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前回ブログ内容が心にリンクした方が何人かおられるようで、私書箱にメールくださって感謝なんですが、申し訳ない、なかなかお一人おひとりの個人事情に対応しきれないので、返信しておりません。日記内容とそこにつけられたコメント内で対応させてくださいm(_ _)m 今日のテーマは「ひきこもりさん」です。わたしは見た目よりかなりの小心者なので、人目恐れて人目を避けたいとこがあります。でも、人間好きなので、誰かとなかよく過ごしたい気もあります。でも、自分に興味のない分野はパスしたいBの女でもあります。 人と関わりた~い!でも、フラフラ出ていって失敗!と思ってあわてて撤退、の繰り返し。撤退時間が長くなるとおっくうになって、恐れが大きく育ってきて、いよいよ人と関わるのがつらくなります。そんなとき、重宝なのが「お店」に行くことです。できるだけ、個人商店とか、喫茶店など、店員さんにゆとりのあるとこを選び、会計の時、事務的なやりとりに何かをプラスしてお話してみます。商品のことや、天候のことなど。できるだけ、店員さんが明るい気持ちになる話題とか、お店運営によいヒントになるお客情報を話します。 営利目的なのだから、よほどのことない限り、う~んと腹たつ反応は返ってきません。人間関係も筋力と同じで、使い続け、鍛えないとすぐ衰えます。親しくよく知っている、いつも予想のつく反応が返ってくる人とだけつきあうと楽だけど、驚くほどコミュニケーション力がさがります。日本の、地方は、そうなりやすい環境といえます。こういう地域で育った子が都会に行くのは大きな危機なんじゃないかな。それから、パソコン、ゲーム相手に育った子も。人は、じかに人に接することによってしか育たないし、いやされないんです。本やネットは情報をくれるけど、人がいやされるのは、人と接することが抜けないような気がします。 人をそらさない、気持のよい応対ができる人に出会えたらしめたもの。しっかりひっついて、パワーをいただきましょう。わたしは家に出入りしてる子供たちからすごく力をもらいます。とにかく遠慮のない彼らに自分をさらすと、なんくるないさ、と過剰自意識をはぎ取られるから。ひきこもっちゃいられない。ええ、とんかさん、かっこ悪いおばさんです。でも、きみたちがかわゆくてたまらない気持は誰にも負けんよ。。ああ、つまり、自分がどう見えるか気にせず、好きな人たちと時間を共有するのがしあわせなんだね。家の窓開けば花粉が入る。心の窓を開くにはリスクがいる。でも、やっぱ開けてみよう、もう春だから。神さまもこう言っておられる。 「さあ、立って出ておいで。岩の裂け目、崖の穴にひそむわたしの鳩よ姿をみせ、声をかけておくれ」 聖書・雅歌2:12,13
2009.03.20
物心ついたときから、わたしの心にはお目付け役がいます。 父母と年の離れた姉の4人暮らし。典型的な(?)末っ子であったから、おちゃらけはわたしの役。家族にどんよりした空気が漂うと、お目付け役はわたしに命じる。「笑えるようなことをしろ。この場を何とかしろ」なんとかしろって。。。(冷や汗) 年長者から見ればおちびは欠けたところだらけ。かてて加えて外国では女中さんつきの暮らしで過保護になりがち。帰国したとたん、身の回りのことを自分でしろと言っても、何をしたらいいんだか。ラストエンペラー、いきなり囚人生活になる、といった感じ。「だらしない」「いいかげん」と日々言われ、頭はパニック、身体はフリーズ。 日本と外国行き来し転居するたび、つきつけられる「常識に従え」。(人は相手の能力・立場関係なしに無責任にいろんなことを要求するものです)常識なんて千差万別、あんたの常識、よそでは非常識、と鼻で笑えばいいものの、見よう見まね、言われる通りにしようと悪戦苦闘。無力感に呆然としては自分の世界にひきこもる日々。マルグリット・デュラスじゃないけれど、15でわたしは年老いました。だって、毎日4~5人のお目付け役が頭の中でああしろ、こうしろって言うのです。疲れるわ。 