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2018年11月07日
『広がる「布の絵本」の世界 ~だれもが絵本を楽しむために~』と題した講演が5月21日(土)美濃加茂市東図書館で行われた。講師は子ども文庫活動43年、東京布の絵本連絡会代表の渡辺順子さん。図書館は、誰もが使える図書館を目指しており、布の絵本をその手段の一つとして紹介するために講演会を開催。講師からは、「子どもたちの育ち、学び、生きる権利」「作り手のボランティア活動 社会参加とリサイクル」「図書館利用の障害、差別解消法の時代」3つの視点からお話しをいただき、参加者30名に深く共感を与えた。
2016年05月23日
今年度の「のんびり里山観察会」の第1回目を5月7日(土)に行いました。この観察会は、2014年度から美濃加茂市山之上町にある日本昭和村の北部のエリアを利用し、季節の植物や生き物の変化を追いながら、自然と人との暮らしを考えることができればとねがい、行っています。このエリアは、普段は整備をしているので立ち入るのが難しいのですが、観察会を行いながら、参加者の皆さんと一緒に、里山として残したい植物や生き物の確認、里山の利用方法などを考えていく地区です。 1回目は18名が参加、文化の森でのオリエンテーションの後に、観察会エリアへ移動、私たちの暮らしに役立つ食べられる植物、毒のある植物などをのんびり観察しながら、春の自然を楽しみました。 今の時期、観察エリアには多くのイモムシがいます。テングチョウやヒオドシチョウなどチョウの幼虫やガの仲間の幼虫などです。入口近くのエノキの葉はほとんど食べられていました。またヘビイチゴやウマノアシガタ、ハナイカダなどの植物を観察しました。 参加した観察会の仲間からは、「セイタカアワダチソウが食べられるとは思わなかった」や「イモムシがいっぱいいる」「いろいろな鳥の声も聞こえる」などの声が寄せられました。 2回目は7月、夏を迎えた観察会エリアの植物や生き物、漂う空気がどのように変化しているのか、今から楽しみです。
2016年05月07日
美濃加茂市役所で2月6日と7日の両日、市役所庁舎の中を巡りながら市役所の仕事を学ぶ「市役所探検ツアー」が行われ、2日間で親子連れなど約80人が市役所の庁舎を見学しました。 これは、市の仕事を知ってもらう機会をつくることで、市役所をもっと身近に感じてもらおうと、初めて開催しました。 ツアーの参加者は、行政経営課職員の誘導で市役所本庁舎と西館を見学しながら、各課の業務について説明を受けたほか、農林課と市政情報課では担当職員から、「学校机プロジェクト」や「堂上蜂屋柿」などといった最近の話題や普段知られていない業務について話を聞いていました。 また、市議会の正副議長室や議場では、議会事務局が準備したシールをシートに貼るゲームに参加したり、公室で設置した記念撮影用のバックパネルの前で記念撮影をしたりしてツアーを楽しみました。参加者からは「普段では入ることができない場所に入れて良かった」や「これからも親しまれるような企画をしてほしい」などといった感想が聞かれました。
2016年02月10日
美濃加茂市島町にある文化会館で10月3日、「戦後70周年祈念平和講演会」が開催され市内外から約400人が参加しました。 これは、多くの尊い命が犠牲となった先の大戦の終結から70年が経過し、戦争を知らない世代が国民の8割を占めるといわれる中で、市民の皆さんに改めて戦争の悲惨さや平和の尊さを胸に刻んでいただくとともに、市の平和に関するさまざまな取り組みについて広く知っていただくために開催したものです。 この日は、田上富久長崎市長を招き「Peace from 美濃加茂」と題した講演が行われ、長崎市が行っている平和への取り組みを紹介しながら「70年前の長崎で何が起こったかを知り、核兵器の悲惨さや苦しみを皆さんとともに後世に伝え、平和な世の中になるよう一歩ずつ歩んでいきましょう」と呼び掛け、世界中にある核兵器のお現状を取り上げながら、核兵器根絶を訴え続ける必要性を訴えました。 また、この日は、朗読サークルみのかも「声のドラマ」の会による戦争に出兵した息子を待つ母親の姿を描いた「おかあさんの木(大川悦生作)」の朗読や今年8月に長崎市で行われた「青少年ピースフォーラム」に参加した6人の生徒による発表、美濃加茂市平和都市宣言の唱和も行われ、平和への思いを新たにしました。
2015年10月14日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで2月14日、ワインの魅力を知り、家庭で気軽にワインを楽しんでもらおうと「家庭で楽しめるワイン&料理講座」が行われ、市民ら14人が参加しました。 この日は、同市加茂川町にある七森酒店から七森康志さん、七森尚子さんを講師に迎え、実際にワインを試飲してぶどうの品種や産地の違いによる色や香り、味の特徴を学んだり、ワインに合うおつまみとして、蜂屋柿のバターロールなどを調理したりしました。七森(尚)さんは「ワインを知るには、ぶどうの品種を理解することです。産地やぶどうの品種を知って、ワインをもっと楽しんでください」などと呼び掛け、参加者は興味深そうに耳を傾けていました。
