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こんにちは。久々の更新です。最近、3人目の職員採用を考えています。すでに10名ほどの方と面接しましたが、来週以降選考に入って行こうと思います。 さて、楽天ブログでご活躍の先生も取材を受けておられる雑誌ZAITENの記事を私も読んでみた。興味のある方は、ぜひ書店で購入して読んでみられるといいと思う。 客観的に読むと、社労士業界の内情をうまく取材したいい記事だと思うし、書かれていることは大体正しい。 ただ、個人的には、かなり不快感を感じる部分もあった。 たぶん、筆者の吉田氏は、この記事を読んだ社労士にある種の怒りを感じさせようとしているのだろう。この「怒り」は、やがて「気づき」となり、それが社労士が抱く「幻想」を打ち砕き、結果として迷える社労士を正しい方向に導いてくれる。この記事が書かれた意図はたぶんそんなところなのではないかと推測する。 実際、記事を読んだ人でないと分からない部分も多いが、私が不快感を感じた点を以下に記しておこう。 まず、取材対象が偏りすぎ。どう見ても首都圏の社労士をはじめとした士業、人事コンサルタントにしか取材していない。それでは、社労士業界(?)のほんの一面しか見えて来ないんじゃないかな。 私のような地方の社労士がこの記事を読むと、地方の市場とは全然違った世界のことが書かれてあり、「そうじゃねぇんだよ!!」と突っ込みたくなってしまう。 次に、大手の人事コンサルタントの上から目線のコメントには相当のイライラを感じた。どのコメントも「自分たちのやっていることは高尚だ」という感じなんだなぁ。まぁ、ストレートに言うと、底意地の悪いコメントというか、俺たちはエリートだという選民意識が根底にあるコメントばかりなんだよ。 もっとも、私が腹立たしいと思うのは「選民」人事コンサルタントのコメントそのものではなく、そんな連中に言われ放題になっている社労士だよ。こんな連中に軽口をたたかれてまで、大手企業相手のコンサルをやる意味なんてどこにあるの?私には理解不能だ。 そもそも、私個人は人事制度のコンサルや管理職研修みたいなことに仕事としてあまり魅力を感じないし、そんなのは社労士のやることじゃないと思っている。まずもって、私自身はあんなエネルギーを要する面倒な仕事は積極的にはやりたくないし、そんな能力もない。そんな仕事は、正直「一流コンサルタント」のみなさんに任せておけばいい。餅は、餅屋だからね。 逆に、そんなことをやる暇があるのなら、社労士はもっと虚心坦懐に中小企業経営の現実に向き合うべきであり、長期的な観点から、経営者の小さな労務管理の悩みを一つ一つ解決していくべきだ。 あと、「社労士のセミナーなんて継続性がない」なんてことも書いてあったが、これも腹が立った。セミナーなんて社労士の本業にはなり得ない。そんな分かりきったことを書かれても困る。社労士のセミナーに何十万ものフィーを継続的に出すアホな業者や団体なんてどこにあるの?もしあったとしても、それはひよこ社労士食いセミナーだけだろう。 最後に、「いきなり顧問契約を迫る社労士は排除せよ」と書いてあったけど、それは違うのでは、もちろん闇雲に契約を迫るのはどうかと思うが、少なくとも私は労使トラブルの相談を受けるときに、最初に顧問契約を打診して、断られたことは少ないし、ふつうに契約してもらえるもんだと思っている。逆に、そんな当たり前の商売ができない社労士こそ排除すべきではないかと思うのだが・・・。 ということで、イラッとしたところは、まだまだあるが、そろそろパソコンを嫁に譲らないとダメだから、この辺にしておこう(笑)。まぁ、私のような者でも吉田氏の文章からいろんな考えるヒントをもらったのだから、その点では雑誌を購入してよかったと思う。 いずれにせよ、一旦独立したら、すべてひとりでやらないとダメだということに早く気づくべきだろう。 そして、どんな職業も結局は、人間同士のつながりの積み重ねがビジネスにつながるのだから、多くの人と深いお付き合いをし、自分の人間性を磨けば、顧問契約をしてくださる方も自然に増えていくというのが道理である。 ビジネスモデルとか、技術的なことはもちろん大切だが、そんなことよりも基本が大切だということにも早く気づくべきでは。
2013.02.05
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。今日は朝から電話がバンバンなり、来客があり、それらの対応に追われながら、気が付くとこんな時間です。どこの事務所もそうだと思いますが、月曜日はいつも大変ですね。。。外に出るのが好きな私としては、おちおち外出もできません(汗)。 さて、本当に久しぶりの更新です。しばらく、楽天ブログの管理画面にアクセスしなかったため、IDとパスワードを完全に忘れてしまい更新できない状態でした。それが先週の金曜日、いろいろ設定を触っていたら、たまたま管理画面につなくことができました(笑)。せっかくですから、更新します。 ここ1年以上はブログを更新していませんでしたが、その間に自分自身の社労士業に対する考え方もだいぶ変わりました。 例えば、給与計算は絶対に受けないという主義でしたが、この考え方が1年ちょっとの間で大きく変わり、数件受託するようになりました。それに伴いパートスタッフを2名雇い、彼女たちに給与計算や手続き業務を大幅に任せるようになりました。最近では、少し大きな会社からもご依頼をいただけるようになり、ありがたい限りです。 また、あるところからの依頼で一人親方の団体を作りました。現時点では、会員数はさほど多くはありませんが、研究すればするほど、面白い部分もありますので、少し発展させていければと思っています。 事務所設立から2~3年くらいは、事務量をあまり増やさず、相談業務中心の一人社労士事務所としてやっていこうと思っていました。しかし、2年前に事務所を借りたあたりから、事務量も増やし、人も雇って、事務所を大きくして行こうという気持ちに変わっていきました。やはり、30代の私が、富山という地で社労士として地域貢献し、ビジネスを展開していくには、ある程度の規模が必要であり、そのためには組織というものを持つ必要があるのかなぁと感じるようになりました。 今後の展開として、いくつかの構想を考えていますが、それは今後書いていきたいと思います。
2012.08.27
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。3月から4月中頃までは職員が辞めたこともあり、多忙で大変な思いをしました(苦笑)。今日は連休中日ということで、少し落ち着いていますので、久々のブログ更新です。 さて、ウチの近所の焼肉店で食中毒が発生しました。しかも、人が1人(福井の店でも1人だから、正確には2人)亡くなってしまいました(汗)。そう、「焼肉酒家えびす」の食中毒です。 店は、確か1年ちょっと前に近所の国道沿いにオープンしました。オープン以来、いつ行っても満員で、入店するには30~40分待ちというのが当たり前でした。人気の秘密は、メニューによって一人前100円で提供しているものもあるという安さです。 私も家族を連れて何度か食べに行こうとしましたが、待ち時間が半端ではなく、これまで一度も入店できたことはありません。まぁ、私は、長時間待ってまで食べる価値のない焼肉だと思っていましたので、無理には入店しませんでしたが・・・。 ここの社長はもともと富山県の高岡というところで焼肉店を起業し、拡大路線をとっていったようです。私も、ここまで拡大する前に一度、高岡の店で食したことがありました。その時は、悪くはない焼肉屋という印象でしたし、確か価格もここまで安くはなかったと思います。 おそらく、拡大路線をとってから、激安のイメージがつき、仕入れも手抜きし始めたのでしょうね。地元の元気のある若手経営者だっただけに、残念です。 飲食店というのは、意外に簡単に起業できます。若手の経営者でも、うまくいけば一気に成功できる業種なので、人気があります。そのため、若手飲食店経営者で成功している方は地元にも結構います。 私も、時々そのような方の経営するお店に行くことがあります。なるほど、いずれの店も流行のマーケティング手法を取り入れ、集客には長けています。 しかし、味となるとイマイチで「この店にまた行きたいなぁ」というところが少ないのが本音です。それでも、人気の店は行列が絶えないのですから、私の舌がどうかしているのでしょうかね(笑)。 ただ、一つ確実に言えるのは、消費者である我々は食べものの素材についてもっと目利きにならないとダメだということです。例えば、活きている魚はすべて新鮮かといえば、そうではありません。死んだ魚でも、正しく絞められたものの方が、下手に「活かされている」魚よりも新鮮なときがあります。そういうことを消費者も研究しておかないと、飲食店に良いようにやられてしまうのです。 もっとも、一番大切なのは、飲食店側のコンプライアンス意識ですが、残念ながら、飲食店の中にはこれが全くないところもあります。今回のようにコンプライアンス意識を失った瞬間、一気に坂を転げ落ちるように転落してしまいます。飲食店に限らず、私も反面教師として、この事件から多くのことを学びたいと思いました。
2011.05.02
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今回の地震ですが、何が起きたのか把握するまでとにかく時間かかりました。地震発生から津波が襲いかかるまでは、何か映画でも見ているような錯覚に陥りました。しかし、時間が経つにつれ、いろんな「現実」が目に飛び込んできて、本当に「辛い」としか言いようのない気持ちになります。 泣きながら親を探して、瓦礫の中をさまよう子ども 子を探して、歩き回る親 当初から、大勢の方が亡くなるかもしれないという悪い予感がしましたが、ここまでの惨劇になるとは想像もできませんでした。まずは、亡くなった皆様に心から追悼の意を表したいと思います。 それにしても、今回の地震には個人的に浅からぬ縁を感じます。 実は、先月の17日~19日まで宮城県で開催された日本商工会議所青年部の全国大会に参加してきました。私は、仙台港近くの「夢メッセみやぎ」(三井アウトレットなどもある)での大懇親会や日本三景の松島を訪ねる分科会に参加しましたが、これらの場所も軒並み津波でやられました。 いっしょに行った他のメンバーは気仙沼でフカヒレを食べたり、東松島の航空自衛隊の基地を訪問したりしていましたが、これらの場所も大きな被害を受け、大変な状況になっています。 もしかしたら、その時私たちをもてなしてくれた宮城県内の商工会議所青年部のみなさんも被害にあったかもしれないと思うと、やるせない気持ちになります。 ところで、日本商工会議所青年部の全国大会ですが、来年は「富山」で開催されます。仙台大会で私たちを暖かく迎えてくださった1人でも多くの仲間と再会できればいいなぁと心の底から祈っています。 また、そのときの仙台訪問に合わせて久々に再会した「一番の親友」も被災しました。彼は仙台市内に勤務しているので、おそらく大丈夫だろうと思っていました。しかし、自宅は揺れが最もひどかった宮城野区(海の近くでもある)なので、ご家族が大丈夫か心配でした。 そんな友人からも先ほどメールをもらいひと安心しています。 このブログを読んでいるまどか幼稚園、長岡小学校、呉羽中学、富山中部高校の同級生のみんな「エイケツ」と彼の家族は無事だったよ!!安心してください。 また、楽天ブロガー社労士のみなさんの中にも仙台の方はいたはずです。みなさん無事ですか? とにかく、「縁ある(なくても!!)すべての人が無事でありますように!!」と祈るばかりです。
2011.03.14
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。週明けから体の調子がちょっと悪く、火曜日の夜に急に高熱が出ました。念のために病院へ行くと、インフルエンザA型と診断されました。症状はさほど重くなかったので、最初はただの風邪だと思っていました。いずれにせよ、イナビルという吸引の薬をもらって、水曜日1日寝たら、すっきりしたので、良かったです。あとは、他人にうつさないように、数日は人に会わないよう気をつけます。 ここ数年熱が出るような病気はしたことなかったのですが、今年は極端に寒いから調子が崩れたのでしょうね・・・。まぁ、富山では何十年ぶりの大雪で、私の住んでいる砺波も1m超の積雪を記録しました。こんなのは、小学生以来ですね。子供のころは大雪に大喜びでしたが、大人になってからは、ちっとも嬉しくありません(泣)。 さて、大雪と同じように世間を騒がせているのが、大相撲の八百長疑惑。世間は「けしからん!」というムードで相撲協会批判を繰り返していますが、私なんぞは、「やっぱりか」というような冷めた見方をしています。なぜなら、昔からマスコミに取り上げられたり、内部告発が絶えなかったからです。まさに火のないところに煙はたたないということでしょう。 しかし、今回の一連の出来事の中で一つ疑問に思うことがあります。それは、「なぜ警察が刑事事件にもならない八百長メールの内容を日本相撲協会に渡したのか?」ということです。他にも私と同じ疑問を持つ方がいないかとネットで検索してみましたが、何人かブログで取り上げられている方がいました。 端的にいえば、警察が、国家権力を使って刑事事件の真相を調査する過程で発見した犯罪とは関係ないプライバシー情報を、外部に漏洩したということになります。 我々社労士の世界で言うと、労基署の監督官が臨検調査でA事業所の賃金台帳を閲覧し、労基法違反がなかったにもかかわらず、A事業所のライバル会社B事業所にもらしたようなものです。 これって、かなりおかしいと思うのですが、警察はなぜそんなことをしたのでしょうか?少し気になります。まぁ、私のような凡人にはなかなか真相をしることはできないでしょうが・・・。
2011.02.03
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 新年一発目のブログ更新です。まずは新年明けましておめでとうございます。本年もボチボチ更新していきますので、どうかよろしくお願いいたします(笑)。 さて、昨年の総括と今年の抱負を書きたいところですが、今日は他に気になるネタがあるので、そちらを書くことにします。 社労士で助成金をやったことのある方なら、どなたでも知っていることですが、採用に関する助成金は、必ず次のような要件が設けられています(ここでは試行雇用奨励金を例に挙げます)。トライアル雇用を開始した日の前日から起算して過去3年間において、当該トライアル雇用に係る対象労働者を雇用したことがないこと つまり、過去3年間ちょっとでも対象労働者を雇用した実績があれば、助成金の対象にはしないということになります。 ところが、若年者等正規雇用化特別奨励金の支給要件を調べていて、変な条件が付されていることに気づきました。対象者の雇い入れ日(トライアル活用型の場合はトライアル雇用を開始した日・・・省略)の前日から起算して過去3年間において、当該トライアル雇用に係る対象労働者を雇用したことがないこと(アルバイト等の雇用保険被保険者とならない形態で雇い入れ日の前日から起算して3ヵ月以前に就労させていた場合を除く) 下線のところが「???」ポイントです。文字通り読むと直近3ヵ月以前にその会社でアルバイトしていた40歳未満の人をハローワークの紹介でトライアル雇用し、その後正社員採用すると100万円がもらえるということになります。 ここで言う「アルバイト等の雇用保険被保険者とならない形態」というのは、次のいずれかだと思います。(1)週20時間未満で直前3ヵ月までの勤務(2)週20時間以上で直前31日未満の勤務 そこで、私が気になるのは、実際にこの要件を使って、若年者正規雇用特別奨励金を申請した会社又は社労士がいるかどうかということです。日本は広いですから、いくらかはこのパターンで申請したという方もおそらくいるでしょう。個人的には少し気になります。もし、「やったことがある!!」という方がいらっしゃれば、差し支えなければ、その時の様子など教えてくださいませ(汗)。 ということで、本年もよろしくお願いします。
2011.01.11
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 気がつけば、クリスマスイヴです。開業以来、年々「季節感」を感じなくなっています。それでも、年賀状や大掃除などの年中行事は忘れずにやらなきゃいけませんね(汗)。 さて、今日の富山は「ホワイトクリスマス」になりそうなくらい、雪が降っています。まぁ、今日は家族で団らんと行きたいところですが、実は、提携先のビジネス仲間と夜の街に繰り出すことになっています。仕事の打ち合わせも兼ねての飲み会なので、仕方ありませんね。その分、明日は奮発して上質の牛肉を使ったすき焼きを家族に振る舞うつもりです(笑)。 今日は朝イチで、関与先と助成金の打ち合わせ。「3年以内既卒者トライアル」と「中小企業雇用安定化奨励金」を受託することになりました。3年以内既卒者トライアルは、普通のトライアルの限定版ですが、金額が10万円×3ヵ月と正規採用後3ヵ月でさらに50万円と金額は桁違いです。 午後にも顧問先から、中安金の問い合わせがありました。今月(?)からの「円高で苦しむ企業」への要件緩和についての問い合わせですが、ハードルは高いようです。 それにしても、政府は雇用調整助成金に対しての予算をそれなりに残しているようですが、当然のことながら、来年度受給企業は大幅に減るはずです。つまり、予算を増やしても、受給できる企業が減れば、予算が余るわけで・・・。う~ん、今の政権のやることには理解に苦しみますね。 あと、菅総理大臣は、法人税を減免して浮いたお金を「新規採用」や「昇給の原資」にしろって言っていますが、日本の大企業がそんなことするわけないでしょ。 こうなりゃ、弱り目にたたり目の「一兵卒」小沢さんをいじめて、支持率回復を図るしかない民主党ですが、たぶんこれも裏目に出て終わっていきますよ。仮に、小沢さんが「巨悪」だとしても、総理大臣以下、閣僚がよってたかっていじめれば、国民は良い印象を抱かないはずです。ちょっと考えれば、それくらいわかると思うのですが・・・。 ということで、皆様、よいクリスマスイヴをお過ごしくださいませ(礼)。
2010.12.24
