まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2021.03.03
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オー!マイ・ボス!恋は別冊で。第8話。

いや~。
なにげに神回なのでは?
しかも、かなり感動的でした。

こんなことなら、6話と7話も作り直してほしい!

ついつい胸キュンな展開にばかり期待してたけど、
今回は、思いのほか硬派な内容でびっくりです。
ある意味では、社会派ドラマだったと言ってもいい。





ほんとうに大事なことは、
部下が上司に自由にものが言えるということ。
それができなければ、
見かけだけパワハラを防いだとしても意味がない。

いくら見かけのパワハラを無くしても、
部下が思ったことを上司に言えないのならば、
そこには抑圧的な構造があるのと同じです。

編集長vs雑用という立場の違いを超え、
麗子にはっきりと意見をいう奈未の姿は、
日本のドラマとしては、かなり画期的なものでした。





部下が上司に楯突くのは、
せいぜい「捨て身で上司の不正を暴く」とき、
さもなくば半沢直樹のように「下剋上を目指す」ときです。

しかし、奈未の場合はそうじゃない。

上司の不正を暴くのでもないし、


むしろ、彼女は、
麗子との関係を信じているからこそ、
一緒に仕事を続けていく意志があるからこそ、
上下関係を超えて、はっきりと物を言うのです。

むしろパワハラを感じていたのは、

彼は、そうやって自分自身を抑圧していたのです。


奈未と麗子のたしかな信頼関係を目にして、
ISOBEの社長も、無用なパワハラの疑いを解いたのでした。

これは、
今までの日本のドラマにはなかった表現だったし、
とても感動的なシーンだったと思います。

欲をいえば、
6話と7話をもういちど作り直して、
この部分をもっともっと時間をかけて、
じっくり描いてほしかったです。



麗子は「MIYAVI」を去ることになったけれど、
部下を育て、道を開くことが当初の目的だったのなら、
もう十分に役割を果たしたのだろうし、

もしかすると、
彼女は最初から辞めるつもりだったのかもしれません。

奈未も、潤之介も、
いままでのポンコツっぷりが嘘のように、
急にデキる仕事人になってるし!!


はたして宝来家を継ぐのは、
麗子なのでしょうか? 潤之介なのでしょうか?



今回の流れからすると、
麗子が金沢に帰郷して宝来家を継ぎ、
奈未と潤之介は東京に残って、
一緒に雑誌の仕事を続ける流れになりそうです。

実際、それがデキそうな二人になっている!

中沢と遥にも恋愛フラグが立ったし、
あとは理緒の病気のことだけが気がかりですね。




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最終更新日  2021.07.13 17:11:21


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