パソコンいじり 0
ガラクタ 0
Hilux 0
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久しぶりです。ほぼ一年になります。小生ますます老犬となり、毎朝の隣の林までの用便も歩くのが困難になってきました。家主はいろいろな事に手をだしていますが、このところこの機械を何やらコンピュータとつなげて動かしています。家主によれば家主も手足の動きが思うようにならなくなってきたようで、機械にまかして加工させようと言っています。一昨日ももう少し大きな機械を何処かから手に入れて、それをまた自動化させるようです。果たして家主が思っているような精度の高い加工ができるでしょうか?先日まで歯車研削を手作業でしていたようで、家主は成功だと言っておりますが、まだ部品までで実際に使っていないので、小生まったく疑問?そのうちに小生が歩けなくなったらロボットを作ってもらえるのでしょう?家主の技術では小生信頼してロボットにまかせられません。おもちゃのような機械ですが、せいぜい100ミリ位の大きさで厚さ1ミリまでの真鍮なので、何とかスピンドルとギアを来週交換すれば使えるのではないかとのことです。 ça fait longtemps, presque un an d’absence. Je supporte ma vieillesse qui rend de plus en plus difficile une promenade matinale pour mes besoins dans le bois. Mon maître est toujours très affairé, depuis quelque temps il tripote cette machine qui doit marcher automatiquement selon lui, contrôlée par l’ordinateur. Mon maître dit que son habilité (habilité ?) des mains n’est plus satisfaisante pour ses travaux manuels, donc ce serait cette machine qui deviendrait ses mains. Il y a quelques jours, il a apporté une machine encore plus grosse, selon lui, elle est destinée à être automatisée. Je me demande si c’est vraiment réalisable de remplacer les mains humaines par ce genre de machine ? Si un jour je ne pouvais plus marcher rapidement (c’est pour cela qu’il me harcèle tous les matins), pourra-t-il créer un robot ambulant pour moi ? En tout cas, je n’aurai pas confiance en un robot fabriqué par mon maître. Il s’agit d’une petite fraiseuse cnc, pour ses travaux de 1mm d’épaisseur, 100mm en dimension maximale, dont le spindle et les engrenages seront changés la semaine prochaine.
2016.02.02
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一昨日、家主が元居候のためにクリニックのアポを取り、月曜日は休みのようで本日火曜日に決まったのであるが、元居候はこちらに引き取られた時から、時々家主に向かって攻撃的で獰猛な態度を示すようで、特に元居候の剛毛テッケルは猪ハントのためにつくられた犬種でその歯をむき出しにして攻撃態勢にでる、家主も真っ青になり、大声でどなりつけると、元居候は我に帰ったようにおとなしくなるのである。それが昨日も家主がぐったりしている元居候の身体をさわるやいなや、獰猛に歯をむき出したようで、珍しく家主は怒り「安楽死を獣医に頼もうか」などと小生信じられないほど家主は平静さを失ったようであった。しかし家主はその後、どのようにクリニックに連れて行こうかと思案したようで、元居候は普段は小生のように従順であるのだが、とにかく目が見えないので、不意にどこか身体の痛い場所にさわられると、本能的に獰猛さを示すようである。小生には理解しがたいが、やはりこれも我が老母から受け継いだ性格の良さであろう。先ほど家主はクリニックから、小生の首輪をつけた元居候を連れて帰ってきたが、何と関節炎とのことで、昨日は炎症が身体全体に達し、痛みが最高であったのであろうとのこと。薬を飲まされ、静かに、普段と変わらずの状態になった元居候の一件。家主の機嫌も上々。
2009.08.18
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今週は家主一人暮らしのようで、小生も少々退屈気味な毎日となりそうと思っていたのだが、元居候の左手がどうも怪我をしたようで歩くのも困難となり、家主が早速明日朝、アニマルクリニックに連れて行くらしい。ところが元居候はこの家にやってきた時は鞄にバーバリーのレインコートや、小生見た事もない珍しい衣類や、首輪や鎖などをいっぱい持ってきたのであるが、家主の家では鎖もコートも一切つけないので、家主が何処かに入れたらしいが、例によって思い出せず。首輪がなくてはやはり都合悪かろうと、家主いろいろ考えた末、ふと小生の首輪、(相方が小生に特別に買ってくれたもので、小生生まれて初めての首輪で気に入っているのだが)に目を向け「これを外して使おう」と一言。パリジェンヌのバカンスの写真が見つかりました。小生も一度自転車の後ろに乗って見たいが、一度も見た事がないが、果たしてこの家には自転車があるのか。
