mo better blues

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2009年06月23日
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カテゴリ: 祈り




県以下の官公庁、学校は、お休みになります。
民間も、地元企業は、お休みになるところもあると思います。


この日、この日の前後には、沖縄の各地、いたるところで慰霊祭が行われます。
が、遺族の高齢化で、慰霊祭も、年々減っていっています。


6月に入ると、いろんな団体が、各々、平和行進、と称して、沖縄を歩き、激戦地南部を目指します。
時に豪雨、時に夏の陽射しの中、歩きます。
若い人も、歩いています。

わたしの通っている教会も、朝6時に御ミサをあげ、平和行進をし、魂魄の塔で、平和を祈る御ミサをしたようです。

父が見かけた、と言っていました。
平和を願う祈り、を本当に、実践している教会です。


平和祈念公園で、県主催の慰霊祭が行われ、県民のほとんどは、正午に、黙祷を捧げます。
沖縄には、根付いている日です。
子どもの頃からありましたから、ほんとうに、根付いています。

わたしの職場、老人保健施設でも、誰とも無く、正午前にラジオをつけ、黙祷しました。
利用者様の、食事介助のとんでもない慌しさの中です。
そして、利用者様たちこそ、戦争体験者…とてもお辛い経験をなさった方々も多いと思います。
まず、肉親の誰かは亡くなっています。そういう戦争だと聞いています。
認知症で祈ることもできない方々の代わりにも、祈りました。


慰霊の日は、沖縄戦の犠牲者の冥福を祈るとともに、平和への誓いを新たにする日です。

20万余の、全戦没者を慰霊するのです。国籍関係なく、です。

そこは、終戦記念日の祈りと、大きく違う気がします。
終戦記念日の黙祷では、太平洋戦争の全戦没者、日本軍の殺した人々の冥福は祈ってはいませんよね…

全戦没者の冥福を祈ること、日本人が殺したアメリカ人のことも。
それが、いかに戦争が愚かで怖ろしいものか、を、再確認することになっていると思います。



戦争経験者も高齢化し、わたしたちは、その言葉を聞くことも難しくなってきました。
だからこそ、今、沖縄を訪れて、聞いて欲しい、と思います。
ひめゆりの資料館で、聞くことができます。

沖縄戦の悲惨さは、以前のブログに書きましたので、お読みいただけると幸いです。
梅雨の豪雨と沖縄戦



わたしの父は、父親を、伊江島の戦闘で、亡くしました。
目取真俊 の 『水滴』そのものだったのではないかな、と思い、この本には、深い思いがあります。

目取真俊 『水滴』 amazon.co.jp

主人公も、北部の普通の民間人。
ろくな戦闘教育も受けず、身を守ることも教えられず、家族を残し、ただ駆り出された。
赤紙一枚で。
そして、悲惨な戦闘。無駄死にとは、まさに、このこと…

この本を読んだとき、出征するときの、まだ幼さが残るほど若い、兵隊の服を着た遺影しか知らないわたしは、初めて、祖父を知った気持ちになりました。
ボロボロ、涙が止まりませんでした。


祖父は、とても優しい人だったと、祖父を知る人は口をそろえて言います。
あんなに優しい人は見たことが無いよ、と。

そんな祖父が…あどけない4歳の父と、まだ、生まれていない叔父を残して、
悲惨な、逃げ場も無い、
雨のように降る砲弾、射撃、火炎放射器、艦砲射撃、圧倒的なアメリカ軍に攻められ、
死んで行ったのだと思うと、祖父の無念さを思うと、本当にその無念さを思うと、
わたしですら、言葉を失います。

そして、父親のおぼろげな記憶しかない父、父親を全く知らない叔父、わずか数年の結婚生活で、嫁を全うし、家族の生活を支えて苦労した祖母を思うと、
そして、誰も、その苦労・辛さ・悲しさ、を口にしないことを思うと、本当に切なくなります。
わたしの、ほんとに、身内、四親等の身内です。


沖縄中に、こんな家族があります。
ほとんどの人が、身内の誰かを亡くしているといわれていますから、
ほとんどの家族に、同じような悲しみがあります。



今日、父は、早朝から、まぶにの丘に行って来ました。
平和の礎に刻まれた、祖父の名前の前で、祈ったと思います。
上る朝日に、鎮魂と平和の祈りを捧げたと思います。

午後からは、故郷の北部の村での慰霊祭に行ってきていました。
悲しみを語る人は、いなかったでしょう。父も、帰って来ても、何も、語りませんでした。
語れないほどの悲しみを、皆で集まり、祈ることで、癒し、
鎮魂と平和への思いを捧げているのだと思います。



今日の沖縄は、こういう日、でした。
6月23日、が、沖縄の慰霊の日です。どうか、お心にお留めいただければ、と思います。

慰霊の日は、全戦没者の冥福を祈り、平和を誓う、日です。
全戦没者の冥福を祈ることは、世界に誇れることだと思います。
大抵の戦争の記念日は、自国の戦没者についてしか、祈っていないとおもいますから…


