目と耳が悪いビジネスマンの一筆

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2007/04/10

いろいろな　人生歩む　人と通う

カテゴリ：今、与えられていることに感謝しよう

通勤途中の神社の桜の花は散り、葉っぱへと変わりました。

独特の香りが漂って、仙台にいるころにもこの時期に同じ香りをかいだなぁと思い出しました。

電車通勤を始めて一ヶ月が過ぎましたが、色々な人と出会います。

優先席前でケータイを使っている人をたしなめる女性、電車の遅れに駅員に怒鳴っている男性、はたまた満員電車の中で大声で笑いあう高校生など、世の中いろんな人がいるものだと感じます。

今日の帰りの電車で、目が悪いと思われる弾性が同じ車両に乗り込んできました。

白い杖をつき、普通のメガネの上に特殊な円筒状のメガネをつけてらっしゃいました。

きっと全く見えないわけではなく、視力が低い方なのだと思います。

その方を見たとき、数年前の自分を思い出しました。

どこに人がいるのか近寄らなければ分からない、次がどこの駅かはアナウンス頼り、外の景色もよく見えず、不安な気持ちで乗っていました。

今日電車で出会った男性もわたしも、低視力という苦しい状況を生きている特別な存在だと思いました。

が、思い直してみると、低視力のわたしたちに限らず、電車で出会う人にはそれぞれに悩み苦しみがあるのではないでしょうか？

外見だけからは分かりませんが、空き巣に入られた人、家族に不幸があった人、友達とけんかした人、・・・

何の不自由のない、平凡な人生を歩んでいる人の方が、よっぽど少ないのではないかと思います。

そう思うと、見ず知らずの電車で会う人みんなが、尊い存在に思えてきます。

それぞれ長い人生の一日のうちの少しの時間を同じ電車で過ごす人。

与えられたご縁に感謝しつつ、電車通勤を楽しみたいと思います。

今日も風邪をひいたりケガをしたりすることなく元気に通勤できて感謝しています。

ありがとうございました！！

●今日の天気

●今日の運動
エアロバイク30分。

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