2009.08.17
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家主は8月の休暇と言っていたが、数日働くらしいので、それまで離れを完成させようと頑張っていましたが、引き戸を除きほぼ完成近しとのこと。上床張りは来週予定しているようであるが天気次第。天井の色を相方はモンゴル風だと言い、家主は「その内薄黒くなるであろう、いまさら塗りなおすこともせず、柿渋が理想的だが、まあこれぐらいで良しとしよう」と例によって表面は自己満足のようであるが、小生の長い付き合いでは実際は色々考えていると思われる。
2009.07.29
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先日、雷が小生の家の側に落ちたらしく、電気が一瞬消えた後、回復したのだが、家主のADSL WIFIモデムが死亡、オペレータに新しいボックスを請求したが、一週間以上待つはめになり、その間、接続していたサーバーのHDも死亡したのが分かった。すべてのバックアップが入っていたので、家主はがっかりするかと思いきや、案外平気のようで、同じ中古HDをEbayで探し注文したのである。しかしハードディスクのモータを交換しても稼動しデータを回収できるかどうかは不明。その後新しいボックスが到着し、接続するとADSLのオペレータ側のサーバーがパンクしていることが分かり、待つこと一週間、その間のまたまた新しいモデムボックスが死亡。再度注文し待つこと1週間、昨日やっとすべて回復。家主が格闘する間、小生は、家主に邪魔されずにゆっくりとバカンス中のパリジェンヌと快適な日々を過ごすことができたのである。
2009.07.20
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久しぶりの連休でパリジェンヌも仲間入りでTrois Amis三犬の友がそろいました。やはりレディーファーストで真ん中に、元居候は小生と共には端に。
2009.05.22
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昨日から家主は仕事前に菜園の手入れと離れの普請を一応終えると言い、朝から動き回っているようだ。小生も元居候と一日中、畑や林で夜中の訪問者達の残した匂い跡を調べまわっているが、日々に跡が多くなり、このままでは小生だけでは、家主の領地を守ることはできないと危惧する毎日。今日は数ヶ月前に植えた桜が咲いたようで、匂いが素晴らしいと珍しく相方の賞賛を得た家主。
2009.04.20
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家主が昨日から小さな庭池を掘ったようです。まだ水がたまらず、家主によると日本では打抜き井戸を造る人がいるとのことで、来月初めの仕事が一段落したところで、井戸堀りを始めるようです。家主によるとこの辺りは沼地に近く、まったく石が地中になく、楽に5、6メートル位は問題なしとのこと。例によって家主の楽観的な判断だが、しかしこの小池も数時間で掘ったので、案外可能かも。それに裏畑には沼地があり、小さな泉も湧いているので、地下水はありそうである。それにしても来週末から家主は10日ほど出かけるらしく、5月1日(フランスでは祭日)もフランス南西部にいるらしい。いつもそうだが、仕事の前は内の家主はあまり機嫌が良くない。小生は仕事が気に入らないならばやめれば良いと思うのだが。何やら難しい何とか宮とかいうところも行くらしい。小生はとにかく果たして水は出るのであろうか、小生それが楽しみである。
2009.04.17
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先日から家主は離れの戸を作り、小生は引き戸だと思っていたのだが、出来上がると釘で打ちつけてしまったのである。このままでは開けられないのだが、何やら考えているようだが、小生仔細は分からず。家主の機嫌悪しこの頃。ただ仲間と木蓮の花見に、家主の機嫌変わりを待つ日々。
2009.04.12
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今週末はパリジェンヌを家主が連れて来た。一歳半ということで小生らにとってはまだまだ子供ようで絶えず小生に飛びかかって来るのだが、余り力を入れて対応すると可愛そうと思っていたのだが、この仲間は筋肉の塊のようで、走るのは小生にはとても追いつかないが、力は相当のものである。
2009.04.05
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Before Afterと言いながらも家主は、薪木が底をつき始めたので、残る最後の薪山に朝から挑戦し、およそ2時間余りですべて切りつくし、納屋に入れたのである。小生も久しぶりに外で半日すごすことができたのであるが、まだ気温は零下に近く土は凍結しているようだ。元居候も外に出かけてきたが、目が見えないので、家主は小生に元居候が前の道路に出ないように見張るように言いつけた。家主の家の前には道路が通り、一度元居候が道路に出た時は、一家一同冷汗であった。家主はいつ門に扉をつけるのであろうか。昔鉄の門があったのだが、いつのうちか外されたままである。
2009.02.19
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2009.01.16
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昨年中に離れを完成すると言っていた家主であったが、小生ら一同はあと一年はかかると見ていたのであるが、凍結で作業ができないとの理由で工事は予想通り 中断。昨日より雪どけが始まり、気温も上昇しはじめ、家主もまだ今月中は何とか暇がありそうなので、工事の再開のために離れを状態を調べると、壁板 が湿気で曲がってしまっているのである。家主は「当然の結果」とさも予想していたかのよう。しかし屋根上の草には大変満足で、「もう少し根がはると土の流 れはなくなるはず」。「それにしても世は無常である」 と相変わらずわけの分からない家主の独り言。
