今日は包丁のメンテナンスについてのお話。
包丁のメンテ、つまり研いだりするの、皆さんはどうなさっているのでしょう?
昔、ワタシの実家では父が包丁研ぎの担当でした。
いつも包丁をぴんぴんに研ぎ、ココロの中で母に
「これで美味しい料理を作ってね」と
思っていたかどうかは定かではありませんが、
とにかく、父の仕事になっていました。
なので、結婚したときにオットに砥石を渡して、
包丁研ぎ係りに任命したのですが、何を思ったか彼は
次々と色々なタイプの簡易研ぎ器を買ってきました。
だから、そうじゃなくて砥石で研げっつーの・・。
いっぺんコイツの脳ミソも研ぐべきだな・・とその時悟ったワタシは、それ以来自分で研いでいます。
やはり、昔ながらに砥石で研ぐのが一番です。
我が家の砥石は両面使えるタイプで、片面でとぎ、もう片面で仕上げ研ぎをするタイプのもので、
殆どの刃物に使えます。
ワタシ愛用の包丁は、嫁入り道具で持ってきたもので、
もう13年選手ですが、手入れのお陰で未だに
バリバリ現役。多分この先もずっと使い続けるでしょう。
1本はステンレスの廉価の包丁。刃こぼれしそうな固い物や金気を嫌う物にはこちらを使います。
もう1本は名刀と言われる正宗の包丁。
これはなんと言っても切れ味が素晴しい。
手入れをきちんとしていれば一生モノの包丁です。
鋼の包丁なので色がすぐに変わりますが、研げば切れ味は買ったときと同じように蘇ります。
研ぐ前
簡易研ぎ器を否定するわけではないのですが、
簡易研ぎ器だと、研いだときの刃先の角度がどうしても
鈍角になってしまい、ちゃんとした刃出しが出来ません。
これを繰り返していると、研ぐサイクルが短くなり、
やがて研いでも切れ味が戻らなくなります。
セラミックやダイヤ加工のスティックタイプの物も、
一時的には切れるようになりますが、表面にどうしても凹凸が出来てしまうため、
結局は包丁の寿命を縮めます。
包丁を使い捨てるつもりの方はこれでも良いのですが、
ワタシは愛着のある道具をずっと大切に使いたいので、
必ず砥石を使います。
包丁はキッチンの相棒ですからねヾ(@⌒ー⌒@)ノ
研ぐのは一月に一度くらい。
自分では修復が難しいくらいに刃こぼれさせてしまった場合は、業者に研ぎに出して、刃出しをしてもらいます。
そうすると、自宅でのメンテナンスが楽になります。
慣れれば自分でも上手に研げるようになります♪
↓ブログランキングに参加中です。一日ワンクリック頂けるとすごく嬉しいです(*^_^*)
Comments
Freepage List