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。今年は、数えるくらいしかブログを更新していませんでした(汗)。まぁ、それだけいろんなことがあったと言い訳しておきましょうか・・・。 今日は、午前中顧問先と打ち合わせがあり、事務所から車で30分ほど行ったところにある客先事務所に行ってきました。打合せ内容は中安金と特別加入についてでした。ついでに、来年以降の採用についても相談を受け、求人票の作成依頼を受けました。 この会社の社長は、ご自身も現場に出られることもあり、祝日の方が落ち着いて話ができるとのことで、今日の訪問となりました。 その後事務所に戻り、別の顧問先から頼まれている就業規則とスタッフ向けの就業規則解説書を完成させ、メールを何件か返信して自宅に戻りました。祝日ですが、お客さんからの要望があれば、動かなきゃいけないのが自営業ですね。 さて、冒頭に「今年はいろんなことが・・・」と書きましたが、近況報告も兼ねて、最近の出来事を書いておきましょう。6月の事務所移転から、パート職員の雇用に始まり、規模拡大を画策した年でしたが、仕事以外にもいろいろありましたねぇ。。。1.長男誕生 11月5日に長男が誕生しました。出産2ヵ月ほど前の9月から嫁が早産の危険性があり、入院していたため、かなり長い間、長女との二人暮らしが続いていました。嫁の実家の両親の力も借りましたが、結構きつい2ヵ月でしたね。でも、今となっては、とても良い経験でした。2.長男入院 実は、生後1ヵ月にして、長男があるウィルスに感染し、昨日まで10日ほど入院していました。今は完治して、元気になって戻ってきました。3.助成金に振り回される? 今年は、中小企業基盤人材助成金、中安金など、変わった助成金に振り回された一年でした。もともと助成金については、積極的でないのですが、今年はやるだけやって、最終的に諸事情により不支給とか、支給辞退という案件が多く、ちょっと参りました(苦笑)。まぁ、結局は良い経験でしたが・・・。 全般的には、良い年だったと思いますが、ちょっといろんな仕事を安請け合いしすぎた自分に反省もしています(汗)。 ということで、年間の総括はもう少し年末が差し迫ってきたときにするとして、とりあえず今年も無事締め括れそうなことに感謝でございます(礼)。
2010.12.23
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今年はほとんどブログを更新しない年でした。まずは、事務所を軌道に乗せることに躍起になっていましたので・・・。 さて、現在働いてもらっているパート職員の方が、家庭の事情で急遽辞められることになりました。そこで、パート職員さんを募集しています。 募集要領及び就職後6ヵ月間の勤務条件は以下の通りです。1.事業内容:社会保険労務士業 2.職 種:一般事務(社労士業補助他) 3.雇用形態:パート労働者 4.雇用期間:定めなし(ただし、6ヵ月間は試用期間) 5.仕事の内容:書類の作成、整理、パソコン作業、労働社会保険手続業務 6.学歴:不問 7.必要な経験等:Excel,Word,Power Point,弥生会計が使える方 8.必要な免許資格:不問 9.募集年齢:できれば25歳~35歳10.就業時間: 10:00~15:00 応相談 11.時給:800~850円12.休日:土日祝(他週1~2日休みになることがあります)13.マイカー通勤可 通勤手当あり(上限1日 100円)14.役所への書類提出の都度250円/回を支給15.従業員数:当事業所 1人 (うち女性 1人) 16.加入保険:労災17.備考:自筆の履歴書(写真添付)、面接、適性診断実施【求める人材】できるだけ長期勤続可能な方。能力のある方よりも、当事務所の理念、方針に共感できる方、素直で謙虚な方を求めます。【当事務所の特徴】就業規則作成や退職金&企業年金コンサルティングを中心に地元企業を人事労務面からサポートしています。モットーは「世界でいちばん大切にしたい会社を1社でも増やす」です。 【問い合わせ先】ミノワ社会保険労務士事務所所在地:富山市呉羽町7349-3 境ビル南301電 話:076-413-3541 小さい事務所ですが、やっていることは面白いと思いますので、興味のある方は是非応募してくださいませ。
2010.12.22
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 事務所移転に伴い、たくさんの方からコメントをいただきました。本当にありがとうございます。まだまだ力不足ですが、なんとか事務所を盛り上げていけるよう頑張っていきたいとおもいます。今後ともよろしくお願いいたします(礼)。 さて、自分のことで恐縮ですが、6月1日に適年実施企業向けに「適格年金プレゼン用レジュメ」を発売いたしましたので、告知させていただきます。 ご存知の通り、適格年金が廃止されるまであと2年を切りました。今年に入って、直接コンサルをお受けした会社もあるのですが、実際にはまだ取り組んでいない企業も相当数あると思います。 (社)生命保険協会の発表によると、平成22年3月末での適格年金実施企業数は17,184社と前年度から8,257件の減となっています。前年度に比べれば移行のペースは速くなっているようです。おそらく、幹事会社が急かしているためだと思いますが、じっくりと制度改革に取り組めている企業はどのくらいなのか分かりません。 そこで、少しでも多くの人が退職金や適格年金について理解し、社内での問題意識の共有化を図りやすくするためのツールとして、レジュメを販売することにしました。 商品構成は、パワーポイントで作成したスライド90枚、音声解説CD65分程度、その他判例集(PDF)などが入っています。パワーポイントの資料は編集可能になっていますので、実際購入した方の好みでアレンジすることも可能です。 「編集可能」というところが、私としては大サービスですが、もはや、このタイミングになって出し惜しみをしている状況ではないように思います。1社でも多くの企業が、私のレジュメを使って、制度改革に成功して欲しいという想いで発売しました。 なお、キャンペーン期間中につき、8月31日までにご注文頂いた方を対象に割引を実施しています。興味のある方は、HPをご覧くださいませ。 パワポで簡単編集レジュメシリーズVer.1 「適格年金プレゼン資料」
2010.06.09
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。忙しさにかまけて、更新どころか、コメントへの返信も怠っていました。まずは、コメントをいただいた皆様方へお詫び申し上げます。 さて、5ヵ月ぶりの更新となる。この数ヵ月は良いこともたくさんあったが、悩むことや困難なこともあり、試行錯誤の時期だった。しかし、あまり悩んでばかりもいられないので、昨年の秋ごろから考えていたことを実行に移すことにした。 それは、「事務所の移転」である。私は開業以来3年半、全くの1人で事務所を運営してきた。しかし、1人でできることには限界もあり、あまりいい加減なことをしていると顧客にも迷惑をかけてしまうので、思い切って事務所を移転したのだ。そして、次の展開として、人を雇おうと考えている。 うちは奥さんに社労士業を手伝ってもらうということはあり得ない。奥さんも好きな仕事をして、1人前以上に稼いでいるので、それを辞めさせて、手伝わせるわけにはいかないのだ。 そこで、他人を雇うことになるが、そのためには、自宅に毛が生えたような事務所では格好がつかない。というか、そもそも狭い。ということで、事務所を移転した。 まぁ、家賃も安く、それほど立派な事務所ではない。広さも、10坪ほどの狭いところだが、一応自分の城をもったということで、今はモチベーションが上がっている(笑)。 ちょっとだけ、事務所内部のご紹介を・・・。【新事務所は・・・】 新事務所は築数十年(笑)のビルの中にある。私が子供の頃からあるビルでだったが、「まさかここに入るとは!!」という思いだ(苦笑)。【看板】 いずれは看板を設置したいと思うが、設置方法等で大家さんと折り合いがついていないので、ひとまずは窓にサインシール(?)を貼ることにした。商工会議所青年部でいつもお世話になっている先輩が丹精込めて作ってくれた。感謝、感謝。【ビルの入り口】 ビルのエントランスにも事務所の案内サインシールを貼った。みんなあんまり気がつかないかもしれないが・・・(笑)。【階段を上がって・・・】 階段を上がって、3階まで来ると、向かって左の部屋が当事務所だ。しつこいようだが、ここにもサインシールが(笑)。【ドアを開けると・・・】 開業した時に、社労士会から買わされた(失礼!!)看板が目に入る。せっかく高い金を出してかったのだから、これくらい堂々と飾りたいところである。あとは、観葉植物と鏡を置きたいかな・・・。【事務所内部はこんな感じ】 事務所内部はこんな感じである。すでに一人分のデスクは準備してあるが、もう一人くらいまでなら、楽に採用できそうなスペースがある。さて、あとは売上を伸ばさなければ・・・。 【欲しかったもの 1号&2号】 事務所を新設したら、欲しかったものが、この二つ。 まずは、相談ブース。自分がイメージしたような雰囲気になっているから、満足している。 そして、以前から代書屋さんがお勧めされていた沖のマイクロライン。ドットプリンターだ。ヤフオクで送料込みでなんと7,500円也!! 試しに離職証明書を出してみたが、快適そのもの。テンションが上がる。ただし、印字の微調整が難しい(笑)。【外の景色は・・・】 事務所の窓から外を眺めると、こんな感じだ。マックやミスドをはじめ、ラーメン屋、焼肉屋、食堂などがひしめき合っている飲食店激戦地だ。道路を挟んで向かい側は、葬儀屋と大変腕が良いと評判の皮膚科医院がある。景色は変われど、昔から見慣れた地元の風景だ。 【こんな感じで・・・】 最後に、事務所の外観を写真に撮っていると、事務所の上を飛行機が飛んで行った。うちの事務所もこんな感じで、上昇気流に乗って、素晴らしい事務所にできればいいと思っている。縁起の良い写真なので、最後に載せてみた(笑)。 以上、バーチャル事務所訪問体験。いかがでしたでしょうか?実際には、まだまだ課題が山積だし、今の顧客の満足度を上げないと、この先のよい展開が見込めない。今一度、地に足をつけて、頑張っていきたいところだ。 今後とも、ミノワ社会保険労務士事務所をよろしくお願いします。
2010.06.01
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皆様、あけましておめでとうございます。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。本年もよろしくお願いします。 昨年末は異様に忙しく、年末調整やら、助成金の締切やら、新規顧問契約やらで、かなりぐったりしていた(笑)。ようやく落ち着いたのは、31日になってからだった。もっとも、ご存じの通り北陸は大雪。雪かき→遅れていた年賀状作成→大掃除とこなす間に、あっという間に年が明けていた。 いずれにしても、今年は年賀状が皆様のお手元に届くのが、遅くなったかもしれない。来年以降は、こんなことがないようにしなければ・・・(笑)。 さて、ブログの更新が疎かになった昨年であったが、年初に立てた目標の総括くらいはしておきたい。1.就業規則&適格年金コンサルの受注件数 目標:10件以上→実績:5件2.新規顧問先の開拓 目標:10件以上→実績:13件3.体重を20%以上削減する(笑) 現状維持。反省!!4.事業計画の実践 一応、実践はできた。本年も新たなチャレンジをしていきたい。5.50cmのクロダイと35cmのマダイをウキフカセで釣る(笑) クロダイは48.5cm、マダイは25cm目標達成ならず・・・。 以上が、2009年の目標達成状況。まぁ、80%くらいの達成率というところかな。スポットの受注が思い通りにならなかった。適年コンサルは今年が実質ラストイヤーになると思う。最後の追い込みというところだろうか・・・。 そこで、2010年の目標はこんな感じ。1.適年コンサル新規受注5件以上 適年コンサルラストイヤーとなる今年は、確実に5件くらいは受注していきたい。2.顧問先の新規開拓 昨年は自分の能力からすると、結構好調に新規顧問先を増やせたと思う。しかし、今年はさらに上の目標を狙って、年間15件を狙っていきたい。 3.体重12kg減 とにかく1ヵ月1kgを目標にダイエットを実践していく。飲みすぎに注意しながら・・・。4.人を雇う&事務所を借りる 今年は顧問先をもっと増やすためにサポートをしてくれるパートを雇いたいと思っている。正規職員まで雇用する気はあまりないが、秘書的な人は雇用したい。また、事務所が手狭になってきたので、新たに借りたいと思っている。5.50cmのクロダイと35cmのマダイをウキフカセで釣る(笑) 去年はあまり釣りに行けなかった。もう少し回数を行ければ、可能性はあると思うのだが・・・。とにかく、気長にやっていきたい。 これ以外にも、いろいろやりたいことはあるが、まずはこの5つを確実にこなして、なんとか大台を達成できればと思っている。 ということで、皆様本年も何とぞよろしくお願いします(礼)。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2010.01.03
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。相変わらずの更新ペースだが、マイペースで行きたいと思う(笑)。 さて、今月22日をもって、開業3年が経過し、4年目に突入した。「石の上にも3年」というぐらいだから、私もようやく一人前の社労士に近づいたということかもしれないが、まだまだ力不足は否めない。実務経験をさらに積むべく営業に力を入れなければいけない。 開業2年目の昨年と開業3年目の今年を比べると、いろんな意味で大きな変化があった。1.顧問先の件数が予想外に増加 自分の実力以上(?)に受注できたように感じる。これは、やはりいろんな人にお会いするようになったからで、人のご縁というのは大切だということを改めて感じた。年末に向け、年賀状の送付先を整理するのが大変かも・・・(汗)。2.セミナーの件数が増えた セミナーの件数が増えた。昨年は外部からセミナー依頼をお受けすることは数件しかなかったが、今年は20本近いセミナーを担当することになった。ありがたい限りであるが、これに満足することなく、受講者の声に耳を傾け頑張っていきたい。3.商工会議所青年部への入会 今年は商工会議所青年部に入会したことも大きな変化だった。まぁ、いろんな出費なども増えるかもしれないが、今のところはなんとか辞めずに続けている(笑)。4.法人の設立 いまじんRKIさんと合同会社戦略労務研究所を設立した。これについては、来年以降いろんな展開があると思う。どういう結果が出るか楽しみだ。5.スポット業務の受注減 良いことばかりではない。開業当初より看板商品としている「適年コンサル」と「就業規則コンサル」の受注はイマイチ芳しくなかった。今年の売上目標は、スポットと顧問契約増でなんとか大台というところを密かに狙っていたのだが、スポットの受注状況が悪かったため、売上の伸びもイマイチだったのが、残念な点である。 とまぁ、マイペースながら、「2年目よりは3年目の方が、何とか先の見える年だった」という感じだろうか?来年以降は、顧問契約増のさらなる受注と3件くらいの適年コンサル受注を狙っていきたい。あと、4年目は確実に事務所を借りて、人を雇うことになる。当事務所は悲しいかな「配偶者のお手伝い」というのを一生期待できないのが、人を雇おうと考えている理由である。 年末に来て、新規に契約できそうな案件が数件出てきたし、成果を出して来年への布石とできればいいなぁと思っている。明日からも頑張ろう!!ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.11.29
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 気がつくと、10月に入り、なんだか朝晩の冷え込みもグッと厳しくなってきた。皆様は風邪なんぞひかず健康にお過ごしだろうか?私の場合、夜寝るときなど、ちょっと油断すると、すぐに鼻や喉にくるので、気をつけたいものだ。 さて、今日の午前中は請求書の作成とかつかいしゅうの入力に追われる。念のため言っておくと、「かつかいしゅう」とは、社労士や税理士などのための自動集金システムのこと。インターネットの操作で、顧問料やスポット報酬を客先の口座から引き落とせるので、本当に最高のシステムだ。 開業当初、代書屋sr▼・ェ・▼さんからこのシステムを教えていただき、以来こつこつと申込書を集め、なんとかまとまった数の顧問先から報酬を引き落とせるようになってきた。本当にありがたい限りである。 午後からは、喪失届を提出するため、ハローワークに立ち寄った後で、是正勧告を受けた会社の社長と面談。残業代の遡及支払についての打ち合わせをする。帰り際、社長から「わざわざ来てくれてありがとう。費用がかかったのなら、払いますので、請求してください」と言われる。 社労士は、本当に取るに足りない国家資格だ。しかし、開業して、実際頑張って仕事をしていると、経営者に本当に信頼してもらえる職業でもある。こういうことがあるから、社労士ってやめられないのかもしれない。 顧問先からの帰り際、銀行に寄る。昨日納品した就業規則のフィーが早速入金されていた。本当にありがたい限りである。明日にでもお礼の電話を入れておこう。 事務所に帰ってからは、ひたすら社保の取得届の作成。最近、顧問先が事業拡大&大量増員を行った。社保に加入する人の人数は60名ほどだが、それでも単純作業をひたすら続けるというのは、結構大変である(苦笑)。おまけに、保険者が健保組合であるため、用紙は3枚複写。ドットプリンターのない当事務所では、セルズ台帳を使ったラクラクの取得届作成が困難(=手書き)である。そろそろ、うちもドットの買い時だと思う。 まぁ、ヒィヒィ言いながら、なんとか約60名分の取得届を書き終える。昨日書き終えた雇用保険の取得届と合わせて、何とか今週中には提出できそうだ。 その後は、明日予定している打合せのレジュメ作成を行い、10時過ぎに帰宅、木曜日に予定している顧問先との適年打合せ用資料を少し触って、今ブログを更新しているというわけだ。 開業社労士としては、まだまだ力不足の私だが、日々平凡ながらも社労士らしい生活を送ることができるようになってきた。平凡な日々に感謝しなければいけない。明日もまた頑張ろう!!ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.10.06
