マックの文弊録

マックの文弊録

2013.06.10
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カテゴリ: よもやま話

JSBの音楽は、音で色々な試みをしている感じだな。いわば実験をしている。
無闇な試みというわけではなく、筋道を通して推論を立て、それによって音の組み合わせを作り上げていく。

WAMの音楽は、如何にも天賦の才に恵まれた若者の、才気煥発、自由闊達を感じさせる。
そして明るい。苦悩であってもどこか明るい。

 LVBの音楽には、彼自身の思想が見える。そこがJSBの実験、WAMの自ずと紡がれた音楽とはちがう。LVBの音楽は彼自身が意識しての表現である。・・・ように思える。

JSBが生きたのは1685年から1750年。
WAMは1756年から1791年。
LVBは1770年から1827年である。
だから、WAMとLVBは人生の範囲が少しかぶっている。この二人は、お互いに言葉を交わす機会があったろうか。あったとしても話は合わなかったろうな・・・多分。





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最終更新日  2013.06.15 19:16:29
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