お散歩うさぎさんのブログ 《京都・いろ色》

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2019.01.05
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カテゴリ: 散策・写真


足腰の守り・護王 ​(ごおう)​ 神社へ



神社をぐるりと120mほどの人の列
まだ後ろに続いていますよ~。






烏丸通りを隔てて護王神社を

今年は干支と重なって
特に参拝が多いのでしょうね。



境内へ入るのに
人数制限されていました。
拝殿の前に行くのに150名ほどの列

お参りも足腰しっかりが必要!



ここの狛犬は
今年の干支「いのしし」です。
京都御苑の西側にあります。
主祭神は
和気清麻呂( わけのきよまろ )と
和気広虫姫(清麻呂の姉)


ちょっと可愛いイノシシもお出迎え




鳥居の両サイドに狛イノシシ














イノシシとの関係は・・・
称徳(しょうとく)天皇の時代のこと
天皇の寵愛が厚い
僧・弓削道鏡( ゆげのどうきょう )が
法王となり権力をふるっていた。

天皇の位を奪おうと
『道鏡を天皇にすれば天下泰平』と
嘘の神託を称徳天皇に告げる。

称徳天皇は神託を確認するため
側近の尼僧・和気広虫を
さし向けようとしたが
虚弱で長旅に耐えられないので
代わりに弟の清麻呂を
さし向け神託を確認させる

その結果・・大神の神託は
『天の日継ぐは必ず帝の氏を継がしめむ。
無道の人(道鏡)は
よろしく早く掃い除くべし』

この神託を持ち帰り
称徳天皇へ報告したところ天皇は怒り
清麻呂を左遷し、さらに
別部穢呂(わけべのきたなまろ)と
改名させ流罪にする。

一方、道鏡は
清麻呂殺害のため刺客を送った。

故事によると
野望をくじかれた道鏡は激怒し
清麻呂公の足の腱を切り流罪にし
なおも清麻呂を殺害せんと刺客を送る
歩くことも無理な清麻呂公ですが
道中、
皇室を救った大神に感謝のため
宇佐八幡宮へ寄ることにし
行列が豊前国(ぶぜんのくに)
(福岡県東部)に
さしかかったところ
何処からともなく300頭もの
イノシシが現れて輿を囲み
道鏡の刺客から守りながら
十里(約40㌔)の道案内をする。

宇佐八幡宮の参拝を終えると
どこかへ去って行き、
不思議なことに足の痛みは消え
清麻呂公は
再び歩けるようになっていました。
という
護王神社と主祭神・清麻呂公と
イノシシの関わりです。

称徳天皇が崩御し、
後ろ盾がをなくした道鏡が失脚し
清麻呂は呼び戻されて入京
豊前守に任ぜられ官職に復帰

和気清麻呂公像










手水舎にもイノシシ






足形の上に乗ると水が出ます










極めつけは!



皆様も
足腰を鍛えて元気にお過ごしください。


烏丸通りを隔てて京都御苑
毎年一足早く咲く紅梅が
花を付けていました。
蝋梅も・・・






毎年、干支の狛犬を撮っていて
今年も人が多そうと思い
写真の一部は前撮りしています。​​





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最終更新日  2019.01.05 10:34:44 コメント(22) | コメントを書く


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