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 さて、今日は社労士の簡裁代理権について考えてみたい。 最近、ある顧問先から労使トラブルの相談を受けた。詳しい内容は書けないが、よくある退職をめぐるトラブルだ。 社長は100%労働者が悪いという。まぁ、心情としては分からないでもない。社長の話をよく聞くと、労働者側にもかなり非がありそうなのは確かだ。 しかし、私は100%労働者の言い分を飲むようアドバイスした。企業規模(零細)からして、問題を長引かせることは経営に悪影響を及ぼすと判断したからだ。 もちろん、労働者側の要求を無視し続けるという選択肢もあったかもしれないが、社長はそれを望まなかった(真っ向勝負して結論を出したがっていた)。よって、私は問題の長期化による経営の停滞を避ける意味で、金銭による早期解決を提案した。そして、それが会社にとって、ベストとは言えないまでも、ベターな選択肢であると考えたわけである。これに対し、社長も一旦それに同意した。 ところが、後日私がアドバイスしたものとは、全く正反対の解決方法を選択するという連絡があった。「正義は必ず証明される」というアドバイスをしたコンサルタントがいたそうだ。 労使紛争に「正義」などという言葉を持ち込むのもどうかと思ったが、「ああ、そうですか」と言って電話を切った。 この社長は、どうも私以外に役所やら、コンサルタントやら、仲間の社長やらいろんな人に相談していたようだ。それ自体かなり気に食わないが、私の信頼度などそんなものなんだろう。 結果として、採用したのは、自分にとって一番都合のいい解決方法であった。もっといえば、単に自分の主張を98%押し通そうとする道を選んだわけだ。 私は、ここに社労士の簡裁代理権制度の難しさがあると思った。 社労士は日頃事業主から顧問料をいただきながら、生活している。「訴訟」を主たる業務とする弁護士とは違って、社労士は事業主と割り切った付き合いはできない。それどころか、事業主とかなり「人間臭い」ディープな関係になっていることも少なくない。したがって、事業主から労使紛争の相談があったら、つい相手にとって耳障りの良いアドバイスをしてあげたくなるのも仕方のなことかもしれない。この時点で、紛争が起きた際、バイアスのかかったモノの見方しかできなくなるケースが出てくると思うのだ。 奇しくも、この点について、日本弁護士連合会は、「新司法試験及び社会保険労務士への簡裁訴訟代理権付与等についての補足意見」(2006 年11月21日)において次のように指摘している。社会保険労務士は事業者側(使用者側)に立つことが圧倒的に多い。社会保険労務士が労働者側の代理人となる場合、使用者側からの独立性を保持し、労働者側の代理人として公正な代理業務を行えるかどうかについても疑問の余地がある。そもそも実際上使用者側の代理をすることが多いと予想される状況で、現在より広くADR やさらには簡裁訴訟代理権まで認めることは、仮にそのような必要性、相当性があったとしても、社会的弱者の立場に立つことの多い労働者側の便宜はそのままにしておいて、労使一方の当事者である使用者側だけの便宜を図ろうとするものであるとの批判を免れず、格差拡大に拍車をかけることにもつながりかねない。少なくとも、労働問題の紛争解決制度の検討に際しては、労働者側の事情、意見を聴かずに行うことは手続的にも問題である。 日本弁護士連合会のこの指摘は経験上、確かに首肯に値するものだと思う。社労士にとって「使用者側からの独立性を保持」することは現時点では相当難しいのだ。というか、社労士にそれを求めるのは酷なことだろう。 日本弁護士連合会の言うように、「使用者側からの独立性」が保持できておらず、「社会的弱者救済の視点」を欠くような社労士には簡裁代理権なんぞ認めない方がいいのだろう。 そして、個人的には、どうしても簡裁代理権が欲しいのなら、認定司法書士にでもなるか、司法試験を受ければいいと思う。それができないなら、弁護士や認定司法書士と仲良くなって、いつでも仕事を振ればいい。それぞれの職域を尊重し合って、協力する方がずっと世のためになると思うのだ。 ただ、私から弁護士に注文したいこともひとつある。それは、社労士の仕事内容がイマイチ分かっていない弁護士さんがときどきいるということ。もちろん、全員ではないが・・・。一応、弁護士は試験を受けずとも、登録さえすれば、社労士になれるんだから、ちょっとくらいは社労士の仕事を学んでほしいものである。ましてや、次のような(↓)辛辣な批判をするんだったら、なおさら我々のことも理解して頂戴ね(笑)。 社会保険労務士には,これに比肩しうるような実績と素養は全くない。民法と訴訟法の素養の欠如は,訴訟代理を業として行うについて致命的である。個別労働関係事件の解決には,労働関係法はもちろん,民法の総則,債権総論,契約法理の基本的知識が必要不可欠である。このことは,紛争の目的の価額が140 万円以下であっても同様である まぁ、なかなか結論の出る話ではないが、今後とも思い立ったら、論じていきたいテーマである。【追伸】 さて、最近労使トラブルについて相談を受けたある顧問先だが、その後どうなったか全く連絡がない。というか、以前からこの社長との信頼関係には疑問を感じていた。それそろ潮時かもしれない。今回に限らず、私のアドバイスなど聞かないことも多いし、たまに「この人、俺のことパシリだと思ってんじゃないの?」という言動が見られたりする。 来年1月が契約更新だが、このタイミングでの委託解除を申し入れるつもりだ。売上的には痛いが、また頑張って営業すれば、済む話だから・・・。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.09.30
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 またまた、久々の更新である。しばらく更新しない間に、楽天ブログの更新用画面も様変わりしているではないか!!いやはや、なんだか置いて行かれたような気がする(泣)。浦島太郎にならないように、こまめな更新を心掛けたい(苦笑)。 さて、最近は営業的な活動ばかりしている。そんなここ数カ月の動きをまとめておきたい。というか、ここんとこ、営業のことばかり書いているような気がする。申し訳ない(笑)。まぁ、富山のアホな社労士の悪あがき日記だと思って、読み流してくださればいいだろう。近況その(1):セミナー講師について さて、最近の営業の中心は何といってもセミナーである。顧問先の数で言えば、まだ余裕のある(?)今がセミナー営業のチャンスかなと思い、積極的に仕掛けている。外部からの依頼、自社開催など、いろいろあるが、7月からセミナー行脚が続いている。ざっと、次のような感じである。7/8(水) 某生命保険会社 営業マン向け 退職金&適格年金勉強会8/10(月) 某生命保険会社 営業マン向け 退職金&適格年金勉強会8/18(火) 某保険代理店 職員向け 助成金勉強会8/24(月) 某大手住宅メーカー協力会向け 助成金セミナー8/31(月) 某損保会社 営業マン向け 助成金&労務管理セミナー9/8(火) 自社開催 一般企業向け 退職金&適格年金セミナー9/10(木) 自社開催 一般企業向け 退職金&適格年金セミナー 7月からのセミナーで既に終わったものだけで7件もある。よくもこんなにこなせたものだ(汗)。我ながら感心だ。で、今後の予定だが・・・。9/27(日) 某受験予備校主催 受験生向け 開業セミナー10/9(金) 某公的機関主催 一般企業向け 助成金&労務管理セミナー10/10(土)某受験予備校主催 受験生向け 受験セミナー10/21(水)某保険代理店主催 一般企業向け 助成金&労務管理セミナー11/12(木)某保険代理店主催 一般企業向け 企業の交通事故対策セミナー11月 某公的機関主催 一般企業向け 公的保険&役員退職金活用セミナー11月 自社開催 一般企業向け 退職金&適格年金セミナー11月 自社開催 一般企業向け 退職金&適格年金セミナー11月or12月 自社開催×2回 一般企業向け 就業規則セミナー 可能であれば、今後セミナーの具体的な告知をしていきたい。まぁ、いずれにせよ7月~11月の5ヵ月だけで17件だから、だいたい週1回ペースでセミナー講師をやっていくことになる。 健康管理には気をつけていかないと、風邪をひくと大変なことになりそうだ。ただ、今は頂いたご依頼はできるだけ真摯にお受けするよう心がけている。そういう姿勢が、この先の事務所の展開を左右すると思うからだ。こういうときこそ、謙虚さを忘れずに邁進したい。近況その(2):新規案件の状況 セミナー講師をつとめる中で、素晴らしいご縁もたくさんいただいている。私自身、本当にショボイ人間なんだが、身の丈以上の評価をして頂くこともあり、本当に幸せものだ。この状況に慢心することなく、努力を続けなければいけない。一層、身の引き締まる思いだ。 そんな中での8月~9月にかけての新規案件だが、新規顧問契約が5件。そして、顧問契約を締結した会社のうち、2社から就業規則のご依頼を受けた。その他の2社から新適のご依頼。残る1社からは、中安金のご依頼を受けた。 また、現有顧客からの依頼として、人事制度コンサル1件と適年コンサル1件をいただいた。 なんだか出来過ぎで、逆に心配になるが、ここでも慢心せず、謙虚に事を進めたい。 ところで、就業規則を発注いただいた2社のうち1社は別の社労士に数年前から就業規則の作成を依頼していたそうだ。にもかかわらず、全くやってくれなかったので、しびれを切らした社長は、私に依頼してきたというそうだ。初回面談から監督署への提出まで1ヵ月半で終わらせたら、社長はたいそう喜んでくださった。この笑顔こそが、私の仕事への原動力となる。そういう気持ちを忘れずに頑張りたい。近況その(3):現有顧客へのフォロー こう忙しくなると、心配になるのが、現有顧客へのフォローだ。私の場合、定期的な訪問を伴わない比較的低額な顧問料設定の客先が多い。とはいえ、数ヵ月間相談等がないと、ちょっと心配になる(汗)。でも、最近はそういう顧客からも絶妙のタイミングで連絡があったりする。1.是正勧告を受けた2.労使トラブル3.インフルエンザ対策4.中安金5.トライアル雇用奨励金6.若年者等正規雇用化特別奨励金7.受給資格者創業支援助成金8.退職勧奨 など どんな会社も3ヵ月に1回くらいは、労務管理で困ったことが起きるんだろうなと思う。中には、毎月という会社もあるかもしれないが・・・(苦笑)。いずれにせよ、新規顧客を増やしつつ、現有顧客へのサービスの質も向上させる。これは、社労士としての腕の見せどころだと思う。近況その(4):悩み 最近の悩みは、次の2つである。 ○新しい事務所を借りるべきか? ○人を雇うべきか? 私の場合、妻は外で一人前以上の仕事をしている。自分で言うのもなんだが、彼女は、相当有能な保育士だから、仕事は辞めさせるつもりはない。 「一人社労士」と言っても、奥さんの手助けがあるのとないのとでは、大きな違いがあると思う。ウチの場合、嫁と仕事をすることは今後もあり得ないだろうから、そろそろ秘書的な人を雇用したいと思うようになってきた。 そうなると、自宅に毛がはえたような事務所では、ちと心許ない。そこで、もう少し事務所らしいところに移転する必要もあるだろう。 この辺を計画的、かつ効率的に進めていく段階にあると思うのだ。今のところ、いい物件もないので、静観中だが、年明けには本格的に動きたい。近況その(5):平成21年も残り3ヵ月。目標は? 平成21年も残り3ヵ月になった。残り3ヵ月で達成したいことは? ○超・超チャレンジ目標・・・平成21年中の売上大台達成 ○超チャレンジ目標・・・顧問先総数30件達成 ○チャレンジ目標・・・適年コンサル新規案件2件受注 ○必達目標・・・新規顧問先3件との契約 せめて、一番下の「必達目標」は達成したいかな。とはいえ、社労士って忙しくても、売上が上がるのはだいぶ後になってからだから、しばらくは苦しい日々が続くかも(笑)。しかし、それも好きでやっていることだから、納得するしかあるまい。 では、しょうもないことを書き連ねたが、これにて終わりにしようと思う(礼)。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.09.16
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今週の月曜日は富山で適年の営業についての打合せを行ったり、新しい業務提携先を回ったりした。火曜日は、全く同じことを金沢でやった。 もはや、私にとって、適年は業務ではなく、ほとんど趣味の世界だ(笑)。適年で食いたいというよりも、適年を通じて、いろんな人と会うのが、楽しくてしかたない。 で、今日は、最近知り合った代理店さんに適年実施企業を紹介してもらった。しかし、残念ながら、すでに移行済み。今の時点で特に困っていることもないので、顧問契約に対しても、消極的という感じだった。 結局、社長と小一時間ほど雑談して、いろいろ情報交換した。適年の移行先に関し、面白いことも教えてもらうことができ、有意義な営業訪問だったと思う。社長は、高校&大学の先輩だったし、私の友人と親戚なので、何かご縁はありそう。今回は契約に至らなかったが、よいお付き合いができればいいと思った。 さて、今日の本題はこの写真(↓)のお話。 自宅にあった何の変哲もない(?)保冷材。しかし、よく見るとなんだかおかしい。 まず、「労働安全衛生法57条による表示」とある。安衛法の第57条は以下の通りだが、たぶんこの保冷材を作った業者は、条文の意味が分かっていないと思う。(表示等)第57条 ベンゼン、ベンゼンを含有する製剤その他の労働者に健康障害を生ずるおそれのある物で政令で定めるもの又は前条第1項の物を容器に入れ、又は包装して、譲渡し、又は提供する者は、厚生労働省令で定めるところにより、その容器又は包装(客器に入れ、かつ、包装して、譲渡し、又は提供するときにあつては、その容器)に次の事項を表示しなければならない。ただし、その容器又は包装のうち、主として一般消費者の生活の用に供するためのものについては、この限りではない。1.名称2.成分及びその含有量3.厚生労働省令で定める物にあつては、人体に及ぼす作用4.厚生労働省令で定める物にあつては、貯蔵又は取扱い上の注意5.前各号に掲げるもののほか、厚生労働省令で定める事項【令】第18条2 前項の政令で定める物又は前条第1項の物を前項に規定する方法以外の方法により譲渡し、又は提供する者は、厚生労働省令で定めるところにより、同項各号の事項を記載した文書を譲渡し、又は提供する相手方に交付しなければならない。 まぁ、単純に言えば、「労働者の健康に有害かもしれない物質を容器に入れたりして、売るときは、1~5の事項を表示しなさい」ということだ。でも、この保冷材には、次のような意味不明な表示があるだけだ。 名称 印刷イソキ 成分及び含有量 オイオイ、表示を記載しようと思って、途中でやめるなよ!! それに「印刷イソキ」って一体なんやねん!! 保冷材の製造元は何を意図して、こんなことを書いたのだろうか?なぞは深まるばかりだ(爆)。 次に気になったのは、この「使用説明書」(↓)。 なんじゃこりゃ!!日本語になっとらんやんけ~!! この滅茶苦茶な使用説明を何となく読解すると、この保冷材は相当保冷力が強いらしいが、これじゃ、その力も信用できないな(爆)。 それに、「クーラーボックスに入れて。」ってどんだけフレンドリーなんじゃい!! 以上、突っ込みどころ満載のちょっとくだらない話でした(笑)。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.08.26
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 最近、営業ばかりしているので、人事コンサル会社の社員だったときのように、じっくり業務に没頭することも少なくなった。ある意味、ちょっと寂しい面もあるが、事務所の成長局面だと前向きに考え、もう少し頑張ってみようと思う。 今週は、火曜日が保険代理店の職員向けの助成金セミナー。水曜日は中安金の申請書&計画書の提出に追われ、木曜日は税理士事務所で適年の情報を提供し、今後の提携について打ち合わせた。そして、今日は最近懇意にさせていただいている保険代理店の社長と同行営業。顧問契約&就業規則の作成の仕事をいただいた。感謝、感謝である。 さて、営業をしていて、いつも疑問に思うことがある。それは、意味も分からず労働保険事務組合に加入している会社が多いということである。 ここ最近、事務組合を持っている社労士からの委託替えというパターンが多いのだが、そんな会社はほとんど事務組合に加入している。 こういう会社の社長に事務組合に加入している理由を問うと、決まって「事務組合ってなんだかよく分からないけど、(現在契約している)社労士さんが入っておけといったから入った」という答えが返ってくる。 こんなとき、私は事務組合の大まかなしくみを説明し、加入し続ける意思があるかどうか確認する。すると、9割の社長は"NO"と答える。 すべてではないだろうが、事務組合を持っている社労士事務所は顧問契約締結時に、執拗に事務組合への加入も求めてくるケースが多い。 社労士業務と事務組合の業務は似通っている部分が多い。極端な言い方をすれば、社労士の職域を事務組合が犯しているといえるかもしれない。 両者の違いと言えば、事務組合にのみ認められている「特別加入」と「少額保険料の分割払い」だけだ。しかし、「少額保険料の分割払い」は、40万円以上のまとまった保険料を払う事業所には関係ない。 そこで、事務組合に加入するかどうかの決め手は「特別加入」だけだが、これも昨今ではあまりニーズはないようだ。 だから、私は社労士に業務委託して、なおかつ事務組合にも加入することに意味を見い出せないのである。 それなのに、社労士の顧問契約と事務組合への加入の両方をすすめるのは、おかしいと思う。まぁ、裏の事情というのはあるのだろうが、敢えてここには書くまい。 最後になるが、事務組合のある社労士事務所から、当事務所へ委託替えになる際に、前の社労士が決まって言う言葉がある。それは、「事務組合はキリのいいところまで加入しておいてください」という言葉である。キリのいいところというのは、保険年度末とかのことを指すのだろう。なぜ、「キリのいいところ」じゃないと委託解除できないのか?委託先にその理由をちゃんと説明しないので、経営者から見ると、本当に分かりにくい世界だと思う。まぁ、ここまで来ると、魑魅魍魎の世界だな。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.08.21
