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うーん、何をやっても上手く行かない事ってあるんですね~。先日の海外出張で、取引先との商談中にいきなり失神し救急車のお世話になるわ、帰路に立ち寄ったバンコクの空港でATMにクレジットカード入れたまま回収忘れるわとドツボにはまっている私ですが、やはり「二度あることは三度あるっ!」って言うのは本当ですね。今度は携帯なくしちゃいましたぁ~(涙)。 どこでなくしたのかも定かではないんですが、なくしてから2日ほど経過しているのに連絡がないって事は絶望的なんでしょうね。もちろん、一応届け出はしてますし携帯の使用を一時休止にしてあります。今までにも水没させてぶっ壊したりした経験はあるんですが、なくしたのは今回が初めてです。まぁ、諦めてさっさと新しい携帯に替えるしかないんでしょう。 それでも結構困った問題が幾つかあります。もっとも困ったのは、得意先の電話番号とかPCに保存しておかなかったので、もう一度新しい携帯に入力するのが実に面倒です。特に、海外得意先の電話番号なんて、アドレス帳ありませんから一々名刺で確認しなおさなきゃなりません。それと、使っていたのがソフトバンクなんですが、コイツは携帯電話本体の代金が結構高額です。もちろん、2年だか継続して使用するという条件で実質無料に近い割引になっているんですが、途中でなくした場合は残金払わなきゃいけなかった気がします。 もう一つ困った問題が(苦笑)。現在の仕事先がすべて海外と言う事もあり、会社の電話と言う物は設置せずにすべて携帯電話で仕事のやり取りしてました。・・・って事は、現状海外の取引先から連絡取りたくても、「現在お客様の都合で・・・」って言われて音信不通って訳です。まぁ、主要な得意先にはすぐにメールにて簡単に事情説明しておきましたけど、それにしてもイヤハヤ・・・。体調に気を取られがちで、注意力散漫になっている事は確かですから今後更なるトラブルが生じないよう気をつけます。
2010/05/29
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ついていない時は、とことんドつぼるもので今回の海外出張中のトラブルはこんなもんじゃ終わりませんでした。いつまた突然失神するかと言う不安に駆られながらも、副業の「おさかな逸品堂」の為にベタを仕入に帰路にバンコクに立ち寄りました。・・・騒乱がピークに達しようとしていたバンコク入りと言う時点で「こりゃトコトン行くなっ」って覚悟していたのですが、スワンナプーム国際空港に降り立ってすぐに、次なるトラブルが私をお出迎えです(苦笑)。 まぁ、常識的に考えればこの時期のバンコクに立ち寄る外国人はビジネス目的以外であれば余程の平和ボケしたアホウな訳で、空港内もいつもの混雑が想像出来ない位にガラガラでした。パスポートコントロールもまったく並ぶことなく通り抜けたとこまでは良かったんですけどね~。何気に空港のATMを使い、当座の活動資金を下ろした時に不幸はやってきました。あっ、ちなみに国際キャッシュカード(私は楽天VISA)を使えば、世界中ほとんどの国でその国の通貨で、カード内の預金を引き出す事が出来るので便利です。もちろん、日本国内では普通のバンクカードとして使えますし、世界中でVISAクレジットカードとしても使えるので、最近海外出張はもっぱらこれを使ってます。まぁ、正確にはクレジットカードではなくデビットカードですから、口座に預金した金額内でしか使えませんけど事前に十分な額を預金しておけば問題ありません。また、デビットカードなので例えばホテルのデポジットなどの際には利用できません。 とにかく、バンコクの空港でそのカードを使いATMから10万円分ほど預金をタイバーツで引き出すことにしました。いつものようにATMを操作し、お金をひきだして・・・、とその時「あれっ、なんとなく眩暈がする気が・・・」。幸いにもその時は単なる気のせいだったのですが、一度オランダでいきなり失神しただけに、ちょっとの事でも過剰反応しちゃいます。まぁ、その時はなんでもなかったのでATMからお金を受け取り、空港からタクシーで市内のホテルに向かいました。 ホテルで無事チェックインして、ほっと一息ついてたらとんでもない事に気が付きました・「あれっ?空港のATMで国際キャッシュカード回収したっけ?」・・・そうなんです、体調に気を取られるあまりタイバーツは受けとりましたが、肝心のカードを取り戻すの忘れATMに挿したままでしたぁ(涙)。まぁ、こんな場合キャッシュカード自体は回収することは不可能と考えて間違いありませんから、一刻も早くカードの利用停止をしなくてはなりません。 ・・・って事で、携帯を使って日本にある楽天バンクのお客様窓口に連絡しカードを無効にしました。幸い、不正使用はされていませんでした。でも、おかげでバンコク滞在中手持ちのお金は空港で下ろした約10万円とオランダで残したユーロ残金だけと言う事に。久々にベタの仕入の金額を細かく計算しながら行う羽目になりました。だって、万が一バンコク空港がデモ隊によって閉鎖でもされちゃうと、数日間バンコクに滞在延長なんて事になりかねません。その場合に新たなお金を受け取るすべがなくなっちゃった訳ですからね。やっぱりクレジットカードをもう一枚持っていくべきでした。最近の海外出張であまりにも国際キャッシュカードが使い勝手が良い物で、クレジットカードなんて持っていかなくなってました。・・・って言うか、最近国内でも財布にクレジットカード入れてない気がします(苦笑)。楽天カードのデビット機能で事足りちゃってましたから。 まぁ、バンコク自体は皆さんご存知のように最悪の結末でしたが、不幸中の幸いと言うか私の滞在していた地域やベタのお店がある地域は別に治安も悪化していませんでしたから、普通に行動できました。強いて問題を挙げれば、ショップ自体が臨時休業中の所が多かった事、交通手段として地下鉄やBTSがストップした為タクシーが拾いにくくなった事、そして仕入資金の不足(笑)あたりでしょうか。 それでも、なんとか無事日本に帰国できました。昨日病院にも行って来ました(結果は後日判明)し、何とかひと段落です・・・って、考えが甘かったようです。不幸の連鎖はこの程度じゃ終わらない事を思い知らされました。バンコクからカードの利用停止手続きを携帯で行ったのですが、その使用料金が¥50000を越えてましたぁ(涙)。まぁ、海外から携帯使って普通回線で延々と話してるんですから当たり前ですが、なんでホテルの電話を使わなかったんでしょう?・・・って言うより、手持ちのノートPCで無線LAN使ってネット上でカード利用停止手続きすりゃ何の問題もなかったのでは??・・・今考えると実に浅墓でしたが、その当時は心身ともに疲れきっていたのでしょう、まったくその様な事は頭に浮かびませんでしたね。
2010/05/26
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ずいぶんとブログの更新が出来ませんでした。実は、現在新しいビジネスの話が持ち上がっていて、その準備に追われなかなかブログの方にまで手が回りませんでした。今回は、その件でヨーロッパに出張し帰路にいつものようにバンコクに立ち寄り、副業の「おさかな逸品堂」の為にベタを仕入れるって言う予定で出かけたんですが・・・何しろトラブル続きの人生最悪の海外出張となってしまいました。 まずは本業の商談の為に一路オランダへ。道中別に問題も無く無事オランダ入りし、商談先の会社で相手の社長以下担当者達とミーティング・・・ってここまでは問題なし(苦笑)。「ずいぶん話し合いをしましたから、少し休憩しましょうか」と言う先方の社長と一緒に、社内にあるコーヒールームに行き休憩する事に。そこで淹れたてのコーヒーを受け取ったところまでは憶えているのですが、その後は・・・。気が付くと病院のベッドの上で寝てました。なんでも、コーヒールームでいきなり床に崩れ落ちるように倒れ、失神してしまったようです。 コーヒーカップを受け取った直後に「うんっ?なんだか目眩がするぞっ」って思ったんですが、いきなり床に崩れ落ちちゃうなんてねぇ(苦笑)。実は、日本にいる時から、頻繁に立ち眩みがありこの数週間の間体調も優れなかったんですよね~。オランダの病院は、2時間くらいで退院し(笑)、その後の商談も無事こなしました。日本に戻った現在はすっかり復調した感じですが、来週病院に1日入院し精密検査を受けてきます。 まぁ、いきなり失神すると言う症状も大いに問題ですが、実は私には前科がありまして(苦笑)。まだ二十歳代の頃に広告代理店を立ち上げバリバリ仕事をこなしていた時に、同じ様な症状で仕事リタイアした事があります。当時は我が国はバブルの真っ最中で、仕事を頑張ればいくらでも仕事が舞い込んでくる夢のような時代でしたから、不眠不休で仕事しすぎました。当時はまだ若かった事もあり自分の体力に絶対の自信がありましたから。 「これ以上仕事続けたら、間違いなく死ぬよ!」と言う医者のアドバイスに従い、その時は会社を休眠させ、1年間ニートしてました(笑)。どうも、何かに熱中すると昼夜関係なく不眠不休で打ち込む癖があるみたいでして、困ったもんです。もっとも、飽きるのも早いんですけどね。要するに「熱しやすく冷め易い」典型です。 しかし、今回は当時ほど寝食を忘れてまで仕事に没頭してた訳じゃないんですけどね~(苦笑)。要するに年取ったって事なんでしょう。今後、この新しいビジネスを展開するか否かは、来週の病院での検査結果待ちって事になりそうです。
2010/05/21
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結局今までかかって、ようやく「おさかな逸品堂HP」が復旧いたしましたぁ(笑)。やはり原因は新たに導入したセキュリティソフトだったようで、ひとまず以前から使用していたソースネクストの奴に戻したら、うまくHPがアップできました。もっとも、本質的な事がサッパリ判ってない訳ですから(苦笑)、また新たに購入したソフトの方使ったとたんに同じ事の繰り返しって訳ですので、心の底から安堵と言う訳にはいきません。 まぁ、それでもHPが表示されず皆様にもご心配並びにご迷惑をおかけいたしましたが、ひとまず復旧いたしましたので、まずはご報告まで。
2010/04/21
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昨日より続く「おさかな逸品堂HP」のトラブルは未だ復旧しておりません(涙)。ただ、原因はなんとなく判明したので、何とか本日中には正常に表示できるようしたいと願ってます。 ところで、その原因ですが今日もレンタルサーバー会社のサポート窓口の方と電話でやり取りしていた中で、サポート担当の方から「最近になって、何かセキュリティ関係のソフトなどはインストールされていませんか」と尋ねられました。そうそう、その通りでして一昨日にウィルスセキュリティソフトを今まで使っていたものから変更したんですよね~。どうやら、新たに使ったセキュリティソフトと、どこか相性の悪い部分があったようです。・・・って、それがどこかはサッパリ私には理解できないんですけどね(苦笑)。とにかく、ひとまずはセキュリティソフトを以前使用していた奴に戻せば事態は解決する可能性が高いという事なので、今晩仕事が終了したらそのあたりの作業に取り組んでみたいと思います。 話は少々本題からずれますが、そもそもなんでセキュリティソフトを変更したかと言いますと・・・以前はソースネクストのウィルスセキュリティって言うソフトを使ってたんです。まぁ、最新ウィルスにはかなりの確率で対応できないとか言われてあまり評価の高くないソフトなんですが、バージョンの更新料無料と言うところに惹かれ使ってました。 それが、先日海外出張から帰国してPC立ち上げると、ソースネクスト社から一通のメールが来てました。「先日、ウィルスセキュリティをお使いのお客様でPCが起動しなくなると言う事例が・・・」「はぁ?セキュリティソフト使ってPC起動しなくなるんじゃ意味ないじゃん!」って感じです。技術的なことは良く判りませんが、要はこのソフトを自動更新した際に新たにインストールされた物が、PCの根源的な部分の作動をウィルスとして誤認識してしまう為、PCの立ち上げ作業がそこから先に進まなくなるらしいです。 幸いすべてのPCで発生した訳でなく、ある一定のハードだがソフトだかを使用していたPCだけに発生したらしく、私のPCも大丈夫でした。・・・それにしても、これはあんまりの問題ではないでしょうか。PCが立ち上がらないという事は、この件に巻き込まれた方のPCでネットやメールできない訳ですから、ソースネクスト社がメールでこの件を連絡してくると言うのは一体どういうことなんでしょう??「PC起動できないのにメールなんて読めねえよ!」って感じです。 そんな事で以前からウィルス検出率などで不安もあったので、PCに詳しい友人のアドバイスもありセキュリティソフトを別の物に変えたって訳です。その際ノートンだとかもう少しメジャーな会社の奴にすればよかったのでしょうが、友人が薦めて来たのは少なくとも私は会社名も聞いた事がないソフトでした。なんでも、その高いセキュリティが世界的に評価されていると言う事でしたが、使いこなせないオヤジの元じゃ「単なる豚に真珠!ネコに小判!!」状態です。まずは、ひとまず避難的処置として以前使用していたソースネクストのウィルスセキュリティに戻し、友人の時間がある時にでもじっくりと新しいソフトの正しい使い方を習得しようと思います。
2010/04/21
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しばらく振りの更新となりました。なんだかここに来て妙に本業の方で忙しく、なかなかブログの更新の気力もおきませんでした。同じ様に副業のおさかな逸品堂のほうも結構手抜き状態になってます。まぁ、丁度事業年度切り替えの時期ですし現在の得意先であるヨーロッパに対する商品輸送の点で例の火山噴火の煽り受けちゃいましたから仕方がないですね。 そんな中、今朝早くに久々におさかな逸品堂のHPのデータ整理を行いました。と言うのも、画像つきでベタを販売すると言う特性上HPのデータ量が結構膨大な物になってしまい、現在使っているレンタルサーバーの契約容量リミットまですぐに行ってしまうので、ある程度定期的に不要なファイルの削除は欠かせません。まぁ、一つ上の容量のサーバー申し込めばいいだけの話なんですが、そうするとレンタル料が結構跳ね上がっちゃうもんでついつい・・・。 実際にHP上でアップされているデータ量だけなら現在のサーバーでも大丈夫なんですが、要するにSOLD OUTになった個体の画像データとかをこまめにレンタルサーバー上から削除しないのが原因です。本来は、その様な用済みファイルのみを削除すればいいはずなんですが、現在使用中のレンタルサーバー会社にはその様な機能がないのかもしくは私にその知識がないだけなのか(おそらくは後者)うまくいきません。仕方がないので毎回、まずは手元に現在表示中のHPのデーターをセーブしてから、レンタルサーバー側の情報をすべて一括消去、そして再び手元に残しておいた必要なデータをサーバー側に送信と言う手順でメンテナンスを行っています。 まずは、レンタルサーバー上のデーターを一括消去して・・・。次は、手元のデーターを再送信っと・・・。我が家は東京のはずれにある為か光ファイバー通信がまだ来ておらず(涙)、ADSL使ってます。したがって、数百枚に及ぶ画像を含むデーター送信には結構時間がかかっちゃうんですよね~。そんな訳で、送信ボタンを押した後は本業の為に外出しました。 そして先ほど帰社してPCを確認してみると「データー送信エラー」って表示が。「なんだよ、上手く送信できなかったのか。ちぇっ、また長時間データ送信しなくちゃ」と再度トライ・・・でも、上手くデータ送信できません!サーバー会社のカスタマーセンターに問い合わせましたが、なんだか専門的な内容ばかり説明されてどうすればいいのか今一歩判りません。もちろん、サーバー管理に対する基本的な知識が不足した私の問題なのですが、いずれにしても何とか解決しないと逸品堂は閉店状態になっちゃいますから。こりゃ今日は間違いなく徹夜ですね! 奇特にも「たまにはおさかな逸品堂でも覗いて見るか」って思いたった皆様には大変ご迷惑をおかけいたしますが逸品堂HPの再開はもうしばらくお待ちください。なんとか、今日中には復旧させたいと思っております。