2015年02月17日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で2月3日、四季を食べる講座「美濃加茂のオトキ」が開催され、市内外から15人が参加しました。 同講座は、年間を通して季節ごとに内容を変えながら実施する人気講座です。今回は家でお葬式を行う際に弔問客などに振る舞われた「オトキ」料理の調理方法を学び、古くから続く料理を広く知ってもらおうと企画されました。 参加者は、文化の森ボランティアの「伝承料理の会」会員のサポートにより、きんぴらごぼう、サトイモの煮っころがし、ホウレンソウのあえもの、シイタケの含め煮、コンニャクの煮物の調理をしました。また、この他にも、弔問客の持ち帰り用に出されていたという、大きく切って煮た6種類の野菜とミカンやリンゴを盛り合わせた「七つ盛り」など計6品を作り、調理終了後には、「オトキ」の特徴である一つの鉢に盛られた料理を参加者それぞれの鉢から取って食べていました。 参加者らは「このような料理を作ったことがなく、とても新鮮でした」「一つの鉢に盛られた料理を大勢でつつきながら食べるのがとても楽しかった」などと感想を話していました。
2015年02月05日
美濃加茂市生涯学習センターで12月16日、病気の原因や予防、治療について学んでもらおうと「市民のための健康講座」が開かれ、市民ら22人が参加しました。 恒例となっているこの講座は、加茂医師会に協力により月1回のペースで内容を変えながら開催しているものです。 この日は、木沢記念病院外科医の竹内賢医師を講師に迎え、「乳がん 最新の話題」と題した講座が行われました。 竹内医師は、乳がんが日本人女性のがんにかかる確率の一位で、40代後半をピークに高年齢の人がかかりやすいことに触れ、「自己検診を定期的に行い、自分の乳房の変化を感じ取れるようになることが大事」などと予防や早期発見方法について話しました。また、温存術で乳房の整容が保たれるようになってきたことなど最新の検査方法や治療方法なども紹介し、参加した人たちは、メモを取りながら熱心に耳を傾けていました。
2014年12月17日
美濃加茂市太田町にある中央図書館で12月14日、犬のしつけ方の基本を学ぶ「犬の飼い方・しつけ教室」が開かれ、市内で犬を飼っている人やこれから飼おうとしている人など10人の市民が参加しました。 この教室は犬との共生をテーマに、犬の適切な飼育方法などを広く伝えていこうと、今年初めて開催されたものです。 講師には、市内在住で東日本大震災のボランティアとしても活動中ドッグボランティア坂本政子さんを迎え、モデル犬によるしつけ方の実演が行われました。 坂本さんは、散歩の時は常に体の横を歩かせることや、手のひらを見せておとなしくさせることなど、しつけを行う上での注意点を実演。 「叱る時や誉める時は、時間をあけずにすぐに行う」「犬の種類によりしつけ方が異る」など、犬を飼う上でのポイントを話すと、参加者らは深くうなずきながらメモを取るなどして坂本さんの話を真剣に聞いていました。
2014年12月17日
美濃加茂市本郷町にある東図書館で7月26日、図書館に親しむきっかけをつくってもらおうと、英字新聞を使った「エコバッグ」を作る催しが行われました。 これは、子どもたちに夏休みを楽しく過ごしてもらえないかと、この日から始まった東図書館祭りイベントの一つとして同図書館が企画。 参加した約20人の親子らは講師の図書館ボランティアに教えてもらいながら、2枚に重ねられた新聞紙を折ったり、のりで貼り付けたりするなどして、エコバッグ作りに挑戦しました。 完成したバッグを見せ合いながら、親も子も楽しく取り組んでいました。参加した子どもは「ちょっと難しかったけど楽しかった」「作ったバッグにいろんな物を入れて、大切に使いたい」などと話していました。
2014年07月26日
美濃加茂市生涯学習センターで4月22日、病気の原因や予防、治療について学んでもらおうと「市民のための健康講座」が開かれ、市民ら28人が参加しました。 この日は、木沢記念病院整形外科医長 近藤祐一さんを講師に迎え、「“まだ早い”では“もう遅い”!?骨粗鬆症とロコモティブシンドローム」と題した講座が行われました。 近藤さんは、骨や筋肉、関節などの運動器が加齢や障害によりその働きが衰えることによっておこるロコモティブシンドローム(運動器症候群)についてその原因などを説明。骨粗鬆症による骨折を例に挙げながら「入院や痛みがきっかけで寝たきりや認知症になり、さらに状態が悪化するという悪循環に陥ることがある」「骨粗鬆症の原因には、加齢やホルモンバランスに加え、生活習慣病も大きく影響する」などと話しました。 その上で、「若いうちから楽しく体を動かすことが大切。体への適度な負荷で骨は強くなります。特に屋外での運動で紫外線を浴びることは、体内のビタミンDが活性化しカルシウムを吸収しやすくなるのでお薦め」と呼び掛けていました。 参加した人たちは、医師らの呼び掛けに熱心に耳を傾けていました。
2014年04月24日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで3月15日、お金にまつわる話や最近の税制改正のポイントを学んでもらおうと「くらしに役立つ金融講座」が開かれ、市民ら10人が参加しました。 この日、講師には岐阜県金融広報委員会の金融広報アドバイザーの小森信雄さんを迎え、今年4月からの消費税増税のほか近年の税制改正のポイントを学び、暮らしに与える影響について考えました。 小森さんは「税制改正のポイントを知って、節約をするなど対策を練ってください」などと話し、参加者からの改正の時期や年金生活者への影響などの質問に、一つ一つ丁寧に応えていました。
2014年03月18日