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今日は緩めに仕事をし、久々に早く帰宅した。顧問先で連休明けに初回計画提出を予定していた中安金の申請が急遽キャンセルになったことが、早く帰れた直接の要因だ(笑)。新適絡みのちょっとした心配事もひとまずは落ち着いたし・・・。 さて、気がつけば、このブログを始めて4年が経過していた。最近は更新の頻度もメッキリ落ちてしまったが、細々とは続いている(汗)。これも、読んでくださる読者のみなさんがいるからのこと。心より感謝しなければ・・・。 また、今年は開業して3年目にあたる。ここ半年ほどの間でいろんなご縁をいただくことができ、事務所の未来が楽しみであると同時に、改めて気を引き締めているところである。 ある社労士がブログで「3年目はいろんなことが動くときだ」と言われていたが、そうなんだろうか?まぁ、自分が成長できているかどうかは分からないが、少なくとも自分では楽しみながら仕事ができているように感じる。そんな私の近況を報告したい。1.合同会社を設立した 福井の社労士いまじんRKIさんの発案で、合同会社を設立した。登記は自分たちですませ、すでに法人は存在している。社名は「合同会社戦略労務研究所」という。一応、人事・労務のコンサルをメインとした会社だが、いまじんRKIさんといろんな展開を考えている。今後どうなるか楽しみだ。2.就業規則専門のホームページを立ち上げる 会社設立とも関連するのだが、いまじんRKIさんと共同で就業規則専門のホームページを立ち上げた。「何を今更」と言われるかもしれないが、北陸ではこの手のホームページが皆無だったので、いずれジワジワと効果が出てくると思っている。近々、就業規則以外でもHPを立ち上げる予定である。3.地元新聞社からの取材を受ける 適格年金について、地元新聞社から取材を受けた。コメントもちょっと掲載された。素直にうれしかった(笑)。4.新適の件数が増えてきた 開業当初はほとんど依頼されることのなかった新適を依頼されることが増えてきた。新適は基本的に顧問契約につながるので、依頼されることはとてもうれしい。ありがたい限りである。5.セミナーの依頼をいただくことが増えた これもありがたいことである。7月から11月までのセミナー件数を数えるとなんと14本もあった。もちろん、この中には自前で開催するものも数本含まれているが、開業当初の寂しい状況から見ると、夢を見ているようだ。 こんな感じで、ある程度自分の思うように仕事が進んでくれているように思う。売上や生活水準にはまだまだ満足できるものではないが、ここ半年ほどで将来の楽しみが増えたことは確かだ。 そんな私の開業3年弱の間の行動を振り返ってみると、特別なことをした覚えは全くない。過去の行動を振り返って大切だと感じるのはすべて当たり前のことばかりだ。・とにかくお客さん(=困っている経営者)を見つける・お客さんの話をよく聞く・お客さんのニーズをどうやれば満たせるか真剣に考える・ちゃんと投資をする 現在、社労士にとっては、フォローの風が吹いている。だから、お客さんを見つけやすい状況だ。本当に困っているお客さんにとっては、たとえ相手が新人社労士であっても、救世主のように見えるはずだ。だから、自分に経験があるかどうかなんて関係なく契約する。顧問料をもらえば、責任がついてくる。客の話を一生懸命聞いて、ニーズを満たさなければ、委託解除される。そうやって、少しずつ仕事を覚えていけば、いつの間にか自分の思うような事務所スタイルができてくると思う。 ただし、ある程度の投資は必要になる。どんな投資が必要かは、それぞれの営業スタイルにより異なるから、あまり多くは語らない。しかし、ひとつ言えるのは、投資しないと、人は成長できないということだ。 これからも謙虚だが、卑屈になることなく、淡々とお客様から与えられた課題をこなしていきたいと思っている。まだまだ力不足だが、これからもがんばっていこうと思う。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.08.13
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今週は週頭から取得届が集中している。新適の分を含めると、16~20件ほど入っている。まぁ、基本的には社労士ソフトへのデータ入力→役所用紙へのプリントアウトという単純作業なので、苦ではないが、やはり新入社員のデータを収集するのに時間がかかる。 当事務所では、お客さんに入社連絡票を記入してもらって年金手帳&雇用保険被保険者証のコピーとともにファックスしてもらうようにしている。もし、入社連絡票がない場合は、履歴書のコピーで代用している。 早い企業では、入社前日までにすべてのデータを揃えて送ってくれるところもある。ただ、そのような顧問先は稀で、どうしても何日か遅れてデータが届いたり、早く届いたと思ったら、不備が見られたりするケースが多い。 また、入社連絡票を書きたがらないところもあり、一概にこちらの要求通りに行動してもらうのは、とても難しいと実感している(笑)。 まぁ、顧問契約を続ける以上、根気強く、指導していくしかないが、業務が集中すると、データ集めに手間取ることもあるのだ。 この辺は、試行錯誤しながら、やりやすくしていかなきゃダメだと思う。 さて、もう一つの案件はキャリア形成促進助成金についての相談。申請手続きを代行するかどうかは微妙だが、顧問先からのご相談なので、しっかりと対応していきたい。 キャリア形成は、いくつか種類があって、何だかよく分からない助成金だ。まぁ、お客さんのニーズを聞いて該当するものを選択し、ちょっと情報の整理をする必要があるだろう。そうしないと、何をどうやっていいのか分からない(笑)。結局、いろんな贅肉をそぎ落とすと、やるべきことがはっきり見えるのだが・・・。 今年の夏は自前&外部講師のセミナーも何件か入っているし、営業を強化してもう少し顧問契約をとっていきたい。もちろん、廃止まで3年弱となった適年コンサルの方も受託したいと思っている。まだまだ駆け出しだから、頑張るしかなかろう(苦笑)。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.07.14
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 先週の金曜日は、営業活動でちょっとした失敗をやらかしてしまった。あんな失敗は普通あり得ないが、慌ただしくてついチェック洩れしたのだろう。おかげで3万円ほど損をすることになるが、自業自得だから仕方ないだろう。でも、やっぱり意気消沈・・・。 さて、ちょっと前のことだが、車の走行距離が123,456kmを達成した。現在の車(トヨタBb)は、大学卒業後3台目になるが、最もたくさん走った車だ。とはいえ、そろそろガタが出てくる頃かもしれない。月1~2回オイル交換しなきゃダメなくらい乗りまくっているので、メンテしながら、なんとかもう1年くらいは乗りこなしたい。 25,000kmくらいの走行距離で購入して以来5年(開業前の2年間と開業後の3年弱の間)間この車に乗っている。主な使用用途はもちろん、営業と顧問先回りだが、行政協力で使ったこともあった。行政協力を受けると、意外に自動車を酷使する。 行政協力については、このブログでも何度も書いている。だから、このブログをご覧いただいている方には、私が行政協力に積極的でないことは分かっていただいているだろう(笑)。 ところが、最近、年金相談から労働契約関連の支援事業まで、社労士の行政協力が相当充実しているようで、先日も社労士会から、行政協力に今後対応できるかどうかのアンケートが来た。それくらい、「行政協力の担い手不足」に悩んでいるようだ。もちろん、私は積極的に対応できない旨を回答させてもらった。 全国の社労士会で同様の傾向があるのかどうか分からないが、とにかく今は新人社労士にとって、行政協力がよりどりみどりの時代なのだ。 しかし、個人的には、この状況は社労士業界にとって良いとは言えないと考える。時々送られてくる行政協力の案内を見ると、月の半分以上拘束されるものが多い。こんな拘束時間の長い行政協力をやってしまったら、新人社労士はいつ顧客開拓をするのか私なんぞは疑問に思う。 もっとも、独立した士業者だから、何をやるかは自由に決められる。また、行政協力によっては、顧客開拓につながるものもあるだろう。まぁ、私が他の人の顧客開拓まで心配する必要はないのかな? でも、「社労士=行政の下請け」というイメージがこれまで以上に世間に定着してしまうと、ちょっと困る。今は社労士にとって追い風が吹いているのだから、行政協力をやるのではなく、どんどんフィールドに出てみればいいと思うのだが・・・。 初めて人に会うのは緊張するものだ。ましてや、中小企業の経営者との営業初面談は、どんなに経験を重ねても、ドキドキする。だから、社労士の営業は結構プレッシャーのかかるものだと思う。しかし、ここで失敗しながら、営業のやり方を覚えていかないと、いつまでたっても社労士として独り立ちできない。行政協力をやる前に、こういう経験を重ねなければいけないと思う。 先日、年に数億円の保険を売る代理店の経営者と話をしていたとき、その人ですら初めての客に会うときは緊張しておなかが痛くなるという。出来るセールスマンであればあるほど、そういうプレッシャーと闘っているのかもしれない。 行政協力という狭い枠の中ではなく、大海原にこぎ出してこそ、真の社労士ではないかと考えるが、間違いだろうか?ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.07.11
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。長らくのご無沙汰で申し訳ありません。 一応・・・生きている(笑)。そして、相変わらずもがきながら動いている。成果はどうなるだろうか?まぁ、長い目で見ることにしよう(笑)。 さて、そんなわけで近況を報告しておく。1.風邪をひく 6月中旬に風邪をひいた。鼻水と喉の痛み中心だったが、完治するまで1週間かかった。2.虫に刺される 「やっと風邪が治った~」と喜んでいたら、左肘を虫に刺され、2日ほど微熱が続く日々(苦笑)。事務所の床の上でミツバチが2匹のたうちまわっていたので、おそらく刺したのは連中だろう。皆さんも虫にはご注意を・・・。3.越中富山企画塾で偶然最優秀成果賞を受賞する 越中富山企画塾で偶然にも最優秀賞を受賞する。思えば、このノウハウでガンガン成功している顧問先の社長を見て受講を決意。趣味半分で受けてみたが、辛い中にも大きな楽しみがあった。とりあえず、終わってホッとしている。結構緊張しながら話している私成果発表会当日の参加者は200名弱。感謝、感謝。(1)お客のニーズに合ったものを売る(2)欲しい人に売る(3)顧客の心理段階に応じてアプローチする 企画塾は、この当たり前のことを実践するツールを提供してくれた。私もそうだが、社労士の場合、いきなりアイディアで売ろうと思っても売れない。逆に、客が欲しくもない法律論を押しつけても売れない。できる範囲で客が欲するものを提供する。そうすれば、自ずと良い商品ができてくると思う。4.某生保会社で社内勉強会のお手伝い 某生保会社で社内勉強会のお手伝いをした。社労士として、適年に関する正しい知識を提供したいという想いは強い。そのためには、社労士である私が独りで叫んでいるだけではダメだ。どこにどうアプローチすれば、自分の考えが広まるのか?そして、大勢の仲間と知り合えるのか?そこをよく考えて行動したいと思った。何よりも、生保の営業マンの皆さんは楽しい人が多い。良いご縁をいただいたことに感謝だ。 あと、適年の話とセットでパートナーの保険代理店が話した保険の営業話が参考になった。まぁ、要約すると「目標に対し、一定の成果を得ようとすると結局は地道に行動するしかない」という話だった。まぁ、当たり前のことだが、これができていない人が多い。私も人のことは言えないが、他人を妬む前にまず行動するということの大切さを改めて学んだ。5.年更・算定終了する 年更・算定と恒例の社労士繁忙期を迎えた。とは言え、当事務所の年更・算定の受託件数は全顧問先の半分であり、まだまだ数は少ない。ということで、忙しいのは一時的だった(汗)。6.新規案件の受注状況 新適→顧問契約という依頼をいただく。現有の顧問先からの紹介だった。もう一つは顧問契約ではないが、友人関係のツテで適年のアドバイザリー契約をいただく(丸投げコンサルではなく、基本先方でやってもらって、問題点を指摘するパターンの契約)。 以上、流れ的には悪くはないが、こういうときこそ慢心せず、ガッチリと事を進めていきたいと思う。開業3年目というのは、何かと苦しい年だが、半年後には良い結果が出ているよう日々の行動を積み重ねたい。 ということで、以上が近況報告であった。ブログの更新も日々の行動の積み重ねのひとつである。何とか続けられればいいが・・・(苦笑)。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.07.08
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今週は月曜日から慌ただしかった。まずは中小企業基盤人材確保助成金絡みの各種計画の提出。この助成金は、創業・分社化・新分野進出した中小企業が基盤人材を雇用した場合に支給されるものだ。ポイントは、人を雇う前に雇用改善の計画とその実施計画を提出しておかなければいけないという点である。 懸案の設備投資額要件が、本年4月から300万円から250万円に減額となったものの、積極的にはやる気が起きない助成金だ。今回は新適&顧問契約が前提となるため、受注させてもらった。もっとも、人の雇い入れまで10日ほどしかないタイトスケジュールだったため、超ハードだったが、なんとか予定通り終了(汗)。 昨日は富山県に改善計画を提出。写真は富山県庁。相当古い建物である。 ついでに県庁前公園の写真。子供の頃、県庁の近所にある知人宅によく預けられていた。というわけで、ここは子供時代の遊び場(笑)。 そして、今日は雇用能力開発機構に実施計画の提出。写真はなし。とりあえず、明日以降、労働者の雇い入れが可能になった。 もう一つのヤマは中安金。中安金に関しては、これまで顧問先からの相談は受けていたし、ニーズもそれなりにあった。しかし、作成・提出代行はこれまで未経験。今日までに、計画届を一通り作成し、明日以降提出という段取りを済ませた。基盤人材に比べれば、こっちは楽に感じる。 助成金申請以外にも、得喪や氏名&住所変更届の依頼も1日1件以上のペースで入り、慌てて離職証明書が間違いだらけとなってしまったのが恥ずかしかった(汗)。 来週以降は、就業規則と適年の仕事も入ってくるので、スケジュールの調整が大変だが、乗り切っていきたい。 そういえば、忙しくなると、いつも会社員時代の先輩の言葉を思い出す。「ハマらなきゃ、仕事は覚えられないんだよ」。本当にその通りだ。仕事が人を育てるということを忘れずにこれからも頑張っていきたい。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.05.20
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こんにちは富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 ずいぶんブログの更新をご無沙汰していた。やはり、一度サボると、続かなくなる。気をつけなければ・・・。で、更新を休んでいた間の出来事をダイジェストでまとめておきたいと思う。 4月は当事務所でもご多聞にもれず、入退社の手続き依頼が多かった。まぁ、他の事務所に比べれば、ハナクソくらいの数しかないだろうが、私にしては結構、量が多かった(笑)。とは言え、入退社の手続きくらいで、ヒィヒィ言っていたら、社労士失格だと思う。ここは新兵器の業務ソフトを使って、サクサクとこなす。 あとは、新適や労基署への労務改善状況定期報告立会い、顧問先への認定司法書士の紹介など、そこそこご依頼をいただいたが、4月は比較的落ち着いた月だった。 また、4月から正式にYEGの会員となり、総会や新入会員オリエンテーションに参加し、新しい出会いに期待が膨らんでいる。 ゴールデンウィークは仕事半分、遊び半分という感じだった。 まず、5月1日は顧問先が新たに実施する事業の記念式典に参加。和倉温泉の加賀屋で1泊してきた。まぁ、費用はこっちもちだが・・・(笑)。ただ、ずいぶん安くしてもらっている上、びっくりするような特典もたくさんついているので、うちの両親、嫁さん、娘を連れて参加してきた。みんな大満足だった。 さすが、「プロが選ぶホテル・旅館100選」29年連続でNO.1に輝いているだけある。サービスも行き届いているし、何よりこの不況下でも客足が途絶えることのない活気は素晴らしいと思った。ここの会長は立教大学の大先輩だし、経営者の先輩としても大いに見習いたいと思ったね。 肝心の顧問先が主催する式典だが、セレモニーの後、輪島の御陣乗太鼓、高原兄(元アラジンのボーカル、今では羞恥心など一連の島田紳介プロデュース曲の作曲家と言った方がいいかな?)のミニライブ、八尾のおわら踊りなどの余興があり、楽しいイベント目白押しだった。 GW後半は、東京からビジネスパートナーがやってきて、今後の事業展開について打合せしたり、釣りに行ったり、また別の関与先が主催するメセナ事業に参加したり、家族サービスで水族館に行ったりと充実した日々が続いた。 GW明けもなぜか、得喪の仕事がポツポツ入ってくる。ただ、残業低減のコンサルと適年コンサルがそれぞれ1件ずつ佳境に入っている上、中小企業基盤人材確保助成金の改善計画提出も迫っており、今月はこっちに時間を割かなければならない。 諸先輩ほどではないが、新規案件も数件引き合いがあるし、年度更新&算定も近づいているし、今年の夏は暑くなりそうかな(苦笑)。 そうそう、最後に先週の日曜日に立山の室堂で「雪の大谷」を見てきた。これは、商工会議所青年部の委員会活動の一環なのだが、とても有意義かつ、楽しい企画だった。 雪の大谷とは立山・黒部アルペンルートのバス道を除雪した後に現れる雪の壁。立山は冬場は10m以上の雪が積もる。したがって、除雪した後に残る残雪の壁も10m以上。これはまさに圧巻である。まぁ、私の拙い説明より、写真で説明した方が分かりやすいかな(笑)。標高は2,390m 室堂まではケーブルカーやバスで行ける当日の雪の大谷の状況。写真は一番壁の高いところ(10mくらい?)。今年はマックスで13mということだった。4月中旬の開通直後はこんな(↑)感じ さて、この雪の壁、地球温暖化の影響で、毎年低くなってきているそうだ。今年は13mで、去年は16m、一昨年は18mという感じだから、年間2~3mずつ低くなってきている。このままだと標高3,000mの北アルプスの山々に雪が降らない時代というのも来るかもしれない。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.05.15
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 久々の更新である。先回更新してからすでに3週間近く更新していなかった。この間、冬場の疲れが出たのか、どうも体調が安定しなかった。ようやく今週くらいから、復活してきたような感じである。 とは言え、公私ともにあれこれ行事はあった。まず私的な面では、娘の保育園入園。それからYEGへの入会。最後に選挙のお手伝い。今年は人間関係をもう少し広めたいと思っている。4月はまさに出会いの月という感じである。 一方、ビジネス面では、先回ブログに書いたご紹介案件は顧問契約の締結に至った。とっかかりの新適の手続きも無事完了し、これからは継続的に労務管理と労働保険手続きのサポートをさせていただくことになった。 顧問契約に関しては、4月に入ってからも1件受注できた。この会社からは以前助成金申請をスポットで受託して、その後1年ほど事務所ニュースを送り続けていた。先日、この会社から電話があり、債権回収に関するご相談などを受けた。顧問契約のタイミングとしては、ここしかないと思い契約書&かつかいしゅうの用紙を提示、契約に至った。まずは1年間、労務顧問として、サポートしていくことになった。 当事務所は適年コンサル、就業規則コンサルを中心に、細々と顧問先を増やしていくという戦略をとっている。適年コンサルについては、今年は案件の動きが鈍いが、今後受注件数を増やすべく活動を活発化していきたい。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.04.17
