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2006.04.05
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 まず モディリアーニ な私。



 モディリアーニを描いたこの映画も

 昔TVで何度か見ているのだけれど、録画ものは持っていなくって、

 先週TV録画しておいたものを、久々に見たのです。



 ***



 モンパルナスの灯



 1958 ジャック・ベッケル監督



 これはもう、 ジェラールフィリップ

 愁いをおびた瞳に吸い込まれる。

 美しすぎます ...。



実際のモディも写真で見ると、

 ジェラール・フィリップに負けず劣らず、美しい。

 面影が見事に重なって 。。。

 ジェラール・フィリップが映画完成の翌年、

 モディと同じ36歳で亡くなった、という事実からも、

 この二人はますます重なってしまう。



 これがジェラール・フィリップじゃなかったら、

 自分の画を追及していったモディじゃなかったら、



 モノクロの美しすぎる画面の陰影が、

 そんな場面までメランコリックに変えてしまっている。



 昔見た時は、

 後に 「 男と女 」 で有名になった妻・ジャンヌ役のアヌーク・エーメの美しさにも

 ひたすら感激したものだけれど、



 大人なの ~

 綺麗なの ~~ 

 キセルの吸いかたなんかもカッコイイ ===

 しぐさとか声、お話のしかた、表情、ファッション、みんな好き !

 「 昨日、僕はきみを殴ったりしなかった ? 」 ってモディに聞かれて、

 「 とんでもない !  殺されかけただけよ ^^ 紳士だったわ 」

 hu~ なんて度量のおっきな女 ! (笑)



 画商役リノ・ヴァンチュラ の悪役ぶりもスパイスが効いててすごい。



 藤田嗣治のエッセイ 「 腕一本 巴里の横顔 」

 を今、読んでいるのだけれど、

 それにも、フジタと親友だったモディの思い出がいろいろ書かれている。

 衝撃的な映画のラストシーンと同等の、

 モディの死の前後の画商たちの話が書かれていて、

 あれは映画ならではのラストじゃなかったのね、ってあらためて。

 でも、酔っ払いだったけれどみんなに愛されて、

 葬式には5百人あまりの友人と花輪が続いた、と。



 やはりフジタ繋がりで、先日の 「 美の巨人たち 」 のフジタ特集でも、

 モンパルナスのカフェ、ラ・ロトンドで、

 モディが客のクロワッサンを食べちゃったり、

 飲み代の代わりにスケッチを置いていったけれど、

 前オーナーはみんな燃やしちゃった、

 なんていうエピソードが語られていた。

 現在のラ・ロトンドの店内には、モディの絵がたくさん掛かってた。

 行きたい ... !



 ***



 実は、本当はこの映画と同じところには書きたくもないのだけれど、

 去年、「 モディリアーニ 真実の愛 」 という映画の上映を知って、

 体調サイアクな中を必死で見に行った。

 でも、あれは私には耐えられなかった。

 途中で席立っちゃおうか、って思ったくらい、

 日記に書くのもイヤで書かなかったくらい、 サイアク。

 あ、これはあくまで私には、ですので悪しからず。

 モディがどうしようもないノンダクレだったことは事実のようだし、

 大筋の内容がどうのこうのというよりも、なんていうのでしょ 、、、

 たぶん 品のなさ。

 キャストもだし、実在の人物名で出てくる、モディはもちろん、

 ピカソ、ユトリロ、ルノワールなども冒涜されているように感じて、

 我慢がならなかった。

 ユトリロなんて、なぜあそこまで汚さなければいけないのか !

 それぞれの画家たちの絵も似て非なるもの、ひどかったですし。

 あんなのがモディリアーニの絵だと思われたらたまりません。

 エピソード的にいくら真実に近くても、

 画家たちの持つ崇高な魂が、全く描かれていません。

 架空の題材の映画なら別にいいのです。

 フィクションとはいっても、実在した人物を基にしている以上、

 観る者に誤解を与えるから、許せない気持ちになるのです。



 「 モンパルナスの灯 」 は永遠の美しさ。



 ***



 モディの 「 ネクタイの女 」 は、

 もちろん印刷画なのだが、子供の時からずっとウチに掛けてあった絵。

 今は私のところへ。



 そういえば愛知にいたころ、仕事の話で訪ねていらした方が、

 玄関に掛けてあった 「 ネクタイの女 」 を見て、

 「 モッディ ... 」 って言ったまま絶句。

 話を聞くと、その方、コアなモディ・ファンで、モディ話に花が咲き、

 以後その方からはいろいろと仕事を紹介していただいた、

 なんてこともあったっけ ^^



 ***



モンパルナスの灯



モディリアーニの絵のギャラリー No.2がネクタイをした女



モディリアーニ過去日記













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Last updated  2007.04.30 02:39:05 コメント(9) | コメントを書く


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