2010/04/20
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ヨーロッパ~バンコクと言う恒例の海外出張から無事帰国しましたが、寒いですね~っ!最初の訪問国であるドイツは日本と同じ位と言うか、むしろ私の住んでいる東京よりやや寒い位だったので特に違和感を感じませんでした。でも、そこからいきなり常夏の国タイランドに行っちゃうと、もう体は違和感感じまくりです。何しろ温度差は30~40℃ある訳ですから(苦笑)。それでも、人間って不思議な物で寒い所から暑い所への移動は意外とすんなり体が受け入れてくれる感じです。もちろん、ダラダラに汗かきまくりですけど、それなりの爽快感がない訳ではありません。でも、バンコクから東京と言う暑~寒への気温の変動は堪えます。それでもまだ数年前までは体に若さが残っていたのか、極寒の成田空港に到着しても「お~っ、さぶっ!!」位で済んだんですけどね~(苦笑)。最近では年のせいか、寒さが思い切り見に凍みます。 今回のような、先に欧米に行って帰路にバンコクに立ち寄るって言う出張コースの場合、欧米では基本スーツですからその為の小ぶりのスーツケースを1個、そしてバンコクではスーツなんて着てベタの買い付けしてたらそれこそアホウですから、ポロシャツとかそんな感じで過ごします。そして帰りには出来るだけ沢山のベタを詰め込んで来る必要がありますから、むやみやたらに大きなスーツケースを1個、と都合2個のスーツケースを持って日本から旅立ちます。欧米での本業が終了したら、帰りの空港でスーツなどビジネスグッズ一式が詰まった小ぶりのスーツケースはEMSなどで直接日本に送っちゃいます。そして、ほとんど空のやたらに大きなスーツケースを持ってバンコク入りすると言う訳です。 今回は、フランクフルト空港で小型のスーツケースの方を日本まで直送手配したのですが、その時うっかりして、日本帰国時に着る為の上着も一緒に送っちゃいました(苦笑)。当然、バンコクから成田に到着した際は、ネルの長袖シャツ一枚!気のせいか、春か秋向けの格好で成田空港のロビーを寒そうに歩く私を見る周りの人の眼が、不気味な物を見るようなそれでいて何故か憐憫を感じさせる物だった事は否めません。空港付近の民間駐車場に車を預けて行くのですが、そこにたどり着くまでの間本当に冗談抜きで凍死するかと思いました。でも、まずはともあれ無事帰国いたしました。
2010/02/04
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ご無沙汰しておりますが、ようやく今年最後の海外出張から無事帰ってまいりました。今回は、本来であればベタの仕入にバンコク入りするだけの予定だったのに、急遽ロンドン行きもプラスされてしまった為、結構移動時間が長くハードな旅でした。 しかも、日程の都合から先にバンコクに入りベタを仕入れた後にロンドン入りし本業の商談と言う、どう考えても逆のパターンになってちゃいました。仕方が無いので、バンコクで仕入れたベタは現地の業者に頼み、私の帰国日に合わせて日本に空輸してもらいました。 いつもは総重量40kg近い、クソ重い(笑)スーツケース引きずって帰ってくるところですが、今回はほぼ手ぶら状態なので楽な事楽な事!しかも、せっかく空輸するんだからと言う事で、いつものように総重量を気にして仕入数を調整なんていう面倒な事もまったく考える必要なしですから、バンコクでは久々に思う存分ベタを仕入れてきちゃいました。・・・もっとも、我が家の収容能力を超えて仕入をしてしまったようで(苦笑)、容器に入りきらないベタが、袋入りのまま床に転がってます。 まぁ、ベタを別便で空輸するのは体力的には本当に楽でしたが、経費面から考えると自分がバンコク入りする経費とダブルで出費と言うことになりますから、商売的にはダメでしょうね~。
2009/12/23
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今日紹介する「ルーク・チュップ」は以前にも一度紹介した事のあるタイスイーツなのですが、タイを代表するお菓子の一つとしてこの機会に再登場願いました。作り方は、物の本によりますと「緑豆粉とココナッツミルクで練り上げた生地を、果物や野菜の形にして色付けをした後、表面に寒天を塗ったお菓子」だそうです。サイズはミニチュアサイズなので実物と間違えるようなことはありませんが、実に精巧で我が国が誇る和菓子にも決して引けを取る物ではありません。 本来は、写真の様に色取り取りの野菜や果物にまねて作った「ルーク・チュップ」をお玉やレンゲなどで、各自が好きなだけお椀や皿に取りそれを店の人に渡していくらか計算してもらうと言うシステムになってます。もっとも、スーパーなどでは各種1、2個ずつを予めパッキングした物が売られている事がほとんどです。 ただ一つ注意したいのは、いくら外見のバリエーションが豊富だからと言って、味は皆~んな同じですからね!調子に乗っていろんなバリエーションを大量に買い込まないように。そう言う私も、初めてこのお菓子に挑戦した際に、味がすべて同じなんて思いもしなかったので、店にあるすべてのバリエーションをそれぞれ4,5個ずつチョイスし大失敗いたしました(笑)。ちなみに、お味の方は私が食べた物に関して言えば、ただ甘いだけでせいぜい1,2個食べれば十分と言うレベルの物でした。まぁ、和菓子でもそうなようにタイスイーツにも「味を楽しむお菓子と見た目を楽しむ物が存在する」と言う事なんですね。 その時は、店のおばちゃんとか近くにいた女子高校生らしきグループが笑いながら何か説明してくれていたのですが、当時タイ語なんてほとんど理解しなかった私は「こいつらみんなして、頭のおかしい中年の外人がお菓子なんて大量に購入してるよって笑ってるんだな」としか思いませんでした。今にして思えば、きっと「皆味同じだからそんなに購入してもっ・・」って言ってくれてたんだと思います。今の日本人では有り得ない事ですが、東南アジアには今だ物凄く親切な人たちと言うのが確実に存在しますから。・・・もっとも、親切を装い外国人観光客を食い物にする悪人もそれ以上に沢山いるのが困った物ですけどね(苦笑)。
2009/12/11
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「タイの正統派スイーツ」第三弾は、タイ風蒸しパンとも言うべき「カノム・ターン」です。ちなみに「カノム=お菓子、ターン=椰子」と言う意味らしく、その名の通り米粉に椰子の果汁を混ぜて練り、蒸したお菓子です。我が国でも見かける中華風蒸しパンよりもやや固めの食感ですが、味はよく似ています。こちらの方がやや上品な甘さで、中華風よりも油っぽさがありません。 ちなみに、画像は7個入りの「カノム・ターン」を皿の上に並べた訳で、これ全部で1個と言う訳ではありませんからね。また、上に載っている白い物はココナッツの千切りで、店で購入した際に付いてきたトッピングです。 この「カノム・ターン」も私のお気に入りの一つで、バンコク出張の際には前日の夜に購入しておいたこれとインスタントコーヒーって言うのが私の朝食となる事がしばしばです。本来は、ホテルの宿泊代の中に朝食代も含まれているので、ホテルの朝食会場にビュッフェ食べに行けばいいんでしょう。ただ、実は私の髪の毛は非常に寝癖が付きやすく(苦笑)、朝は間違いなくヘアースタイルが思い切り前衛的アートになってまして、とても人前に出て行ける様な状況ではございません。そうかと言って、寝起き早々頭洗うのもめんどくさいし・・・って事で、ホテルの自室で半分寝ぼけながら「カノム・ターン」をモグモグといただいているうちに徐々に目が覚めてくると言う訳です。 その後、本業の方の仕事がある時は冷水のシャワーを浴び無理やり目を覚まし、当然同時に髪を洗います。一方副業のベタの買い付けの日は、あんまり朝早く起きたって相手も寝てますから(笑)、パンツ一丁のだらしない姿で2、3時間くらいダラダラと過ごし昼近くに行動を開始します。まぁ、そんな事はどうでもいいんですが、とにかくこの「カノム・ターン」もタイスイーツとしてお勧めです。特に、前述の2品に較べて生ものっぽくありませんから、食品衛生上こちらの方がより安心していただく事が出来ると思います。ちなみに、今回の「カノム・ターン」はやや小ぶりのものが7個で30バーツ、日本円にして約80円でした。
2009/12/03
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続けてご紹介する「タイの正統派スイーツ」第二段はこちら!名前は「カノム・サイサイ」と言うそうです。実は、店のおばちゃんかに「これなんていう名前?」って聞いた時は、違う名前に聞こえたんですけど、帰国後物の本で確認したらこの名前だそうです。 外側は、「カノム・トゥエイ」と似ているというか、たぶん同じだと思うのですがココナツミルクと上新粉を混ぜた物です。モチモチした食感もよく似ています。中には、千切りにしたココナッツを甘辛く炒めた?物が餡の代わりに詰まっています。それをバナナの葉で日本の粽のように包んで蒸しあげたものです。こちらも、「カノム・トゥエイ」に負けず劣らず美味でございます。まぁ、和菓子好きな方であれば、どなたも一口いただいてニッコリと言う所でしょう。 今回の写真の奴は、思い切り炎天下の露天で購入いたしました(苦笑)。でも、お店の方も少しは考慮しているのか、お菓子をクラッシュドアイスの上にバナナの葉を敷いて、そこに並べてました・・・・って言うか最初はそうだったようです。私が購入したのは、もう夕刻に近かったので氷は痕跡程度にしか残っておらず、お菓子たちはしっかりとバンコクの高温多湿に同化し、ホンワリと仕上がっておりました。 それにしても、驚くべきはこのお菓子のお値段です。全部で8個入りで15Bつまり40円前後でした。ここまで安いと、惜しげもなく購入する事が出来ると言う物です。大きな市場ならば、最低でも2、3箇所はこうしたタイのお菓子を扱っている屋台が出てますから、そのすべてから購入し、味比べをするのもまた一興です。もちろん、みな手作りですから店によって微妙に味が違いますから、探究心旺盛な方は是非食べ較べてみてください。
2009/12/02
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ブログでバンコクで買い漁っているC級お菓子類(笑)ばかり紹介していたら、娘に「パパは、外国行くとそんな事ばっかりやってるの?」って聞かれちゃいましたぁ。「ばっ、馬鹿な事をっ!ちゃんと仕事だって・・・」「仕事だってって言う所からして既に怪しいっ!」・・・そんなやり取りもありここは父親の威厳を取り戻す?意味でも、「パパは現地でその国独自の食文化に触れると言う崇高な目的の為に・・・云々」とまぁ、そんな訳でこれからしばらくは「タイのちゃんとしたスイーツ」についてご紹介したいと思います。 毎年数多くの日本人がタイ旅行に出かけますが、ほとんどの方はホテルやレストランで食事し、ツアーに組まれた観光地巡りをし、そして一流ブランドの買い物をして旅行終了って言う感じではないでしょうか?でも、それだけじゃなかなかその国の本当の姿なんて見えて来ない物です。「スコータイのチョコレートビュッフェがお勧めっ!」なんて言っているようじゃあいけません。どんどん街に出て、その辺の露店で目に付いた物食べまくらなきゃっ!(笑)。 しかもドイツやイギリス辺りは食文化水準が低いから(笑)、その国独自の食べ物に碌なもんがありません。事実、ドイツで取引先の人間に「典型的なドイツ料理食わせろっ!」って言ったら、ウサギの肉をウサギの血で煮込んだシチュー出されました。イギリスでは取引先の社長が、私の問いかけに「・・・・・」と無言で苦笑いするばかりでした。そこに行くとタイは違います!有名なタイ料理はもちろんですが、タイ独自のスイーツも非常に美味しいものが勢ぞろいです。早速、その代表的なものを幾つかご紹介いたしましょう。 まず、トップバッターは「カノム・トゥエイ」です。ちなみに、「カノム=お菓子」と言う意味で、多くのタイスイーツは「タノム・なんとか」って言うネーミングになってます。このカノム・トゥエイは私が最も愛好するタイスイーツで、原料は上新粉とココナツミルクのようで、それを容器に入れたりやバナナの葉で包んだりして蒸したお菓子です。 ちなみに、上の写真が売っている当初の姿で、上部の白い層を剥がすと下は薄緑をしています(すべての製品がそうではない)。もっちりとした食感は、日本の和菓子で言えばウイロウに一番近いでしょうか。上下で色こそ違いますが、食感はまったく同じです。ただ、上の層はやや塩味が利いており、みたらしダンゴのたれの様な役割をしていて、下層の上品な椰子砂糖の甘さをより引き立てています。 このお菓子ははっきり言って絶対のお勧めです!私もバンコク入りすると必ず買って賞味いたします。値段も日本円でせいぜい1個20~30円程度と激安です。 唯一の問題と言えば、日本の和菓子屋さんや洋菓子屋さんのように清潔(日本人の感覚で)なお菓子屋さんと言うのはあまり見かけない事でしょうか。大概は、道端の屋台で購入する事になります。もちろん、屋台なんですからあの高温多湿の中冷蔵設備なんてものはありません。よく観察してみると、ハエだとかも周りをブンブンしてたりします(笑)。午後も遅くなれば、かなり食品衛生上は危険なレッドゾーンに達しているんじゃないかと推測されます。 それでも、現地の子供達やOLが平気で購入して食べてるんですから大丈夫でしょう!って思っていつも購入するようにしています。まぁ、このお菓子はチャレンジしてみたいけど屋台は嫌って言う我儘な人は、大手のスーパーの食品売り場に行ってみましょう。お値段は少々高めで日本円で100円程度ですが、ちゃんと冷蔵ケースに収められて売られてますから、こちらで購入すれば少しは安心です。 それと、「私は屋台でも全然気にならないっ!」って言う勇者な方(笑)も、買ったその場で周囲の好奇の目にさらされながら食べるよりも、いちどホテルの自室に持ち帰り冷蔵庫で程よく冷やしてから食べた方が、断然美味しくいただけるかと思われます。あっ、ちなみにその場で食べるのは周囲の目が気になって美味しくないのではなく、タイの気温(30度以上)と同化してしまった生暖かいカノム・トゥエイがお勧めできないだけの話ですからね。それと、このお菓子を食べるにはスプーンかへらのような物が必要です。まぁ、ニョロッとやわらかいですから(笑)指で掬って食べる事も可能ですが、それこそ人前では決してしないでホテルの自室でしましょうねっ!
