全40件 (40件中 1-40件目)
1
今回のコーヌス義歯も今日が最終回です。なんと製作過程を中心に40回も連載しています。ここを最初からご覧ください。https://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/ctgylist/?ctgy=33まあ、ただでコーヌス義歯の製作が学べるわけで、ご利用ください。見かけはこだわりがありませんので、悪しからずwご関係の皆様、(と言っても、僕とクライアントさんの二人だけですが)おつかれさまでした。外冠の内面にはワセリンを塗り、◯ーパーボンドが流れないようにしています。そこに内冠をセットして、用意完了。1本だけ浮いている外冠があったので、これだけは別セット。内外冠をまとめて合着して、概ね硬化したころに外冠を外して接着剤除去。外冠を装着して、最後の咬合調整をして、外し方、清掃方法などの諸注意をしておわりです。
2024/09/28
コメント(0)
70代女性、コーヌス義歯試適。カラー部分のメタルが見えるのはある程度勘弁してねw来週セット予定。
2024/09/28
コメント(0)
70代女性、上顎コーヌス義歯外冠完成^^/来週口腔内で調整して、研磨仕上げの後、再来週セット予定。長かったです。半年掛かりましたwで、気になるお値段はwコーヌス内外冠:1セット8万円、9本なので、72万円。ポンテック部:1歯2万5千円、4本なので、10万円。使用金属:堤田金属の70%ゴールド、時価:4千円@1g、40g使いましたので、16万円。合計(税別):98万円うちは田舎でしかも外注無しで、使用金属も良心的な価格ですので、このくらいで済みますが、都会で技工士を雇い、ぼったくり価格の金属を使うとすれば2倍以上かかると思います。裏
2024/09/28
コメント(0)
今日は前装を仕上げる予定で、さっきまでやっていたのですが、眠たくてだめw明日に続きをせざるを得ません。本当はCR系は酸素存在下(大気中)に放置すると重合反応が阻害されるので、硬化が悪くなるのですが。。フレーム研磨仕上げオペーク(金属色遮断)デンチン(象牙質)明日はエナメルを盛って終わる予定です。
2024/09/28
コメント(0)
70代女性、上顎コーヌス義歯の作製メタルフレームが完成したので、試適しました。前装していないとかなりグロいですw前回も気になったのですが、左側がローリングし始めて、左上7は1mm程歯が沈み込んでいます(内冠と外冠とのすき間が1mmできている)。どういうことかというと、レジンの仮歯が咬合力でクリープ変形しているのです。急がねば、、
2024/09/28
コメント(0)
昨夜、コーヌス外冠の最後のピースをワックスアップして埋没した。スプルーイング後円錐台に植立キャストしてサンドブラストして、内冠を装着した。既存の外冠ピースに当ててみた。特に問題なし。週明けに患者さんに試適して良ければ、ハイブリッドで前装して完成予定。
2024/09/28
コメント(0)
技工室から診療室へ、今日はコーヌスの外冠のできている部分を口腔内に試適しました。出来過ぎなくらいピッタリでした。もしピッタリではない外冠があっても、内冠さえ歯にぴったりにセットできれば、内冠はそのうち外冠に合ってきます。歯は動きますからw正面観咬合面観
2024/09/28
コメント(0)
午前中に埋没した右側のコーヌス外冠は、現場作業中にリング・ファーネスで焼却し、現場から帰ってキャストしました。ところが、危うくキャストに失敗するところでした。(ビールを飲んだからかなw)ランナーバーに少しメタルが入っていない部分があり、ボタン部分には盛大に巣というか溶岩の様にメタルが沸騰した?跡があります。多分、溶融金属の内部に溶けていない部分がある一方、表面はオーバーヒートしていたのでしょう。でもまあ、大きめのランナーバーが犠牲になって、外冠本体には影響がありませんでした。(よかった。。)内冠もスムーズに勘合しました。模型上には予想したよりも良い適合状態でした。ガタもまったくありません。咬合面観ピンジョイント部分もしっかり適合しています。来週口腔内で適合が良ければ、右上の7番一本の製作に取りかかります。もうすぐできますね^^/このシリーズもあと5〜6回でしょう。終わりが見えてきました。
2024/09/28
コメント(0)
前回はコーヌス外冠の左半分をメタルにしました。スプルーをカットして、内冠も全部適合させ、で、それを口腔内で試適してOKだったので、模型上に戻し、咬合面観右半分に取りかかりました。一番後ろは別に作って連結することにします。ふつうにワックスとレジンで細部を作り込んで、埋没、ここまでが午前中、午後は現場作業に行きました。
2024/09/28
コメント(0)
