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2004.05.21
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この映画について
【この映画について】
この映画にはストーリーという名のものは存在しない。というよりもこのタイトルを観てピンと来る人も多いだろう。そう、映画ファンよりは音楽ファンが観るのに相応しい作品だ。
1960年代のデトロイトを本拠地としたレコード会社のモータウンについてのドキュメンタリー映画だ。
モータウンの代表的なアーティストといえばシュープリームズ、テンプテーションズ、スモーキー・ロビンソン、スティーヴィー・ワンダー、ジャクソン5、マーヴィン・ゲイらがいた。'70年代に入りロスに移転してからはその輝かしい歴史にも翳りが見えてきた。映画ではその輝いていた'60年代にスポット・ライトをあてている。
この映画の原題は【STANDING IN THE SHADOWS OF MOTOWN】でこれは、モータウンのヒット曲をもじって付けている。直訳すれば『モータウンの影を見つめて、モータウンの影に立って』となる。モータウン・サウンドと呼ばれる音楽ファンなら理解できるあの独特のサウンドの秘密は?。単に歌手、作詞作曲者の力だけではない、それらのサウンドを紡ぎだすスタジオ・ミュージシャンがいるのを忘れてはならない。彼等は「FUNK BROTHERS」と呼ばれてスターを陰で支えていたが、当時はレコードにバック・ミュージシャンの名前が印刷される事は無かった。今では、バック・ミュージシャンの名前が載るのは当たり前で、そこにもスポット・ライトがあたる。当時はモータウンのヒット曲を知っていても、誰が演奏しているか知っている人は皆無に近い。
映画ではそんな既に死んでしまったメンバーも多い、「FUNK BROTHERS」やその周辺の人物に当時の映像やニュース映像を交えて紹介している。メンバーたちは元々ジャズ、クラシックの素養のある腕利きのミュージシャンだった。自分もモータウン・サウンドは大好きだが、彼らの存在はこの映画を観て始めて知った。
【音楽について】
サントラの曲目について
当然音楽ドキュメンタリーだから、当時の証言映像と共にモータウン・サウンドがスクリーンを通して堪能できる。中でも再結成された「FUNK BROTHERS」とチャカ・カーン、ジョーン・オズボーン、モンテル・ジョーダン、ベン・ハーパーたちとの共演も見所だ。
モータウン・サウンドは黒人のみならず白人にも影響を与えてきた。ビートルズもモータウン・ソングを初期の頃に取り上げていたのは有名だ。最近ではワム!、フィル・コリンズらもそのサウンドに影響が感じられる。
全国でこの映画を上映しているのは渋谷で1ヶ所のみなので、全国のファン全てが観れる状況には無い。しかし、東京在住の方なら充分観るチャンスはあるはずだから興味がある方には是非お薦めしたい。
残念ながら都内まで足を運べない方は、CDショップのサントラ・コーナーで手に入れてせめて「音」だけでも楽しんでもらいたい。私も早速買いましたよ。
【授賞】



2004年『功労賞』(ファンク・ブラザーズ)





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Last updated  2005.10.24 09:14:24
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