2009/11/29
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どんどん行きましょう!(笑)。今日ご紹介するのは、「グリコのポッキーモドキ」シリーズです。ポッキーって私が子供の頃は、単にチョコレートコーティングの奴しかなかった気がしますが、最近では物凄いバリエーションがあるんですね~。実は、私はポッキーの新製品には結構疎い物でして。新発売のお菓子をほぼ無条件に買い漁る「お菓子マニア」の癖に?って思われるかもしれませんが、要するにポッキーの周りについているコーティング部分の匂いがダメなんです。つまり、「イチゴ味」ならば人工のイチゴ臭が物凄いキツイじゃないですか。イチゴ本来の匂いは大好きなんですが、どうもあの「人工イチゴ」の香りはいただけません(苦笑)。そんな訳で、ポッキーに「イチゴ味」だの「夕張メロン味」だの発売されても食指が動きません。 そんな訳で、バンコクでもポッキー売り場は特にチェックしないで素通りしていたんですけど、今回たまたま前を通りかかり、この「ポッキーモドキ」をゲットしました。ちなみに、タイでもポッキーは大人気のようで、日本で見かけるバリエーションがほぼ完璧に商品棚に並んでいます。ただ、どうしても日本製のお菓子は売価が高い為、タイ人は二の足を踏みがちです。そこを狙って、タイの各お菓子メーカーが「ポッキーモドキ」を安く発売してるって言う図式です。そんな数ある「ポッキーモドキ」の中でも、今日の製品は別格です。パッケージの右上に、朱印のようなマークで「よい」って書いてあるくらいですから(笑) しかし、このシリーズの一番の売りは「いちご うわぬり リアル」って言う文字でしょうっ!ちなみに、茶色い方は「アーモンド うわぬり リアル」でした(笑)。こんな見事な日本語見せ付けられたら、いかに「人工イチゴ臭」が大嫌いな私だって思わず買い物籠にポンっしちゃいます。文字の字体がまた素晴らしいですね~。「なんでも鑑定団の中嶋先生」だったら間違いなく「いい仕事してますねぇ~」って言ってくれると思います。 残念ながら、お味の方はよく判りません。だって、パッケージ開封したとたん物凄い甘ったるい「人工イチゴ臭」と「人工アーモンド臭」が漂ってきて、無理して食べると生命の危険がありそうだったものですから。しかたがないので?次の日の朝、ホテルの近くの路上でたむろしている近所の子供を手招きして集め、試食させてみました。「アロイ・マイ?」(美味しい?)って尋ねても、みんな「アロイ・アロイ」と言うだけで味が判ってんだかなんだか(苦笑)、ひたすら貪り食ってました。でも、考えてみたら今の日本で、見ず知らずの中年男がその辺の子供にお菓子なんて喰わせてたら、間違いなく警察に通報されちゃいますね~。
2009/11/26
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続いて登場は、これまたメーカーが判らない「しょうゆチップ」シリーズです。実際には画像の2製品の他にまだ2アイテムあったのですが、さすがに面白半分で購入する量じゃありませんから、まずはこの2製品をゲットしてみました。購入したのは「しょうゆチップ ブラックペッパー味」と「しょうゆチップ スプリングアニアン」(表記ママ)味です。まぁ、後者はおそらくは長ネギ味って言う事なんじゃないかと思います。発音良すぎて日本人の私達にはちょっと判りにくいですね。 しょうゆ味なんて、タイのメーカーの商品開発担当者もなかなかやるじゃありませんか!隠れ愛国者の私は「しょうゆ」って言うひらがな表記見ただけで、もうクラクラと理性が揺るぎはじめて店にある製品全部買い占めたくなっちゃいます。ちなみに、メーカーも大々的に販売したいようで、バンコクのJascoのセール用平台の上に山積みされてました。通りかかったタイ人のお客さんの反応も上々のようで、「ショーユ?イープン(日本の事)??」なんて首をかしげながら、この商品手にとって眺める人が結構な数いました。でも、少なくとも私が物陰から密かにMRしていた限りでは、一つも買い物籠の中には収められていませんでしたけど(苦笑)。 さっそくホテルに持ち帰り試食タ~イムッ!・・・て、うーん(苦笑)。はっきり言って激マズです。食感は、我が国のベビースターラーメンの太麺タイプを梅雨時に封を開け4日ほど放置したような感じです。まぁ、要するに湿気てます。味の方は、別にしょうゆって言う感じではありません。化学調味料と塩だけで十分再現できる味ですね。もちろん、ブラックペッパー味には黒コショウの、スプリングアニアン味にはネギのような香気はありますけど、基本的には同じです。 「くっ、ふざけおって!日本の醤油をなめてんのかコラァっ!責任者出て来いっ!!」ってぶちきれそうになりましたが、常日頃娘から「お父さんはすぐカッっとなるから心配。ぶちきれる前に、もう一度状況を良く考えなさい」って言われていたのを思い出し、もう一度この商品を良く観察してみました。もしかしたら「熱湯に3分程浸してから食べろ」とか「味噌汁の具に最適」とか書いてあるかもしれませんからね(笑)。 するとびっくりです!なんとこの商品は「しょうゆ味」じゃなくて「しょうゆう味」だと言う事が判明しました。「なーーんだ、それじゃしょうがないようね~。間違えてカッカしなくて本当に良かったぁ~」・・・と言う訳無いだろがぁっ!!
2009/11/24
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それでは早速今回新たにコレクションに加わった絶品達をご紹介しましょう。まずは「バタークラッカー バター風味」です。メーカーはタイ語表記だったのでさっぱりわかりませんでした。それにしても、バタークラッカーなのに更にバター風味です!これはもう私のようなバター愛好家にとっては垂涎の逸品としか言えません(笑)。 私のバター好きは少々度を越えていると家族にもよく言われていますが、冗談抜きでフランスパン1本食べれば、バターも一本消費するほどバターを厚塗りします。いつぞやは、前日購入したので少々硬くなったフランスパンを輪切りにしてバターを厚塗りしオーブントースターの中に入れて加熱した所、パンの上のバターが溶けて下に流れ落ちトースターのヒーター部分にポタポタ落ちた結果、トースターが物凄い煙を噴き上げて一時は「火災発生か?」って家中大騒ぎになったほど。・・・もちろん、その後そのトースターは廃棄処分となり、新たなトースターを私の自腹にて購入させられました(涙)。 そんなバターフリークの私の期待を一身に集めたこの商品ですが、果たしてお味の方は?うーん、はっきり言って普通のクラッカーですね(笑)。別に「ダブルバター」って言うほどバターバターしてませんでした。まぁ、当たり前なんですけどね。でも正直少々期待してたんですけどね~。やたらとカロリーとか塩分摂取とか気にしてるのか消費者に媚びているのか、メーカー側が自主規制みたいにしちゃっている我が国では期待できませんが、もしかしてタイならば「ふざけんじゃねぇっ、バターはどっさりぶち込んでこそバタークッキーなんでぇっ!!」って言う太っ腹なメーカーがあるかもって(笑) しかしお味の方はなかなかの物でした。リッツに近い味で、それよりも少しだけバターっぽい芳醇な味で、少々塩味が利いています。この上にレーズンバターだとかブルーチーズだとか、イクラちゃんだとか乗せたらかなりいけそうです。・・・って書いてたら、無性にリッツ食べたくなっちゃいました(笑)。今からリッツと上に乗せる具を買いにひとっ走り行って来ます!
2009/11/23
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毎月仕事でバンコクに行くと、仕事以外の時間にもそれなりに何かの目的を作らないと時間を持て余して物凄く退屈してしまいます。そうかと言って、観光地巡りとか大嫌いな方なので(苦笑)、そっち方面で時間を潰す訳にもいきません。ちなみに、訪タイ回数はおそらく軽く50回を越えていると思いますが、実はエメラルド寺院だって行った事がありません。ツアーに参加して、ゾロゾロと馬鹿面下げてバンコクの炎天下連れ回されるのなんて絶対に願い下げです。それと、現役の寺院、つまり現地の方々が熱心に信仰している宗教施設に興味本位で入場するのもなんとなく不謹慎な気がして気が引けます。その代わり、遺跡関係は異常なほど好きでして、タイでも東北部のクメール遺跡群は何回も訪問してますし、本家アンコールワット、アンコールトムも当然行ってます。 そんな偏屈な私のバンコクでのプライベートタイムの一番の楽しみは、街の散策です。それも、観光客なんてめったに行かないただの住宅街と場末の市場とかブラブラするのが大好きです。やり方は実に簡単で、BTS(高架鉄道)かMRT(地下鉄)の適当な駅で下車し、後は地図も見ないで適当に歩き出します。体力が尽きるまで街をさまよったら、その辺を走るタクシーを止めて宿泊ホテルまで戻ります。シーロムやスクンビットあたりのオフィス街や繁華街を歩いていると「バンコクもなんだか東京とあんまり変わらないなぁ~」っていう感じですが、実際に人々が生活をしている地域を歩くと「あっ、全然日本と違う世界なんだな」って実感できます。ちなみに、別にタイだけではなく世界中どこに出張行っても同じやり方で時間を潰します。 今まで一番長時間ぶらつき回ったのは、ドイツのアーヘンと言う街で土曜日の午前中から夕方6時位まで、途中昼食と1回の喫茶を除いて歩き回っていた時ですね。まぁ、時速4kmで歩くと考えても単純計算で25km位はウォーキングしたって事になるでしょうか。さすがに、足の裏はマメだらけになりふくらはぎがパンパンになってました。 一番ヤバかったと思われるのは香港の町を同様に彷徨っていて、いつの間にかある通りに入ってしまった時でした。その場所がどこかは例によって地図も見ないで歩き回っているので良く判りません。でも、やたらに汚い通りで路上にマージャン卓出してきてそこらかしこで賭けマージャンやってたり、明らかにシャブ中毒と思われる人たちが路上でゲタゲタ笑ってたり、いかに鈍い私でも「こりゃ物凄くマズイんじゃないでしょうか??」って察知できました。しかも、そこの住人達はこちらを直視は絶対にしないのですが、物凄い目つきでチラチラとにらんでいます。 「うーん、こりゃ一刻も早く退散せねばっ!でも、いきなり後ろ向いて走り出すのもなんだか危険だと思われますっ!!」って言う絶体絶命の状況下で、いきなり一人の若者が登場っ!いきなり私の肩に手を廻して来たので「こりゃ来たわっ!」って思ったら、彼が「あなた日本人でしょ?日本の人はこんな所に着ちゃダメだよ。間違いなく無事に出れなくなっちゃうよ」って流暢な日本語で話しかけてきました。「いかにも私の友人みたいな振る舞いをしなさいね、そうしないと襲われるかもしれない」ってにこやかに笑いながら彼は話しかけて来ます。大通りまでの肩を組みながら歩いている間に彼が話してくれましたが、彼には日本に彼女がいるそうで彼自身もちょくちょく日本を訪れるそうです。そんな彼は、彼女を通して日本人が大好きになったそうです。・・・でも、ズボンの後ポケットのふくらみはどう見ても拳銃なんですけど?腕とか顔に見事な彫り物があるんですけど??(笑) 当時はまだ私も若かったからそんな無茶もしましたが、もういい加減いい歳なんだからいつまでもそんな事ばかりしている訳にもいきません。そんな私の最近の趣味は、出張先の各国でC級のお菓子や飲料をゲットする事。しかも、日本語の妙な表記があればベスト!と言う実に平和的なもの・・・でも、考えようによってはこっちの方が別の意味で危ないか?(笑)。まぁ、今回の訪タイでも幾つか「妙な日本語表記のお菓子」の新作を仕入れてきましたから、次回からそちらを披露させて頂く事にしましょう。
2009/11/22
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前回酷評した日清の「カップヌードル トムヤムクン味」ですが、バンコクのJASCOにはすぐ隣に同社の「チリヌードル」って言う奴も売っていたので一緒に購入してみました。内容物はトムヤムクン味と同じ、あらかじめ味の付いた乾燥麺・調味オイル・折りたたみ式フォークでした。 そして、肝心のお味の方もトムヤムクン味と同じ「激マズ!」でした(涙)。いったい日清製粉はどうしちゃったのでしょう?まぁ、こちらの商品名は元々「チリヌードル」って銘打ってますからトムヤムクン味じゃないのは当然なのかもしれません。簡単にお味の方を説明すると、普通のカップヌードルにラー油の底にどんより沈殿している焦げ茶の物体を大量にぶち込み、さらに五香だか丁子だかグローブだか良く判りませんが、とにかく間違えた方向の香辛料を添加すれば出来上がりです(苦笑)。 とにかく「トムヤムクン」とはまったく別の代物です。ただ文句を言いたいのは、「それならばなぜパッケージにトムヤムクン載せてんだよぉ」って事です。赤褐色のスープの上にエビと小ぶりのライムって言う写真はどこから見てもトムヤムクンとしか思えません。この商品開発した人間は、前回も書きましたがトムヤムクン食べた事あるんでしょうか??本来一流企業の商品開発者ならば、現地に1週間位滞在し一流レストランから場末の食堂まであらゆる所でトムヤムクンをひたすら食べまくる位の努力はして欲しい物です。それと、他社の「トムヤムクンヌードル」の試食も。 話が飛躍しますが(笑)、一体食品メーカーの商品開発部はどうなっているのでしょう?C級食品マニアの私は、ちょっと毛色の変わったお菓子や飲料をコンビニとかで見つけるとほぼ確実にゲットします。しかし、その大部分は激マズです!!下手すりゃ食管法に引っかかりそうな奴とか、生命の危険を感じるものだってあります。それでも、受け狙いとかその珍妙振りをユーザーにアピールする事で会社の宣伝になるみたいな戦略が感じられれば、それはそれでOKだと思います。しかし、おそらく本気で商品開発したと思われる食品メーカーでは発売の前商品開発部内で試食とかしないんでしょうか?さらに最終段階で会社の経営陣も試食したりしないんでしょうか?? コイツら(失礼っ!)が味盲なのか味オンチなのか、もしくは「せっかく開発費かけちゃったんだから」みたいな企業内の悪しき習慣と惰性からなのか判りませんが、私が上司だったら今回の2種のカップ麺を持ってきた部下は即座にクビにしますね(笑)。会社の重役陣だったら、商品開発部の部長も一緒に左遷します。・・・って、そんな事言ってるからサラリーマン長続きしなかったんでしょうね~(苦笑)。 とにかく、この商品も食べる必要はまったくありません。当然評価の星は0!!結局の所、タイに旅行して「トムヤムクンヌードル」食べるなら、最初に登場したAW社の2製品がぬきんでてお勧めって言う事に落ち着きました。・・・ちなみに、この6種の製品を一晩で一気に試食いたしまして、結構ハードでした。さすがに麺は半分位残しましたが、この企画の最重要ポイントである「トムヤムスープ」は完飲いたしましたっ!
