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2006.03.03
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 数々の名作ドラマを創った演出家・久世光彦。

 今朝の朝刊で 急逝された旨 、知りました。



 作家でもいらしたのですね。

 私は、作家として書かれた本は読んだことがなく、

 久世さんといえば、私の憧れである向田邦子の、ドラマ演出家でした。

 向田邦子亡き後、向田さんへの思い出を綴った追悼文やエッセイは、

 向田関連の本で幾つも読ませていただきました。





 ***



 なっつかし~い 「 寺内貫太郎一家 」 はお二人の傑作。



 ちゃぶ台をひっくり返す小林阿星の父親の権威。

 ポスターの前で「 ジュリー~~~ 」 と悶る樹木 希林のばあちゃん。

 屋根の上で歌う西城秀樹 と浅田美代子などなど、

 何故かこのドラマの場面は、とてもよく覚えてます。

 向田邦子ドラマに付き物の食卓のシーンの原点もこのドラマ。

 向田邦子はとても食にこだわった方でしたから、

 ドラマには必ず食卓シーンが出てくるのでした。

 たくわんを噛む音で人生を表現してしまえるのは、向田邦子ならでは。



 ***





 向田邦子のエッセイを基にした久世光彦演出の2時間ドラマ。

 これもホント大好きでした。

 昭和初期を題材とした、今は失われてしまった家族風景。

 その中に、ハンサムウーマンだった向田邦子の秘めたものも感じられて。

 毎回、演出の久世さんはじめ、



 向田さんの親友だった方々によって紡ぎだされたその作品は、

 向田邦子の世界への愛情に溢れていました。



 加藤治子

 ( 他に類を見ない、幾つになられても艶っぽい素敵な方。

 大好きな女優さんです。 

 この方のお話の仕方、声、しぐさ ... すてきすぎです ..! )



 小林薫 ( 眼と声がたまりません。 )



 田中裕子 ( 実は私の高校の先輩 ~^^

 ジュリーをさらってしまったと聞いた時には驚きました。 

 だってジュリーはやっぱり大スターだったもの。 )



 などなど、常連の俳優陣がみなさん、私の好きな俳優さんなのでした。



 昭和初期のアンティークな雰囲気を醸し出す、

 エンドロールも素敵でした。

 骨董好きだった向田さんへの追悼も感じられて 。。。



 ***



 去年は、ある方のご好意で、

 久世さん演出のものではありませんが、私が見逃していたものも含めて、

 貴重な向田作品をいろいろ見ることができたのでした。

 心からの感謝を ~ ありがとうございます !



 「 向田邦子×久世光彦 」 として、

 この一連のドラマをまとめたDVDも出てるんですね。

 先程検索していて初めて知りましたが、高くってとても手が出ない ~



 各TV局さま、

 ぜひ、久世光彦・追悼特集として、

 再放送してくださることを願っています。

 お願いします !!!



 久世光彦さまへ

 すてきな演出の数々、忘れません。

 心よりお悔やみ申し上げます。



 ***



向田邦子についての過去日記












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Last updated  2006.03.04 00:20:24 コメント(4) | コメントを書く


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