静かな時が流れる｢風の庭」

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2016.11.02

イソギクはツボミの方が好き。花を積んで軽トラで

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テーマ：花のある暮らし、宿根草(3772)

カテゴリ：庭

イソギクが咲いています。小花が集まり、花束のようにまとまって。
開花したものや、まだツボミが硬いのやが、一本の木に集まっています。

これで開花した状態です。花びらが小さいので地味ですね。

開花した時よりも、開花寸前の緊張したような小花の集まりが好きです。
舞台へあがろうとする小さな子供たちのようにとても可愛いのです。

ツボミも可愛いでしょう?
葉に白い縁取りがあるのも素敵です。
昔は、なんとも思わなかったありふれた植物ですが、
今は、美しいな、と思うんですよ。

外から、何やら大声で呼びかける声がします。
顔を出すと、花を積んだ軽トラ、Kさんです。
車に乗れない人や、山奥の人のために、花を仕入れてきて売っています。
決まったお客さんがいるので、そこを廻るのでしょう。
私は、車に乗れるし、山奥ではないけれど、順番に入っているみたい。
武士は相身互い(武士ではないけれど・・・、笑)、お付き合いです。
お直しのことを、勝手に宣伝して、預かって来てくれたり、と
お世話にもなっているので、少しですが、買うようにしています。
薄紫色のストック二株、白いガーベラ一鉢、800円です。
品物はとってもいいものです。

昔、イランへ行って、絨毯を仕入れてきて、売りさばき儲けた話から、
息子さんが脳腫瘍で、すごいお金をかけたけれど、亡くなった話、と、
話は鉄砲玉のようにあちこちに飛び、最後に「後でまた来るよ」って。
主語述語が無いので、え、え、何?
誰かさんから、お直しを預かっていて、それを届けてくれる、ということらしい。
あ、すみません、とお礼もそこそこに、ブーッと出発していきました。
ちょっとうるさいけれど、頼めばなんでもやってくれるホントにいい人です。

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