drのブログ

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2017/08/01
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カテゴリ: 雑感
追憶する人や物事が増えるということは
過去が増えるということで、
それは言わば
歳を重ねたということかもしれない。

単調な毎日を過ごすことで、追憶すべきことを忘れようと抗っているのかもしれない。
本当は忘れたくないのに。




一冊の本を読み終え読書メーターに投稿しました。転載します。



追憶 [ 青島 武 ]

とても感動した。邦画「追憶」の原作。土地勘のある北海道が舞台の為か、直ぐに引き込まれ、劇的な展開に久々の一気読みだった。過去にある衝撃的な経験をした3人の少年が29年の時を経て、その中の一人の死をきっかけに再会を果たす。親の愛に飢えていた彼らは場末の食堂の涼子のもとで保護され数日を過ごした。そのことが愛おしくも記憶から消すという後ろめたさに付き纏われ生きてきた。そんな3人の人生を励ますのは、涼子と見た小樽の浜に沈む夕日だった。映画では北陸が舞台となっているが、心揺らす主題は変わらないだろう。是非観たい。








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Last updated  2017/08/01 07:21:25 AM
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