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 最近、以前から欲しかったある仕事道具を購入した。それがこれ(↓)だ。 まぁ、ご覧の通り「秤」なのだが、ちょっと特殊な秤で、いわゆる「レタースケール」というやつである。郵便物をこの上に乗せれば、重量&切手の料金が分かるというすぐれもの。 もちろん、郵便局に行けば、デジタルのレタースケールがあるが、毎度郵便局に行っているわけにもいかない。郵便物も増えてきたことだし、文具屋さんで安売りしていた1,029円のものを購入した。目盛が小さくて、見にくいのだが、当面はこれで十分である。社労士事務所の必需品だと思うが、皆さんはどんなものをお使いだろうか? さて、ある税理士法人からお客様のご紹介を受ける。個人事業主さんの新適なので、当然顧問契約につなげるべき案件だ。早速、来週の月曜日に先方さんとお会いする約束をした。 思えば、税理士さんからのご紹介はこれが初めてである。厳密に言うと、当事務所の顧問先が、その税理士法人に私のことを推薦してくれたのだ。非常にありがたいことである。心より感謝!!まだ、仕事にはなっていないが、紹介してくださった方の期待を裏切らないよう、気合を入れて頑張りたい。 そういえば、先日も別の税理士さんから、「就業規則を作ったらいくらになる?」と聞かれ、「○○万円くらいですかねぇ」と答えたところ、「まだ分からないけど、紹介できる案件があるかも」と言われた。まだ、音沙汰はないが・・・(笑)。 こういう話は今後少しずつ増えてくるかもしれない。しかし、「紹介してもらえる状況」を当たり前だと思ってはいけない。紹介案件については、感謝の心を忘れず、常に全力投球していく。また一方で、自分自身で顧客開拓していく気概を忘れない。これが大切である。 私は、開業3年目くらいまでは、あえて紹介営業に頼らないでおこうと思っていた。基本的には紹介者の方が、「みのっちを紹介したい」と思ってくださるかどうかということを重視する。ありがたいことに、最近は少しずつだが、そういう方が増えてきたように思える。 私はそれほど立派な人間ではない。周囲には、開業してすぐにたくさんの紹介ルートを確保できる人もいる。そういう人は、おそらく元々「輝くもの」を持っているのだと思う。そういう「何か」を持ち合わせていない私は、とにかく一歩ずつ、牛歩のごとく歩むしかないと思っている。ゆっくり歩いていれば、そのうち仲間も増える。そう考えて、今後も歩んでいこう。そして、自分が価値のあると思えるものをお客さんに提供できるようになっていこう。そんな決意を新たにしたところである。P.S. 助成金関連で面白い法改正があったようなので、情報収集がまだの人のためにおまけ。1.中小企業子育て支援助成金(2月6日より実施) 改正前:1人目 100万円、2人目 60万円 改正後:1人目 100万円、2~5人目 80万円2.中安金(3月19日より実施) 残業との相殺廃止の陰に隠れ目立たないが、雇調金の「休業&教育訓練で+6,000円」の助成金で対象となる教育訓練が具体的に明示された。よく読んでみると面白いかもしれない。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.03.27
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今日はWBCの決勝。最初はリアルタイムで見るつもりなど更々なかったが、昼食後、予定がなかったのも手伝い、ついついテレビの前にはりつけに・・・。やはり、韓国が相手だと、燃えてきてしまう。韓国も、日本相手なら燃えるだろうが、今回ばかりは負けてほしくないので応援してしまった。本当に、勝てて良かったと思う。 さて、私もついに中安金の申請代行を受けてしまった。そこで、ちょっとでも仕事を楽にするため、社労士ソフトに最近追加された「中安金申請書作成機能」を試しに使ってみた。感想を言うと、「感動!!」の一言である。 顧問先の場合、事業所や従業員のデータベースが既にあるので、それらをチョイと読み込みするだけで、面倒な書類作成も一瞬で終わる。もちろん、細かいことは微調整が必要だが、手書きよりも数倍早く書類があがる。 顧問先ではないところは、データを読み込むことができないから、少しは苦労するだろうが、それでも手書きよりは楽そうである。 社労士ソフトを作っているのは、きっと社労士ではなく、PCの専門家だろうが、最近は使いやすいのも増えてきた。ちゃんとユーザーの声を聞いているところは、やはり進歩が早いのだろう。 話は変わるが、昨日のフランチャイズの記事は反響が大きかった。皆さん、概ねこの手のモノに良い印象は持っていらっしゃらないようだ。まぁ、フランチャイズというだけで、なんだか胡散臭いものに思えてしまうのは仕方ない。 ただ、個人的には、社労士業界にこういうものは必要ないと思っている。裏で誰が糸を操っているのかは分からないが、私は、社労士以外の第三者が利益を得るしくみになっていると思えて仕方がない。いつの世も、本当に儲ける人というのは、表舞台に姿を現さないのだから・・・。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.03.24
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 先週土曜日から体調を崩し寝込んでいた。とにかく、腹痛と微熱が続き、かなり苦しい思いをした。1日半は何も食べなかったので、体重も一気に3kg程減少。まぁ、ダイエットにはちょうど良かったかもしれないが・・・(笑)。 おまけに娘を抱っこしようとして、腰をひねり、腰痛がひどい(泣)。とはいえ、公私ともに済まさなければいけない用事もあり、日曜日はあちこち行っていた。落ち着いたら、接骨院にでも行って来ようと思う。 今日は朝から顧問先から呼び出しがかかり、役員報酬の見直しの件と中安金についての打合せ。中安金の相談だけなら、相当件数受けていたが、ついに手続きまでやることになった(汗)。まぁ、下調べは十分だし、心配することもないが、少し面倒ではある。いずれにせよ、顧問先が私を頼ってくれたのだから、頑張るしかないだろう。 ところで、最近ネットサーフィンをしていて、平成23年から社労士事務所のフランチャイズシステムを立ち上げようとしている事務組合を発見した。 HPを読むと、加入金の200万円を収めれば、諸経費の面倒を見てくれる上に、ノウハウの提供を受けることができるらしい。さらに、営業も代行してくれ、一定期間は数十万円の報酬も保証してくれるらしい。なんだか、これから開業しようとしている人には夢のような話だ。 HPによると、このシステム自体は平成23年から動くらしいが、すでに富山市にも加入の意思を表明している社労士がいるようだ。この富山の社労士は、こんな情報をどこから仕入れたのか知らないが、すごい情報網を持った社労士もいるもんだと感心した。 私には、このシステムの良し悪しは判断しかねるが、個人的には、魅力は感じない。結果的には、大きなフランチャイズシステムに組み込まれることになり、自分のアイデンティティがかき消されてしまうからだ。 今の私は、開業した以上は、限界まで自分一人の力で行きたいと思っている。そんな私にとって、件のフランチャイズシステムはあまり魅力的なものに映らないのだろう。 社労士に限らず、これからの士業の世界は大きいもの、新しいものが支配する世界になる可能性がある。いずれ社労士業界を誰かが牽引し、新しいビジネスモデルを考え出したものが継続的に富を独占することもあり得るかもしれない。 このフランチャイズシステムを提案する事務組合が、その支配者になるかどうかは全く分からない。また、同業者の中には、いろんな動きをしている人(同業者相手に商売する人も含め)もおり、ひょっとすると、そういう人の中から「支配者」が生まれるのかもしれない。 支配者は業界を牽引し、ひょっとすると社労士の地位は高まり、世間からもっと尊敬されるような時代も到来するかもしれない。 もっとも、私はそうなる前に、社労士を辞めているだろう。「バッジの力」だけで、仕事が取れるようになる業界はつまらないと感じるからだ。 ただ、一つくらいは、自分なりの金字塔を打ち立てて社労士を辞めたいものだ。その金字塔をいつ打ち立てるか?そして、私が社労士を辞めるXデーはいつか?Xデーの後も、楽しく生きていくためには、今何をすべきか? こういうことも含めて人生をしっかり設計しておかないと、「辞めるタイミング」を逸してしまう。結果として、爺さんになっても、ヒィヒィ社労士業を営まなきゃいけない人生になってしまう。 決して後ろ向きではない、前向きな辞め時を早く決めて、自分の社労士人生をもう一度見つめ直すことも時には必要だと思う。 私も今年で35歳になるが、現役全開で働くといってもいいところあと25年がせいぜいだ。そのときに何を手元に残しておきたいか?「終わり良ければ、すべて良し」ではないが、社労士として自分のやりたいことをやって、世間にちょっとは貢献して、最後はそれなりのモノを手元に残す。「これでいいじゃないか」と割り切るようになったら、最近はさらに生きるのが楽になった(笑)。まぁ、あまり良くないのかもしれないが・・・(汗)ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.03.23
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今日は、久しぶりの更新になる。最近、ブログの更新頻度も低かったので、書きたいことがたまってしまった(笑)。ということで、まとめて近況報告をしよう。1.債権回収完了 懸案だった債権回収が完了した。昨日通帳記入し、ほぼ全額回収できたことを確認した。まずは、このブログを通じ多くの方に、励ましのアドバイスをいただいたことを心より感謝したい。気持ちとしては、皆さんの元に訪問し、個別にお礼を言いたいくらいだが、まずは略儀にてブログで感謝の意を表したい。本当にありがとうございました(礼)。2.企画塾終了 昨年の11月から受講してきた企画塾の講義が終了した。今回、私が作成した適年コンサルの増販・増客に関する企画はなんとか最終選考に残った。と言っても、「最優秀企画賞」はもう決まっているようだが・・・(笑)。ただし、最終選考会に残ったメンバーは、200名の方(主に経営者?)の前でプレゼンできる権利をゲットできる。企画塾のあるアドバイザーがおっしゃっていたが、このプレゼンは「最大の営業の場」となる。気合いを入れて頑張りたい。今から楽しみだ。3.社労士ソフトを導入 先月からC社の社労士ソフトを導入した。まだまだ、手続きをやっている顧問先は少ないが、早めに導入しておかないと、インプットが面倒になる。だから、導入を決意した。少しずつ入力していっているが、慣れれば、得喪の手続きなど一瞬でできるし、労働者名簿などを調製していない企業では、そういったものも提供できるし、確実にサービス提供&業務効率化につながる。しかも、現在、キャンペーンをやっているので、安く購入できた。興味のある方は、C社のHPを・・・。4.似顔絵名刺完成 似顔絵名刺を作ってみた。こんな(↓)感じである(笑)。 5.事務所用封筒を作成 ネットで作れば安いし、前から作ろうと思っていたが、やっと完成した(笑)。今までは、インクジェットとカラーレーザーで自分で作っていたが、それも面倒になったので・・・。長3封筒と角2封筒を作ったが、やっぱり事務所専用の封筒はいいものだ(笑)。写真は、長3の封筒である。 まぁ、近況はこんな感じである。残念ながら、3月は営業面での大きな動きはないが、あと10日以上あるので、最後まであきらめずに頑張りたい。 とにかく、自分のやりたいことをチマチマとやりながら、その中で私のやり方に賛同してくれる人と一人でも多く出会えれば、最高である。最近は、富山にも有能な社労士が増えてきているが、私はあくまでもマイペースで、自分のやりたいことをやっていきたい。「富山にも、地味だけど、小粒でピリリと辛い社労士がいる」という程度の社労士で十分だ。そういう存在感を醸し出せる日まで、謙虚さを忘れずに頑張っていきたい。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.03.17
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今週は怒涛の1週間だった。まず、日曜日に母方のオジさんが急逝。何の兆候もなく、急死だったので、親戚中が大騒ぎになった。 近しい親戚が亡くなると、いつもウチの親父が葬儀委員長的な立場になる。そして、私は葬儀委員長補佐を仰せつかる。今回もご多分にもれず、火曜日の通夜、水曜日の葬儀では、お手伝いをさせてもらった。まぁ、私の力など微力だったが、無事オジさんを送ってあげることができた。 今日からは落ち着いて、通常業務を再開。顧問先からいくつか相談されている事項に回答していたら、もう昼を過ぎてしまった(泣)。 さて、そういう慌ただしい中ではあったが、例の債権回収案件に進展があった。火曜日の朝に、内容証明を送り付けていた相手方から電話があったのだ。 電話口の相手は開口一番、「内容証明拝見しました。今回の報酬は支払わせていただきます」と言う。私としては、長引くと思っていたので、かなり拍子抜けした。ただ、債権回収できれば、それでいいので、とりあえずは、「分かった」と返事したところ、次に相手が言い出したことに呆れ果ててしまった。 相手いわく。「ところで、手数料はそちら持ちでお願いしたいのですが・・・」 「オイオイ、この期に及んでそんなこと言うなよ。」と突っ込みたい気持ちを抑えながら、さらに話を聞いていると、またまた、阿呆なことを言い出した。 「それと支払額を20万円にしてください」 「ハァ、そんなことはできるわけないでしょう!!自分の立場が分かっているんですか?」と私。すると、相手はお得意の「分かりました。それでは法外な値段を請求されていると県に苦情を言います」という切り返し。 ハッキリ言って、私は最早そういう脅しにはもう乗るつもりはない。「すいませんが、県に苦情を言っても何にもなりませんよ。苦情を言うんだったら、富山県社会保険労務士会か、厚生労働省に言ってください。電話番号は・・・」 まぁ、こんな調子で相手をたしなめていると、急に相手方の態度が変わって、「何とか、手数料をオタクで負担してもらって、少しでも勉強できないでしょうか?」と言ってくる。 途中で、こんな馬鹿とこれ以上争うのも、本当に時間の無駄のような気がしてきた(苦笑)。 まぁ、大人のケンカだから、それなりの流儀、引き際もあるだろうと思い、「こちらとしては、オタクを相手に法的手段を選択した場合にかかる費用○円ぐらいは譲歩できますが、それ以上は無理です」と伝えた。 「分かりました。では、それでお願いします」 ということで、相手が折れて、支払に合意したので、「内容証明に記載された期日まで振込みがない場合は法的手段に出る」旨だけを伝え、電話を切った。 支払いはまだなので、安心はできないが、電話で合意した通りの金額を回収できれば、法的手段を経て回収するよりは身入りが多く、時間も節約できるので、結果オーライとしなければいけないだろう。 ということで、3月に入った途端、公私ともに慌ただしい毎日が続いている。しかし、いずれの問題も、何とか解決の方向性が見えてきたので、少しは落ち着けるだろうと思っている。いずれにしても、今が踏ん張りどころだから、頑張っていきたいと思う。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.03.12
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 気がつくと、3月になって最初の週末を迎えていた。3月第1週は払い渋りの客に苦しめられたせいで、ちっとも業務が進んでいない。土曜日と日曜日で進めたいところだが、こういうときに限って、大きな案件&締切が重なっている(泣)。 本業以外の仕事に関しては、セーブできるものはしていかなければいけない。来年以降は引き受けない仕事(社労士の本業ではない)はもう決めてある。 さて、例の債権回収案件だが、金曜日に簡裁に行ってきた。相談に応じてくれた書記官は親切な感じではあったが、中途半端な知識しかない私には、イマイチ理解できない部分もあった。1.23万円くらいでは仮差押はできない 私は、仮差押の申立てさえちゃんとできれば、金額の大小にかかわらず、裁判所も受け入れてくれると思っていた。しかし、件の書記官によると、23万円くらいでは、保全命令は出ないだろうとのことだった。これは解せない。話をよく聞くと、「富山県では前例がない」みたいなことも言っていたので、単に面倒なだけだろうか?もう少し、文献も調べてみよう・・・。2.調停ではダメか? 書記官の気持ちは分からないでもないが、「ダメです」とはっきり答えた。3.裁判の争点は債権回収ではないんじゃないか? 相手方が「最初に『みのっち4864』が助成金額を300万円だと言ったから、契約書の価格を飲んだ」と主張しているのであれば、そこが争点になるのではないか?債権回収なら、少額訴訟でもいいが、契約書の中身の争いになると、少額訴訟になじまない。よって、場合によっては、裁判官が職権で普通の訴訟に切り替える可能性もある。 3のアドバイスは契約書の中身も見ずに答えていたので、どこまであてになるか、サッパリ分からない。ただ、こんなもので争われたら、たまったものではない。そもそも、私自身が、言っていないことで、難癖をつけられても困る。まぁ、乗りかかった船だから、私も行くところまで行くつもりだが、普通の訴訟となれば、赤字は必至だな。しかし、最早やるしかない。 とりあえず、金曜日に内容証明は出してみた。どういう反応があるか分からないが、流れを見ながら、今後の対応を決めていきたい。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.03.07