年越しそばを年末に食すことで長生きができるといわれていることから、健康長寿を願い美濃加茂市山之上町のみのかも健康の森で12月14日と15日、「年越しそば講習会」が行われました。 この講座は、自らの手でそば粉をこねて作ることで、そば打ちの楽しさを知ってもらおうと開かれ、この時期の恒例となっています。 健康の森で厨房を担当している片桐幸代さん(山之上町)と佐伯幸子さん(川辺町)が講師を務め、参加者は、飛騨産の蕎麦粉を使って蕎麦粉8割の「二八蕎麦」にチャレンジ。そば粉に対する水の量や水を加えるのは回数に注意し、1回目の水を入れ指先を使って円を描くように素早く混ぜてそば粉をパン粉状にしたり、2回目の水は少しずつ回し入れ耳たぶ程度の柔らかさに練ったりするなど、そば打ちのコツや奥深さを体験していました。 講師の二人は、「これからも、多くの人にそば打ちを楽しんでもらえるとうれしい」と話し、参加した人たちからは「水の加減と練りが難しかった」、「なかなかうまく伸ばせなく、もう一回やりたい」などと話していました。
2013年12月17日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で9月3日、この地域に伝わる料理を学ぶ「四季を食べる講座」が開かれ、今回は「炭火で焼くさんま」にチャレンジしようと20人の市民らが参加しました。 参加者は、文化の森ボランティアの「伝承料理の会」会員のサポートにより、さんまの目をくりぬいて尾びれをそこに通して輪状するなどの下ごしらえをしたり、ご飯を炊いた炭を利用して火を起すなどして、さんまの炭火焼きを作ったほか、「とうがん汁」、「きゅうりとわかめの酢の物」、「芋きんとんの茶巾」、「釜で炊いたご飯」など5品を料理しました。 「伝承料理の会」の皆さんは、「昔は七輪で焼くことがほとんどで、火をまんべんなく通すために魚を輪状にして焼いていた」や「昔は鮮度がいい状態で手に入ることが少なく、腹から焼いてしまうと肝の部分が落ちてしまうことがあるので、背中から焼いていました」などとさんまについて話をしていました。 参加者は「今日始めて講座に参加しました。炭火で焼いたさんまは家のグリルで焼いたのとは違って、とても芳ばしくて、皮もパリパリで美味しかったです。釜で炊いたご飯ももっちりしていて驚きました。りんご入り芋きんとん、とうがん汁はぜひ家で作ってみたいです。」などと感想を話していました。 次回の「四季を食べる講座」は、11月6日(水)「伝承deパーティー」を行います。
2013年10月04日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで9月11日、一時的にお子さんを預かり、お世話をする、「託児ボランティア」の養成講座が開かれ、市内外の子育て支援に興味のある女性17人が参加しました。 これは子育て中の人が社会参加や学習活動に参加する時に託児ができる環境を充実するために行われ、日本赤十字社の幼児安全法指導員や市職員が講師となり、子どもとの関わり方や事故の予防、ケガの手当てなど託児に必要な知識と技術を受講者に指導するもので、全5回の講座です。 この日は、乳幼児の心肺蘇生をテーマに、幼児が異物を飲み込んだことを想定して、異物除去から心臓マッサージ、人工呼吸、AED使用までの一連の流れを乳幼児用の人形を使い実際に体験しました。参加者らは成人とは違う幼児に行う心臓マッサージやAEDに戸惑いながらも、講師の指導に真剣に取り組んでいました。 講座の後、参加者らは「今日学んだことを実際の現場できるか不安だけど、何も知らないより一度体験することができてよかった」、「実際にAEDを操作することができて、貴重な体験ができた」、「今日の講座をしっかり学んで実際の場面で動けるように備えたい」などと話してくれました。
2013年09月17日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で9月7日と8日に、森ならでは工作を親子で楽しんでもらおうと「森の音づくり講座」が開かれ、両日あわせて2歳から小学校6年生までの子どもたち105人が工作を楽しみました。 この日は、木のぶんぶんゴマ作りに挑戦。あらかじめ二つの小さな穴のあけてある子どもの手のひらサイズの木片に、タコ糸を通して糸を結び完成。中には、木片にマジックで思い思いの模様を描いている子どもたちもいました。糸の両端を持って、最初に木片をくるくると回転し、糸をねじります。次に、そのねじりをとるように糸を引っ張ったりたるませたりを繰り返すと、ぶんぶんと音を立てて回転します。 子どもたちは、木片の両サイドに小さく切ったストローを付けたりして、より大きな音が出るよう工夫しながら作り、完成したぶんぶんゴマを勢いよく回転させて、友達の作ったものと音の大きさを比べて楽しんでいました。 きょうだい3人で参加した山手小学校4年生の玉田華渚太さん(9歳)は、「回すのに少しコツがいるみたい。ストローを付けた方がいい音がしたり、木に描いたシマ模様が開店すると丸に見えたりして楽しかった」などと話していました。
2013年09月11日
美濃加茂市本郷町にある東図書館で9月7日、世界遺産の魅力を知ることで国際理解を深めてもらおうと「世界遺産講座」が開かれ、市民ら約20人が参加しました。 この日、講師には、旅する世界遺産研究家の久保美智代さんを迎え、「写真で旅する世界遺産」と題して講演が行われました。 愛媛でアナウンサーをしていた久保さんは、現在981カ所ある世界遺産のうちこれまでに356カ所を訪問したと話し、大トカゲのコモドドラゴンがいるインドネシアのコモド島やサンゴ礁が広がるオーストラリアのグレートバリアリーフ、東南アジアの雄峰であるマレーシアのキナバル山では高山病に耐えながら登頂を果たすなど、お気に入りの50カ所ほどのスライドを見せて来場者を旅の気分にさせました。 また、世界遺産が何のためにあるのか、その意味を自分なりに探しながら旅をしてきたことを振り返る久保さんは、ユネスコ憲章(前文)の一部である「戦争は人の心の中で生まれるものであるから、人の心の中に平和のとりでを築かなければならない」をあげ、「世界遺産を知ることは、世界の偉大さを知ること。そして、心の中の平和のとりでをもっと高く、もっと分厚くすることが究極の魅力」と話しました。さらに、「国、社会、宗教を超えて、世界で守る宝物が世界遺産。皆さんも心の中の平和のとりでを築いていってください」と呼び掛けました。 来場者は、久保さんの話す世界遺産の新しい見方に、感心しながら耳を傾けていました。