2009.01.15
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小生は毎朝窓からこのシジュウカラが争ってひまわりの種を食べるのを眺めるのが楽しみで、いろいろな仲間がいるらしく、頭の黒いもの、綺麗な紫色の頭、意地の悪そうな嘴の子中からコジュウカラなど。あまりおいしそうなので、一度家主のこぼした種を試食したことがあるが、小生が時々かじってみる林の木の実よりも少し脂っこいようではあるがあまり違わないような感じであった。小生らと好みが違うのか? それにしてもすばやい動きで、元居候もなかなか捕まえらないのがわかる。もちろん小生はそのような能力を老母から受け継いでいないので、ただただ美しい羽模様を鑑賞するのみ。
2009.01.14
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実は小生には義兄弟が居ます。家主は殆ど覚えていないようで、相方に言われ思い出し、小生の老母が小生の前に生んでいた小生の兄であり、今は相方の実家におり、小生もまれに家主と行くと時々話しをするのであるが、小生と同じく大変気心のいい、やさしい兄である。家主は「それにしてもまったく似ていない」と不思議がるが、父親が違えば当然であろうと小生らは思うのだが。
2009.01.11
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家主が薪を切っているときにその薪木の中に野鼠の巣を見つけたらしい。一家全員凍死らしい。この家族は元居候が前から狙っていたもののようで、薪木の山中に住んでいたらしく、巣の中は暖かそうな家主のよるともぐらの毛と苔が混ざったもので、快適そうである。しかし零下20度には耐えられなかったのであろう。冥福を祈り合掌。
2009.01.11
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こちらはまだまだ寒さが続いています。フレンチブルのパリジェンヌがしばらく小生らと過ごすようで、すっかり小生のしつけの良さを見習っています。家主は先ほど、薪が無くなってとかで零下の外に出かけました。小生らは暖かい家中で待つことにします。
2009.01.10
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今年も最後の月になったようで、家主の仕事納めの予定はあと10日ぐらいだと言っていますが、小生も今年は老母が行方不明となり、元居候が小生の相棒となり何となくまた落ち着いた日々が続きそうである。今はただ老母の冥福を祈るばかり。居なくなると急に老母の小言が懐かしくなるものである。なんとなく侘びしい小生の年末。毎日1度か2度ぐらいの温度で、未だ雪が残り、家主の大工仕事は中断され、クリスマスの準備も手につかず。
2008.12.01
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家主が昨夜帰還。小生、今朝、家主の起床が遅いので少し心配していたところ、窓を開けて真っ白な景色を見て、急に元気になったようである。毎朝、小生と元居候の用便に林に出かけるのだが、行きは家主が元居候を抱いて林の奥まで行き、帰りは元居候は自分で走って帰るのであるが、今朝は雪でいつもの小道も隠れ、目の見えない彼はあちらこちらの小枝にぶつかっていた。時々家主は後ろを振り返り、大声をだしているのだが、まったくいつもの道が隠れているので、元居候は家まで帰るのに苦労していたようである。小生は久しぶりの雪で昔の小生の老母と見回っていた領地を駆け回った。
2008.11.22
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小生らの仲間のパリジェンヌから、今週末来るはずがどうも来ないようなので、便りを送って来ました。今や我が同胞となった元居候の住み慣れた島に行ったときの写真のようです。居候も喜ぶことでしょう。
2008.09.17
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やっと家主は締め切りまでの仕事を終えて、いよいよ来週からの仕事の準備にかかりました。離れはしばらく工事中断のようですが、今朝から雨が降りつづき、先ほど家主と屋根の上の土層を見てきました。この土を支えている屋根の構造ですが、中央にオークの木のドームキーがありそれに16本の梁がつながっているようで、この上に登って屋根工事をするというので、周囲から心配されておりましたが、今までまだ家主は落ちておりません。一度雨の降っている時に登り、プラスティックのシート上で滑って本人もかなりヒヤリとしたようですが、これは小生だけが知っている内緒の話。家主の話では来週は南仏に居るのでいい写真がみれるのではと期待しています。いずれにしても小生は雨模様なので外へのあまり出られなく、元居候も雨が降っていると殆ど外に出たがりません。目が見えないので、雨水を感じるとすぐに家に戻ります。小生らの退屈な一週間が始まります。
2008.09.05
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昨日、相方が小生の皮膚アレルギーを心配し、急にアニマルセンターにアポを取り夕方、納得いかなそうな家主の運転で連れて行かれました。我々の馴染みのドクターによるとどうも草地の植物が原因らしく、小生の両耳の裏側の皮膚が荒れ、両足も赤くなっているようで、小生はかゆくてしかたないのだが、家主は単なる季節的なアレルギーでこの離れの建設中に一日中草中でハントをしていたのが原因だろうと、暗に小生の責任だといわんばかり。結局、1週間ほどの抗生物質治療が宣言され、家主はこの日曜からいなくなるので、いつも通りに相方が小生の世話をすることになった。今朝も少し寒くなってきたので、小生は早くこの離れに引き戸がつくことを願っているのだが、まだ家主はいろいろ迷っているようで、最初の計画では囲炉裏を真ん中に切る予定だったようだが、家人の火事になるからとの反対で、現在は工事中断し、自分の考えを押しきれるかどうかをうかがっている様子。
2008.09.04
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昨夜から雨模様だったので、今朝家主が屋根(草屋根風)の状態を見るために小生と離れを見に行きました。小生も早速住み心地を試し、今のところは何とかしばらくは我慢出来る状態であります。まだ小生の座る座布団もありませんが、濡れ縁からの眺めはまずまずで、家主は今から白木の部分を染めるために塗料を買いに町に出かけるようです。家主は日本の柿渋を塗りたかったようですが、間に合いそうになく、相方から出張までに景観に溶け込むように白木の染色を宣言されているので。家主が使用したのは、ある日突然トラックで持ち込まれた実家の屋根の古木でした。我らの家はまだセントラルヒーティングなどなく、各部屋の電気暖房と一階にある薪ストーブ(といっても料理レンジを兼ねたもの)を使用しているので、そのために実家が葺き替えた屋根材を送ってきたのである。おそらく250年以上経っている樫の木で、それを見た家主が永年から考えていた和風の離れを建てることを決断したようで、その際には当然小生らの見張り小屋の約束は全く頭に浮かばなかったようである。いずれしても小生もこの離れを自由に使用できそうな気配なので今は催促は控えようとおもっております。
2008.09.03
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もうすぐ老母が見えなくなってから一週間になります。家主も時々遠くの森や、草原をながめているようですが、おそらく再び帰ってくることはないのでしょう。小生も外にでると老母の残した匂い跡を探しますが、雨が激しくふったので、ほとんどみつかりません。C'est très profondément triste.本当に悲しく、寂しそうです。特に最後は目も見えず、臭覚も殆ど失い、足腰も弱っていました。昨日家主にこのブログの更新のことを話しましたが、いろいろ考えているようですので、バカンス中に斬新な様相になることを期待しています。今は老母が安らかに、逝ったことをねがっています。
2008.06.29
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しばらく家主がいそがしく、小生も老母の具合がよくなく、ご無沙汰しておりましたが、先週、めずらしくよい天気の週末で、家人も多く家にいたのですが、午後突然小生の老母の姿が見えないのに気がつき、全員で、急な雨模様の中で周辺の林や近所、隣村など探しましたが、ついに見つからず。家主もあちらこちらに尋ねたようですが、消息なし。全員声なし、家主もまたしばらく出かける前だったので、何やらがっくりしていたようです。小生もいずれはこのような時が来ることを想像していましたが、何とも急で、家中が静かに寂しく、一人で一日中寝そべっている日が続いています。幸いにも元居候がおりますが、目が見えないので、小生と走り回ることはありません。実家の話では、末期が来るのを知った老犬は家を出て安楽の場所を探すことがよくあるとのことです。その後も家主はあちらこちらの畑や林を探しまわったようですが、まったく形跡なし。小生もこのブログもこれで一段落し、新たな形で再出発することを家主に提案していますが、まだ夏のバカンスまでは忙しそうで、じっくり話し合う機会がありません。とにかく、もうしばらくは静かに、老母の思い出にひたり毎日を過ごすことにします。
2008.06.27
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ご無沙汰しております。この数週間家主の居所が定まらず、かつ小生の老母がいよいよ目が全く見えなくなり、元居候のように長い盲目の経験がないので、あちらこちらにぶつかり、近くの林の散歩も散歩ベルトをつけて引っ張られて毎朝でかけるのである。先日も小生がいつものようにソファの上でねそべっていると、突然小生のいるところに飛び乗ろうとしたので、小生の端正な歯並びをみせ、大声で威嚇したのである。びっくりしたのか、のこのこと後ずさりして部屋のすみに座り込んだ老母。小生初めて、我が犬生末の母にこのような態度をとったことに、後悔がつのり、居心地の悪い日が続き、この頃は時々小生が老母の横に添い寝をすることにしたのである。家主は「おっ、珍しいな、どういう風の吹き回しや」と相変わらず、小生の気持ちを分かっているのか、分かっていないのか?
2008.06.01
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先日、小生らを可愛がってくれる相方の両親が来て、コーヒータイムを過ごしていったのであるが、その時、このArmoire(食堂の食器棚)は1830年ぐらいからのもので、当時の村の近くの職人につくらせたものだと、実家の爺やが家主に語っていた。小生はそれを聞いてびっくり、時々小生が片足を上げて小便をしているのである。そのために下の隠し引き出しが外れ、家主の小屋に修理待ちとなっているのである。この戸棚には小生らの何世代前の先祖の臭いが残っているのではなかろうかと、それらしき場所を嗅いでみたが、数十年前の実家の台所の臭いがかすかに残っているのみであった。それに林の中のオークの樹もその時代のものらしい。数年前に残っている桑の木を伐採した時に家主が調べると樹齢180年ほどであったとのことで、家主の家はその頃にはすでに一部存在していたようである。そうすると何世代後の小生らの子孫がこの戸棚に愛着をもってこの戸棚の左足のあたりに毎朝片足をあげるのであろうか?その時小生の残した臭いのメッセージをしっかりと受けてくれるであろうか?これは大変大事なことで、文化遺産の一部とも言える。家主も小生らもこの文化遺産の継承のほんの一部を担っているにすぎないのである。家主が小生らのこの早朝の使用についてあまり小言を言わない理由も、このことを家主は自覚しているからであろうか?
