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2004.12.30
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【この映画について】
この作品はミュージカル作品を過去に多く配してきた、MGMがそのミュージカルに多くの曲を提供してきた名作曲家のコール・ポーターの生涯を描いたものである。
コール・ポーターを演じるのはケヴィン・クラインで、その吹き替え無しのピアノ演奏や歌は見事である。ポーターの妻のリンダ役には、最近では『ツイステッド』での婦警役を演じたアシュレー・ジャッド。この夫婦の衣装の数々を手がけたのは、ジョルジオ・アルマーニだ。
そして最大の見所は、ミュージカルのシーンでポーターの曲を歌う現役の大物アーティストだ。エルヴィス・コステロ、ダイアナ・クラール(コステロ夫人)、アラニス・モリセット、ロビー・ウイリマムス、ミッキー・ハックネル(シンプリー・レッド)、シェリル・クロウ、ナタリー・コールなど。ジャンルを超えた歌手達たちがポーターの曲を歌うのは圧巻だ。
【ストーリー(ネタバレなし)】
数々の名曲をミュージカルや映画に提供してきた名作曲家コール・ポーター。
この作品ではそのポーターの生涯を、ポーターとその妻リンダとの出会いから別れまでを描いている。更に、ポーターは同性愛者であったが、リンダはそのことを承知で結婚した。
リンダと結婚したことでポーターの才能も一気に開花した。
名声とお金を手にしたポーターは、徐々にハングリーさをなくしてパーティーにのめりこむ。そんな生活はリンダが望んでいたものではなかった。そしてリンダは一度彼の元を去って、ポーターと出会ったパリへ行った。
リンダが去ったポーターは相変わらず自宅で、パートナーの男性と享楽にふけっていた。そんなある日、ポーターは乗馬中に落馬して大怪我を負った。落馬した後に動揺した馬がポーターの足の上にかぶさり、その影響でポーターは足に致命傷を負った。事故を知ったリンダは直ぐに帰国して、医師の両足切断の宣告を受け入れなかった。足を切断するとポーターはだめになり、魂を失うと判断した結果だ。
度重なる手術で下半身の弱ったポーターは車椅子中心の生活になった。

ポーター最大の理解者でマネージャーでもあった、リンダ夫人の死はポーターにもショックだった。果してポーターはこの後どういう人生を歩んだのかは、映画館で観てください。
ただしこの映画は、東京では日比谷一箇所での単館公開だけど、興味のある方は観にいって損しません。
【鑑賞後の感想】
この作品の構成がとてもよかった。冒頭から妻を亡くし年老いたポーターの生涯を、演出家のゲイブが本人を前にリハーサルを見せるという趣向だ。そのリハを見ながらポーターが、過去を思い出したり注文を付けたりするのだ。ただ単に映画全体をミュージカルにするのではなくて、観客が気が付いたらミュージカルを観ていた雰囲気にさせてくれるそんな映画だった。
冒頭に書いたが、やはり最大の見所は大物歌手が唄うポーターの名曲である。今度CDショップに行ったらサントラ盤を買おうと思う。





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Last updated  2005.08.27 12:38:28
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