お目付け役Aはたぶん、母に養われていて、良妻賢母、良識を備えています。彼女の言うことを聞くと、年長の女性に必ず褒められます。ええ、従い切れれば、、、でも神経と体力がついていかない。 お目付け役Bは父の影響を受けているらしく、人と接する限り明るくポジティブに臨機応変、瞬時に物事に対応しろとプレッシャーをかけます。彼のいうことを聞くと有能な働きができます。が、かなりの集中力・段取り力がいるので後日必ず倒れます。 お目付け役Cは学生時代のクラスメイトに鍛えられたようです。警戒心が強く、なるべく目立たず、人と同じように行動しろ、とガミガミ言います。 きわめつけ、強烈なのは神学生時代に触れた伝道者たちに育成されたお目付け役Dです。彼は3人の意見をもとに「死に至るまでがんばれ」とけしかけます。ええ、もちろん、そんなことを信徒に要求する伝道者はカルトの教祖になってしまいます。でも、神学生という「神に自分をささげた」はずの人には要求しがちなのです。 みんな、わたしに良かれ、と思ってやいのやいの、言っているわけですが、こんな人々と暮らしていたら、憂鬱になるのもあたりまえです。参考意見としてはかなりの知恵者ですが、命令になると、もう、わたしはあわれな奴隷です。みなさんは、こんなお目付け役に悩まされてませんか。もしかしたら、実際に口出しする人が身のまわりにいるかも。でも、実際、わたしたちを苦しめているのは、他人ではなく、内側に居座ってしまっているお目付け役。自分の美意識、人の言葉、いろんなものを吸収して、日々パワーアップしていく彼ら。心のお目付け役が有能すぎると、自分にも他人にも厳しくなっていく。。できないことを要求される恨めしさが積もり積もって心が硬くなるのです。 最近ではわりと上手にお目付け役たちとつきあってますよ。まず、「黙れ!」って言って、そのとき自分に心地よいことをするのです。お風呂に入る、とか、お茶する、とか。。。ゆとりが出てから、彼らの言い分を聞いてやります。ええ、お目付け役はやめてもらって、これからは「自分プロデューサー」と呼ぼうかと。彼らもこの頃やさしくなって、こちらの事情を考えてものを言ってくれるようになりました。自分プロデューサー、聖書では「律法の力」と呼ばれています。困ったチャンのようだけど、いてくれないと、人間壊れてしまいます。
2009.03.11
ある日、つるのクラスメイトのバーナード君が哲学していたそうだ。「しあわせってどんな色だろう」となりにいた子が「う~ん、ピンクかなあ」と答えると「しあわせって、そんなに気持ち悪いのかなあ。 それなら、しあわせっていやだなあ。 悲しい方がしあわせなのかもしれないなあ。 悲しいことがあるから幸せがあって、幸せがあるから悲しいのかもしれないなあ。 しあわせと悲しみは正反対なんだけど、いつもいっしょなのかもしれないなあ。」誠実が服を着ているような彼はハの字眉をますますハの字にしてつぶやいていたという。そして、チャイムが鳴ると共に「せんせー!休み時間だぁぁ!」と叫んでグラウンドに行ったそうな。う~ん、硬派をめざす男の子にはピンクはかゆいんだろうねえ(^_^;)でも、ピンクは女性ホルモンを刺激する色だそうだから、女の子にはピンクに包まれるってホンワカハッピーな感じなのかも。しかし、深いな、バーナバード君。聖書の話を聞かせた子の中でもピカ一に感受性がすぐれているだけある。。。 ちなみに、つるにとってのしあわせは白だそう。純白ではなく、間接照明をあてたホテルの白い壁みたいな色だそう。なるほど、きよく、あたたかい感じの色ね。ピンクとか、ほの明るい白って、母の胎内のイメージがあるのかも。ちなみに、聖書で神の「慈しみ」と訳されている言葉は原語で「母の胎内」を意味します。神さまの愛と配慮に囲まれているイメージね。 バーナード君に十字架の悲しみを通して開かれる神様の喜び・しあわせがありますように。先の日曜から、教会は受難節(キリストの磔刑を記念する月)に入りました。
2009.03.04
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