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式子内親王(しきし/のりこ・ないしんのう)山ふかみ春とも知らぬ松の戸に たえだえかかる雪の玉水新古今和歌集 3山が深いので春が来たとも知らない侘しい庵いおりの松の戸にぽつりぽつりと降りかかる雪解け水の玉の雫。註(山ふか)み:「~が~なので」。上古語特有の「ミ語法」。万葉集に頻出する。この歌の作歌当時(鎌倉時代初期)にはすでに懐古趣味的(レトロ)な用法だったと思われる。松の戸:「松」と「待つ」が掛けてあるかも知れない。たえだえ:動詞「絶ゆ」はヤ行の(下二段)活用なので、歴史的仮名遣いは「たえだえ」となる。
2015年03月18日
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前川佐美雄(まえかわ・さみお)月ヶ瀬の谷の空わたる月あれば昼間見し梅花うめ忘れてねむる* 月ヶ瀬観光協会(奈良県奈良市) 梅まつり
2015年03月17日
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安藤裕子 人魚姫
2015年03月16日
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近ごろ、文字を書くって動作さえ面倒になってきた一見100円ライターかと思っちゃうよね。連続8時間、最大48時間録音可能。今やここまで来てるんだね~。手帳やメモ用紙とペン持参の時代は終わったね。
2015年03月16日
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引きこもりの青年(中年?)による凶悪な事件が、また起こってしまった■ 兵庫県・淡路島洲本5人刺殺事件 【ネイバーまとめ】
2015年03月15日
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紀野恵(きの・めぐみ)晩冬の東海道は薄明りして海に添ひをらむ かへらな第一歌集『さやと戦げる玉の緒の』(昭和59年・1984)冬の終わりの東海道はほのかに薄明かりして海に寄り添っているのだろう。帰ろう。註第一歌集の劈頭を飾って、そのまま作者の代表作となった名歌。(かへら)な:「~しよう」。活用語(この場合は動詞「帰る」)の未然形に接続して、話者の意志を示す上古語終助詞。万葉集に頻出する。おそらく、奈良時代当時の口語だったのだろう。 東海道 富士山付近ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2015年03月15日
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坂本野原 レオごみネットで寝ていた三毛のぶち猫がレオになりたり歴戦を経て薄氷張りたる池に緋鯉いてのそりと泳ぐ冷たかるらむ迷惑はひとまずおいて真白にぞ街一面に雪は降りける賀状から家族の写真削除して個人情報保護優先すものすごくリアルな夢をたまに見て現実とよく混同しつつ都心ではバブルになっているらしいそれにつけても金の欲しさよ現実も文字もとびきり美しき春夏秋冬 燗酒ふふむポンコツな批評を無視し俺たちは成功したと若林オードリー言うクイズにて答えられずにしょんぼりす「挙句の果て」が和歌由来とは美人には孤独が似合う憧れと妬みの視線に包囲されつつ平壌ピョンヤンの金魚はあわれ冬の日の硝子の鉢に赤いべべ着て祖国への誹謗中傷讒言に身を捨つるべき霧の海かな *アメリカが撤退すればイスラムが攻勢に出る単純構図中国がまともな国にならんこと日出処の春に祈れり*寺山修司「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」(歌集『空には本』昭和33年・1958)の本歌取り。2015年1月作新仮名遣い著作権を有します。©2015 Nohara Sakamoto Daddy Bear All rights reserved. 金魚鉢ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2015年03月14日
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坂本野原 「短歌人」3月号掲載作品ごみネットで寝ていた三毛のぶち猫がレオになりたり歴戦を経て賀状から家族の写真削除して個人情報保護優先すものすごくリアルな夢をたまに見て現実とよく混同しつつ現実も文字もとびきり美しき春夏秋冬 燗酒ふふむ平壌の金魚はあわれ冬の日の硝子の鉢に赤いべべ着て祖国への誹謗中傷讒言に身を捨つるべき霧の海かな *アメリカが撤退すればイスラムが攻勢に出る単純構図○ 1月号掲載作品「『主人公感』があるかが大事だと子の宿題の作文を評す」が、今月号「作品月評」欄に掲載されました。【「短歌人」編集委員、歌人・谷村はるか氏選評】 思ったままを自由に書く、じゃダメ。評価を得るにはテクニック、すなわち演技が要るのだと子に教える親の姿は、「主人公感」なるキャッチっぽい造語や自己陶酔感も含めて自己啓発系ビジネス本ばり。自己戯画もちろん自己批評、さらには「おとな」の滑稽さへの批判のフレーバーあり。○ 1月号掲載作品「夕映えに烏瓜の実朱を増して無用の用の美を湛えたり」が、今月号「Selection」欄に掲載されました(蜂須賀裕子氏選)。* 寺山修司「マッチ擦るつかのま海に霧ふかし身捨つるほどの祖国はありや」(歌集『空には本』昭和33年・1958)の本歌取り。2015年1月作新仮名遣い著作権を有します。(c) 2015 Nohara Sakamoto Daddy Bear All rights reserved.
