アメリカのヒーローもの映画にはアメコミを原作とするものが結構多いですね。
この映画の背景には、宗教色が色濃く描かれており、キリスト教を信仰してない大部分の日本人には、ま、そういうものなのねっと無理矢理理解するしかないのですが(笑)
特にカトリック信者は、自殺してはいけないのです。そして、自殺したものの行き先は地獄。
そして、最近の宗教色が強く出ている映画の魔物を退治する方法としては、常に銃弾よりもなによりも 「聖水」が最大の効力を発揮します。
去年、そういえば「ヴァン・ヘルスィング」でも吸血鬼退治に「聖水」を使ってましたね。
そして最もこの映画のストーリーで重要な役割を持っているのが、「ロンギヌスの槍」
これは、ゴルゴダの丘でキリストを処刑する際に使われた槍です。 その槍でキリストを刺した兵士の名前がロンギヌス、聖書を読んだ事がある方はご存じですよね。
キアヌ・リーブス演じる、ジョン・コンスタンティンは、この世のものでないものが人間界に入り込んでいるのものつまり 「ハーフ・ブリード」と言う生き物が見えてしまう特殊な能力の持ち主であるがゆえに、彼は誰にも理解してもらえない能力に絶望し、自殺をしてしまうのです。そして地獄の底へ送られ、想像を絶する“もう1つの現実”を見せつけられた、ほんの2分の間にまた生き返らされるのです。しかし、15歳から一日30本のヘビースモーカー。末期の肺ガン余命1年と診断され、自分の運命の行き先を知っている彼は、自分の能力を生かして、悪魔払いをして地獄に送り返していくという方法で天国への切符を手に入れようとひたすら努力するのですが、そんな身勝手な努力が神に簡単に認められるはずもないのですが・・・
すでにご覧になった方の前評判では、わけがわからない、などの酷評が多かったですが、私は普通に楽しめました。
「ヴァン・ヘルスィング」よりはずっとおもしろかったですよ。
レイチェル・ワイズの横顔が、特に眉から鼻までのあたりが、金城武にクリソツ・・・って思ったのはわたしだけ?(笑)
ティルダ・スウィントン演じるガブリエルは結局何をしようとしてたのだろうかと、ちょっとストーリー内の関わり方がわかりにくかったですが、ルシファーのオ○マキャラが濃くてわらっちゃった(笑)
~おしまい~
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