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2004.07.18
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カテゴリ: 映画・邦画
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【この映画について】
今更解説するまでもなくこの作品は、片山恭一の書いた国内最大のベストセラー作品の映画化である。
私は原作は読んでいないので比較は出来ないが、映画化にあたってはサクの成長してからの部分が加わったそうである。
主演の大沢たかおと共演の柴咲コウは大人のパートを演じている。
【ストーリー(ネタバレなし)】
今更筋を書く必要もないと思うが、映画と本とは違うそうだ。ここで書くのは映画の方である。
結婚が間近に迫っている朔太郎と律子は引越しの準備をしていた。そんな時に律子の荷物の中から偶然一本のカセットテープが見付かる。
律子はこのテープを一人で聴いて感じる所があって、置手紙を朔太郎あてにして姿を消した。そんな律子の姿がタマタマ立ち寄った馴染みの中華料理店のテレビの台風中継の映像に写った。そこは二人の育った場所でもある四国だった。
こうして律子を追いかけに四国まで飛んだ朔太郎だが、そこにはカセットテープの中で語られているであろう思い出が多く残っている。
朔太郎は故郷の実家に戻り、そこで過去の思い出に浸る。

映画ではここから、現在の朔太郎と高校生時代の朔太郎の姿がオーバーラップしながら進行する。

そしてそんな朔太郎の姿を偶然卒業した高校の講堂で見つめた律子。だが律子には声を掛けることが出来なかった。
【鑑賞後の感想】
もうこれ以上はここで書いても意味がないので書かないが、映画は1987年という近い過去と現在を映像で上手く捉えていた。当時の社会現象もさり気無く紹介されていたのも良かった。そして何より高校生時代の朔太郎を演じた森山未来と、亜紀を演じた長澤まさみの演技も瑞瑞しい感じが表現出来ていた。森山のどことなく田舎の純朴な子供っぽい雰囲気と、長澤のチョッと大人ぶったキャラの組み合わせが見事だった。この二人の演技無しにこの映画は成り立たなかっただろうし、脇役ながら山崎努も渋かった。
館内では所々すすり泣く声も聴こえてきたが、確かに涙腺の弱い女性が観たら涙をさそうだろう。若くして白血病という病に急に取り付かれたが、短い人生を精一杯生きて朔太郎との想い出も作れた亜紀。そんな弱っていく亜紀の姿を見ながら一生懸命励ます朔太郎も立派だった。
これから朔太郎と律子はどういう人生を歩むのだろうか。そんな事がふと気になりながら映画館を後にした。








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Last updated  2005.10.06 23:36:52
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