静かな時が流れる｢風の庭」

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2016.08.27

タマスダレ（ゼフィランサス）とトレニア。S子さん訪問記

(2)

テーマ：花のある暮らし、宿根草(3773)

カテゴリ：庭

お馴染みのタマスダレ(ゼフィランサス)です。
球根でよく増えるので、花壇の縁取りとかに使われていますね。
ご近所の家では、塀に沿ってず～っと植わっていました。
日が射さないと、パッと開かないので、写真の時間帯はなかなか難しいです。
ここにも、繁殖力旺盛なトレニアが、ちゃっかりと一緒に写っています。

昨日は、施設のS子さんを訪問しました。
病気のせいで、右手が不自由になり、文字が上手く書けず、
机の上に、何枚もの字を練習した紙が揃えてありました。
見て、と言います。アイウエオがひらがな、カタカナで書いてあります。
退院以来、毎日欠かさず、そんなリハビリを一人でしているそうです。
95才、努力家、向上精神の持ち主、S子さんらしいな、と思います。

言葉も、口がもつれていて、半分くらいは想像で補って理解できました。
一日中、ほとんど喋る相手がいない、というのも、
回復を遅らせている一因かもしれません。
どこの施設を訪問しても感じるのは、入居している人のほとんどが認知症で、
認知症では無い人が、楽しく生きようとするのは、ホントに難しいです。

帰りは、報告がてらＹ先生の家へ寄り道しました。
いつも誰かが訪問しているのですが、今日は静かでした。
今日は、珍しくだれも来ていないのよ、ゆっくりして、と言われ、
お茶菓子や梨をご馳走になってきました。
ここでは、カップは自分で戸棚から出し、梨もお客が剥きますよ（笑）。
当たり前ですよね。足が痛いと、よちよち歩きをしているんですもの。

足をマッサージする先生が、毎日来ていて、
来月までには治すので、Ｓ子さん訪問、次回は一緒にお願いね、と
意欲まんまんです。
Ｙ先生、96才、不死鳥の如く、復活しそう！　スゴイなあ。ガンバレ。

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