2015年03月14日
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Blondie Call me
2015年03月14日
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BlondieThe Tide Is High
2015年03月14日
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鳩山由紀夫元首相(元・民主党)が久々に大活躍■ 今度はクリミアを強行訪問、放言&妄言連発■ 鳩山元首相クリミア訪問を強行与野党、弟・邦夫氏からも「批判の嵐」■ 鳩山元首相「日本人は洗脳されている。ロシアの正義が最後には勝つ」と持論を展開 // / / ノ´⌒`ヽ / γ⌒´ \ / .// ""´ ⌒\ ) / i / \ / i ) / i (・ )` ´( ・) i,/ パカ / ∩l (__人_). | / .| \ `ー' /__ やはり、私が復帰するしかあるまい // | ポッポ ヽ / " ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄"∪■ 自民・邦夫氏、兄の鳩山元首相をキッパリ 「本物の宇宙人。少なくとも日本人ではない」■ 民主党幹部となった後輩たちは鳩山元首相から受けた恩を忘れるな 鳩山由紀夫氏 2009年8月31日付朝刊各紙ウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン *画像クリックで拡大。
2015年03月13日
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BananaramaVenusShocking BlueVenus
2015年03月12日
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George HarrisonHere Comes the Sun
2015年03月11日
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BlondieHeart Of Glass
2015年03月10日
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スピッツ 春の歌
2015年03月09日
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SMAPらいおんハート* 画像はアフィリエイト・リンクです(クリックで移動)。
2015年03月08日
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■大塚家具だけじゃない お騒がせ創業家の親子トラブル 【日刊ゲンダイ 6日】
2015年03月06日
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CAPSULEWAVE RUNNERMEGA-MIX MOVIECAPSULE ニューアルバム 『WAVE RUNNER』 レビュー
2015年03月05日
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CapsuleAnother World
2015年03月05日
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早春賦 そうしゅんふ 吉丸一昌(よしまる・かずまさ)春は名のみの 風の寒さや谷の鶯うぐひす 歌は思へど時にあらずと 声を立てず時にあらずと 声を立てず氷解け去り 葦は角つのぐむさては時ぞと 思ふあやにく今日もきのふも 雪の空今日もきのふも 雪の空春と聞かねば 知らでありしを聞けば急せかるる 胸の思ひをいかにせよとの この頃かいかにせよとの この頃か作曲:中田章『新作唱歌』(大正2年・1913刊)所収。註春が訪れたら「胸の思ひを」打ち明けようと思っているのだが、気後れしたり雪が降り続いたりして、なかなかその機会は訪れない。うかうかうじうじしているうちに春が来てしまったので、ああどうしようかと今さらながら気が急(せ)くばかりの今日この頃である。やきもきするほどじれったくて純情な、昔の人の古風な恋心。