行こか戻ろかイギリス生活

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2005年03月25日
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今日から5日間、復活祭の休暇を利用してフラメンコの集中コースに参加する。
私が通っているロンドンのフラメンコスクール主催のこのコースをとるのも、今年で3回目。初日の受付の列に並ぶ受講生達は、同じスクールからの生徒も外部からの参加も、ほとんどが何となく顔見知り。トイレなどですれ違っても、皆笑顔で挨拶をする。

今年は、ちょうど申し込みの時期に日本に行っていた為、コリオグラフィー(振り付け)のクラスは希望のレベルがとれたが、Buleriaは空きがなくBuleria3(一番上のレベル)、そのあおりでTechniqueもレベル3(これまた一番上のレベル)という時間割になってしまった。

私のとるクラスは、すべてAna Salazarが先生だ。Anaちゃんは2年くらい前にもこのコースでTechniqueとIntermediateを教えていたのだが、そのTechniqueのクラスで、生徒達にスタジオの端から端までステップを踏みながら歩かせて(確か全部ゴルペ(踵もつま先もつけるステップ)だったと思う)、全員が終わったところで「このクラスで2人だけできてない人がいます。クラスの後、見てあげるから残るように」と言うので、「へえ、こんな簡単なステップができてないなんて誰だろ」とか思いながら、クラスが終わってとっとと着替えていると、生徒の一人に「先生が呼んでいるから」と声を掛けられ、その「できていない二人」の一人が私だった事があった。Anaは、(別に自分ができていないと言われたから言う訳ではないが)、ステップも足ができればいいという妥協をしない先生で、アクセントなんかにすごく厳しい。Techniqueのクラスでは、体の向きを変える時は足の内腿の筋肉を使うように教えてくれる等、結構細かかったりする。

しかし、久し振りにみるAna先生は相変わらずかわいくてスタイルが良い。つくづく見とれてしまう程だ。振り付けのクラスでは、先生は昔出したCDに合わせて(Anaは歌も歌うのだ)、Tango、Buleria、Solea por Buleriaの三種類をやるという。曲は、私から見れば、フラメンコではない。練習生生活初の「モダンへの挑戦」となりそうである。曲が普通の歌なので、コンパスを掴むのが難しい。最初はまずブレリアの練習から入ったが、ま、ブレリアと言われればそうなのかも。。という感じで、幸いステップの一つ一つは大したことないのだが、速い。とにかく速い。うーん、なんだかなあと思いながらクラス終了。

最後のブレリアのクラスは、一番上のレベルという事で、今まで同じクラスになったこともないような方々がおいでになる。反面、私のクラスメートの姿もらほら。Ana先生、のっけから、ものすごい速さのステップを要求。皆必死でついていこうとするが、速すぎるし、そこでまたアクセントに当たる部分を強く打つ事に気をつけるよう指示が飛ぶ等、もうピンポイント過ぎて私等はちょっとお手上げ状態だ。

そのうち、先生が首をかしげながら「ちょっと、あなたこのステップやってみて」と生徒の一人を当てた。ガタガタだ。で、その次に私と同じクラスにいる、グリム童話系のおフランス人形ちゃんが当たった。悪いが、彼女はリズム感がまったくない事で有名な練習生だ。その生徒にステップをやらせた後、Anaが「このクラスは私が思っていたレベルではない。ここは最上級レベルでしょ?どうしてこんな人たちがここにいるの?」とキレた。どっひゃあっ。すぐに何人かの生徒が「Buleria2が一杯だったから、Buleria3に申し込んだ」とか、「そしたらNuria(私たちの先生)が、Buleria3でもいいって言ったから来た」と反撃。(私は、「あ、私も」と心の中で同意)。クラスはここでかなり険悪な雰囲気に。。そこへ、このスクールのちょっとした重鎮のような生徒が出てきて、「でもこのレベルで申し込んだのだから、一生懸命練習するべき」と演説。そこに、後ろで見学していたアイリッシュのジェニス(私のアイルランド時代のクラスメートでもある)が部外者なのに後ろから拍手。これは余談だが、私は「出た、アイリッシュ。あんたは関係ないでしょ」と思った。とりあえず、この重鎮様の一声で練習再開。

そのまま一応最後までクラスが続いた後、先生が「明日から軌道修正しましょう。私が解決するから心配しないで。」と謝ったが、生徒達はまだ気分が収まらない。クラスの後も、「あんな小難しいアクセントの練習はできない」とか「全然楽しくない」と口々に文句を言っている。(「下のクラスが一杯だったとはいえ、力がないのに上のレベルに来て申し訳ない」などとは死んでも思わないのであった)。ちょっとした波乱の幕開けだが、Ana先生ちょっとピリピリしてるぞ。明日からが心配だ。





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最終更新日  2005年04月04日 08時37分40秒
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