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。昨日は、多くの方からコメントを頂き、心より感謝しております。本当にありがとうございました。 で・・・まずは、簡易裁判所に電話してみた。担当の書記官はとても親切な感じの人で、いろいろ説明してくれた。これだったら、一人でもできそうだ。 今日は午後から、事務所にこもって、事実関係を整理していた。といっても、複雑な案件ではなく、証拠となるような書類をせっせとコピーして、あとはこれまでの経緯をレポート風にまとめただけだ。それと、一応「内容証明用の文面」も作ってみた。内容証明だけで解決する可能性は低そうだが、試しに出してみるという選択肢も残しておこうと思う。 ただ、これだけされたのだから、相手に対し、多少なりともダメージを与えたいという気持ちもある。となると・・・。もう少し、戦術を練る必要がありそうだ。私と開業歴が同じくらいの皆さんも、ぜひ私を反面教師(?)として、いざというときの備えをしておいてもらいたい。債権回収は戦略・戦術さえ立てることができれば、あまり難しいことではないと思う。私のように「有事になってバタつく」のではなく、今のうちから是非シミュレーションしておくといいと思う。 今回の件で、多少はへこんでいるが、実はちょっと期待もしている。どんなことを期待しているかというと、「イヤなことがあった後のビックウェーブ」だ。実は、この「払い渋り客」が最初に難癖をつけてきた後、立て続けに4件の顧問契約が獲れた。今回もそれと同じことが起きないか、心の奥底で期待しているのである(笑)。 まぁ、そんなに都合のいい話はないだろうが、艱難辛苦を乗り越える私に天はきっとご褒美を下さるに違いないと思っているのだ(笑)。ビックウェーブとは言わないまでも、小波、中波くらいは来ないかなぁと思っている(笑)。 仕事&営業をしていなかったら、こんなワケの分からない客にはぶち当らない。仕事&営業をしているからこそ、変な客にもぶち当たるのだ。社労士なんて、そんなもんだよ。さぼったり、良い客ばかり追い求めたりすると、結局ジリ貧になるんじゃないかな。だから、これからも淡々と頑張っていく。そうすれば、きっと気がつくと周りに上客が集まっていると思う。清濁合わせ飲むことも、時には必要だ。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.03.05
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。例の契約トラブルに関し、皆様から多くのコメントをいただき、心より感謝しております。 さて、今日は2回目のブログ更新になる。 例のトラブル案件については、冷静でいたつもりだが、結局、1日怒りが収まらなかった。やはり、まだまだ修業が足りないのだろうか。未だに、静かに怒っているという感じだ。 午前中のブログを書いた後、もう一度、残額支払い催促の電話をしてみた。当の経営者は不在とのことだったが、電話に出た担当者の様子がどうもおかしい。私の名前を何度も聞き返してきたり、「どういったご用件ですか?」と2~3回聞かれたり、「もっとゆっくりしゃべろ」と言われたり・・・。取り方によっては、かなり高圧的な態度であった。 雰囲気的に、電話では埒が明かない感じだったので、FAXでいくつかの連絡事項(先方から今回申請した助成金の正式名称を聞かれていた)を伝えると同時に、「残額をお支払いくださいませんでしょうか」と書いておいたところ、速効で次のような返答FAXが帰ってきたので驚いた。 これ以上の支払いは考えていません。あなたが、助成金額を間違って説明したからです 手書きで書かれてあったが、これは明らかに、支払放棄の連絡である。何故にここまで執拗にこんなことを言ってくるのか分からないが、いずれにせよ踏み倒そうとしていることは明らかだ。 こういうことを言われた以上、相手に支払の意思はないと判断して、直ちに法的手段に出るしかなかろう。内容証明も送ったところで、無視又は受取拒否されるのが、目に見えている。あとは、弁護士や司法書士を間に入れるかどうかだが、それについてはまだ迷っている。 今回は33万円のうち、99,475円は入金済み。残額は、230,525円となる。仮差押するとなると、供託金は4~5万円は取られるだろう。仮に専門家に手続きを頼むと、供託金に加え、報酬も発生する。下手すると、取り戻したお金はほとんど飛んでいくだろうが、こうなったらお金のことなどもうどうでもいい。キッチリ、カタをつけたい。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.03.04
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 先日ブログに書いた契約トラブルの件で、新しい動きがあった。 私はA社より就業規則の改定、退職金規程の改定、育児・介護休業規程の作成、助成金2件(トータル130万円)の申請代行、その他付随する労使協定の作成などを33万円の報酬で請け負った。 昨年末に、一通りの業務が終了したので、請求書を発行したところ、先方が「高いから、値引きしろ」と言い出した。その辺りの経緯は、ブログに書いていたと思う。その後、請求書を再発行したり、何度か電話でのやり取りを行ったりして、期限までに全額を支払ってもらえるようお願いしていた。 契約書上の報酬の支払い期限は、2月20日頃(助成金入金後10日以内)だったが、今週月曜日(2/23)に支払いの有無を確認したところ未入金であった。そこで、再度請求書を発行したところ、昨日振込があった。ところが、金額を確認すると、33万円の請求金額を先方で勝手に10万円に割り引いて入金している。しかも、契約書では振込み手数料は、先方持ちになっているのに、丁寧に手数料まで引いてある。 いやはや、予想通りとは言え、あまりにも身勝手な行動に辟易している(泣)。支払い期限経過後、もう一度請求書を再発行して、それでも支払いがない場合は、一週間くらい電話で毎日催促するというジェントルな対応をしようと思っていたが、相手がここまで強硬なことをやるのなら、もはや「内容証明→少額訴訟」という道を選択せざるを得ないのかもしれない。 今朝、先方から事務所に送られてきたFAXを見て、怒りを通り越し、あきれ果てている。以下は、内容を一部変えてあるが、向こうの言い分である。 <報酬支払の件> 本日、報酬として10万円振り込みました。おたく以外の社労士事務所にも問い合わせてみましたが、世間相場は1件5,000円~6,000円未満、出張費は実費とのこと。 不服でしたら、一般社会通念上適正かどうか、他の社労士にアンケート調査を行います。 <ここまで> この文面を見た瞬間、「あぁ、解決策は最早争うことしかないのかな」と思った。多分、私をなめているんだろうなぁ。社労士会で問題にするとでも言ったら、引き下がると思って・・・。はぁ、なんだか情けない。 ただ、冷静に事実を捉えているつもりでも、心の奥底ではマグマが煮えたぐっている。ブログに書くことで少しは昇華されるが、やっぱり・・・。 このような結果を招いたのは、もちろん私自身に「スキ」があったからだろう。だからこそ、キッチリ後始末しなければいけないと思う。それにしても、忙しいのに、困ったことだが、やるしかなかろう(苦笑)。本当は、損害金をもらいたいくらいだが、少額訴訟では、無理だろうなぁ・・・。 本当は争いごとは好きではないが、仕方ない。まぁ、こういう星の下に生まれているのかもしれないな(苦笑)。とにかく、キッチリやらせてもらう。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.03.04
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 昨日は某事業主団体の主催する相談会に相談員として参加した。まぁ、私なんぞ、末席のヘルプに過ぎないので、相談に来た事業主さんにとっては、不満が残るだろう(笑)。 しかし、女性(社長の奥さん?)の相談者の方が帰り際に、「いやぁ、楽しい1時間だった。怖い先生じゃなくて良かった。ありがとうございました」と言ってくださったのが、とてもうれしかった。 私は医者嫌いなので、病院に行く時はかなり緊張する。また、何か重大な病気ではないだろうかと不安な気持ちになりながら、病院に行くこともある。 社労士への初回相談もこれに似ているのではないかと思う。相談者は我々が思っている以上に不安な気持ちでいっぱいなのだ。何度か失敗しながら、私は、初回相談を行う際は、このような不安を取り除くことに重点を置くべきだと考えるようになった。 初めて相談に来た人に対して、短い時間ですべての解決策を伝授することなど不可能だ。また、仮に伝授できたとしても、結局「食い逃げ」されて終わりだ。そして、何よりも短時間ですべてを伝えようとすることで、「難しい専門用語」を連発するのは、最悪のパターンだ。これでは、緊張している相談者に余計な警戒感を与えて終わりである。 それよりも「あの人は話しやすい人だった」、「あの人なら何かを解決してくれそうだ」という印象を与えるのが、初回相談の目的ではないだろうか?もし、これに成功したら、2回目以降の相談や顧問契約の可能性が高くなると信じている。 常日頃、こんなことを考えながら、「初回相談」することを心がけているので、冒頭の相談者の言葉は本当にうれしかったのである。 さて、話は変わるが、本日、富山商工会議所青年部の入会申し込みをしてきた。まぁ、後学のため、こういった会に入っておくことも必要かなと思っていたが、開業2年間は何もせずに放置してきた。 YEG会員になっている高校の同級生から、今年に入って再度お誘いを受けたので、観念して(?)加入することにした。まぁ、あくまでイチ会員としてずっと活動していくことになると思うが・・・。 そもそも、私には素養がないので、中心的な役割を担ったり、重要な役割を仰せつかったりすることはないだろう(笑)。マイペース&自然体で身の丈に合った活動をしていきたい。 YEGは、商売にもつながるという人もいるが、私の場合、ほとんど期待していない。というのも、YEGには、私以外に2名の社労士の会員がいるらしく、無理はしたくないからだ。ビジネス面では先発隊のその方たちの方が有利だろうから、私は身を引こう(笑)。 じゃあ、なんでYEGに入ったのかといわれると、私もまだよく分かっていない(笑)。強いて言えば、仲間作りだろうか?いや、一番の加入動機は、好奇心かもしれない。やはり、知らない世界なので、一度は見ておきたいという気持ちが強い。まぁ、いつまで続くか分からないが・・・。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.02.25
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今日は、夕方から大切な営業訪問があった。うれしいことに、2件の顧問契約を新規に頂くことができた。お客様のご期待に添えるよう頑張りたいと思う。 そのお客様からは、早速、就業規則と派遣労働者雇用安定化特別奨励金の相談を受けた。まぁ、後者は特開金の派遣労働者バージョンという感じだが、たまたま今回要件に該当しそうな人がいるので、申請することとなった。 最近、積極的にお勧めしているわけでもないのに、助成金をお願いされることが増えてきた。まぁ、顧問先なら断りきれないので、お手伝いするが、スポットは最早受けるのが無理な状態になってきた。助成金という看板はしばらくは上げない方がよさそうだ。もちろん、顧問先になってもらえるところなら大歓迎だが・・・。 さて、今月になって、4件も顧問契約が受注できているのは異常だ。このペースで行くと、年末にはウハウハ状態だな。あっと、獲らぬ狸の皮算用はよした方がいい(笑)。こういうときこそ、謙虚に。そして、営業の手を緩めてはいけない。 そこで、営業強化ツールとして、以前より見直しをしていた自作の事務所ニュース「わくわくワーク通信」のリニューアル版が完成した。 今回の見直しの最大のポイントは、4コマ漫画を使った「マンガで分かる労務管理3分セミナー」のコーナーだ。まぁ、あくまでも相手に興味を持ってもらうために漫画を採用した。 以前、代書屋sr▼・ェ・▼さんから、「マンガは結構使えるアイテムだぞ」というアドバイスを頂いたが、私も試してみようということで、今回事務所ニュースに4コマ漫画を織り込むことにしてみた(代書屋sr▼・ェ・▼さんパクリですいません)。 内容については、どこまで読んでもらえるか自信はないが、少なくとも漫画を掲載することで、少しは労務管理の話題に興味を持ってもらえるかなぁと思っている。何か反応があれば、追々このブログでも紹介していきたい。 とにかく、一件でも多くの顧問先と契約を締結していくのが、今の目標だ。とはいえ、漫画を使ってみたり、似顔絵を作ったり、マイペースな営業手法に変わりはないが・・・(爆)。折角、開業したのだから、楽しみながら顧客開拓しないと、面白くない。こういうツールは暇を見つけて、チマチマ作るものだが、たまっていくと、本当に事務所の財産になると思っている。まずは、自分のスタイルを作っていきたい。頑張ろう!!
2009.02.23
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こんばんは富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 先週は少しは暇になるかと思ったら、予想に反し、忙しい一週間になってしまった。先週こなした業務はざっとこんな感じ。○中安金の相談×4件○是正報告書(案)の作成○残業代込賃金制度の設計○適年コンサル○中小企業基盤人材助成金の相談○就業規則の作成や納品など×2件○社保×3名、雇用保険×7名の取得届作成段取り○トライアル雇用の助成金相談○特開金(65歳以上)の相談○退職金計算書の作成○教育訓練給付金の講座指定の手続きに関する相談○介護未経験者確保等助成金の相談×2件○休業協定書の作成 はぁ、よくぞこんなにこなせたと思う。でも、誤解のないように言っておくと、忙しいだけで、全然儲かっていない。顧問先からの相談がほとんどだからだ。まぁ、助成金を申請することになると、多少は入ってくるものもあるのだろうが、半分以上は顧問料の範囲内の「相談」だから、あまり儲からないのだ(汗)。 中安金の相談については、4件中3件が顧問先だが、1件はこれまでのスポット客なので、これを機に顧問契約したいと思っている。 それにしても、中安金は教育訓練の+6,000円を受給したいという相談が増えてきているように思う。ウチも2件そういう相談があったが、どうも休業ほど簡単に受給できるものではないので、よく調べる必要がありそうだ。 それから、先週相談があった業務で困っているのが、「教育訓練給付金の講座指定の手続きに関する相談」に対する対応だ。手続きをやって欲しいと言われたが、価格設定に迷っているのである。まぁ、経験だから、安い値段で引き受けてもいいのかもしれないが・・・。今しばらく調べて、いくらで受けるか決めたいと思う。 以上が私の一週間だが、今週も忙しくなりそうだ。まぁ、忙しいというだけで満足してはダメだと思うが、いずれにせよ、これからが正念場だ。頑張らねば。 最後に、情報提供(?)をしておこう。先週こなした業務の箇条書きの一番最後に「介護未経験者確保等助成金」というのがある。中安金の影に隠れて、あまり目立たないが、この助成金は少しは使えそうな気がしている。 かく言う私も、お客さんから頼まれて、「あぁ、そういえば、そういうのもあったなぁ」と思いだしたクチであるが、よく見るとお手軽な助成金だと思った。 要件は、介護関係業務の未経験者を雇用保険の被保険者(短時間は除く)として中途採用し、介護関連業務従事者として6ヵ月間定着させたところで、25万円が支給される。また、さらに6ヵ月間定着させたら、25万円が加算され、合計50万円が支給される。1事業主3名までが支給上限なので、最大150万円が支給されるというわけだ。 まぁ、介護系の新規顧客に対する手土産程度にはなるだろう。介護業界は、不景気の影響は比較的小さいし、人材不足なので、失業者の受け皿ともなり得るだろうから、折角の助成金は使わなきゃ損だろう。ただし、厳しい現場なので、介護業界初体験者が1年も定着するかどうかは甚だ疑問だが・・・。いずれにせよ、来週以降も頑張っていきたいと思う。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.02.22
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今日は朝から非常に寒い一日だった。やや風邪気味ということもあり、頭がボ~っとしている。仕事も溜まっているが、今日は少し早めに寝て、今週後半に備えたい。 さて、2009年上期の営業としては、やはり適年コンサルの受注件数を伸ばしたいという思いがある。しかし、今の状況を見ていると、適年どころではない企業も多く、良くて今年の6月までの間に2件くらい受注できればいいところだと思っている。 だからと言って、何もやらなくていいわけではない。こういう時期に次のステップに向けた営業の段取りが必要なんだと思う。 現在準備中の営業ツールとしては、「似顔絵名刺」、「事務所ニュースの大幅見直し」、「適年に関する小冊子」などである。ネットでいろいろ調べていると、似顔絵とか、マンガとか、お手頃価格で書いてくれる人が結構いて、目移りする。試しに、何社かに自分の似顔絵やイラスト作成を依頼してみた。 その中の一つが今日納品されたので、お披露目しよう(笑)。まぁ、似顔絵なんて「今さら」かもしれないが、出来上がってみると、うれしいものだ。 若干(?)、私本人と比べるとスリムな感じはするが、まぁ、雰囲気はこんな感じだと思う。とりあえずは、この似顔絵を使って名刺も発注してみたが、どうなるだろうか?名刺もいろんなパターンのものを作成して、どの名刺が反応がいいか試してみたい。 それと、手作りの事務所ニュースに関しては情報量を少なくする代わりに、顧問先には、業者が作ったニュースを配布している。手作りのものは、これまで通り、顧問先と見込み客に配信するつもりだが、そろそろ配信先を再構築しなければいけないだろう。1年以上ニュースを配っていても反応のないところなどは、整理していく必要もあると思う。ちなみに、新しい事務所ニュースのコンテンツはこんな感じである。・プレゼントコーナー・退職金&企業年金"超"基礎講座・今月のニュースピックアップ・マンガで分かる 労務管理"3分"セミナー 前の事務所ニュースよりも、ほんの少し製作費をかけているが、情報の分量は少なくなった。まぁ、名刺代わりという感じで配れる事務所ニュースを作ったつもりだが、こちらもどういう反応があるか、心配なところである。 これ以外にも、今年上期は社労士ソフトの購入、車検など散財するイベントが目白押しである(泣)。余裕があれば、HPなども見直したいのだが、そこまでの時間はあるだろうか? いずれにせよ、頑張って仕事を受注しなきゃ、やりたいことはできない。日々精進して早いところ一人前の社労士になろう!!ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.02.17
