LYNNのいたずら毎日

LYNNのいたずら毎日

2003年06月25日
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 レストラン・ウェディングの良いところは、衣装の持込が無料であること。だから、制限などを気にせずに、納得の衣装選びができる。

 2月上旬から、レンタル・ドレス・ブティック調べを始めた。和装もしないので、お色直しはゼロ、つまり一着のドレスで最後まで通すつもりであった。おまけにリーズナブルであることが、必須条件。たった数時間しか着ないものに、何十万円もかけるつもりは、さらさらなかった。

 母と地元のエメに、まず行ってみた。そこはセルドレスがメインだったけれど、エメは割合に安い。15万円前後でセルドレスが買える(小物を入れると20万は越すが)。まず試着して感じたのが、「お、重い…」。生地のせいなのか、パニエをつけてみると、肩にドレス全体の重みがずっしりとかかり、軽々と歩くのは無理そうだ。一日の披露宴だから(二部制にしたので)、これでは終わる頃には疲労困憊してしまう。それに、装飾は華美で一見豪華だが、素材はポリなどで、良く見ると、美しくない。大きな会場だったら見栄えがするかもしれないけれど、小さなレストランだから、素材と仕立てとデザインが重要だと感じ始めた。

 次に、四谷のブティックに足を運んだ。そこも10万円で小物も含め一式レンタルしてくれる。安いけれど、レンタル品はサイズ・オーダーと同じものなので、品質はそれほど悪くないはずだった。数点試着してみた。写真も撮った。そこで感じたのだが、やはり素材と仕立てとデザイン…。エメのものよりは軽く仕上がって上品ではあった。デザインも悪くない。気にいったものもあった。けれど、やはり何かが足りない。これまで見てきた中で、まずデザインが気にいらない。だいたいにおいて装飾華美であり、シンプルな美しさに欠ける。スパンコールやビーズ、ラメに頼らないものがいい。素材も、ポリエステルでは安っぽい。そして仕立ても、なんとなく雑な雰囲気が漂う。

 大切な一日のために、丁寧に愛情を込めて創られたものを、わたしは着たい。

 そう思い至ったとき、「フルオーダー」という言葉が浮かんだ。過去に何着かオーダーでスーツを作ったことがあるが、ドレスのオーダーがどんなものなのか、想像はつかない。でも、自分の好きなデザインで、好きなディテールで、納得した素材で…考えただけでも楽しい。当時婚約者の彼に作っても良いかと聞いてみたところ、納得いくようにしていいと言ってもらえたので、早速店調べをしてみたら、沢山の店があることがわかった。

 オーダーは、とにかく高い。なんでもそうだが「誂え」は手間隙がかかるから、仕方ない。予想したとおり、予算外の店ばかりだ。だが、あきらめかけていたところ、ゼクシィかどこかのサイトで、「三河島にあるエンジェルキッスというお店では、レンタルと同程度の価格でありながら、フルオーダーができる」という情報をゲット!!!!

 早速ネットで調べてみると…なかなか評判がよい。意を決して、メールしてみたら、一度おいでくださいとのこと。素材とデザインで価格が決まるというのだ。2月の上旬の日曜日、ムシカの練習の合間を縫ってお店を訪れ、希望のデザインの写真などを見ていただく。提示された価格は、レンタルと殆ど変わらない。そちらの先生のお人柄も信頼がおけそうだ。なにより「ウェディングドレスを作るのが楽しくて」という先生の言葉。私は、「この方にお願いしよう!」と心を決め、その場ですぐ予約金を支払った。

 お店自体は、三河島の商店街の中にある。いきなりドレスショップがあるから、ちょっとびっくりしたが、お店の雰囲気はこじんまりとしつつも明るく、ご主人も素敵な方だった。たったお二人でお店を切り盛りされているところが、また素晴らしいこの先生と二人三脚で良いドレスを作っていけるだろうという期待は、なかなかに楽しいものだった。



(ドレスつくりの詳細については、また後日、余力があったら!)





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2003年06月25日 16時47分48秒
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: