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2004.09.01
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【この映画について】
今世界で最も話題を振りまいている映画と言っても差し支えないだろう。今年にカンヌ映画祭でドキュメンタリー作品ながらグランプリを獲得したことで一気に注目を浴びることになった。因みにこの時の映画祭の主演男優賞は現在公開されている『誰も知らない』の柳楽優弥だ。
911の由来は当然NYで起きた連続テロに起こった日の事。
【ストーリー?&感想】
ドキュメンタリー作品なので映画そのものにはストーリーはない。映画全般を通して言えるのは監督のマイケル・ムーアの反イラク出兵、反ブッシュ大統領の意図の元に制作されたと言うことだ。
私は彼の作品を始めて観たし、ましてや「ボウリング・フォー・コロンバイン」も同じだ。こういうアポなしで突撃取材をして相手の本音を引き出そうとする手法だ。今回のテーマはイラク戦争が世界中で反対を声高に叫ばれるなかで出兵へ漕ぎ着けたブッシュを徹底的に批判することでこの映画を成立させた。恐らくこうした映画は日本では到底考えられないし、米国ならではのテーマとも言えよう。
だが映画の中身をよく精査してみると、果たしてこの映画が世界で話題を振りまいたほどのものとは個人的には思えなかった。
私は余り映画を批評するのは好きではないのだが、この映画もそのテーマまでは否定はしない。しかし、折角多くの人の関心を惹きそうなテーマも結局は幾つかの見方や可能性を提起しただけに終わった感は否めない。もう少し一つのテーマに絞って掘り下げればもっと面白いと思うのだが。
イラクでの米兵へのテレビとは違うインタビューには多少興味深さもあるし、ブッシュを風刺するかのような映像や新聞記事もある意味では笑えた。
最後に、エンドロール前にマイケル・ムーアが自身の故郷であり居住先でもあるフリントからの出兵してイラクで死んだ人たちへ哀悼の意を表していた。でもチョッと待てよ、自身はイラク出兵を批判する映画を作りながらも亡くなった兵への哀悼は地元から出兵した人たちだけに向けられた。自身は散々イラク戦争に反対しておきながら、哀悼の意は地元出身兵にだけ表するのはなぜ?どうして亡くなった米兵全てに哀悼の意を表さないのか理解に苦しむ。それとも映画の中でそれはメッセージとして訴えているという積りなのか。





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Last updated  2005.09.24 23:58:20
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