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October 3, 2009
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カテゴリ: カテゴリ未分類

 【中古】アニメDVD モノノ怪 伍之巻「化猫」[初回限定版]

ホラーが観たくなった。
子どもと楽しめるお化けの話を探す。
そこでみつけたのが、『モノノ怪』という番組。
ホラーというより、怪異譚である。
絵も美しく、これが意外に面白かった。

クリムトと切り絵と、広重とインドの影絵を混ぜたような。
人の顔は、昭和初期の絵本風でもある。

しかし主人公と、登場人物のうち若い女性は現代のアニメ風。
主人公はなかなか良い味をだしている。

絵芝居やドラマ風の雰囲気のなか、そこだけアニメっぽくて…
「若い女性」というものは、実際社会の中でそういうものかも知れないが。
狙ってのこととも思われないけれど。

画面は多色使いだが、全体に淡い色調で、色褪せた木版浮世絵のよう。
第一話は、動きも所々影絵芝居のようであったが、
これは後のほうになると無くなってしまい、少々残念。
最終話は、昭和初期のマッチ箱の絵みたいな感じ。
お話はサスペンス調で、作りは幻想的。
こういう夢幻奇譚は、好きだ。

先行作品もあって(『怪 アヤカシ』)、こちらは近世の怪談がベース。
一話だけ視聴した限りでは、普通の怪談話のようだ。

続編『モノノ怪』に登場する主人公は、三つ目の話に出るらしい。
鍋島の化け猫騒動の話という。
私にとっては、お気に入りの怪談なので、どんな仕上がりか楽しみ


『モノノ怪』は、なぜか子供も気に入った。
地下鉄に化け猫が出る最終話など、翌日に、


以前テレビで観た『夏目友人帖』というお化けアニメにも、
猫のお化けが登場し、息子のお気に入りだった。
(正確には、まねき猫に封印されていた大きな妖怪)
化け猫好き





最近、子供が湿疹で皮膚科を受診した。
原因は不明だし、一か所に出て消えてまた別の場所に出るという状況。
塗り薬が出て、様子を見ることになった。
怖い感染症や病気の特徴とは違うとのこと。

かかりつけの皮膚科さんで、とても優しい老先生。
かゆいよーと泣いていた息子、暴れもせず、泣きもせず、
診察後は多少元気になった。
優しさは最良の薬だ。
感謝。
先日の、婦人科に対して不満を持った自分が、小さく見えて反省す。

そんなわけで、お外遊びは当分できない。
雨も降っているし、屋内でノンビリと過ごす。
今日も「地下鉄の赤い猫さんの続き」をせがまれそうである。





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Last updated  October 3, 2009 10:36:59 AM
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