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2006.01.02
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カテゴリ: ヨーロッパ映画
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原題:Enduring Love(イギリス) 公式HP
上映時間:101分
監督:ロジャー・ミッチェル
出演:ダニエル・クレイグ(ジョー)、リス・エバンス(ジェッド)、サマンサ・モートン(クレア)、ビル・ナイ(ロビン)、スーザン・リンチ(レイチェル)、ヘレン・マックロリー(ローガン夫人)

【この映画について】
イギリスの作家イアン・マキューアン作で、ヒッチコック型の巻き込まれ型のサスペンス作品。主演は次期ジェームス・ボンドを演じるダニエル・クレイグ。
ジョーは恋人のクレアとピクニックに出かけていたときに、不意に眼の前に風に揺られている気球を目撃するところから始まる。そこから意外な方向へとストーリーが展開するのは、ヒッチコック監督作品にも共通するスタイルだ。そうした点と比較しながら観るのも面白いだろう。
【ストーリー(ネタバレなし)】
作家であり理系大学で恋愛学の教授でもあるジョーの講義には熱心な学生達が出席している。ジョーの恋人のクレアは彫刻家であり自分のアトリエで創作に余念がない。その一方でジョーと結婚し子供を授かることを望んでいるが、ジョーは結婚に踏み切れないでいる。
或る日、広いオックスフォード郊外の草原でピクニックに出かけていた二人の前に、突如孫と祖父が乗る気球がふわりと現れる。着陸を試みる気球だが風に煽られて祖父が必死に手綱を手繰り寄せるが、籠内の孫は恐怖で祖父の指示が耳に入らない。その場に居合わせたジョー、近くにタマタマ居合わせた農夫、若い男ジェッド、40歳代のジョン・ローガンが加勢し手綱を必死に呼び寄せる。
一度は無事に着陸を果たすが再び突如舞った風に乗って気球は一気に舞い上がってしまう。祖父を含めた4人が一本の手綱にしがみついて舞い上げられる間に、ジョン・ローガン以外の三人は手を離して無事だった。だが気球内に残っている孫と、ローガンは再び空に舞い上げられる。呆然と見つめる三人の視線の遥か先でローガンは無残な遺体で発見されたが、孫は何も無かったかのように無事だった。ローガンは2人の子持ちの医師だった。無残な遺体の前で、偶然この事件で一緒になったジェッドはジョーに、祈りを捧げるように説くがジョーはそういうのは嫌だと取り合わない。何とかジェッドの説得で嫌々ながらジョーは祈りを捧げる。だがこの二人の最初のコンタクトがこれからどう展開するか、ジョーには想像も付かなかっただろう。
この事件を機にジョーはこの悲惨な事件のことが忘れられないでいる。ジョン・ローガンの死の責任が自分にあると責める。
数日後、事故現場で一緒になったジェッドが接触してくる。戸惑いを覚えるジョーに対し、ジョーは何故ジェッドが親しげに接触を図ってくるのか理解できない。ジェッドが語るジョーへの[愛]を全く理解出来ない。ジェッドの不可解な行為はますますエスカレートし、ジョーの私生活にも影響が現れる。当初は同情していたクレアもジョーの言動にストレスを感じるようになり始めた。
ジョーはジェッドのストーカー行為をネットで検索し「ド・クレランボー症候群」という病気だと知った。ジョーは私生活でもクレアに対して疑心暗鬼になり、嫌気のさしたクレアはジョーに関係の終りを告げる。
ジョーは逆にジェッドの居所を突き止めて家に押しかけ、その場にあったバットで所構わずバットで破壊する。この後、パブで酔いつぶれたジョーはクレアに追い出されてレイチェルとロビンの家で一夜を明かす。

さて、ここから先は核心に迫るので要点だけを挙げる。
ジョーが家に戻ってジェッドとの間に何が起きたか?クレアは何を心配したか?そしてクレアの身にも危険が迫るが何故?ジョーはジェッドの異常な行動を止める事は出来るのか?気球事故に居合わせた四人の関係に共通点はあるのか?亡くなったローガンの当日の行動を疑う夫人の存在は?
映画館での上映は終わっているので、DVD発売時に楽しみにして下さい。
【鑑賞後の感想】
次期ボンド俳優ダニエル・クレイグ出演作だが、ボンド映画の特徴であるアクションと軽妙なトークはこの作品では見られない。
ヒッチコックばりの巻き込まれ型の映画だが、ネタバレになるのでストーリーでは書けなかったがエンド・ロール中にもストーリーは続くので最後まで目を離さない方が良さそうだ。
だがヒッチコックと違うのは、偶然気球事故現場に居合わせる男達に関連性が無かった点。ジェッドがジョーを執拗に追うのは分かるが、ジェッドの過去を説明しているともっと不気味さが加わったと思う。
【自己採点】(10点満点)
6.9点 もう一捻りをストーリーに加えると点はもっと上がった。気球の色、コップの色、バス、上着などに盛んに「赤」を強調する映像が流れるが、ストーリー展開的には余り大きな意味を持たなかったのは残念。
[今日の主なBGM]━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
1.George Harrison/Cloud Nine
2.George Harrison/Brainwashed
3.Soundtrack/Waiting To Exhale
4.Soundtrack/That Thing You Do!
5.Jeff Larson/Sepia
6.Hirth Martinez/Hirth From Earth
7.Jimmie Spheeris/Ports Of The Heart





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Last updated  2006.06.13 22:01:19
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