まいかのあーだこーだ

まいかのあーだこーだ

2025.11.26
XML
カテゴリ: 政治
1971年に、

いわば日本の頭越しに米中が和解。

これによって事実上、台湾が国連から追放されました。

翌72年に、
田中角栄があわてて日中共同声明。
(いわゆるパンダ外交もそこから始まります)


おそらく産経新聞の記者あたりも、
その時の状況にうすうす似てると思ってるんでしょう。
表向きの主張と相入れないから、今はあえて言及しないだけ。



トランプは、

露骨なやり方はしてないものの、
(日本に配慮するそぶりを見せながら)

じつは高市早苗をしたたかに利用してますね。

つまり、
高市早苗を「鉄砲玉」として利用して、
日本に台湾問題を牽制させておきながら…

トランプ自身は習近平と蜜月関係を作り、
中国市場で存分に商売をやるという計算です。




ある意味では、
石破茂がやろうとしたことを、
トランプが日本を出し抜いてやってしまう…と。


角栄が米国を出し抜いて中国と結んだからですが、

結局、
ニクソンにとっても、トランプにとっても、
米国に依存するバカな日本のほうが好都合なのよね。




高市早苗が「鉄砲玉」を買って出るかぎり、
被害が及ぶのは日本だけであって、
アメリカにはまったく被害が及ばないわけだし、

むしろ日中関係が冷え込むほうが、
米国企業が中国市場で商売できる余地は広がる。

だから、トランプは、
高市早苗をおだてあげながら、
徹底的に「鉄砲玉」として利用する考えだと思う。




下手をすると、
トランプ&習近平の蜜月関係のなかで、
台湾がWHOなど国連の一部機能に復帰する可能性もある。

もちろん、
それ自体は喜ばしいことだけれど、
ひとりで中国に喧嘩を売ってる日本だけが、
取り残されてバカを見ることになるし、

今後の数年間で、
米欧中の連携が強化されたりすれば、
中国を軸とする世界的な政治経済ネットワークから、
日本だけが取り残されるハメになります。

バカが騒いでる間に、日本はまたも遅れを取る。



高市早苗が、
イタリアのメローニとハグをした!
…とかいって大喜びしてる馬鹿がいるけど…

日伊関係から得られる国益って何かあるの?

米の価格を下げる代わりに、
スパゲッティでも安く輸入するつもりかしら?


にほんブログ村 政治ブログへ





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2025.11.26 17:44:19


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

キーワードサーチ

▼キーワード検索


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: