PR
サイド自由欄
カテゴリ
カレンダー
コメント新着
【楽天ブックスならいつでも送料無料】恋だの愛だの(第8巻) [ 辻田りり子 ]
価格:463円(税込、送料込)
祝!連載5周年!
おめでとうございます!!
これからも末永く続きますように…!
ということで、前回衝撃の矢吹会長の告白から2ヶ月…。
倒れたかのこは保健室で目を覚まします。
“とりあえず落ち着こう 告白がなんぼのもんじゃい 今までだって椿君が告白されてるの数回見た事あるけど 椿君は普段通りだったし”
と言い聞かせますが、
“椿君と私じゃ立場が違いすぎる”
とツッコミ。
かのこ、苦悩しています。
しかも相手が会長ってところで、 “重い この一回はとてつもなく重い”
と思う始末www
早急に決着を!とのことで、会長を呼び出すかのこ。
「呼び出したりしてすみません」
「いや嬉しいよ」
←無表情でww
会長、顔には全然出ていませんが、言葉はストレートで良いですね。
嬉しいのかww全然嬉しそうじゃないけどww
で、かのこははっきりと会長に断ります。
しかし会長は食い下がる。
「私は会長とは付き合えません」
「わかった」「私も一回目の告白で上手くいくとは思ってない」
←えっ
えっ!?
会長、スゲーっ。告白何回もするつもりなの!?
漢(オトコ)だな…!!!
つーかガツガツしててウケるww
でもさすが会長、生徒会ではいつもどおり。
知らないのはさゆり姫だけですが、かのこがいつもどおりじゃなかったので鋭いさゆり姫には当然何かあったと気づかれます。
そんなかのこを見て、椿君は 「あの態度はヒドくね? あからさまに避けすぎ」
と言いますが、かのこは無意識だったみたいですね。
でも、かのこ曰く 「付き合う気ないのに親しげにするよりはこっちの対応のが私の美学にそってるよ」
とのこと。
椿君が 「絶対付き合わねーの?」
というと、 「うん あれ?付き合ってほしい?」
というかのこ。
そのあとが、ちょっと一瞬だけおおっという展開でした。
「つーか俺が付き合えっつったらその相手とお前付き合うのかよ」
「椿君のオススメとあらば一応話だけは聞いてみるよ」
「じゃあ俺」
「俺と付き合えばいーじゃん」
おーーー!?
椿君言ったね!!しかし興奮は一瞬。
「あっ!そりゃいいね!じゃあそうしよう」
と軽く笑顔で言うかのちゃん…。
それを見て椿君は 「俺のこーゆー所がダメなんだろうな」
と言って帰ってしまいました…。
そんなテンションのまま帰宅する椿君。
帰るとお姉さんの叶美様が料理中。
明日の某有名企業フットサルチームの応援という名のコンパでお弁当を持っていくつもりらしいwwでも、実際作るのはパパ。料理好きの男と嫉妬するB級女対策として作り方を把握するために今日は料理をしていただけという、なんという抜かりなさ!
それなりに努力してるんだね!とか感心した私ですがww椿くんは違いました。
「姉貴はさ 本当の自分を見てほしいとかは思わない訳?」
という キモイワード
(叶美様曰くww)を言う椿君。
大事件発生とばかりにお姉さん、明日のコンパはキャンセル。
翌日なんと高級料亭っぽいところにかのこを呼び出しww
「ちょっとハル君の事でききたい事あって」
こんな時に呼び出される程仲が良いと思われているのか、実際はかのこしか連絡取れなかったんだろうけど、椿君お姉さん公認の親友だと勝手に思って一人ちょっと浮かれました私www
で、何をいうかと思えば、
「単刀直入に聞くけど うちのハル君いじめられてるの?」
お茶を吹き出すかのこちゃん。
「はぁ? ありえないでしょ」
ちょっと発想がとんでもなくて笑っちゃいました。
椿くんがいじめられるってww
「だって昨日恐ろしい事を言い出したのよ」
「本当の自分 自分さがし 二大キモイ言葉~~~」
お姉さまの分析結果はこうです。
「承認欲求が強くなるのはどんな時!? 答えは孤独感を強く感じた時!」
「最近学校楽しそうだし この前なんか誕生日プレゼントも持って帰ってきたし 心許す仲間が出来た途端裏切られて…」
うん、確かにそう言われると筋通っているかも。ブラコンすぎてバカっぽいけど、お姉さまも宝高出身ですもんね、それなりに賢いはず。
