とダンさん、よく知ってる幾人かのてんかん友達の事に限定されるので、参考程度に思って頂ければいいと思います。また、ルーちもここの所、結構新知識からは離れていますので、『それは違うよ~』というところありましたら、どしどし言ってきて下さい。 (^-^)

ダンさんの発作はタイプ分けが非常に難しいのです。でも、表面的な違いで分けるなら

 微・目浮き…話している最中など一瞬(カンマ何秒)途切れて視線が少し浮く。
 微・顔左……顔が1秒弱、ふうっと左下へ釣られて戻る。
 小・ボー……2~3秒、ぼーっとする。欠神発作と思われる。
 中・脱力……力が脱けて倒れま~す。ずるずるずる、くにゃくにゃくにゃって感じ。数十秒
 中・硬直……硬直。体がかちんかちんになる感じ。20秒~1分。
 大・硬直ケリ…硬直に、右足の自動症がつく。ケリを繰り返す。1~2分。

目浮きや顔左は団体さんで来る事もあります。これはこの発作だけでの危険は無いのですが、そういう時はより大きな発作の誘発にもなりかねないので、頓服薬(テグレトール100mg) を飲ませて寝て貰います。

ぼーっとする発作も短いので危険は無くなりましたが、道路渡りかけでこれが20~30秒続けば命の危険には変わりありません。
以前はこれから中・大発作へ移行する事もあり、それを阻止しようとしたルーちにビンタを食らっていた事もあります。(これで気がつく事があったんだよ~でも一度お義母さんの前でやってしまって、お義母さん目が点 (ToT))) ←(O-O;) …)

中と大については危険極まりないです。駅のホームで、階段で、車道で、浴槽で起こされた日には 自分で命を守る為に何をする事もできません 。死ななければ天佑なのです。実際、死んだ友達がいます。

ルーちは駅のホームではダンさんの服をいつも掴んで後ろの方にいます。
歩く時は横並びかダンさんを前に行かせるかです。
階段・エスカレーターではてすりに掴まり、いつ落ちても止められるようにルーちが下側。
               落ちれば自分だけのケガじゃすまない事もありますから。
お風呂は一緒です。一緒じゃなくても患者に歌を歌ってもらうという方法があります。
            ルーちは若い頃これで家族を安心させていました。

今はダンさんの発作頻度の方が圧倒的に高いのでそういう事になっています。ダンさんはダンさんで私の顔色(ご機嫌じゃないよ) をいつも見ていてくれます。

ダンさんは診断が22才の時ですから車の運転をしていましたが、今はペーパードライバーです。免許は発作が治る希望として持っています。薬の量も肝臓のガンマGTPが悪いくらいありますから、アルコールは殆ど飲みません。こういう事を『束縛』ととって嫌がってみたところで死んでしまっては、先に死んだ友達に申し訳が立ちません…。

中・大発作の時の対処はルーち編とほぼ同じです。ただ、ダンさんの場合、大きな発作の後は意識が戻っても正常の意識レベルに戻るのに時間がかかる事があるのです。名前とここがどこか、何をしている最中だったか思い出せればOKでしょう。 

今回も長くてごめんなさい






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最終更新日  2007年01月25日 09時08分30秒
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Re:てんかん発作の対処~2.ダンさん編(01/25)  
本当によいご夫婦ですね。

若くして亡くなってしまったお友達がいらっしゃるのですね。
つらかったですね。
(2007年01月25日 20時41分51秒)

Re:てんかん発作の対処~2.ダンさん編  
Polna  さん
やっぱり命にかかわるこわい病気です

「だから何度も云ってるじゃない」と言われるでしょうが、危険とまわりの協力の必要性をもっともっと発信していかなくてはならないのですね
(2007年01月25日 23時55分55秒)

mariるびりっつさん  
ルーち  さん
光あるところに陰がある…って時代劇のナレーションじゃないけれど、いい面ばかりじゃないよ。絶対。

友達の死は「つらい」って涙が出ないの。あんまりにも知らない所であっけなく逝ってしまって、心に風穴があいたみたい。そこから出てくる言葉は「なんで…なんで…。本当に死ななきゃならなかったの?」そんなやり場のない怒りにも似た気持ち。

死にかけてICUで10日間意識不明だった友達を見舞った時の方が『つらい』って感じだったかな。生還した時にはぼんぼこ文句言ってやったよ。1/5の写真に映っているヤツ。 (2007年01月26日 11時58分49秒)

Polnaさん  
ルーち  さん
ホントだね。でもその危険に一番疎いのが患者本人だったりする事がある。自分は発作の時分かるから…といいつつ意識を失う発作も併せ持つ事を知らない患者もいる。

目が見えない人が盲導犬や、音の鳴る信号や、点字ブロックや白い杖などのサポートを当然使うみたいに、てんかん患者だって危険時のサポートを受けられればできる事は増えるんだけどね。

サポートなんて言い方すると大仰だけどさ、サポートなんてやってみりゃ何て事は無いんだけどね。私だって自然にやってるよ。貧血起こした美女を助けるのとさして変わらないよ(笑)。 (2007年01月26日 12時32分44秒)

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