2009/11/21
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原則として海外出張中には日本の食品を口にしない男ですが、今回は「トムヤムクンヌードル」買い漁っていたら、バンコクのJascoで日清の「カップヌードル トムヤムクン」と言うのを売っていたので思わずゲットしてしまいました。日本にいる時は、まずカップ麺なんか食べませんから、日本国内でもこの製品販売しているのかどうかは判りません。 ちなみに、日本の「即席ラーメン」は間違いなく世界一と言えるレベルで、今までタイ、ベトナム、台湾、中国そして欧米と色々な国を仕事で旅しましたが、どこに言っても「日本の即席ラーメンはウマイッ!」って絶賛されてます。ラーメンの本場中国でも、仕事先の社長が「今度中国来る時は、日本の即席ラーメンお土産に持ってきてくれっ」って頼んできたほどでしたから。しかも、ブランド指定(笑)でしたから、社交辞令だけとは思えません。 そんな世界に誇る「即席ラーメン大国」(笑)の雄である日清製粉の、しかもカップヌードルのシリーズなんだから、これはもう不味い訳ないっ!・・・って、結果は激マズでした(涙)。カップの中にはあらかじめ味付けされた乾燥麺と調味オイル、そして折りたたみ式のフォークと言うスタイル。麺はまぁ、カップヌードルそのものですから決して美味くはありませんが、十分許せる範囲です。 問題はスープ!って「トムヤムクン味」なんだからここはスープがキモじゃありませんかぁ~っ!!なんだか、普通のカップヌードルに適当に唐辛子やらその他のエスニックっぽい香辛料チョコチョコッとブレンドしただけで「ヘイッ!イッチョ上がりっ!!」ってなやっつけ仕事なのがばればれです。少なくとも、トムヤムクンの絶妙な酸味やら塩味が全然感じられません。この商品の開発者はトムヤムクン食べた事無いんじゃないでしょうか? はっきり申し上げて、地球上から消えてなくなってまったく問題ない商品だと思いますし、せっかく「世界に冠たる、日本の即席麺」と言う地位を築き上げてきた先達に申し訳ないと思います。まぁ、日本語読めないでしょうから無駄ですが(苦笑)「世界中のカップ麺ファンの皆様っ!この商品は無かった事にしてくださいね、これが日本のカップ麺業界の実力じゃないですからねっ!!」って、声を張り上げてと言うか絶叫したい気分です。当然、評価の星は0個です。
2009/11/20
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今日紹介するのは、たぶん前回の商品と同じYum Yum社の「LMUY」と言う製品です。こちらは始めから乾燥麺に味が付いているタイプです。調味オイルもありませんが、タイのカップ麺お約束の?折りたたみ式フォークは付属してました。サイズは、前回の「Jumbo Cup」より一回り小さなサイズで、その分お値段も10バーツ(Jumboの方は13バーツ)と少しだけお安くなっています。 それでは早速同じのレポートを・・・。まず、この会社の製品は麺がダメですね~。前の製品同様、ベビースターラーメンをお湯で戻したようなそんな食感です。ただでさえ乾燥麺は弾力性と言うかモチモチ、シコシコ感に欠けがちですが、この会社の麺はもうそれを通り越してポロポロって言っても過言ではないほどです。 せめてトムヤムスープだけは・・・って、こんなのトムヤムクンじゃねぇ~!!まぁ、調味オイルが入っていないと言う時点で既に予想出来ていただけに、それ程ムカつきませんが(笑)少なくとも今後私の口にこのカップ麺が入る事は無いであろう事だけは確実です。具体的には味が薄いし、トムヤム独特の塩味と酸味がまったく感じられません。 「トムヤムクン」の味をカップ麺にするのはそれなりに大変だと思いますが、最初に紹介したAW社の2製品が、費用対効果を考えると物凄く健闘していただけに、この落差は許せませんね(笑)。願わくば、初めてタイ旅行に行かれた方が、このカップ麺食べて「なんだぁ、トムヤムクンってこんな不味いのかぁ~」って早合点してしまう事がありませんように。
2009/11/19
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お次に登場はYum Yum社?の「Jumbo Cup」と言う商品です。この商品のパッケージはほとんどがタイ語表記なので、社名や製品名が正確かどうかは定かでありませんので悪しからず。まず、パッケージを見た際に気になるのが、女性のイラストです。どうみても、怒っているかひどく気分を害しているとしか思えない表情じゃありませんか!うがった見方をするならば、このカップ麺食べて「激マズッ!」って怒っているような気さえします。 カップの中身は、前記2種同様に乾燥麺・粉末スープ・調味オイル・折りたたみフォークとなっています。早速お湯を注いで待つ事3分!試食をして見ます。・・・うーん、まず第一印象は「辛いっ!」ですね。個人的にはかなり辛い料理が好きですし、タイの屋台では生トウガラシ齧りながら、料理を食べる時だってある位です。でも、この辛さはトウガラシと言うより何か別の薬品のような感じがしました。少なくとも、トムヤムクンの絶妙な味わいを引き立てる効果は皆無と言うよりは、はっきり言って台無しにしてます。 スープ自体の味はそれ程悪くないと思いましたが、トムヤム本来の濃厚さが無く薄口です。また、麺があまり美味しくありません。あえてこの味を身近な食材で表現するならば、ベビースターラーメンをお湯で戻し、その中にラー油の底に沈んだ黒茶色の部分をどっさりぶち込んだ様な味です。 前に紹介した2製品が十分合格点だっただけに、あえてタイ旅行の際にこのカップ麺をチョイスする必要性は感じません。ちなみに、お値段の方は13バーツ(約30円)と前2種と同じでした。まぁ、トムヤムヌードルとしてはダメですが、パッケージで始めからその事を警告しているんだとすれば(笑)、案外このメーカーは良心的なのかも知れませんけどね。
2009/11/17
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続いては同じくAW社の「トムヤムクンヌードル シルバーラベル」に挑戦してみました。こちらは、スープにココナッツミルクが含まれていないタイプです。つまり、ココナッツミルク抜きのトムヤムクンと言う訳で、ココナッツミルクの味がどうも苦手な方にはこちらをどうぞって言う配慮なんでしょう。 普通トムヤムクンにはココナッツミルクがつき物ですが、ちゃんとしたレストランでは客が注文すればミルク抜きでも作ってくれます。ちなみに、トムヤムクンとは「トム=煮る・ヤム=混ぜ合わせる・クン=エビ」と言う意味でして、例えばエビの代わりに鶏肉(ガイ)の入ったトムヤムガイなんてスープもあり、私的にはこちらの方が好きです。また、私の行きつけの店だけなのかもしれませんが、このトムヤムガイには始めからココナツミルクは入ってません。 スープにココナッツミルクが入っていないとどうしても濃厚な味わいには欠けますが、反面あの甘ったるいような匂いと食後口に広がる独特のミルク感?が苦手な方にはうれしいかもしれません。気になるお味の方は、「ゴールドラベル」同様になかなか本格的なトムヤム味で、日本円で30円程度の価格を考えれば十分合格点を与える事ができると思います。両者を較べると、「ゴールド」の方が酸味も強い気がしました。 まぁ、このカップ麺の「ゴールドラベル」の方はココナッツの味が左程濃厚ではないので、トムヤムクンのキモでもある酸味を考慮して、個人的には「ゴールドラベル」の方を上位にランクしたいと思います。
2009/11/16
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それでは「トムヤムクンのカップ麺食べ較べ選手権」スタートです!まず最初に登場するのはAW社の「トムヤムクンヌードル ゴールドラベル」です。ちなみに、このシリーズの製品名とか会社名は結構いい加減なのであらかじめご了承ください。だって、表記がタイ語だとサッパリ読めないものですから(笑)。したがって、この記事に載せられてタイ旅行の際にトムヤムクンヌードルに挑戦してみようと言う方は、パッケージやラベルで判断してください。 このAW社の製品は、おそらくはタイで最も売れている「トムヤムヌードル」なんじゃないでしょうか。別に大した根拠じゃないのですが、セブンイレブンを始めとするコンビにでも確実に販売しているのでそんな気がしました(笑)。わざわざ「ゴールドラベル」と断ったのは、同社の製品には後述のシルバーラベルがあるからです。価格は、Sサイズが10バーツでLサイズが13バーツでした。まぁ、日本円に直すと30円前後って感じでしょうか。ちなみに、余程変わった商品でない限り、バンコクで「カップ麺」購入すると大体こんな値段です。 容器の中には、乾燥麺・粉末スープ・調味オイル・折りたたみ式のフォークが入ってまして、スープとオイルを面の上にぶちまけてお湯を注げば3分くらいで完成って言うのは日本のカップ麺とまったく同じです。それと、折りたたみ式フォークは今回購入したすべての「トムヤムヌードル」に付いてましたから、タイではお決まりのスタイルなのかもしれません。フォーク自体は実にちゃちな作りですが、私のような旅行者には大変ありがたいことです。何が悲しいって、カップ麺作った後に箸やフォークが無い事に気が付いた時ほど惨めな事はありませんからね(笑)。ちなみに、私はアメリカ出張の際にホテルでカップ麺を作った際に「いざ食べようっ!」って時にフォークが無い事に気が付き、仕方なく手持ちのボールペンの黒と赤を箸代わりに使ったことがあります(涙) それでもって、肝心のお味の方ですが「大変よろしい」んじゃないでしょうか。まぁ、正直言って毎月バンコク入りしても食事の多くはタイ東北部の料理である「イサーン料理」の屋台で食べているので、どちらかと言うとタイでも中央部から南部の食べ物であるトムヤムクンを食べる機会はそう多くはありません。でも、取引先の人間と食事をする際には所謂高級レストランに行きますから、そこではほぼ確実にトムヤムクンが出てきます。タイでも超一流とみなされているレストランのトムヤムクンも食べてますが、費用対効果を考えればこちらの方がはるかにコストパフォーマンスは上です。なにしろ30円ですから(笑)。 トムヤムクンに欠かせない辛味・酸味はもちろんの事レモングラスの香りだってちゃんとします。これなら、日本の知人や家族に対するお土産にしても大丈夫でしょう。ちなみに、結構ちゃんと辛いので、辛い食べ物が苦手な方はお手元に大量のジュースやミネラルウォーターを用意しておきましょう。このカップ麺が食べられない方は、基本的に「トムヤムクン」は不向きと考えてよろしいのではないでしょうか。それと、基本的に料理は塩味強めを好む「野暮な関東人」の典型な物ですから、私の場合はこの中にさらに「ナンプラー」と言う魚醤(日本で言うしょっつるみたいな物)を追加してぶっこんでいただきました。 さかなおやじのC級グルメレポートにしては珍しく、このカップ麺はいきなり合格点でしたぁ!
2009/11/15
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仕事でこうも毎月のようにバンコク入りしていると、仕事以外の時間にする事がなくなってくるのは事実でいつも時間を持て余してしまいます。何しろアルコールは肝臓の一部が機能していない現状ではご法度だし、夜遊びも子供が生まれてからと言うもの自主規制してますから(苦笑)困ったものです。それに加えて、日本にいる時も明け方まで寝られないと言う悪癖の持ち主なんですから、バンコクの夜長が退屈で退屈で。 仕方ないので、いつも海外に出張前にブックオフで100円均一の文庫本をジャンルを問わず手当たりしだい買い漁り、出張期間中の夜中はひたすら読書に励む事になります。ちなみに、今回バンコクに持参した文庫本は以下の6冊。・「今のインドがわかる本」 門倉貴史 三笠書房 ・「鬼の宇宙誌」 倉本四郎 平凡社ライブラリー・「八人との対話」 司馬遼太郎 文春文庫・「バサラ将軍」 安部龍太郎 文春文庫・「カメレオンは大海を渡る」 橋元淳一郎 ハヤカワ文庫・「古代史の真相」 黒岩重吾 PHP文庫 もちろん、事前に内容なんて判りませんからとにかく100均の棚から無作為に・・・まぁ、100円ですから内容がクソでもそんなに腹が立ちませんし、かえって幅広いジャンルの本が読めるので、結構この選び方は気に入ってます。ちなみに、この6冊では全然足りなくて帰りの飛行機の中で活字禁断症状が出て結構困りました(笑)。 それでも読書だけでずっと過ごす訳にもいかず、たまには目を休める意味でティーブレイクなんぞしたりもします。そんな時に欠かせないのが、昼間の内にスーパーマーケットで買い漁っておいた駄菓子の類やフルーツの山です(笑)。まぁ、極端に空腹を感じた時にはホテルの外に出て屋台にお夜食漁りに行きますけどね。そんな時、バンコクと言う街は実に便利な町でほとんど24時間、どこかしらで屋台が営業してます。ただ、バンコクはそれ程治安が悪くはありませんが日本に較べるとはるかに危険ですから、あまり慣れない場所を真夜中にうろつくのはそれなりに覚悟が必要です。 スーパーでお菓子やお夜食を物色する際は、いつも何かしらのテーマを設けてチョイスするようにしています。そうしないと、これまたすぐ飽きが来ちゃうし。それと、大事な事は基本的にタイ製のものを購入する事にこだわってます。だって、バンコクくんだりまで行ってわざわざ日本のメーカーの製品買ったってしょうがないですから。もちろん、外食の際も今まで海外出張中に自分の意思で「日本食」食べに行った事は一度もありません。可能な限り、その土地の食べ物を食べる事にしてます。もちろん、バンコク入りの際はひたすらタイ料理一本です。 そんな訳で、今回出張中のお夜食に選んだのが「トムヤムクンのカップ麺」と言う訳です。世界3大スープの一つと言われるトムヤムクンですから、バンコクのスーパーにはインスタントスープからレトルト製品そして麺とかなりのカテゴリーでトムヤムクン味の製品が存在します。本当は鍋で煮るタイプのインスタントラーメンの方がより沢山の種類があるんですが、夜中に一人でグツグツとラーメン煮るのもあまり美しい光景ではなさそうなので(苦笑)、今回はお湯を注ぐだけのカップ麺に限定してみました。次回から数回に分けて、その試食レポートを御送り致します。
2009/11/14
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タイのスーパーにお菓子を物色に行くと、色々と余計な事に気が付きます(笑)。例えば、タイでは牛乳って奴はあまり飲まれていないようです。これは、タイ人の多くが牛乳飲むとお腹壊すからだと友人のタイ人から聞いた事があります。そんな訳で、タイのスーパーやコンビニで牛乳らしき物を購入し、腰に手を当て一気飲みすると・・・激マズです(涙)。ほとんどの製品は牛乳もどきの代物です。今でもあるかどうか良く知りませんが、以前は日本でも「お腹の弱い人用にアカディ」とか言う牛乳もどき売っていたじゃないですか。タイで飲む奴はまさにアレです。もちろん、大手のスーパー辺りではほんの申し訳程度にですが売り場の隅っこに本物の牛乳も置いてありますので、「俺は毎日2リットル以上牛乳飲まないと気がおかしくなってしまうっ!」って言うマッチョな方も大丈夫です。 それでもって、本来牛乳がすらっと置いてあるべき冷蔵棚にはタイでは代わりに「ヤクルトもどき」が置いてあるんですね~。それも半端な量じゃありません。日本みたいに「ヤクルトだけっ」みたいなちゃちな代物じゃありません。各飲料メーカーが競うように発売しているようで、こちらがビックリする程の商品数と陳列量です。しかも、「ヤクルト」と同じ程度の小さな容器から、1リットル以上のジャンボサイズまでよりどりみどりって状態です。ヤクルトマニア(そんなのいるかどうか判りませんが)は、バンコクのスーパー行ったら狂喜乱舞間違い無しでしょう!なんなら、腰に手を当てて「ヤクルト1リットル一気飲みっ!」って言う夢のような体験だってタイでは出来ちゃうんです。 私は別に「ヤクルトマニア」じゃないですが(笑)、ここまで見せ付けられちゃコレクター魂が疼くって言うもんです。・・・と言う訳で、早速購入してみました。一気飲みはしたくないので、小瓶で数種類。まぁ、結論から言うと「ドイツもコイツも見事にヤクルトでしたぁ~」。ただ写真右端の奴は「ヤクルト ジョア」そのものの味でしたけどね。 日本にいる時はヤクルトなんてまったく飲みませんが、クソ暑いバンコクの町をさ迷い歩いた後の疲れきった体には、この甘ったるいところが結構うれしかったりしたのには少々驚きました。次回訪タイの際は、「ヤクルト ジョアもどき」を全種類征服してみたいなんて馬鹿な事を考えている今日この頃です。
2009/11/13