現場から帰って来ると、ファーネスの温度上昇のアラームが鳴っていたので、キャストしました。キャストというのは鋳造(金属を溶かして型に鋳込む作業)のことで、元の意味は「形作る」と言ったことだったと思います。前回の続きから見て頂けると分りますが、ワックスやレジンが金属に置き換わるとか、何十年もやっている割には毎回新鮮な驚きとまではいきませんが、不思議な感じがします。裏ディスクでカットします。メタルは某社の70%ゴールドを愛用しています。良心的な値段設定ですw8.9g使用。
2024/09/28
コメント(0)
今日は晴れて、現場でセメントを練るには最高だったのですが、午前中はコーヌス義歯の外冠を作っていました。いいかげんに作らないと、患者さんに怒られそう^^;午後からは現場に行きます。口腔内の内冠の状態を作業模型上にトランスファーできましたので、分割の方法を考えます。全部をワンピースで作ることは金属の液体から個体への状態変化に伴う収縮変形を補正することは今のところできないので、分割して作るのですが、今回は歯が無い部分で3ピースに分割して、後でテーパー・ピンで連結することにしました。通常はロウ付けを選択するところが多いと思いますが、ロウ付けはいろいろ試した結果、やはり変形が大きいので、今は止めています。カットして、連結部分を加工します。外冠のメタル部分をワックスで付け加えて、ワックスアップは完成。咬合面観通法どおり、スプルーイングして、埋没。コーヌス内冠を外冠から外すときに必須の道具があります。そのままの名前、コーヌス・プライヤー。
2024/09/28
コメント(0)
今日は作業模型上で連結したコーヌス外冠フレームを、口腔内に試適してみました。ピッタリ適合していればよいのですが、なんと9本の内2本が不適合でした。。口腔内で1本適合させ、作業模型上に戻して確認。2本目は模型上と口腔内と同じすき間が認められたので、模型上で再連結して来週再試適の予定。
2024/09/28
コメント(0)
外冠フレームの作製です。材料はパターンレジンを使っています。艶出しした内冠に適当な厚さで過不足なく筆でレジンを盛ります。分離材は必要ありません。効果したらマージン付近を筆の柄の後ろ側などで、持ち上げると外れます。これを全ての内冠でくり返します。
2024/09/28
コメント(0)
バイトが付いたままの作業模型に対合歯を適合させ、咬合器という顎の動きを再現する器具に取り付けました。正中線や上顎前歯の切縁ラインを模型に印記して、バイトを除去すると、これで口腔内を再現できることになります。次回からコーヌス外冠の制作過程に入ります。
2024/09/28
コメント(0)
で、別途印象(型取り)した対合歯との適合を見てみます。けっこうぴったりでした。一安心。。^^/右正面口腔内の状態が模型上でも再現できたのがお解りでしょうか?口腔内の画像と見比べてみてください。右正面左
2024/09/28
コメント(0)
で、続きですが、印象材を除去して、ダウエルピンの先端にビーディングワックスを付けて、ゴム枠に石膏を流して、模型を沈めます。で、ゴム枠を外して石膏をトリミングすると作業模型の出来上がり、表
2024/09/28
コメント(0)
印象トレーごとガス滅菌にかけ、次の日に技工室に送る(といっても自分で印象したものをスタッフから受け取るだけだが)。コーヌス内冠の内面にワセリンを塗布して、ダウエルピンをパターンレジンで立る。ダウエルピンは石膏から抜ける必要はないので、方向性とかは問題にしない。石膏を注入して、外冠用の作業模型を作る。
2024/09/28
コメント(0)
コーヌス外冠の印象・咬合採得の手順です。テックの咬合面にパターンレジンで中心咬合位を印記する。テックを正中で2分し、どちらか半分で中心咬合位を決め、前回用意しておいたキャップ付きのコーヌス内冠を試適し、パターンレジンでつなぎ、咬合も採得する。レジン系仮封材で、前歯部を作る。反対側も同じように、バイトを決め、前歯部も作る。咬合面観全体をアルジネート印象する。このままガス滅菌にかけ、技工室には次の日に送る。粘膜部分の精度は必要ないので、印象採得後ただちに石膏を注入する必要は無い。
2024/09/28
コメント(0)
コーヌス内冠にパターンレジンでキャップを作り、口腔内で連結、咬合採得などを行うが、その準備をした。
2024/09/28
コメント(0)
日々の急ぎの仕事に追われて、なかなかコーヌス義歯にたどり着きませんでしたが、やっと内冠の仕上げ研磨が終わりました。スプルー部分はカーボランダムポイントを使って、アーカンサス・ストーンで平滑に仕上げます。シリコンポイントはフィニシングラインだけにしか使いません。つや出しはダイヤモンド研磨材でバフがけ。週明け、外冠の印象と咬合採得を同時にする予定。
2024/09/28
コメント(0)