2008.02.21
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家主の作っていた巣箱の第一段ができあがったようである。計画ではまだ10以上の巣箱を作る予定らしく、一番大きな巣箱はフクロウ用でかなり高い樹の上につけるので大変らしい。相方から「1人の時は梯子で作業しないこと」と言われている。小生らも賛成であり、我らの見張り小屋ができるまでは梯子から落ちたりしないようにと願う。
2008.01.06
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家主は昨日の話について「やっぱり舌足らずで、詳しく説明しないと理解できないようだな、複雑な要素と種々の分野が入り交じったことを簡単に表現するのは難しい。別の機会に詳細にたっぷりと」と言っていますが、いつになることやら。さて小生らの一大事は、家人の家に新しい仲間が今年から加わりました。明日の夜こちらに来るようですが、まだ常時小生らと過ごすことはなさそうなのですが、「まあ、そうなっても別に構わん」と家主は寛大さを示していますが、実際に面倒を見るのは小生らと相方なのです。 新しい仲間、よこのぬいぐるみがその名前らしいです。
2008.01.03
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2008.01.01
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先週から家主は小鳥の巣箱を作り出したのだが、例によって急いで作ったため左右対称や屋根がゆがんでいる。「肝心なのはこの出入りする穴の直径だ、これが小鳥の種類を選別するのだ」と言っているが、シジュウガラの種類によって3ミリほど違うと専門書に書かれていることを、すっかり信じ切ってきるのである。小生らは林での領地監視のスペシャリストであるので、これらの鳥の振る舞いを習知している。普通の塗料は害になると天然顔料をわざわざ買ってきたのには驚いた。それにしても小生らの見張り小屋はいつになったらできるのだろうか。家主は1月中旬まではすこし暇があるといっていたが。そういえばクリスマス前に仕事納めをした後に、また仕事にでかけた家主だから、ある日突然作り始めて数時間で完成となることもあり得ると老母に話すと「この頃はすこし鬱病気味だから、わたしもよく分からん」といつもとは違った心細い老母の答えが返って来た。来年も何とか小生らが健康で過ごすことができることを願うばかりである。
2007.12.30
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家主はまた忙しくなってきましたので、 小生からの一足早いクリスマスカードと年賀状です。
2007.12.21
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新車の匂いは勘弁 家主 外へ出るか? しばらく見ない内に屋根の上に苔が自然に生え苔小屋になるのが楽しみ。
2007.12.06
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小生の家主は昔からどうも鬱病というものを抱えているらしい。昨日今日に始まったことではないらしいが、小生の老母の話によると以前はそれほど深刻にならずに回復していたのだが、最近はそのサイクルが短くなり、より重症になってきているようだ。昨夜も一日ソファにひっくり返って動かない家主が心配で小生が夜遅く、ソファに飛び乗って家主の横で一寝入りしたが何となくいつもと違う様子であった。本人は今までは気分の問題と軽く気にとめないようであったが、どうもこれは病気に近いものでは、と思い出したようだ。
2007.12.04
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家主が明日からまた出かけるようなので、どうするのかと思っていると午後新車を運転してきました。思ったより早く手配されたようで、 ハイブリッドとかの雑種で、小生と同じだと家主は言っています。ともかくこれで荷物を持って列車に乗る苦労がなくなったと言い、小生が助手席のフロアーに乗ろうとしたところ、「まだまだ、カーペットを買ってからだ」と拒否されました。しかし家主はブラックが好きなようで今までほとんどこの色で、相方や家人の車もすべてブラックである。老母は「我が家の先祖代々と同じで、ハイブリッドなら良い車に違いない」と申しております。
2007.11.22
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遂にハリネズミのピンカーの写真が撮れたそうで、勿論家主ではなく、家人が成功したものです。先日は眼の見えない元居候が口にくわえて、口中血だらけに なっているのを相方が見つけ、バケツの水を頭からかけ、やっとピンカーを助け、フェンスの外の林に逃がしたそうである。元居候はおそらくピンカーの針が見 えなく、そのまま囓ろうとしたのであろう。その後外に出ると必ず蒔山の周囲を嗅ぎ回って執拗にねらっているのである。家主は「しかし、なかなか立派な姿を しているな」と小生らのハントの相手を褒めている。この調子では家主の前では当分攻撃は出来そうもなさそうである。
2007.11.20
