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テーマ： ’８０年代の洋楽について(195)
カテゴリ： 音楽
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【バンド・エイドについて】
バンド・エイドは飢餓に苦しむエチオピア難民を救おうと立ち上がった、英国出身並びに英国音楽界で活躍するミュージシャンが中心となって結成された「チャリティ・バンド」だった。ブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフ（アイルランド出身）とUFOのミッジ・ユーロがこの曲を作り、多くのミュージシャンに声を掛けて実現したスーパー・プロジェクトだ。余談だが、ゲルドフはこの功績が認められてアイルランド政府から「ノーベル平和賞」候補に挙げられた。
参加ミュージシャンは、当時の音楽界の売れっ子ばかりで今でも活躍している連中が多い。U2のボノ、ジョージ・マイケル（当時はワム！）、スティング、ポール・ヤング、ボーイ・ジョージ（当時はカルチャー・クラブ）、フィル・コリンズ、バナナラマ、デュラン・デュランのサイモン・ルボン、クール・アンド・ザ・ギャング等などがこのプロジェクトの趣旨に賛同し参加した。
このプロジェクトの成功が、その後アメリカに飛び火し「U.S.A.For Africa」の「We Are The World」へと繋がっていったのは有名だ。更に、この両プロジェクトの参加メンバーを集めて「Live Aid」が開催され、一大イベントとして世界で絶賛された。「Live Aid」から２０年後の今年、DVDが発売され「Live 8」がサミットの開催に合わせて開催されたのは記憶に新しい所だ。
昨年には２０周年記念として再び「Band Aid 20」として発売され、シングルには貴重な「Live Aid」でのライヴ・テイクが収録されたのは嬉しい限りだ。
【この曲について】
今ではXmas曲と言えばこの曲を指すと言っても過言ではないくらい有名な曲となった。発売当初の英国ではこの曲のセールスがあっという間に、英国のシングル盤の売り上げ記録を更新（従来は、WINGSの「夢の旅人」）した。私の記憶では２００万枚以上の売り上げをあっという間に達成したと思う。
「Feed the world」この言葉がこの曲を一言で表している。「（飢えに苦しむ）世界に食糧を」、これを合言葉にこの曲の収益からアフリカの飢餓に苦しむ地域に実際に食糧が届けられた。これは大きな意義がある。何故かと言えば、このプロジェクトに先立つこと１９７１年にジョージ・ハリスンが提唱したバングラ・デシュの難民救済コンサートは収益金の集約に時間が掛かりすぎて、結局は難民救済の役には立たなかった。ボブ・ゲルドフもこの事は念頭にあった様なことを聞いた記憶がある。
一発花火に終わらなかった上に、Xmas曲という性質上毎年この時期になると世界中でこの曲がオンエアされる。そうすることでこの曲が作られた当時の事を忘れることがなく、次世代に語り継がれるならそれは喜ばしいことだ。
最後に、 私の好きなXmas曲を年代別に分けると'70年代「Happy Christmas(War is Over)」/John Lennon,'80年代「Do They Know It's Christmas?」/Band Aid となる。'90年代と21世紀は該当なしです。
【歌詞、各歌手のパート】
It's Christmas time
There's no need to be afraid
At Christmas time
We let in light and we banish shade
(Boy George)
And in our world of plenty
We can spread a smile of joy
Throw your arms around the world
At Christmas time
(George Michael)
But say a prayer
At Christmas time it's hard
(Simon LeBon)
But when you're having fun
There's a world outside your window
(Sting) And it's a world of dread and fear
(Bono joins in)
The bitter sting of tears
And the Christmas bells that are ringing
Are clanging chimes of doom
(Bono only) Well, tonight thank God it's them instead of you.
(Everyone)
And there won't be snow in Africa this Christmas time.
The greatest gift they'll get this year is life
Where nothing ever grows
No rain or rivers flow
Do they know it's Christmas time at all?
Feed the world
Let them know it's Christmas time
Feed the world
Do they know it's Christmas time at all?
(Paul Young)
Here's to you
raise a glass for everyone
Here's to them
underneath that burning sun
Do they know it's Christmas time at all?