あるいは発表当時、すでに古めかしく感じられたのではないかと思われるほどの、和歌的・擬古的な文語の文体と内容である。「胸の思ひをいかにせよと(胸の思いをどうするかと)」などを見ても、(男の方から求愛するのが普通だった)当時の社会通念からして(今でもけっこうそうだろうが)、この詞の潜在的な作中主体(私)は、一聴した印象と異なって、若い男かもしれない。歌は思えど時にあらずと:(恋の)歌を歌おうかと思うが、まだその時ではないと。角(つの)ぐむ:(草木が)芽吹く。萌える。さては時ぞと:さあ、今こそその時だと。あやにく:「あいにく、折り悪(あ)しく」の意味の古語。春と聞かねば知らでありしを/聞けば急(せ)かるる胸の思いを/いかにせよとのこの頃か:春と聞かなければ知らないそぶりでいられたのに、聞いてしまったら急かされるこの胸の思いを、いったいどうしようかと思い惑う今日この頃だなあ。
2015年03月05日
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韓国、それでも 「上から外交」 憤激実態【日刊大衆 4日付】 ──人に何かを頼みたいのなら、それなりの態度で臨むべき。朴槿恵大統領、そんな傲慢な頼み方じゃあ全然ダメですよ。 韓国が、国家存亡の危機を前に喘ぎ、悲鳴を上げている。ウォン高に内需不振が直撃し、国家破綻寸前にまで陥っているのだ。
2015年03月04日
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パーシー・ビッシュ・シェリー 平井正穂訳西風の賦 Ode to the West Wind 結語おお、西風よ、冬来たりなば春遠からじ、と私は今こそ叫ぶ!* このエピローグの1行は、半ば誤訳に近い意訳ともいわれるが、日本語として見事な表現になっており、西洋詩としては稀に見るほど人口に膾炙した。全文は岩波文庫などをお読みください。○〔関連記事〕「冬来たりなば春遠からじ」と訳したのは誰か?【ブログ「星のひとかけ」さん】 ボッティチェッリ ヴィーナスの誕生 1485頃Botticelli La Nascita di Venereイタリア・フィレンツェ ウフィツィ美術館蔵左:地中海地方に春を告げる西風の神ゼピュロス(スペイン語:セフィーロ、英語:ゼファー)中央:貝の泡から真珠のように生まれたヴィーナス(アフロディテ)右:時と季節の女神ホーラ* 画像クリックで拡大ポップアップ。
2015年03月04日
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伊藤銀次 こぬか雨たなかりか こぬか雨EPO こぬか雨
2015年03月03日
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俵万智(たわら・まち)私から私に贈る言葉あり手のひらサイズの雛ひいなを飾る歌集『チョコレート革命』(平成9年・1997)註雛ひいな:古語「ひひな」が、「ひいな」→「ひな」と転訛した。その中間の段階を用いた擬古的表現。
2015年03月03日
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小島ゆかり(こじま・ゆかり)われにふかき睡魔は来たるひとつづつ雛人形ひなを醒まして飾り終ふれば歌集『獅子座流星群』(平成10年・1998)
2015年03月03日
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伊藤一彦(いとう・かずひこ)弥生雛やよいびなかざればあわれ音もなくおりてくるかな家の霊らも歌集『瞑鳥記』(昭和49年・1974)註霊:「たま」と読むか。
2015年03月03日
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加納諸平(かのう・もろひら)桃の花麻笥をけにうつして 賤しづの女めもけふはひひなの宮づかへせり『柿園詠草』(江戸後期)桃の花を桶にうつしたりして(やんごとなき貴族ならぬ)うちの娘もきょうはお雛様の宮仕えをしているのだなあ。註麻笥をけ:「桶」の原字、また雅語的表現。もと、績麻(うみお・うみそ、績苧=青麻あおそを細く裂いて糸として縒よったもの)を入れる器だった。賤しづの女め:自分の娘を謙へりくだって言っている。いにしえの貴族の子女でもないけれども、わが娘もさしずめ殿上人の姫君に仕える女房(官女)のようなことをしているのだなあ、という軽い諧謔的なニュアンス。