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昨日のブログで、今回の訪タイでは平日のチャトチャックマーケットに植木市を冷やかしに行ったご報告をしましたが、そこで面白い店を見つけてきました!それが「バナナや」です。もちろんタイはバナナを始めとする熱帯果実の宝庫ですから、街のいたるところでバナナを売っているのを見かけます。そこで売られているのは我々も良く知っている生食用のバナナやモンキーバナナ、また調理用のバナナを焼いて(クルアイ・ピン)売っている店もあります。 でも、今日の画像の店は一味も二味も違います。なんと、バナナ専門店・・・と言っても、単なる簡易テント付きの露天ですが(笑)の店内には我々日本人にまったく馴染みのないようなバナナまで多種多様に取り揃えてあります。残念な事に、店のおばちゃんは日本語はもちろん英語もまったくダメなようで、それぞれのバナナの名称や用途は聞きだす事が出来ませんでした。 価格の方は「アンニー タウライ?」って片言のタイ語で聞くことが出来ましたからある程度は判明しました。ちなみに、手前の方に写っているやたら小さいバナナが千成状態の房は「ソンロイ・ハーシップ・バーツ」つまり250バーツだそうです。ちなみに最近では1バーツ=2.7円程度ですから、この「バナナの房」は675円って事ですね。どうみても食用になりそうもないので、単なるインテリアグッズとして用いるのかもしれません。何故かは判らないのですが、私がこのバナナの房を購入しようとしてお金を差し出すと、おばちゃんは困ったように笑うだけで売ってくれませんでした。別に悪意があるようには感じられませんでしたから「このタイ語もろくに判らないおばかな外人が、食べられないバナナ購入しようとしてるよ。後でがっかりさせても可愛そうだから売らないでおこう」と言う事だったのかも知れません。 他にも棍棒の代わりとして十分使えそうな巨大で真っ青なバナナとか、やたらに皮が赤い奴とか興味しんしんだったのですが、言葉が通じないのと意外な事に結構お店が繁盛していておばちゃんが忙しそうだったので今回は諦めました。次回訪タイの際に顔見知りのベタ屋の親父を通訳に連れてきて再度チャレンジを固く心に誓ったさかなおやじなのでした。その時は店にあるすべてのバナナを独り占めしてやるつもりです(笑)
2009/11/11
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「タイで市販のフルーツジュースを飲んでみた」の企画も今日が最終回です(笑)。今日は最終回に相応しい商品を用意して皆さんをお出迎えいたしましょう!今日のジュースは「きのこ&ハチミツジュース」です。 私自身が自他共に認める大のムシ嫌いなので、当然ハチミツも苦手です。よく「だって、花の蜜なんだよ」って言う人がいますが「そうだよ、ミツバチの唾液入りのねっ!」って即座に言い返すことにしています。コレでも、昔幼少のみぎりには昆虫学者になりたいとか考え、周囲からはムシ博士と呼ばれていた時期もあったのにね~。 ちなみにムシと言ってもイモムシ系は全然大丈夫です。腹部に節々がある奴がどうにも駄目なんですよね~(涙)。正直言ってカブトムシやセミクラスでも手で掴みたくありませんし、例のあのムシにいたっては・・・コレはもうただひたすら辺りを逃げ惑うしか対応策はありません。 このジュースには、そんな訳で私が嫌いなハチミツが入っているんですが、パッケージのハチのイラストがこれまたグロテスクです。なんだって、ハチの胴体からハチミツが滴っているんでしょう?これは私にとってはもうホラー以外の何者でもありません。コレじゃハチミツ採取する際に、ミツバチを絞り潰したみたいに想像しちゃうじゃないですかぁ。 そんなハチミツにさらにマンネンタケ(霊芝)だかサルノコシカケだか知りませんが、いかにも硬そうな(笑)キノコの汁まで入れてあるって言うんですから、コレはもう絶対に不味いとお買う前から思いましたっ! ・・・で、実際に試飲してみたら・・・やっぱり不味かったです。まぁ、コレはきっとハチミツ&キノコエキス入りって事で一種の健康飲料なんだと思います。いわゆる「特保」って奴なんでしょう。それだけに味の方は二の次なのは理解できますが、もう少しなんとかしようとは思わなかったんでしょうか?製作者は。 そんな私にとってはホラーなジュースですが、我が国でこの味を再現するのは意外と簡単そうです。まずは、場末のスーパーに行って数年間売れ残ってましたって言う感じの味も香りもどこかにすっ飛んじゃってる鉄観音茶を購入してきます。鉄観音茶を通常より薄めに入れたら中にこれまた少量のハチミツを投入しましょう。さらに、ここに乾燥シイタケの戻し汁をお茶の半分の量加えて冷蔵庫で適度に冷やしたら出来上がり。これはかなり実物に近い味を再現できると思います・・・って言うか再現しなくても全然構わないと思われる味ですけどね(笑)。
2009/06/15
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さてこのシリーズもいよいよ佳境に差し掛かってきました(笑)。今日登場するジュースは、一体中身が何なのかもさっぱり判らないと言う代物!パッケージを見ると、一見未成熟なトウモロコシのようなイラストが書いてありますが、良く見るとどうもトウモロコシではないようです。バンコクでこのジュースを試飲した時には稗や粟などの雑穀の穂だと思っていたのですが、もしかするとサゴ椰子の実なのかも? さらに、この謎の物体(笑)の後に控えめに鎮座するこれまた未成熟なトマトのようでトマトではない、まん丸の緑色の奴がさらに謎を深めています。うーん、ここまで中身が判らない製品も稀ですね~。ちなみにラベルにはCofeと言う文字が見えます。この会社の製品のほかのボトルでは、この部分に内容物に関する単語が書いてあったので、ここでも多分そうなんでしょう。でも、英和辞典で調べてもCofeなる植物は載ってませんでした。ネット検索もして見たのですが、ヒットするのは喫茶店の名前ばかり。 まぁ、悩んでいても埒が明かないのでここは「男の子勝負っ!」とばかりに一息にグイッと飲んでみましょう!・・・ややっ、コレは実に意外な味わいです。タイのジュースに共通する甘すぎると言う難点はあるものの、なんだか私のノスタルジーを猛烈にかき立てるお味です。えーと、この味は・・・?すごく身近に感じる味なんですが、しばらくの間一体それが何なのか思い浮かびませんでした。 正体がはっきりしないモヤモヤを抱えたまま、バンコクのホテルで時差の関係でちょうど夕方を迎えるドイツの取引先にメールを打っている時にパッとひらめきました!そうそう、この味はケロッグのシュガーポンです(笑)。私が幼少の頃の半ば主食化していたケロッグ社のシリアルのひとつですが、現在は製造終了となっているようです。もしかすると、このブログをご覧の皆様の多くはシュガーポンって言う商品自体ご存じないのでしょうか?そうだとすればジェネレーションギャップと言うか、老いを感じます(涙) ちなみに、私が小学校の頃はこのシュガーポンとフルーツポンと言う2つのシリアルが私の朝食であり、しばしばおやつでもありました。なぜか大好きだったんですよね~この味。本来はかなり甘い味付けなので親としてはあまり子供に与えたくなかったのでしょうが、コレ食べてる時は当時牛乳嫌いの私が牛乳を掛けていたので、しぶしぶ買い与えていたのでしょう。とにかく、当時の私の活力の源と言うか体の10%くらいはシュガーポン&フルーツポンで作られたと言っても過言ではないでしょう(笑)。 このジュースはそんなシュガーポンの味そのものです。つまりシュガーポンを無理やり液状化したようなジュースだと思えばほぼ間違いありません。私と同世代の人間にとって結構懐かしいあると思われるシュガーポンですが、今では製造中止の為食べる事ができません。でも、バンコクに行きさえすれば液状化しているとは言え(笑)、あの懐かしのシュガーポンに出会えるって訳です。少なくとも私なら、その為だけにだってバンコク行っちゃいますね。 ところで今日のレシピですが、これが結構困った事になってます。本来であればシュガーポン買ってきて貪り食えって言えば済むところですが、そのシュガーポンが製造中止なんですから・・・。仕方が無いので昨晩、近所のスーパーのシリアル売り場に出向き何か近い味の製品が無いかどうか物色してきました。ためしに幾つかの製品購入したんですが、ケロッグ社のフロスティクランチって言う奴がかなり近い感じがしました。そう言う事で(笑)、今日のレシピはケロッグ社のフロステイクランチを口いっぱい頬張った後、さらに無理やり水を口に放り込み咀嚼するって事でひとつよろしく。
2009/06/12
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さーて、今日紹介するのはバールフルーツジュース(Bael-fruit Juice)と言う代物!これまた昨日のジュース同様、スーパーで購入した時は「乾燥オレンジのジュース」だと思ってました。最近、老眼の影響か細かい文字を無地する傾向が強くていけません(涙) バールフルーツと言う我々には馴染みの無い果実ですが、原産国はインドのようでずいぶん古くから医療用ハーブとして用いられてきたようです。果実は大人の握り拳より少し大きいくらいの丸い果実で、それを輪切りにして乾燥させたものをハーブティーとかでいただくようです。 日本ではマルメロと呼ぶ人がいるようですが、これは間違いとは言い切れないものの誤解を招く表現です。日本で一般にマルメロって呼ばれる果実は、のど飴などで知られるカリンに近いバラ科の植物の果実です。実際、カリンの果実との外見は私には良く判らないほど似た物です。あっ、どうでもいい事ですが(笑)このマルメロの語源はポルトガル語のマル(=甘)+メロ(=リンゴ)と言う意味らしいですが、正直言ってマルメロの果実って物凄くすっぱいんですけど・・・この果実の砂糖漬けをポルトガル語でマルメラダって言うそうで、これが後のマーマレードの語源だそうです。でも、今じゃマーマレードって言えばオレンジの皮ですけどね。 それでもって、今日話題の?バールフルーツの方はバラ科じゃなくてミカン亜科の植物ですからぜんぜん違います。じゃあ、なんでマルメロって呼ぶ人がいるのかって言うとこの植物の学名が Aegle marmelosって言うからの様です。つまり種小名がマルメロって言う事な訳で、決して間違いとは言いませんが、我が国には既に「元祖マルメロ」って奴が存在する訳ですから別の呼び名にした方がいいんじゃないでしょうか。 ずいぶん話が脱線しましたが、この日本人に馴染みの無いフルーツのジュースは意外な物で再現する事が可能です(笑)。まずはくず餅を購入して来ましょう!別にどこの奴でも結構ですが、個人的には船橋屋さんの奴が美味しいかと思います。購入してきたくず餅を添付されているであろう黒蜜ときな粉と一緒にミキサーでかき混ぜ、そこにコップ一杯の麦茶を加えさらにミキシングっ!外見はかなり気持ち悪い液体が出来るでしょうが、味的にはかなり正確にバールジュースを再現していると思います。 ・・・って、要するにジュースとしてはマズイって事ですね(笑)。それにしても、どうしてタイのジュースはどれもこれも物凄く甘いんでしょうかね~。まぁ、あの暑さと湿度ですから糖分補給しないとつらいんでしょうけど。彼らはコーヒーとかにも、見ているこちらが寒くなるほど大量の練乳ぶちこんでますから。 それと今日は余談だらけですが、東日本のくず餅と西日本の葛餅って違うの知ってました?西日本のそれは名前どおりというか由緒正しきって言うか、とにかく原料は葛粉です。それに対して東日本の奴は、小麦粉を醗酵させたものが原料です。だから名前も葛じゃなくてくず(久寿)です。どうしてこうなっちゃったのかは知りませんが、生まれてこの方ほんの短期間以外は東京で生まれ育った私としては、やっぱり久寿餅の方に断然愛着を感じます。あっ、ちなみに今日のレシピで使うのは東日本の久寿餅の方と言う事で、ひとつよろしくお願いいたします。
2009/06/10
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この辺りから、我々日本人の常識では計り知れない領域に入っていきます(笑)。今日紹介するのは、レモングラスジュース!レモングラスと言う植物は、我が国ではあまりなじみがありませんが、タイではあのトムヤムクンの材料として欠かす事が出来ないハーブです。植物自体は、どうみてもススキそのものと言った感じで、その茎の根元の方を料理の香り付けなどに用います。名前の通りレモンに良く似た芳香を持っていますが、それもその筈でレモンと同じ「シトラール」と言う芳香成分を含有しています。もっとも、まったく同じ香りと言う訳ではなくさらに針葉樹のような一種の香気も併せ持っています。 そんなレモングラスですが、トムヤムクンを食べている際に中に入っているレモングラスの残骸を齧ってみても、特に味なんてしません。あっ、念のために申し上げておきますが通常トムヤムクン内のレモングラスなんて食べる物じゃありませんからね。言ってみればシチュー類作る時に月桂樹の葉を入れて取り忘れた奴が、食卓に出てきたシチュー内に入っていたようなもんです。もっとも、タイで食べる料理にはレモングラスに限らず様々なハーブ類がそのまま丸ごと入っている場合が多いような気がします。もちろん、コックさんがいちいち取り除くのがメンドクサイからなんだと思いますが。気が付かずにジンジャーをガリッと噛んでしまった時などは、本当に辛いものです(笑)。 でも、白状すると最初にこのジュースをスーパーの商品棚で見かけた時はボトルのイラストを見て「おっ、ネギかニンニクのジュースかぁ??」って思っていました。ホテルに帰ってから、ラベルの下の方に英語で「レモングラスジュース」って書いてあるのを見つけた次第です。それでも、レモングラスをジュースにしようなんて発想はなかなか思いつくもんじゃあありません。 早速、ホテルの自室で仁王立ちになり腰に手を当て試飲を・・・。ウッ、はっきり言って激マズです!(涙)。確かにレモンのような芳香は微かにしますが、それより何よりとにかく甘いっ!甘さに致死量みたいな物があるとすれば、このジュースはまさに致死量寸前の甘さと言えるでしょう。糖尿病患者はイチコロだと思います。ここまでの甘さは砂糖ではなかなか出せないのではないでしょうか?子供の頃、チクロ入りの極彩色のアイスキャンディーを舌を蛍光色に染めながら食べていた私の味覚が、この暴力的な甘さを砂糖ではないと私に告げています(笑)。また、飲んだ後ピリピリと喉に刺激感が残るのもこのジュースの危険度をさらにレベルアップしてます。 まぁ、はっきり申し上げてタイに行ってもこのジュースを飲む必要はありません。・・・と言うか、炎天下を歩き疲れ喉が渇いた時などにうっかりコイツを飲んじゃったらその場で卒倒しかねませんからご注意を! このレベルになると、「日本でこの味を再現する為のレシピ」もかなり素敵なレベルになってきます。まず絶対に必要なのが人工甘味料のシュガーカット!これを同量の水に溶かした後、レモンの皮の部分を薄く削って少々ぶち込みます。さらに、チューブのおろし生姜を少々加えてよくかき混ぜればかなり近い味の飲み物(かぁ?)が完成です。レシピ紹介しておいて言うのもなんですが、試してみない方が無難です。特に心臓の弱い方やお子様は絶対に試飲を避けてください!
2009/06/09
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さて、続いてはパッションフルーツジュースの登場です。皆さんはパッションフルーツ(Passion fruit)ってご存知でしょうか。最近ではケーキなんかの材料に使われる事も多いので名前は知っている方も多いのではないでしょうか。ただ、実際の果実となるとまだそれほど我が国では見かけません。 パッションフルーツは、日本名はクダモノトケイソウと言うつる植物の実で、テニスボールより一回り小さいほぼ球形をしています。表面ははじめは青いのですが、熟してくると赤褐色になり、ちょうどその頃が食べごろです。完熟して少々プヨプヨになった果実を真っ二つに割ると、なんと中にはグジュグジュに崩れ黄色く変色したカエルの卵・・・もとい、周りを黄色いゼリー状の物質で包まれた黒い種子がたくさん詰まっています。正直言って、結構グロテスクです(苦笑)。 勇気を振り絞って、その物質をスプーンですくっていただきましょう!お味の方は、かなり酸味が強いですが、結構いけます。ただ、マンゴーの様ないかにも南国フルーツと言わんばかりの強い芳香があり、個人的にはその匂いがチョット苦手です。ちなみに、黒い種子の部分はそのまま食べられます・・・って言うか、一々吐き出していたら傍から見ていてかなりババッチイ食べ方になっちゃいます。 まぁ、そんなパッションフルーツのジュースですから、匂いが苦手な私は端からあまり期待はしていませんでした。でも、結構コイツはいけます!非常に濃厚でありながら爽やかな風味があります。生の果実ほど酸味が強くありませんから胃弱の方でもOKです。問題の?匂いの方もそれほど強く感じないので、私的にはぜんぜん大丈夫でした。後、これは想像なのですが、若干塩を加えてあるんじゃないでしょうか?ちょうどスイカに塩を掛けるみたいに、その甘さを引き立てる効果が出ている気がします。 さて、問題なのが今日のレシピ!この如何にもトロピカルジュースな味わいをどうやって再現しましょうか?うーむ・・・。ちょっと苦しいけれど(笑)、市販のマンゴージュース7:みかんジュース(オレンジじゃなくて温州ミカンの奴)3の割合で混合し、レモンを1/4位絞り込んで、さらに一つまみの塩を加えれば、結構近い味が再現できるんじゃないでしょうか。 ちなみにパッションフルーツのPassionは「情熱」では「キリストの受難」と言う意味で、これはこの花の中心部分の形が十字架やらなんやらに見える所から来ているそうです。日本名のトケイソウは、やはり花の中心部分を時計の文字盤(もちろんデジタルじゃなくてアナログの奴)に見立てて「時計草」って所かららしいです。でも、一部の図鑑にはそうじゃなくて「徒刑草」・・・つまり、本来のパッションを忠実に訳した物だって言う説が紹介してありました。どっちでも、大勢に影響ありませんが個人的にはやはり前者の「時計草」の方がしっくりしますね~。 そうそう、このトケイソウの仲間は500種以上熱帯地方にあるらしく我が国でも園芸植物として扱われています。我が家にも一鉢ありますがあくまでも花の鑑賞目的で、ほとんどのトケイソウの実はウズラの卵大でとても食用にはなりませんのであしからず(笑)。どうしても自家栽培のパッションフルーツ食べてみたい人は、「クダモノトケイソウ」の苗をゲットしないとねっ!