Chorus (Everyone)
Feed the world
Feed the world
Feed the world
Let them know it's Christmas time again
Feed the world
Let them know it's Christmas time again
Feed the world
Let them know it's Christmas time again
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【バンド・エイドについて】
バンド・エイドは飢餓に苦しむエチオピア難民を救おうと立ち上がった、英国出身並びに英国音楽界で活躍するミュージシャンが中心となって結成された「チャリティ・バンド」だった。ブームタウン・ラッツのボブ・ゲルドフ（アイルランド出身）とUFOのミッジ・ユーロがこの曲を作り、多くのミュージシャンに声を掛けて実現したスーパー・プロジェクトだ。余談だが、ゲルドフはこの功績が認められてアイルランド政府から「ノーベル平和賞」候補に挙げられた。
参加ミュージシャンは、当時の音楽界の売れっ子ばかりで今でも活躍している連中が多い。U2のボノ、ジョージ・マイケル（当時はワム！）、スティング、ポール・ヤング、ボーイ・ジョージ（当時はカルチャー・クラブ）、フィル・コリンズ、バナナラマ、デュラン・デュランのサイモン・ルボン、クール・アンド・ザ・ギャング等などがこのプロジェクトの趣旨に賛同し参加した。
このプロジェクトの成功が、その後アメリカに飛び火し「U.S.A.For Africa」の「We Are The World」へと繋がっていったのは有名だ。更に、この両プロジェクトの参加メンバーを集めて「Live Aid」が開催され、一大イベントとして世界で絶賛された。「Live Aid」から２０年後の今年、DVDが発売され「Live 8」がサミットの開催に合わせて開催されたのは記憶に新しい所だ。
昨年には２０周年記念として再び「Band Aid 20」として発売され、シングルには貴重な「Live Aid」でのライヴ・テイクが収録されたのは嬉しい限りだ。
【この曲について】
今ではXmas曲と言えばこの曲を指すと言っても過言ではないくらい有名な曲となった。発売当初の英国ではこの曲のセールスがあっという間に、英国のシングル盤の売り上げ記録を更新（従来は、WINGSの「夢の旅人」）した。私の記憶では２００万枚以上の売り上げをあっという間に達成したと思う。
「Feed the world」この言葉がこの曲を一言で表している。「（飢えに苦しむ）世界に食糧を」、これを合言葉にこの曲の収益からアフリカの飢餓に苦しむ地域に実際に食糧が届けられた。これは大きな意義がある。何故かと言えば、このプロジェクトに先立つこと１９７１年にジョージ・ハリスンが提唱したバングラ・デシュの難民救済コンサートは収益金の集約に時間が掛かりすぎて、結局は難民救済の役には立たなかった。ボブ・ゲルドフもこの事は念頭にあった様なことを聞いた記憶がある。
一発花火に終わらなかった上に、Xmas曲という性質上毎年この時期になると世界中でこの曲がオンエアされる。そうすることでこの曲が作られた当時の事を忘れることがなく、次世代に語り継がれるならそれは喜ばしいことだ。
最後に、 私の好きなXmas曲を年代別に分けると'70年代「Happy Christmas(War is Over)」/John Lennon,'80年代「Do They Know It's Christmas?」/Band Aid となる。'90年代と21世紀は該当なしです。
【歌詞、各歌手のパート】
It's Christmas time
There's no need to be afraid
At Christmas time
We let in light and we banish shade
(Boy George)
And in our world of plenty
We can spread a smile of joy
Throw your arms around the world
At Christmas time
(George Michael)
But say a prayer
At Christmas time it's hard
(Simon LeBon)
But when you're having fun
There's a world outside your window
(Sting) And it's a world of dread and fear
(Bono joins in)
The bitter sting of tears
And the Christmas bells that are ringing
Are clanging chimes of doom
(Bono only) Well, tonight thank God it's them instead of you.
(Everyone)
And there won't be snow in Africa this Christmas time.
The greatest gift they'll get this year is life
Where nothing ever grows
No rain or rivers flow
Do they know it's Christmas time at all?
Feed the world
Let them know it's Christmas time
Feed the world
Do they know it's Christmas time at all?
(Paul Young)
Here's to you
raise a glass for everyone
Here's to them
underneath that burning sun
Do they know it's Christmas time at all?
Chorus (Everyone)
Feed the world
Feed the world
Feed the world
Let them know it's Christmas time again
Feed the world
Let them know it's Christmas time again
Feed the world
Let them know it's Christmas time again
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