次回は外冠の印象です。咬合面
2024/09/28
コメント(0)
長らく放置していたコーヌス義歯の内冠9本を研磨しました。テーパー6度のアーカンサス・ストーンで側面を磨きました。テレピン油かなにかを着けて磨くオイル研磨です。9本で3時間かかりました。
2024/09/28
コメント(0)
パラレロメータでコーヌス内冠をミリング/研磨しているところです。拡大最拡大コーヌスの場合、ミリング工程はワックスの段階でなるべく作り込めば省略できます。いきなり研磨工程。
2024/09/28
コメント(0)
今週の火曜日のことなんですが、9本全てのコーヌス内冠の支台歯への適合性がOKとなって、これからミリング、研磨の工程に入ります。正面咬合面
2024/09/28
コメント(0)
内冠を埋没材に埋入する過程の画像です。ワックスで原型を作ったら、湯口(スプルー)を取り付けて、円錐台に焼き付けます。ガラス繊維リボンを内面に貼った鉄のリングを円錐台に嵌めて、クリストバライト系埋没材を注入して、硬化待ち。その後は、円錐台を外したリングを700℃まで加熱してワックスを焼却して、金属を溶かして、遠心力で加圧して鋳造します。http://plaza.rakuten.co.jp/mabo400dc/diary/201503290001/
2024/09/28
コメント(0)
結局3組印象(型取り)して、内冠を作っています。コーヌスだと、3°のテーパー以内だと外冠は入りますが、テレスコープ(望遠鏡:テーパー0°)ではちょっとでも傾くとだめです。ちょっとでも内冠が傾いていると、外冠が入りません。ですから、模型を分けて、よく出来た物だけを使うということができません。作り手からすると、ものすごいプレッシャーです。1つでも入らないと、全部作りなおしwだからコーヌスに取って変わられました。
2024/09/28
コメント(0)
昨夜埋没したコーヌス内冠9本を今朝キャストして、試適してみました。7勝2敗2本合わなかったので、次回再印象します。
2024/09/28
コメント(0)
やっとコーヌス内冠をワックスアップして、スプルーを付けて、円錐台に取り付け、埋没しました。13時過ぎました。おやすみなさい。現場はブロックのスリットにモルタルを少しづつ入れ始めましたが、30kgは入れないといけません。かなり気が遠くなりますw
2024/09/28
コメント(0)
今日も10時まで残業で、お風呂に入って、やっと、ここに画像でもアップしようか。。とベッドの上ですwコーヌス義歯の製作も遅々として進まず、クライアントさんには申し訳ないのですが、納期が無い(敢えて設定していない)ので、お気楽ですwこれがパラレロメータと呼ばれる、刃物を一定の角度で平行に動かせる機械です。まあ、ミリングマシンの一種です。刃物部分を拡大すると、こんな感じで、テーパ6°のワックスナイフで内冠を削っているところ。
2024/09/28
コメント(0)
作業模型ができたら、ワックスアップという工程に入ります。ワックスで原型を作り、型材に埋没して、焼却して鋳造で金属に置き換える工程の始めの部分です。グレーのインレーワックスがお気に入り。少し透けるので、厚さが判りやすい。支台歯に分離材を塗って、最初は薄く延ばします。厚いと収縮変形が大きいから。マージン付近は柔らか目のバイトワックスを使います。変形が少ないから。全部薄く盛ったあと全部厚めに盛ります。これから削り出してコーヌスの内冠の形を出します。
2024/09/28
コメント(0)
支台歯のフィニッシングラインのトリミングが終わったら、作業台に取り付けます。基台とクランプ部分は固定機能付きのボールジョイントになっていますので、前歯部が6°のコーヌス角を含めて基台に垂直になるように作業模型を固定します。
2024/09/28
コメント(0)
コーヌス義歯に限らず、作業模型を作るときにもっとも神経を使うのが、フィニッシングラインを出すための支台歯のトリミングです。トリミング後は赤鉛筆でフィニッシングラインをなぞって、シアノアクリレート系の接着剤で一層覆います。僕の場合トリミングは大きめのラウンドバーを逆回転でやっています。削り過ぎると、出来た物が小さくなりますので、印象(型取り)からやりなおしになりますw
2024/09/28
コメント(0)
カットしましたが、糸鋸の歯が届くまで放置しすぎて、石膏が硬くなり過ぎて、チッピングしました。フィニッシングラインがチッピングした支台歯もありましたので、修復できなかったらその部分だけ再印象予定です。大まかにトリミングしています。
2024/09/28
コメント(0)
糸鋸の歯がやっと届いたので、カットし始めました。歯の部分に傷が付かないように慎重に。。歯毎に分離できます。
2024/09/28
コメント(0)
