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2005.06.16
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カテゴリ: 野球・大リーグ
祝、野茂日米通算200勝


【野茂、日米通算200勝】
今季からタンパベイ・デビルレイズの所属となった野茂が、交流試合の古巣ブルワーズ戦に先発して今季4勝目で通算200勝を達成した。近鉄で78勝、米国で122勝を上げてこれで名球界入りの資格を得た。この日は持ち味の奪三振は2と控えめだったが、弱小チームをバックにしての登板は援護が無かったり勝利投手目前で交代させられたりと不運もあった。
ピネラ監督はマリナーズでも監督をしていた人なので日本人にも御馴染みだが、野茂の四球の多い投球には監督自身も忍耐を強いられている。200勝をきっかけに今後も野茂が勝ち星を重ねるには、常に最小失点に抑えないと難しい。現在の防御率が6点台なので、これを4点台に回復させるのが課題だ。
【日本人大リーガーのパイオニア(開拓者)】
日本人大リーガーの第一号といえば当時の南海ホークス(現、ソフトバンク)の村上投手だが、昨今の大リーグブームの火付け役になったのは間違いなく野茂英雄である。
野茂が大リーグ挑戦を近鉄在籍時に契約更改の席上でぶちまけた時には、日本のマスコミも当時の鈴木啓示監督も冷たかった。野茂は入団当初から近鉄のエースとして、阿波野(現、巨人投手コーチ)に替わってチームを牽引した。ルーキーイヤーには投手タイトルを総なめにし、ストレートは常時150km/h以上を計測し追い込むと鋭いフォークで三振の山を築いてきた。
当時の近鉄は仰木監督(現オリックス監督)が率いて猛牛打線を売り物に、毎年の様に西武と激しい優勝争いを展開してきた。そんな中で当時の西武の主砲清原との力の勝負はパの目玉でもあった。
【近鉄退団と渡米】
そんな野茂に転機となったのは5年目に肩を壊して2軍で先輩の吉井(現、オリックス)と過ごした時だった。何故かこの二人は意気投合して、野茂は吉井にフォークの握りを伝授した。吉井も若手のリリーフエースとして活躍していたが故障もあって2軍調整を余儀なくされていた時期だった。
2軍調整が続く中で、野茂は憧れだったメジャー挑戦の夢を叶えることを考えるようになった。仰木監督の後任の鈴木監督は、近鉄のエースとして300勝を挙げた投手だったが調整方法を巡って意見の衝突が度々あった。
そうした日本的な押し付け指導方法(仰木監督はノビノビ派)に反発していた野茂は、オフにフロントに大リーグ挑戦を直訴した。
すったもんだの末に、ダン(団)野村氏を代理人として大リーグ挑戦の為に渡米した。


野茂のトルネード投法とフォークを駆使して三振を奪取するスタイルが、米国のファンにも受け入れられて球宴先発も果たした。2年目にはノーヒットノーランも達成し野茂の名はすっかり米国球界に定着した。
ここから先の野茂の活躍は今更書くまでもなく、多くのファンなら知っていることなので省略したい。
【渡り鳥野茂の悲願は…】
野茂はドジャースを皮切りにメッツ、カブス(AAAアイオワでプレー)、ブルワーズ、タイガース、Rソックス、ドジャース、デビルレイズと渡り歩いて200勝へと辿り着いた。
その間には最多奪三振、開幕投手、2度目のノーヒットノーランは両リーグでの達成と数々の足跡を残してきた。そんな野茂の最後の望みはプレーオフを勝ち抜いての、Wシリーズ登板である。ドジャース時代にプレーオフで登板したものの地区シリーズで敗退している。
今のデビルレイズは新興球団で同地区にはヤンキース、Rソックスの強豪がいるので正直言ってプレーオフ進出は無理に近い。しかし腐らずにデビルレイズで投げて結果を出せば、後半に強豪球団から移籍のオファーが来る可能性も否定出来ない。若手中心のチームなので、後半になっても低迷するようなら強豪球団との利害が一致すれば再度の移籍もあり得る。そうすれば野茂の最後の夢に一歩近付くだろう。
まだまだ36歳なので、体の手入れさえしっかりしていればチャンスは巡ってくる。これからも真っ向勝負を挑んで頑張って欲しい。






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Last updated  2005.06.16 21:58:46
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