2013年09月10日
みのかも文化の森が主催する夏休み講座、「ジオ・ランプ」作りが8月15日、文化の森のエントランスホールで行われ、子どもたちとその家族約100人が参加し工作を楽しみました。 この企画は、文化の森が毎年夏休みに開催している「ふらっとみゅーじあむ」という講座の一つとして開催したもので、この日は、3色の粘土を輪にして積み重ね、大きな筒を作り、粘土に穴を開けたり、ガラスを埋め込んだりして、ライトの光があふれるランプを作成。文化の森スタッフの指導のもと、参加者は用意された粘土や竹串を使い、思い思いの色や模様をつけて、自分のオリジナルのランプを作りました。完成後、子どもたちは自分たちが作ったランプを満足気に見つめていました。 子どもたちは「粘土をうまく丸にするのが難しかった」「キラキラしてる」「粘土をいろんな形にするのが楽しかった」と話してくれました。 また、ふらっとみゅーじあむはテーマを変え、8月22日までの毎週木曜日、午後2時から(午後1時30分受け付け)文化の森エントランスホールで開催されます。
2013年08月19日
▲顕微鏡で微生物の活動を見ている様子 夏休みを利用して水環境の大切さを市民に知ってもらおうと8月11日、夏休み親子下水道教室が開催され、市内の親子が参加しました。 参加者は、蜂屋川公共下水道の終末処理施設のある「あじさいエコパーク(加茂野町)」に集合。下水道の仕組みを簡単に紹介するビデオを見たり、担当職員から下水をきれいにする仕組みの説明を受けたりした後、微生物が汚泥を処理する様子を顕微鏡で見るなか、実際に処理している汚水の水質調査を体験しました。 兄弟で参加した蜂屋小学校4年生の鈴木賢くん(9歳)と修くん(9歳)は、「微生物が水をきれいにしていると知ってびっくりした」「夏休みの研究にとても役立った」と感想を話してくれました。
2013年08月15日
みのかも文化の森が主催する夏休み講座、ふらっとみゅーじあむ「Let’s クライム」が8月1日、文化の森のエントランスホールで行われ、子どもたちとその親約60人が参加し工作を楽しみました。 この企画は、文化の森が毎年夏休みに開催している「ふらっとみゅーじあむ」という講座の一つとして開催したもので、この日は、15cm四方の厚紙にハの字になるようにストローを貼り付けそこに糸を通して、左右交互に糸を引っ張ると厚紙が昇っていく、昔ながらのおもちゃを作成。文化の森スタッフの指導のもと、参加者は用意された色紙やペンを使い、カブトムシや蝶など思い思いの絵を描き、自分だけのオリジナルのおもちゃを作りました。完成後、さっそく子どもたちは糸を左右に引っ張り、高く昇っていくおもちゃを満足気に見つめていました。 子どもたちは「真剣に作ったのが出来上がってうれしかった」「色をたくさん使って、きれいにできてよかった」と話してくれました。 また、ふらっとみゅーじあむはテーマを変え、8月22日までの毎週木曜日、午後2時から(午後1時30分受け付け)文化の森エントランスホールで開催されます。
2013年08月06日
美濃加茂市蜂屋町にあるみのかも文化の森で8月1日、夏休み子ども講座が開かれ、17人が「古代アクセサリー作り」に挑戦しました。 これは、博物館らしい、ていねいなモノづくり体験をしてもらおうと企画。美濃加茂市内で出土した1,500年前ごろの高蝋石(こうろうせき)の勾玉(まがたま:アクセサリー)を実際に手で持ってみたり、紅滑石(べにかっせき)という石材を使って古代アクセサリーを作ったりしました。 この日は、学芸員が特別に常設展示室にある勾玉をケースから取り出すと、参加者は、両手で、やさしく、ゆっくりと手ざわりや重さなどを観察し、「つるつるしていて気持ちいい」「意外と軽かい」、と話しながら次の人へと手渡していました。 次に行われた「古代アクセサリー作り」では、まず、石材にデザインを描き、鉄やすりやペーパーで成形したり、古代人と同じように川原石で研磨したりしていました。参加者は「きれいに丸みを作るところが難しい」「川原石で削るときれいになる」と話して、真剣に石を削っていました。
2013年08月05日
美濃加茂市太田本町にある太田宿中山道会館で6日、華道教室が行われ、市民ら13人が参加しました。 この教室は、同市と富加町が進める地域総合型スポーツクラブ「MT夢クラブ21」が、市内の文化振興を図るとともに、より多くの人に華道を楽しんでもらうことを目的に企画した、今年初開催の教室です。 この日は市内で活動をする松月堂古流の指導者、曽我千恵子さん(72歳)の指導で、竹とトルコキキョウを生けて七夕飾りを作りました。流派の一つである松月堂古流を基本に、竹をバックに背の高い順でトルコキキョウを手前から生けるなどして、作品が立体的に見えるように生けました。その後、平安貴族が七夕行事の一つとして飾っていた願い糸を飾りました。参加者らは、願い糸にそれぞれの願いを胸に思いながら丁寧に飾っていました。 参加した山本詳子さん(9歳)は「お花がきれいに飾れてよかったです。七夕飾りとして家に飾っておきたいです」などと話していました。
