
ヒトリシズカ。
源頼朝の前で、恋人の義経を思いながら舞った静御前。
その静御前のキリッとしたイメージから付けられた名前とか。
舞った場所が吉野であったことで、吉野静という別名もあります。
茎が一本だけ立ち上がります。二本立ち上がる種類もあるそうですが。
一週間前はこんな感じでした。
冬は地上部は何もなくなるので、ある日こうして出て来ると、うわっと喜びますよ。
背後のツルニチニチソウのツルが、ヒトリシズカの足元に迫っています。
ツルニチニチソウ。
季節になると、花豆の煮たものを友人から頂きます。
その美味しいことと言ったら!
花豆は、群馬県の冷涼な高原で育ち、その友人は、そこから取り寄せています。
ところが、今年は生産者の高齢化とか、気温が上がったとかの理由で、
送られれて来なかったそうです。貴重品になってしまいました。
お泊まりの友人二人に、どうしても、それが食べさせたくて、探しましたが、
北海道産の花豆はあるのですが、大きさが全然違います。
先日、Kさんたちと水仙の群生を吾妻地方へ見に行ったときに、直売所で見つけました。
花豆を煮たい、と話したら、Kさんは上手なので、細かく教えてくれます。
私は、小豆か黒豆くらいしか煮たことがないので、真剣に聞きましたよ。
豆が大きい分、二晩以上はたっぷりの水に漬けておきます。
弱火で柔らかくなるまで煮ながら、あくが出るので水を取り替えます。
水ではなくお湯でしたほうがいいようです。
何しろ皺が寄らないようにぷっくりとしあげねばなりません。
三回お湯を替えては煮て、砂糖を入れようかな。と思っていたら、
Kさんが視察に来ました(笑)。
台所に上がってもらって、鍋を覗き、まだ少し濁っていると言います。
もう一度お湯を替えることに。
ちょっと待ってね、うちのお鍋を取って来るから、と分厚い鍋を。
ゴメンね、ゴメンね、と言います。アハハ、笑えます。なぜ謝るか分かるからです。
余計なお世話で、嫌がられるだろうな、と分かっているんだけれど、
せっかく高いものを買ったので、美味しく出来上がってもらいたいものだから、と。
最後にお砂糖を入れ、一晩寝かせました。
忙しくて画像がこれしかありませんが、完成した花豆は、美しくツヤツヤ、ふっくら。
お汁もすすってもいくらでも飲めるほど美味しい!
お節介でゴメンね、という彼女のおかげです。
四等分して、Kさんと友人二人にもお土産に持って帰ってもらいました。
家族も美味しく頂きました、と友人からもお礼の電話がありました。
オカシイですね~。花豆を美味しく煮たいという騒動記でした。感謝です。
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