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家主が昨日遅く帰ってきました。パリにいたらしく鉄道のストライキで途中でバスに振り替え運転されたとのことで、相方の車で街まで迎えにいってもらったのです。家主は先月から車の買い換えの時期で「ノーカー ライフ」と言っていましたが、小生らの住み家は車がないと全く移動ができないのです。小生らもアニマルセンターに行く時は助手席の快適なフロアー上で楽しめたのですが、車がないとどうするのかと心配し、「ほとんど1人で乗っているのだから大型の車は必要ない」と小生らや家人のことを無視し、「ライトバンか貨物専用車にする」と言っていましたが家人達はそれぞれ自分の車を持っているので一切構わず、家主は無視されておりました。その内に車がなくなり、「車が無いことは何か気持ちがすっきりとする」と言っていましたが、どうも不便さに我慢ができないようで(老母の予言的中)ある土曜日に突然ディーラーに行き、注文してきました。相方は相談が無かったことに不満気でしたが、家人達は家主の新しい車の選択を聞き「家主にしては賢明な選択」と一同驚いたようである。しかしクリスマスの後にしか新車が来ないのでそれまで小生らのドライブは出来ず、それに果たして前の車のように助手席は柔らく、温かいカーペットがあるのであろうか?家主のアルバムから懐かしい車とパリの列車の東駅にある昔の鉄道基点標識の写真が見つかりました。
2007.11.16
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小生のブログに家主が無断で数回、家人のところのニャン族のイラストを掲載したようで、小生はどちらかと言うと相性が悪いわけではなく、それに老母などは昔一緒に同じ所で寝起きしていたらしいので、黙っていたのだが、コンキチまで登場したのが、我慢ならないのである。小生らが毎日家主の聖域を守っているのが家主は分かっていないようである。毎朝、庭を一周し、前夜から朝までの侵入者の跡を調べ、最近特にコンキチが定期的に徘徊しているのを小生は、家主に訴えているが、「あー、昨日も来たようだな」と答えるだけで一切無関心なのである。コンキチの侵入だけでなく、はりねずみのピンカーや兎母などが柵の地下トンネルから小生らの領域を自由自在に走りまわっているのである。家主は小生らの努力でようやくなんとか庭らしい様相を維持していることが分かっておらず、小生の当面の相手をイラストに入れ、かつ小生のブログを無断で借用し、そのため小生のブログに統一性が欠如し、混乱を招いているのである、と怒っていたのであるが、老母が「まあまあ、家主もよく分かっているから、すぐまたもとに戻るから」と、それどころではなく、お下がりのいなり寿司を狙っている。当然小生も一番に関心があり、家主に早くお下がりをと前を動かず。と家主は敏感に小生の無言の訴えを理解したのである。小生ら一同久しぶりの珍味で満足。
2007.11.15
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昨日家主が家人と一緒に帰ってきました。朝から外に出かけ、久しぶりにキノコを見つけて早速取ってきました。家主は数年まえまでは絶対に自分で取ったキノコは食べなかったのですが、ある日知り合いが来てこれは大丈夫と言い、そのオムレツを食べてからは毎年同じ場所にできるキノコは例外で食べているようです。小生も時々残りを戴きますがあまり美味しいものではありません。一時、家主が30センチ近いものを見つけ、近くのシーズンに開く村の「キノコ買い取り窓口」なるものに持って行きましたが、「これは食べられますが、あまり美味しくはありません」と言われ毎年無関心に放置していたのです。今では「やっぱり美味しいぞ、これは」と自分に言い聞かせているようで、最初は誰も食べなかったものが、今ではオムレツだけは全員食べているようです。しかし小生らはキノコを避けてオムレツだけを食べるようにしています。「万が一ということもあるので」
2007.10.28
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先週末から家主は家におり、小生らは一日中外で過ごすことができました。家主は小屋の周囲の雑草や数年間散らばっていた木くずなどを掃除し、小屋の前に石畳のようなもので舗装しました。この頃はいよいよ秋深く、小生らの毎朝の林での散歩時には樫の木からドングリが落ち、落ち葉が一面ドングリでいっぱいになります。家主はしばらく居なかったので、「また雨か」といそいそと家に帰りそうになり、小生があわてて家主を引き戻しました。落ち葉の上のドングリに気がつき「これではリスも木の実の秘密の隠し場をつくることもないなあ」と毎年のことなのにいまさらのように感心していました。秋深し ドングリの雨 リス見えず
2007.10.15
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9月よりご無沙汰しておりました。先月初めに小生の右目がアレルギーになり、周辺の皮膚があれてました。忙しくて手の離せない家主でしたが、いつものように「そのうち直るよ」とは言わずに、早速アニマルセンターに連れて行ってくれ、目の検査をされ、液体とクリームの目薬を処方されましたが、液体は一日3回で問題なかったのですが、就寝前のクリームは家主は「目の中には無理やな」と言いついに使わず。これまでの間いろいろありました。老母が予防注射、元居候が外の薪山の周囲を一日中掘り起こしていたので、手や爪を痛めたようで、びっこを引き始めたので、相方がセンターで治療しました。その間家主は何処に行ったのかしばらく不在でした。しかし本人も随分気にしていたらしく、旅先から小生までいろいろ更新テキストをトライしたようですが、最近パソコンの具合が悪く、先日もすべて初期化とかに希にしか居ない日を一日中費やしていました。家主からの伝言で「来週から再スタートいたしますので宜しく」とのことです。小生らも残秋の空で一日中楽しめそうです。最近私の好きな家人のお姉さんが自分の絵を送って来ているようなので、徐々に掲載するようにします。では皆様方今後ともよろしく、小生、老母、元気になった元居候の奥深いフランスでの日々をお知らせいたします。
2007.10.12