2013年07月09日
生涯学習のサポート活動をしている生涯学習アシスタント会(安江ちか子代表)が、デジタルカメラの操作を覚えて、楽しんで使ってもらおうと、美濃加茂市太田本町にある中山道会館で23日、「楽しいデジタル写真講座」を開きました。 この日、講座に参加した市民ら10人は、講師のカメラマン東まゆみさんの指導で、室内に配置したぬいぐるみや花などを被写体として写真を撮影。 参加者は、撮影場所の明暗に応じて露出補正をかけることや逆光と順光についてなどの講師の説明を聞きながら、思い思いの写真を撮影していました。参加した三品悦子さん(70歳・坂祝町)は「カメラサークルに何度か通ったこともありますが、マクロ撮影などの方法を写真の例などを見せながら分かりやすく教えてくれてよかったです」と話していました。
2012年10月26日
美濃加茂市北部にある伊深の地域づくりを進めている伊深地区まちづくり協議会が9月8日、野菜づくりの楽しさや喜びを体験してもらおうと「秋冬 野菜づくり講座」を開催しました。 この日、若い主婦や家族で参加する市民ら15組(約30人)が、同協議会(大矢伸司会長)ら7人のメンバーの指導を受けながら、1区画4m×6m程度の畑に畝を作って、ネギやジャガイモの苗を植えたり、ダイコンやコマツナなどの種をまいたりしました。 今後は、間引きや草取りなどを行い、12月ごろから収穫できる見込みで、それぞれ収穫した野菜は持ち帰り食べるなど、土の恵みを再確認できる講座となっています。 家族4人で参加した、市内清水町の北島孝浩さん(38歳)は「スーパーで売っている状態の野菜ではなく、一から作る野菜というものを子どもたちに知ってもらいたいと思い参加してます」と、また北島さんのお子さんで朋佳ちゃん(6歳)は「肥料とハクサイの種をまいたよ。楽しかった」と話してくれました。
2012年09月10日
美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで1日、バイオリン体験教室が行われ、市民4人が参加しました。 この教室は、同市と富加町が進める地域総合型スポーツクラブ「MT夢クラブ21」が、バイオリンという歴史ある名器を体感してもらう目的に企画し、今年初開催の教室です。 この日は椋バイオリンクラブの代表者、栗山幸浩さん(75歳)の指導で、最初に栗山さん自作の練習道具を使って、バイオリンを弾くイメージを学習。その後、実際にバイオリンを使い、童謡「チューリップ」の前奏部分を練習しました。 参加者は「バイオリンを始めて触ったけど、音を出すのがこんなに難しいとは思わなかった」などと話していました。
2012年09月04日
子育て中の人や子どもとかかわりのある人に子育てが楽しいと感じてもらうため、8月4日(土)に坂祝町黒岩にある坂祝町中央公民館で、定住自立圏図書館講演会として美濃加茂市、坂祝町、八百津町の合同による「ブックドクターあきひろさん講演会」が開かれ、3市町の約100人の親子らが読み聞かせなどに参加しました。 講師のブックドクターあきひろさん(杉本昌弘さん)は、新聞のコラムの欄で悩みごと相談に絵本で処方する日本初のブックドクターとして活躍しています。第1部で親子を対象にした読(よ)あそびとして、講師が読み聞かせを行いました。あきひろさんは子どもたちに話しかけながら、本を選んで読み、参加した親子は楽しいひとときを過ごしました。 また、第2部の親を対象とした「母のわが子への語りかけ」をテーマとした講演を行いました。
2012年08月08日
図書館に親しむきっかけをつくってもらおうと、美濃加茂市本郷町にある東図書館で7月30日、似顔絵を描く「イラスト教室」が行われました。 笑顔を届けたいとの思いから県内外で似顔絵を描く活動などをしている「似GAO笑(にがおえ)屋」の多恵子さんを講師に似顔絵を書くコツなどを教えてもらいました。 教室は、午前中の小学3年生から中学3年生まで、午後からの幼児から小学2年生までの2回に分けられ、講師の補助をする中学生ボランティアを含め約50人が参加しました。 参加した子どもたちは二人一組とり、講師の多恵子さんから目の書き方や笑顔の口の書き方などを教えてもらい相手の顔を描きました。描いた顔をプラ板に写してキーホルダーをつくり、相手の子にプレゼントをしました。 8月7日(土)から21日(火)まで東図書館ロビーでは、「似GAO笑(にがおえ)屋」の多恵子さんの作品展示を行います。
2012年08月02日
行政は行政でなければできない仕事を集中的に進めるため、民間企業や地域組織とそれぞれの役割を分担し、協働でサービスを提供する「新しい公共」を目指していこうと、美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで7月10日、みのかも定住自立圏として協定を結ぶ美濃加茂市と加茂郡7町村の首長や担当職員を対象に、自治体経営の改善方法を学ぶ勉強会が始まりました。 この日、約60人が参加し、地方自治体の政策立案や行政評価などを支援している監査法人で公認会計士の吉村祐二さんの講演を聞きました。 吉村さんは、行財政運営の有効性や経済性について監査委員以外の第三者が評価する「包括外部監査」を解説するとともに、「監査は自律機能の強化策の一つ。評価から自治体が課題をどのように解決していくかを考えることが必要」と呼び掛けていました。 勉強会は来年1月までに全5回行われ、全体を通して、自治体の内部統制と、それを補完する監査機能の強化について学びます。
