静かな時が流れる｢風の庭」

ホウキ草、またはコキアは、夏はま緑の葉を繁らせ、

秋には、真っ赤に紅葉します。

実は、トンブリといって、食用になるらしいですが、食べたことはありません。

さて、枯れ葉となったホウキ草は、一まとめにして、麻ヒモで縛るだけで、

有能なホウキになるんですよ。

ピンポ～ン、お隣さんがヒジキの煮物を届けてくれました。

お礼に、作ったばかりのこのホウキを差し上げたら、そこらを掃いてみて、

すごく使い易い、と喜んでくれました。

庭の敷石の部分を掃いてみました。

石と石のすき間も、綺麗に掃けますよ。

耐久性は、そんなにはないですが、来年はまた作ればいいのですから。

ホウキ草は、びっしりと実をつけます。

その幾千の種が、幾百の芽を出し、そのうちの三株だけを育てることにしています。

こういう命の連鎖が、限りなく面白くてなりません。

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