drのブログ

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2017/03/22
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カテゴリ: 雑感
おはようございます。
今日は3月で異動される方の激励会(呑み会)があります。関わりが多く反りが合わない部分もあったのですが、なんとなく寂寥感もあります。


北海道には松前城くらいしかなくて、城への尊敬や畏怖が足りなかったdrですが、本作を読んで考えが変わりました。
読書メーターに投稿したので転載します。


火天の城 [ 山本兼一 ]

信長時代の築城をテーマとした作品、凄く面白かった。特に興味を惹かれたのは、築城に携わる施工主が主人公で、施主の信長が脇役という点だ。そういう切り口が新鮮な上に、織田が指示した城は前代未聞で壮大。その意匠と建築を託された番匠の又右衛門と以俊の親子は意地と気概で事業を成し遂げる。当時の築城は何年もかかり、危険を伴う社会事業で、石、材木、土木、壁、屋根等様々な職人によるJVでもあった。城を立て城下町を纏うことが目的ではない。築城のプロセスにある様々な人々の機微に触れ胸が熱くなった。そしてその儚さにも・・。


映画も観てみたいです。





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Last updated  2017/03/22 07:28:21 AM
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