静かな時が流れる｢風の庭」

ツボミの外側が、うっすらと赤いタカサゴユリが咲き始めました。

猛暑がおさまり、久し振りに来た友人との世間山話。

タカサゴユリって、種が飛ぶから、どんどん増えるんだね。

そうなんだ～、百合といえば球根、って思っていたけれど、種で増えるんだね～

私のお気に入り、 友人の孫、とってもユニークなジョウ君の話。

小学三年生ですが、算数のテストで、〇点を採ったんですって。

〇点採るってなかなか難しいことだから、

友人は、ジョウ君のママに、白紙で提出したの？　って聞きました。

問題を読むのが面倒で、適当に数字を書いたら、全部外れていたらしい。

計算できないわけではなくて、横にくっ付いてやらせれば出来るんです。

もうひとつ、夏休みの観察日記用の朝顔を枯らしてしまいました。

おばあちゃんである友人が、じゃあ、私の朝顔で観察を続けたら、と言ったら、

「いいよ、枯れました」って書くから。　　爆笑です。

いつか、友人にくっついてうちの庭に来たときも、

活発に走りまわる子なのに、小道を「ばあば、先に歩いて」と言います。

どうしたのかしら、と思ったら、クモの巣があるからですって。

あちこちに張っているクモの巣よけに、ばあばを使う魂胆です。

究極の面倒くさがりやなのか、並はずれた頭脳があるのか、

行く末の楽しみな子供です。

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