2015年03月03日
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井上文雄(いのうえ・ふみお)少女子をとめごがかしづくみれば いもとせの紙ひひなとぞいふべかりける『詞鶴集』(江戸末期)小さな女の子が大切に世話をしているものを見てみたら妹と背の紙の雛というべきものであったよ。註文脈から見ると、節句当日ではないのかもしれない。小さな女の子が何やら大事に扱っているものを覗いてみたら、紙で作った男女一対いっついのお雛様のようなものだったのが、たまらなく可愛らしかったなあ。かしづく(傅く):(女の子などを)大切に世話をする。大事に育む。いもとせ(妹と背):夫婦や恋人、親しい男女を言った上古語。妹背。紙ひひな:紙でできた素朴な雛。ぞ・・・べかりける:指定・強調・断定の係助詞「ぞ」と、当然・推量の意味の助動詞「べし」の補助活用の連用形「べかり」(「べくあり」が約まったもの)に、詠嘆を込めた過去の気づき・諧謔などのニュアンスの「けり」(「きあり」が約まったもの)がついた「ベかりけり」(べきだった、~のが当然だった)の係り結びで、語尾は連体形「ける」で受ける。「もの」「こと」「とき」などが省略された準体言用法でもあり、これらの形式名詞を補って読む。
2015年03月03日
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小沢蘆庵(おざわ・ろあん)そのかみのはらへに捨てし人かたは けふのひひなをうらやみぬべし『六帖詠草拾遺』(江戸時代中期)その昔、祓はらえとして流し捨てられた人形は今日の大切に飾られる雛をきっとうらやんでいるのだろうなあ。註今に続く雛祭り(上巳の節句、桃の節句)の起源が流し雛の風習であり、雛が本来は災禍わざわいや穢けがれを憑依させて流す禊みそぎや祓いの神事の形代(かたしろ)で、「精霊しょうろう流し」などに類するものだったことはよく知られている。流され捨てられた昔の人形が、この歌が詠まれた頃(江戸時代)から美々びびしく飾られるようになった雛人形を羨んでいるという、奇抜な発想が面白い。そのかみ:(すっかり様変わりした今から見て)随分さかのぼった昔。ぬべし:完了の助動詞「ぬ」の終止形に推量の助動詞「べし」がついたもので、陳述を確実にし強調する用法。きっと~だろう。確かに~だろう。cf.)正岡子規(俳句)「鶏頭の十四五本もありぬべし」。
2015年03月03日
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馬場あき子古雛の目もとかそけくなりはててみちのく遅き春をみており歌集『桜花伝承』(昭和52年・1977)註奥州(東北地方)の、旧暦による桃の節句の情景か(今年でいえば、4月21日に当たる)。目元も微かになり果てた古い雛人形が鄙(ひな)びた風情を醸しているつつましやかな遅い春。古雛:「ふるびな」と読むのだろう。
2015年03月02日
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桑名貞子 うれしいひなまつり 雛飾り ひなあられウィキメディア・コモンズ パブリック・ドメイン
2015年03月02日
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川崎中1殺害 18歳少年「カッターで殺した」と供述直前に「多摩川で泳がせた」【産経ニュース 2日】現場の河川敷で多くの人が冥福祈る【FNN 28日】
2015年03月02日
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春よ来い みみちゃんレコード児童合唱団相馬御風(そうま・ぎょふう)春よ来い春よ来い 早く来いあるきはじめた みいちやんが赤い鼻緒の じよじよはいておんもへ出たいと 待つてゐる春よ来い 早く来いおうちの前の 桃の木の蕾もみんな ふくらんではよ咲きたいと 待つてゐる作曲:弘田龍太郎「銀の鈴」大正12年(1923)4月号註旧かなづかい。みいちゃん:当時2歳だった作者の長女・文子あやこがモデルという。じょじょ:「草履(ぞうり)」の、作詞当時の幼児語。 * 松任谷由実は、代表曲の一つ「春よ、来い」(平成6年・1994)をこの曲からインスパイアされたと、CDジャケットに明記している。
2015年03月01日
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