ダウエルピンを埋めた石膏が固まったら、あらかじめ掘っていた溝が見えるようにトリミングします。そして溝と溝の間に糸鋸を入れますので、カット予定の線を描きます。裏面はダウエルピンの先端が見えるくらいにトリミングします。糸鋸はアメリカ製の0.007インチの超極細。こういうこだわりの一品はアメリカ製が充実しています。市場が大きいので、マイナーな品でも成り立つのでしょう。
2024/09/28
コメント(0)
歯科関係者でないと何をしているのかまったく意味不明かと思いますが、今は作業模型というこの上でコーヌス義歯の内冠を作る治具を作っているところです。ダウエルピンを粘性の高いシアノアクリレート系の接着剤で留めて、ダウエルピンのところに線を描いていたので、そこに溝を掘ります。この溝と溝の間を極細の糸鋸でカットして一つ一つの支台歯毎に分けるのです。ゴム枠に収めて、石膏分離剤を塗って、石膏に沈めます。
2024/09/28
コメント(0)
ダブル・ダウエルピンはスリーブの中に石膏が入らないようにワセリンを入り口に塗布します。コーヌス以外の歯肉部分にはふつうのダウエルピンを植立しています。ダウエルピンの間をカットしますので、目安の溝を掘ります。赤鉛筆で溝を掘るところに印をつけました。まだ接着していませんが、模型とダウエルピンの接着には流れの良くないシアノアクリレート系の接着剤を使います。
2024/09/28
コメント(0)
コーヌス冠など、ミリング操作を必要とする場合の作業模型には固定性の高いダブルのダウエルピンが欠かせない。僕の場合スリーブ付きのものを使っている。印象から外した石膏模型は各支台歯の歯軸がなるべく直角になるような平面を得られるように注意しながら裏面を平滑にトリミングする。さらに裏面には支台歯の歯軸に合わせて、ダウエルピンを差し込む穴を開ける。試しに1本差し込んでみた。この辺りの作業には専用の機材があるが、お見せするのははばかられるwここまでの作業に欠かせないのは、石膏模型表面の養生で、トリミング時に水がかかるが、石膏は水に無視できないほど溶けるので、大まかなに気泡を除去した後、トリミング前の表面硬化剤の塗布はかならず行なわなければならない。症例報告などを見ていると、歯肉圧排、個人トレーでシリコン印象、超硬石膏でなければならないかのような印象を受けるが、その必要性は全くない。それよりも桁違いに精度上問題になる工程は他にも多数あり、石膏模型に表面硬化剤を塗布しないで水をかけるというのもその一つだ。自分で診療室から技工室までの全ての工程をやってみると、どの工程が重要で、どこが重要ではないか、というのはよく分かる。歯科医師と技工士が別人だと、その辺りが分からない。誤解を怖れずに言うと、お互いに無駄なことをやっているように見える。もっと、合理化、単純化というのはできる。
2024/09/28
コメント(0)
70代女性、この方の一番新しいデンタル10枚法レントゲン写真は2008/10/27付けで古い物しかありませんでした。今と変わっているところは、右上のばらけている6番が抜歯になっている、というか自然脱落したことくらいですかね。それと、2005/01/25に左上2は抜歯再植しています。抜歯後歯根破折メタルポストを入れて貼り合わせ再植後
2024/09/28
コメント(0)
コーヌス義歯は40年程前にドイツから輸入された技術でフレキシブルに対応できるので、予後はとても良い技術だが、最近は作れる技工士も絶滅危惧種になっていると思う。このシリーズは資料的な価値があると思うので、ナンバーを振り直して再掲してみたい。ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー70代女性、上顎コーヌス義歯。根管治療(エンド)治療に延々、1年かかりましたw左上2は歯根破折歯で抜歯再植しています。咬合面観で、コーヌス内冠の印象(型取り)をしてみました。石膏を注いで、ガス滅菌にかけて外した直後の画像です。部分的に上手くフィニッシングラインが出ていない支台歯もありますが、マージンが合わなければ、その部分だけ型取りしなおします。こういう製作過程の画像なんか、世界中でも見ることができるのはここだけでしょうから、プロの方とかおもしろいかもしれませんね。でも、うちは大した道具もないので、こんなもので、できるの?と思われるかもしれません。西欧の論文を見ると、いろいろと複雑な道具を作り手順を踏んでやりますが、まあ、日本人の手練の職人には必要のないものばかりです。幕末に来た西洋人が日本の飾り職人の仕事を見て、タガネと鎚とやっとこだけで、超絶技巧の品々を作るのを見て驚いた、という記述を読んだことがありますが、そんなつもりで見ていると面白いかもですね。。
2024/09/28
コメント(0)
全40件 (40件中 1-40件目)
1