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2009年01月21日
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カテゴリ: 英語教育-1
前回の続き…

画面に映し出される
自分のイメージしていたスウィングとは
まるでかけ離れたスウィングで打っている自分の姿
その姿をコマ送りにしながら、線を書いて
修正点を教えてくれるコーチ。
そして、現在の修得と修正することで予想される
数ヶ月後、数年後の私の到達点を説明してくれる。

英語も同じである。

今までどのような状況で修得してきたのか、
数年後どのような状態になり、どのような壁にぶつかるか
だいたい予想がつく。
修得がたどる過程は、よほどドラスティックな環境の変化や
取り組みの変化がない場合、それほど変わらないからだ。

そして指導者は、こういう取り組みをしましょうと提示する。
ところが、その内容に納得しない人もいる。

『私にはこっちの方が打ちやすいのよ』
『得意なショットを伸ばした方が』

得意なことを伸ばすということと
苦手なことはやらなくていい


得意なことを伸ばしつつ
苦手なことを克服していく。
そうでなければ、修得のバランスが極端に悪くなる。

語学を修得するということは4技能を修得するということだ。
学習者が幼い場合、4技能によって

適した時期にその力を鍛えることによって
ポテンシャルが上がる。

成長過程にある学習者に対して
指導者が考えることは
将来の到達点を上げること
すなわちポテンシャルを上げる為には
今、何をすべきか
と、いうことである。
しかし、我流で修得する人の多くは
今何ができるか、に固執する。

そんなやり方で今それをやってしまっては
将来の到達点が下がってしまうと
指導者は気づき、修正しようとする。
しかし、その声に耳を傾けるか
傾けないかは、学習者、
学習者が幼い場合は、親御さんということになる。

そんなことをぼ~っと考えていたら
コーチに、「どうしたのですか?」と
声をかけられた。
「我流でやってきた人に
 こちらの指導を理解してもらうのは難しいですね。」
と言う私に、コーチは笑顔でこう答えた。
「いいじゃないですか
 英語はスポーツと違って、
 我流の判断で身体を壊すことはないですから」

確かにどんなやり方をしても英語で身体を壊すことはない。
それは大きな救いである。

しかし、視野を広げることで
身近にいる指導者の存在に気がつき
指導方針を理解し、指針を仰ぎ
共に歩んでいけるのであれば
それにこしたことはないと考えている。

先日も高額教材を購入し挫折したと訴えるお母さんが
実教室の扉を叩いていらした。
私の教室だけではなく、多くの教室が門戸を開く時期でもある。
今に固執するのではなく、
将来を視野に入れて、歩み出していただきたいと思う。






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最終更新日  2009年01月21日 11時17分26秒


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