2012年07月12日
生涯学習のサポート活動をしている生涯学習アシスタント会(安江ちか子代表)が、市民の皆さんに元気で充実した生活をしてもらおうと、美濃加茂市太田町にある生涯学習センターで7月5日、「パステルアート体験講座」を開きました。 この日、講座に参加した市民ら15人は、講師の杉山千珠さん(日本パステルホープアート協会認定インストラクター)の指導で、15cm×15cmの画用紙に、チョークに似た18色のパステルをカッターナイフでパウダー状に削り、それを指やコットンを使って自由に絵を描き、30分ほどで完成させていました。 出来上がったものは、どれも穏やかで温かみのある優しい感じのする作品で、参加者同士で絵を見せ合いながら、お互いの素敵なところを受け入れたり共感したりしていました。 パステルアートを初めて体験した辻久美子さん(森山町)は「絵を描くことで、心が穏やかになり、希望が湧き気持ちが元気になりました」と話していました。
2012年07月06日
美濃加茂市出身の航空科学評論家、野口常夫さんの夢に対する情熱や経験を市民らに伝えようと「~大空への夢~ 野口常夫さんと紙飛行機工作体験」が2月18日、美濃加茂市の中央図書館で行われ、市内外の小学生から大人までの約20人が参加しました。 野口さんは、1992年にアメリカのスペースシャトル「エンデバー号」で毛利衛さんが宇宙実験に使用したグライダーの設計・制作者で、この時のエピソードや飛行機が飛ぶ仕組みなどを野口さんから学びました。 続いて、紙飛行機作りを行い、できあがってから早速飛ばしてみました。すると、真っすぐに飛んだり曲がって飛んだりして、それぞれが飛びぐあいを見ながら紙飛行機の完成度を確かめていました。 参加した太田小学校3年生の長瀬右京くんは「風力の実験で、垂れている紙の上側に強く息を吹いたら、垂れていた紙が持ち上がったことに驚いた。紙を切り取って作る紙飛行機は初めてだったけど、説明を聞きながら作ったら難しくなかった。98点のできです」と感想を話してくれました。 野口さんは「どんな紙飛行機でも、できあがってから羽をねじったりして調整するといい。どうしたら真っすぐ飛ぶか、いろいろと工夫して楽しんでください」と話していました。
2012年02月20日
女性と男性が互いに人権を尊重しつつ、喜びも責任も分かち合い個性と能力を十分に発揮することができる社会にしていこうと、加茂郡坂祝町の中央公民館で2月9日、「男と女のわくわくコミュニケーション講座」の初回が行われました。 この講座は、美濃加茂市のほか坂祝町と川辺町の合同で開催され、1市2町に住む40代から60代の10組の夫婦らが参加しました。 初回のこの日は「パートナーのためのこだわりコーヒー」と題して、美濃加茂市太田本町で喫茶店を営んでいる篠田 康雄さん(39歳)を講師に招き、家庭でできるおいしいコーヒーの入れ方として「コーヒーを抽出する時間、お湯の温度、挽いた豆のあらさがポイントとなります。お湯はゆっくりと丁寧にそそぐとよい」などというプロのコツを学びました。 参加した人は「同じようにコーヒーを入れたつもりですが、人によって味に差が出ておどろきました」などと話していました。 なお、この講座は2月25日(土)に加茂郡川辺町の中央公民館で、男性向けに「お茶名人に学ぶおいしい日本茶」、女性向けに「プロに聞くポイントメイク」。また、3月10日(土)に美濃加茂市の生涯学習センターで「ちょっとすてきになるコーディネート術」と「すっきりハンドマッサージ」と題した講座が開かれます。両日の開催についての詳しいことは、美濃加茂市役所市域振興課(0574-25-2111 内線361 担当:日比野)にお尋ねください。
2012年02月10日
年越しそばを年末に食すことで長生きができるといわれていることから、健康長寿を願い美濃加茂市山之上町のみのかも健康の森で12月17日と18日、「年越しそば講習会」が行われました。 この講座は、自らの手でそば粉をこねて作ることで、そば打ちの楽しさを知ってもらおうと開かれ、この時期恒例となっている人気の講習会で、2日間で市民ら25人が参加しました。 健康の森で厨房を担当している片桐幸代さん(山之上町)と佐伯幸子さん(川辺町)が講師を務め、参加者は、飛騨産の蕎麦粉を使って蕎麦粉8割の「二八蕎麦」にチャレンジ。そば粉に対する水の量や、水を加えるのは2回に分け、1回目でパン粉状にして2回目は少しずつ回し入れ耳たぶ程度の柔らかさにしていくなど、そば打ちのコツや奥深さを体験していました。 講師の二人は、「毎回、好評の講習会となっています。これからも、多くの人にそば打ちを楽しんでもらえるとうれしい」と話し、参加した人たちからは「年1回の年末の楽しみで参加しています。なかなか上手く打てないけど楽しんでやっています」、「自分で打ったそばは、麺のコシや風味がよく、麺の太さがマチマチで手作り感があって最高です」などといった声が聞かれました。
2011年12月20日
▲講師を務めた加茂農林高等学校の小川正樹流通科学科長 市民一人一人の学習機会を広めようと活動している生涯学習アシスタント会(安江ちか子代表)が企画・運営する「寄せ植え講座」が7日、本郷町の加茂農林高等学校で行われました。 この講座は、ガーデンシクラメンやカルーナ、チェッカーベリーなど9種類の花を使い、市民の皆さんに「寄せ植え」の楽しさと、多くの花について知ってもらおうと昨年度から開かれているもので、市民20人が参加しました。 この日、講師を務めたのは加茂農林高等学校流通化学科の小川正樹学科長。1年生の生徒4人が補助に入りながら、花の彩りとして反対色や同系色で並べるコツや、寄せ植えを置く場所によって花の配置を変えるコツなどを指導しました。 参加者の中には「寄せ植え」が初めてという人もいて、「オリジナルの寄せ植えが出来あがるのでとても楽しい」、「家の中が華やかになり、明るい気持ちでお正月が迎えられます」といった感想も聞かれました。▲参加者に指導する加茂農林高等学校の1年生生徒