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 一週間ぶりの更新。今日の富山は急激に冷え込んで、雪の舞う寒い1日だった。 昨夜は、地元でのマーケティングセミナー受講→懇親会の流れで、少々お酒が入ったので、実家に泊まった。私は、個性の強い経営者の集まりで人を笑わせたり、話の流れをリードしたりできるタイプではないが、皆さんの話を聞いているだけで、面白く、爆笑できた(笑)。 愉快な夜は明け、今日は朝から溜まった書類をひたすら処理。7割くらいは完了したが、まだ就業規則などを3件ほど作成しなければいけない。 午後からは、中安金と中小企業基盤人材確保助成金についていろいろ調べごと。中安金については、今のところ申請代行依頼は1件もない。顧問先から書類の作成指導を3件ほど頼まれているが、こちらは手数料をとらず、独力でやってもらって、先方に窮状をしのいでもらうのが、基本だと思う。特に、富山は製造業を営む会社が多い土地なので、製薬など特定の業種を除いて、製造業者は軒並みこの助成金を活用している。関与するとすれば、今後も側面からサポートさせていただくのが、ベストだと思っている。 一方、中小企業基盤人材確保助成金は、話の流れで受注することになった。まだ正式決定ではないが、2社分の顧問契約の締結と同時進行の話なので、気合を入れたい。 夕方からは、会員制の資産運用勉強会に参加。オフショア投資の専門家の方が、2時間みっちり、為替相場についてお話された。私は資産運用に疎いので、少しは勉強しなきゃと思い会員制の勉強会に参加することにした。といっても、回りの人はハイレベルな人ばかりで、相当「投資慣れ」しているみたい。追いつくのが大変だ・・・。 いずれにせよ、社労士として仕事をしていく以上、老後をどう過ごすかは最大の課題だ。できれば、資産運用せずに老後を過ごせる世の中が最高だが、現実にはそれは難しいだろう。会社員でない社労士が高齢になっても生きていくためには、残念ながら、自分でなんとかするしかないのである。 ということで、今後20~30年スパンで自分のための退職金づくりをするためにも、今、頑張って営業しておかなければ、それこそ野垂れ死にする老後が待っているかもしれない・・・。頑張って、営業しよう。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.02.16
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 さて、2月は営業が少し好調だ。この数年の経験で感じることだが、社労士事務所の経営はイヤなことがあれば、その後に必ず良いことがある。先日からブログにも書いている「報酬を払うのをゴネる社長」が災厄だとすれば、その後に必ず幸運が待っているものだ。 いや、そのような希望を持たないと、社労士なんて続けられないのだろう(笑)。いずれにしても、今月に入って顧問契約を2件受注。いずれも高い報酬をいただくような契約ではないが、いつものパターンで報酬を確実にいただける道を選択。2件ともきっかけは就業規則などのスポット業務である。 スポット契約締結と同時に顧問契約を締結してもらえないようなお客様について、最近は、相手の了解も得て、次のような文言を入れるようにしている。 本契約終了後●日以内に顧問契約の締結なき場合は、甲は乙に対し、上記価格のほかに●%の加算金を支払わなければならない。 本当のことを言えば、直ちに顧問契約につながらないスポット業務はお断りしたいところだが、相手に少しでも顧問契約の意思がありそうなら、一応お受けすることにしている。ただし、見知らぬ人を相手に商売するわけだから、上記のような「保険条項」は絶対に入れるようにしたい。 今年は何とか新規の顧問は6件という目標を立てているが、この調子で頑張りたい。 さて、今日は気分を変えて料理の話を・・・。私は、毎年2月の嫁さんの誕生日に料理を作ることにしている。普段からマメに料理を作るタイプではないが、少しは腕に自信がある(笑)。 今回作ったのは、手作りハンバーガー、BLTサンド、野菜たっぷりポテトサラダ、フルーツポンチの4品。あとは、近所の評判のケーキ屋さん「ラピニオン」でケーキを買って来てお祝いをした。 上段、左の写真で、娘の手がハンバーガーを狙っているのが分かる(笑)。初めて作ってみたが、結構うまく行った。作り方はイケメン料理研究家コウケンテツのレシピから拝借。 ポテトサラダは、クックパッドからレシピを拝借した。残念ながら、BLTサンド、フルーツポンチ、ケーキの写真はないが、食べ終わったら、お腹いっぱいだったことは言うまでもない。 ということで、たくさん食べて、たくさん仕事を取りに行きたいと思う。頑張ろう!!ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.02.10
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今日の午前中は顧問先で管理者向けに就業規則の説明会を実施した。説明自体は40分~50分ほどで終わったが、質問がいろいろ出て、とても有意義な説明会だったと思う。まずは、管理職が就業規則を理解することが、適正な運用への第一歩だと思う。 説明会終了後、担当役員の方と昼食をご一緒したのだが、このときに「セブンイレブンの富山進出」の話が出た。実は、北陸にはこれまでセブンイレブンがなかった。それが、今年に入って、富山県内に3店舗進出してきたというわけだ。 新規出店した3店舗のうちの1つが、先述の役員さんの自宅近くにあり、オープン当初は人であふれていたそうだ。ただ、そろそろ、ほとぼりも冷めているだろうということだったので、富山市内中心部から比較的近い二口店に行ってみた。 学生時代に一番よく行ったコンビニは、実は「ミニストップ」なんだが、セブンにも弁当やサンドウィッチを買いに行ったものだ。 私が好きなのは、チキンカツサンドだったのだが、パッケージこそ変わっていたものの今でも、定番サンドとして顕在だった(笑)。とりあえず、昼食を済ませていたので、お茶だけ買って、今日は退散したが、次回はチキンカツサンドをゲットしたいと思う。そういえば、私の友人なんぞは、カルビ弁当を5~6個まとめ買いしたと言っていた。確かに、セブンの弁当は見た目、ボリューム、味ともに一番かもしれない。 さて、先日のブログに書いた報酬の支払いでもめている会社の件について。代書屋sr▼・ェ・▼さん、syoshi-masatokuさん、ははさん、SOLICITORさん(コメントをいただいた順)から、豊富なご経験を踏まえた非常に参考になるアドバイスを頂いた。心から感謝すると同時に、何としてでも回収するという気持ちが固まったような気がする(皆様本当にありがとうございました!!)。 報酬の支払い期限までは、実はあと2週間ほどある。実際に行動に出るのは、この期限を過ぎても支払いのない場合だと思っている。ただ、すでにあれこれ難癖をつけられているので、請求書と「契約書を精査したところ、電話でおっしゃるような事実は一切ございませんので、どうか期日までに報酬をお振込みいただくようお願いします」という文書を送付しておいた。 今回、申請した助成金は○○企業○○○支○助成金と○年○○○等奨励金だ。助成金申請のついでに就業規則、退職金規程、育児介護休業規程の変更も依頼したいとのことだったので、それらも同時に実施して、報酬額は28万円以上35万円以下のどこかに入る金額で設定した。 スポットの一見客にしては、上記の価格は決して高くないと思う。これを法外と言うのだったら、最初から仕事なんて受けるつもりはなかった。 勘の良い方なら分かると思うが、上記の助成金申請の手数料を15%に設定しただけで、最低195,000円になる。残りの金額10~15万円で就業規則を作っていることになるのだから、スポット客にしては高いとは到底思えない。 契約書に記載した価格内訳はここまで明確なものになっておらず、一式○○万円という感じにはなっているが、世間相場から見ても、決して「法外な値段」ではないと思っている。 先日の電話では、件の会社の経営者は、「労働局に訴える」と言っていた。まぁ、労働局は社労士会に振ると思うので、近々社労士会から呼び出しがかかることは覚悟している。 私としては、間違ったことをやったとは微塵も思っていない。それよりも、上記のような価格設定に対し、社労士会がどういう判断を下すのか、結果を期待している。 それからもう一つ。まぁ、こういうことはないとは思うが、件の経営者が私に対し、懲戒請求をした場合の対処法だ。万が一、ここまでのことをしてきた場合は、弁護士とも相談するつもりだが、お灸をすえなければいけないだろう。 いずれにせよ、ここで泣き寝入りしてしまったら、社労士という資格の地位がガタ落ちだし、何よりも男がすたるので、徹底抗戦していこうと思う。 それにしても、今回の件でよく分かったが、助成金(に限らず)スポット業務を無理して受けたら、絶対にダメだということだ。これを機に営業スタイルを見直さなければいけないだろう。ここが踏ん張りどころだから、頑張ろう・・・。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.02.03
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今日は、嫁さんが美容室に行きたいというので、夕方まで子守をしていた。仕事も忙しいが、少しくらいは娘と接する時間も持ちたいと思っている。生来のものぐさなので、手間をかけた遊びはできないが、ちょっとはオヤジが遊んでくれたという記憶を残しておかなければ、将来相手にされないような気がするので・・・(笑)。 さて、このブログも今日で開設から1,300日目を迎える。今年の夏で開設4年ということになる。最初は、開業へのモチベーションになればと思い書き始めたブログだが、ものぐさな私がよくここまで続けてこれたなぁと感慨にふけっている(笑)。 皆様のおかげで、なんとか10万アクセスを超えることができたし、今後ものんびりと続けていきたいと思っている。 先述したように、ブログを開設した当初は、開業へのモチベーションを高めるためにブログを書いていた。しかし、開業してからは、新人社労士がもがきながら、消費税を納めるまでの姿を赤裸々に描くドキュメンタリータッチの日記にしたいと思いながら書いている。 今、読み返してみると少しはそんな感じの内容になっているかなと思う(笑)。もっとも、もっと筆力があれば、読者の皆様の共感は得られるのだろうが・・・(汗)。 同業者のブログを読んでいると、いろんなのがある。人事に関するニュースに対し、雑感を述べるもの。日々の業務について書くもの。営業について書くもの等。 私の場合は、守秘義務があるから、業務の細かいことまではさすがに書けないが、それ以外の部分については、できるだけ等身大の社労士像が分かるような内容にしたいと思っている。 たとえば、昨日書いたような報酬を値切られたり、踏み倒されたりしそうになった話。ときどき、あのようなネタをブログに掲載している方がいるが、本当に参考になる。だから、私も実際にそういう場面に遭遇したら、必ず取り上げようと思っていた。この先の事の顛末もできる限り、掲載するつもりだ。 最近のネタでは、業務ソフトや事務所ニュースの話など、細かいことだが、私のように開業して一人でコツコツやっている人間がいつかは必ずぶち当たるようなネタを取り上げているつもりだ。 一般の人(例えば、社労士以外の友人)が読んでも、サッパリという内容になっているのは恐縮だが、やはり仲間の方が読んで少しでも参考になる内容にしたい。 これからも、できる限りオープンな日記にしていこうと思っているので、今後とも是非当方のブログをよろしくお願いいたします(礼)。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.02.01
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今日は、資格学校での講師の仕事。講師就任以来初めて教える「健康保険法」。時間配分がイマイチうまくいかなかった。反省だ。 あとはプチ開業相談。以前、セミナーで知り合った異業種の方から、「昨年、社労士試験に受かった友人が私のことを知っていて会いたいと言っている」という連絡をいただき、短い時間だがお会いすることになった。 実際にお会いすると、相当優秀な方で、私とは比べものにならないくらい豊富な社会人経験をお持ちだったので、「是非開業するように!!」と応援しておいた。いろんな強みもお持ちなので、何を武器にするかよ~く考えておくとよいと思った(笑)。 さて、ここから先は久々に客に対して怒りを感じた話なので、内容がちょっと過激になる。 ある助成金と就業規則をスポットでやった会社から、午前中電話があった。報酬は助成金額の15%と就業規則の作成費用を合わせて○○万円という契約を締結しており、仕事もすでに終わっている。 年末に請求書を発行し、あとは助成金の入金とともに残りの報酬の支払いを楽しみにしていたら、経営者の口から驚くべき一言が・・・。「助成金額が○○○万円(受給額の3倍!)だと思っていたのに、○○○万円しか受給できないのはなぜだ!!」 この言葉を聞いて、私は耳を疑った。そんな私にこの人は続けてこう言い放つ。「これだけしか受給できないんだったら、報酬額を3分の1にしてもらわなきゃな」 「何言ってんだこの人は?」と思ったが、とりあえず怒りを押し殺して、なぜそんな話になるのか尋ねてみた。すると、「私(みのっち)が○○○万円受給できると言った」というではないか!! これは、言いがかり以外の何ものでもない。さすがに、こんな出鱈目な言動には、怒りと情けなさを感じ、食い下がった。 だが、いろいろ尋ねる私に相手が言った一言に怒りのボルテージがトップギアに入り思わず切れそうになった。「値下げしないのなら、労働局(たぶん社労士会と言いたかったのだと思う)に言って、法外な値段を請求されていることをを問題にします」 相手の言っていることは支離滅裂で、ちょっと意味が分からなかった。そんな相手に本気で切れてわめき散らしたら、私の負けだと思ったので、努めて冷静にこちらの気持ちを伝え、とりあえず電話を切った。 値下げしろという客に「じゃあいくらだったら納得できるのですか?」と聞いたら、絶対にはっきりとした値段は言わない。今回も、そんな感じだったので、たぶんカマをかけて少しでも値下げさせようとしているのだと思う。 契約書で一旦合意している金額であるにもかからず、覆そうとしてくる客はたまにいる。まぁ、社労士業もビジネスだから、こういうリスクは常につきまとうのは分かっているつもりだ。しかし、今回のはひど過ぎる。 まず、助成金額を先方が勘違いしていたとしても、契約書には「○○助成金の支給申請代行」とはっきりと書いてあるのだから、確認できたはずだ。そのための契約書だ。自分の勘違いを棚に上げて、こっちの責任にするのは、虫がよすぎやしないか? あと、「値下げしなければ、社労士会に言って問題にする」というのは脅しじゃないのか?別に覚悟はできているからいいが、これも性質が悪いよ。 もっとも、契約当初からこうなりそうな予感はあった。最初から、値段のことに必要以上に注文つけてきたので・・・。今から思うと、契約なんてすべきじゃなかったし、今回のことも確信犯だったのではないかと疑いたくなる。 ただ、「後悔先に立たず」だ。こうなってしまった以上は、私も引き下がるわけにはいかない。これまで宅地建物取引主任として、何度も不動産取引の手数料を踏み倒されそうになった経験を持つ親父に即電話。「絶対に引き下がるな」というアドバイスをもらう。さて、どう料理すればいいのか?じっくり作戦を考えよう・・・。 それにしても、こんなことになるとは、私もまだまだ青い・・・(汗)。 ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.01.31
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 以前のブログに書いた「ちょっとした悶着があった社長」に顧問料の値上げをお願いしてみた。結論からいえば、2月からの顧問料値上げ(2倍に増額)要求に即答で応じてくれた。ブログに書いた対応にものすごく感謝しているみたいで、お礼を言われた。 もちろん、値上げ分は多少業務量が増えるが、それほど従業員数の多い会社ではないので、あまり気にならない。顧問料もアップしたので、しばらく様子を見ながら、今後の対応を考えていこうと思う。増額分で、社労士ソフトも買えそうだな(笑)。 さて、母方の親戚が経営する会社が、ある社労士と顧問契約したらしい。聞くと、銀行からの紹介とのことだ。もともと顧問社労士がいたらしいのだが、どうも満足いかなかったらしく、委託替えしたそうだ。 社労士に限らず、銀行と提携している士業者というのは結構いる。うちの親戚も銀行からの紹介で社労士と契約したくらいだから、その営業上の効果は絶大だ。 また、銀行との提携は一種のステータスのようなもので、ある意味、古株社労士の既得権益のようなものだと思っている。きっと新人社労士がその聖域に入り込むのは至難の業だろう。 私は、こういう営業方法にあまり関心はないし、批判するつもりもない。ただ、税理士や社労士との契約に関し、銀行の言いなりになる経営者の主体性のなさには、閉口してしまうときがある。 もちろん、私の親戚を含め、銀行の紹介で士業者と契約する経営者すべてが主体性がないわけではないが、全般的にそんな傾向があるという話だ。 私の体験談を2つご紹介しよう。 人事コンサル会社に入社して間もない頃、ある会社のコンサルに向う先輩に同行したことがある。クライアント会社に到着すると、地元の銀行の次長と名乗る人がいて、社長と融資の打合せをしていた。 細かい話はさっぱり忘れたが、次長が言い放ったある言葉は今でも鮮明に覚えている。その言葉とは・・・ 社長、人事制度の構築なんか辞めてしまいなさい その後、この会社からのコンサルフィーの支払いは滞ったらしい。 もう一つの体験談。生保代理店に同行して、ある会社に営業に行ったときの話だ。役員の方が現れて、「ウチは税務も労務も銀行にお任せしていますから、大丈夫です」と真顔で言い放った。 この言葉には、さすがに「この人アホじゃないのか?」と思った。おそらく、銀行から紹介された士業者と契約することで、税務や労務の面倒を「銀行」に見てもらっているような気になっているのだろう。 確かに、銀行は融資をしてくれる。資金力のない中小零細企業にとってありがたい存在だ。だから、そことのお付き合いは大切にしなきゃいけないという経営者の気持ちも分かる。 しかし、だからと言って、経営全般について銀行の指示を仰ぐ経営者は主体性がないとしか言いようがない。経営者は、何でも銀行の言うことを聞いておけば、うまく行くだろうと考えているかもしれないが、銀行はそういう融資先をなめている。 まぁ、普通に考えれば当たり前だ。例えば、経営上の困難があったとき、経営者のリーダーシップでそれを乗り越えれないような主体性のない会社に銀行は融資するだろうか?おそらく、そんな融資先から、銀行は真っ先に引きあげるだろう。 経営全般について、銀行の言いなりになるような人に危機を乗り越える知恵と判断力はないだろうから・・・。 中小企業の経営者は皆たくましい。尊敬に値するような人が大勢いる。だけど、たまに信じられないくらい主体性がない人がいて驚かされる。もっとも、こういう会社と顧問契約しても何の面白みもなく、そもそもターゲットにもならない。私が銀行との提携に興味がないのは、その辺が理由なんだと思う。 まぁ、もっとも、私のような弱小社労士が、銀行と提携するなんて到底無理なことだろう。零細事務所の負け惜しみとでも思ってくれればそれでいい(笑)。 ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.01.28