2009/06/08
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さて、今日ご紹介するのはグアバジュース。これは結構日本でも大きなスーパー辺りなら同じ様な商品が売られていることもありますからご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。まぁ、日本にいるとグアバって言う果実そのものにお目にかかることはほとんどありませんが、バンコクでは非常にポピュラーな果物のひとつで、その辺の道端の果物屋台で30円ほどで1個購入できます。 ちなみに、果物の方は2枚目の画像のような感じです。・・・ってこれはもうカットされちゃってますけど(笑)。大きさは日本のリンゴや梨位のサイズで、かなり硬く水気も多くありません。タイではグアバの事をファランって呼びますが、白人の事も同様にファランって言います。これは、この果実の中の色が白いからだろうと思われます。 生の果実の方は、表現が難しいのですがシャリシャリと言うか、カリカリと言った歯ごたえが個人的には非常に好みです。味は、まだ完熟していない青リンゴから渋みを取り除いたような爽やかな味わいです。屋台で購入すると、「砂糖+塩+トウガラシ」と言う調味料を小袋に入れ添付してくれますから、これを付けながらパリパリいただくと、実におつなもんです。 そんな個人的に大好きなグアバのジュースなんですから、結構期待してましたっ!・・・でも、結果はかなりマズイです(涙)。ただひたすら甘いだけで、グアバ本来の爽やかさがまったく感じられません。また、グアバの持つほのかながら実に芳しい芳香もありません。今回、パッケージから試飲前に想像していた味を思い切り裏切ったのは、このジュースだったかも。他の奴は、飲む前から結果わかってるような奴が多かったですからね~。 そして、恒例の?「今日のジュースの味を日本の材料で再現してみようっ!」のコーナーです。今日のレシピは非常に簡単で、梨をジューサーで絞ればほぼこの味でしょう。出来れば、少々砂糖を加えてさらにくどい味付けにしてください。ちなみに、使用する梨は幸水とか今風の奴じゃなくて、昔ながらの長十郎って言う品種の方が余計な(笑)爽やか風味を出してしまわないのでお勧めです。 あっ、念のために言っておきますが、個人的に梨と言う果物は大好物ですので誤解の無いように。でも、梨が美味しいのはあのシャリシャリした食感に負う所が大だと思います。汁だけ飲んでもね~・・・
2009/06/07
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どんどん行きましょう!今日紹介するのは、昨日と同じSelf Plusブランドのオリーブ&ストロベリー&パインって奴です。まぁ、ストロベリー&パインって言うところまでは共感できるんですけど、なんでオリーブ入れた?大体、我々日本人としてみるとオリーブの生ってどんな味かあまり良く判りません。あっ、個人的にオリーブのピクルス?は大好きですけどどう考えてもジュースに入れるって言うのは・・・ 頭の中で想像していても埒が明かないので、早速試飲をしてみました。・・・うーん、チョット甘いです。それと、同じブランドでも昨日の奴のように濃厚なフルーツの味があまりしません。しかも、飲んだ後に口の中に妙な味が残ると言うか、鼻から抜けるというか・・・。結論から先に言っちゃうと、結構不味いです(笑)。 ここで、恒例の?「日本にいながらにして、このジュースに近い味を味わう為のレシピ公開~!」のお時間です。今日のジュースを再現するには、生のイチゴ3個ほどと缶詰のパイナップル、そして赤ワインのコルク栓を用意しましょう。まずは、パイナップルの匂いが沁み込んだ缶詰の中のシロップにイチゴを加えて、さらにシロップと同量の水を足しミキサーにかけます。この混合物をコーヒー用のペーパーフィルターかなんかで漉して得られた液体に(笑)、赤ワインのコルク栓を放り込み、半日くらい冷蔵庫で放置しておけば出来上がり。 ここで大変重要なのは、パイナップル本体を入れちゃあいけません。そうすると、このジュース本来の姿よりもフルーティになっちゃいますからね(笑)。それと、オリーブ由来なのだと思いますが、このジュースの売り?であるエグ味を出す為に赤ワインのコルク栓は欠かせません。 まぁ、要するに「あなたがバンコクに行った際に、水分を補給しなければ生命の危険がある場合を除いて飲んでみる価値なしっ!」って言うレベルって事ですね。
2009/06/05
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さてさて、それじゃあ実際に試飲してみましょうかね~。・・・って、ここは当然人間の心理として一番無難そうな奴からチャレンジしちゃうもんです(笑)まずはSelf plusって言うブランドからトマト&オレンジ&アップルジュース! まぁ、トマトジュース嫌いの方にはチョットあれかも知れませんけど、個人的トマジュー好きなので端から抵抗ありませんでした。・・・で、実際のお味は?って言うとこれは結構いけますね。思ったよりトマト風味が少ないので、トマト嫌いの方でもあまり問題ないかも。 「そんな事言ったって、そうそうバンコクになんて行けないから試飲出来ないっ!」と言うあなたの為に(苦笑)このシリーズでは、それぞれのジュースに近い味を再現する為のレシピを紹介しちゃいましょう!これでもう、自宅にいながら気分はトロピカルです・・・って訳ないか。今日のこのジュースの作り方(再現方法)は実に簡単で、市販の100%ジュースをアップル5:オレンジ3:トマト2の割合で混ぜればOK!こんな割合で、ほぼこのジュースの味は再現できると思います。 今日のジュースは、まぁまた機会があれば飲んでもいいかなって言うレベルで十分合格点でした。・・・ただ、問題なのは今回試飲したジュースではこれが一番の好評価なんですけど(涙)。はっきり申し上げて、この後回を重ねるごとに製品としてのレベルは下がっていきます。その分、試飲者の危険度はバンバンレベルアップしていきますけどね。
2009/06/04
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ほぼ毎月海外出張のある私の密かな楽しみが、その国の果物、駄菓子、B級フード類などを食べ漁る事です(苦笑)。いい加減いい年こいたオヤジのすることじゃありませんが、こればかりはいつになってもやめられません。 今回は、滞在先のバンコクで大手スーパーに出向き「市販のフルーツジュースで、日本になさそうだけど飲んでも死なない奴」と言うコンセプトの元複数のフルーツジュースを購入し、宿泊先のホテルで利き酒ならぬ利きジュースしてみました。ちなみに、コンセプトから外れている物、つまり「普通のオレンジジュース」や「生命の危険を感じる奴」は購入しておりませんので悪しからず。 実はタイと言う国は我が国よりはるかにフルーツジュースが好きと言うか普及していまして、バンコクの町をうろつきまわっていると至る所で、生フルーツジュース屋や手絞りオレンジジュース屋があります。値段も信じられないくらい安いので、喉が渇いたら普通にそちらを飲むのが正しい道ってもんです。ただ、中年オヤジが、生フルーツジュース屋の店先でありとあらゆるフルーツジュースを腰に手を当て片っ端から飲み干している図はさすがに好ましくないと考えまして(笑)、一人ひっそりとホテルの自室で試してみると言う趣向に変えたと言うわけです。 そんな訳で、ホテル近くの大手スーパーのジュース売り場に行くとあるわあるわ(笑)、日本では考えられないほど多彩な飲料がずらっ~っと商品棚に並んでます。これは、日本の様にメーカー間の競争の結果企業数が選別淘汰されておらず、まさに日本の戦国時代初期のように群雄割拠・・・いや、中小企業乱立の結果なのだと思います。「おそらくほとんどのメーカーは、もしジュース飲んで食中毒とか起こしても、お客様相談室とか設置してないんだろうな~」などと考えながら、かなりウキウキした気分で、何種類かのフルーツジュースを購入してきました。次回から数回に分けてそのお味の方をレポートさせていただこうと思っております。
2009/06/03
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いや~っ、本当に久しぶりにのんびりとしたGWを味わってます。何しろ4月に前期・後期の2回にわたる海外出張でボロボロの我が腰には最高のプレゼントでしょう。いつもなら、「GWくらいはどっかに連れて行けっ!」と言う家族の脅迫にも近い(苦笑)要望で、休みどころか平日以上に疲労困憊するのが常なんですけどね~。今年は、私の腰がもう完全に壊れていると察した家族どもは、さっさと泊りがけでどっかに行ってしまいました。こうなれば、一人取り残された私にとっては極楽極楽!ひたすら家でゴロゴロしてます(笑)。 それに加えて今年は高速道路の運賃が安くなった影響もあるのでしょうか?ご近所の方々も軒並みお出かけの様子で本当に静かで心休まる休日です。しかも、天気も良好ですし・・・って事で、日中は近くにある公園(と言っても、単なる自然の丘陵)に本を持って行って夕方まで木陰で読書してます。元来、活字中毒患者である私は気になる新刊が出るととにかくゲットする癖があるので、まだ未読の新刊が30冊以上溜まっていますから読む本には困りませんし。 唯一困ることと言ったら、極度の腰痛の為に公園のアップダウンが非常にキツイって言う事位でしょう。結構高低差のある多摩丘陵なので、特に下りは我が腰にかなりひびきます。距離にしてせいぜい300m位の下りの階段を30分以上かけてヘコヘコしながらゆっくり降りなくちゃいけませんからね~。 さ~て、お昼ごはんも食べ終わったことですし、そろそろ公園に読書しに行ってきま~す!
2009/05/04
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皆さんはタイの通貨についてご存知でしょうか?当然知ってる人は知ってますが、バーツ(THB)と言うお金がタイでは使われています。しばらく前までは、1THB=3.5円位でしたが、昨年末のバンコク騒乱やその後のタイ経済の急速な悪化に伴い今や1THB=2.6円位にまで円高が進んでいます。タイ人には迷惑な話かもしれませんが、私のようにタイでビジネスを展開している人間には嬉しい限りです。 だって、少し前まで10000円をバーツに両替すると3000バーツに満たなかったものが、最近では3700バーツ前後にまでなるんですから「何だよ、700バーツの違いって言えば、日本円で2000円弱位の差じゃないか!」って軽く考えてはいけません(笑)。日本とタイの物価は随分違いますから、日本での生活の感覚でいうと8000円位の差がある計算になります。 そんなタイのバーツには、お札で1000B/500B/100B/50B/20Bの5種類、そして硬貨では10B/5B/1B/50サタン/25サタンの5種類があります。本当はこれ以外にも10B札や2バーツコインもあるんですが、ほとんど流通していないようです。あっそうそう、サタンって言うのはバーツの下の貨幣で我が国で言う円と銭の関係と同じ、つまり100サタン=1Bって言う事です。 今日の画像は上が20B札、下が左から10B/5B/1B/50サタン/25サタン/日本の1円硬貨ってなってます。1円硬貨と比べるとサタンが以下に小さいかお判りいただけると思います。 所が、万事においておおらか?なタイでは、同じ通貨にも何種類も存在してたりします。確かに日本だって、かつては穴の無い5円硬貨やニッケルの50円硬貨とかありましたけど、すぐに新硬貨に世代交代してしまい、市場から姿を消してしまいました。しかし、愛すべきタイランドではこうした旧通貨もまだまだ現役です! 比較的高額の紙幣はともかく、通常の海外旅行ではほとんど用途の無い小額の硬貨を帰国の際にどうするかは、我々旅行者の大きな悩みの一つです。まぁ、それほど大した量でなければ記念に持ち帰るって言うのが正しい道ってもんでしょうね~。でも、私のように毎月バンコクに行かなくちゃいけない立場になると、コレは結構深刻な問題でして・・・(苦笑)
2009/03/12
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人から「コレだけ頻繁に海外出張があると、お土産選びも大変ですね~」って聞かれる事がしばしばです。でも、心配御無用っ!基本的にお土産なんて一切購入しない人間ですので(笑)。以前はそれでもドイツに行けば御禁制のハム類(本来は持ち込み禁止)を気が付かない振りして買ってきちゃったり、タイでも様々な香辛料やお菓子類などそれなりに考えてお土産買って来たんですけど、最近では家族もヘンに警戒して素直に人のお土産を喜ばなくなってしまいましたから、買ってくる側としても張り合いがなくなっちゃいました。 まぁ、確かに表面にビッシリと白カビの生えている鹿肉の生ハムやナンプリックと言うタイの塩辛いソースなんだけどメンダー(タガメ)をすりつぶしたもの入りの奴とか、ドリアンキャンディーとか、とにかくそんなものばっかり買ってきちゃうこちらにも問題はあるんですけどね~(笑)。 最近なんて上の娘が妙に色気づいて来てますから、ブランド物のバッグや財布辺りに非常に興味津々らしく、オヤジとしてはかなり危険な雰囲気がプンプンしています。その点、下の息子の方はまだガキンチョなので「色気より食い気」って言う訳で可愛いもんです。今日登場のグリコ プリッツ ラープ味って奴も息子のお気に入りです。 このラープって言うのはタイのイサーン料理(東北地方料理)の代表的なものの一つです。あらびきの挽肉を荒く砕いた米や玉ねぎ、もちろんタイですから唐辛子なんかと一緒に炒めた料理で、ご飯と一緒に頂くと実に美味しいものです。ちなみに、挽肉の種類によってラープ・ヌア(牛肉のラープ)、ラープ・ガイ(鶏肉のラープ)、ラープ・ムー(豚肉のラープ)なんて具合に様々なバリエーションがあり、毎日頼んでも飽きません。 今日登場のプリッツが果たして本当に「ラープ味」かどうかは個人的にはうーんですけど(笑)、結構万人向けの味であることは間違いありません。一応、グリコの製品ですから聞いた事がない海外のメーカーのチョコ購入するよりは少しは安心できますしね。タイでは結構ポピュラーなお菓子の様でコンビニでも見かけますし、タイの空港でもお土産として売ってますから、御家族への義理土産(笑)にお困りの節には是非一度お試しを!・・・って書いてから思ったんですが、この商品って日本のショップでも普通に売ってるんでしょうか?だとしたらお土産になりませんね~。
2009/01/28
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皆さんはタイ料理って言うとどんなイメージをお持ちでしょうか?多くの方が「激から」って感じではないでしょうか?もちろん、辛い奴は、「冗談はヨセッ!」と言うレベルで辛いですが、実は結構な数のタイ人があまり辛いものは苦手なようです。その為、当然それほど辛くないもの~全然辛くないものも結構品揃えは豊富です。 例えば、タイ語でスープを意味するゲーンは「カレー」と訳される事が多く、ゲーン・キャウ・ワーン(タイ風グリーンカレー)が有名です。しかし、カレーじゃない奴だっていっぱいあるんです。そんな中で個人的にオススメなのがゲーン・チュー(すまし汁?)!色々な野菜を中華スープのような透明なスープで煮込んだもので、全然辛くありません。 このゲーン・チューも中に入る具によって色々なバリエーションがあるようですが、辛いのが苦手な日本人にオススメなのがゲーン・チュー・タォフー!このタォフーって言う部分が具を表してまして、「タォフー=豆腐」つまり日本の豆腐入りのお吸い物をイメージしていただければほぼ間違いないでしょう。現地の激辛料理に痛めつけられ、冷房の効いた室内と熱帯の室外の温度格差などで徹底的に胃腸を痛めつけられ、お腹が激しく行っちゃってる人なんかはこのスープでホット一息つけるのではないでしょうか。 それでもって、このすまし汁の何処の部分が私の心にグバァ~ッって来るのかと言うと、主力の具である「タォフー=豆腐」です。「木綿」と言うよりは「絹ごし」に近い食感ながら、確実に我が国の豆腐とは違います。妙に弾力があると言うか(笑)、イメージとしては味の付いていない「卵豆腐」を想像していただければ、それほど大きな差は無いと思います。 我が国の豆腐と異なるのはその食感だけでなく、外見も!何と、こちらの豆腐はチューブ入りです(笑)。もっとも、中国をはじめアジア諸国で豆腐って言うと、こちらのパターンのほうが多く、我が国の様に四角四面な方が異質なのかもしれません。 ちなみに、画像の豆腐はスーパーで撮影用に購入したものです。何と言っても、富士山らしきイラストをバックに見事な字体で書かれた「日本豆腐」の(笑)外見に惹かれます。製造会社だって「チェリ食品」です。・・・って一体何処??ぱちもん大好き人間の私が、数ある「タォフー」の中からコイツを選び出したのは言うまでもありません。 撮影後にせっかくだから食べてしまおうと思い、チューブを破いてベロンって感じで皿に載せ醤油が手元に無かったので、ナンプラーと言う我が国のしょっつるみたいな汁を振りかけて冷奴で頂きました。・・・うーん、率直に申し上げて「タイのタォフーの冷奴 ナンプラー風味」は皆様にあまりオススメいたしません(笑)。やっぱり、冷奴は日本の豆腐に醤油って言う事のようです。
2009/01/25
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いきなり何故かシリーズ化したかのように再登場した「バンコクB級グルメ紀行」ですが(笑)、今回のお題目はこちらっ!えっーと、商品名は「しょぐね」ですけど、これが何だかお判りでしょか? 実はこれ、日本でもおなじみの味のりなんですよ♪何故かは判りませんが、タイの人は味のり大好きで、これ以外にも沢山の商品が売られてます。お味の方は、うーん日本の奴を3段階くらい不味くしたって言うか、賞味期限切れの奴を3,4日湿度の高い室内に放置したと言うか・・・。まさにB級の味わいです(笑) 別に特に味のりフリークな訳でもありませんので通常なら素通りすべき商品なのですが、じつは私の隠れたもう一つの趣味として、海外でおかしな日本語表記の製品を購入するって言うのがありまして・・・。 実はこの「しょぐね」は、英語表記のSHOGNNEから来ているようです。しかも、その辺にたむろしていた現地の子供に、このスナックを餌として与えつつ(笑)情報収集したところによると、このスナックの商品名は「ショーグン=将軍」だそうです。つまり、タイ人のイメージする日本的なイメージをネーミングしようと言う事で、「将軍」を選んだところまでは良かったのですが、スペル間違えてるぞっ!しかも、間違えたスペルを、日本語読みした奴が御丁寧に間違えたスペルどおり読んじまった(笑)。 個人的には「しょぐね」の味よりも、このヨミをした人物に強く惹かれます。日本語が中途半端に達者なタイ人なのか、はたまた頭の中に「味のり」でもつまっているお馬鹿な日本人なんでしょうか?うーん、タイ恐るべし!(笑)。 ちなみに、おかしな日本語表記のTシャツコレクションもしておりまして、今回は戦利品として、白地に数尾の色鮮やかな、しかしドヘタなイラストの鯉のぼりが泳ぎその上にやたらと目立つ文字で「こいのぶり」って書いてある奴をゲットしてきましたぁっ!