2011年12月08日
美濃加茂市の総合福祉会館で、乳幼児家庭教育学級生(市内在住のゼロ歳~就園前の子どもをもつ親)を対象に「クリスマス会」が開催され、ハンドベルの演奏や音楽遊びなどを楽しみました。 この企画は、クリスマスの行事を通して、親と子の絆を育成し、子育ての大切さを認識してもらおうと、12月6日から22日までの間で地区ごとに7回(約600組)に分けて行っているものです。 この日、会場には、中部台地区の約80組の親子が集まり、音楽療法士による歌や楽器の演奏に親子で一緒に参加する音楽遊びを楽しみました。「ジングルベル」や「サンタが町にやってくる」などのクリスマスの音楽にあわせ、親子で鈴を鳴らしたり、ポンポンを振ったりと親子で触れ合いました。 この会は、乳幼児学級を卒業した人たちがボランティアとしてサポートしており、最初にハンドベルの演奏も披露しました。 最後に、突然、サンタクロースが会場に現れると、子どもたちは目を丸くしながらも、サンタさんの持ってきた、プレゼントを受け取っていました。
2011年12月08日
自然エネルギーの潜在能力を知ってもらい将来のエネルギーについて考えてもらおうと、美濃加茂市山之上町にある日本昭和村で、11月20日、美濃加茂市とi.con岐阜塾の共催で「アイコンカフェin日本昭和村 みのかも新エネルギー勉強会」が行われました。 この日、会場には参加を希望していた市民ら約100人が集まり、こども博士の田渕宏太朗くん(南山小学校6年生)による、オレンジからバイオエタノールを作った研究発表を聞いたり、バイオエタノールを利用して発電したりするなどの体験をしました。 参加した加茂農林高校林業工学科の眞田大樹さん(2年生)は、「不要となる木材をバイオエタノールにするヒントとなった。うまく発展していけたら」と話していました。
2011年11月22日
生涯学習アシスタント会(安江ちか子代表)が企画・運営する「美濃加茂を知ろう」が行われ、市民約40人が参加し市内のお寺や市の施設などをバスで巡りました。 この講座は、自分たちが暮らしているまちの「知らない場所」や「知らないこと」を学び、新しい美濃加茂を再発見しようと企画されたものです。 参加者は、蜂屋町の瑞林寺やヤマザキマザック、中山道会館などを見学し、各地で担当者の説明に聞き入りながら、瑞林寺では「市文化財の絵に感動しましたし、美濃加茂に歴史を感じました」、ヤマザキマザックでは「大変な仕事をしていることが理解できてよかった。もっと多くの人に見てもらうといいのに」などと感想を話していました。
2011年11月19日
自然の中で四季を感じながら、植物と触れてもらおうと山之上町のみのかも健康の森で20日、「花飾り教室」が行われました。 この講座は、季節の植物を使って「花飾り」の楽しさを知ってもらおうと開かれ、平成11年から毎年、年4回ずつ開催している人気の教室で、この日は市民ら44人が参加しました。 講師を務めたのは、市内で庭木や草花の販売業を営む渡辺英雄さん。教室では、花の彩りとして反対色と同系色を並べるコツや、背の高い花を飾り方などいろいろなコツを学びました。講師の渡辺さんは、「植物の楽しみ方も時代によって変化してきている。これからも、その時代に合わせた寄せ植えの方法を皆さんに提供していきたい」と話していました。 また参加者からは、「コツを聞いて、自分で工夫して飾られるのでとても楽しい」、「四季の植物を使って指導してくれるので楽しい」などといった声が聞かれました。 12月には、お正月の寄せ植えを学ぶ教室も開催予定とのことで、参加者は随時募集しているとのことです。誰でも参加できる講座です。興味がある人は、みのかも健康の森29-1108へ問い合わせてみてはいかがでしょうか。
2011年10月20日
多くの人に認知症に対する意識を高めてもらい、共に支え助け合えるまちづくりを考えていこうと10月8日、美濃加茂市の総合福祉会館で「認知症啓発講演会」が開かれ、約150人の市民らが参加しました。 講演会は、講師に女流講談師の田辺鶴瑛さんを迎え、「ふまじめ介護~一人で、頑張り過ぎじゃない?~」と題して介護講談が行われました。 田辺さんは、自身が実母と義母の介護経験と、現在は認知症状の義父を自宅で介護している経験をもとに、釈台と呼ばれる小さな机の前に座り、張り扇でそれを叩いて調子を取りつつ、介護現場でのさまざまな出来事や本音をユーモアたっぷりに語りました。 田辺さんが語る「自分の人生を犠牲にしないで、長続きする介護を目指して」「無理するのではなくやりたいことをしながら介護を楽しむ」などという呼びかけに、参加者らは、田辺さんのユーモアな語りに思わず笑顔を見せながらもうなずく様子が見られるなど、介護について考える良い機会となりました。▲女流講談師の田辺鶴瑛さん▲前講をされた女流講談師の田辺銀冶さん
2011年10月11日