でも、かのこは 「それはないと思います」
と否定。
「じゃあ…本当に本当に間違いであってほしいけど 好きな子ができたとか」
「それもないと――」
と否定しかけたかのこですが、会長に好かれてることを気づかなかった自分が椿君の恋愛関係を把握できているとは思えず、 “ないとは言いきれぬ”
と思います。
だけど、誰が好きなのかは思い当たらないみたいですね。
ていうか、部屋で勉強しているかのこの格好が可愛いww↓
冬だから寒いんだろうし、きっと光熱費節約のためなんでしょうね。足元もあったかそうだしww
そして月曜日。
「おはよう」
と挨拶をする会長に普通にかのこが挨拶をかえすと会長驚いてます。椿君のことを考えすぎて会長のことちょっと忘れてたみたいで、態度がいつもどおりだったみたいです。
理由かわいそうだけどw
で、お昼休み。
パンを買いに行く椿君。かのこはおにぎり持参なので教室で待ってるのですが、おにぎりを忘れてしまったためあとから追いかける形で食堂へ。
するとそこにさゆり姫が現れ、椿君に話しかけます。
この二人はもうすっかり仲良し。
「姫乃さん 今度ちょっと時間とってもらえますか?」「ちょっと自分でもどーしていーかわかんなくて もしよければ話しきいていただきたくて」
と相談モード。
さゆり姫は、
「今更変な遠慮してんじゃないわよ」
「今となっては私椿君の事応援してるんだからね」
その言葉で笑顔になる椿君。
そんな椿君を見たかのこは “あんなリラックスした表情見せるんだ?”
と驚きます。
この感情がどんなものなのか…ジェラシーなのかそうじゃないのか…という感じですが、
“たしかに椿君と親しい異性っちゃ姫乃さんくらいだけど”
と考え出します。
考えても仕方ないので今はひたすらテスト勉強するべし、という結論に至ったかのこですが、一方で椿君はさゆり姫とお電話中。
珍しく弱気の椿君。
以下さゆり姫へ吐露した椿くんの心情。
昔から自分に対して自信があった椿くん。
いつだって選ぶ側の人間だったから、頑張れば絶対結果が出るって疑いもしなかった。
だけど、会長に 「私は苗床の事を一人の女性として好きだが 君はどうなんだ」
と聞かれ、 「好きです 中学ん時からずっと好きです」
と付き合いの長さをアピールして牽制したのに、会長は、
「だろうな あんなに魅力的な女性が側にいたら好きにならない訳がない」
と言われてしまい、生まれて初めて 「負けた」
という気持ちを感じます。
そこから色々考え、自分は選ぶ側だったけど、選ばれたことがない、唯一かのこだけがただの高校生として扱ってくれる。
そんなことに気づいて、 「恋人になりたいくせに親友のポジションを捨てる覚悟も出来なくて」
と言う椿くん。
内容が内容だけにかのこに言えないのはわかるけど、さゆり姫よりかのこに一番にそういう気持ちは言って欲しかったなぁ~という気持ちでした。
あと、やっぱり椿くんは自信満々なのがよかったから、早く元気になってほしいww
そんな長電話に気づいたお姉さま。
かのこに電話してさぐりを入れます。
「ちょっと教室片隅系!」
とかのこのことを “教室片隅系”
呼ばわりwwなんか仲良くなってない??ww
話の内容はわからなかったものの、お姉さま、椿くんが敬語で話していたのだけはわかったみたいですね。
かのこは “まさか本当に椿くんは姫乃さんを?”
と疑いだします。
翌日、 「昨日のしっかり勉強した?休憩せず?」
と探りを入れますが、電話のことを話してくれない椿くん。
“恋だの愛だのには専門外で生きてきた人間で 全く頼りにならないかもしれないけど 水くさいよ椿君”
とちょっとムッとするかのこ。
これもある意味ジェラシーですよね!
かのこの気持ちはよくわからないけど、 次号絶対面白い
今まで椿くんの一方通行だったけど、会長参戦してきてようやく少しずつですが動いてきた感じですね。
ますます楽しみ!
LaLaDX2016年5号「恋だの愛だの」最終回 … 2016年04月09日 コメント(10)
LaLaDX2016年3号「恋だの愛だの」第38話 … 2016年02月10日 コメント(6)
LaLaDX2016年1号「恋だの愛だの」第37話 … 2015年12月10日 コメント(6)