行こか戻ろかイギリス生活

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2005年03月16日
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テーマ: ニュース(100336)
カテゴリ: カテゴリ未分類
数日前、日本のニュースをチェックしていたら、日本の空港の入国審査で、日本人審査官が黒人の顔を判別出来ないのを利用して多数の黒人が友人等のパスポートを虚偽に提示して堂々と出入国を繰り返していたという記事が目に止まった。

私は元々人の顔を覚えるのが苦手というか、ここ何年か余りにもたくさんの人と出会う生活が続いている為、何だか新しい出会いとか「袖擦り合うも多少の縁」(でしたっけ?でしたよねっ)みたいな事を大切にする気持ちが少なくなってきてしまっていて、人の顔をとにかく全く覚えない。特に、海外になど住んでいるとドライな人間関係に慣れてしまって、その場限りの時間つぶしのような形で意味のない会話を重ねる事もしばしば。それが一旦習慣化してしまうと、一度言葉を交わした位では(失礼ながら)相手の顔を覚える事ができない。

海外では、結局私の方がマイノリティーであるという理由から、相手は私の顔や会話の内容を覚えていても私のほうでは忘れている事も多くなる。どこかで出会った人が私の事を覚えていて、全く思いがけない場所で「ハロー、Maria Garcia(私の事)!」等と声を掛けてきた場合は、失礼極まりないが「あなたにいつかお会いしましたっけ?」とはっきり聞いてしまう事にしている。覚えている振りをして下手に会話を続けても、そんなのすぐにバレてしまって却って誠意のない対応で終わってしまうからだ。

私が最初に住んだアイルランドでは(残念ながら私はあの国で海外生活のほとんどの習慣を身に付けてしまったのだが)、とにかく皆、会話をつなぐ為にだけとしか思えないような会話を続ける。相槌なんて超適当。特に私が真面目な話をしている時にいい加減な返事をされて、「あんた私の話聞いてた?聞いてなかったでしょうッ」と相手のムナグラを掴みかけた事は何度もあった。ある日、余りに意味のない日常会話に辟易して、ホームステイ先のお父さんに「アイルランド人は何であんなに意味のないことばかり喋り続けるのだろう」と相談してみたところ、「大丈夫、余程面白い話でない限り誰も何話したかなんて覚えてないから」と返されてしまい、激しい脱力感に襲われた事がある。

話が横道に逸れたが、そう、特に私のような誠意のない日本人にとっては、外国人の顔を判別するのは非常に難しいものである。(日本の空港の入国審査官が誠意が無いとう意味ではありません。帰国のたびにいつも「お帰りなさい」って言ってくれるし。。)とにかく、会うべき場所で会わない限り外国人の顔を認識するのは不可能に近い。だって皆同じ顔なんだもん。会社の人は会社で見かけない限り(いつもその人が座っている席の近くで見かけるのが理想的。会社の食堂等の一般的過ぎる場所ではもう無理かも)見分けがつかないし、フラメンコのクラスメートはいつものスタジオで顔を合わせない限り、「知らない人」である。

その昔アイルランドのダブリンに住んでいた頃、乗っていたバスの中で、何らかの理由で(忘れてしまった)、検札に来た車掌にバスカードを没収されてしまい、その同じバスで、途中のバス停から乗り込んできた別の車掌にまた乗車券の事を聞かれた時、さっきまでこのバスに乗っていた車掌から取り上げられた旨を説明しなければならない事があったが、「で、そのカードを取り上げた車掌はどんな人だった?」と聞かれ「目が青かった」と説明して呆れられた事ある。ある日本人の特徴を説明する時に「いやあ、目が茶色で。。」と言うのと同じ事だ。特徴を捉えるポイントから意識改革が必要なのである。また、白人はともかく、黒人やアラブ系さらにインド系になるともっともっと難易度が上がる。

反対に、外国人側からも、アジア人の顔を見分けたり名前を覚えるのは至難の業のよう。私も会社の社内郵便で、しょっちゅう別の日本人社員宛ての封筒を渡される。当の私でさえ、「ミキ」「ミカ」「ミキコ」「ユキコ」等、同じ日本人の名前を間違えたりする始末だ。

悲しい例としては、先日スペイン・へレスでのフラメンココースで一緒になった日本人練習生が、コース最終日に外国人の生徒から「あなたの踊りを是非お手本にビデオに撮りたいけどいいかしら」と聞かれ快く承諾したところ、いざクラスが始まってみると、その外人は同じクラスの全く違う日本人の踊りを録画していたとか。。

外国人の判別が難しいのは当たり前だが、それでも、私ももう少し他人に注意を払わなければと反省する今日この頃だ。





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最終更新日  2005年03月17日 09時22分18秒
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