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先日の家主の強引なトラクターの使用により、エンジンに穴が開いてしまったのです。これではさすがの家主もどうしようもなく、新しいあるいは中古のトラクターを買うか、あるいはエンジンを交換するかで迷っていました。インターネットでエンジン交換のサイトで情報を取ったり、ebayで中古エンジンのオークションしたりで、一時はその締め切り時間には、テーブルの上のポータブルにしがみつくように眺めていたのであるが、締め切り数十秒前に他の人に競られ、自分が入力するまもなく、遂に狙いのエンジンを逃したのである。小生は後ろから眺めていたが、相方は何も知らないのか、「邪魔になるからそのポータブルを閉めてよ」とつれない要求で、家主はすべて修理してから話す予定だったらしく、いまだに家人への信頼性が欠けているようである。早く修理しないと、草が伸びすぎてトラクターでは刈りきれないので 、活動範囲がせまくなり、夏のバカンスシーズンに間に合わなくなるのではと小生は大変心配である。永年家主と付き合っている老母によると来年まで無理であろうといつものように現実的な見方である。
2007.07.02
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家主は時々突然と庭の手入れをするようで、数年前に植えたりんごの木と洋ナシの木を柵作りにしたのを、肥料もなしに(家主に内緒で小生が毎朝肥料を入れています)数年刈り込むだけで放置し、その内りんごの木の根が野ねずみに喰われたらしく、枯れてしまったのである。それでも今年は生き残りの木にりんごが数個できています。枝を刈り込み、必要な枝のみを残して数年かかって形をつくるようだが、内の家主はせっかちで、大体のところに枝があると無理やり引っ張って形をつくるので、あまりきちっとした形が出来上がっていません。パリのベルサイユ宮殿の後ろにはルイ14世の野菜と果樹園があり、家主は大変気に入っているようです。
2007.06.17
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家主は何が気に入ったのかしばしば、実家の方に行っていましたが、 その理由がわかりました。小生の従兄弟たちとお気に入りのポニーを見に行っていたのです。「やっぱりボーダーコリーはよく言うことを聞くなあ」とじっと小生の顔を眺めます。確かに彼らは主人の指示によく従うようです。小生や老母のように「何を訳の分からんことを、同じことをさっきもしたではないか」などと考えないようで、家主に気に入られているようです。しかしボーダーコリーの親子は大変友好的で、時々こちらに来ますが、小生らと一緒にいると「しつけが悪くなる」としつけの大変良い家主が言っています。 数ヶ月前の姿です。彼も家主のしつけの犠牲者です。
2007.06.09
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小生は今や老母となったテリア系の血と相方の実家あたりに徘徊していたラブラドールの父の間に生まれたのであるが、家主によると今まで4世代続いているらしい。ある日、知り合いのトラック運転手がどこかの農家で貰ってきたらしいテリア猟犬をその姪にプレゼントしたのである。これが小生の家系の初代である。小生の祖先である故に当然とも言えるが、大変賢く、家主の幼い子供たちの後に必ずついて護っていたそうである。子供が村の学校に行くようになると、密かに学校に行き、机の下で授業を聞いていたそうである。先生もあまりにも物分りの良いことから黙認していたらしい。その後は母系家族が続き、小生のみが例外となっている。このままでは小生の家系は絶えてしますのである。このところが人間様とは違って母系家族でないと小生たちの世界では悲しいかな世代の断絶が起こってしまう。家主はこのことには一向無関心で、「もしこの老母が亡くなったら、実家のボーダーコリーを連れてこよう」などと非情なことを平気で言っているが、相方はやはり人情家であり「どこかで子供ができればいいのにね」と小生を眺める。しかし、家主の家の周りには、仲間は徘徊せず、先日もたまに隣の離れた家から仲間が出没しているので、早速近づいてみると、小生と同じ輩であった。何とか実家に行き家系の存続にかかわる小生に課せられている義務を果たしたいのであるが、家主は最近は一人で出かけてしまうのである。それに家主によると実家の仲間も最近不妊手術をしたそうで、残るは若いボーダーコリーのみだが、この夏にはアニマルセンターで手術をされるそうで、そうなると小生また村に徘徊する仲間を探さねばならず、その場合どのように家主に小生の子孫の存在を証明するかがまた一問題。それにしてもこの由緒ある伝統の学者犬の家系なぞうちの家主は全く無関心で、「子供の時から教えればすぐに覚えるよ」と先天的な知性を無視している。それに単なる学者犬けだけではなく、家主の思っていることを理解し、そのままではなく、小生らの寛容なモラルで解釈しなければならないのである。
2007.05.24
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朝方から強風が吹き、どうなるのかと心配でしたが、午後には静かに小雨模様です。家主はそれでも時々小生たち(相変わらず居候がいます)を外に出しますが、自分は忙しそうにすぐにアを開けたままで仕事を続けます。小生らは完全にセルフサービスで、自分の気分で気が向くとドアを押して家に帰りますが、居候は雨や少し寒いと頭を外にだすだけですぐに家中に引っ込みます。小生はまず、林の中のテリトリーの点検を行い、リスや他の動物の領土侵犯が無かったどうかチェックします。どうもリスは常時小生の領土に侵入しているらしく、あちらこちらにその匂いが残っています。一度夕方現行犯で捕まえる直前まで行ったことがあります。林にとび出ると、入り口にある大きなオークの樹の根元に濃いブラウンのリスが居ました。小生を見ると一瞬のうちに樹の上に上りはじめましたが、小生も一応父方にはラブラドール、老母からは正統な猟犬の血統を引き継いでいますので、家主の手前恥ずかしい姿も見せられないと思い、数メートルのジャンプで樹の根元まで飛び、リスの尾に触れたのですが、敵もすばやく、樹上に避難してしまいました。小生の記録的なジャンプの成果を見せるために大きな樹木に両手をつけ、立ち上がり上のリスに威嚇しました。しかし、家主の反応は、小生の努力をまったく無視し、樹上を眺めて「何処にいったのかなあ、さすがにすばしこいな」とリスの俊敏さに関心するばかりで、小生の記録的なジャンプには一向に無関心。老母は「家主の不公平さには今さら驚かない」と言い、相変わらず野ねずみハントに夢中。