一冊の本、一本のビデオでいいですから、どうか、沖縄戦に触れてみてください。
沖縄戦の戦争体験者が、まだ、語っていられる、今、
どうか、沖縄にいらして、沖縄戦を知ってください。


2度と、この国で、戦争による悲しみが起きないよう誓った、憲法9条がいつまでも守られ、
、平和を守り、作っていく心が育まれる国であるよう、
ひとりひとりが、平和の大切さを口にすることができる国になれるよう、
わたしは、努力を惜しまず、生きていきたいと思います。

国や行政、教育に、それを望み、そういう社会になるよう、望みます。


沖縄戦で亡くなった全戦没者の方のご冥福をお祈りし、
悲惨な戦争体験者の癒されない心の傷を思い、
そのご家族達の和らぐことの無い、悲しみを思い、
世界中の平和を祈ります。


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最終更新日  2009年06月24日 02時36分32秒
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Re:沖縄戦・慰霊の日  
ミカン7246 さん
おはようございます。
昨日は長文の返信 私も凄く嬉しかったです。
人との関わりに不安があるのでヾ(^_^;
本当は私もかなりの長文だったんですヾ(^_^;
半角だったとは知らず 一気に書いたので 削って削って削って ちょうど収まるようにしたんです。今日はそのようなことがないように 長くなれば part2として書きますヾ(^_^;
沖縄は私はまだ行ったことがありません。
TVなどを見て、行きたいなあと思ってた場所です。でもそれはただの観光気分でした。
沖縄と聞いて いつも思い出すのは、二年前に亡くなった、義父のいとこさんです。おばあちゃんでしたが、私は おばさんと呼んでいました。
年に1、2度大阪から帰って来て、うちに泊まっていました。変わり者で、我が儘で、口が悪い、と陰で言われていましたが、私は何故かおばさんが好きでした。ハッキリ物を言う所が好きでした。おばさんが泊まっている数日間はいつも車で行動を共にし、家でおしゃべりしてました。
おばさんが帰ってくる度、私と二人になると 必ず話してくれたことが、『わてな、しょっちゅう旅行いくけどな、沖縄には いっぺん!も行ったことがないねん。わての旦那な、戦争でな、沖縄で死んだんや。そやから絶対行かへん!これからも行かへん。絶対行かへんねん。』
『亡くなった場所、見てみたいけどな、絶対行かれへんねん。一生 行かれへん。ほんまやで』
と話してくれた。
何度聞いたか、数えられないくらいです。みんなと居る時に話してるのは聞いたことがないです。私みたいに遠くにいて、たまに会う人若いもんだから話してくれたのかな。先日の記事を読むまでは 私は 『おばさんは ご主人を今でも愛してるんだな、だから辛い場所には行けないんだな、素敵なおばさんや』とだけ思っていました。そんなおばさんが好き と思っていましたが… (2009年06月24日 06時35分05秒)

Re:沖縄戦・慰霊の日  
ミカン7246 さん
続きです。
おばさんの心中は それだけでは なかったんだと気付かされました…。
おばさんの心には ずーっとずーっと 沖縄での悲惨な戦争が 一言では表せない程 辛さと悲しみと共にに生き続けてした…。忘れることなど出来るはすがなかったんだろうな…。
今 私は、私みたいな者に話して下さって ありがとうと思っています。私も おばさんの気持ち、忘れないよと思っています。
必ずいつか 沖縄に行って おばさんのご主人の名前を探して 手を合わせ祈って来ます と 空の上から見て下さっているに違いないおばさんに 心の中で 話しました。
こんな機会を与えて下さったアルさんに感謝しています。
ありがとうございましたヾ(*'-'*) (2009年06月24日 06時48分54秒)

Re[1]:沖縄戦・慰霊の日(06/23)  
armadillo_ne  さん
ミカン7246さん
こんにちは♪コメントありがとうございます!
とても、嬉しいです(*^-^*)

>昨日は長文の返信 私も凄く嬉しかったです。
そう言っていただけると、ありがたいです。
わたしのは長文すぎ;ふつうの日記の長さくらいあります;失礼だとは思いながら、書かせていただいています。
わたしは、簡潔な言葉で、しっかり意図を伝える技術が無く、長文になってしまいます。思考があふれ出る、病気のせいもあるのかもしれません。

>人との関わりに不安があるのでヾ(^_^;
はい…以前に伺っていて…だから、お言葉、とても嬉しく、感謝しています。ご無理はなさらないでくださいねm(_   _)m

>本当は私もかなりの長文だったんですヾ(^_^;
>半角だったとは知らず 一気に書いたので 削って削って削って ちょうど収まるようにしたんです。今日はそのようなことがないように 長くなれば part2として書きますヾ(^_^;
そうだったんですか!削るのって、難しいですよね;
思い、ありがたくいただきます。