2009/01/23
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ご無沙汰しております。どうも、騒乱のバンコクから帰国後体調が思わしくありません。なんだか、むやみやたらに体がだるいんですけど・・・。数日前に近所の病院行ってきたら「あぁ、こりゃ夏風邪だねぇ」って、御歳70歳以上は間違いないと思われるお爺ちゃん先生に言われてしまいました。 でも、半端なだるさじゃないんですよね~。本当は何もしないで一日中ボォ~っとしていたいところなんですが、仕事があるのでそうもいきません。仕方なく外出して街を歩いていると、体がだんだん地面にめり込んでいくような感覚に襲われます。 仕方がないので今日、大学病院に勤務する友人の所に診察を受けに行きました。まぁ、ここ何年間も会っていなかったので、旧交を温める目的もあったんですけどね(笑)。そしたら、何と「軽度のうつ病の恐れあり」って言う診断結果が出てしまいました。なんでも、うつ病の症状の一つに倦怠感って言うのがあるそうです。それにしても、自他共に認める「世の中で最も精神的疾患に縁遠いタイプの人間」だっただけに、この診察結果には大いに疑問です。 まぁ、ストレス社会の現代では極一般的な症状のようですが、まさか自分がストレスを感じているとは・・・。って言うか、はっきり言って誤診だと思います(笑)。自分の体のことは自分が一番よく判るって言う事で、自分なりには「糖尿病になりかけてるっ」って言うのが正解だと思ってます。 そんな訳で、医者の友人にも糖尿病の検査を指示しておきました。天下の大学病院で、患者が偉そうにお医者様に指示出してるのは前代未聞だと、そばにいた看護婦さんが驚いてました。友人が「まぁ、コイツは昔からこういう男だからね」ってフォローにならないフォロー入れてましたけど(笑)。 ただ、本当に糖尿病ならば甘いものに眼がない私にはうつ病の治療以上に辛い日々が待っていることは確実です。そんな訳で、今回の倦怠感は最初に診断してくれたお爺ちゃん先生の見立てどおり夏風邪って事で自己解決しちゃおうかなぁ~って思い始めてます。ほらっ「病は気から」って言うじゃないですか!気合が足りないから体のだるさなんか感じちゃうんだって言う事に決めました。しかし、こんな状態の私に情け容赦なく、次の海外出張が迫ってきています(苦笑)。しかも、今回はヨーロッパ遠征・・・。行きたくねぇ~っ!
2008/09/19
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実は私は結構重度の喘息患者でして、毎日ステロイドの吸入を欠かす事が出来ません。全盛期?(笑)には、いきなり呼吸が停止し救急車で病院行きというのも何回も経験しています。一度などは、救急車で運ばれた病院で妻が「今夜が峠です。肉親の方にご連絡をしておかれた方が・・・」と担当医師に言われたほど。そんな私なので、物心ついてから気管の状態にはかなりナーバスになってます。人様の喘息はどうかよく判りませんが、私の場合「ん?何かのどの調子が変だぞ」って感じるといきなり息が苦しくなり、そのまま喘息の発作に突入と言う事がシバシバあります。だから、常日頃からのど飴とかその類を常用していると言うわけです。 医学的根拠はまったくないのですが、なんとなく喉がスッとすると息が楽な気がするもので、のど飴は基本的にミント系です。でも、外出中に飴の袋ぶら下げて歩くわけも行かないので(苦笑)、フリスクとかあんな類の駄菓子を常に持ち歩く事にしています。ちなみに、喉の調子が悪いと感じるときは1日にフリスクの一番強烈な奴を3個(3容器って事です)位食べる事もあります。こうなると、もう口に1,2粒放り込んでとか言うレベルではなく、豆菓子かなんかのようにボリボリと噛み砕いてます。 一度ドイツに向かう飛行機の中で、隣に座った外人の女性が私の周囲に強烈に漂うミント臭に辟易として、スチュワーデスに席の交換を申し出ると言う事があったほどです。まぁ、その時は、私の方が両隣に人のいない席に移動させられましたが(苦笑)、スチュワーデスもビックリしたのか面白がって、暇さえあればその後私のところに来てボリボリとミントタブレットを貪り食う私の相手をしてくれました。私が必死に気管の自己管理をしているとも知らずに、「この男はミント中毒かミント依存症に違いないっ!」って思ってたでしょうね~。 そんな私が最近はまっているのが、今日紹介するコイツです!タイのスーパーで売っているBotanと言うメーカーのMint Ballで、何種類か味があるのですが私はこのミックスベリー味が大好き。ミントの強烈さではフリスクに負けてますが、中心部分に仁丹と言うか龍角散と言うか(笑)そんな甘草か何かのエキス入り?の核があって、食した後長時間にわたって喉がスッとしてくれます。両サイドを押さえるとパカッと口を開ける、携帯用灰皿なんかでよく見かける構造の容器に、梅仁丹より一回り大きいくらいの粒々がザラザラ入っています。ちなみに私はバンコク入りすると36容器入りのカートンで2箱購入し、日本にいるときもヨーロッパ出張中も、そしてブログ更新中の今もボリボリと噛み砕いてます(笑)
2008/08/25
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今日は、最近私がバンコク滞在中必ず購入するお気に入りのスナックを紹介しましょう。これまた正式名称は判らないんですが(苦笑)、要するにポークジャーキーチップスです。つまり、薄切りの豚肉を油でカラッと揚げたもののようです。これは道端の屋台で売っているのではなく、一応どこかの工場で作られたものがスーパーなんかで売られてます。だから、屋台のおやつでは衛生面で少々心配と言う方も安心して食べる事が出来るのではないでしょうか」。もっとも、製造工場がどの程度衛生管理が行き届いているのかは定かではないですけどね(笑)。 元々タイの北部(チャンマイやチェンライ辺り)にはケープ・ムーと言うブタの皮を油でカリカリに揚げた伝統的なおやつがありますので、この商品もおそらくはケープ・ムーが大元なんだと思います。いずれにしても、食感はパリパリで噛み砕いているうちに肉の旨味が味わえる実に乙なおやつです。バンコク市内ならば、ジャスコなどの大型スーパーに行けばまず確実に入手できますし、コンビニならばセブンイレブンで取り扱ってます。 ちなみに私はバンコク入りした初日に、滞在日数×1.5倍位の数をThailand Cultural Center と言う駅にあるジャスコで購入し、夜な夜なポリポリバリバリします。元来夜寝れない人間なので、日本にいるときも毎日朝の5時くらいまで起きてます。それに一日でもなにかを読まない日があると物凄くイライラする重度の活字中毒患者なので、バンコク滞在中も朝までずっと本を読んでる事になるものですから、その際の読書のお供としてこのポークジャーキーチップは最適なんですよね~。 このチップにはいくつかのバリエーションがあって、テリヤキみたいな甘辛味のクラッシック以外にも数種類存在しますが、私はもっぱらクラッシックを愛好しています。今回の家族旅行で、私以上の肉好きである息子がこのスナックを嫌いな筈がありません。父子そろって、ホテルでバリバリしていたばかりか、息子にいたっては帰りには自分用の肩がけバックに入るだけのこのスナック詰め込んで日本に持ち帰ってました(笑)。みなさんもバンコクにご旅行の際には是非一度お試しあれっ!
2008/08/16
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さて、昨日のなかなかお勧めのバンコクB級おやつに引き続き、今日は今のところ私的にはバンコクB級おやつ選手権の王者とも言うべき逸品の登場です。名前は・・・うーんと判りません(苦笑)。まぁ、揚げダンゴってことで一つよろしく。 ピンポン球くらいの大きさの揚げドーナッツ風おやつで、多分タピオカ粉を使っているんだと思いますが、表面はサクサクで中はモッチリとした食感がたまりません。ちょうどボンディゲージョを揚げたらこんな感じになるんじゃないでしょうか。そして、中には餡として甘辛に味付けされたマッシュポテトが入っていて、これがまた絶妙!和菓子の揚げ饅頭が好きな方ならまったく違和感なく戴けると思います。 お値段の方もさすがタイですからお安くなってまして、1個7円位でした。ちなみに私は一時に20個くらい購入して熱々のうちに一気に平らげちゃいます。冷めても美味しいですが、やっぱり表面のサクサク感は揚げたてじゃないとねっ! このおやつは昨日の揚げバナナとは違いポピュラーと言うほど普及しているようではないようで、なかなか扱っている屋台を見かけません。今のところ、3箇所ほどこのおやつを売っている屋台を知っていますが、一番美味しいのがサンデーマーケットのペット売り場の近くの屋台の物。ここのジャガイモ餡は味付けが絶妙です。 ただ、この絶品を扱う屋台にも少々問題がありまして・・・って別に屋台自体の問題ではないんですが、近くには必ず虫屋の屋台が出店していてタガメやらコオロギやら芋虫やらを芳ばしく(涙)揚げて売ってます。大の虫嫌いの私にとっては生死にかかわるほど辛い問題です。えっ?そっちを見なければいいじゃないかって?いやいや、この虫の唐揚は姿かたちだけでなく臭気も物凄いんですよぉ~。 私はその臭いがどうしてもだめなんで、まずは少し離れたところから大きく息を吸い込み揚げ団子屋に突進します。そして、希望の数量を告げた後すばやく屋台から100m位離れます。もちろん、その間は息をずっと止めてます(笑)。そして、屋台のおばちゃんが紙袋にダンゴを詰め終えたのを確認したら、また息を大きく吸って・・・・重度の喘息もちで呼吸器系が脆弱な私にとっては、かなり辛い作業です。
2008/08/12
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さてさて、前回はカエルの卵みたいな不気味な飲み物を紹介しましたが、別にいつも変な食べ物を探して彷徨っている訳じゃありませんからね(笑)。今日は少しまともなタイのおやつを紹介します。名前はクルアイ・トートだったと思います。いやぁ~、実は正式なタイ語での呼び名を確認していないんですが、クルアイ=バナナ、トート=揚げ物って事なんでたぶんこれであってると思うんですけどね。 調理方法はいたって簡単で、皮をむいたバナナを縦切にして衣を付けて揚げただけのものです。バンコク市内に限らず、タイのあらゆる場所で揚げバナナを売っている屋台に出くわしますから、タイでもかなりポピュラーなおやつなんだと思います。その屋台では、一緒にタロイモを揚げた奴も売っているのが普通です。 ここで使われているバナナは我々になじみの深い、ねっとりとした奴じゃなくて調理用バナナなのでねっとり感はまったくありません。むしろどちらかといえばパサパサした感じがします。でも、やっぱりそこはバナナですからほのかな甘みとかすかに芳香が漂い、小腹が空いたときのおやつには最適です。屋台のそばでしばらく観察していると、近くを通りかかったOLや学生達が次々に購入していきます。 お値段の方もかなりお安くなっておりまして、大体1個当たり3~7円程度と思っていいのではないでしょうか。この値段の幅は、別にバナナの品質とは関係なく単に屋台の立地に影響されているものです。ちなみに、バンコクに旅行してこの揚げバナナを試してみたい方は、購入の際に購入数量を明確にした方がいいです。別にタイ語が話せなくっても、指で数を示せばOKです。 ちなみに私はタイに行き始めた初期の頃、揚げバナナを食べようと屋台に立ち寄り、値段がわからないので100B(350円位)札を出しました。屋台のおばちゃんが私に向かってなにやらタイ語で話しかけてきましたが、当時の私はタイ語なんてさっぱり判りません。また、おばちゃんは日本語はもちろん英語もまったくだめなようです。あきらめたように首を振ったおばちゃんは、揚げバナナを物凄い勢いで大きな紙袋に次々と放り込み始めました。おそらくその数は60個位あったのではないでしょうか(笑)。 もちろん、一人で食べきれる量ではありません。その後屋台の脇の石段の上に腰を下ろし、近所の子供達を手招きして一緒に揚げバナナを食べまくったのも今となってはいい思い出ですが、当時は確実に屋台周辺の人の笑いの対象になってました(苦笑)。 そうそう、バナナを使ったおやつにはこの他にも焼きバナナ(クルアイ・ピン)と言う物もあります。どちらかといえば、こちらの方がポピュラーかもしれません。まぁ、皮をむいた調理用バナナを炭火の上で焼いただけの代物ですが、これはこれで結構乙な味です。ただ、たまたま私が食べた奴がそうだったのかも知れませんが、せっかくバナナの原形を保ってコンガリと焼き色がついているバナナを、購入の際に屋台のおばちゃんが上からブニュって押しつぶしてくれるのはいかがなものかと思います。
2008/08/11
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さて、海外に出向くたびに現地の駄菓子やB級食品の発掘にかなりの情熱(苦笑)を注いでいる私ですが、今回も見つけてきましたよぉ~♪今回の発掘場所は、おなじみのバンコク!1枚目の画像を見る限りでは、それほどグロテスクな感じは受けないかもしれませんが、2枚目の拡大画像を見ていただければ完璧です。うーん、トノサマガエルの卵塊みたいな物質が沈殿してますね~(笑)。 ベースとなるジュースは「レモンティー」だそうです(笑)。他にも、アップルジュースバージョンやグリーンティーバージョンもありました。いずれにしても、この飲料のキモはなんといっても下に沈殿した不気味な物体であることに間違いありません。実は、この気持ち悪い物質はハーブとして有名なバジルの種なんです。バジルの種は水に戻すと、こんな感じに膨らむのはもちろん知ってましたし、ヨーロッパでそれを利用したゼリーを味わった事もあります。でも、今回のバジルシードはなんと言っても色がいけません。まるでうまく受精しなくて死滅し、周りに水棲菌が付着したカエルの卵そのものの色と形状です(笑)。 これはバンコク市内のジャスコの食品売り場で発見したのですが、これを手にとって狂喜乱舞する私を冷たく見据える妻と、離れた場所でいかにも他人の振りをしている娘の姿を今でも憶えてます(苦笑)。息子の方は幼いのか少し知恵が足りないのか、嬉しそうにする父親を見て本人も嬉しくなってニタニタしてましたけど。 気になるお味の方ですが・・・うーん、はっきり言って次回はもうゲットしません。腐ったカエルの卵、じゃなくてバジルシードの部分はつるつると結構な喉越しなんですが、ベースとなるレモンティーが冗談のようなくどい甘さです。まるで、私が子供時代の安物アイスに使われていた甘味料のチクロでも使ったような物凄さです。 一人で全部飲みきるのはチョット辛かったので、家族にも飲ませてみようと画策し(笑)「うわぁッ!これ凄くウマイっ!!」って言ってみたんですが、散々煮え湯を飲まされている妻と娘は鼻で笑って相手にもしてくれません。お調子者の息子の方は私のアカデミィー賞並みの名演技にだまされたのか、残りのジュースを飲んでました。姉「あんた勇者だねぇ~」弟「ウンっ!」妻「コラやめなさいっ!後でお腹痛くなるわよ」私「大丈夫だよ。俺だって飲んだんだから」妻「ゴキブリ以上の生命力持つあんたと一緒に考えないでよ」弟「・・・でも、これ本当にウマイっ!」一同「はぁ~??」 他の二人に比べて素直な我が息子をいとおしく思う気持ちと同時に、その味覚に少々ではなくかなりの不安を覚えた父親でした。
