作家・吉村昭氏は荒川区出身。数多くの名作を残した吉村氏は作品の執筆にあたり、日本各地を旅し、綿密な現地調査を行いました。

パネル展は、吉村文学にゆかりの深い土地に焦点を当て、吉村氏と取材地との関係を明らかにするものとなっています。

数多く旅した吉村氏ですが、北海道への取材が一番多かったとのこと。
北海道を１５０回以上も訪れ、北海道開発に用いられた囚人を題材とした『赤い人』（舞台・月形町）、伝説の脱獄因を描いた『破獄』（舞台・網走市）といった名作を残しています。北海道での取材をもとに執筆された作品は２０作以上にのぼります。

荒川区、三鷹市、北海道、水戸市、福井県、宇和島市、長崎市にゆかりの作品を直筆原稿や取材写真とともにパネルで紹介しています。入館料も無料ですので、是非ご覧ください。

【吉村昭パネル展　概要】
・開催期間　　１２月５日（水）～１６日（日）
・開館時間　　９：００～１７：００
・入館料　　　 無料
・場所　　　　　ＡＲＡＫＡＷＡ　１－１－１ギャラリー（サンパール荒川２階）

▼「吉村昭パネル展」▼ http://1-1-1.acc-arakawa.jp/event/121217_158.html

▼アクセス▼ http://1-1-1.acc-arakawa.jp/access/index.html