>沖縄は私はまだ行ったことがありません。
>TVなどを見て、行きたいなあと思ってた場所です。でもそれはただの観光気分でした。
そうなんですね☆観光も良いですよ♪
海、地元民でも、海の色に魅了されます。夏になると、海辺で、泊りがけのビーチパーティです。
小さな離島(慶良間諸島、久米島、粟国島など)の海は、ほんとに素晴らしいです。白い砂浜、美しい海の色、空。潜るとさらに素晴らしいそうです!そして、何も無い島、そのことが自分に立ち返らせてくれます。
豊かな伝統文化。織物もとても美しいです。わたしは、首里織、宮古上布、芭蕉布、が特に好きです。琉球舞踊や民謡、琉球料理も、楽しめる店がたくさんあります。
観光の中に、伝統文化と、沖縄戦を知ることが入っていればありがたいなぁ、と思います。
観光宣伝になりましたが;観光も良いものです☆
(2009年06月24日 15時09分05秒)

Re[1]:沖縄戦・慰霊の日(06/23)  
armadillo_ne  さん
ミカン7246さん
>沖縄と聞いて いつも思い出すのは、二年前に亡くなった、義父のいとこさんです。おばあちゃんでしたが、私は おばさんと呼んでいました。
>年に1、2度大阪から帰って来て、うちに泊まっていました。変わり者で、我が儘で、口が悪い、と陰で言われていましたが、私は何故かおばさんが好きでした。ハッキリ物を言う所が好きでした。おばさんが泊まっている数日間はいつも車で行動を共にし、家でおしゃべりしてました。
ミカンさんの、優しい、懐が広く深い、お人柄で、おばさまと、楽しい良い関係が続けられたのでしょうね(*^-^*)

>おばさんが帰ってくる度、私と二人になると 必ず話してくれたことが、『わてな、しょっちゅう旅行いくけどな、沖縄には いっぺん!も行ったことがないねん。わての旦那な、戦争でな、沖縄で死んだんや。そやから絶対行かへん!これからも行かへん。絶対行かへんねん。』
>『亡くなった場所、見てみたいけどな、絶対行かれへんねん。一生 行かれへん。ほんまやで』
>と話してくれた。
>何度聞いたか、数えられないくらいです。みんなと居る時に話してるのは聞いたことがないです。私みたいに遠くにいて、たまに会う人若いもんだから話してくれたのかな。先日の記事を読むまでは 私は 『おばさんは ご主人を今でも愛してるんだな、だから辛い場所には行けないんだな、素敵なおばさんや』とだけ思っていました。そんなおばさんが好き と思っていましたが…
-----
そうなんですね…
行かれへん、と、何度も繰り返されたという、おばさまのお言葉、胸が痛みます。深い悲しみ、痛みがあったのでしょうね…。
そんな、深い痛み、きっと、ミカンさんのお人柄あってこそ、話せたのでは、と思います。
おばさんにとって、救われる場所だったのだと思います…お1人で抱え続けるには、辛過ぎるものだったでしょうから。
(2009年06月24日 15時15分49秒)

Re[1]:沖縄戦・慰霊の日(06/23)  
armadillo_ne  さん
ミカン7246さん
>続きです。
>おばさんの心中は それだけでは なかったんだと気付かされました…。
>おばさんの心には ずーっとずーっと 沖縄での悲惨な戦争が 一言では表せない程 辛さと悲しみと共にに生き続けてした…。忘れることなど出来るはすがなかったんだろうな…。
そうですね…おばさまの深い悲しみ、辛さ…戦争の犠牲者は、ご家族も含まれますね…過酷な苦しみ、悲しみ、離せないほどの…だったのでしょうね…

>今 私は、私みたいな者に話して下さって ありがとうと思っています。私も おばさんの気持ち、忘れないよと思っています。
おばさまが思いを残してくださったのですね。ミカンさんだから、託せたのでしょう…思い、継いでいけるといいですね。

>必ずいつか 沖縄に行って おばさんのご主人の名前を探して 手を合わせ祈って来ます と 空の上から見て下さっているに違いないおばさんに 心の中で 話しました。
おばさんが、踏めなかった、行けなかった沖縄の地に、ミカンさんがいらして、平和の礎でお名前を見つけること、ほんとうに、どれだけ、おばさんのお心の癒しになるでしょうか…いつか、実現されること、心から応援しています。

>こんな機会を与えて下さったアルさんに感謝しています。
>ありがとうございましたヾ(*'-'*)
-----
いえ;
沖縄だけでなく、本土にも、沖縄戦の傷が残っていること、を教えてくださいました。
戦争の傷は、まだ、本当に残っているのですね…
悲しみ・悔しさを胸に秘めて、天に召されたおばさま、悲惨な戦場で亡くなられた、さぞかし無念だったろう旦那様のご冥福を、お祈りいたします。 (2009年06月24日 15時29分34秒)

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