2007.05.11
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今日も天気がよく、幸いにも家主の機嫌も悪化せずに、小生たちを散歩に庭に出してくれました。居候も気温が少し高くなると、すぐに家にもどらずに、庭のあちらこちらを歩き回ります。目が見えないのだが、障害物があると何故かその前で感じるようでうまく避けて通ります。普段はゆっくり歩きますが、気分がよいと時々飛び跳ねて走ります。その時はあちこちに頭をぶち当て、家主がその前に大声で注意するとすぐに止まり気をつけます。小生はいつも、どうして目が見えないのに庭のいろいろな障害物を避けることができるのか不思議に思う。 居候のこと(1) 居候のこと(2)
2007.04.03
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家主が帰ってきました。「雪が降り大変だったが、いつもの仕事のように後味はよくないなあ」「来月にはまたでかける」、「この日曜日にはでかける」と相方に予定を説明し、「来月の初めのこの日は居ない」と言うやいなや、相方の顔色が変り、「私の研修日なのよ」、「ああ、うっかりしてた」。家主はまた大事な約束を忘れていたのである。相方の研修を勧めたのは家主であり「研修の日はすべてブロックするから」と固い約束をして、喜ばしていたのである。家主はよく善意で約束をして、仕事が忙しいのか、手帳に予定表を記入すればよいのに、パソコンにすべて頼っているのである。一時はPDAや携帯電話に入れていたのであるが、例によってすぐにあきらめ、パソコンの前に居ない時は不確かな記憶に頼っていたのである。それで昨夜から相方の機嫌がよくなく、「二日連続で日中来てもらうのはかまわないが、雪がふったり道路が凍結したらこれなくなる」。「いや、仕事の日は朝3時か4時に出かけて、終われば日帰りをするから」とかなり実現不可能なことでその場を逃げようとしている。小生は家主の約束を真剣に信用する方もいけないと思う。家主の娘は子供の時にディズニーランドに連れて行く約束をいまだ実現されていない。それで、ある日「この前仕事で行ったが、ディズニーランドの前に素晴らしいヨーロッパ一のブランドアウトレットショップがあるから一回行って見るか」と娘に言い、「何年待てばいいのかな」と返答されている。
2007.01.27
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また最近大変寒くなり、老母などは外にでるのがおっくうになり、ドアが開くなり小生が跳び出ても、ドア越しに外をながめすぐに自分の籠に入るのである。家主が居ないので、外に出る機会が少ないのと、零下数度という寒さで林の動物達の気配はまったくなく、何かうつ病にかからないかと心配である。しかし相方の話では明日の午後に家主が帰ってくるとのことで、小生大変満足、待ち遠しい一日である。家主はかなり遠出をしているらしく、、来週の後半からはまた長く家に閉じこもると言っているようであるが、小生期待せず。家主が居ないとストーブに火が入らず、冷え込みますが、小生は相方の膝上で夜なべを過ごします。家主が居ると「ソファの上でいいのかなあ?」と小生に問いかけますが、相方が「いいの、いいの」と小生の頭を撫でます。家主は「どちらの言うことを聞くのかな?」とさも重大な問題のように問いますが、小生はいつもの通り小生を困らして喜んでいるのが分かっているので、家主の顔をじっと眺め「ウーゥ(毎晩同じことを言わないで)」とつぶやき、そのまま頭を相方の膝に置き寝入ります。
2007.01.26
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家主のことについて尋ねられた方が居られたので、小生の知り限りでで紹介します。小生の生まれる前には老母が家主のお気に入りで、スーパーマーケットまでつれて行かれ、広大な駐車場や、カート一杯の食料品、いろいろな車の中で待っている仲間など老母はよく話をします。老母の話によると、家主はこの国で生まれたのではなく、時々その親類がやってきたのを覚えており、当時は殆ど週末しか家におらず、いろいろな地方に出かけ、家に居る時はトラクターで芝生狩りをしたり、庭の中の小屋は家主がすべて夏の休暇中に作ったとのことである。小生の誕生後から、最近はあまり留守にはせず、パソコンの前にいるか、日曜大工をしている家主しか見ないが、小生や家主、居候などには大きな声でどなるが、相方によると「しつけをまったく知らない」そうである。そう言えば、一旦庭にでれば、自由に動き回れるのである。これが相方だとすぐに林の方に行かないとしかられるのである。手入れされた庭の樹や花を痛めたり、小便で枯らしたりするためらしい。とにかく、小生によく話しかけ、時々分けのわからない質問をして困らせるのである。「どうしようか?どうしたらいいか?どう思う?」と言って小生の両腕を持って聞くのである。かなり真剣に考えているようであるが、小生は例によって「ウーゥ」と答えると、「そうやろ、やっぱり、お前は賢い」といって満足するのである。それを見ていた老母は「昔から全然進歩しとらんな」とつぶやく。
2007.01.22
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