2008/08/10
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さて、いよいよ腰に腰痛爆弾抱えながらの台湾出張に旅立つ事となりました(苦笑)。現状ではなんとなくだましだましやっていけば大丈夫っぽいです。まぁ、台北では取引先の会社の人間が空港まで送迎してくれますし、その後も完全運転手付き状態でしょうからあまり心配は無いと思います。後は、仕事の後アフターファイブに街を徘徊するいつもの悪癖(笑)さえ出さなければね。台北で腰痛がぶり返しちゃったら、週末のバンコク入りが出来なくなっちゃいますから、今回は自重するつもりです。・・・でも、台湾の屋台をうろつくのって物凄く楽しいんですよね~。どれも物凄く安いのに美味だし。 そうそう、今日の画像は題名とは何の関係も無いんですが、以前バンコクで購入したゼリーを紹介しましょう!いかがでしょう?この実に鮮やかな色合いといい、ゼリーの中に入っている正体不明の粒々や白いキューブ状のものなんて実にワクワクさせてくれるでしょ?バンコクは、まだまだ日本と違って世のオトナたちが子供の食べるお菓子につべこべうるさいこと言わないから、私のような駄菓子フリークにとってはまさに天国です(笑)。ちなみに、コイツは6個で¥180くらいでしたぁ~♪ 毎回バンコク入りすると、地元のスーパーに行ってこのような駄菓子や怪しげな飲み物なんかを大量に購入してます。どれくらいかって?うーんと、だいたい日本のスーパーに有るカゴに山盛りいっぱいくらい手当たり次第に色んなお菓子買いまくってます。自慢じゃないですが(苦笑)、タイの駄菓子に関してはそこんじょそこらのタイの子供に負けない知識持っていると思います!・・・って、ほんとに自慢になんないな・・・ ちなみに、このゼリーは色違い?が他に4種類ほどありましてどれも中に入ったカラフルな粒々とキューブが特徴です。キューブの方は、杏仁豆腐みたいな味の寒天ですが粒々の方はよく判りません。味は特に無いんですけど、食感はどう見てもビニールそのもの(笑)。口の中でプチンとつぶれる食感を楽しみましょう!所で、このゼリーやや太目のストローが添付されていて、それでチュルチュルと吸う様ですが、はっきり言って白いキューブ状の寒天はストローの径よりはるかに大きいし、堅いので絶対に吸い込むことが出来ません!いつも、最後にキューブだけが容器の中に残ってしまい結構イライラします(笑)。 それでは、来週半ばまで無謀にも海外出張に出かけてきま~す!
2008/04/01
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エー、昨日は私の4×回目のバースデイでして、ブログの更新もお休みいただきマッタリと時を過ごさせていただきました。さすがにこの歳になると誕生日も嬉しいと言うよりは、またまた年取っちゃったぁ~って言う感の方が強いですね~(苦笑)。家族の方も淡々としたもので、子供たちが花束をくれたもののそれ以外は確たるイベントもなく粛々と時は過ぎていきました。 所で逸品堂が通販専門店であるため、常日頃から「実物見ないと怖くて買えない!」とか、「一度温室の見学させろっ!」とか色々と御要望をいただいているのですが、そう言う訳にもいかずにいました。しかし、一度皆さんにバンコクの改良ベタの素晴しさを実際にその目でご覧いただきたいとは常日頃から店主だって思ってたんですよぉ~。その辺りについて、先日埼玉県にある超有名ショップB-BOXアクアリウムさんに顔を出して話し込んでいる際に話題にしたら「それならうちがやってあげようか?」って気軽に一言! そんな訳で今度の土日つまり12月8-9日の2日間、B-BOXにてショークラウンテールを展示していただく事になりました。もちろん、お気に入りの個体がいたらその場で購入できます。B-BOXさんのご好意で突然実現したこの企画ですが、好評ならば第2弾、第3弾とかもあるかも?(笑)。売り場総面積180坪の超大型ショップで生体の管理状態は間違いなく一級品、特に海水魚では知らない人はいないと言うくらいの有名店です。私も、海外の顧客が日本を訪れた際に「日本のショップ見学したい」と先方が希望した際には必ず連れて行くお店の一つでもあります。 まぁ、ショークラウンに興味のない人でも(苦笑)、ありとあらゆる種類の観賞魚が抜群の状態で置いてある訳だし、お近くにお越しの御予定がある方は一度見に行っても絶対に損はさせませんっ!・・・って言うか、行けば間違いなくなにか買っちゃうでしょうから損ではないけど所持金は減りますね(笑)。■ショークラウンって言うのはコレだぁ~!◎場所:B-BOXアクアリウム 埼玉県八潮市中央4-7-3◎期間:12月8日(土)-9日(日)の2日間◎URL :http://www.b-boxaquarium.com
2007/12/06
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いやぁ~、暑いですねぇ~!何だかバンコクよりも暑い様な気がします(苦笑)。この何もする気が起きないような猛暑の時期にとんでもない事態が勃発しました!!・・・それは、おさかな逸品堂の移転話です。 事の起こりは、第一次夏休み(笑)で家族で海外旅行中の事。夕食中に交わした息子との会話がきっかけでした。「なぁ、息子よ。何でおまえはサッカーで一回も得点した事がないんだ?」「だって、僕はバックなんだもん」「馬鹿たれっ!バックだって全日本の中沢とか阿部とか点取るじゃないか」「・・・・」そうです、小学校4年生の息子は少年サッカーに夢中で地元のサッカー倶楽部に所属しています。サッカーを始めてかれこれ4年が過ぎようというのに、何と彼は公式戦、練習試合を含めて一度も得点をあげた事がありません(涙)。と言うより、シュートした所さえみた事がありません。どうも、親の私に似て争い事を好まない性格がこの場合は裏目に出ているのでしょうか?親馬鹿かもしれませんが、バックとしての仕事は問題なくこなしているんですがとにかく攻撃に参加することが出来ないんです。「おまえなぁ~、ゴールで切る出来ないはともかくバックだってチャンスがあったらミドルシュートくらい放てよ」「だって・・・」「よし、おまえが次の試合で得点したら一つだけ願いを聞いてやる!その代わり、得点の有無とは関係なくシュートが一本も放てなかったら、おまえボウズな!!」「えぇ~!!僕ボウズなんて嫌だよぉ~」「やかましいっ!応援に行くこっちの身にもなってみろっ!!とにかく、日本に帰ってらパパと一緒にミドルシュートの練習だっ」 とまぁ、こんな話がありまして(笑)、先週の土日に息子の試合があった訳です。・・・で、結論から言うと我が息子ってばミドルシュートを数発放ったばかりか、なんと生涯初ゴールまであげちゃったんですね~。その瞬間は、さすがに父親としてはジーンと来るものがありました(笑)。 でも、問題はその夜の会話。「息子よ、スゲーじゃないかっ!」「うんっ!!僕も試合中涙が出てきちゃったよ」ここで、お邪魔虫ならぬ我が奥方様の登場です。「息子よ、得点したんだから願い事パパに聞いて貰いなさいよ。ホラッ、あれの事言ってご覧」「えっ?何々あれって何?」「あなた、息子が得点したら一つだけ願いを聞いてやるって約束したわよね?」「えっ、あ・あ・・そりゃ男に二言は無いからな(汗)。俺にできる事ならね・・・」「息子は自分の部屋が欲しいんですって。ねっ?」「うん、パパこの家で僕だけ自分の部屋が無いんだけど自分の部屋が欲しい」「ゲッ・・・だけど、我が家にもう空き部屋なんて無いんだけど・・・」ここで、奥方様の止めの一言!「貴方が近くに部屋借りてそこを事務所兼温室になさいよ!逸品堂も結構順調だから、部屋借りる経費ぐらいなら出せると思うわ」・・・と言う訳で、まったくの反論の機会さえ与えてもらえず(苦笑)逸品堂は我が家から追い出され、近くに移転する事に決定いたしました。しかも息子の「夏休み中に部屋をもらえれば、色々と部屋の整理が出来る」の一言で、なんと今月中に移転する事になりました。まぁ、確かに今の部屋では温室兼事務所として使用するには少々手狭だったのでいい機会と言えなくもありません。そんな訳で、おさかな逸品堂は8月末に移転いたします!(涙)
2007/08/12
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ずいぶん久々の更新です。世に先駆けて?夏休みを満喫してきましたぁ~♪思えば、サラリーマン生活からさよならして以来、ほとんどまとまった休みをいただいていませんでした。・・・って言うよりは、サラリーマン時代も今以上に不規則な生活でしたので、家族と一著に落ち着いて旅行なんてのは本当に久しぶりでした。良く良く考えれば、子供たちもだいぶ大きくなってきたし、両親と一緒におとなしく旅行に付いて来るなんて言う時期は後僅かなんでしょうし、ここらで一つって言う訳で出かけてまいりました。 行き先は家族のプライバシーの問題でもあるので(笑)何処とは言いませんが、やっぱり変人親父の意向により熱帯方面です。でも、本音を言えば子供たちには若いうちに日本以外の国、特に先進国では無い国の現状を知っておいて欲しいと言う気持ちがかなりありましたね~。欧米なんて、そのうち自分で簡単に行く事が出来ますから。 現地では、熱帯のジャングルのほんのおさわりの部分だけですが子供たちに体験させてやりましたし、その雄大で豊かな自然とは対極にある現地の人々の生活の現状も直視させました。特に、上の娘は中学に入ってからセミナーで環境問題を調べるようになりやたらと自然保護に関して小うるさい事を言うようになっていたのですが、この旅行以来そのようなある一側面からだけ物事を捉えたような発言は影を潜めるようになりました。 やはり現地で「自然を守るって言う事は本当に大切な事だけど、そこに暮らす人々の生活まできちんと考えないとなっ!コンクリートの文明社会に住んでいる日本人や欧米人が、世界環境のために熱帯雨林を保護しなくちゃいけないって言うのは、現地の人にとっては全然理解できない事なんだよ」って説明した事が少しだけでも判ってくれたみたいです。 もちろん、このまま自然破壊が進めば地球上は大変な事になってしまうのは間違いありません。でも、現地の人の言う「だったら、あんたたちが住む地域のコンクリートを全部剥がし、そこに樹木植えればいいじゃないか!俺たちだって、日本人みたいな便利で快適な生活をしたいんだよ!!」と言う言葉に、文明生活を甘受している我々は返す言葉を持ちません。本当に難しく、そして大変な問題です。 まぁ、小うるさい事はともかくとにかく久々の家族旅行で本当に楽しめました。体のほうは逆にものすごく疲れましたけどね(笑)。やっぱり家族あってのさかなおやじだと言うことをつくづく実感いたしました。
2007/08/05
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御無沙汰しております。昨日やっと海外出張から帰国いたしました。今回は、フランクフルト~バンコクと言ういわば定番コースで出張してきた訳ですが、未だかつてない程つまらん旅でした(涙)。・・・と言うのも、今回約10日間ほど出張してたんですけど見事に雨についてまわられました。 最初に訪問したフランクフルトでは、いきなり雨のお出迎え!でも、まだまだこっちにも精神的余裕があるから別にどって事はありません。空港まで業務提携先の人間が迎えに来てくれるし。BMWのRV?に踏ん反りかえってアウトバーンをぶっ飛ばしてホテルに・・・。 翌日は朝からあいにくの小雨模様。でも、ホテルまでやっぱり仕事先の人が迎えに来てくれるし、別にいいやっ!でも、その翌日も朝のうちこそ曇り空でしたが、仕事が終了する頃になるとすっかり本格的な雨模様・・・うーん、ジトジトして気分悪し! 4ー5日目はドイツでの仕事はないにもかかわらず、ドイツに滞在しました。・・・って当然アクアショップめぐりを楽しむため!(笑)。・・・でも、朝からやっぱりスッキリしない天気が続きました。この辺りに来ると、いくら温厚な私でもイライラがつのってきますね。 そして、翌日バンコク入り!去年出来たばかりの新バンコク国際空港に降り立つと見事に雨!って言うか、ドイツからバンコクに向かう飛行機も天候不順のため揺れる事揺れる事っ!エアポケット入りまくりで、ドスンドスン高度が落ちてました(苦笑)。 そして、バンコク滞在中も見事に雨!確かにこの時期バンコクは雨季ですが、この国の雨季は日本の梅雨とは違い、スコールでバケツをひっくり返したような雨があっても通常は短期間で上がり、後は思い切り晴天っ!って言うのがお決まりのはず。でも、今回は朝からずっとシトシト雨が続きました。 あんまり気分が悪いので、今月末か来月早々に再度バンコク入りします!これは逸品堂のオーナーがつべこべ言っても問答無用っ!・・・でも、ひとまず無事帰国いたしましたので御報告までに。
2007/07/11
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