LYNNのいたずら毎日

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2004年02月18日
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 先週の週末は二人ともなんの予定もない珍しい週末だったので、どこかに遊びに行こうということになった。当初は秩父の秘湯、「かやの家」にまた行くつもりだったが、夫の休みが確定した金曜の午後に電話をしたら、既に満室近い。もともと部屋数も少ない静寂が何よりの宝の宿だから、満室に近ければ、その静けさも堪能できないだろうと判断し、こちらはとりやめに。

 代わりにどこに行こうかとしばらく調べた挙げ句、初夏にベネルクスに出かけた際に前泊した成田のラディソン・ホテルの格安プランを発見。二人で二食付き一万円という、超オトク。成田山にお参りにも行けるし家から近いし好都合なのだ。夕食も朝食もバイキングだから大食漢の夫の食欲を満足させることもできる。それに一人五千円、全くオトクだ。

 それはともかく、成田山。千葉県民でありながら成田山新勝寺に行ったことがないのはなんとなくバチ当たりのような気がしていた。ここは不動明王がご本尊。本殿は馬鹿でかい新しい建物で、ちょっとびっくり。ご不動様とミスマッチなような気もするが、毎年の初詣でかなりの額のお賽銭を稼ぐのだろうから、このくらい大きな本殿に大きな賽銭箱は必要なのだろうと、一人納得。

 好感を抱いたのは御朱印。御朱印帳を差し出してお願いしたところ、僧侶の方がその場で全部作ってくれた。当たり前といえば当たり前だが、前もって紙に作ったものしか渡してくれないお寺があるなか、ちょっと嬉しかった。今年の初詣のとき、夫の実家がある宝塚市の神社で御朱印を求めた際、受付をしてくれたアルバイトと明らかにわかる巫女さんが全く不慣れで、ばたばたしてなかなか渡してくれなかった上に、日付さえも入れてくれなかったという、苦い思い出がある。その後のことだから、より嬉しく感じたのだろう。

 その後、敷地内にある出世神社にも夫を引っ張っていった。新聞社が出している某週刊雑誌に掲載されたインタビューで、日本全国に「出世には興味がない」と宣言したほどのヤツ(ああ、ごめん)だから、ちょっとはカツを入れようと思ったわけだ。彼の仕事は出世すれば出世するほど責任が重くなり、激務になる仕事だし、出世すれば出世するほど世間からの風当たりも強くなることもある。ゆえに私も出世を願っているわけではない。けれど、人のために日頃身を粉にして働いている彼の努力を間近で見ているだけに、せめてその努力が正当に評価されて欲しいとは思っているのだが…。

 さて駐車場まで戻る途中、美味しそうな酒屋があった。試飲もさせてくれたので、私は濁り酒系をおちょこに3種類なみなみ試させてもらったところ、割合に筋が良さそうだったので、店内で純米酒を求めた。これは有機栽培した米で作ったお酒。私は吟醸酒より純米酒のほうが好きだし、これはこくがある酒だという。家に帰ってきて早速夕食のときにいただいたが、果たして日本酒にしてはまったりとこくがある。飲み応えもある。美味しい。

 寺でお参りをして、その後バイキングで満腹になり、お酒をいただく。なんだかちぐはぐな感じもしなくないが、久しぶりののんびりとした休日だった。





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最終更新日  2004年02月18日 10時16分29秒
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