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 年末年始のバタバタで、何気に見過ごしていたのだが、アクセス数が10万件を超えた。これもひとえに、ショボイみのっちブログを読みに来てくださる皆さんのおかげである。心より感謝したいと思う。 さて、今日は社労士事務所の作業環境整備について考えてみたいと思う。開業して2年ちょっとが経過したが、手続業務の少ない当事務所でも、最近業務量が増えてきた。そこで、今年中をメドに業務用ソフトの導入を検討している。 業務用ソフトを使わない社労士もいるので、「必ず導入すべきものか」と言われたら、そういうものでもないだろう。しかし、顧問先のデータ管理とか、その他書類作成のことを考えると、業務用ソフトがあった方が、断然便利だ。 さらに言うと、顧問先との連絡をスムーズにするのと、作業効率を高めるためにASPを導入するのも、いいかもしれない。社労士の中には、ASPを導入して、委託解除されにくくしている人もいると聞くが、工夫次第では、確かにそういう戦術もアリだろう。ただし、ASPは月額料金が高いので、今すぐというのは無理だし、必要性も感じていない。 個人的には、就業規則や労使協定などの文書管理DBのような機能がついた社労士ソフトがあれば、欲しくなると思ういが、こういうのはなかなか少ない。強いて言えば、数社のソフトには、これに近い機能がついているが、使い勝手はどうだろうか? 話はそれるが、「モバ就」ならぬ「ユビ就」というインターネットを使った就業規則閲覧システムを開発している社労士もいるみたいだ。私が言っている就業規則DBというのは、これに近いものかもしれない。ただし、残念ながら、このサービスには食指は動かない。 いずれにせよ、購入を急ぐわけじゃないし、優先順位としては、すぐに買うものではないので、ゆっくりと選別して決めたいと思う。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.01.27
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 現在、深夜2時30分を過ぎたところだが、外は雪が降っている。積もっていないから、大丈夫だけど、今から30分以上運転して、家に帰らなきゃいけない(汗)。 さて、今年社労士試験に受かった人のブログを読んでいると、事務指定講習の通信講座が始まったようだ。私は結局、2年の実務経験で開業したので、講習は受けていない。先輩たちの話を聞いていると、講習そのものはあまり面白くないが、同業者との交流が楽しいらしい。 それと同時によく見るのが、社労士開業講座絡みの広告だ。受講料が高いのから、安いのまでマチマチだ。個人的には、何か一つでも受講しておくとよいと思う。富山から都市部のセミナーに頻繁に通うのは難しいが、お金と時間に多少なりとも余裕のある人は受講してみてもよいだろう。 ただし、最近の広告とか見ていると、本当に玉石混合だから、気をつけないとダメだ。だいたい、開業講座ですごいノウハウなんてそう簡単には、教えてはくれない。もちろん、開業直前だから、聞くことはすべて新鮮だし、そのときは満足するかもしれないが、開業してから役立たない知識を仕入れてもどうしようもない。 私の考えからすると、受講料や内容よりも、いろんなキャラの先輩&同期合格の人と出会える講座に参加すればいいと思う。それも開業してからお手本になるような人と出会えれば最高だ。 それから、私がセミナーを受講するときに、「これは受けない」と判断するための目安のようなものがあるので、ご紹介しておこう。ただし、独善的かつ、非常に偏った基準なので、どこまで参考になるか分からないが・・・。まぁ、一応紹介しておこう。1.サラリーマン時代の栄光をやたらとアピールする2.マスコミへの露出を全面的にアピールする3.「顧問先はどのくらいですか」と聞いたら、目が泳ぐ4.大事務所の経営者だ5.営業ツールをプレゼントしまくる 私の場合、1と2は依存心が強そうな感じがするので、パスするようにしている。私の経験上だが、この手の人は、すごそうに見えて、話してみると、実はたいしたことがないというケースがほとんどだった。 次に、3のタイプの人だが、これは明らかに顧問先が少ない人だ(苦笑)。目が泳ぎながら、「30件・・・」とか言ったら、確実に怪しい(笑)。以前、私が受けた講習で開業体験談を語った先輩は「顧問先は2件です」と堂々と答えていたが、こういう人の話の方が、ある意味参考になると感じた。 4は言わずもがなだ。この人のやり方を真似ても、うまくはいかない。 最後に5だが、これは「開業講座の次のステップに誘導している」と考えていいだろう。実は、営業ツールというのは、デザインとか、バリエーションの多さよりも、「どんなタイミングでどんなツールを使うか」が最も重要な点だ。その辺りの戦略がない人が、いくらツールの種類を増やしても高い効果を得られないのは当たり前だと思う。 ただ、この法則に気付かない人は常に新しいツールを追い求めて、「ツールのプレゼント特典あり」のセミナーを受講し続けるのかもしれない。同業者相手のビジネスを手広く展開するような人気のある社労士ほど、次々にツールを発案してくる。観察していると、とても面白いので、興味のある人はやってみるといいかも・・・。 以上が、みのっち4864流開業講座の選び方だ。多分に偏った基準だが、私の戯言ということで、勘弁願いたい(笑)。いずれにせよ、これから開業する皆さんが、開業講座を受講されるのであれば、ご自身の基準で素晴らしい講座と出会えることを願っている。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.01.23
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今日は1日デスクワークと思ったのだが、事務所に訪ねてくる人もあり、つい話こんでしまった(笑)。 さて、本日は2つのお題を取り上げてみたいと思う。ショートショート風に・・・。【社労士事務所の事業承継について】 最近、富山県内でも大手社労士事務所の2代目(3代目)という先生が目立つようになってきた。また、後継ぎのいない社労士は県会とかで目ぼしい若手社労士を見つけ、営業譲渡するという人もいるようだ。 もっとも、私はこういう話を聞いても、あまり羨ましいとは思わない。他の人(たとえ自分の親でも)が、クセを付けた顧問先を引き継ぐことに魅力を感じないからだ。やはり、経営者とガチンコで営業勝負して、相手の意思で選んでもらうというのが、一番楽しい。 これはイバラの道かもしれないが、どうせゼロからスタートした社労士事務所だから、行けるところまで、自分の力で行きたいと思う。 別に、先輩から顧問先を引継ぐことを批判しているのではないが、他県の社労士会とかで、急逝した先生の顧問先を若手がハゲタカみたいに取り合いしたというような話を聞くと、「アンタらもうちょっと頑張れよ」と言いたくなるなぁ(苦笑)。私が死ぬときはどうなっているだろう?思いっきり、顧問先に変なクセをつけて毒を仕込んでおこうかな(汗)。【ビジネスで悪い評判を吸上げることの効用】 いまじんRKIさんのブログで「口コミ営業」という記事を読んで、ハッと思った。結構、いろんなところで「評判」が立っているということを実感したからだ。私の場合は、いい評判が立つほど、実力のある社労士ではないので、心配になるのは悪い評判が立っていないかということだ(笑)。富山のような田舎では、悪い評判が立つと、結構広まるのが早い。ビジネス上に、プラスに働くことはあまり考えられないから、できるだけ悪い評判は立たないようにコントロールすることが重要だ。 それでも、商売だから、悪い評判が立つリスクというのは、ある程度覚悟しておかなければならない。問題は、お客さんが不満を感じたときに、その声を吸い上げるシステムを構築できるかどうかだと思う。 そこで、試そうと思っているのは、顧客へのアンケート調査だ。事務所ニュースと同封で送付し、先方さんの気が向いたら、記入してFAX送信してもらう。返信してこなくても、それはそれでいい。逆に、返送してくださった方には、何か見返りも必要だろう。 ただ、これは「良い評判」を聞くために行うのではない。これでもかというくらい私に不満を感じている人の声を聞くために実施するのだ。人間というのは、一人で仕事をしていると、どんどん不遜になる。私はそれを防止するために、お客様の厳しい声をあえて集めたいと思っている。これは本当に財産で、自分の行動を改める良いきっかけになる。 いつも自分を目覚めさせてくれるのは、成功体験やお客さんの良い評判ではなく、失敗と厳しい評価だということを忘れないようにするためのアンケートだ。ちょっと、怖い気もするが、ある意味スリリングで楽しい・・・(苦笑)。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.01.22
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 今日の午前中はデスクワーク。就業規則のクライアントに提供させていただいている「就業規則ハンドブック」を大幅に改定する作業を行っていた。 今の世の中を見ていると、「労使の信頼関係」はズタズタになっているように思う。労使間に厚い信頼関係が構築されていなければ、企業の業績向上はない。 社員が経営者を軽蔑しているような会社は成長しない。逆に、経営者が社員を蔑むような会社も成長しない。もし、労使の信頼関係がない会社が成長しているように見えたとすれば、それは、経営者がずば抜けた能力を持っているか、社員が我慢して働いているかの二つに一つだ。決して、「組織」として成長しいているわけではないのだ。 そこで、私は「労使の信頼関係の再構築」というのを今年のテーマにしている。組織内の風通しをよくし、出来る限り経営の透明性を高めるのが、信頼関係を取り戻すための第一歩だ。そのためのツールが就業規則ハンドブックということになる。 ある程度の形ができ、顧問先で近日中に導入予定だ。細かい内容を調整し終えたら、ダメもとでニュースリリースをしてみようと思う。田舎じゃ話題づくりが大切だからね。 さて、午後からは顧問先と一緒にハローワークへ行き、「中小企業緊急雇用安定助成金」の打合せをしに行った。端から、積極的に受注したいと思う助成金ではないが、詳しい話を聞けば聞くほど、受けたくなくなるね(笑)。これを2つ、3つ抱えてしまうと、大変だ。今日一緒に話を聞きに行った顧問先は、自社で申請するようなので、安心はしているが・・・。 そして、夜は知り合いの社長が主催するセミナーに参加。社長が立ち上げる新事業についての説明だったのだが、私の知る限り県内トップクラスの優秀な若手社長だけあって、事業計画がビューティフルだった。 で、セミナーの休憩時間での出来事。社長から突然顧問契約の打診を受ける。どうやら、今契約している顧問社労士にちょっと不満があるようで、鞍替えしたいとのこと。まぁ、たまたま私を知っているからという感じで声をかけてくださったのだろうが、本当にありがたいものだ。 社長が言うには、「手続きだけで相談に乗ってくれない」「ウチの会社がどんな事業をやっているか分かっていない」「全然来てくれない」という3点が不満なようだ。 顧問契約につながるかどうか、今後の展開次第だが、それでもこの話はとても示唆に富んでいる。 まず、何故社長は今の顧問社労士にこんな不満を持つようになったのだろうかを考えた。 私が思うに、原因は「コミュニケーション不足」以外の何ものでもないな。 コミュニケーションというのは、何も足繁く相手の会社に通って、用もないのに相手の望まない提案をすることではない。 また、こちらから情報を発信することがコミュニケーションだと思っている社労士も多い。まぁ、情報すら発信しない社労士よりはましだろうが、私は本当のコミュニケーションは相手の話を聞くことだと思っている。 つまり、件の社長が感じている不満を一言で要約すると「俺の話を聞いてくれない」ということだと思う。 顧問先に毎月送る事務所ニュースは、「私はあなたのことを忘れていませんよ」というメッセージであり、「用があったら、いつでもお話聞きまっせ」という意思表示と考えるのが正解かもしれない。 コーチングに「傾聴」という言葉があるが、同じアドバイスをするにしても、相手の話をよく聞いてアドバイスするのと、上から目線でアドバイスするのでは、全く受け取られ方が違う。社労士の顧問契約も、相手の話を聞くことがその仕事の80%なんだなぁということを社長から教えてもらったような気がする。 まだまだ、私にも不足している部分なので、今回の社長の言葉を参考に顧問先とのコミュニケーションをどうやって密にしていくかを考えていきたい。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.01.21
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こんばんは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 先ほど1度書き上げたブログが飛んでしまった。テンションが下がったが、気を取り直して書き直し(笑)。 とはいえ、今日は災難の多い1日だった。ブログが飛んだり、仕事上のしょぼいミスが発覚したり、首を寝違えたり・・・(苦笑)。まぁ、こんな日もあると割り切るしかないが、仕事でのミスはプロとしてはやはり恥ずかしい。客先に合わす顔がない。明日、先方にお邪魔し、謝罪の上、対処法等の説明に行くことになった。一人でやっているのだから、自分のケツ拭きは誰もしてくれないし、ミスはすべて自分に返ってくる。同じ失敗を2度と起こさないよう、気合を入れ直さなければ・・・。 さて、話はガラッと変わるが、ミネちゃん1962さんがご自身のブログで「厚生労働省が企業年金連合会、商工会議所、経団連、生保協会、信託協会とタイアップして、適格退職年金の企業年金への移行支援本部を立ち上げた」というネタを取り上げていた。 適格年金の実施企業は全国にまだ3万社ほどあると言われている。我が地元富山県にも、おそらく最低でも300社ほどは残っていると推測する。 もちろん、未着手の企業全部からコンサルを受注するわけにもいかないので、私の場合は従業員数30名以上200名未満の企業を中心に細々とコンサルをやっている。個人的には、残り3年で北陸地区を中心に20社ほどの移行サポートができれば、万々歳だと思っている。 とは言え、特別なことをやるのではない。適格年金の本質は退職金規程の問題という基本的な信念は変わらない。言い換えれば、退職金を払うことが目的であって、「適格年金」は目的達成のための手段でしかない。 適格年金コンサルは、「適格年金仕様」の退職年金規程を一旦解体し、それぞれの企業の現在の人事戦略に合ったものに作り替えることが主な仕事だ。 適格年金の移行先についても、現時点でこれが100%お勧めというものは一つもない。したがって、自社の退職金規程にマッチするものを選ぶしかないのだ。もちろん、それぞれの移行先について、メリット・デメリットをしっかり説明しておく必要はある。 それと、もうひとつDCやDBに移行する場合は、数社の比較をしてみることも重要だ。なお、これは生命保険商品を退職金のファンドとして使うときも同じことが言えると思う。 かく言う私も、まだまだ確たるコンサルスタイルは確立できていない。残り3年でいろいろ試行錯誤しながら、1社でも多くの企業のお役に立てればと思っている。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.01.19
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こんにちは。富山県の社労士&わくわくワークプレゼンターのみのっちです。 労働保険料徴収法が改正され、今年から年度更新と算定届の提出期限が同じ日になるらしい。ただ、一般にはまだまだ周知が不十分だ。 労働保険料徴収法の第15条は以下のように変更になるらしい。 事業主は、保険年度ごとに、次に掲げる労働保険料を、その労働保険料の額その他厚生労働省令で定める事項を記載した申告書に添えて、その保険年度の6月1日から40日以内に納付しなければならない。 法律条文的には、これまで「保険年度の初日(=4月1日)から50日以内」になっていた部分を「保険年度の6月1日から40日以内」 と書き換えただけだが、実務をする人にとっては、大違いだ。 それともう一つ特筆しておくべきは、3期延納の場合の労働保険料納期限が変更になるということ。 【個別事業所】 1.初回の納期限・・・(旧)5月20日→(新)7月10日 2.2回目の納期限・・・(旧)8月31日→(新)10月31日 3.3回目の納期限・・・(旧)11月30日→(新)翌年1月31日 【事務組合に委託している事業所】 1.初回の納期限・・・(旧)5月20日→(新)7月10日 2.2回目の納期限・・・(旧)9月14日→(新)11月14日 3.3回目の納期限・・・(旧)12月14日→(新)翌年2月14日 今回の改正では、事務組合の保険料徴収の年間スケジュールが大幅に変わるだろう。まぁ、うちは事務組合なんてやっていないし、やる気も更々ないから、関係ないけど・・・。 たぶん、事務組合向けには、すでに説明会が開催されている(?)かもしれないが、今のところ、一般向けには、厚生労働省からこんな紙切れが一枚発行されているだけのようだ。まぁ、そのうち細かいこともアナウンスされるだろうが、混乱がないことだけを祈ろう(苦笑)。 さて、話が変わるが、顧問先から中小企業緊急雇用安定助成金について聞かれることが多くなってきた。朝のニュースや情報番組なんかでも報道されており、出勤前にテレビを見た社長が問合せをしてくるというパターンが多い。 休業(又は時間短縮)を実施する2週間前になんたら計画書というのを出さなきゃダメと聞いただけで、申請代行をする気力が失せるが、顧問先からの問合せだから、断るわけにはいかない。そこで、私の場合、まずは顧問先の担当の方といっしょにハローワークにいくところからスタートしている。その上で、どうしても私に依頼したいという場合は、お受けするようにしている。 ただ、「雇用調整」というのは、従業員のモチベーション低下などのリスクも伴うから慎重にやらないとダメだろう。つまり、助成金目当てに、休業や時間短縮を行い、賃金カットするというのは、本末転倒である。 幸い私の関与先では、「何とか雇用を継続したい」とか、「勤務時間短縮をしても賃金カットはしたくない」という想いがはじめにあって、その手段として助成金を使うというカタチの相談が多いのでホッとしている。 とかく、資金繰りが苦しい中で「助成金」と聞くと、飛びついてくる人もいる。気持ちは分からなくもないが、やはりまずは雇用の継続や適正な人員配置を考えてから、助成金に手を出して欲しいと思う。もちろん、「待ったなし!!」でキレイごとを言っていられない企業(もちろんスポット先はお断り!!)に関しては、即対応が原則だろうが・・・。ミノワ社会保険労務士事務所HP よろしければどうぞ
2009.01.16
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