地元で生産されたものを地元で消費する「地産地消」を通して、生産者と消費者が交流し、理解し合いながら、地域の資源や産業を再認識することを目的とした「地産地消講座」が美濃加茂市蜂屋町にある下東公民館で開かれました。 今回の講座には、市内の親子10組32人が参加。はじめに、蜂屋町で農業を営んでいるぶんぶんファームの坂井文好さん(54歳)から、この地域の栗栽培の状況や、栗の渋皮が簡単にむける新品種の「ぽろたん」などの話を聞き、公民館近くにある坂井さんの栗畑で栗の収穫体験をしました。 参加者はその後、公民館に戻り、あらかじめ収穫していた栗を使って栗きんとん作りを体験し、作りたての栗きんとんと、坂井さんが用意した栗ご飯、そして、栗のつぶつぶ入りのシフォンケーキを食べて栗三昧の秋の味覚を堪能しました。 親子で参加した山之上小学校4年生の長瀬美羽さんは、「栗きんとん作りで、つぶした栗を握って形をつけるのが楽しかった。食べてみると、栗の味が口いっぱいに広がって、とてもおいしかった」と感想を話してくれました。
2011年09月26日
みのかも文化の森主催の夏休み企画「野口常夫先生とつくるグライダー」が10日、みのかも文化の森で行われ、市内外の小学4年生から中学生までの約20人が参加しました。 この企画は、当市出身の航空科学評論家、野口常夫さんの夢に対する情熱や経験を子どもたちに伝えようと、今年度初めて開催されたものです。▲グライダーの部品が印刷された画用紙▲グライダーや飛行機が飛ぶ仕組みについて野口先生が分かりやすく解説 野口さんは、1992年にアメリカのスペースシャトル「エンデバー号」で毛利衛さんが宇宙実験に使用したグライダーの設計・制作者で、今回の企画では、この時のエピソードや飛行機が飛ぶ仕組みなどを野口さんから学びながら、子どもたちがグライダーを制作しました。 参加した子どもたちは、「羽と尾翼、バランスを保つためのおもりがあれば、どんな形でも飛ぶ」などと言った野口さんの話に、真剣な表情で耳を傾けながら作業していました。▲グライダー制作風景 また、この講座の前には、ふらっとみゅーじあむ「ペーパーグライダー」という夏休み講座も野口さんを講師に行われ、市内外から約150人が参加して簡単に作れるペーパーグライダーづくりを楽しみました。
2011年08月10日
美濃加茂市の総合福祉会館で7月13日、高齢者の皆さんにコミュニケーションの場と脳の活性化に役立ててもらおうと、高齢者が集うサロンを運営している人たちやケアマネージャーらが集まり、「コミュニケーション麻雀」を学ぶ会が開かれました。 「コミュニケーション麻雀」は、牌の大きさが縦10センチ横7センチ巾5.2センチで通常より大きいタワシぐらいのサイズで、一つ238グラムとリハビリにもちょうどいい重さの竹製の牌を使い、1卓に8人が参加し、2人1組で相談しながらゲームをします。 また、ルールも通常の麻雀と比べ簡単で分かりやすくなっていたり、気軽な会話による交流や手と指を動かすことで脳への刺激を与えたりできるため、高齢者の介護予防にと期待されています。 この日、兵庫県にあるコミュニケーション麻雀協会の松尾やよいさんを講師に迎え、ゲームのやり方のほか、楽しさや効果などの説明を受けました。 実際にゲームをやってみた24人の参加者からは、「やっていると夢中になりそうで、お年寄りにもとても良いと思う」や「隣の人と話しながらできて力を合わせることが実感できました」などと感想が聞かれ「コミュニケーション麻雀」の楽しさやルールを学ぶ機会となりました。
2011年07月14日
美濃加茂市は、「ここに住むしあわせ。HOTエリアみのかも。」をつくるため、美濃加茂市を中心とした地域「みのかも定住自立圏」を売り込む商品開発や、地域の社会貢献活動を支援していこうとする事業を始めたところ、これまでに子育てや農業、多文化、まちづくり活動などバラエティーに富んだ25の団体や事業者の皆さんが応募を検討されています。そこで、生涯学習センターで7月5日、応募を検討している皆さんに、異業種間の新たなネットワークや将来に向けての財産につなげてもらおうと、経営ノウハウを学ぶ勉強会が開かれました。 この日、講師に中小企業診断士の伊藤慎吾氏を迎え、事業計画の考え方や作り方を学びました。講師の伊藤さんは、小さな目標のつながりを考えて、大きな目的や目標を実現するための道具として「戦略マップ」をあげ、これは、いろんな目標などを会計・お客様・業務・学習の4つの視点に区分し、その目標などについて因果関係のあるものを矢印でつないで図式化していくことで、ものごとをつながりで考えることができ、なんとなくでも自分たちの成長ストーリーが目に見える形で描けるようになるなどと説明されました。 そのほか、儲けの仕組みなどの説明や、ワーキング形式での意見交換などが行われ、会場に集まった人たちは、勉強会や交流会でお互いを知ったり刺激しあったりする機会となりました。
2011年07月06日
美濃加茂市の中央図書館で6月8日、子どもたちに読み聞かせのボランティア活動をしている人や読み聞かせに関心のある人たちを対象に、読み聞かせのテクニックやポイントを学んでもらおうと「読み聞かせステップアップ講座」が開かれました。 この日、「エプロンおじさん」の愛称で全国各地で読み聞かせや講演会を行っている別院清さんを講師に迎えて講座が行われました。 講座では、講師の別院さんが「声は低く温かい声を出す、句読点に注意、 文意をつかみ強弱、高低、緩急をつけて読む」などの読み聞かせのテクニックや、「ことばの裏には、心や体が動いている。これは、言葉の間、体を動かす間、心が動く間、物語の時間的経過をあらわす間、視点のかわる間につながり、もう一つつけ付け加えるなら子どもたちの反応といえる、生きた間がある。テレビやビデオにはこれがない。」などという呼び掛けに、会場に集まった52人の市民らはうなずきながら読み聞かせのコツを学んでいました。
2011年06月10日
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