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2005.07.13
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【この映画について】
日本発のホラー映画がハリウッドに進出中で、「The Juon/呪怨」の清水崇監督に次いで「ザ・リング2」の中田秀夫監督がこの作品で進出した。
中田監督はこの作品のそもそもの監督であり、米国で公開された際の「1」に続くこの「2」で抜擢された。
配役は主役のレイチェルに前作から引き続きナオミ・ワッツ、息子のエイダンのデヴィッド・ドーフマンも同じ役で出ている。アカデミー授賞女優のシシー・スペーセクは登場シーンこそ少ないがエブリンという精神障害を患う大事な役だ。レイチェルの働く新聞社の上司マックスにサイモン・ベーカーが扮する。
【ストーリー(ネタバレなし)】
前作を観ていない私だが、今回のストーリーも前回から続いている。サマラの呪いから逃れるために、シアトルからオレゴン州のいなか町アストリアへとレイチェル母子は引っ越してきた。そしてレイチェルは地元紙のアストリア日報で働くことになったが、その平和な街で十数年振りに不可解な殺人事件が発生。
早速現場に向かったレイチェルは、救急車に忍び込み死体袋を覗いた。そしてその死体を見て背筋が寒くなるのを覚えた彼女は、その場で聞き覚えのある声も聞いた。
レイチェルは現場から被害者の字自宅へと向い、呪いのビデオテープを捜したが案の定そのテープはラベルがない状態でデッキに挿入された状態だった。残された手段はビデオテープを燃やすことだと感じた彼女は、夜中にも関わらず湖畔で燃やした。
燃やしたことで安心したレイチェルだが、自宅では息子のエイダンが毎夜悪夢にうなされていた。エイダンは心を閉ざしており、母親に対しても「ママ」とは呼ばずに「レイチェル」と名前で呼ぶ有様だ。
エイダンはやがて体温が異常に低下する症状に悩まされることになるが、町の病院では中々対応が出来ないでいた。入院しても一向に症状に変わりがなく、母が一時帰宅中に訪ねてきた医師と対面したエイダンとの間で惨劇が起きる。
エイダンは惨劇後、こっそりと病院を抜け出して新聞社の上司のマックスの家へ向かった。エイダンは病院に来る前にマックスの家に滞在していたので、呪われた自宅には戻らずにマックスの家に来た。マックスは不在だったが家に入り込んでいたエイダン。間もなくマックスが帰宅するが、今度はマックスの身に惨劇が起きる。

この映画の公開は殆ど終わったが、やはりネタバレする訳には行かないのでこれらのテーマを持って映画館かDVDで鑑賞してほしい。
【鑑賞後の感想】
米国映画界でジャパニーズ・ホラーがちょっとしたブームらしい。ホラー映画といえば、「13日の金曜日」シリーズのジェイソンや「エルム街の悪夢」のフレディらが直ぐに思いだされる。特に「13日...」シリーズは一度完結しながらも惨劇が再開する。夏休みの高校生のバカ騒ぎ、キャンプ、カップルのセックスと言ったホラー映画の定番がそこにはある。
GWに観た「キャビン・フィーバー」もそうした定番の要素が盛り込まれている。だが日本製ホラーには、ジェイソンのようなモンスターは登場しない。無差別虐殺も抑えて殺人も極力少なくなっているし、今回の様に凄惨な殺人シーンはない。
日本製ホラーの特徴として、そこには精神的なホラー(表現が合っているかな?)が全面に出ている。日常の何気ない風景に怖さが潜んでいるのが特徴か?今回のサマラの出生の秘密を解き明かす後半のシーンは多少こじつけが多いが、どことなく日本的にも感じる。
狩猟民族の白人の描くジェイソン的ホラーに対して、サマラが主人公の映画ではないのは農耕民族的な精神社会が支配する日本発だからか?更にもう一つ挙げるとすると、「13日...」シリーズはこれでもかと恐怖を煽り殺人がドンドン起きる。それに対する本作は恐怖はジワジワとやってくるし、凄惨な血しぶきも抑えている。
ホラー映画も良く観る私だが、この映画には従来のホラー映画との違いを感じた。






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Last updated  2006.06.13 22:19:48
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